JPH10236520A - 扉の養生シート - Google Patents

扉の養生シート

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Publication number
JPH10236520A
JPH10236520A JP4623297A JP4623297A JPH10236520A JP H10236520 A JPH10236520 A JP H10236520A JP 4623297 A JP4623297 A JP 4623297A JP 4623297 A JP4623297 A JP 4623297A JP H10236520 A JPH10236520 A JP H10236520A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
cover
band
knob
protector
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4623297A
Other languages
English (en)
Inventor
Kichiya Maekawa
喜知也 前川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
CHIYODA KOMPO KOGYO KK
Original Assignee
CHIYODA KOMPO KOGYO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by CHIYODA KOMPO KOGYO KK filed Critical CHIYODA KOMPO KOGYO KK
Priority to JP4623297A priority Critical patent/JPH10236520A/ja
Publication of JPH10236520A publication Critical patent/JPH10236520A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
  • Wrappers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 引越の荷物の衝突による荷物,扉双方の破損
を防止する。 【解決手段】 カバー1と、プロテクタ2と、バンド3
とを有している。カバー1は開かれた扉9の両面を覆う
ものであり、プロテクタ2は、扉9のノブ12の上面に
あてがう硬質のシートである。バンド3は、カバー吊下
用バンド3bと、カバー抑え用バンド3aであり、カバ
ー吊下用バンド3bによってカバー1を扉9から吊下
げ、カバー抑え用バンド3aで抑えて扉9に定着させ
る。ノブ12を含む一定領域がプロテクタ2で覆われて
平面をなし、ノブ12と扉9間の急激な段差部分に荷物
が衝突することはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、引越などの際に、
建物の出入口の扉又は搬出入される荷物を衝突による破
損から保護する扉の養生シートに関する。
【0002】
【従来の技術】引越の際の荷物は、殆どの場合、建物又
は室の出入口を通して搬出入される。出入口の扉が障子
や雨戸などの引戸の場合には、これを鴨居,敷居から取
り外して扉とは無関係に荷物の出し入れをすることがで
きるが、蝶番を用いた開き戸は、簡単に取り外せないこ
とが多い。
【0003】また、開き戸は、建物の壁,間仕切りなど
に制約されて90°以上の回転角度で出入口を開放でき
ない場合がある。このような扉は、荷物の搬出入の妨げ
となり、また、扉面に突出する開閉操作用のノブに荷物
がぶつかりやすく、ノブに荷物がぶつかると、荷物を破
損させることにもなるため、荷物の搬出入には細心の注
意を必要とする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】もっとも、テープを用
いて扉面にシートを貼付けて扉面を保護し、ノブをクッ
ション材で覆うことによって荷物がノブにぶつかったと
きの衝撃を和らげることはできるが、ノブが扉面から突
出しているかぎり、扉面とノブとの間に形成される段差
の部分への荷物の衝突の危険を避けることができない。
【0005】また、引越の作業を委託された業者が荷物
の搬出入を行う場合に、誤って荷物をぶつけて扉を損傷
させたときには損害賠償の問題が発生することになるた
め、扉、特に開き戸に対する保護対策は、十分にしかも
作業能率の問題からは迅速に行わなければならない。
【0006】本発明の目的は、開き戸の扉面、特にノブ
に荷物が衝突しても、双方に損傷を生じさせない扉の養
生シートを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明による扉の養生シートにおいては、カバー
と、プロテクタと、バンドとを有する扉の養生シートで
あって、カバーは、扉の両面に跨り、ノブを含む扉の表
面を覆う柔軟性を有するシートであり、プロテクタは、
ノブの外面にあてがう硬質のシートであり、可撓性を有
し、ノブの大きさよりも十分に大きく、カバーの定位置
に取付けられ、バンドは、扉の表面にカバーを保持させ
るものである。
【0008】またカバーは、2つ折に折返された両片間
に扉を挾み込み、プロテクタは、カバーの折返線を挾ん
でその両側に設けられたものである。
【0009】またカバーは、発泡体層とその両面を覆う
表面層とのラミネートシートであり、クッション性を有
するものである。
【0010】またプロテクタは、カバーに内装されたも
のである。
【0011】またバンドは、カバー吊下用バンドとカバ
ー抑え用バンドであり、カバー吊下用バンドは、扉の両
面を覆うカバーを、扉の上縁から吊下げるものであり、
カバー抑え用バンドは、扉の両面を覆うカバーを抑えて
扉に定着させるものである。
【0012】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図に
よって説明する。図1,2において、本発明による扉の
養生シートは、カバー1と、プロテクタ2と、バンド3
との組合せからなっている。カバー1は、柔軟性を有す
る方形のシートであり、2つ折りにして扉の両面に跨が
らせ、2つ折りに折返された各片がノブを含む扉の表面
の一定領域を覆う大きさを有するものである。
【0013】図3にカバーの構造を示す。この実施形態
において、カバー1は、発泡体マット(発泡ポリエチレ
ンマット,厚さ8mm)4の両面に表面層5としてナイ
ロン生地を積層したシートであり、表面は滑らかでクッ
ション性を有している。プロテクタ2は、扉のノブの外
面にあてがう可撓性の硬質シートであり、ノブの大きさ
に比して十分に大きな面積を有している。プロテクタ2
は、カバー1の折返線6を挾んでその両片1a,1bの
一定領域に取付けられるが、この実施形態においては、
図3に示すように発泡体マット4の面上にプロテクタ2
を重ねて固定し、その表面を表面層5としてのナイロン
生地で覆っている。プロテクタ2には、厚さ1〜2mm
のポリプロピレン発泡体シートを用いている。
【0014】バンド3は、カバー抑え用バンド3aと、
カバー吊下用バンド3bとからなり、カバー抑え用バン
ド3aは、図1に示すようにカバー1の横方向に上下2
本平行に配列してその一部をカバー1に取付けたもので
あり、全長はカバー1の横幅よりも長く、両端には脱着
可能に結合する止具7aと掛具7bを有し、その長さは
調整可能である。カバー吊下用バンド3b,3b1は対
をなし、2つ折りにされたカバー1の各片1a,1bの
上縁に取付けられて各片の上縁間を結ぶものであり、対
をなすカバー吊下用バンド3b及び3b1にはカバー抑
え用バンド3aと同じ止具8aと掛具8bを有し、長さ
の調整が可能である。
【0015】本発明による養生シートを使用するときに
は、図2に示すように、カバー2を2つ折りにし、掛具
8bを止具8aに引掛けて対をなすカバー吊下用バンド
3bと3b1を連結し、図4に示すように開け放たれた
開き戸の扉9の上縁にカバー吊下用バンド3bを引掛け
て扉9の両面をカバー1で覆い、さらにカバー1の表面
をカバー抑え用バンド3aで抑えるとともにその一端
を、蝶番10の部分に形成される扉9と壁11との間の
隙間を通して他端側に導き、掛具7bを止具7aに引掛
けてバンドの両端を緊締する。このとき、プロテクタ2
は、図5のように扉9の両面が同じ位置に突出するノブ
12の表面を同時に抑えていなければならない。プロテ
クタ2がノブ12の位置から外れるようであれば、ノブ
12がプロテクタ2の範囲に完全に収まるように吊下用
バンド3bの長さを調整する。
【0016】開放された出入口より搬出入される荷物の
一部が扉9、特にノブ12の部分に衝突しても、扉9の
表面とノブ12の突出高さ間の急激な段差は、図5のよ
うにプロテクタ2に覆われているため、荷物がノブ12
の部分に衝突しても、プロテクタ2の面に沿って滑り、
荷物がノブ12から衝撃を受けることがない。したがっ
て、荷物,ノブともに破損は免れる。ノブ以外では、殆
どの場合に荷物が衝突するのは扉の角の部分であるが、
扉の開放端面は、扉の両面に跨るカバーで覆われている
ため、扉と荷物との直接の接触は避けられる。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、カバーを
2つ折りにして対応する上縁の吊下げ用バンドを結合
し、これを開放した開き戸の扉に被せてカバーを扉に吊
下げ、次いでカバー抑え用バンドをカバーの外面に沿わ
せて緊締することによって、カバーを扉に定着でき、ま
た、プロテクタは、ノブを覆って平坦面を形成するの
で、扉とノブ間の急激な段差に荷物がぶつかることがな
く、扉及び出入口を搬出入される荷物の破損を未然に防
止できる。
【0018】なお、扉の種類によっては、ノブの位置、
特にノブの高さが異なる場合があるが、ノブの高さの違
いは、カバー吊下用バンドの長さの調整によって簡単に
応ずることができる。本発明の扉の養生シートは扉への
取付け,取外しが簡単であり、業務用の扉養生シートと
して好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による扉の養生シートの展開図である。
【図2】本発明の扉の養生シートの使用状態を示す図で
ある。
【図3】カバーの断面拡大図である。
【図4】養生シートを扉に取付けた状態を示す図であ
る。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 カバー 2 プロテクタ 3 バンド 3a カバー抑え用バンド 3b カバー吊下用バンド 4 発泡体マット 5 表面層 6 折返線 7a,8a 止具 7b,8b 掛具 9 扉 10 蝶番 11 壁 12 ノブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバーと、プロテクタと、バンドとを有
    する扉の養生シートであって、 カバーは、扉の両面に跨り、ノブを含む扉の表面を覆う
    柔軟性を有するシートであり、 プロテクタは、ノブの外面にあてがう硬質のシートであ
    り、可撓性を有し、ノブの大きさよりも十分に大きく、
    カバーの定位置に取付けられ、 バンドは、扉の表面にカバーを保持させるものであるこ
    とを特徴とする扉の養生シート。
  2. 【請求項2】 カバーは、2つ折に折返された両片間に
    扉を挾み込み、 プロテクタは、カバーの折返線を挾んでその両側に設け
    られたものであることを特徴とする請求項1に記載の扉
    の養生シート。
  3. 【請求項3】 カバーは、発泡体層とその両面を覆う表
    面層との積層であり、クッション性を有するものである
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の扉の養生シー
    ト。
  4. 【請求項4】 プロテクタは、カバーに内装されたもの
    であることを特徴とする請求項1,2又は3に記載の扉
    の養生シート。
  5. 【請求項5】 バンドは、カバー吊下用バンドとカバー
    抑え用バンドであり、 カバー吊下用バンドは、扉の両面を覆うカバーを、扉の
    上縁から吊下げるものであり、 カバー抑え用バンドは、扉の両面を覆うカバーを抑えて
    扉に定着させるものであることを特徴とする請求項1に
    記載の扉の養生シート。
JP4623297A 1997-02-28 1997-02-28 扉の養生シート Pending JPH10236520A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4623297A JPH10236520A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 扉の養生シート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4623297A JPH10236520A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 扉の養生シート

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10236520A true JPH10236520A (ja) 1998-09-08

Family

ID=12741381

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4623297A Pending JPH10236520A (ja) 1997-02-28 1997-02-28 扉の養生シート

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JP (1) JPH10236520A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017119526A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 株式会社Lixil ドア用養生具

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017119526A (ja) * 2015-12-28 2017-07-06 株式会社Lixil ドア用養生具

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