JPH10234254A - 活魚水槽用クーラー - Google Patents

活魚水槽用クーラー

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JPH10234254A
JPH10234254A JP8320397A JP8320397A JPH10234254A JP H10234254 A JPH10234254 A JP H10234254A JP 8320397 A JP8320397 A JP 8320397A JP 8320397 A JP8320397 A JP 8320397A JP H10234254 A JPH10234254 A JP H10234254A
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cooling
evaporator
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Kazuaki Ogawa
和昭 小川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンプレッサーを使用することなく、簡単な
構造で小型かつ安価に製造でき、運転が静かで設置場所
等に制約されることのない活魚水槽用クーラーを提案す
る。 【解決手段】 加熱手段を備えた冷媒蒸気発生器と、気
化した冷媒を冷却液化させるフィン型凝縮器と、外熱を
吸収する蒸発器を内蔵した冷却部と、該冷却部内に挿入
した通水コイルに吸水管を介して水槽内の水を導き冷水
供給管を介して再び水槽内に戻すための電動循環ポンプ
とを有するクーラー本体を水槽の外側に近接設置してな
り、上記加熱手段として電熱ヒータ又はカセット式ガス
ボンベあるいは両者を併用してなる活魚水槽用クーラ
ー。あるいは、加熱手段としてカセット式ガスボンベを
使用した冷媒蒸気発生器と、気化した冷媒を冷却液化さ
せるフィン型凝縮器と、外熱を吸収する蒸発器とを有す
るクーラー本体を水槽の外側に近接設置してなり、上記
蒸発器は水槽内に挿入して水槽内の水を直接冷却するよ
うに構成してなる活魚水槽用クーラー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鑑賞魚等の活魚を
収容飼育する水槽内の水を冷却するためのクーラーに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】鑑賞魚等の活魚を飼育する水槽では、水
槽内の水温を活魚に最適な温度に常に維持する必要があ
り、特に夏期には水温が必要以上に高温となるので、水
槽内の水(淡水又は海水)を冷却する必要がある。
【0003】一般に水槽水の冷却制御方式としては、蒸
気圧縮式冷却方式が採用され、その原理は電気冷蔵庫の
冷凍原理と同様で、冷媒として主にフレオン12かアン
モニアを使用し、冷媒の蒸発熱を利用した冷凍サイクル
にコンプレッサーを用いたものが主体であり、コンプレ
ッサーで高温高圧の冷媒蒸気とし、これを凝縮器で熱放
散して高温高圧液状冷媒とし、キャピラリーチューブ又
はフィンを経て蒸発器に入り、低温低圧液の冷媒となっ
て熱を吸収して冷却作用を行い、低温低圧冷媒蒸気とな
って再びコンプレッサーに送られて循環するものであ
る。
【0004】しかしながら、このコンプレッサー方式で
は、コンプレッサー音や振動音等の騒音が発生し、また
コンプレッサーが熱が放散するのでこれを冷却するため
の強制ファンが必要となり、しかも冷却装置全体が比較
的大型とって機構も複雑になり、製造コストも高価で設
置場所も限定されるなど、多くの問題点があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のコン
プレッサー方式の問題点に鑑み、コンプレッサーを使用
することなく、簡単な構造で小型かつ安価に製造でき、
運転が静かで設置場所等に制約されることのない活魚水
槽用クーラーを提案するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の本発明は、加熱手
段を備えた冷媒蒸気発生器と、気化した冷媒を冷却液化
させるフィン型凝縮器と、外熱を吸収する蒸発器を内蔵
した冷却部と、該冷却部内に挿入した通水コイルに吸水
管を介して水槽内の水を導き冷水供給管を介して再び水
槽内に戻すための電動循環ポンプとを有するクーラー本
体を水槽の外側に近接設置してなり、上記加熱手段とし
て電熱ヒータ又はカセット式ガスボンベあるいは両者を
併用してなる間接冷却式の活魚水槽用クーラーに関する
ものである。
【0007】また、第2の本発明は、加熱手段としてカ
セット式ガスボンベを使用した冷媒蒸気発生器と、気化
した冷媒を冷却液化させるフィン型凝縮器と、外熱を吸
収する蒸発器とを有するクーラー本体を水槽の外側に近
接設置してなり、上記蒸発器は水槽内に挿入して水槽内
の水を直接冷却するように構成してなる活魚水槽用クー
ラーである。
【0008】なお、冷媒溶液としては冷媒がアンモニア
で吸収剤が水の溶液、あるいは冷媒が水で吸収剤が臭化
カルシウムの溶液のいずれでもよいが、前者のアンモニ
ア溶液が好適である。以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0009】
【発明の実施の形態】
実施例1 図1は、クーラー本体内の冷却部に水槽水を導いて冷却
する間接冷却式の水槽用クーラーの実施例を示す説明図
であり、1は鑑賞魚等の活魚を収容する水(淡水又は海
水)を入れた水槽2の外側に近接して設置したクーラー
本体で、該クーラー本体1内には後記する冷媒蒸気発生
器3,フィン型凝縮器4,蒸発器5を内蔵する冷却部6
を主要部とする冷却基本構成機器が設けられている。
【0010】3は函型の密閉された冷媒蒸気発生器で、
該蒸気発生器3は温度制御装置7により温度調整される
電熱ヒータ8あるいはダイヤル9によって燃焼状態を調
節可能な使い捨てのカセット式ガスボンベ10により該
発生器3内に入れた冷媒溶液11が下方から加熱され、
これにより冷媒蒸気が発生するようになっている。な
お、本実施例では冷媒としてはアンモニアを使用し、吸
収剤として水を使用したアンモニア水溶液を使用してい
る。
【0011】4はフィン型凝縮器で、上記冷媒蒸気発生
器3で加熱され気化したアンモニアガスは冷媒ガス管1
2を通って該フィン型凝縮器4に進み、ここで外気によ
って冷却され液化する。
【0012】5は冷却部6内に設けられた直管型,蛇行
型あるいはコイル状に形成された外熱を吸収する蒸発器
であり、上記凝縮器4で冷却されて液化したアンモニア
は冷媒液管13を通って該蒸発器5に送入され、該蒸発
器5内で急激に気化して冷却部6の熱を奪うので、冷却
部6が冷却される。
【0013】この冷却部6内には水槽2内の水30を電
動循環ポンプ14により吸水する吸水管15と槽2内へ
冷却された槽内水を戻す冷水供給管16とのそれぞれに
連通する通水コイル17が挿入されており、水槽2内の
水30が順次このコイル17に導かれ、槽2内に循環し
て槽2内の水を所定温度に冷却調節されるようになって
いる。
【0014】一方、凝縮器4からのバランス上の一部の
アンモニア液は冷媒液管13から分岐された分岐管18
を通って上記蒸発器5からのアンモニア液と共に冷媒蒸
気発生器3へ戻されて、再び上記のように循環する。
【0015】これにより、冷媒蒸気発生器3(加熱)→
アンモニアガス→フィン型凝縮器4(冷却)→蒸発器5
(冷却部内を冷却)→液体アンモニア→冷媒蒸気発生器
3の密閉された系内を循環し、蒸発器5を内蔵する冷却
部6で水槽2内の水を導く通水コイル17を介して水槽
2内の水を間接的に冷却するのである。
【0016】19は給水管15の途中に設けられたサー
ミスタ等の温度検知部で、前記した温度制御装置7と電
気的に結ばれ、給水管15内を通る水槽2内の水の温度
を検知して前記電熱ヒータ8の温度を調節すると共に、
同じく温度制御装置7と電気的に接続された前記電動ポ
ンプ14によって吸水管15からの吸水量を制御する。
【0017】なお、図1では冷媒蒸気発生器3における
冷媒溶液11の加熱手段として、電熱ヒータ8に代えて
あるいはこれと併用して使い捨てのカセット型ガスボン
ベ10を図示してある。これは電熱ヒータ8では加熱の
立ち上がり時間がかかるためで、カセット型ガスボンベ
10のみを使用する場合には、制御装置7は働かないの
で、水槽2内の温度を温度計によって監視する必要があ
る。
【0018】実施例2 図2は、上記実施例1のうち、冷却作用を行う蒸発器5
(直管型,蛇行型又はコイル状に形成されている)を水
槽2内に直接挿入して水槽2内の水30を冷却する直接
冷却式水槽用クーラーの実施例を示す説明図であり、こ
の場合にはクーラー本体1の構造を簡易とするため、ポ
ンプ14や電熱ヒータ8,温度制御装置7等を使用して
おらず、冷媒溶液11の加熱手段として使い捨てのカセ
ット型ガスボンベ10を使用している。
【0019】図2の例では、水槽2内の水を外部に抜き
出すことなく、蒸発器5を水槽2内に直接挿入して槽2
内の水を冷却するので、冷却効率はよく、製造コストも
安価で済むが、温度制御装置13等が存在しないので、
実施例1のような微細な温度調節はできない。
【0020】
【発明の効果】本発明は上記のように構成され、従来の
ようなコンプレッサー式のクーラーと異なり、騒音や熱
風の発生がなく、音が静かで、クーラー本体内に冷却用
機器がコンパクトに収容されているので据付場所に苦慮
する必要もなく、冷媒加熱手段として電熱ヒータを使用
すれば微細な温度調節が可能となり、また使い捨てのカ
セット型ガスボンベを使用すれば構造が極めてシンプル
となって製造コストも安価となり、軽量小型化できる等
の利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る間接冷却式の活魚水槽用クーラー
の一例を示す説明図である。
【図2】本発明に係る直接冷却式の活魚水槽用クーラー
の一例を示す説明図である。
【符号の説明】
1−クーラー本体 2−活魚水槽 3−冷媒蒸気発生器 4−フィン型凝縮器 5−蒸発器 6−冷却部 7−温度制御装置 8−電熱ヒータ 9−ダイヤル 10−カセット式ガスボンベ 11−冷媒溶液 12−冷媒ガス管 13−冷媒液管 14−ポンプ 15−吸水管 16−冷水供給管 17−通水コイル 18−分岐管 19−温度検知部 20−吸水口 30−槽内の水(淡水又は海水)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱手段を備えた冷媒蒸気発生器と、気
    化した冷媒を冷却液化させるフィン型凝縮器と、外熱を
    吸収する蒸発器を内蔵した冷却部と、該冷却部内に挿入
    した通水コイルに吸水管を介して水槽内の水を導き冷水
    供給管を介して再び水槽内に戻すための電動循環ポンプ
    とを有するクーラー本体を水槽の外側に近接設置してな
    り、上記加熱手段として電熱ヒータ又はカセット式ガス
    ボンベあるいは両者を併用してなることを特徴とする活
    魚水槽用クーラー。
  2. 【請求項2】 加熱手段としてカセット式ガスボンベを
    使用した冷媒蒸気発生器と、気化した冷媒を冷却液化さ
    せるフィン型凝縮器と、外熱を吸収する蒸発器とを有す
    るクーラー本体を水槽の外側に近接設置してなり、上記
    蒸発器は水槽内に挿入して水槽内の水を直接冷却するよ
    うに構成してなることを特徴とする活魚水槽用クーラ
    ー。
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