JPH10234912A - 金属バット及びその製造方法 - Google Patents

金属バット及びその製造方法

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JPH10234912A
JPH10234912A JP10038967A JP3896798A JPH10234912A JP H10234912 A JPH10234912 A JP H10234912A JP 10038967 A JP10038967 A JP 10038967A JP 3896798 A JP3896798 A JP 3896798A JP H10234912 A JPH10234912 A JP H10234912A
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bladder
bat
barrel
hitting zone
zone
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JP10038967A
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W Mackay Jack Jr
ジャック・ダブリュー・マッケイ,ジュニアー
K Mackay K
ケイ・ケイ・マッケイ
W Mackay Jack Iii
ジャック・ダブリュー・マッケイ,ザ・サード
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Original Assignee
Hillerich and Bradsby Co
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 管状バレルを含む管状金属バット、及び加圧
されたブラダーをヒッティングゾーン内に挿入して固定
するための方法を提供する。 【解決手段】 本発明の金属バット(10)は、ヒッテ
ィングゾーン(14)と、先端に設けられた端キャップ
(16)と、基端に設けられたグリップ(20)と、バ
ットのバレル(12)のヒッティングゾーン領域内に位
置決めされた加圧されたブラダー(28)とを有する。
加圧されたブラダーの様々な形体を、ブラダーをバット
のバレル内で加圧するためのバルブ(36)とともに開
示する。ブラダーは、ヒッティングゾーンの所定の長さ
を占めるように設計された一つ又はそれ以上の別体のブ
ラダー又は隔室を含むことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、野球用のバット又
はソフトボール用バット等の管状金属バットに関し、ヒ
ッティングゾーンを持つ管状バレルと、先端の端キャッ
プと、基端のグリップと、管状バレルのヒッティングゾ
ーン領域に挿入した加圧されたブラダーを含む。本発明
は、更に、加圧されたブラダーをヒッティングゾーン内
に挿入し固定する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】アルミニウム又は同様の材料でできた中
空金属バットが開発されており、野球やソフトボール等
を行うときに多年に亘って使用されてきた。中空金属バ
ットには、それらの導入時から構造の改良及び開発がな
されてきた。このような改良及び開発は、初期の米国特
許第5,393,055号、米国特許第5,421,5
72号、及び米国特許第5,494,280号に開示さ
れている。更に、このようなバットの先端は、従来、様
々な蓋キャップ及び構造によって強化されてきた。更
に、米国特許第4,682,773号に開示されている
ように、バットの内部をポリウレタンフォーム材料で完
全に充填することによってバットの緩衝及び強化を行う
ことがなされてきた。更に、米国再発行特許第RE 3
1,811号に開示されているように、中空金属バット
の内部全体に加圧空気を導入することによって金属バッ
トの特徴を改善する努力がなされてきた。以下に番号を
列挙する米国特許もまた、この分野に関する様々な開発
を例示する。
【0003】 1,831,255 3,479,030 5,364,095 2,227,817 3,963,239 5,415,398 3,233,727 4,744,136 5,511,777
【0004】以上の特許は、バットの強度を高めるため
にフォームで充填したバット、並びに中空金属構造を持
つバット、又は作動上の特徴を改良するために何等かの
方法で変更を施した他の中空金属装置を開示する。しか
しながら、従来技術には、加圧された一つ又はそれ以上
のブラダーを、中空金属バットのヒッティングゾーン領
域に、これらのブラダーがヒッティングゾーン領域の所
定の位置に正確に位置決めされ且つ保持された状態で、
設ける概念は開示されていない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、先端にヒッティングゾーンを構成する管状バレルを
持ち、バットのバレルの内部にヒッティングゾーン領域
が設けられ、膨張させた即ち加圧されたブラダーがヒッ
ティングゾーンの管状バット壁の内側に力を外方に及ぼ
し、ヒッティングゾーンのトランポリン効果を改良す
る、中空金属バットを提供することである。
【0006】本発明の別の目的は、加圧されたブラダー
により、バットのヒッティングゾーンの壁厚を比較的薄
くでき、これによってヒッティングゾーンの壁の変形性
能を向上し、加圧されたブラダーによって、ヒッティン
グゾーンの壁がその元の形体に戻るのを補助し、かくし
てヒッティングゾーンのトランポリン効果を調節し且つ
等しくし、製造者が金属バットのトランポリン効果を調
節できるようにする、上述の目的に従った中空金属バッ
トを提供することである。
【0007】本発明の更に別の目的は、ヒッティングゾ
ーンの壁厚を小さくできるため、バットのヒッティング
ゾーンの重量を減少させることができ、これによって、
打者がバットを振ったときのバットの速度を高くし、そ
の結果、ボールの出口速度が速くなり、バットでボール
を打ったときのボールの飛距離を大きくする、上述の目
的に従った中空金属バットを提供することである。
【0008】本発明の他の目的は、一つ又はそれ以上の
加圧されたブラダーを中空バットのヒッティングゾーン
領域に挿入した中空金属バットを提供することであり、
このバットでは、一つ又はそれ以上のブラダーは、好ま
しくは、弾性で可撓性の壁を有し、この壁は、ヒッティ
ングゾーンの壁に外向きの圧力を加えるため、膨張して
ヒッティングゾーンの壁の内側と係合する。これによ
り、ヒッティングゾーンの壁のトランポリン効果が高め
られ、ヒッティングゾーンの壁厚を最小重量になるよう
に減少させることができ、これによって、打者は、バッ
トを高いバット速度で振ることができるようになる。
【0009】本発明の更に他の目的は、一つ又はそれ以
上の加圧されたブラダーがヒッティングゾーン領域に設
けられた中空金属バットを提供することである。ヒッテ
ィングゾーンでは、一つ又はそれ以上のブラダーにより
振動緩衝特性が改善され、バットでボールを打ったとき
のバットの音響効果が改善され、かくして、ボールを打
ったときの振動レベル及び音響レベルの両方を低くする
ことによって、金属バットの振動特性及び音響特性が改
善される。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、膨張さ
せることができるブラダーを管状金属バットの開放した
先端に挿入し、バットのバレルのヒッティングゾーン領
域に位置決めする。好ましくは、ブラダーは、可撓性で
弾性の材料でつくられており、円筒形形状であり、バッ
トのバレルの内径とほぼ同じ外径を有する。しかしなが
ら、用途によっては、ブラダーの直径はバットのバレル
の内径よりも小さくてもよく、大きくてもよい。好まし
い形態では、ブラダーは移行ゾーンから先端までヒッテ
ィングゾーンのほぼ全長に亘って延びる。しかしなが
ら、ブラダーは様々な長さにすることができる。ブラダ
ーは、好ましくは、単一のブラダーであるが、バットの
管状バレルに挿入した端部と端部とを向き合わせた二つ
又はそれ以上のブラダー又は別々のブラダー隔室からな
ってもよい。
【0011】ブラダーは、膨張させていないブラダーを
バットのバレル内に位置決めするのを補助するため、好
ましくは、ブラダーを形成する可撓性で弾性の材料の縁
部が、膨張させていない状態で、バットのバレルの内壁
と係合するようにつくられている。バットのバレル内で
ひとたび一杯に膨張させると、ブラダーの側壁がバット
のバレルの内壁と摩擦係合し、ブラダーを所定位置に固
定するのに役立つ。変形例では、ブラダーの基端をバッ
トのバレル内に位置決めするため、ヒッティングゾーン
と隣接した移行ゾーンの端部即ちヒッティングゾーンの
基端を、1997年1月27日に出願された米国特許出
願第 号に開示されているように、
横壁で補剛する、即ち閉止することができる。別の実施
例では、バットのバレルの移行ゾーンの内壁と係合させ
るため、単一のブラダーの基端、又は一つ以上のブラダ
ーを使用した場合には最も内側のブラダーの基端をテー
パさせることができる。これは、移行ゾーンが、全体に
直線状のヒッティングゾーンから下方にテーパしている
ためである。
【0012】本発明の膨張可能なブラダーの膨張即ち加
圧は、バットの管状バレルのヒッティングゾーン領域の
内側の所定位置に置いた後に行われる。ブラダーの円筒
形の壁は、膨張時に外方に加圧され、その外面がバット
のバレルのヒッティングゾーンの内側に増大する圧力を
及ぼす。ブラダーの円筒形の壁がヒッティングゾーンの
壁の内側に押し付けられるとき、ヒッティングゾーンの
壁がブラダーによって支持される。加圧されたブラダー
の、バットのバレルの内側に対するこの相互作用は、金
属バットに多くの有利な特徴を提供する。これらには、
ヒッティングゾーンの壁のトランポリン効果を調節し等
しくする作用、ボールを打ったときにバットのグリップ
に伝わる振動をほぼ完全に減少する作用、ボールを打っ
たときのバットの音を大幅に改善する作用、及びバット
の丈夫さを向上し、バットの寿命を延ばす作用が含まれ
る。
【0013】一つ又はそれ以上のブラダーをバットのバ
レルの内側で膨張させ即ち加圧した後、又は加圧してか
らバットのバレルに押し込んだ後、適当な端キャップを
バットのバレルの開放した先端に嵌入する。単一のブラ
ダーの先端、又は一つ以上のブラダーを使用した場合に
は最も外側のブラダーの先端は、端キャップの装着時に
所定位置に係止されるように形成できる。かくして、所
望であれば、ブラダーの基端及び先端の両方をバットの
バレル内の長さ方向所定位置に係止できる。変形例で
は、膨張させたブラダー自体が、特にブラダーの基端が
バットのバレルの移行ゾーンのテーパに合わせてテーパ
している場合に、円筒形の壁の外側がバットのバレルの
壁の内側と摩擦係止することにより、それ自体を所定位
置に保持するのに役立つ。
【0014】本発明によれば、ブラダーの加圧の程度、
及び従ってヒッティングゾーンの壁の内側に及ぼされる
圧力により、ヒッティングゾーンのトランポリン効果を
変更でき且つ設計できる。更に、加圧されたブラダーを
設けることによって、バットのバレルのヒッティングゾ
ーン領域の壁の厚さを薄くすることができ、これによっ
て衝撃時に変形するヒッティングゾーンの壁の性能を高
めることができる。この場合、ヒッティングゾーンの内
側の加圧されたブラダーは、ヒッティングゾーンの壁が
その元の形体に戻るのを補助する上で必要な弾性を提供
する。このように、バットのバレルのヒッティングゾー
ンのトランポリン効果を高めることができ、又はバット
について所望の特定の設計上の特徴に合わせて変更でき
る。
【0015】更に、バットのバレルのヒッティングゾー
ンの壁厚を約0.127mm乃至0.762mm(約0.0
05インチ乃至0.030インチ)程度に減少させる
と、ブラダーによって加えられる重量がバットからヒッ
ティングゾーンの長さに亘って除去した金属の重量以下
である場合、バットのヒッティングゾーンの全体として
の重量が大幅に減少するということがわかっている。こ
のようにバットのヒッティングゾーンの重量を減少させ
ることによって、打者がバットを振るときのバットの速
度を高くすることができる。これにより、ボールの出口
速度が高くなり、バットがボールに当たったときのボー
ルの飛距離が大きくなる。
【0016】更に、バットのバレルのヒッティングゾー
ンに本発明による加圧されたブラダーを備えた金属バッ
トは、バットでボールを打ったときの振動特性及び音響
効果が改善されるということがわかっている。更に詳細
には、加圧されたブラダーを金属バットの管状バレルの
ヒッティングゾーン領域内に設置すると、これが設置さ
れていない場合にボールを打ったときにバットのグリッ
プに伝わる振動を大幅に減少する、即ち緩和するという
ことがわかっている。更に、本発明に従って製作された
金属バットの音響特性は、木製バットの音響効果に似て
おり、かくして、金属バットの美的な特徴を大幅に改善
する。詳細には、ブラダーは、金属バットについて通常
遭遇する、バットがキンと鳴る音を減少し、かくして、
本発明に従って製作されたバットが発する音のレベル
は、選手及び観客の両方に対して更に快適である。
【0017】これらの目的及び下文で次第に明らかにな
る他の目的及び利点は、本願の一部を形成する添付図面
を参照して以下に更に詳細に説明する構造及び作動の詳
細により得られる。添付図面では、全図に亘り、同様の
部品に同じ参照番号が附してある。
【0018】
【発明の実施の形態】添付図面に示す本発明の好ましい
実施例を説明する上で、明瞭化を図る目的で特定の用語
を使用する。しかしながら、本発明は、例示の特定の実
施例及びそのように選択された用語に限定されるもので
はなく、特定の用語の各々は、同様の目的を達成するた
めに同様に作動する全ての技術的等価物を含むというこ
とは理解されよう。
【0019】添付図面のうち図1乃至図4に示す実施例
を参照すると、中空金属バットは、その全体に参照番号
10が附してあり、中空バレル12がその長さに亘って
延びている。バレル12は、全体に参照番号14を附し
たヒッティングゾーンをその先端に有する。先端には、
先端用の閉鎖体を形成する端キャップ16が設けられて
いる。バットのバレル12は、ヒッティングゾーン14
の基端から全体に参照番号20を附したグリップまで延
びるテーパした移行ゾーン18を更に含む。グリップ2
0は、その基端にグリップエンド22を有し、グリップ
向上材料24がグリップのほぼ全長に沿って周知の方法
で延びており、野球用ボールやソフトボール用ボール等
を打つためにバットを使用してスイングする人がバット
を握り易くする。
【0020】ヒッティングゾーン14は、全体に円筒形
の周壁26によって形成されている。ヒッティングゾー
ンの壁26は、好ましくは、ヒッティングゾーンの長さ
に亘ってほぼ同じ厚さ及び直径を有する。ヒッティング
ゾーン14内には管状ブラダー28が位置決めされてい
る。ブラダー28は、弾性で可撓性の材料又は半剛性材
料でできた全体に円筒形の周壁30を含む。この周壁の
直径は、壁26の内面27と面と面とを向き合わせて接
触するように、周壁26の内径とほぼ同じである。ブラ
ダー28の底端即ち基端は端壁32を有し、頂端即ち先
端はこれとは反対側の端壁34を有する。ブラダーの端
部32及び34は平らであり、及び従って、円筒形の壁
30に対して垂直である。更に、端壁は、一体成形又は
シール等によって周壁と一体になっており、端壁34に
はセルフシールバルブ36が設けられており、そのた
め、膨張用ニードル(図示せず)をこのバルブの通路に
挿入できる。バルブは、ニードルを外したときに周知の
方法で自動的にシールする。別の態様では、空気タイヤ
の膨張可能な内チューブで使用されているような外方に
突出したバルブ、又は任意の他の利用可能なセルフシー
ルバルブ機構をブラダーの先端に設けることができる。
【0021】ブラダー28をバットのバレル内に置いた
後、端キャップ16を挿入する前にブラダー28を膨張
させ、即ちブラダーの先端に設けられたセルフシールバ
ルブ36を通して加圧する。ブラダー28を加圧するこ
とによってブラダーの円筒形の周壁30を膨張させ、バ
ットの壁26の内面27と係合させ、かくしてヒッティ
ングゾーン14の壁26に外向きの力を加える。この外
向きの力は、ヒッティングゾーンの壁を支持し、この壁
を外方に加圧し、これによって、ヒッティングゾーンの
壁を更に薄い金属で製造でき、重量を軽くすることがで
きる。ヒッティングゾーンの内面に及ぼされた外向きの
力は、更に、ボールを打ったときの壁の変形に抗し、ボ
ールを打って変形したとき、壁をその元の形体に更に迅
速に戻し、これによって、ヒッティングゾーンの壁のト
ランポリン効果を向上し、バットのヒッティングゾーン
で打ったときのボールの飛距離を高める。更に、ブラダ
ー28の重量は、バットのヒッティングゾーンから除去
された金属の重量よりも小さいように設計されている。
このようにヒッティングゾーンの重量を減少することに
より、バットの重心をその基端に向かって移動し、かく
して、更に高いバット速度でバットを振ることができ
る。追加の重量が所望である場合には、ブラダーは、更
に、バットに重量を付加するのにも使用できる。
【0022】本発明によれば、バットのバレル壁26の
ヒッティングゾーン14の領域での厚さを0.127mm
乃至0.762mm(0.005インチ乃至0.030イ
ンチ)程度に薄くすることができ、場合によっては、加
圧ブラダーを持たないバットの元の設計厚さに応じてこ
れよりも薄くすることができる。ブラダー28の加圧
は、ほぼゼロ近くであってもよいし、4.218kg/cm2
(60psi)程度と低くてもよく、又は特別な構造につ
いて所望である場合にはそれ以上であってもよい。しか
しながら、加圧は、通常は、下端の約1.055kg/cm2
(約15psi)乃至上端の約3.515kg/cm2(約50p
si)の範囲内になければならず、好ましくは、約1.4
06kg/cm2(約20psi)乃至約2.109kg/cm2(約
30psi)である。
【0023】ブラダー28を挿入して膨張させた後、即
ち所望の内圧まで加圧した後、端キャップ16をバット
のバレル12の開放した先端に挿入する。図4に示すよ
うに、端キャップ16の端壁50には、バットのバレル
12の先端の内側に入れ子になるスリーブ又はフランジ
56が設けられている。バレル12には、スリーブ56
の周囲に設けられた周囲リブ54を受け入れる周溝52
が設けられている。この構造は、上文中で論じた本発明
者の特許に開示されているのと同じである。端キャップ
16の端壁50は、好ましくは、バレル12の端縁部と
重なって係合する周縁部58と、その先端の凹状をなし
た凹所60と、その内側に設けられた半径方向強化フラ
ンジ62を更に有する。この端キャップは、1995年
2月28日に出願された現在継続中の米国特許出願第0
6/396,225号の第1図乃至第3図に開示されて
いるのと同じである。更に、ブラダー28の周壁30の
先端に端壁34を越えて延びるフランジ64を設けるこ
とができ、このフランジは、バレル壁26と端キャップ
16の周囲フランジ56との間に受け入れられる。かく
して、端キャップ16は、円筒形フランジ64を周囲フ
ランジ56とバレル壁26との間に挟むことによって、
ブラダー28の先端をバットの長さ方向軸線を中心とし
て積極的に位置決めする。
【0024】ヒッティングゾーン14の基端には、全体
に参照番号63を附した横壁が位置決めされる。この壁
は、好ましくは、ウレタン等の硬化可能な材料65で形
成される。硬化可能な材料は、先ず最初に球形スポンジ
ボール66又は同様のスポンジ製品又はフォーム製品を
挿入することによって、バットのバレル12内に正確に
位置決めされる。ボール66の外周はヒッティングゾー
ンの壁26の内径よりも僅かに大きく、そのため、この
ボールをバットのバレル12の開放した先端に押し込ん
だとき、弾性スポンジボールがその通常の直径即ち外周
に戻ろうとすることによって、挿入された位置に保持さ
れる。かくして、バットのバレルに挿入したときに変形
させた球形のボール66は膨張しようとし、及びかくし
てバットのバレル12の内面27と摩擦係合し、挿入さ
れた位置に保持される。次いで、液状の硬化可能な材料
を全体に垂直に立てた状態のバットのバレルの開放した
先端に注ぎ込むことができる。硬化可能な材料は下方に
流れ、球形弾性ボール66と係合して硬化し、及びかく
して障壁即ち壁63を形成する。横壁63は、1997
年1月27日に出願された現在継続中の米国特許出願第
号に記載されている構造のような他の構造によって形成
してもよい。
【0025】好ましくは、ブラダー28は、ブラダー2
8の周壁30がその長さ及び周囲に亘って、ヒッティン
グゾーン14を構成する壁26の内面27と面と面とを
ぴったりと接触させた状態で、バットのバレル12のヒ
ッティングゾーン14を完全に充填する。横壁63は、
ヒッティングゾーンの領域でブラダー28を適正に配向
するように設計されている。かくして、壁63と隣接し
たブラダー28の基端は、好ましくは、ヒッティングゾ
ーン14の基端で移行ゾーンと直接係合することによっ
て、ブラダーをヒッティングゾーン14に対して最適の
関係で位置決めするのに十分な剛性を備えているのがよ
い。更に、壁63は、ヒッティングゾーンをバットのグ
リップから隔離し、ヒッティングゾーンからバットのグ
リップへの振動の伝達を減少するのにも役立つ。このこ
とは、全て、上掲の現在継続中の特許出願に記載されて
いる。
【0026】図5乃至図8は、本発明の別の実施例を例
示する。この実施例では、バットは、野球用バットにつ
いて使用できるような全体に参照番号70を附した長い
ヒッティングゾーンを有する。これに対し、図1に示す
バット10は、ソフトボール用バットについて使用でき
るようなヒッティングゾーンが短いバットである。図5
乃至図8に示す本発明の実施例では、ヒッティングゾー
ン70は、端キャップ74によって閉鎖された周壁72
によって構成され、バットのバレルのヒッティングゾー
ンの領域には、加圧された一対の管状ブラダー76が設
けられている。各ブラダー76は、可撓性で弾性の材料
又は半剛性材料で形成されており、全体に円筒形の周壁
78及び端壁80を有する。挿入可能な二つのブラダー
76は、好ましくは、ヒッティングゾーン14のほぼ中
央の82のところでそれらの端部80を当接させた状態
に配向されている。図1乃至図4に示す実施例と関連し
て説明したように、端キャップ74を壁72の先端に配
置する前に順次膨張し加圧するため、ブラダー76を膨
張させることができる適当な膨張バルブ82が設けられ
ている。図2に示されている横壁63と同様の方法で横
壁86が形成される。
【0027】図6及び図8に示すように、ブラダー76
の各々の反対側の端部は、以下に説明するような形体を
有する。これらの反対側の端部の各々には、半径方向内
方に延びる部分端壁84が設けられ、これらの端壁に
は、図8に示すように小径ネック86が形成されてい
る。蓋キャップ88がネック86用の閉鎖体を形成し、
シール90がネック86の端部と蓋キャップ88との間
に位置決めされる。蓋キャップ88は、円筒形ネック8
6に図8に示すように入れ子式に被せた周壁92を含
み、キャップ壁92の内面及びネック86の外面には、
ねじ山の形態の周囲押縁及び溝94が設けられており、
これによって、ブラダー即ち容器76を効果的に閉止で
きる。ブラダー76は、各々をバットのバレルに挿入し
た後に順次加圧できる。これらのブラダーは、半剛性材
料でつくられている場合には、加圧後、ブラダー76と
バットのバレルの内面との間の摩擦接触に打ち勝つこと
によってバットのバレルに所望の箇所まで挿入される。
【0028】端キャップ74もまた、図2及び図4に示
す端キャップ16と同じ構造であり、バットのバレルの
先端に入れ子式に入れたフランジ96を含み、周壁72
と剛性連結を形成する。端キャップ74に設けられた押
縁98は、壁72の内側に設けられた溝99に図4にお
けるのと同様の方法で嵌まる。端キャップのスリーブ即
ちフランジ96の内面は、好ましくは、キャップ88の
周壁92の外面と係合する。かくして、周囲フランジ9
6は、端キャップ88の周壁92に入れ子式に被さり、
これらの構造を安定した関係に維持する。内側のブラダ
ー即ち容器76のキャップ88は横壁85と係合し、か
くして、二つのブラダー76は、端壁80が互いに隣接
しており且つ蓋キャップ88が互いから遠方にある状態
で、ヒッティングゾーン70内の所望の最適の位置に位
置決めされる。
【0029】図9は、ヒッティングゾーン14を持つバ
ットのバレル12、端キャップ16、及び移行ゾーン1
8を持つ本発明の別の実施例を示す。本発明のこの実施
例では、ヒッティングゾーンと移行ゾーンとの間の接合
部の横壁は省略してある。円筒形の側壁110を持つ全
体に管状のブラダー108を、移行ゾーン18の先端1
13のバットのバレルの狭幅部分と基端112とを係合
させた状態で、バットのバレル12のヒッティングゾー
ン14の領域に挿入する。ブラダー110の先端114
は、端キャップ16と係合し、ブラダー110の先端1
14の周囲フランジ115を所定位置に固定する。ブラ
ダー110の先端114には、セルフシールバルブ11
6が設けられている。このバルブ116は、ブラダーを
バットのバレル12内に位置決めした後、端キャップ1
6をバレルの先端に挿入する前に、ポンプ又は他の空気
圧源に連結された膨張用ニードルを使用することによっ
て、ブラダー110の内部を膨張し加圧することができ
る。バルブ116を通る通路は、膨張用ニードルを入れ
て膨張を行うことができ、バルブは、膨張用ニードルを
引き出したとき、セルフシールを行う。ブラダー108
を膨張させて加圧した後、ブラダー108の円筒形の壁
110はバットのバレルの内側に外向きの力を及ぼす。
追加の空気をブラダー108に圧送すると、ブラダー1
08を膨張させていない場合には円筒壁110に対して
通常は垂直である端壁112及び114は外方に押圧さ
れ、図9に示すように全体に丸味を帯びた形体をなす。
【0030】図10は、端キャップ16に開口部即ち穴
118が設けられており、この穴を通して膨張バルブ1
20が端キャップ16の外面とほぼ面一に延びること以
外は図9と同様の構成を示す。かくして、この形体は、
端キャップを装着した後に、バルブ120及び端キャッ
プ16を通して膨張用ニードルをブラダー108に挿入
できる。これにより、端キャップを挿入し、バットを最
終的に製造した後に、個々の使用者がブラダー内の圧力
を変化させることができる。
【0031】図11及び図12は、本発明の更に別の実
施例を示す。この実施例では、バット10は、ヒッティ
ングゾーン14を持つ中空バレル12を含み、このバレ
ルは、先端に端キャップ16を有し、基端にテーパした
移行ゾーン18を有する。テーパした移行ゾーン18
は、基端にグリップエンド22を備えたグリップ20に
延びている。グリップ20には、グリップ向上材料24
が設けられている。このバット構造は、本発明の上述の
実施例に開示されたバットと構造がほぼ同じであり、ヒ
ッティングゾーン14及び移行ゾーン18の寸法を変化
させることによってバットを様々なモデルの野球用バッ
ト又はソフトボール用バットとして使用することができ
る。
【0032】バットのバレルの内部には、全体に参照番
号130を附したブラダーが位置決めされる。このブラ
ダーは、図12に示すように、テーパした基端134が
移行ゾーン18内に延びる全体に円筒形の周壁132を
含む。円筒形の周壁132及びテーパした壁134は、
好ましくは、バットのバレル12及び移行ゾーン18の
内径とほぼ同じ直径の弾性で可撓性の材料でつくられて
いる。ブラダー130の基端は、ブラダーの基端用の閉
鎖体を形成する端壁136によって閉鎖されている。端
壁136は、ヒッティングゾーン14の基端に関して間
隔が隔てられた関係で移行ゾーン18を全体に横方向に
延びている。ブラダー130の先端は、円形の端壁13
8によって閉鎖されている。この端壁は、膨張させたと
き、図12に示すように、その外面が全体に凸状をなし
且つその内面が凹状をなす。端壁138は、円筒形の壁
132の先端にヒートシール又は周波数溶接で周知の方
法で連結されている。端キャップ16は、図1乃至図1
0に示す本発明の実施例に開示したのと同様の押縁14
0及び溝142からなる構成によって、所定位置に固定
される。
【0033】ブラダー130を膨張させるため、膨張用
ニードルを受け入れることができるセルフシールバルブ
144が先端壁138に設けられている。膨張用ニード
ルは、ブラダーを膨張させた後に引き抜くことができ、
この際バルブ144それ自体がシールを行い、ブラダー
130内に膨張圧力を維持する。その後、端キャップ1
6をバットのバレル12の先端に配置できる。ブラダー
130は、約2.54cm(約1インチ)乃至約15.2
4cm(約6インチ)の範囲の距離に亘って移行ゾーン1
8内に延びているのがよく、端壁136は、好ましく
は、移行ゾーン18内に約5.08cm乃至7.62cm
(2インチ乃至3インチ)のところに位置決めされる。
【0034】ブラダー130は、膨張前にバットのバレ
ル12の開放端に挿入される。端壁136及び138
は、バットのバレル12及び移行ゾーン18内で長さ方
向に配向される。次いで、ブラダーを膨張させる。先ず
最初に可撓性周壁132が膨張してバットのバレル12
の内面と係合する。次いで、ブラダーの残りが膨張し、
バレルの開放端の内側の、即ちバットのバレル12の先
端と隣接した溝140の内側のバットのバレルの長さに
亘って面と面とが接触する。この構造では、ブラダー1
30の基端のテーパ部分は、移行ゾーンのテーパした内
面と形体が一致し且つこれと係合し、ブラダー130を
所望の位置で固定的に配向する。ブラダー130の基端
の横壁136は、移行ゾーン18に対して好ましい関係
で配向される。図12に示すように、バルブ144は、
バルブ144から端キャップ16に向かって軸線方向に
延びる突出チップ146を含む。チップは、プラスチッ
ク材料製であり、膨張用ニードルを受け入れるための通
路を有する。膨張後、バルブ144のチップ146を焼
灼し、空気通路を閉止することができる。かくして、ブ
ラダー130を二重にシールすることができる。第1の
シールは、バルブ144それ自体のセルフシール構造に
よるシールであり、第2のシールは、プラスチックチッ
プ146を変形させることによるヒートシールである。
更に、このように焼灼を行うことにより、ブラダーの加
圧の程度を不正に変化させることを阻止する。
【0035】図13、図14、及び図15は、本発明の
バットの更に別の実施例を示す。この実施例では、バッ
ト10は上述の実施例に開示したのと同じであり、ヒッ
ティングゾーン14を含むバットのバレル12を有す
る。膨張可能なブラダー150をバットのバレル12の
開放した先端に挿入する。ブラダーは、膨張させる前に
バットのバレル12内に挿入される。ブラダー150
は、膨張させていない場合には、図13に示すように、
基端及び先端以外はその全体に亘って実質的に平らであ
る。膨張させる前のブラダー150の基端には、全体に
参照番号152が附してあり、先端には、全体に参照番
号154が附してある。これらの端部152及び154
の各々は、図13に示すように膨張させていないブラダ
ー150の両縁部158を越えて延びる両縁部156を
含む。この構造は端壁152及び154の直径方向に向
き合った部分156をバットのバレル12の内面と摩擦
係合させ、膨張させていないブラダー150をヒッティ
ングゾーン14内にブラダー150を膨張させるまで位
置決めする。ブラダー150を膨張させると、ブラダー
の周壁160の中央部分が先ず最初に膨張して図13に
示すようにバットのバレル12の内面と係合し、その結
果、ブラダー150の周壁160の中央部分との間の摩
擦係合によりブラダー150を最終的な膨張中に所定位
置に保持する。
【0036】図14及び図15に示すように、端壁15
2は、任意の従来の方法で互いにヒートシール又は溶接
された二つ又は三つの円形のパネル162を含む。これ
らのパネルは、円筒形の壁160を僅かに越えて延びる
周縁部164を含む。ブラダー150の端部に追加の強
度を提供するため、端パネルには、追加の材料層が設け
られているのが好ましい。更に、円筒形形体のスカート
166が円筒形の周壁160の外面に沿って長さ方向に
延びている。この円筒形スカート166は、円筒形の壁
160とは別のものであるが、端壁のパネル162に一
体に接合されている。円筒形スカート166は、図14
及び図15に示すように、円筒形の周壁160の端部
分、及び端パネル162と壁160の端部とスカート1
66との間に熱等で形成したシーム167の両方に対し
て強化部を形成する。
【0037】端壁154は、端壁152と同じ構造であ
り、好ましくは、二つ又は三つのパネル168を含む。
これらのパネルの周囲フランジ170には長さ方向に延
びるスカート172がシームされており、膨張させたと
きにバットのバレル12の内面とヒッティングゾーン1
4のところで固定的に係合する全体に円筒形のブラダー
150を提供する。かくして、ブラダー150は、バッ
トのバレルとの係合により所定位置に係止され、バット
のバレル12の開放した先端を閉鎖する端キャップから
端壁154を離間できる。端壁154は、パネル168
を貫通したセルフシールバルブ174及び端壁154の
外面に設けられたプラスチック材料製の突出チップ17
6を含む。このチップは、膨張用ニードルを受け入れる
ための通路を備えている。チップ176は、セルフシー
ルバルブ174の他にブラダー用第2安全シールを提供
するため、熱及び圧力を加えることによって変形させて
シールすることができる。
【0038】図16、図17、及び図18は、本発明の
更に別の実施例を示す。この実施例では、ブラダー18
0がバットのバレル12のヒッティングゾーン14内に
挿入してある。全体に参照番号182を附したブラダー
の先端は、図13、図14、及び図15に示す実施例に
開示された先端154と同じである。ブラダー180の
基端には全体に参照番号184が附してあり、周囲シー
ム188を持つ全体に半円形の端縁部186を含む。シ
ーム188は、ブラダー180の基端184用の閉鎖体
を形成し、延長スカート190が、ブラダー180の周
壁194の対応する内方に湾曲した部分192とは別の
ものであるが、これに被さっている。スカート190
は、膨張時に周壁194の円筒形部分に亘って周方向に
延びる先端縁部196を含む。スカート190の基端縁
部には、シール188を形成する上で追加の強化を与え
るため、シーム188が組み込まれている。図16に示
すように、全体に半円形の縁部186は、全体に参照番
号198を附した全体に円筒形形体の連続したスカート
に接合されている。これは、スカートの末端縁部196
まで延びている。
【0039】図16に示すように、スカート190の半
円筒形の縁部の端縁部は、ブラダー180の萎ませた端
部を越えて僅かに突出しており、かくして、スカート1
90の円筒形部分198は、ブラダー180を膨張させ
ていない場合でも、図16に参照番号200で示すよう
にバットのバレルの内面と摩擦係合する。ブラダーを膨
張させると、周壁194の中央部分が先ず最初にバット
のバレル12の内面と係合してブラダー180を所定位
置に保持し、ブラダー180を最終的に膨張させるとス
カート190が図17及び図18に示す形体をとる。更
に、端壁構造182を図18に示す形体に形成する。こ
の構造に設けられたバルブアッセンブリ202は、図1
3、図14、及び図15のバルブアッセンブリと同じで
あり、好ましくは、チップ204を変形させてシール
し、ブラダー180用の二次的なシールを提供する。端
壁182は、膨張させてないときには、図16に示すよ
うに、スカート208の直径方向反対側の突出部分20
6がバットのバレル12の内面と係合し、ブラダー18
0を膨張前に所定位置に固定するのを補助する。ひとた
び一杯に膨張させると、ブラダー180はバレル12内
の所定位置に係止し、端壁182を端キャップの内方に
離間することができる。
【0040】図19、図20、及び図21は、本明細書
中に特定的に開示するブラダーの最後の実施例を示す。
ブラダーには、全体に参照番号210が附してあり、バ
ットのバレル12の先端からバレル内にヒッティングゾ
ーン14の所定の長さに沿って位置決めされる。図示の
ように、ブラダー210は、膨張させていない場合に
は、フィルム材料製の薄いシートでできた一対の同じ平
らなパネル212を含む。各パネル212は、平行な側
縁部213及び半円形の端縁部214を有し、これらの
縁部は、その周囲に亘ってヒートシール又は周波数溶接
又は他の従来のシール連結によって、参照番号216を
附したように互いにシームされる。膨張させると、ブラ
ダー210の二つの端部214は、参照番号218及び
220を附したように実質的に半球形になる。シーム2
16が、二つのパネル212の直径方向反対側の縁部で
長さ方向全周に亘って延びている。所望であれば、各パ
ネル212は、フィルム材料製のシート層を一層以上含
み、二重パネルをなしているのがよく、又は、各端部2
14は、図13乃至図18に示す実質的について説明し
たスカートと同様の別体の強化層を有するのがよい。変
形例では、各端部214は、中央シームを含む半球形端
部のほぼ全体を覆う一つ又はそれ以上の層によって強化
されているのがよい。
【0041】ブラダー210の先端224は、全体に参
照番号225を附した圧力シールバルブアッセンブリを
含む。バルブアッセンブリ225は、端縁部220でシ
ーム216を貫通した中央チューブ226と、このチュ
ーブ226を通して加圧空気を受け入れるようにチュー
ブ226の内端を取り囲み且つこれに接合された平らな
可撓性チューブ228とを含む。しかしながら、平らな
チューブ228の壁の可撓性は、チューブ226よりも
かなり高く、そのため、膨張させたブラダー210の内
部の空気圧は、チューブ226を通ってブラダー210
に進入する高圧空気がない場合には、平らなチューブ2
28を閉鎖し、シールされた状態に維持する。チューブ
226及び228は、好ましくは、適当な周知のプラス
チック材料でつくられている。
【0042】図示のように、先端224のシールされた
端縁部216は、平らにされた軸線方向突出部230を
含み、この突出部は、端部224を膨張チューブ226
の周りで効果的にシールする。かくして、プラスチック
材料製のチューブ226を加熱して変形させるか或いは
他の方法でシールし、非常に可撓性の高い平らなチュー
ブ228によって形成されたシールの他に二次シールを
形成することができ、これによって、ブラダー210内
に空気圧を確保する。
【0043】この構造により、ブラダーを平らなパネル
212から製作できる。側縁部213は、図19に示す
ように、膨張させていないとき、バットのバレル12の
内面と係合し、かくしてブラダーを膨張させていないと
きに所定の場所に維持する。ブラダーを膨張させると、
パネル212の中央部分(この部分は可撓性が高い)が
先ず最初に膨張してバットのバレル12の内面と係合
し、かくしてブラダーを最終膨張中に所定位置に固定す
る。膨張後、チューブ226に連結された膨張用ニード
ル又は他の膨張装置を引抜き、これによって、可撓性の
平らなチューブ228の向き合った壁の面と面とが係合
し、平らなチューブの壁間にシールを形成した状態で、
可撓性の平らなチューブ228を平らな状態に保持でき
る。ブラダー210は、ひとたび一杯に膨張させると、
バットのバレル12内の所定位置に係止される。好まし
くは、チューブ226をヒートシール等でシールし変形
させることによって二次シールを形成する。これによっ
て、ヒッティングゾーンの内面に内圧を及ぼす上で効果
的なブラダーを提供する。この場合、ブラダーは、周縁
部に亘ってシールされた平らな材料で製造されており、
そのため、ブラダーの製造並びに設置が簡単になる。
【0044】上文中に説明したブラダーの加圧レベル
は、ブラダー28と関連して上文中に説明したのと同じ
である。更に詳細には、ブラダーは、ほぼゼロに近い小
さな圧力で、及び4.218kg/cm2(60psi)の高い
圧力で、又は特別の構造についてはこれよりも高い圧力
で、本発明に従って加圧できる。通常は、加圧の範囲
は、約1.055kg/cm2(約15psi)乃至約3.51
5kg/cm2(約50psi)でなければならず、好ましく
は、約1.406kg/cm2(約20psi)乃至約2.10
9kg/cm2(約30psi )でなければならない。更に、本
発明を説明する上で空気に言及してきたが、ブラダーを
本発明に従って加圧するのに任意の適当な流体を使用で
きる。例えば、窒素、アルゴン、及び他の大分子量のガ
ス等のガスを空気の代わりに使用でき、おそらくは適当
な軽量の液体を使用できる。現在、空気及びアルゴンが
好ましい加圧流体である。
【0045】各ブラダーは、単一のセル又は隔室を持つ
か或いは多数のセル又は隔室を持つのがよい。ブラダー
は、ネオプレン、ポリ塩化ビニル(ビニル)、ポリウレ
タンエステル、ポリウレタンエーテル、オレフィン、ポ
リエステル、ポリエチルテレフタレート、エラストマ
ー、ポリエチレン、ポリプロピレン、及び他の適当なプ
ラスチック材料等でできた弾性で可撓性の材料又は半剛
性材料を含む任意の適当な材料でつくることができ、場
合によっては、剛性プラスチック、金属、又は複合材料
等のかなり剛性の材料でつくることができる。ブラダー
を形成するためのこれらの三つの異なる材料のうち、弾
性で可撓性の材料が最も好ましく、実質的に剛性の材料
が最も好ましくない。例として、図1乃至図4に示す実
施例のブラダー28及び図5乃至図8に示す実施例のブ
ラダー76の本体は、半剛性プラスチック材料でつくら
れている。図13乃至図15及び図16乃至図18の実
施例に示すブラダー150及び180の夫々は、弾性で
可撓性の材料でつくられている。最後に、図19乃至図
21に示す実施例のブラダー210は、弾性で可撓性の
薄いシート又はフィルム、特定的にはポリウレタンエー
テル製の薄いシートでつくられている。
【0046】薄いシート又はフィルム材料(好ましく
は、これからブラダーを製作する)の厚さは、特定の材
料の強度、靱性、及び寿命といった特徴に応じて、材料
によって異なる。代表的には、0.38mm(15ミル)
程度の厚さを持つ適当な材料を使用できる。バットのヒ
ッティングゾーンの重量を減じるのが望ましい場合、及
びバットの重心をグリップに向かって移動するのが望ま
しい場合には、重量対強度比が高い安価な材料が好まし
い。これは、必要な靱性及び金属バットで使用するため
に必要とされる長い寿命と矛盾しない。本願に開示した
全てのブラダー構造は、本明細書中に記載した材料によ
って形成できるものと考えられる。
【0047】ブラダーが弾性で可撓性の材料からつくら
れている場合には、図13、図14、及び図15の実施
例の周壁160のような全体に円筒形の周壁の直径は、
ブラダーを膨張前に位置決めするときにブラダーと壁面
とが係合するように、ヒッティングゾーンの領域のバッ
トのバレルの周壁の内径よりも僅かに大きいのがよい。
更に、この構成は、ヒッティングゾーンの壁の内径を変
化させることができる。この特徴は、ヒッティングゾー
ンがその長さに亘って均等でないが先端に向かって内方
にテーパしたバットモデルで重要である。この種のバッ
トモデルでは、ブラダーの壁は、加圧されるべきバット
のバレルの内部の長さと全圧接触するようにブラダーを
容易に膨張させることができるような大きさであり且つ
十分に可撓性であるのが望ましい。
【0048】ブラダーに半剛性材料を使用した場合に
は、ブラダーをバットのバレル内に容易に挿入できるよ
うに全体に円筒形の周壁の直径をバレル壁の内径よりも
僅かに小さくするのが好ましく、ブラダーを膨張即ち加
圧したときに周壁を膨張させて壁の内面と面と面とを向
き合わせて接触させる。ブラダー構造に剛性材料を使用
した場合には、全体に円筒形の周壁の外径は、壁の内面
と面と面とを向き合わせて接触させることができるよう
に、周壁の内径と同じであるように設計されていなけれ
ばならない。この場合、ブラダーの周壁は、バット壁用
の強化体として役立つ。
【0049】更に、本発明によれば、ブラダーの構成要
素を様々な形態で製造できる。全体に円筒形の管状ブラ
ダーが好ましい場合には、特に図19、図20、及び図
21に示す実施例と関連して開示された平シート技術を
使用して任意の細長い又は他の形状をつくることができ
るということは当業者には明らかであろう。更に、任意
の数のブラダー又はブラダーチャンバを、必須の内圧を
バットのバレルのヒッティングゾーンの領域に加えるよ
うに設計できる。例えば、周面がヒッティングゾーンの
壁の内面と係合し且つ互いに係合するようにヒッティン
グゾーン内に押し込んだプラスチックバブル型クッショ
ン材料を使用できる。バブル型クッション材料をバット
のバレルのヒッティングゾーンに押し込むときにバブル
を部分的に圧縮することによって、ヒッティングゾーン
の壁に力を外方に及ぼす。
【0050】上文中に説明したように、本発明に従って
金属バットのバレルのヒッティングゾーン領域に設置し
た加圧ブラダーにより、バットのバレルの壁厚を0.1
27mm乃至0.762mm(0.005インチ乃至0.0
30インチ)程度、バレルの最初の壁厚が厚い金属バッ
トではこれ以上、減少させることができる。バレルの壁
厚を薄くすることは、好ましくはバットのバレルの全長
に亘って行われるが、ヒッティングゾーンの領域に限定
してもよい。更に、バットのバレルのヒッティングゾー
ンの領域の内側に溝を刻むこと等によって、バレル壁の
厚さ全体を薄くするのでなく、バットのバレルのヒッテ
ィングゾーンの内側から金属材料を除去できる。このよ
うな場合には、バットの使用中に内側の溝でブラダーが
損傷することがないように、ブラダーを高強度のフィル
ムで包むのが望ましい。
【0051】本発明による加圧されたブラダーは、バッ
トの中空バレルのヒッティングゾーンの周壁の内面内に
入れられ、これによってヒッティングゾーンの周壁の内
面に外向きの圧力を及ぼす。この力はヒッティングゾー
ンの周壁を圧縮し、これによって周壁を強化し且つ補剛
する。上文中に説明したように、バットのバレルのヒッ
ティングゾーン領域をブラダーで強化し補剛することに
より、ヒッティングゾーンの周壁をより薄い材料でつく
ることができ、これによってバットの全体としての重量
を減少し、特定的にはヒッティングゾーンの重量を減少
し、バットのグリップに通常の打撃力を及ぼすことによ
ってバットの速度を増加できる。更に、これによってヒ
ッティングゾーンを更に高い速度でボールと接触させる
ことができ、これによって、ボールの出口速度が高めら
れる。更に、ヒッティングゾーンの壁を加圧することに
よりヒッティングゾーンの壁の剛性を高め、ボールを打
つことによってヒッティングゾーンの壁が変形したと
き、ヒッティングゾーンの壁がその通常の位置に高い戻
り速度で戻ることによって力をボールに及ぼすことによ
って、トランポリン効果を調節でき且つ均等化できる。
更に、金属バットのヒッティングゾーンの領域でブラダ
ーを使用することにより、バットのグリップに伝達され
る振動レベルを大幅に減少し、ボールを打ったときのバ
ットの音を改善する。
【0052】本発明による加圧ブラダーは、好ましく
は、バットのバレルのヒッティングゾーンの領域のほぼ
長さ方向全長に亘って延びているが、ブラダーは、ヒッ
ティングゾーンの全長よりも短い長さに亘って延びてい
てもよく、その場合でも、少なくとも、ブラダーがバッ
トのバレルの内壁と面と面とを向き合わせて接触し、力
を外方に及ぼすヒッティングゾーン部分について、本発
明の利点を得ることができる。例えば、本発明によるブ
ラダーは、野球用バット及びソフトボール用バットの両
方の様々なモデルの10.16cm乃至50.8cm(約4
インチ乃至20インチ)のバット用につくられている。
多くのモデルについて、ヒッティングゾーンの中央を約
20.32cm乃至約38.1cm(約8インチ乃至約15
インチ)の距離に亘って延びるブラダーで十分である。
好ましくは、ブラダーは、特定のモデルのバットのヒッ
ティングゾーンの長さの少なくとも主部に亘って延びて
いなければならない。
【0053】添付図面に示す端キャップは、1995年
2月28日に出願された現在継続中の米国特許出願第0
6/396,225号の第1図、第2図、及び第3図に
開示されたキャップとほぼ一致するが、当業者は、端キ
ャップをバットのバレル内に係止し及び/又はバットの
先端の重量を増大するため、硬化可能な又は重量が加え
られた材料からなる端キャップを含む任意の適当な端キ
ャップを本発明に従って使用できるということを容易に
理解するであろう。例えば、上述の出願の第6図に示す
ようにバット先端に蓋キャップを被せることができる。
ブラダーをバットのバレルに挿入して膨張させた後、開
口部を通して硬化可能な材料をバレルに導入し、蓋キャ
ップを所定位置に位置決めする。次いで、バットを(先
端を下にして)立て、硬化可能な材料を先端に流し込ん
でここで硬化させ、キャップを所定位置に係止し、追加
の重量を与える。
【0054】以上は、本発明の原理の単なる例示である
と考えられる。更に、当業者は多くの変形及び変更を容
易に思いつくため、本発明を図示し且つ説明した正確な
構造及び作業に限定することが望ましくなく、従って、
全ての適当な変形及び等価物は、本発明の範囲内に入る
ものと考えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】加圧されたブラダーをバットのバレルのヒッテ
ィングゾーン領域に挿入した、本発明による中空金属バ
ットの一実施例の側面図である。
【図2】加圧されたブラダーのバットのバレル内への挿
入が、バットの端部に最初に注入した硬化可能な材料に
よって構成された横壁構造によって制限される、図1に
よる中空金属バットのヒッティングゾーンの内部構造を
示す、長さ方向拡大断面図である。
【図3】ブラダーの壁がバットのヒッティングゾーンの
内側とぴったりと接触していることを示す、図2の3−
3線に沿った横方向断面図である。
【図4】ヒッティングゾーンの先端の端キャップを、ブ
ラダーの先端に設けられた閉鎖体構造に対する関係とと
もに示す、図2の実施例の拡大部分断面図である。
【図5】一対の加圧されたブラダーをバットのバレルの
ヒッティングゾーン領域に端部と端部とを向き合わせて
挿入した、本発明による中空金属バットの別の実施例の
側面図である。
【図6】図5に示す本発明の実施例の構造的詳細を示
す、長さ方向拡大断面図である。
【図7】加圧されたブラダーとヒッティングゾーンの壁
との間の関係の別の構造的詳細を示す、図6の7−7線
に沿った横方向断面図である。
【図8】図5に示す本発明の実施例の加圧されたブラダ
ー及びバットのバレルの先端に対する端キャップの関係
を示す、拡大部分断面図である。
【図9】横壁が省略してあり、膨張させたブラダーがブ
ラダー壁とバットのバレルの内側との加圧摩擦係合によ
って所定位置に保持されている、本発明の別の実施例の
図2と同様の図である。
【図10】ブラダーの加圧をバットの外側から変更する
ための膨張バルブが端キャップを通って延びている、本
発明の更に別の実施例の図9と同様の断面図である。
【図11】ブラダーを膨張させたときにバットの移行ゾ
ーンの先端と係合し、ブラダーをヒッティングゾーンの
領域の所定位置に係止するために基端がテーパした単一
の加圧されたブラダーを持つ、本発明による中空金属バ
ットの更に別の実施例の側面図である。
【図12】移行ゾーン及びヒッティングゾーンの両方で
のブラダーとバットのバレルの内側との係合を示す、図
11に示す本発明の実施例の長さ方向拡大断面図であ
る。
【図13】弛緩した膨張させていない状態でバットのバ
レルのヒッティングゾーン領域内に位置決めされた単一
のブラダーを示す、本発明の別の実施例の部分断面図で
ある。
【図14】ブラダーが一杯に膨張させてあり、ブラダー
の円筒形の壁が圧力をバットのバレルのヒッティングゾ
ーン領域に及ぼしているところを示す、図13に示す本
発明の実施例の部分断面図である。
【図15】バットのバレルのヒッティングゾーン領域の
内側で膨張させた場合のブラダーの構造的詳細を示す、
図14のブラダーの中心に沿った長さ方向断面図であ
る。
【図16】弛緩した膨張させていない状態でバットのバ
レルのヒッティングゾーン領域内に位置決めされた単一
のブラダーを示す、本発明の更に別の実施例の部分断面
図である。
【図17】ブラダーが一杯に膨張させてあり、ブラダー
の円筒形の壁が圧力をバットのバレルのヒッティングゾ
ーン領域に及ぼしているところを示す、図16に示す本
発明の実施例の部分断面図である。
【図18】バットのバレルのヒッティングゾーン領域の
内側で膨張させた場合のブラダーの構造的詳細を示す、
図17のブラダーの中心に沿った長さ方向断面図であ
る。
【図19】弛緩した膨張させていない状態でバットのバ
レルのヒッティングゾーン領域内に位置決めされた単一
のブラダーを示す、本発明の更に別の実施例の部分断面
図である。
【図20】ブラダーが一杯に膨張させてあり、ブラダー
の円筒形の壁が圧力をバットのバレルのヒッティングゾ
ーン領域の内側に及ぼしているところを示す、図19に
示す本発明の実施例の部分断面図である。
【図21】ブラダーのバルブアッセンブリ及びブラダー
の膨張させていない状態での構造的詳細を示す、図20
の21−21線に沿った断面図である。
【符号の説明】
10 中空金属バット 12 中空バレル 14 ヒッティングゾーン 16 端キャップ 18 移行ゾーン 20 グリップ 22 グリップエンド 24 グリップ向上材料 26 周壁 27 内面 28 ブラダー 30 周壁 32、34 端壁 36 セルフシールバルブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 598023207 800 West Main Street, Louisville,kentucky 40202,United States of America (71)出願人 598023218 ケイ・ケイ・マッケイ Kaye K. MacKay アメリカ合衆国テキサス州75455,マウン ト・プレザント,ハイウェイ 49,ルート 9,ボックス 185 Route 9,Box 185,High way 49,Mt.Pleasant,T exas 75455,United Sta tes of America (71)出願人 598023229 ジャック・ダブリュー・マッケイ,ザ・サ ード Jack W. MacKay,III アメリカ合衆国テキサス州75455,マウン ト・プレザント,ハイウェイ 49,ルート 9,ボックス 185 Route 9,Box 185,High way 49,Mt.Pleasant,T exas 75455,United Sta tes of America (72)発明者 ジャック・ダブリュー・マッケイ,ジュニ アー アメリカ合衆国テキサス州75455,マウン ト・プレザント,ハイウェイ 49,ルート 9,ボックス 185 (72)発明者 ケイ・ケイ・マッケイ アメリカ合衆国テキサス州75455,マウン ト・プレザント,ハイウェイ 49,ルート 9,ボックス 185 (72)発明者 ジャック・ダブリュー・マッケイ,ザ・サ ード アメリカ合衆国テキサス州75455,マウン ト・プレザント,ハイウェイ 49,ルート 9,ボックス 185

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管状バレルを持つ金属バットにおいて、
    内面を持つ周壁で形成された先端のヒッティングゾーン
    と、基端のグリップと、このグリップとヒッティングゾ
    ーンとを連結する移行ゾーンと、前記ヒッティングゾー
    ン内に位置決めされ、ヒッティングゾーンの周壁の内面
    と係合してこれに外向きの力を及ぼす膨張可能なブラダ
    ーとを有することを特徴とする、金属バット。
  2. 【請求項2】 前記ブラダーは円筒形であり、ヒッティ
    ングゾーンの周壁と面と面とを向き合わせて接触する可
    撓性で弾性の周壁を有し、前記管状バレルの先端には端
    キャップが設けられ、この端キャップはブラダーの先端
    と係合し、ブラダーをヒッティングゾーン内に長さ方向
    に固定する、請求項1に記載の金属バット。
  3. 【請求項3】 前記ブラダーは前記ヒッティングゾーン
    の大部分に亘って延びており、膨張用バルブを受け入れ
    る端壁をその先端に有する、請求項1に記載の金属バッ
    ト。
  4. 【請求項4】 ブラダーをヒッティングゾーン内に位置
    決めする横壁がヒッティングゾーンの基端に位置決めさ
    れている、請求項1に記載の金属バット。
  5. 【請求項5】 前記ブラダーは、互いに隣接しており且
    つ接触した少なくとも二つの膨張させた部材の形態であ
    り、前記バットのバレルはヒッティングゾーンの基端に
    横壁を有し、前記バットのバレルは端キャップによって
    閉鎖された先端を有し、前記膨張させた部材は前記横壁
    及び前記端キャップと夫々係合し、前記部材を前記ヒッ
    ティングゾーン内の所定位置に保持する、請求項1に記
    載の金属バット。
  6. 【請求項6】 前記横壁は全体に球形の弾性スポンジボ
    ールを含み、このボールは、このボール自体をヒッティ
    ングゾーン内の長さ方向に調節された位置に摩擦で保持
    するため、外寸法がヒッティングゾーンの内寸法よりも
    大きく、垂直方向に立てたバットのバレルの開放端に注
    入した硬化可能な材料が、スポンジボールに流入してこ
    れと係合し、硬化時にバットのバレル内の所望の位置に
    永久的な横壁を形成する、請求項4に記載のバット。
  7. 【請求項7】 前記ブラダーは、バットのバレルの先端
    と整合した領域に、ブラダーの加圧を可能にする膨張用
    バルブを含む、請求項1に記載の金属バット。
  8. 【請求項8】 前記バルブは、膨張用ニードルによる膨
    張を可能にするセルフシール通路を含み、この通路は、
    膨張用ニードルを引き抜いたときにシールされる、請求
    項7に記載の金属バット。
  9. 【請求項9】 前記バルブは前記端キャップを通って延
    び、端キャップの設置後に前記ブラダーへのアクセスを
    可能にする、請求項7に記載の金属バット。
  10. 【請求項10】 内面を持つ周壁で形成された先端のヒ
    ッティングゾーンと、基端のグリップと、このグリップ
    とヒッティングゾーンとを連結する移行ゾーンとを有す
    る管状バレルを含む管状金属バット内にブラダーを設置
    し、これを加圧する方法において、可撓性周壁を持つブ
    ラダーをバットのバレルの開放した先端を通してヒッテ
    ィングゾーンに挿入し、ブラダーの加圧時にヒッティン
    グゾーンの内面に力を外方に及ぼすため、ブラダーの可
    撓性周壁を管状ヒッティングゾーンの内面と係合させる
    工程と、バットのバレルの開放した先端を閉鎖する工程
    とを有することを特徴とする、金属バットの製造方法。
  11. 【請求項11】 前記ブラダーは、バットのバレルの開
    放した先端を閉鎖する前に加圧され、バットのバレルの
    開放した先端を閉鎖する工程は、端キャップをバットの
    バレルの開放した先端に設置する工程を含む、請求項1
    0に記載の製造方法。
  12. 【請求項12】 バットのバレルの開放した先端を閉鎖
    する前に、バットのバレルの開放した先端を通してブラ
    ダーを膨張できるようにブラダーにセルフシールバルブ
    を設ける工程を含む、請求項10に記載の製造方法。
  13. 【請求項13】 ブラダーにセルフシールバルブをバッ
    トのバレルの開放した先端と整合した状態で設ける工程
    を含み、バットのバレルの開放した先端を閉鎖する前記
    工程は、セルフシールバルブを持つ端キャップをバット
    のバレルの開放した先端に設置する工程と、端キャップ
    のバルブ及びブラダーのバルブを通して膨張用ニードル
    を挿入することによってブラダーを膨張させる工程とを
    含む、請求項10に記載の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記ブラダーは、約1.055kg/cm2
    乃至約3.515kg/cm2(約15psi 乃至約50psi)
    の範囲に加圧される、請求項10に記載の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記ブラダーは、大気圧乃至約4.2
    18kg/cm2(約60psi)以下の圧力に加圧される、請
    求項10に記載の製造方法。
  16. 【請求項16】 前記膨張可能なブラダーは、約1.0
    55kg/cm2乃至約3.515kg/cm2(約15psi 乃至約
    50psi)の範囲に加圧される、請求項1に記載の金属
    バット。
  17. 【請求項17】 ブラダーを挿入する工程は、円筒形可
    撓性壁を各々有する複数の円筒形部材を設ける工程を含
    む、請求項10に記載の製造方法。
  18. 【請求項18】 管状バレルを持つ金属バットにおい
    て、先端のヒッティングゾーンと、基端のグリップと、
    このグリップとヒッティングゾーンとを連結する移行ゾ
    ーンとを有し、前記管状バレルは内面を持つ全体に円筒
    形の周壁を前記ヒッティングゾーンに有し、更に、前記
    バットのバレルの前記ヒッティングゾーンに位置決めさ
    れた加圧されたブラダーを有し、このブラダーは前記内
    面と係合し、前記周壁を強化することを特徴とする、金
    属バット。
  19. 【請求項19】 前記加圧されたブラダーは、空気、窒
    素、アルゴン、又は大分子量のガスから選択された流体
    によって加圧されている、請求項18に記載の金属バッ
    ト。
  20. 【請求項20】 中空管状バレルを持つ金属バットにお
    いて、前記バットのバレルのヒッティングゾーン領域に
    圧力を外方に選択的に及ぼすため、加圧された手段が前
    記バレル内に設けられていることを特徴とする、金属バ
    ット。
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