JPH10235259A - 液体の供給方法 - Google Patents

液体の供給方法

Info

Publication number
JPH10235259A
JPH10235259A JP10054146A JP5414698A JPH10235259A JP H10235259 A JPH10235259 A JP H10235259A JP 10054146 A JP10054146 A JP 10054146A JP 5414698 A JP5414698 A JP 5414698A JP H10235259 A JPH10235259 A JP H10235259A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hollow body
conduit
stream
component
outlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10054146A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4205200B2 (ja
Inventor
Lennart Vesterlund
ヴェステルルンド レンナルト
Sven-Erik Andersson
アンデルッソン スヴェン−エリク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Akzo Nobel NV
Original Assignee
Akzo Nobel NV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Akzo Nobel NV filed Critical Akzo Nobel NV
Publication of JPH10235259A publication Critical patent/JPH10235259A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4205200B2 publication Critical patent/JP4205200B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B27WORKING OR PRESERVING WOOD OR SIMILAR MATERIAL; NAILING OR STAPLING MACHINES IN GENERAL
    • B27GACCESSORY MACHINES OR APPARATUS FOR WORKING WOOD OR SIMILAR MATERIALS; TOOLS FOR WORKING WOOD OR SIMILAR MATERIALS; SAFETY DEVICES FOR WOOD WORKING MACHINES OR TOOLS
    • B27G11/00Applying adhesives or glue to surfaces of wood to be joined
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05DPROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05D1/00Processes for applying liquids or other fluent materials
    • B05D1/26Processes for applying liquids or other fluent materials performed by applying the liquid or other fluent material from an outlet device in contact with, or almost in contact with, the surface
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05DPROCESSES FOR APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05D1/00Processes for applying liquids or other fluent materials
    • B05D1/34Applying different liquids or other fluent materials simultaneously

Landscapes

  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Wood Science & Technology (AREA)
  • Forests & Forestry (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Nozzles (AREA)
  • Feeding, Discharge, Calcimining, Fusing, And Gas-Generation Devices (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Electrical Discharge Machining, Electrochemical Machining, And Combined Machining (AREA)
  • Jet Pumps And Other Pumps (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 多成分液体熱硬化性樹脂接着系の供給方法、
また、その方法が適用される積層木材または接着剤積層
木材の製造方法、さらに、その製造方法においてその方
法を実施するための装置を提供する。 【解決手段】 第一液体成分を第一流中で流動させ、か
つ第二液体成分を第二流中で流動させ、第二流に第一流
を包囲させる、多成分液体熱硬化性樹脂接着系の供給方
法。出口導管20、21、22を備えた第一ボディ1
0、第一ボディの出口導管と同じ多数の出口孔40、4
1、42を有する第二ボディ30を含み、夫々の導管が
一つの孔に導入される、前記方法を実施するための装
置。前記方法に従って多成分液体熱硬化性樹脂接着系を
供給するための前記装置の使用(そのために、第二ボデ
ィシェル中の孔が出口ノズルを有する外に突き出ている
出口導管とフィットされ、同じ孔に導入された夫々の導
管が同じ孔にフィットされた導管のノズルを越えて延び
る)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は多成分液体熱硬化性
樹脂接着系の供給方法に関する。また、本発明はその方
法が適用される積層木材または接着剤積層木材の製造方
法に関する。更にまた、本発明は特に前記製造方法にお
いてその方法を実施するための装置に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】積層木
材及び接着剤積層木材の製造は、多成分熱硬化性樹脂接
着系、例えば、尿素−ホルムアルデヒド樹脂、メラミン
−ホルムアルデヒド樹脂、フェノール−ホルムアルデヒ
ド樹脂、フェノール−レゾルシノール−ホルムアルデヒ
ド樹脂、イソシアネート樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリ
酢酸ビニル樹脂等をベースとする接着系による2種以上
の木材部材表面の凝集(即ち、一緒の接着)を通常伴
う。このような接着系は少なくとも2種の成分、樹脂成
分及び硬化剤成分をベースとしている。例示接着系にお
いて、硬化剤成分はホルムアルデヒド、有機イソシアネ
ート、またはギ酸のような酸、即ち、不快な臭気または
更には呼吸器刺激を生じるガスの放出物に蒸発すること
が知られている物質をベースとしている。この放出問題
は、その接着系またはその成分が或る種のカーテン被覆
技術により適用される時に特に明らかであり、その被覆
技術では蒸発物質が周囲空気を通って凝集すべき表面の
一つに自由に落下する。その問題は、蒸発成分または放
出蒸気のいずれもがいずれのその他の接着系成分とも反
応しない場合のように、その他の成分と別々に適用され
る場合に特にあからさまである。一方、硬化剤が適用の
前に樹脂成分と混合される場合、適用される接着系の可
使時間がかなり短縮される。通常、このような予備混合
はまた適用装置の洗浄に関する明らかな問題を伴う。何
となれば、硬化された樹脂がその装置のノズルを詰まら
せることがあるからである。勿論、この後者の問題はま
た放出問題を生じる成分を伴わない樹脂−硬化剤系とと
もに存在し得る。
【0003】種々の解決策が上記の問題につき提案され
ていた。予備混合の場合、反応速度だけでなく、蒸発物
質の蒸気圧を低下するために、混合物の冷却が利用され
ていた。これは明らかに技術上複雑な解決策である。そ
の他の場合、提案された解決策は接着系中の蒸発成分の
含量を低下し、または過剰の蒸発成分を吸収し得る添加
剤を用意することに関する。これらの解決策の欠点は、
それらが蒸発成分の部分を目的とする接着剤−硬化反応
から取り出すことを意味し、これが順に長い硬化時間も
しくは硬化された樹脂の劣る接着性、またはこれらの両
方を意味することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題は請求項1に
より特定された本発明により解決される。更に詳しく
は、本発明は多成分液体熱硬化性樹脂接着系の供給方法
に関するものであり、その方法は第一液体成分を第一流
中で流動させ、かつ第二液体成分を第二流中で流動さ
せ、それにより第二流の流れに第一流の流れを実質的に
包囲させることを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本明細書中、“流”という用語は
流だけでなく、ジェットまたは射線(ray) を表す。成分
流の夫々または両方の流れはポンプ輸送されてもよく、
もしくは重力により噴射されてもよく、またはこれらの
組み合わせであってもよい。“包囲する”という用語
は、第二流が第一流を包囲し、包含し、もしくはとじ込
めること、または換言すれば、第二流が第一流に対し周
囲の関係で流れることを意味する。
【0006】多成分液体熱硬化性樹脂接着系の成分の一
つが不快または有害なガス放出物を生じる場合、この成
分は第一液体成分中に含まれることが好適である。第一
液体成分を第二液体成分で包囲することにより、第一液
体成分から放出された蒸気がその後に周囲空気から遮蔽
される。このようにして、高比率の硬化剤を含む樹脂−
硬化剤系を使用することがまた可能である。
【0007】第一液体成分の流は不連続であってもよ
く、または規則的もしくは不規則的な小滴を含んでいて
もよく、それにより部分または液滴が第二液体成分によ
り実質的に完全に包囲されるが、その流は好ましくは連
続であり、即ち、破壊されていないことが好ましく、そ
れにより前記第一流が両方の流の流れ方向に対し横断方
向で第二流により包囲される。
【0008】本方法は尿素−ホルムアルデヒド樹脂接着
系、メラミン−ホルムアルデヒド樹脂接着系、メラミン
−尿素−ホルムアルデヒド樹脂接着系、フェノール樹脂
接着系、フェノール−ホルムアルデヒド樹脂接着系、レ
ゾルシノール−フェノール−ホルムアルデヒド樹脂接着
系、ポリウレタン樹脂接着系、ポリ酢酸ビニル接着系、
エマルション及び分散イソシアネート樹脂接着系、並び
にこれらの接着系の2種以上の種々の組み合わせを含む
群から選ばれた熱硬化性樹脂接着系を供給するのに特に
適している。これらの接着系の硬化剤成分は本発明の第
一液体成分として使用されることが好ましい。
【0009】本明細書中、“硬化剤”という用語は触媒
硬化剤及び反応性硬化剤の両方を表す。樹脂成分は、各
成分が供給装置を出るまで硬化剤成分と接触させられな
いので、可使時間が従来技術(成分が供給装置に入る際
またはその前に予備混合される)と較べて延長される。
結果的に、詰まり問題は非常に少なくなりまたは除かれ
る。
【0010】特に好ましい実施態様において、本方法は
2種以上の木材部材の表面を凝集することによる積層木
材または接着剤積層木材の製造方法に適用される。この
方法において、多成分接着系は硬化剤成分及び樹脂成分
を混合することにより調製され、その後に新たに調製さ
れた接着系が凝集すべき表面の少なくとも一つに適用さ
れ、それにより硬化剤成分が第一流中で適用装置から前
記表面へ流動させられ、樹脂成分が第二流中で流動させ
られ、それにより第二流が第一流だけでなく第二流の流
れの方向に対し横断方向で第一流を実質的に包囲するよ
うにされる。
【0011】本発明はまた本発明の方法に特に適した装
置に関するものであり、その装置は少なくとも一つの出
口導管を備えた第一中空ボディ、第一中空ボディの出口
導管と少なくとも同じ多数の出口孔を有する第二中空ボ
ディを含み、それにより夫々の導管が一つの孔に導入さ
れ、導管と孔の端部の間に空間がある。
【0012】本装置の一実施態様(図面に示されていな
い)は少なくとも一つの出口導管を有する中間中空ボデ
ィを更に含み、それにより第一中空ボディの導管の実質
的に全てが中間中空ボディ中の導管の一つに導入され、
中間中空ボディの夫々の導管は、第一中空ボディ導管が
それ自体に導入されるのと同じ第二中空ボディ中の孔に
導入され、中間中空ボディの導管と第一中空ボディの導
管の間に空間があり、かつ中間中空ボディの導管と前記
孔の端部の間に空間がある。その装置は前記中間ボディ
に相当する方向に配置された追加の中間中空ボディを備
えていてもよく、その上限の数は要求/需要及び経済性
のみにより制限される。
【0013】第一中空ボディは入口ダクトを備えている
ことが好ましく、出口導管は出口ノズルを有することが
好適である。第二中空ボディは入口ダクトを備えている
ことが好ましく、かつ第一中空ボディを囲う内表面及び
外表面を有するシェルを含むことが好適である。前記ノ
ズルは第二中空ボディシェルの内表面または外表面でフ
ラッシ(flushed) されることが好ましく、または前記外
表面を越えて延び、夫々の導管が異なる孔に導入され
る。中間中空ボディ(存在する場合)は入口ダクトを備
えていることが好ましく、かつ出口導管は出口ノズルを
有することが好適である。中間中空ボディは第一中空ボ
ディを囲ってもよく、またそれ自体が第二中空ボディに
より囲われていてもよい。第一中空ボディ、中間中空ボ
ディ、及び第二中空ボディの形状は実質的に管状である
ことが好ましい。
【0014】好ましい実施態様において、第二中空ボデ
ィシェル中の孔の少なくとも一つは出口ノズルを有する
外に突き出ている出口導管とフィットされる。第二中空
ボディのノズルから第二中空ボディのシェルの外面まで
測定された第二中空ボディの導管の実質的に全ての長さ
は第二中空ボディの全断面寸法の約50%未満、特に20%
未満であることが好ましい。
【0015】本装置の一実施態様において、同じ孔に導
入された第一ボディ及び中間ボディの導管のノズルの実
質的に全てが、その同じ孔にフィットされた第二中空ボ
ディ導管のノズルでフラッシされる。この実施態様は、
それが良好な機械的安定性を与える点で有利である。全
てのノズルが互いにフラッシされ、内部ボディ及び中間
ボディの導管が外部で加えられる歪み及び衝撃から保護
される。
【0016】別の実施態様によれば、同じ孔に導入され
た第一ボディ及び中間ボディの導管の少なくとも一つ
が、その同じ孔にフィットされた第二中空ボディ導管の
ノズルを越えて延びる。この実施態様は、樹脂が第二中
空ボディから供給され、硬化剤がその延びている導管を
通って供給され、またはその逆である場合に、その装置
が樹脂−硬化剤系を供給するのに使用される時に、それ
が導管の間の空間の詰まりを減少または阻止するという
改良された可能性を与える点で有利である。詰まりが現
れる場合、それは前記空間中ではなく、延びている導管
のノズルにてであろう。このような詰まりは空間中の詰
まりよりも明らかに注意し易い。延びている導管の表面
はまた第二液体成分(即ち、第二中空ボディ導管のノズ
ルから出る成分)により濡らされないように処理されて
もよい。こうして、前記表面は、第二液体成分が水性で
ある場合、例えば、或る種の疎水性被覆物により疎水性
にされてもよい。このようにして、延びている導管のノ
ズルにおける詰まりのリスクがまた減少されるであろ
う。
【0017】更に別の実施態様によれば、第一中空ボデ
ィまたは中間中空ボディ(存在する場合)の少なくとも
一つの導管が第二中空ボディシェルの外表面を越えて延
び、それにより第一中空ボディまたは中間中空ボディの
導管が、第二中空ボディ導管ノズルと第二中空ボディシ
ェルの内表面の間に延びる導管の部分中に配置されたそ
の導管の長さ方向の軸に対し実質的に横の開口部を含
む。この実施態様は、或る予備混合が必要である場合に
有利である。何となれば、その不在は、例えば、エマル
ションポリマーイソシアネート(EPI) またはポリ酢酸ビ
ニル(PVAc)接着系を適用する時に許容できない程長い硬
化時間をもたらすからである。この実施態様において、
横の開口部は同時流動する樹脂流及び硬化剤流中の或る
種の乱流を生じ、またはそれに寄与する。
【0018】本発明はまた本発明の装置の使用に関する
ものであり、この場合、第一液体成分を第一流中で流動
させ、かつ第二液体成分を第二流中で流動させ、第二流
に第一流を実質的に包囲させる方法により多成分液体熱
硬化性樹脂接着系を供給するために、第二中空ボディシ
ェル中の孔の少なくとも一つが出口ノズルを有する外に
突き出している出口導管とフィットされ、第二中空ボデ
ィのノズルから第二中空ボディのシェルの外面まで測定
された第二中空ボディの実質的に全ての導管の長さが第
二中空ボディの全断面寸法の約50%未満であり、かつ
同じ孔に導入された導管の少なくとも一つが同じ孔にフ
ィットされた導管のノズルを越えて延びる。
【0019】本発明が実施例により、また添付図面を参
考として以下に更に詳しく説明され、図1は三つの出口
導管20、21、22を備えた第一中空ボディ10、第
一中空ボディの出口導管と同じ多数の出口孔40、4
1、42を有する第二中空ボディ30を含む本発明の装
置の実施態様を示す。夫々の導管は一つの孔に導入さ
れ、その導管と孔の端部60、61、62の間に空間5
0、51、52がある。第一中空ボディ10は入口ダク
ト70を備えており、また出口導管20、21は出口ノ
ズルを有する。第二中空ボディ30は入口ダクト90を
備えており、かつ一つの内表面110及び一つの外表面
120を有するシェル100を含み、かつ第一中空ボデ
ィを囲む。ノズル80、81は前記外表面120を越え
て延び、また夫々の導管20、21、22が異なる孔4
0、41、42に導入される。第一中空ボディだけでな
く、第二中空ボディの両方が管状形態を有する。第二中
空ボディシェル中の全ての孔が出口ノズル140、14
1、142を有する外に突き出ている出口導管130、
131、132とフィットされる。導管20のノズル8
0が導管130のノズル140でフラッシされ、その導
管130は孔40、即ち、導管20が導入される同じ孔
にフィットされる。導管21のノズル81は導管131
のノズル141を越えて延び、その導管131は孔4
1、即ち、導管21が導入される同じ孔にフィットされ
る。導管22は導管22及び130の長さ方向の軸に対
し実質的に横である開口部150を含み、その開口部は
ノズル142とシェル内表面110の間に延びる導管2
2の一部中に配置される。
【0020】比較例1: 通常の技術に従って、レゾル
シノール−フェノール混合物100 重量部及びホルムアル
デヒド40重量%を含むホルムアルデヒド水溶液20重量部
を攪拌することによりレゾルシノール−フェノール−ホ
ルムアルデヒド接着系を調製した。前記攪拌後に、接着
剤を400g/m2の量で表面に適用した。ジニトロフェニル
ヒドラジンで含浸されたフィルターを通して空気を吸引
し、フィルターをアセトニトリルで滲出し、次いでHCHO
の含量に関してHPLCにより抽出物を分析することによ
り、前記表面上のホルムアルデヒド濃度を分析した。分
析された空気の体積は28.42 リットルであり、これが0.
98リットル/分の流量でフィルターを通過した。分析の
結果を下記の表に示す。
【0021】比較例2: 比較例1と同じ方法で同じレ
シピに従ってレゾルシノール−フェノール−ホルムアル
デヒド接着系を調製した。接着剤を400g/m2の量で表面
に適用した。ジニトロフェニルヒドラジンで含浸された
フィルターを通して空気を吸引し、フィルターをアセト
ニトリルで滲出し、次いでHCHOの含量に関してHPLCによ
り抽出物を分析することにより、前記表面上のホルムア
ルデヒド濃度を分析した。分析された空気の体積は14.7
9 リットルであり、これが0.51リットル/分の流量でフ
ィルターを通過した。分析の結果を下記の表に示す。
【0022】実施例1: フラッシされたノズル(図1
中の導管20及び130の夫々のノズル80及び140
に相当する)を有する導管を備えた本発明の装置を使用
し、比較例1と同じ成分レシピを使用して、レゾルシノ
ール−フェノール−ホルムアルデヒド接着系を調製し
た。接着剤を400g/m2の量で表面に適用した。ジニトロ
フェニルヒドラジンで含浸されたフィルターを通して空
気を吸引し、フィルターをアセトニトリルで滲出し、次
いでHCHOの含量に関してHPLCにより抽出物を分析するこ
とにより、前記表面上のホルムアルデヒド濃度を分析し
た。分析された空気の体積は28.42 リットルであり、こ
れが0.98リットル/分の流量でフィルターを通過した。
分析の結果を下記の表に示す。
【0023】実施例2: 実施例1と同じ方法で、同じ
種類の装置及び同じ量の成分を使用してレゾルシノール
−フェノール−ホルムアルデヒド接着系を調製した。接
着剤を400g/m2の量で表面に適用した。ジニトロフェニ
ルヒドラジンで含浸されたフィルターを通して空気を吸
引し、フィルターをアセトニトリルで滲出し、次いでHC
HOの含量に関してHPLCにより抽出物を分析することによ
り、前記表面上のホルムアルデヒド濃度を分析した。分
析された空気の体積は14.79 リットルであり、これが0.
51リットル/分の流量でフィルターを通過した。分析の
結果を下記の表に示す。
【0024】
【表1】 上記の表中に示された結果から明らかなように、本発明
はホルムアルデヒド放出に関して最も顕著な効果を有す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の装置の実施態様を示す。
【符号の説明】
10:第一中空ボディ、20、21、22:出口導管、
30:第二中空ボディ、40、41、42:出口孔、5
0、51、52:空間、60、61、62:孔の端部、
70:入口ダクト、80、81、140、141、14
2:出口ノズル、90:入口ダクト、100:シェル、
110:内表面、120:外表面、130、131、1
32:外に突き出ている出口導管、150:開口部。

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第一液体成分を第一流中で流動させ、か
    つ第二液体成分を第二流中で流動させ、第二流に第一流
    を実質的に包囲させることを特徴とする多成分液体熱硬
    化性樹脂接着系の供給方法。
  2. 【請求項2】 第二流に流れ方向に対し横断方向に第一
    流を実質的に包囲させることを特徴とする請求項1に記
    載の方法。
  3. 【請求項3】 第一液体成分が硬化剤を含むことを特徴
    とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 多成分液体熱硬化性樹脂接着系が尿素−
    ホルムアルデヒド樹脂接着系、メラミン−ホルムアルデ
    ヒド樹脂接着系、メラミン−尿素−ホルムアルデヒド樹
    脂接着系、フェノール樹脂接着系、フェノール−ホルム
    アルデヒド樹脂接着系、レゾルシノール−フェノール−
    ホルムアルデヒド樹脂接着系、ポリウレタン樹脂接着
    系、ポリ酢酸ビニル接着系、エマルションまたは分散イ
    ソシアネート樹脂接着系、またはこれらの接着系の2種
    以上の組み合わせであることを特徴とする請求項1ない
    し3のいずれかに記載の方法。
  5. 【請求項5】 多成分液体熱硬化性樹脂接着系がエマル
    ションポリイソシアネート樹脂接着系であることを特徴
    とする請求項1ないし4のいずれかに記載の方法。
  6. 【請求項6】 2種以上の木材部材の表面を凝集させる
    ことによる積層木材または接着剤積層木材の製造方法
    (その方法では多成分液体熱硬化性樹脂接着系が硬化剤
    成分と樹脂成分を混合することにより調製され、その後
    に新たに調製された接着剤が凝集すべき表面の少なくと
    も一つに適用される)であって、硬化剤成分を適用装置
    から前記表面まで第一流中で流動させ、かつ樹脂成分を
    第二流中で流動させ、それにより第二流に第一流だけで
    なく第二流の流れの方向に対し横断方向に第一流を実質
    的に包囲させることを特徴とする積層木材または接着剤
    積層木材の製造方法。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし5のいずれかに記載の方
    法または請求項6に記載の方法を実施するための装置で
    あって、その装置が少なくとも一つの出口導管20、2
    1、22を備えた第一中空ボディ10、第一中空ボディ
    の出口導管と少なくとも同じ多数の出口孔40、41、
    42を有する第二中空ボディ30を含み、それにより夫
    々の導管が一つの孔に導入され、導管と孔の端部60、
    61、62の間に空間50、51、52があることを特
    徴とする装置。
  8. 【請求項8】 第一中空ボディ10が入口ダクト70を
    備えており、出口導管20、21が出口ノズル80、8
    1を有し、第二中空ボディ30が入口ダクト90を備え
    ており、一つの内表面110及び一つの外表面120を
    有するシェル100を含み、かつ第一中空ボディを包囲
    し、それによりノズルが第二中空ボディシェルの内表面
    または外表面でフラッシされ、または前記外表面を越え
    て延び、夫々の導管が異なる孔に導入されることを特徴
    とする請求項7に記載の装置。
  9. 【請求項9】 第一中空ボディ及び/または第二中空ボ
    ディが管状形態を有することを特徴とする請求項7に記
    載の装置。
  10. 【請求項10】 第二中空ボディシェル中の孔の少なく
    とも一つが出口ノズル140、141、142を有する
    外に突き出ている出口導管130、131、132とフ
    ィットされることを特徴とする請求項7に記載の装置。
  11. 【請求項11】 第二中空ボディのノズルから第二中空
    ボディのシェルの外面まで測定された第二中空ボディの
    導管の実質的に全ての長さが第二中空ボディの全断面寸
    法の約50%未満であることを特徴とする請求項7に記載
    の装置。
  12. 【請求項12】 同じ孔に導入された導管のノズルの実
    質的に全てが同じ孔にフィットされた導管のノズルでフ
    ラッシされることを特徴とする請求項10に記載の装
    置。
  13. 【請求項13】 同じ孔に導入された導管の少なくとも
    一つが同じ孔にフィットされた導管のノズルを越えて延
    びることを特徴とする請求項10に記載の装置。
  14. 【請求項14】 第一中空ボディの少なくとも一つの導
    管が第二中空ボディシェルの外表面を越えて延び、それ
    により第一中空ボディの導管が第二中空ボディの導管ノ
    ズルと第二中空ボディシェルの内表面の間に延びる導管
    の部分中に配置されたその導管の長さ方向の軸に対し実
    質的に横の開口部150を含むことを特徴とする請求項
    10に記載の装置。
  15. 【請求項15】 請求項1に記載の多成分液体熱硬化性
    樹脂接着系を供給するための、その同じ孔にフィットさ
    れた導管のノズルを越えて延びる同じ孔に導入された導
    管の少なくとも一つを有する請求項11に記載の装置の
    使用。
JP05414698A 1997-02-21 1998-02-20 多成分液体熱硬化性樹脂接着系を供給するための装置及び方法 Expired - Fee Related JP4205200B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP97850029A EP0860251A1 (en) 1997-02-21 1997-02-21 A method for supplying a fluid
EP97850029.6 1997-02-21

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10235259A true JPH10235259A (ja) 1998-09-08
JP4205200B2 JP4205200B2 (ja) 2009-01-07

Family

ID=8230952

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP05414698A Expired - Fee Related JP4205200B2 (ja) 1997-02-21 1998-02-20 多成分液体熱硬化性樹脂接着系を供給するための装置及び方法

Country Status (13)

Country Link
EP (2) EP0860251A1 (ja)
JP (1) JP4205200B2 (ja)
CN (1) CN1074975C (ja)
AT (1) ATE227627T1 (ja)
DE (1) DE69809311T2 (ja)
DK (1) DK0860252T3 (ja)
ES (1) ES2184194T3 (ja)
ID (1) ID19943A (ja)
MY (1) MY117879A (ja)
NZ (1) NZ329772A (ja)
PT (1) PT860252E (ja)
SI (1) SI0860252T1 (ja)
ZA (1) ZA981285B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000167446A (ja) * 1998-12-09 2000-06-20 Kansai Paint Co Ltd 塗装ヘッド

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008080355A1 (en) * 2006-12-28 2008-07-10 Accelergy Shanghai R & D Center Co., Ltd. Fluid distribution device and method for manufacturing the same
ES2426604T3 (es) * 2010-09-14 2013-10-24 Brandt Kantentechnik Gmbh Sistema cinemático de cantos de dosificación
CN112188933B (zh) * 2018-06-21 2022-08-16 宝洁公司 用于共注入两种或更多种液体的一体式分配喷嘴及其使用方法
JP7443515B2 (ja) 2019-12-16 2024-03-05 ザ プロクター アンド ギャンブル カンパニー 一体型吐出ノズルを備える液体吐出システム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52151325A (en) * 1976-06-11 1977-12-15 Denki Kagaku Kogyo Kk Process and apparatus for coating adhesives
JPS6034775A (ja) * 1983-07-13 1985-02-22 Du Pont Mitsui Polychem Co Ltd 複液型反応硬化性物質の塗布方法
WO1988000498A1 (en) * 1986-07-11 1988-01-28 Advanced Adhesives Limited Improvements in or relating to a dispensing arrangement
DE3937862A1 (de) * 1989-11-14 1991-05-16 Baehre & Greten Mischvorrichtung zum vermischen eines fluessigen leimharzes mit einer haerterloesung fuer die beleimung von losen feststoffteilchen

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000167446A (ja) * 1998-12-09 2000-06-20 Kansai Paint Co Ltd 塗装ヘッド

Also Published As

Publication number Publication date
EP0860251A1 (en) 1998-08-26
ID19943A (id) 1998-08-27
ES2184194T3 (es) 2003-04-01
SI0860252T1 (en) 2003-02-28
DE69809311D1 (de) 2002-12-19
PT860252E (pt) 2003-03-31
EP0860252B1 (en) 2002-11-13
JP4205200B2 (ja) 2009-01-07
MY117879A (en) 2004-08-30
EP0860252A1 (en) 1998-08-26
DK0860252T3 (da) 2003-03-03
DE69809311T2 (de) 2003-07-10
NZ329772A (en) 1999-07-29
ZA981285B (en) 1998-08-28
CN1074975C (zh) 2001-11-21
CN1195604A (zh) 1998-10-14
ATE227627T1 (de) 2002-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4760956A (en) Internal mix plural component system
CN102458674B (zh) 用于将流体传送通过用于涂敷多组分材料的空气盖的角的系统和方法
CA1102068A (en) Method and apparatus for continuously producing and applying foam
CN110603107B (zh) 用于多成分系统的混合器设计
JP4205200B2 (ja) 多成分液体熱硬化性樹脂接着系を供給するための装置及び方法
CN206286086U (zh) 一种空气雾化喷嘴
US20090178812A1 (en) Systems and methods using vacuum-induced mixing with a venturi nozzle
JPH08281155A (ja) 液体を微粒子に噴射する方法とノズル
US6402841B1 (en) Glue application device with glue conduit surrounding hardener conduit
EP3158175A1 (de) Mischvorrichtung eines abgasreinigungssystems einer kraftfahrzeug-brennkraftmaschine
US20130087636A1 (en) Spray nozzle for addition of substances into a reactive mixture
WO2015197145A1 (de) Reduktionsmittelaufbereitungssystem
US6284090B1 (en) Method for supplying a fluid
DE3137109C2 (ja)
JPH07509406A (ja) 混合装置
US10774718B2 (en) Multi-nozzle design to eliminate downstream mixing devices
US6357669B1 (en) Nozzle
US4846404A (en) Internal mix spray gun cartridge
DE1955545A1 (de) Gas- und fluessigkeitsstromunabhaengige und druckkonstante Duese
JP2566870B2 (ja) 二液混合噴霧装置
JPH0331388Y2 (ja)
KR101961135B1 (ko) 공기흡입 성능이 개선된 공기흡입형 노즐
KR101961136B1 (ko) 액체 역류방지 기능이 개선된 공기흡입형 노즐
KR101961137B1 (ko) 공기흡입 성능 또는 액체 역류방지 기능이 개선된 공기흡입형 노즐이 설치된 화생방 제독기
JPH0331387Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20041220

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070808

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071106

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080618

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080822

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080917

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081016

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111024

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees