JPH10228853A - リードスイッチ及びその集合体 - Google Patents

リードスイッチ及びその集合体

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JPH10228853A
JPH10228853A JP3045497A JP3045497A JPH10228853A JP H10228853 A JPH10228853 A JP H10228853A JP 3045497 A JP3045497 A JP 3045497A JP 3045497 A JP3045497 A JP 3045497A JP H10228853 A JPH10228853 A JP H10228853A
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JP
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coil
lead
piece
reed switch
reed
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JP3045497A
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Mieko Kawamoto
美詠子 川元
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Nagano Fujitsu Component Ltd
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Nagano Fujitsu Component Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】リードスイッチの小型化と省電力化をする。更
に、超小型のリードスイッチアレイ及びマイクロマシン
の各種デバイスと一体化したスイッチの実現。 【構成】第1は、リード片とコイルとを容器に封止する
構成。第2は、リード片の先端を容器に封止し、容器か
ら突出したリード片にコイルを巻く構成。第3は、半導
体の製造プロセス等を応用し、薄板状のリード片とその
リード片に膜コイルを形成し、リード片のアレイを構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はリードスイッチ及び
その集合体に関するもので、特に小型化、省電力化等を
実現するための技術である。
【0002】
【従来の技術】リードスイッチは、他のメカニカルスイ
ッチに比較して、小型、高信頼、高速応答の特徴を持
ち、通信機器、電子機器等の多岐の用途に用いられてい
る。最近は、特に携帯機器の小型化のために、リードス
イッチに対しても小型化、高性能化の要請が高まってい
る。
【0003】リードスイッチ1の従来例の基本形態は、
図8Aに示すように、磁性材料を加工した一組のリード
片2を、その先端部分が所定の間隔を保ちながらオーバ
ーラップするように配置し、ガラス管3に封入する。ガ
ラス管3の中には、図示しない不活性ガスが封入されて
いる(以下、同様)。リードスイッチ1の動作原理を図
8B、Cの断面図で示す。リードスイッチ1の周囲に巻
かれたコイル4の電流で発生する磁界により、1組のリ
ード片2を感動させ、その先端部分を開閉させる図8B
の方法がある。図8Cは、リードスイッチ1の近傍に配
置された磁石5の磁界で、リード片2の先端部分を開閉
させる方法である。
【0004】上記の基本原理に基づいたコイル4に関連
した従来例を図9A〜Dに示した。図9Aは、コイル用
端子6をリード片2と共にガラス管3へ固定し、ガラス
管3の外周に巻かれたコイル4の先端をコイル用端子6
と接続し、コイル電流の供給を簡易化したものである
(特開平4−245117)。図9Bは、2)に示した
スリット7を設けたコイルボビン8を用い、1)のよう
に、リードスイッチのガラス管3を挿入したコイルボビ
ン8へコイル4を巻くと、コイルボビン8が変形し、ガ
ラス管3がコイル4の中心へ位置するようにしたもので
ある(特開平4−272629)。図9Cは、リードス
イッチのガラス管3へコイルボビンに相当する凹部を設
けて、その凹部へコイル4を巻き、部品点数を削減して
いる(特開平4−255620)。図9Dは、ガラス管
3を挿入したコイルボビン8へコイル4xとコイル4y
を設け、それぞれ独立に電流を流し、それぞれのコイル
から発生する磁界の方向によって1組のリード片2の開
閉を制御するものである。コイル4xと4yが同一方向
の磁界を発生すれば、1組のリード片2は閉じ、コイル
4xと4yが相互に反対方向の磁界を発生すれば、1組
のリード片2は開くものである(特開昭55−6064
1)。
【0005】図10A〜Dは、コイル4、磁石5、ヨー
ク9、電磁石10等を組み合わせ、リードスイッチを合
理的に機能させる従来例を示す。図10Aの1)は、磁
石5に接続したヨーク9を経由してリード片2へ磁界が
印加され1組のリード片2は閉状態になる。電磁石10
へ電流を流し、磁石5の極性と反対の極性を電磁石10
のヨーク9へ発生させれば、リード片2は開状態になる
(特開昭62−2421)。図10Bは軟鉄板11を、
図のように切断し、絶縁層を介してリード片2用の電極
12とコイル用の電極13を設けてある。コイル4は軟
鉄板11の一部に巻かれ、電極13へ接続されている。
リードスイッチ1のリード片2は電極12へ接続されて
いる。コイル4の発生する磁界は、ヨークの作用をする
軟鉄板11を通り、リード片2へ印加され、リードスイ
ッチ1の開閉を制御する。(特開昭58−5723
7)。図10Cは、リードスイッチ1の外周にコイル4
を設け、更にその周囲に、リート片2に接続した硬質磁
性材料のヨーク9を設けてある。コイル4の外周の磁界
はヨーク9を通り、リード片2へは効率よく磁界が作用
する。更に、ヨーク9が磁化されると、その残留磁気に
よりリード片2の閉状態が保持され、自己保持型のリー
ドスイッチとなる(特開昭52−71661)。図10
Dは、2つのリードスイッチ1をコイルボビン8へ挿入
し、コイルボビン8に巻いたコイル4xと4yで発生す
る磁界によりリード片2を制御するもので、その原理は
図1Dと同様である。本従来例は、リード片2が硬質磁
性材料からなり、自己保持型のリードスイッチである。
又、コイル4xと4yにはそれぞれに独立したヨーク9
を設け、リード片2への磁界印加の効率を高めている
(特開昭50−147564)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従来、リードスイッチ
1のリード片2を制御する磁界には、リード片2を封止
したガラス管3の外周に配置されたコイル4又は磁石5
の発生する磁界を利用していた。この構成は、コイル4
や磁石5の位置を移動させ、リード片2の開閉を制御す
る用途には都合がよい。しかし、電気信号によってコイ
ル4の電流を制御し、リード片の開閉を制御する用途で
は、コイル4がガラス管3の外周に配置されていること
で、小型化での阻害要因となっている。
【0007】又、コイル4とその磁界に感動するリード
片2との間隙が大きいと、リードスイッチ1を制御する
に要するコイル電流も大きくなる。リードスイッチ1を
内蔵する携帯機器の省電力化に対しても、更に多数のリ
ードスイッチ1をマトリックス駆動する各種装置の電源
負担の軽減化の観点からも、コイル電流を減少させ、省
電力化することは、小型化と一体的に解決しなければな
らぬ課題である。
【0008】更に、従来の機械加工された磁性体をリー
ド片の母材に用いたリードスイッチでは、小型化、省電
力化、消音化等にも限界があり、又将来的な課題として
マイクロマシニング技術との適合性に優れたメカニカル
スイッチを提供することが必要である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の第一は、磁性体
部分を具備した複数のリード片の少なくとも先端部分と
コイルとを容器に封入し、コイルが発生する磁界により
リード片を感動させるリードスイッチである。リード片
の先端部分はオーバーラップするように配置されてい
る。コイルは、前記容器の内壁への膜技術等による形成
やリード片の一部に絶縁被覆導体を巻く等の方法によ
り、作製される。コイルとリード片の間隙は狭くなるの
で、コイルの磁界によるリード片の感動の効率が高ま
る。この結果、リード片を制御するコイル電流は低減さ
れ、リードスイッチの省電力、小型化が可能となる。
【0010】本発明の第二は、磁性体部分を具備した複
数のリード片の少なくとも先端部分を容器へ封入し、容
器外に突出したリード片部分に絶縁被覆導体を巻く等の
方法でコイルを作製したリードスイッチである。リード
片の先端部分はオーバーラップするように配置されてい
る。前記コイルが磁界を発生すると、リード片の先端部
分に磁極が生じ、リード片は感動し、組をなすリード片
の先端部分の開閉が制御される。コイル電流の低減、封
止容器の小型化が可能で、更に容器外のリード片の形状
は自在に設定できる。
【0011】上記第一、二の発明の磁性体部分の少なく
とも一部分を硬質磁性体部分で構成すれば、硬質磁性体
の保持力の作用で自己保持型のリードスイッチが実現す
る。本発明の第三は、板状片へ、その長軸方向に沿っ
て、膜で構成されたコイルを設けたリード片を有するリ
ードスイッチである。このリード片のコイルに電流を流
すと、コイルの開口端に磁極が発生する。このような磁
極を発生するリード片の対を、その開口端近傍をオーバ
ーラップさせるように配置すれば、双方の磁極の極性に
従って、引力又は斥力が作用し、リード片は感動し、リ
ード片の先端部分が開閉する。電流を切断すれば、板状
片の弾性で元へ戻る。又、開口端近傍に磁性体を配置し
ても同様の作用が生じる。
【0012】本発明の第四は、板状片へ、その上下面と
平行に、膜で構成されたコイルを設けたリード片を有す
るリードスイッチである。このコイルに電流を流すと、
コイルの中心近傍に磁極が発生する。前記と同様に、磁
極に働く力によってリード片を感動させる。
【0013】上記第三、四の発明のリード片へコイルの
発生する磁界に感応する磁性体部分を設ければ、リード
片を感動させる効率が高くなる。上記第三、四に関連す
る発明は、半導体デバイスの作製技術等を応用すること
で、小型のアレイ状の多数リード片を一括作製すること
もできる。又マイクロマシニング技術との融合性にも優
れ、各種マイクロマシンデバイスと一体化したメカニカ
ルスイッチの実現にも適用できる。
【0014】本発明の第五は、複数のリード片で組をな
すリードスイッチの少なくとも1つのリード片にはコイ
ルが巻かれ、前記リードスイッチの複数個でリードスイ
ッチ群を構成し、前記リードスイッチ群を1つ以上含む
リードスイッチ集合体であって、前記リードスイッチ集
合体のリード片をマトリックス選択で制御するように前
記コイルを配線したリードスイッチ集合体である。1つ
のリードスイッチ群に含まれるリードスイッチの前記の
各コイルの一端は電気的に共通にXn配線に接続する。
各群から1個づつ選ばれたリードスイッチの各コイルの
他端同士を電気的に共通にYm配線に接続する。mは、
群を構成するリードスイッチに付した番号に相当し、n
は群に付した番号に相当する。Xn配線とYm配線とに
所定の電圧を印加し、n群のm番のリードスイッチのリ
ード片を開閉させる。即ち、前記のように配線したm×
n個のリードスイッチ集合体の制御を、m本の配線とn
本の配線とから選択された所定の配線への電圧印加で、
リードスイッチ集合体の制御を容易にする。
【0015】
【発明の実施の形態】図1A〜Eは、組をなすリード片
とコイルとを容器に封入した実施例のリードスイッチの
断面図を示す。
【0016】図1Aは、膜等で形成されるコイル23が
ガラス管21の内壁に設けられ、ガラス管21へ気密性
を保つように固定された(以下、気密固定と言う)端子
22へ、コイル23の両端が電気的に接続されている。
コイル23は、ガラス管21の内壁に導体膜等を形成
し、同膜を機械的に又はレーザ光等でヘリカルカッティ
ングすればよい。ガラス板24には軟質磁性材料からな
る、所定の長さと弾性のリード片25を気密固定する。
不活性ガス雰囲気において、ガラス管21の両端へ前記
のガラス板24を熱溶着や接着材等の方法で気密固定す
る。この固定で、組をなすリード片の先端部分は、所定
の間隙を保ちながら相互にオーバラップさせる。この工
程の位置合わせを簡易化のために、ガラス板24にリー
ド片25を固定する位置と方向を予め組立精度を考慮し
て設定するが合理的である。
【0017】図1Bは、図1Aのリードスイッチの周囲
及びガラス板24から突出したリード片25の近傍を軟
質磁性材料で覆い、磁気回路26を構成した例である。
この磁気回路26により、リード片25は効率的にコイ
ル23の発生する磁界に感動するので、コイル電流の更
なる低減が可能となる。
【0018】図1Cは、軟質磁性材料からなるリード片
25へ絶縁被覆導体からなる(以下、同様)コイル28
を直接巻いた例である。ガラス板24には端子22及び
リード片25が気密固定されている。ガラス板24の近
傍のリード片25の部分にはコイル28が巻かれてお
り、コイルの両端は端子22へ電気的に接続されてい
る。このガラス板24をガラス管21の両端へ、図1A
と同様に、気密固定する。本実施例では、ガラス管21
にはガラスパイプ27を設けてあり、大気中でガラス板
24を気密固定し、後にガラスパイプ27から容器内を
不活性ガスに置換し、ガラスパイプ27を溶融封止する
例を示した。コイル28が作る磁界に感応して、リード
片25の先端部分に磁極が発生し、組をなすリード片2
5のコイル28に流す電流の制御でリード片25の先端
部分を開閉させる。又、片方のコイル28のみに、増量
した電流を流しても、リード片25の先端は閉じる。電
流を切断すると、リード片25の弾性によりその先端部
分は開く。
【0019】図1Dは、硬質磁性材料からなるリード片
30と、軟質磁性材料及び部分29を硬質磁性材料で構
成したリード片25とを組にしたリードスイッチの例を
示した。硬質磁性材料の容易磁化方向は各リード片の軸
に平行である(以下同様)。一方のリード片25の部分
29の周囲にコイル28が巻かれている。リード片30
の着磁はリードスイッチとしての完成前後の何れでも構
わない。コイル28の両端を接続した端子22から電流
を供給し、リード片25の部分29の磁化方向を制御
し、リード片25の先端に磁極を発生させる。コイル2
8の電流方向を逆転し、部分29にその保持力以上の磁
界を印加すれば、先端の磁極の極性が反転する。リード
片25と30の先端の磁極の極性の同異よって、組をな
すリード片25と30の先端の開閉が決まる。硬質磁性
材料の磁化の保持によって、コイル28の電流を切断し
ても、リード片の開閉状態は保持される。
【0020】図1Eに、組をなすリード片25が共に、
その部分29を硬質磁性材料で構成したリードスイッチ
の例を示した。ガラス管21の両端に気密固定されたガ
ラス板24の端子22から各コイルに電流を流し、組を
なすリード片25の先端を開閉する。本実施例も、リー
ド片25の一部分29の硬質磁性材料の保持力により、
リード片25の先端の開閉状態は自己保持される。
【0021】以上の図1A〜Eの実施例では、ガラス管
21とガラス板24を気密固定し、リード片とコイルを
容器に気密封止する例を示したが、ガラス管21の両端
を溶融し、その両端を絞り、リード片をガラス管21の
両端に気密固定してもよい。従来例と異なり、コイルを
も容器に封入した結果、小型化、省電力化される。
【0022】図2A〜Dは、組をなすリード片の先端部
分を容器に封入し、容器から突出したリード片の部分に
コイルを巻いた実施例のリードスイッチの断面図を示
す。図2Aは、軟質磁性材料で構成された対をなすリー
ド片25の容器外の部分にコイル28を巻いた例であ
る。リードスイッチとしての動作原理は、図1Cと同様
である。容器は小型で、製造方法も簡単になる。
【0023】図2Bは、右側のリード片25が軟質磁性
材料だけで構成され、左側のリード片25は軟質磁性材
料及び部分29の硬質磁性材料で構成されたリードスイ
ッチの例である。左側のリード片25の部分29に巻か
れたコイル28へ電流を流し、部分29の硬質磁性材料
を磁化する。右側のリード片25に巻いたコイル28へ
電流を流し、右側のリード片25の先端部分に磁極を形
成する。左右の組をなすリード片25の先端部分の磁極
が同極なら、先端部分は開状態になり、異極なら閉状態
となる。コイル28の電流を遮断すると、硬質磁性材料
の保持力の作用で左側のリード片25の磁極は保持さ
れ,右側のリード片25が吸引されて、閉状態になる。
【0024】図2Cは、左側に硬質磁性材料で構成され
たリード片31、32を設け、両者の間に先端部分をオ
ーバラップさせたリード片25が配置された例である。
リード片25は、その一部分29を硬質磁性材料で構成
した。リード片31、32は、その長さ方向に磁化さ
れ、その極性は相互に反対向きである。リード片31、
32は弾力を強くし、その先端部分の磁極が作用する力
では感動しない。リード片25の先端部分の磁極は、リ
ード片25の部分29に巻いたコイル28の電流により
制御される。リード片25の先端部分は、その磁極の極
性に従って感動し、リード片31又は32の何れかの先
端部分と閉状態になる。コイル28の電流を遮断して
も、その状態は保持される。リード片31又は32に接
続された何れかの電気回路と、リード片25に接続され
た電気回路とを絶えず電気的に連結できる。
【0025】図2Dは、図2Cのリードスイッチに軟質
磁性材料で構成された磁気回路26を設けた例である。
リード片30と31のそれぞれに対応させて、磁気回路
26の一端はリード片30,31の容器外に突出した部
分に近接させ、磁気回路26の他端はリード片30,3
1の先端近傍に設けられている。この各磁気回路26に
よって、リード片30,31のそれぞれが発生する磁界
の磁路を制御し、リード片25の先端の動きを安定化
し、制御効率をも高めている。
【0026】図2A〜Dの実施例では、容器が小型で、
コイルはリード片に直巻なので駆動電流が低減化され、
製造工程も容易である。又、容器の形状も、図1と同様
に、この例に限られるものではない。
【0027】図3A〜Cは、薄板状のリード片58、5
9へコイル42、導体(電極パッド、リード接点等を含
む)44を一体的に構成したリードスイッチの断面図を
示す。図3Aは図3Bのa線断面図、図3Bは図Aのb
線断面のb矢視図、図Cは図Bのc線断面図である。
【0028】リード片58は、コの字型のSi40に連結
して成長させた多結晶Si(低導電性)41の板状片に、
コイル42が形成されている。コイル42の両端は導体
44に接続され、導体44はSi上の多結晶Si部分へ引き
出されている。コイル42と導体44が重なる領域で
は、絶縁膜43が前両者間に形成されている。多結晶Si
41の先端部分にはリード接点用の導体44が形成さ
れ、導体44は前記と同様に多結晶Si41の他端に引き
出されている。リード片59自体の構成はリード片58
と同じであり、両リード片の先端部分をオーバーラップ
させるようにリード片59を対面配置させてある。
【0029】図3Aのコの字型の右側の突起部分の多結
晶Si41の上に導電性の低い層45を形成し、その厚さ
によりリード片58、59の先端部分の間隙を確保し
た。層45の上面には、導体46が形成されいる。導体
46には後述するバンプ47が形成されており、フリッ
プチップボンディングでリード片59の導体44と導体
46とを電気的に接続すると同時に、機械的な固定をす
る。
【0030】前記のように組立られた本体を基板48へ
ダイボンディングする。基板48には、気密固定された
リード端子49とそれに接続した電極50が形成されて
いる。リード片58の各導体44及びリード片59と電
気接続された各導体46をワイヤー51により電極50
へ接続する。上蓋52と基板48を気密固定し、本実施
例のリードスイッチが完成する。
【0031】リード片58、59の各コイル42に接続
された端子49へ電流を供給し、各コイル42の開口で
生じる磁極により、リード片58、59を感動させ、先
端部分の各導体44間の開閉を制御する。このリードス
イッチは、後述する半導体の製造プロセスを用いている
ので、非常に小型化され、アレイ化されたリードスイッ
チ群の製造に適応できる。
【0032】図4A〜Hは、図3のコの字型Si40上に
リード片58を形成するプロセス工程例を断面図で示し
た。図の右側には各工程でのa線断面を示した。図4A
はSi40の一部にSiO253を形成した状態を示す。SiO2
53はSi40を酸化するか、Si40の一部をエッチング
してSiO253を形成してもよい。
【0033】図4Bでは、SiO253上にコイル42の一
部をなす導電性膜を形成する。その形状は、図3Bのリ
ード片59のコイル42に示すもので、通常のパターニ
ング技術等を用いて行う。図3Cは、更に全面に多結晶
Si41を形成した状態を示す。
【0034】図4Dでは、多結晶Si41をエッチング
し、リード片59の芯に相当する多結晶Si41を形成す
る。このエッチングでは、多結晶Si41がサイドエッチ
ングされるように、パターン形成用レジストやエッチン
グの条件を設定する。エッチングされた多結晶Si41の
上から、図4Bで形成したコイル42の部分と連続する
よにコイル42の上側の部分を、通常のパターニング技
術等により、形成する。これにより、コイル42は完成
する。
【0035】図4Eは、コイル42上に絶縁膜43を形
成した状態を示した。図4Fで、リード片の先端部分の
電気接点及びそれに繋がる導体44、コイル42の両端
に繋がる導体44を形成する。これらの導体はリード片
の図左側の端へ引き出され、ワイヤーボンディング用の
パッドも兼ねている(電気接点用の導体のみ図示)。こ
れら導体44も、前述同様の、通常に用いられる膜形
成、パータニング等の技術により形成される。
【0036】図4Gでは、コの字型の図右側の突起部分
上の形成プロセスを示す。先ず、図4Cで形成された多
結晶Si41上に多結晶Siの積層や絶縁体片の固定で層4
5を形成する。層45上には、もう一方のリード片のコ
イル等に繋がる導体に対応させた導体46を形成する。
この導体46はワイヤーボンディング用のパッドをも兼
用する。導体46の上にはバンプ47を形成する。この
バンプ47は、組をなす他のリード片(図示せず)のコ
イル等の導体との接続及びそのリード片の固定に利用す
る。
【0037】図4Hでは、図4Aで形成したSiO253を
エッチングにより除去した状態を示す。これにより、リ
ード片は完成する。もう一方のリード片も略同等のプロ
セスにより作製する。
【0038】上記説明は、一つの実施例を示したもの
で、例えばリード片は多結晶Siに限定されるものではな
く、アモルファスSiや窒化Si等を用いてもよく、全体の
プロセスやリード片の機械的特性等を考慮して選択され
る。
【0039】図5A、Bは、リード片部分の他の構成の
実施例を示した。図5Aは、リード片の芯をなす多結晶
Si41の中に軟質磁性体の磁性膜54を設けた例の断面
図で、2)は1)の図のa線断面図である。図4Dで述
べた多結晶Si41エッチング後に、磁性膜54を形成
し、更にその上に多結晶Si41を形成したもので、以降
のプロセスは図4E〜Hと同様である。磁性膜54はコ
イル42の発生する磁界に感応し、リード片の制御効率
を高める。
【0040】図5Bは、多結晶Si41の平面上にコイル
55を設けた例を示し、2)は1)の平面図のa線断面
図である。リード片の先端部分には導体44のリード接
点を設け、コイル55の両端に接続した導体44と共
に、図の左側へ導体44を引き出してあり、ワイヤーボ
ンディングのパッドをも兼用する。コイル55の一端か
らの導体44がコイル55上を横切る部分では、絶縁膜
43で両者間を絶縁している。本実施例では、多結晶Si
41のコイル55が形成された面の反対面に軟質磁性材
料よりなる磁性膜54を設けてある。磁性膜54の一端
はコイル55の中心近傍に位置し、他端はリード片の先
端部分に位置している。磁性膜54はコイル55の発生
する磁界に感応し、リード片先端部分の磁性膜54に磁
極がつくられ、リード片の感動の効率を高める。
【0041】図6A、Bは、多結晶Si41の平面上にコ
イル55を設けたリード片を用いたリードスイッチの断
面図である。リード片100は図5Bと同構造であり、
上蓋52と基板48とからなる気密封止パッケージ、端
子49、電極50、ワイヤー51等は図3と同じ構成で
ある。
【0042】図6Aでは、コの字型の図右側の突起部分
の多結晶Si41上に電極57を形成し、軟質磁性材料か
らなる接点部56を接続した例を示した。コイル55の
電流がつくる磁界により、磁性膜54が感応し、リード
片100の先端部分に磁極が発生する。この磁極の作用
で、リード片100の先端部分の導体44と接点部56
とが接続される。電流を切断すれば、リード片100が
持つ弾性により、その先端部分の導体44は接点部56
から離れる。
【0043】図6Bでは、右側のリード片101を多結
晶Si41上に形成した例を示した。導体44及び磁性膜
54はリード片101の多結晶Si41の下側に形成され
ているが、この作製は図4で述べたプロセスの組み合わ
せで可能になる。リード片100、101のコイル55
へ流す電流により、磁性膜54の先端部分に磁極を形成
し、両リード片の先端部分の導体44間を開閉する原理
は既述同様である。
【0044】図6では、磁性膜54を備えた例を示した
が、磁性膜54を具備しないリード片においても、組を
なすリード片の先端部分のオーバーラップ状態やコイル
の配置等を適合させることで、リードスイッチの動作は
可能である。
【0045】図3〜6に述べたリードスイッチは、半導
体の製造プロセス等を応用し、小型の組をなすリード片
をアレイ状に同時作製、パッケージへ搭載をすること
で、小型化、省電力化の効果を発揮できる。又、マイク
ロマシン技術を応用した各種デバイスと一体的に組み込
まれたメカニカルスイッチとしても有効である。
【0046】図7A、Bは、リードスイッチの集合体を
マトリックス駆動する方法の例を、表示装置について示
した図で、Aは駆動方法を、Bは表示ランプの配列を示
す。図7Aは、リードスイッチアレイ60、70、8
0、90の各リード片61〜64、71〜74、81〜
84、91〜94に図1Dのリード片を用いた場合につ
いて示した。一方のリード片はランプr1〜r4、s1
〜s4、t1〜t4、u1〜u4を経由して共通に接続
されている。他方のリード片も共通に接続され、電源か
らランプ用の電力が供給される。リード片61〜64の
各コイルの一端はx1へ接続され、同様にリード片71
〜74、81〜84、91〜94の各コイルの一端はx
2、x3、x4へ接続されている。リード片61、7
1、81、91の各コイルの他端はy1へ接続され、同
様にリード片62〜92、63〜93、64〜94の各
コイルの他端はy2、y3、y4へ接続されている。図
7Bには、図7Aの各ランプで4×4の表示を可能にす
る、ランプ配置を示した。各リード片は、その詳細は図
1Dに示すもので、その先端を開状態にしておく。
【0047】x1に+Vの電圧を印加し、x2、x3、
x4を接地する。y1とy4へ−Vの電圧を印加し、y
2とy3を接地する。この結果、リード片61、64の
コイルには2Vの電圧が印加される。リード片62、6
3のコイルにはVの電圧が印加され、リード片71〜7
4、81〜84、91〜94のコイルにはV又は0の電
圧か印加される。図1Dに示した硬質磁性体の部分29
の保持力を、例えばコイル28へ1.5Vの電圧を印加
して流れる電流がつくる磁界の強さに設定しておく。リ
ード片61、64の硬質磁性体の部分29の磁化方向は
反転し、リード片の先端部分が閉状態になり、ランプr
1、r4が点灯する。これらのリード片のコイル28の
電流を切断しても、ランプの点灯は保持される。他のリ
ード片では、コイル28への印加電圧が1.5V以下で
あり、硬質磁性体の部分29の磁化方向は反転せず、リ
ード片の先端は開状態を保ち、ランプは点灯しない。
【0048】次に、x2に+Vの電圧を印加し、x1、
x3、x4を接地する。y2とy3へ−Vの電圧を印加
し、y1とy4を接地する。この結果、リード片72、
73のコイルには2Vの電圧が印加される。他のリード
片のコイルには、前記と同様に、V又は0の電圧が印加
される。リード片72、73の硬質磁性体の部分29の
磁化方向は反転し、リード片の先端が閉状態になり、ラ
ンプs2、s3が点灯する。他のリード片の状態には変
化が生ぜず、ランプの点灯状態も変化しない。即ち、ラ
ンプr1、r4は点灯を保持し、ランプs2、s3以外
のランプは非点灯のままである。
【0049】更に、x3、x4に順次+Vの電圧を印加
し、点灯したいランプに対応するy1、y2、y3、y
4へ−Vの電圧を印加する。図7Bの所望のランプの点
灯が完了し、コイルの電流を切断しても、その点灯状態
は保持される。点灯状態を変更する場合は、例えば、x
1〜x4へ−Vの電圧を、y1〜y4へ+Vの電圧を印
加し、全リード片の先端を開状態にし、前記と同様の駆
動をすればよい。
【0050】以上の説明では、リード片に図1Dのもの
を用いたが、図2Cの構成のリード片を使用し、リード
片31と32へ色の異なるランプを接続すれば、2色表
示が可能となる。又、このリードスイッチ集合体のマト
リックス駆動は、表示装置だけでなく、各種の計測や制
御の装置へ適用できる。
【0051】
【発明の効果】請求項1乃至3は、リードスイッチの小
型化、省電力化の効果がある。請求項4乃至6は、超小
型のリードスイッチアレイを可能にし、リード片開閉で
の発生音の低下等の効果がある。又、マイクロマシンの
各種デバイスとの一体構成に適合したメカニカルスイッ
チを提供できる。
【0052】請求項7乃至8は、多数箇所の信号や電力
の供給切り換えを、簡易化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】リード片とコイルが容器に封入されたリードス
イッチの実施例の断面図。
【図2】リード片の先端は容器に封入され、容器外へ突
出したリード片部分にコイルを巻いたリードスイッチの
実施例の断面図。
【図3】薄板状のリード片に膜コイル等を形成したリー
ドスイッチの実施例の構成図。
【図4】薄板状のリード片に膜コイル等を形成する実施
例の工程を示す図。
【図5】薄板状のリード片に膜コイル等を形成したリー
ド片の他の実施例の図。
【図6】薄板状のリード片に膜コイル等を形成したリー
ドスイッチの他の実施例の構成図。
【図7】リードスイッチ集合体をマトリックス駆動する
実施例の図。
【図8】従来例のリードスイッチの動作原理を示す図。
【図9】従来例のリードスイッチのコイルの構成図。
【図10】従来例のリードスイッチのコイルとヨークの
構成図。
【符号の説明】
1 リードスイッチ、 2 リード片、 3 ガ
ラス管、4 コイル、 5 磁石、
6 コイル用端子、7 スリット、 8 コ
イルボビン、 9 ヨーク、10 電磁石、
11 軟鉄板、 12 電極、13 電極、21
ガラス管、 22 端子、 23 コイ
ル、24 ガラス板、 25 リード片、 2
6 磁気回路、27 ガラスパイプ、 28 コイ
ル、 29 リード片の部分、30〜32 リード
片、40 Si、 41 多結晶Si、 4
2 コイル、43 絶縁膜、 44 導体、
45 層、46 導体、 47 バン
プ、 48 基板、49 リード端子、 50
電極、 51 ワイヤー、52 上蓋、
53 SiO2、 54 磁性膜、55 コイ
ル、 56 接点部、 57 電極、58
〜59 リード片 60 リードスイッチアレイ、 61〜64 リード
片、70 リードスイッチアレイ、 71〜74 リー
ド片、80 リードスイッチアレイ、 81〜84 リ
ード片、90 リードスイッチアレイ、 91〜94
リード片、100〜101 リード片、

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端部分をオーバーラップさせた複数のリ
    ード片と、 少なくとも一つの前記リード片の少なくとも一部分を内
    包するように配置されたコイルと、 少なくとも前記先端部分と、前記コイルとを封入した容
    器とを有し、 前記リード片は前記コイルが発生する磁界に感応する磁
    性体部分を具備したことを特徴とするリードスイッチ。
  2. 【請求項2】先端部分をオーバーラップさせた複数のリ
    ード片と、 少なくとも前記先端部分を封入した容器と、 少なくとも一つの前記リード片の前記容器に未封入の部
    分の、少なくとも一部分を内包するように配置されたコ
    イルとを有し、 前記リード片は前記コイルが発生する磁界に感応する磁
    性体部分を具備したことを特徴とするリードスイッチ。
  3. 【請求項3】前記リード片は、前記磁性体部分の少なく
    とも一部分が硬質磁性体部分になっていることを特徴と
    する請求項1又は2記載のリードスイッチ。
  4. 【請求項4】板状片の長軸方向に沿って前記板状片を感
    動させるコイルが設けられたリード片を有するリードス
    イッチであって、前記コイルが膜で構成されていること
    を特徴とするリードスイッチ。
  5. 【請求項5】板状片の上下面と平行に前記板状片を感動
    させるコイルが設けられたリード片を有するリードスイ
    ッチであって、前記コイルが膜で構成されていることを
    特徴とするリードスイッチ。
  6. 【請求項6】前記リード片は、前記コイルの発生する磁
    界に感応する磁性体部分を具備したことを特徴とする請
    求項4又は5記載のリードスイッチ。
  7. 【請求項7】少なくとも一つのリード片にコイルが巻か
    れた複数のリード片を有するリードスイッチを複数有す
    るリードスイッチ群を少なくとも一つ有するリードスイ
    ッチ集合体であって、 前記リードスイッチ群の前記コイルの一端は電気的に共
    通に配線され、前記コイルの他端は、前記各リードスイ
    ッチ群から選択された各1つのコイルの他端同士が電気
    的に共通になるように配線されたことを特徴とするリー
    ドスイッチ集合体。
  8. 【請求項8】前記リードスイッチ群は、請求項1、2、
    3、4、5又は6記載のリードスイッチの少なくとも一
    つを有することを特徴とする請求項7記載のリードスイ
    ッチ集合体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7501911B2 (en) 2005-07-29 2009-03-10 Samsung Electronics Co., Ltd. Vertical comb actuator radio frequency micro-electro-mechanical system switch
CN106104740A (zh) * 2014-03-11 2016-11-09 深圳市智优电池集成技术有限公司 一种直插式干簧管继电器及集成电路板

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