JPH10229395A - 故障情報管理方法及び装置 - Google Patents

故障情報管理方法及び装置

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JPH10229395A
JPH10229395A JP9029434A JP2943497A JPH10229395A JP H10229395 A JPH10229395 A JP H10229395A JP 9029434 A JP9029434 A JP 9029434A JP 2943497 A JP2943497 A JP 2943497A JP H10229395 A JPH10229395 A JP H10229395A
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JP9029434A
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Yuzo Fujita
裕三 藤田
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発生した故障内容を管理し、一定周期毎に長
期間保持された故障または、頻発する同一原因故障の保
留期間を判断し、慢性故障として通知するための故障情
報管理方法及び装置を提供する。 【解決手段】 本発明は、検出した故障の回復進捗を管
理しておき、故障の保留期間が所定の値より長い場合に
は、慢性故障としてオペレータに通知し、また、頻発す
る同一原因故障の繰り返し回数を管理しておき、繰り返
し回数が所定の回数より多い場合には、継続故障として
オペレータに通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、故障情報管理方法
及び装置に係り、特に、通信網サービスの提供システム
でのサービス管理における故障情報を管理するための故
障情報管理方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の故障通知技術は、システムが検出
した異常をオペレータに通知し、オペレータが故障チケ
ットを作成し、当該チケットにより故障回復の進捗を管
理している。個々の故障の中には長期間に渡り回復せず
に残るものがあり、これを慢性故障と呼んでいる。その
慢性の度合は、上記オペレータの判断技術に依存して決
定される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の故障通知技術は、慢性の度合の決定は、オペレータ
の判断技術に委ねられるため、個人差がある。また、同
一の原因の故障が頻発しても個々の故障として管理さ
れ、慢性故障とわからないという欠点がある。
【0004】本発明は、上記の点に鑑みなされたもの
で、慢性故障の判断及び通知が自動的に行われていない
点を解決し、発生した故障内容を管理し、一定周期毎に
長期間保持された故障または、頻発する同一原因故障の
保留期間を判断し、慢性故障として通知するための故障
情報管理方法及び装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理を
説明するための図である。本発明は、通信網サービスの
提供システムにおいて発生した故障情報を管理し、オペ
レータに通知する故障情報管理方法において、検出した
故障の回復進捗を管理しておき(ステップ1−1)、故
障の保留期間が所定の値より長い場合には(ステップ2
−1)、慢性故障としてオペレータに通知し(ステップ
3−1)、さらに、頻発する同一原因故障の繰り返し回
数を管理しておき(ステップ1−2)、繰り返し回数が
所定の回数より多い場合には(ステップ2−2)、継続
故障としてオペレータに通知する(ステップ3−2)。
【0006】また、本発明は、長期間故障の判定周期及
び長期間故障閾値を管理し、故障情報を収集し、収集し
た故障情報から未解決の故障と該故障の発生日時を抽出
し、現在の日時と、故障の発生日時から該故障の保留期
間を算出し、算出された保留期間と長期間故障閾値を比
較し、長時間故障か否かを判定し、判定された長時間故
障をオペレータに通知する。
【0007】また、本発明は、繰り返し故障の判定周期
及び、繰り返し故障件数閾値を管理し、故障情報を収集
し、収集した故障情報から回線毎、故障種別毎に故障件
数を算出し、回線毎、故障種別毎の故障件数と繰り返し
故障件数閾値とを比較し、繰り返し故障か否かを判定
し、判定された繰り返し故障をオペレータの通知する。
【0008】図2は、本発明の原理構成図である。本発
明は、通信網サービスの提供システムにおいて発生した
故障情報を管理し、オペレータ端末11に通知する故障
情報管理装置であって、検出した故障の回復進捗を管理
する故障情報管理手段110と、故障の保留期間が所定
の値より長い場合には、慢性故障としてオペレータ端末
に通知する慢性故障判定手段120と、頻発する同一原
因故障の繰り返し回数を管理する繰り返し回数管理手段
210と、繰り返し回数が所定の回数より多い場合に
は、継続故障としてオペレータ端末に通知する継続故障
判定手段220とを有する。
【0009】また、上記の故障情報管理手段110は、
通信網から故障情報を収集する故障情報受信手段と、故
障情報受信手段により収集された故障情報から未解決の
故障と該故障の発生日時を抽出し、管理する故障発生日
時管理手段を含み、慢性故障判定手段120は、長期間
故障の判定周期及び長期間故障閾値を管理する長期間故
障閾値管理手段と、現在の日時と、故障の発生日時から
該故障の保留期間を算出する保留期間算出手段と、判定
周期毎に、保留期間算出手段で算出された保留期間と長
期間故障閾値管理手段に管理されている長期間故障閾値
とを比較し、長時間故障か否かを判定する長期間故障判
定手段と、長期間故障判定手段により、長期間故障と判
定された故障情報をオペレータ端末に通知する通知手段
とを含む。
【0010】また、上記の故障発生日時管理手段は、所
定の周期により起動され、未解決の故障と該故障の発生
日時から未解決故障リストを生成する未解決リスト生成
手段を含み、保留期間算出手段は、未解決リストから、
現在の日付までに故障が解決されていない故障情報の保
留期間を算出する手段を含む。
【0011】また、上記の繰り返し回数管理手段210
は、通信網から故障情報を収集する故障情報受信手段
と、故障情報受信手段により収集された故障情報から回
線毎故障発生日時を抽出し、管理する回線毎故障発生日
時管理手段を含み、継続故障判定手段220は、繰り返
し故障の判定周期及び、繰り返し故障件数閾値を管理す
る繰り返し故障閾値管理手段と、回線毎故障発生日時管
理手段の収集した故障情報から回線毎、故障種別毎に故
障件数を算出する故障種別毎件数算出手段と、故障種別
毎件数算出手段により算出さた回線毎、故障種別毎の故
障件数と繰り返し故障件数閾値とを比較し、繰り返し故
障か否かを判定する繰り返し故障判定手段と、繰り返し
故障判定手段により繰り返し故障と判定された故障情報
をオペレータ端末に通知する通知手段を含む。
【0012】また、上記の回線毎故障発生日時管理手段
は、所定の周期で定期的に起動され、故障情報から故障
発生日時を抽出し、回線毎、故障種別毎に件数を管理す
る同一原因故障件数リストを生成する同一原因故障件数
リスト生成手段を含み、故障種別毎件数算出手段は、同
一原因故障件数リストから、回線毎、故障種別毎に故障
件数を算出する手段を含む。
【0013】本発明は、第1に、検出した故障の回復進
捗を管理し、その保留期間を判定して慢性故障として通
知すること、第2に、頻発する同一原因故障を繰り返し
回数の判定により継続故障とみなすことで慢性故障とし
て通知することが最も主要な特徴である。従来の故障通
知技術とは、検出した故障を通知し、進捗管理するだけ
ではなく、慢性故障を自動的に判断通知できる点、さら
に、頻発する同一原因故障を自動的に慢性故障と判断し
て通知できる点が異なる。
【0014】通信サービス管理における故障について
は、慢性故障か否かの判断は、オペレータに委ねられて
いたが、オペレータの労力及び時間がかかるにもかかわ
らず、オペレータの判断力及び故障の回復状況に影響さ
れ、信頼できる慢性故障の判断と通知ができない欠点が
ある。しかし、本発明では、オペレータが慢性故障の判
断基準として、故障保留期間の閾値と同一原因故障の繰
り返し件数の閾値を入力することで、自動的に慢性故障
と判断した場合に、即座にオペレータ端末に通知でき
る。
【0015】本発明を実現する手段として、故障の長期
間保留の閾値管理手段、同一原因故障の繰り返し件数の
閾値管理手段、実際に検出した故障の保留期間算出及び
チェック手段、チェック周期、並びに、慢性故障判定手
段がある。長期間保留の閾値は、通常の故障に要する日
数に対応して規定し、チェック周期と共に、慢性故障検
出のトリガとして管理される。
【0016】繰り返し故障閾値は、チェック周期毎の慢
性故障検出のトリガとして管理される。実際の検出故障
の保留期間は、チェック周期毎に故障発生日時から計算
され、長期間故障閾値と比較される。同一回線上の同一
原因故障検出件数は、チェック周期毎に繰り返し故障閾
値と比較される。
【0017】長期間故障閾値及び繰り返し故障閾値と比
較し、慢性故障を判定することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図3は、本発明の第1の故障情報
管理装置の構成を示す。第1の故障情報管理装置10
は、設定された長期間故障閾値を、通信網から通知され
る故障情報の保留期間が上回っている場合に、長期間故
障としてオペレータに通知するものである。
【0019】同図に示す故障情報管理装置10は、通信
網13とオペレータ端末11に接続される。オペレータ
端末11は、通信網サービスの慢性故障に対する措置を
指示する。故障情報管理装置10は、長期間故障閾値管
理部12、故障情報受信部14、故障情報管理部15、
故障発生日時管理部16、保留期間算出部17、長時間
故障判定部18、長時間故障通知部19から構成され
る。
【0020】長期間故障閾値管理部12は、オペレータ
端末11から投入された長期間故障のチェック周期及び
閾値を管理する。故障情報受信部14は、通信網13か
ら対網側システムインタフェースを介して通知される故
障情報を収集する。故障情報管理部15は、故障情報受
信部14により受信した故障情報を管理する。
【0021】故障発生日時管理部16は、故障情報から
未解決故障を取り出し、発生日時を管理する。保留期間
算出部17は、現在日時と故障発生日時管理部16で管
理されている故障発生日時から保留期間を算出する。長
時間故障判定部18は、保留期間算出部17で算出され
た保留期間及び長期間故障閾値管理部12で管理されて
いる長期間故障閾値とを比較し、長期間故障となってい
るかを判定する。
【0022】長時間故障通知部19は、長期間故障判定
部18で長期間故障と判定された故障をオペレータ端末
11に対管理者インターフェースを介して自動的に通知
する。図4は、本発明の第1の故障情報管理装置の動作
を示すフローチャートである。
【0023】ステップ101) まず、オペレータ端末
11から長期間故障閾値管理部12に対して、長期間故
障の保留期間閾値及びチェック周期を入力すると、長期
間故障閾値管理部12は、チェック周期毎に故障発生日
時管理部16を起動する。 ステップ102) ここで、通信網13から提供サービ
スに対して故障が発生した旨を故障情報受信部14に通
知する。
【0024】ステップ103) 故障情報受信部14
は、通信網13から故障情報を収集し、故障情報管理部
15に転送する。 ステップ104) 故障情報管理部15は、故障情報を
発生故障毎に分類、記録及び管理する。 ステップ105) 故障発生日時管理部16は、長期間
故障閾値管理部12が管理するチェック周期に基づいて
定期的に起動され、各種故障情報から未解決の故障情報
を検索し、長期間故障判定に必要な故障発生日時を抽出
し、未解決故障リストとして管理する。
【0025】ステップ106) 保留期間算出部17
は、故障発生日時管理部16が管理する故障発生日時か
ら現在日付までの保留期間を算出し、長期間故障チェッ
ク部18へ転送する。 ステップ107) 長期間故障チェック部18は、故障
情報の保留期間を長期間故障閾値と比較判定し、閾値を
上回った場合には、ステップ108に移行し、閾値以下
の場合には、長期間故障とは判定しない。
【0026】ステップ108) 保留期間が長期間故障
閾値を上回った場合には、長期間故障通知部19に転送
する。 ステップ109) 長期間故障通知部19は、オペレー
タ端末11へ異常通知を行う。 このような処理を行うことにより、オペレータが設定し
た長期間故障閾値を、故障情報の保留期間が上回ったな
らば、オペレータ端末11へ自動的に通知され、オペレ
ータは、速やかに対策を取ることが可能となる。
【0027】図5は、本発明の第2の故障情報管理装置
の構成を示す。同図において、図3と同一構成部分に
は、同一符号を付す。故障情報管理装置20は、オペレ
ータ端末11と通信網13に接続される。オペレータ端
末11は、オペレータが通信網サービスの慢性故障に対
する措置を指示する。
【0028】故障情報管理装置20は、故障情報受信部
14、故障情報管理部15、繰り返し故障閾値管理部2
2、回線毎故障発生日時管理部26、故障種別毎件数管
理部27、繰り返し故障判定部28、繰り返し故障通知
部29より構成される。故障情報受信部14は、通信網
13からの故障情報を収集する。故障情報管理部15
は、故障情報受信部14で受信した故障情報を管理す
る。
【0029】繰り返し故障閾値管理部22は、オペレー
タ端末11から入力された繰り返し故障チェック周期及
び件数閾値を管理する。回線毎故障発生日時管理部26
は、故障情報から発生日時と故障種別を取り出し、回線
毎に管理する。故障種別毎件数管理部27は、回線毎、
故障種別毎に故障件数を管理する。
【0030】繰り返し故障判定部28は、故障種別件数
管理部27の故障件数及び繰り返し故障閾値管理部22
で管理する繰り返し故障閾値を比較し、繰り返し故障か
を判定する。繰り返し故障通知部29は、繰り返し故障
判定部29で繰り返し故障と判定された故障をオペレー
タ端末11に通知する。
【0031】図6は、本発明の第2の故障情報管理装置
の動作を示すフローチャートである。 ステップ201) まず、オペレータ端末11から繰り
返し故障閾値管理部22に対して、繰り返し故障の件数
閾値及びチェック周期が入力されると、繰り返し故障閾
値管理部22は、チェック周期毎に回線毎故障発生日時
管理部26を起動する。
【0032】ステップ202) ここで、通信網13か
ら提供サービスに対して故障が発生した旨を故障情報受
信部14に通知する。 ステップ203) 故障情報受信部14は、通信網13
から故障情報を収集し、故障情報管理部15に転送す
る。 ステップ204) 故障情報管理部15は、故障情報を
発生故障毎に分類、記録及び管理する。
【0033】ステップ205) 回線毎故障発生日時管
理部26は、繰り返し故障閾値管理部22が管理するチ
ェック周期に基づいて定期的に起動され、各種故障情報
から故障発生日時を抽出し、回線毎、故障種別毎に同一
原因故障件数リストとして管理する。 ステップ206) 故障種別毎件数管理部27は、回線
毎故障発生日時管理部26が管理する回線毎、故障種別
毎に故障件数を算出し、繰り返し故障判定部28に転送
する。
【0034】ステップ207) 繰り返し故障判定部2
8は、故障件数を繰り返し故障閾値と比較・判定し、閾
値を上回った場合、繰り返し故障とみなし、繰り返し故
障通知部29に転送する。閾値以下の場合には、繰り返
し故障と判定しない。 ステップ208) 繰り返し故障通知部29は、オペレ
ータ端末11へ異常通知を行う。
【0035】このような処理を行うことにより、オペレ
ータが設定した繰り返し故障閾値を、回線毎、故障種別
毎件数が上回ったならば、オペレータ端末11へ自動的
に通知され、オペレータは速やかに対策をとることが可
能となる。また、繰り返し故障を通常の故障と同様に管
理することで、長期間故障の対象にもなる。
【0036】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面と共に説明す
る。 [第1の実施例]第1の実施例は、前述の図3と図4に
基づいて説明する。本実施例はオペレータが設定した長
期間故障閾値を、故障情報の保留期間が上回った時、オ
ペレータに通知されるものである。
【0037】図7は、本発明の第1の実施例の長期間故
障判定処理を説明するための図である。同図において、
図3と同一構成部分には、同一符号を付す。オペレータ
が、具体的に長期間故障閾値を30日、チェック周期を
3日と入力設定した例を用いて説明する。オペレータ端
末11より入力された長期間故障閾値(30日)とチェ
ック周期(3日)が長期間故障閾値管理部12に設定さ
れる。
【0038】ここで、通信網13から故障情報150と
して、故障情報識別子151、故障発生日時152、カ
スタマ回線識別子153、故障種別154、回復状況1
55、措置中フラグ156が送信され、故障情報管理部
15において、管理する。故障情報管理部15は、リア
ルタイムに通信網13から収集した全回線の故障発生情
報とその後の回復措置の進捗を管理する。
【0039】故障発生日時管理部16は、長期間故障閾
値管理部12を3日毎に起動し、各種故障情報150か
ら措置中フラグ156の立っている未解決の故障情報を
検索する。さらに、未解決の故障情報から長期間故障判
定に必要な故障発生日時152を抽出し、同図に示すよ
うな未解決故障リスト160として管理する。未解決故
障リスト160は、未解決故障識別子と故障発生日時か
ら構成される。
【0040】次に、保留期間算出部17は、故障発生日
時管理部16に管理されている未解決故障リスト160
から1件ずつ順番にチェックする。故障発生日時から現
在日時までの保留期間を算出し、長期間故障判定部18
に転送する。例えば、保留期間は、現在日付が1997
年2月15日であり、故障発生日時が1997年1月3
日であれば、保留期間は、43日となる。
【0041】長期間故障判定部18は、故障情報の保留
期間を長期間故障閾値30日と比較判定する。保留期間
が43日の場合には、当該長期間故障閾値30日を上回
るので、長期間故障とみなし、長期間故障通知部19に
転送し、次の未解決故障についての保留期間算出処理を
保留期間算出部17に依頼する。この処理を故障発生日
時管理部16に管理されている未解決故障リスト160
の全ての故障情報について行う。未解決故障リスト16
0は、故障情報識別子と保留期間からなる。
【0042】長期間故障通部19は、作成した長期間故
障リスト190をオペレータ端末11に通知する。 [第2の実施例]第2の実施例は、前述の図5と図6に
基づいて説明する。本実施例ではオペレータが設定した
繰り返し故障閾値を、回線毎、故障種別毎件数が上回っ
たならば、オペレータ端末11へ自動的に通知する処理
を説明する。
【0043】図8は、本発明の第2の実施例の繰り返し
故障判定処理を説明するための図である。同図におい
て、図5と同一構成部分には、同一符号を付す。オペレ
ータが、具体的に、繰り返し故障閾値3件、チェック周
期1時間と入力設定した例を用いて説明する。オペレー
タ端末11より入力された繰り返し故障閾値(3件)と
チェック周期(1時間)が繰り返し故障閾値管理部22
に設定される。
【0044】ここで、通信網13から故障情報150と
して、故障情報識別子151、故障発生日時152、カ
スタマ回線識別子153、故障種別154、回復状況1
55、措置中フラグ156が送信され、故障情報管理部
15において、管理する。故障情報管理部15は、リア
ルタイムに通信網13から収集した全回線の故障発生情
報とその後の回復措置の進捗を管理する。
【0045】繰り返し故障閾値管理部22は、回線毎故
障発生日時管理部26を、1時間毎に定期的に起動す
る。回線毎故障発生日時管理部26は、各故障情報をカ
スタマ回線識別子153毎に検索し、故障種別154、
故障発生日時152を抽出し、回線毎に回線別故障リス
ト260として管理する。回線別故障リスト260は、
回線識別子毎に、故障別と、故障発生日時からなる。
【0046】保留期間算出部27は、回線毎、故障種別
毎に回線別故障リスト260を順番にチェックし、回線
別故障リスト260から故障種別毎に各故障の発生日時
の1時間前からの発生件数を集計する。故障種別毎の各
故障の発生件数のうち、最大の件数を、同一原因故障件
数リスト270として、繰り返し故障判定部28に転送
する。同一原因故障件数リスト270は、故障種別と、
故障件数からなる。
【0047】繰り返し故障判定部28は、同一原因故障
件数を繰り返し故障閾値(3件)と比較する。このと
き、閾値を上回っている『話中切断』を繰り返し故障と
みなし、繰り返し故障通知部29に転送し、次の、回線
毎、故障種別事の故障件数を故障種別毎件数管理部27
に要求する処理を回線別同種故障件数リスト270の情
報数分繰り返す。
【0048】繰り返し故障通知部29は、作成した回線
別繰り返し故障リスト290をオペレータ端末11に通
知する。回線別繰り返し故障リスト290は、回線識別
子、故障種別、故障件数からなる。また、繰り返し故障
は一般の未解決故障として管理され、長期間故障の対象
となる。
【0049】なお、本発明は、上記の実施例に限定され
ることなく、特許請求の範囲内で種々変更・応用が可能
である。
【0050】
【発明の効果】上述のように、本発明によれば、オペレ
ータが投入する長期間故障閾値とチェック周期を管理
し、故障情報に基づいて長期間故障を自動的にチェック
することが可能であるため、長期間故障発生時に即座に
オペレータに通知することができる。
【0051】また、オペレータが投入する繰り返し故障
閾値とチェック周期を管理し、故障情報に基づいて繰り
返し故障を自動的にチェックすることが可能であるた
め、繰り返し故障発生時に即座にオペレータに通知する
ことができる。また、上記の長期間故障と繰り返し故障
を纏めて慢性故障として通知することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理を説明するための図である。
【図2】本発明の原理構成図である。
【図3】本発明の第1の故障情報管理装置の構成図であ
る。
【図4】本発明の第1の故障情報管理装置の動作を示す
フローチャートである。
【図5】本発明の第2の故障情報管理装置の構成図であ
る。
【図6】本発明の第2の故障情報管理装置の動作を示す
フローチャートである。
【図7】本発明の第1の実施例の長期間故障判定処理を
説明するための図である。
【図8】本発明の第2の実施例の繰り返し故障判定処理
を説明するための図である。
【符号の説明】
10,20 故障情報管理装置 11 オペレータ端末 12 長期間故障閾値管理部 13 通信網 14 故障情報受信部 15 故障情報管理部 16 故障発生日時管理部 17 保留期間算出部 18 長時間故障判定部 19 長時間故障通知部 22 繰り返し故障閾値管理部 26 回線毎故障発生日時管理部 27 故障種別毎件数管理部 28 繰り返し故障判定部 29 繰り返し故障通知部 110 故障情報管理手段 120 慢性故障判定手段 150 故障情報 151 故障情報識別子 152 故障発生日時 153 カスタマ回線識別子 154 故障種別 155 回復状況 156 措置中フラグ 160 未解決故障リスト 190 長時間故障リスト 210 繰り返し回数管理手段 220 継続故障判定手段 260 回線別故障リスト 270 同一原因故障件数リスト 290 回線別繰り返し故障リスト

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信網サービスの提供システムにおいて
    発生した故障情報を管理し、オペレータに通知する故障
    情報管理方法において、 検出した故障の回復進捗を管理しておき、 前記故障の保留期間が所定の値より長い場合には、慢性
    故障として前記オペレータに通知し、 さらに、頻発する同一原因故障の繰り返し回数を管理し
    ておき、 前記繰り返し回数が所定の回数より多い場合には、継続
    故障として前記オペレータに通知することを特徴とする
    故障情報管理方法。
  2. 【請求項2】 長期間故障の判定周期及び長期間故障閾
    値を管理し、 故障情報を収集し、 収集した前記故障情報から未解決の故障と該故障の発生
    日時を抽出し、 現在の日時と、前記故障の発生日時から該故障の保留期
    間を算出し、 算出された前記保留期間と前記長期間故障閾値を比較
    し、長時間故障か否かを判定し、 判定された長時間故障をオペレータに通知する請求項1
    記載の故障情報管理方法。
  3. 【請求項3】 繰り返し故障の判定周期及び、繰り返し
    故障件数閾値を管理し、 故障情報を収集し、 収集した前記故障情報から回線毎、故障種別毎に故障件
    数を算出し、 前記回線毎、故障種別毎の故障件数と前記繰り返し故障
    件数閾値とを比較し、繰り返し故障か否かを判定し、 判定された繰り返し故障をオペレータの通知する請求項
    1記載の故障情報管理方法。
  4. 【請求項4】 通信網サービスの提供システムにおいて
    発生した故障情報を管理し、オペレータに通知する故障
    情報管理装置であって、 検出した故障の回復進捗を管理する故障情報管理手段
    と、 前記故障の保留期間が所定の値より長い場合には、慢性
    故障として前記オペレータ端末に通知する慢性故障判定
    手段と、 頻発する同一原因故障の繰り返し回数を管理する繰り返
    し回数管理手段と、 前記繰り返し回数が所定の回数より多い場合には、継続
    故障として前記オペレータ端末に通知する継続故障判定
    手段とを有することを特徴とする故障情報管理装置。
  5. 【請求項5】 前記故障情報管理手段は、 通信網から故障情報を収集する故障情報受信手段と、 前記故障情報受信手段により収集された前記故障情報か
    ら未解決の故障と該故障の発生日時を抽出し、管理する
    故障発生日時管理手段を含み、 前記慢性故障判定手段は、 長期間故障の判定周期及び長期間故障閾値を管理する長
    期間故障閾値管理手段と、 現在の日時と、前記故障の発生日時から該故障の保留期
    間を算出する保留期間算出手段と、 前記判定周期毎に、前記保留期間算出手段で算出された
    保留期間と前記長期間故障閾値管理手段に管理されてい
    る前記長期間故障閾値とを比較し、長時間故障か否かを
    判定する長期間故障判定手段と、 前記長期間故障判定手段により、長期間故障と判定され
    た故障情報をオペレータ端末に通知する通知手段とを含
    む請求項4記載の故障情報管理装置。
  6. 【請求項6】 前記故障発生日時管理手段は、 所定の周期により起動され、前記未解決の故障と該故障
    の発生日時から未解決故障リストを生成する未解決リス
    ト生成手段を含み、 前記保留期間算出手段は、 前記未解決リストから、現在の日付までに故障が解決さ
    れていない故障情報の保留期間を算出する手段を含む請
    求項5記載の故障情報管理装置。
  7. 【請求項7】 前記繰り返し回数管理手段は、 通信網から故障情報を収集する故障情報受信手段と、 前記故障情報受信手段により収集された前記故障情報か
    ら回線毎故障発生日時を抽出し、管理する回線毎故障発
    生日時管理手段を含み、 前記継続故障判定手段は、 繰り返し故障の判定周期及び、繰り返し故障件数閾値を
    管理する繰り返し故障閾値管理手段と、 前記回線毎故障発生日時管理手段の収集した前記故障情
    報から回線毎、故障種別毎に故障件数を算出する故障種
    別毎件数算出手段と、 前記故障種別毎件数算出手段により算出さた前記回線
    毎、故障種別毎の故障件数と前記繰り返し故障件数閾値
    とを比較し、繰り返し故障か否かを判定する繰り返し故
    障判定手段と、 前記繰り返し故障判定手段により繰り返し故障と判定さ
    れた故障情報をオペレータ端末に通知する通知手段を含
    む請求項4記載の故障情報管理装置。
  8. 【請求項8】 前記回線毎故障発生日時管理手段は、 所定の周期で定期的に起動され、前記故障情報から故障
    発生日時を抽出し、回線毎、故障種別毎に件数を管理す
    る同一原因故障件数リストを生成する同一原因故障件数
    リスト生成手段を含み、 前記故障種別毎件数算出手段は、 前記同一原因故障件数リストから、回線毎、故障種別毎
    に故障件数を算出する手段を含む請求項7記載の故障情
    報管理装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100703234B1 (ko) 2003-12-30 2007-04-05 유엔젤주식회사 이동통신망 시스템에서의 장애 처리 방법
JP2010020617A (ja) * 2008-07-11 2010-01-28 Kobe Steel Ltd 設計事例検索装置,設計事例検索プログラム
JP2020046870A (ja) * 2018-09-18 2020-03-26 Necフィールディング株式会社 保守支援装置、保守支援システム、保守支援方法及びプログラム

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