JPH1022920A - 海中光分岐装置および海中光ネットワーク - Google Patents

海中光分岐装置および海中光ネットワーク

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JPH1022920A
JPH1022920A JP8192717A JP19271796A JPH1022920A JP H1022920 A JPH1022920 A JP H1022920A JP 8192717 A JP8192717 A JP 8192717A JP 19271796 A JP19271796 A JP 19271796A JP H1022920 A JPH1022920 A JP H1022920A
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JP
Japan
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optical
wavelength
station
optical signal
broadcast
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JP8192717A
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English (en)
Inventor
Naoki Norimatsu
直樹 則松
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K D D KAITEI CABLE SYST KK
KDDI Corp
Original Assignee
K D D KAITEI CABLE SYST KK
Kokusai Denshin Denwa KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】光伝送線路に接続されている全ての局への同報
通信を可能にする。 【解決手段】主局Aの放送用光伝送端局装置1−(n+
1)からブロードキャストされた波長λbcの光信号
は、海中光分岐装置5内の光ファイバグレーティング5
−6により分岐局Cに一部分岐される。分岐されなかっ
た波長λbcの光信号は、光ファイバ4−1を伝搬して
次の海中光分岐装置6において同様に分岐局Dに一部が
分岐される。残る波長λbcの光信号は、光ファイバ4
−1を伝搬して主局Bに伝送される。これにより同報通
信を行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同報通信を行える
ようにした海中光ネットワークおよび海中ネットワーク
を構成するための海中光分岐装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光ケーブル伝送システムのうちの光海底
ケーブル通信の構成の一例を図3に示す。図3におい
て、T1〜T6は陸上に設置されている端局(陸揚局)
であり、111〜115は各陸揚局T1〜T6の間を接
続している光海底ケーブルである。また、C1〜C13
は光海底ケーブル111〜115中に、数10km程度
の間隔で挿入されている光中継器であり、BU1〜BU
4は幹線の光海底ケーブル111から光分岐海底ケーブ
ル112〜115を分岐するための海中光分岐装置であ
る。海中光分岐装置BU1〜BU4は陸揚局T1と陸揚
局T4間に敷設された光海底ケーブル111に挿入され
て、光海底ケーブル111を伝播する光信号を各陸揚局
T2〜T6に分岐すると共に、各陸揚局T2〜T6から
の光信号を挿入するようにしている。
【0003】このような海中光分岐装置BU1〜BU4
の従来の一構成例を図4に示す。なお、光分岐装置の原
理は、例えば、Tenth International Conference on In
tegrated Optics and Optical Fibre Communication TE
CHNICAL DIGEST Volume 1 June 27 ,1995 「Low-Loss A
DD/DROP Multiplexeres for WDM Lightwave Networks」
The Chinese University Pressに記載されている。図4
において、主局Aは図3に示す陸揚局T1に相当し、主
局Bは図3に示す陸揚局T4に相当し、分岐局Cは陸揚
局T2〜T6のいずれかに相当する。この図に示す場合
は、主局Aと主局Bとが1対のファイバペアによる光海
底ケーブル(光伝送線路)により接続されている。な
お、ファイバペアには波長λ1〜λnからなる波長多重
された波長多重光が伝送されている。
【0004】また、分岐局Cと光分岐装置間には2対の
ファイバペアからなる光海底ケーブル(光分岐線路)が
敷設されている。光伝送線路を構成している第1ファイ
バペアと第2ファイバペアの間に海中光分岐装置が設け
られており、この海中光分岐装置はアド・ドロップ手段
を備えている。このアド・ドロップ手段は縦続接続され
た2つの光サーキュレータと、この2つの光サーキュレ
ータ間に挿入接続されている特定の波長のみを反射する
光ファイバグレーティングとから構成されている。例え
ば、光伝送線路の第2ファイバペアの一方の光ファイバ
104−3は、光サーキュレータ101−2の端子aに
接続され、その端子bに波長λiをのみを反射する光フ
ァイバグレーティング102−1が接続される。そし
て、この光ファイバグレーティング102−1の出力端
は光サーキュレータ101−1の端子aに接続され、そ
の端子bに第1ファイバペアの光ファイバ104−1が
接続されている。
【0005】このように構成された光伝送線路において
は、光ファイバ104−3を伝搬してきた波長多重され
た光信号が光サーキュレータ101−2の端子aに入力
されて、その端子bから出力される。そして、端子bに
接続されている光ファイバグレーティング102−1に
より、波長多重されたうちの波長λiの光信号のみが反
射されて、光サーキュレータ101−2の端子bに入力
され、その端子cから出力される。光サーキュレータ1
01−2の端子cには光分岐路の第4ファイバペアの一
方の光ファイバ105−4が接続され、ドロップされた
波長λiの光信号が、この光ファイバ105−4を伝搬
して分岐局Cに伝送されていく。
【0006】また、分岐局Cから送信されて第3ファイ
バペアの他方の光ファイバ105−2を伝搬してきた波
長λiの光信号は、光サーキュレータ101−1の端子
cに入力し、その端子aから出力されて、光ファイバグ
レーティング102−1により反射される。そして、再
度光サーキュレータ101−1の端子aに入力されて、
光ファイバグレーティング102−1を透過した光信号
にアドされて、光ファイバ104−1に出力される。こ
れにより、光伝送線路の一方における波長λiの光信号
のアド・ドロップを行うことができる。また、第2ファ
イバペアの他方の光ファイバ104−2と光ファイバ1
04−4の間には、同様の構成のアド・ドロップ手段が
接続されて、波長λiの光信号のアド・ドロップが分岐
路の第3ファイバペアの一方の光ファイバ105−1、
および第4ファイバペアの他方の光ファイバ105−3
を利用して行われている。
【0007】このようにして、主局Aと分岐局Cとの間
において、波長λiの光信号を用いた光通信回線が作成
されると共に、主局Bと分岐局Cとの間においても、波
長λiの光信号を用いた光通信回線が作成されるように
なる。なお、第3ファイバペアおよび第4ファイバペア
からなる分岐路は、4芯の光ファイバを有する光海底ケ
ーブルにより構成され、この分岐路には図3に示すよう
に光中継器が挿入されており、この光中継器内には、4
本のそれぞれの光ファイバに各々光増幅器が設けられて
いる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ある局
から全ての局に同報通信を行いたい場合があるが、従来
の海中光分岐装置はこのような同報通信に対応しておら
ず、同報通信を行えないという問題点があった。
【0009】そこで、本発明は同報通信に対応した海中
分岐装置を提供することを第1の目的としており、この
海中分岐装置を備えることにより同報通信を行えるよう
にした海中光ネットワークを提供することを第2の目的
としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るよう本発明の海中光分岐装置は、光伝送線路と光分岐
線路との間で、特定の波長の光信号を挿入・分岐する海
中光分岐装置において、縦続接続された第1の光サーキ
ュレータと第2の光サーキュレータと、その間に挿入接
続された分岐する波長のみを反射する第1の光反射手段
と、ブロードキャストされた波長のみを反射する第2の
光反射手段とからなる特定波長の光信号を挿入・分岐す
るアド・ドロップ手段を備え、前記第2の光反射手段は
前記ブロードキャストされた波長の光信号の一部のみを
反射する反射率としている。
【0011】また、本発明の第2の目的を達成するよう
海中光ネットワークは、上記海中光分岐装置が、主局お
よび分岐局が接続されている光伝送線路に設けられてお
り、前記海中光分岐装置内の第2の光反射手段の反射率
を最適化することにより、前記主局からブロードキャス
トされた光信号を対向する主局および前記分岐局に配信
できるようにしている。
【0012】このような海中光分岐装置によれば、主局
から光伝送線路へブロードキャストされた光信号は、一
部分岐されて分岐局へ配信されるようになるため、同報
通信を可能とすることができる。そこで、このような海
中光分岐装置を海中光ネットワークに備えさせることに
より、一方の主局から光伝送線路に接続されている他方
の主局および分岐局の全てに、ブロードキャストされた
光信号を配信することができるようになる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の海中光分岐装置を備える
海中光ネットワークの実施の形態の構成例を図1に示
す。なお、図1に示す例においては陸揚局である主局A
と主局Bとの間に2台の海中光分岐装置5,6が設置さ
れて、陸揚局である分岐局Cおよび分岐局Dが設けられ
ている。この図において、主局Aは図3に示す陸揚局T
1に相当し、主局Bは図3に示す陸揚局T4に相当し、
分岐局Cは陸揚局T2〜T6のいずれかの局に相当す
る。
【0014】図1に示す場合は、主局Aと主局Bとは1
対のファイバペアによる光海底ケーブル(光伝送線路
4)により接続されている。ファイバペアには波長λ1
〜λnからなる波長多重された波長多重光が伝送されて
いる。また、分岐局Cと光分岐装置間には2対のファイ
バペアからなる光海底ケーブル(光分岐線路10)が敷
設されている。ここでは、光伝送線路4を構成している
ファイバペアの2本の光ファイバのうち、主局Aから主
局Bへ光信号を伝送する光ファイバ4−1を上り光ファ
イバとし、主局Bから主局Aへ光信号を伝送する光ファ
イバ4−2を下り光ファイバとして説明する。
【0015】主局Aにおいて、n台の光伝送端局装置1
−1〜1−nは、それぞれ波長λ1〜λnの光信号の送
受信を行うようにしている。例えば、光伝送端局装置1
−1は波長λ1の光信号を送信して、波長λ1の光信号
を受信するようにされており、光伝送端局装置1−iは
波長λiの光信号を送信して、波長λiの光信号を受信
するようにされている。これらの光伝送端局装置1−1
〜1−nからそれぞれ送信された波長λ1〜λnの光信
号は、合波器3により合波されて波長多重光とされ、上
り光ファイバ4−1を伝搬していく。また、主局Aには
放送用光伝送端局装置1−(n+1)が設けられてお
り、放送用光伝送端局装置1−(n+1)は、放送用に
割り当てられている波長λbcの光信号の送信および受
信を行うようにしている。
【0016】この放送用光伝送端局装置1−(n+1)
から送信された波長λbcの光信号は、合波器3におい
て波長λ1〜λnの光信号と波長多重されて上り光ファ
イバ4−1を伝搬していくようになる。そして、波長多
重された光信号が海中分岐装置5に達すると、光サーキ
ュレータ5−8の端子aに入力されて、その端子bから
出力される。光サーキュレータ5−8の端子bには波長
λiのみを反射する光ファイバグレーティング5−7が
設けられており、波長λiの光信号だけが反射されて光
サーキュレータ5−8の端子bに戻っていく。そして、
反射された波長λiの光信号は光サーキュレータ5−8
の端子cから出力されて分岐線路10−1を介して分岐
局Cに伝送される。
【0017】また、波長λi以外の波長多重光は光ファ
イバグレーティング5−7を通過するが、波長λbcの
光信号のみを反射する光ファイバグレーティング5−6
が縦続接続されているため、波長λbcの光信号だけが
反射されて光サーキュレータ5−8の端子bに戻ってい
く。そして、反射された波長λbcの光信号は光サーキ
ュレータ5−8の端子cから出力されて分岐線路10−
1を介して分岐局Cに伝送される。これにより、波長λ
bcの光信号がドロップされる。なお、この場合光ファ
イバグレーティング5−6においては波長λbcの光信
号の全成分が反射されるのではなく、その一部が反射さ
れ、残る波長λbcの光信号の成分は光ファイバグレー
ティング5−6を通過するようにされている。すなわ
ち、光ファイバグレーティング5−6の反射率は100
%とはされていない。例えば、図1において、光ファイ
バグレーティング5−6の反射率を1/3とし、光ファ
イバグレーティング6−6の反射率を1/2とすること
により、主局Aからの同報信号は主局Bおよび各分岐局
にほぼ均等の光電力で分配される。
【0018】一方、分岐局Cにおいては光伝送端局装置
15−1,15−2と、放送用光伝送端局装置15−3
とが備えられている。光伝送端局装置15−1,15−
2は、波長λiの光信号の送受信を行う端局装置であ
り、放送用光伝送端局装置15−3は、波長λbcの放
送用の光信号を受信する端局装置である。そこで、光サ
ーキュレータ5−8により分岐された波長λiの光信号
は、分波器11を介して光伝送端局装置15−1に導か
れて受信されるようになる。また、光伝送端局装置15
−2から送信された波長λiの光信号は、合波器13を
介して光サーキュレータ5−5の端子cに入力される。
この波長λiの光信号は、光サーキュレータ5−5の端
子aから出力されるが、光ファイバグレーティング5−
7により反射され、再度光サーキュレータ5−5に入力
され、今度は端子bから出力されるようになる。これに
より、海中分岐装置5からは、分岐局Cから送信された
波長λiの光信号が、光ファイバグレーティング5−7
を通過した波長多重光にアドされた波長多重光が出力さ
れるようになる。
【0019】このようにして、波長λbc一部の光信号
成分を除く波長多重光信号は、海中光分岐装置5から出
力されて上り光ファイバ4−1をさらに伝搬していく。
そして、海中光分岐装置5から伝送された波長多重され
た光信号は、次に海中光分岐装置6に達するようにな
る。この海中光分岐装置6においては、波長λjの光信
号が分岐されて分岐局Dに伝送されると共に、放送用に
割り当てられた波長λbcの光信号の一部が分岐されて
分岐局Dに導かれている。さらに、分岐局Dから送信さ
れた波長λjの光信号が多重される。なお、この動作は
光サーキュレータ6−5,6−8と、光ファイバグレー
ティング6−6,6−7が行っており、その動作は前述
した海中光分岐装置5と同様であるのでここでは説明を
省略する。
【0020】この結果、海中光分岐装置6から波長λb
cの一部の光信号成分がさらに除かれた波長多重光成分
が上り光ファイバ4−1に送出されて、この波長多重光
信号はさらに光ファイバ4−1を伝搬していく。そし
て、主局Bに達すると分波器8において複数に分岐され
て、分岐された波長多重光の各々が光伝送端局装置9−
1〜9−nに導かれる。これにより、例えば、光伝送端
局装置9−1においては波長λ1の光信号が受信され、
光伝送端局装置9−iにおいては波長λiの光信号が受
信されるようになる。さらに、放送用光伝送端局装置9
−(n+1)では、波長λbcの放送用光信号が受信さ
れるようになる。
【0021】これにより、主局Aと分岐局Cとは波長λ
iを使用する回線網が形成され、主局Aと分岐局Dとは
波長λjを使用する回線網が形成される。また、主局A
からブロードキャストされた波長λbcの放送用光信号
は、分岐局Cおよび分岐局D、主局Bにおいて受信する
ことができ、主局Aから全ての局に放送することが可能
となる。
【0022】以上の説明は、上り光ファイバ4−1を用
いた上り線路について説明したが、下り光ファイバ4−
2を用いた下り線路における動作も同様であり、これに
より主局Bと分岐局Cとは波長λiを使用する回線網が
形成され、主局Bと分岐局Dとは波長λjを使用する回
線網が形成される。なお、その説明は前述と同様である
ので省略する。ところで、放送用光信号は主局Aに限ら
ず、主局Bからも発信することができる。そこで、この
説明を次に行う。主局Bに備えられた放送用光伝送端局
装置9−(n+1)から波長λbcの放送用光信号をブ
ロードキャストした場合は、合波器7を介して下り光フ
ァイバ4−2に波長λbcの放送用光信号が送信され
る。そして、海中光分岐装置6において、前述と同様の
動作により、分岐局Dに波長λbcの放送用光信号の一
部が分岐される。
【0023】さらに、海中光分岐装置6から送出された
波長多重光信号は、海中光分岐装置5に入力され波長λ
bcの放送用光信号の一部が分岐局Cに分岐される。そ
して、残る波長λbcの放送用光信号が主局Aに伝送さ
れるようになる。これにより、主局Bからブロードキャ
ストされた波長λbcの放送用光信号は、分岐局Cおよ
び分岐局D、主局Bにおいて受信することができ、主局
Aから全ての局に放送することが可能となる。
【0024】次に、反射率を任意に設定することが可能
な光ファイバグレーティングについて図2を参照しなが
ら説明する。図2において、ゲルマニウムをドープした
コア51を有する石英の光ファイバ50に、同図(a)
に示すように2方向から強い紫外線(UV)を照射する
と、両方向の紫外線が照射される部分に干渉パターンが
生じるようになる。この時、干渉パターンと同じパター
ンの組成の変化が光ファイバ50に生じ、その屈折率が
パターン状に変化する。これがファイバーグレーティン
グである。
【0025】このような光ファイバーグレーティングの
生じている光ファイバの典型的な反射特性を図2(b)
に示す。この図は、光ファイバーグレーティング長が
1.6mmとされた時の反射特性であり、波長153
6.5nmを中心とした光が反射されていることがわか
る。なお、反射する波長帯域幅は、0.1〜10nmの
ものを得ることができる。また、光ファイバーグレーテ
ィング波長を変化させることにより、その反射率を変化
させることができ、また、パターンのピッチを変更する
ことにより反射させる波長を変更することができる。
【0026】なお、以上の説明では特定の波長の光信号
を反射する手段として、光ファイバグレーティングを用
いるようにしたが、これに替えて半導体により格子を作
成するようにしたフィルタや、誘電体フィルタを用いる
こともできる。また、本発明は海中系のネットワークに
限らず、地上系のネットワークにも適用することもでき
るものである。
【0027】
【発明の効果】本発明の海中光分岐装置は以上のように
構成されているので、ある局から光伝送線路へブロード
キャストされた光信号は、一部分岐されて分岐局へ配信
されるようになるため、同報通信を可能とすることがで
きる。そこで、このような海中光分岐装置を海中光ネッ
トワークに備えさせることにより、光伝送線路に接続さ
れている主局および分岐局の全てに、ある局からブロー
ドキャストされた光信号を配信することができるように
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の海中光分岐装置の実施の形態の構成を
示す図である。
【図2】光ファイバグレーティングの説明を行うための
図である。
【図3】光海底ケーブル通信の構成を示す図である。
【図4】従来の海中光分岐装置の一構成例を示す図であ
る。
【符号の説明】
1−1〜1−n,9−1〜9−n,15−1,15−
2,20−1,20−2光伝送端局装置 2,8,12,13,16,19 合波器 3,7,11,14,16,19 分波器 4 光伝送線路 5−1,5−3,5−5,5−8,6−1,6−4,6
−5,6−8 光サーキュレータ 5−2,5−3,5−6,5−7,6−2,6−3,6
−6,6−7 光ファイバグレーティング 1−(n+1),9−(n+1),15−3,20−3
放送用光伝送端局装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光伝送線路と光分岐線路との間で、特
    定の波長の光信号を挿入・分岐する海中光分岐装置にお
    いて、 縦続接続された第1の光サーキュレータと第2の光サー
    キュレータと、その間に挿入接続された分岐する波長の
    みを反射する第1の光反射手段と、ブロードキャストさ
    れた波長のみを反射する第2の光反射手段とからなる特
    定波長の光信号を挿入・分岐するアド・ドロップ手段を
    備え、 前記第2の光反射手段は前記ブロードキャストされた波
    長の光信号の一部のみを反射する反射率とされているこ
    とを特徴とする海中光分岐装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の海中光分岐装置が、主
    局および分岐局が接続されている光伝送線路に設けられ
    ており、前記海中光分岐装置内の第2の光反射手段の反
    射率を最適化することにより、任意の局からブロードキ
    ャストされた光信号を前記主局および前記分岐局に配信
    できるようにしたことを特徴とする海中光ネットワー
    ク。
JP8192717A 1996-07-04 1996-07-04 海中光分岐装置および海中光ネットワーク Withdrawn JPH1022920A (ja)

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