JPH10227818A - 放射計 - Google Patents

放射計

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JPH10227818A
JPH10227818A JP9028632A JP2863297A JPH10227818A JP H10227818 A JPH10227818 A JP H10227818A JP 9028632 A JP9028632 A JP 9028632A JP 2863297 A JP2863297 A JP 2863297A JP H10227818 A JPH10227818 A JP H10227818A
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Yasuo Tamai
保男 玉井
Tomomasa Fujinaga
知将 藤永
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温校正用反射鏡及び高温校正源を用いるこ
となく、低温及び高温の校正を可能ならしめる放射計を
得る。 【解決手段】 地球表面からの雑音電波を一次放射器に
入力するための観測用反射鏡と、一次放射器と、一次放
射器の前面に配置した反射鏡と、その反射鏡の方向を変
化及び制御するための反射鏡駆動機構と、受信信号を増
幅及び検波並びに積分する受信機と、受信機と反射鏡を
冷却して雑音を下げるための冷凍機と、受信機と反射鏡
と冷凍機を収納して熱的に遮蔽及び断熱するための断熱
容器と、検波された受信信号のA/D変換及び編集を行
うための信号処理器との具備した放射計。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、人工衛星又は航
空機等の飛翔体に搭載して地球表面や大気の観測を行う
放射計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、人工衛星に搭載して地球表面や
大気を観測する従来の放射計を示す図であり、図におい
て、1は放射計、2は観測用反射鏡、3は低温校正用反
射鏡、4は高温校正源、5は一次放射器、6は受信機、
7は信号処理部、8は回転機構、9は冷凍機、10は断
熱容器、11は回転部、12は地球、13は低温校正時
の校正信号となる約2.7Kである宇宙背景放射を放射
する深宇宙である。図10は観測時の信号の流れを示す
図である。図11は低温校正時の信号の流れを示す図で
ある。図12は高温校正時の信号の流れを示す図であ
る。図13は観測、低温校正、高温校正のタイミングを
示す図である。
【0003】次に動作について説明する。図10から図
13までの図を用いて説明する。地球12の観測対象を
走査して輝度温度を観測する放射計1は、観測用反射鏡
2、一次放射器5、受信機6、信号処理部7を含む回転
部9及び観測用反射鏡2を回転機構8により回転させて
いる。この放射計1により測定される信号は、地球12
の表面の地面や海水等の自然界から放射される極めて微
弱な雑音電波であり、受信機6の雑音温度を可能な限り
下げることが必要なため、受信機6を冷凍機9で冷却し
た断熱容器内に収納して使用されている。また、外部熱
環境等より低雑音受信機6の利得変動があるため、一定
周期毎に低温校正源と高温校正源を観測して放射計の入
出力を校正する必要があり、ここでは、従来は低校正源
として約2.7Kである深宇宙13からの宇宙背景放射
を取得するために低温校正用反射鏡3を配し、高温校正
源4としてヒータにより温度制御された電波吸収体を使
用した場合で示している。この低温校正、高温校正、観
測のタイミングは、図13に一例を示すとおりであり、
低温校正用反射鏡3及び高温校正源4は、機械的に一次
放射器5の走査円弧上に設置しており、1周期毎に1
回、一次放射器5が低温校正用反射鏡3の真下を通過す
る際、低温校正信号の取得を行い、高温校正源4の真下
を通過する際、高温校正信号の取得を行うようになって
いる。先ず、観測時の信号の流れを図10を用いて説明
する。観測時には、地球12の表面から放射された電力
は、観測用反射鏡2を介して一次放射器5で受信され
る。一次放射器5で受信された受信信号は受信機6によ
り増幅検波及び積分された後、信号処理器7によってA
/D変換及び編集され、図示していない送信機により観
測信号として地上に送出される。次に低温校正時の信号
の流れを図11を用いて説明する。低温校正時には、回
転機構8により低温校正用反射鏡3が一次放射器5の真
上に位置した時に、約2.7Kである深宇宙13からの
宇宙背景放射が低温校正用反射鏡3を介して一次放射器
5で受信される。一次放射器5で受信した後の信号の流
れは、観測時と同じである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の放射計1は人工
衛星又は航空機等の飛翔体に搭載し、受信出力の校正を
行う場合には、宇宙背景放射を入力するための低温校正
用反射鏡3及び高温校正源4を独立して配置し、それら
を一定回転周期中に観測する必要があった。このため、
低温校正用反射鏡3や高温校正源4を除く全ての機器を
回転機構8により回転させ、一次放射器5を低温校正用
反射鏡3及び高温校正源4からの電波が受信できる位置
に制限する必要があった。このため、低温校正源となる
宇宙空間と観測対象である地表の両方を観測できるよ
う、アンテナの切り替えを行う必要があり、アンテナの
校正や駆動機構が複雑で大型化するという欠点があっ
た。
【0005】また、低温校正用反射鏡3の視野を確保す
るために、機器配置、衛星搭載位置が制限されていた。
また、低温校正用反射鏡3の視野内に衛星構体、主反射
鏡を保持するためのストラット等が入り込み、クリアー
な視界が確保できないことにより、低温校正信号が宇宙
背景放射である約2.7Kからズレると共に、変動し軌
道上での衛星構体、ストラット等の雑音温度の変動量の
不確定性より、低温校正信号に誤差が生ずるという問題
があった。
【0006】また、校正を行うタイミング及び校正デー
タ数については、その必要性に関わらず、校正用反射鏡
3や高温校正源4を一次放射器5で観測可能な位置関係
に制限されており、回転機構8による一回転周期に一回
の校正タイミングでのみ可能であり、最適な校正タイミ
ングで校正を行うことができないという問題があった。
【0007】この発明は、上記のような課題を改善する
ためになされたものであり、独立した低温校正用反射鏡
及び高温校正源を共に用いることなく、校正を可能とす
る放射計を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1の発明による放射計
は、低温校正源を用いずに低温校正入力ができるよう
に、観測用反射鏡と、第1の反射鏡と、第1の反射鏡駆
動機構と、第2の反射鏡と、第2の反射鏡駆動機構と、
冷凍機と、断熱容器と、一次放射器と、受信機と、信号
処理器を具備したものである。
【0009】また、第2の発明による放射計は、低温校
正源及び高温校正源を用いずに校正入力ができるよう
に、観測用反射鏡と、反射鏡と、反射鏡駆動機構と、冷
凍機と、一次放射器と、受信機と、信号処理器とを具備
したものである。
【0010】また、第3の発明による放射計は、低温校
正源及び高温校正源を用いずに校正入力ができるよう
に、観測用反射鏡と、第1の反射鏡と、第1の反射鏡駆
動機構と、第2の反射鏡と、第2の反射鏡駆動機構と、
メッシュ型反射鏡と、メッシュ型反射鏡駆動機構と、冷
凍機と、一次放射器と、受信機と、信号処理器とを具備
したものである。
【0011】また、第4の発明による放射計は、低温校
正源及び高温校正源を用いずに校正入力ができるよう
に、観測用反射鏡と、反射鏡と、反射鏡駆動機構と、冷
凍機と、一次放射器と、RFスイッチと、無反射終端器
と、受信機と、信号処理器とを具備したものである。
【0012】また、第5の発明による放射計は、低温校
正源及び高温校正源を用いずに校正入力ができるよう
に、観測用反射鏡と、反射鏡と、反射鏡駆動機構と、冷
凍機と、一次放射器と、RFスイッチと、RFスイッチ
駆動機構と、ホーンと、電波吸収体と、受信機と、信号
処理器とを具備したものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1を示す図
である。図1は、低温校正源反射鏡を用いずに校正が可
能な放射計の構成を示す図であり、図において14は反
射鏡、15は反射鏡駆動機構である。また、図2はこの
発明の放射計の観測時の信号の流れを示す図である。図
3は、この発明の放射計の低温校正時の信号の流れを示
す図である。図4は、この発明の放射計の高温校正時の
信号の流れを示す図である。
【0014】次に動作について、図2〜4を用いて説明
する。観測時の信号の流れを図2を用いて説明する。観
測時には、反射鏡14は反射鏡駆動機構15により、一
次放射器5のビーム方向と平行で、地球12表面から放
射される雑音電波が、観測用反射鏡2で反射及び集光さ
れ一次放射器5に導かれるビーム方向を妨げない方向に
設定制御され、地球12表面から放射される雑音電波
は、観測用反射鏡2により反射及び集光され一次放射器
5に導かれる。一次放射器5に導かれた雑音電波は、断
熱容器10内に配置され冷却された受信機6に入力し増
幅及び検波、積分された後、信号処理器7によってA/
D変換及び編集された後、図示していない送信機により
観測信号として地上に送出される。低温校正時の信号の
流れを図4を用いて説明する。低温校正時には、反射鏡
駆動機構15を用いて反射鏡14を一次放射器5のビー
ム方向と垂直で直交した方向に制御する。この時、観測
用反射鏡2及び高温校正源4からの電波は、前記反射鏡
14に遮られ、一次放射器5の視野内には反射鏡14の
みが介在することとなり、一次放射器5で受信される電
波は冷却された一次放射器5自体が発生する熱雑音と反
射鏡14の熱雑音のみとなる。一次放射器5の熱雑音及
び反射鏡14の熱雑音は、冷凍機9により冷却された一
次放射器5及び反射鏡14の物理温度と等価となり、冷
凍機により冷却された物理温度が一次放射器5に入力さ
れる。冷凍機9により冷却される温度を例えば4K程度
の極低温に冷却するように制御することにより、4K相
当する電波が一次放射器に低温校正信号として一次放射
器に入力される。受信された受信信号は、観測時と同じ
処理により地上に送出される。また、高温校正時には、
高温校正源4が機械的に一次放射器5の走査円弧上に設
置されているため、図3に示すように回転機構8の制御
により高温校正源4の直下に一次放射器5が位置する時
に、高温校正源からの放射電波を一次放射器5で受信す
る。受信後の信号の流れは観測信号の同様に送出され
る。
【0015】実施の形態2.図5は、この発明の実施の
形態2を示す図である。図において、14a,14bは
反射鏡、15a,15bは反射鏡駆動機構である。
【0016】次に動作について、図5を用いて、観測
時、低温校正時及び高温校正時に信号入力の状況を説明
する。観測時には、反射鏡駆動機構15a及び15bに
より反射鏡14a及び14bを一次放射器5のビーム方
向と平行で、地球12表面から放射される雑音電波が観
測用反射鏡2で反射及び集光され一次放射器5に導かれ
るビーム方向を妨げない方向である14a´及び14b
´の位置に設定制御され、地球12表面から放射される
雑音電波は、観測用反射鏡2により反射集光され一次放
射器5に導かれる。導かれた雑音電波は、断熱容器10
内に配置され冷却された受信機6に入力し増幅及び検
波、積分された後、信号処理器7によってA/D変換及
び編集された後、図示していない送信機により観測信号
として地上に送出される。また、低温校正時には、反射
鏡駆動機構15a,15bを用いて反射鏡14a,14
bを一次放射器5のビーム方向と垂直で直交した方向に
制御される。この低温校正時においては、観測用反射鏡
から入射する雑音電波は前記反射鏡14bに遮られ、一
次放射器5には入力せずに、冷却された一次放射器5自
身の熱雑音と反射鏡14aが有する熱雑音の和となる。
一次放射器5の熱雑音及び反射鏡14aの熱雑音は、冷
凍機9により冷却された一次放射器5及び反射鏡14a
の物理温度と等価となり、冷凍機により冷却された一次
放射器5及び反射鏡14aの各物理温度の和が一次放射
器5に入力される。従って、冷凍機9により冷却される
温度を例えば4K程度の極低温となるように断熱容器1
0内で制御することにより、4K相当の電波が一次放射
器5に低温校正信号として一次放射器5に入力されるこ
ととなる。受信された受信信号は、観測時と同じ処理に
より地上に送出される。また、高温校正時には、反射鏡
駆動機構15aにより反射鏡14aの鏡面方向を一次放
射のビーム方向と平行になるように制御すると共に、反
射鏡駆動機構15bにより反射鏡14bの鏡面方向を一
次放射器5のビーム方向と垂直で直交する方向である1
4b´の位置に設定されるため、一次放射器5の視野内
には反射鏡14bのみが存在し反射鏡14bの物理温度
に対応する雑音温度が入力する。反射鏡14bは断熱容
器の外部にあり300K程度の物理温度にヒータ等によ
り温度制御することにより、300Kに相当する電波が
高温校正信号として、一次放射器5に入力される。一次
放射器5に入力した高温校正信号は、観測時と同様の処
理により地上に送出される。
【0017】実施の形態3.図6は、この発明の実施の
形態3を示す図である。図において、14a、14bは
反射鏡、15a,15bは反射鏡駆動機構、16はメッ
シュ型反射鏡、17はメッシュ型反射鏡駆動機構であ
る。
【0018】次に動作について、図6を用いて、観測
時、低温校正時及び高温校正時毎に説明する。先ず、観
測時について説明する。観測時には、冷凍機9で冷却さ
れ断熱容器10内に収納された反射鏡14a及びメッシ
ュ型反射鏡16、更に断熱容器10外に設置した反射鏡
14bを全て反射鏡駆動機構15a、メッシュ反射鏡駆
動機構17及び反射鏡駆動機構15bにより一次放射器
5のビーム方向と平行な位置に設定される。このため、
地球12表面から放射される雑音電波は観測用反射鏡2
で反射及び集光され、妨げられることなく一次放射器5
に導かれる。一次放射器5に導かれた雑音電波は、断熱
容器10内に配置された受信機6に入力し増幅及び検
波、積分された後、信号処理器7によってA/D変換及
び編集された後、図示していない送信機により観測信号
として地上に送出される。次に、低温校正時には反射鏡
駆動機構15aを用いて反射鏡14aを一次放射器5の
ビーム方向と垂直で直交した方向に位置するように制御
される。このため低温校正時においては、観測用反射鏡
2から入射する雑音電波は前記反射鏡14aに遮られ一
次放射器5には入力せずに、一次放射器5で受信される
信号は、冷却された一次放射器5自身の熱雑音と反射鏡
14aが有する熱雑音の和となる。一次放射器5の熱雑
音及び反射鏡14aの熱雑音は、冷凍機9により冷却さ
れた一次放射器5及び反射鏡14aの物理温度と等価と
なり、冷凍機9により冷却された一次放射器5と反射鏡
14aの各物理温度の和が一次放射器5に入力される。
従って、冷凍機9により冷却される温度を例えば4K程
度の極低温となるように断熱容器10内で制御すること
により、4K相当の電波が一次放射器5に低温校正信号
として一次放射器5に入力されることとなる。受信され
た受信信号は、観測時と同じ処理により地上に送出され
る。また、高温校正時には、反射鏡駆動機構15aによ
り反射鏡14aの鏡面方向を一次放射のビーム方向と平
行になる反射鏡14a´の位置となるように制御し、併
せてメッシュ型反射鏡駆動機構17によりメッシュ型反
射鏡16を一次放射器5のビーム方向と平行となる方向
に設定すると共に、反射鏡14bの鏡面方向を一次放射
器5のビーム方向と垂直で直交する方向である14b´
の位置に設定することにより、一次放射器5の視野内に
は反射鏡14bのみが存在し反射鏡14bの物理温度に
対応する雑音温度が入力する。反射鏡14bは断熱容器
の外部にあり300K程度の物理温度にヒータ等により
温度制御することにより、300Kに相当する電波が高
温校正信号として、一次放射器5に入力される。一次放
射器5に入力した高温校正信号は、観測時と同様の処理
により地上に送出される。更に、高温校正時には、反射
鏡駆動機構15aにより反射鏡14aの鏡面方向を一次
放射のビーム方向と平行となる反射鏡14a´となる位
置に制御し、メッシュ型反射鏡駆動機構17によりメッ
シュ型反射鏡16を一次放射器5のビーム方向と直交す
る方向であるメッシュ反射鏡16´の位置に制御すると
共に反射鏡14aの鏡面方向を一次放射器5のビーム方
向と垂直で直交する方向である14b´の位置に設定さ
れるため、一次放射器5の視野内には反射鏡14b´及
びメッシュ反射鏡16´が存在し物理温度に対応する雑
音温度が入力する。反射鏡14bは断熱容器10の外部
にあり300K程度の物理温度にヒータ等により温度制
御されているが、加えてメッシュ反射鏡16´の物理温
度が加算されメッシュ反射鏡の物理温度が合計温度が例
えば200Kになるように設定しておくことにより、2
00Kに相当する雑音電波を高温校正信号として、一次
放射器5に入力することができる。従って、高温校正源
の温度を2種類設定することが可能ならしめている。一
次放射器5に入力した高温校正信号は、観測時と同様の
処理により地上に送出される。
【0019】実施の形態4.図7は、この発明の実施の
形態4を示す図である。図において、14は反射鏡、1
5は反射鏡駆動機構、18はRFスイッチ、19は無反
射終端器、20はRFスイッチ制御器である。
【0020】次に動作について、図7を用いて説明す
る。観測時には、反射鏡駆動機構15により反射鏡14
を一次放射器5のビーム方向と平行である反射鏡14´
の位置に設定するように制御されると共に、RFスイッ
チ制御器20で一次放射器5からの信号が受信機6に入
力するように制御される。従って、地球12表面から放
射される雑音電波は、観測用反射鏡2により反射及び集
光され一次放射器5に導かれる。一次放射器5に導かれ
た雑音電波は、断熱容器10内に配置され冷却された受
信機6に入力し増幅及び検波、積分された後、信号処理
器7によってA/D変換及び編集された後、図示してい
ない送信機により観測信号として地上に送出される。次
に、低温校正時には、RFスイッチ制御器20により受
信機6が無反射終端器19側に接続されるようにRFス
イッチ18を切り換え制御される。受信機6には無反射
終端器19の物理温度に相当する雑音電波が入力される
ことになり、冷凍機9により冷却される温度を例えば4
K程度の極低温となるように断熱容器10内に収納した
無反射終端器19の温度を制御することにより、4K相
当の雑音電波が一次放射器5に低温校正信号として一次
放射器5に入力されることとなる。受信された受信信号
は、観測時と同じ処理により地上に送出される。また、
高温校正時には、RFスイッチ制御器20を用いて受信
機6が観測時と同様に一次放射器5に接続されるように
切り換え制御されると共に、反射鏡駆動機構15により
反射鏡14の鏡面方向を一次放射のビーム方向と直交す
る位置に設定されるように制御される。このため、一次
放射器5には反射鏡14の物理温度に対応する雑音温度
が入力する。反射鏡14は、断熱容器10の外部にあり
ヒータ等を用いて300K程度の物理温度に温度制御さ
れることにより、物理温度300Kに相当する電波が高
温校正信号が一次放射器5に入力される。一次放射器5
に入力した高温校正信号は、観測時と同様の処理により
地上に送出される。
【0021】実施の形態5.図8は、この発明の実施の
形態5を示す図である。図において、14は反射鏡、1
5は反射鏡駆動機構、16はRFスイッチ、20はRF
スイッチ制御器、21はホーン、22は電波吸収体であ
る。
【0022】次に動作について、図8を用いて説明す
る。観測時には、反射鏡駆動機構15により反射鏡14
を一次放射器5のビーム方向と平行である反射鏡14´
の位置に設定するように制御されると共に、RFスイッ
チ制御器20を用いて一次放射器5からの信号が受信機
6に入力するようにRFスイッチ16を切り換え制御さ
れる。地球12表面から放射される雑音電波は、観測用
反射鏡2により反射及び集光され一次放射器5に導かれ
る。一次放射器5に導かれた雑音電波は、受信機6に入
力し増幅及び検波、積分された後、信号処理器7によっ
てA/D変換及び編集された後、図示していない送信機
により観測信号として地上に送出される。次に、低温校
正時には、RFスイッチ制御器20により受信機6がホ
ーン21からの信号が受信機6に接続され入力するよう
にRFスイッチ16が切り換え制御される。ホーン21
の前面に冷凍機9で冷却された電波吸収体22を配置す
ることにより、ホーン21には電波吸収体22の物理温
度に相当する雑音電波が受信され、RFスイッチ16を
介して受信機6に入力する。ここで、電波吸収体22の
冷却温度が例えば4K程度の極低温となるように断熱容
器10内に収納した無反射終端器の温度を制御されるこ
とにより、4K相当の雑音電波がホーン21及びRFス
イッチ16を介して低温校正信号として受信機6に入力
されることとなる。受信された受信信号は、観測時と同
じ処理により地上に送出される。また、高温校正時に
は、RFスイッチ制御器20を用いて受信機6が観測時
と同様に一次放射器5に接続されるように切り換え制御
されると共に、反射鏡駆動機構15により反射鏡14の
鏡面方向を一次放射のビーム方向と直交する位置に設定
されるように制御される。このため、一次放射器5には
反射鏡14の物理温度に対応する雑音温度が入力する。
反射鏡14は、断熱容器10の外部にありヒータ等を用
いて300K程度の物理温度に温度制御されることによ
り、物理温度300Kに相当する電波が高温校正信号が
一次放射器5に入力される。一次放射器5に入力した高
温校正信号は、観測時と同様の処理により地上に送出さ
れる。
【0023】
【発明の効果】第1の発明によれば、地上からの電波を
反射する観測用反射鏡と、一次放射器と、一次放射器の
前に配置した反射鏡と、反射鏡を一次放射器のビーム方
向と平行及び直交する方向の2状態に設定するための駆
動機構と、受信機と、一次放射器及び反射鏡と受信機を
冷却するための冷凍機と、一次放射器及び反射鏡と受信
機を外界から遮断する断熱容器と、高温校正源と、信号
処理器を具備することにより、低温校正用反射鏡を用い
ることなく冷凍機の冷却により生成させた低温校正雑音
の入力が可能となり、低温校正用反射鏡の介在に伴う観
測幅の制約を受けない観測が実施できるという効果があ
る。また、冷却機の冷却により安定した低温校正源を確
保できることから、校正精度が向上ができるという効果
がある。更に、走査周期と無関係に校正タイミングを設
定でき、最適な校正タイミングでのデータ取得が可能と
なる効果がある。
【0024】また、第2の発明によれば、地上からの電
波を反射する観測用反射鏡と、一次放射器と、観測用反
射鏡と一次放射器の間に配置した第1の反射鏡及び第2
の反射鏡と、一次放射器のビーム方向と平行及び直交す
る方向の2状態に設定するための反射鏡駆動機構と、受
信機と、一次放射器及び反射鏡と受信機を冷却するため
の冷凍機と、一次放射器及び反射鏡と受信機を外界から
熱的に遮断するための断熱容器と、信号処理器を具備す
ることにより、高温校正源、低温校正用反射鏡及び回転
機構を用いることなく低温校正雑音及び高温校正雑音の
入力が可能となり、高温校正源及び低温校正用反射鏡の
配置設定に伴う観測幅の制約を受けない観測が実施でき
ると共に、回転機構が無くなることから簡易な放射計を
構成できるとう効果がある。また、冷却機の冷却により
安定した低温校正源を確保できることから、校正精度が
向上ができるという効果がある。更に、走査周期と無関
係に校正タイミングを設定でき、最適な校正タイミング
でのデータ取得が可能となる効果がある。
【0025】また、第3の発明によれば、地上からの電
波を反射する観測用反射鏡と、一次放射器と、観測用反
射鏡と一次放射器の間に配置した第1の反射鏡と、第2
の反射鏡と、メッシュ型の反射鏡と、反射鏡とメッシュ
型反射鏡を一次放射器のビーム方向と平行及び直交する
方向の2状態に設定するための反射鏡駆動機構と、メッ
シュ型反射鏡駆動機構と、受信機と、一次放射器及び反
射鏡と受信機を冷却するための冷凍機と、一次放射器及
び反射鏡と受信機を外界から熱的に遮断するための断熱
容器と、信号処理器を具備することにより、高温校正
源、低温校正用反射鏡及び回転機構を用いることなく低
温校正雑音及び高温校正雑音の入力に加えて中間温度の
校正が可能となり、校正精度を向上することが可能とな
ると共に、高温校正源及び低温校正用反射鏡の配置設定
に伴う観測幅の制約を受けない観測が実施でき簡易な放
射計を構成できるという効果がある。更に、走査周期と
無関係に校正タイミングを設定でき、最適な校正タイミ
ングでのデータ取得が可能となる効果がある。
【0026】また、第4の発明によれば、地上からの電
波を反射する観測用反射鏡と、一次放射器と、観測用反
射鏡と一次放射器の間に配置した反射鏡と、一次放射器
のビーム方向と平行及び直交する方向の2状態に設定す
るための反射鏡駆動機構と、無反射終端器と、RFスイ
ッチと、受信機と、一次放射器、反射鏡、無反射終端器
とRFスイッチ及び受信機を冷却するための冷凍機と、
一次放射器、反射鏡、無反射終端器とRFスイッチ及び
受信機を外界から熱的に遮断し収納するための断熱容器
と、信号処理器を具備することにより、高温校正源、低
温校正用反射鏡及び回転機構を用いることなく低温校正
雑音及び高温校正雑音の入力が可能となり、高温校正源
及び低温校正用反射鏡の配置設定に伴う観測幅の制約を
受けず回転機構が無い簡易な放射計を構成できるという
効果がある。また、冷却機の利用により安定した低温校
正源が確保でき、校正精度が向上できるという効果があ
る。
【0027】また、第5の発明によれば、地上からの電
波を反射する観測用反射鏡と、一次放射器と、観測用反
射鏡と一次放射器の間に配置した反射鏡と、一次放射器
のビーム方向と平行及び直交する方向の2状態に設定す
るための反射鏡駆動機構と、電波吸収体と、RFスイッ
チと、RFスイッチ駆動機構と、受信機と、一次放射器
と、反射鏡と、RFスイッチ及び受信機を冷却するため
の冷凍機と、一次放射器、反射鏡、電波吸収体、RFス
イッチ及び受信機を外界から熱的に遮断し収納するため
の断熱容器と、信号処理器とを具備することにより、高
温校正源、低温校正用反射鏡及び回転機構を用いること
なく低温校正雑音及び高温校正雑音の入力が可能とな
り、高温校正源及び低温校正用反射鏡の配置設定に伴う
観測幅の制約を受けず回転機構が無い簡易な放射計を構
成できるという効果がある。また、冷凍機の利用による
安定した低温校正源が確保でき、校正精度が向上できる
という効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1を示す放射計の構成例を
示す図である。
【図2】 この発明の実施例1を示す放射計の観測時を
示す図である。
【図3】 この発明の実施例1を示す放射計の低温校正
時を示す図である。
【図4】 この発明の実施例1を示す放射計の高温校正
時を示す図である。
【図5】 この発明の実施例2を示す放射計の構成例を
示す図である。
【図6】 この発明の実施例3を示す放射計の構成例を
示す図である。
【図7】 この発明の実施例4を示す放射計の構成例を
示す図である。
【図8】 この発明の実施例5を示す放射計の構成例を
示す図である。
【図9】 従来の放射計の構成例を示す図である。
【図10】 従来の放射計の観測時を示す図である。
【図11】 従来の放射計の低温構成時を示す図であ
る。
【図12】 従来の放射計の高温構成時を示す図であ
る。
【図13】 従来の放射計の観測タイミングを示す図で
ある。
【符号の説明】
1 放射計、2 観測用反射鏡、3 低温校正用反射
鏡、4 高温校正源、5一次放射器、6 受信機、7
信号処理器、8 回転機構、9 冷凍機、10断熱容
器、11 回転部、12 地球、13 深宇宙、14
反射鏡、15反射鏡駆動機構、16 メッシュ型反射
鏡、17 メッシュ型反射鏡駆動機構、18 RFスイ
ッチ、19 無反射終端器、20 RFスイッチ制御
器、21ホーン、22 電波吸収体。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人工衛星又は航空機等の飛翔体に搭載し
    て地球表面や大気から自然に放射される微弱な雑音電波
    を受信して受信雑音電波に比例した輝度温度を測定する
    放射計において、前記雑音電波を受信する観測用反射鏡
    と、この観測用反射鏡から入力した雑音電波に比例した
    出力を得るため受信信号を増幅並びに検波及び積分を行
    う受信機と、この受信機出力をA/D変換及び編集する
    ための信号処理器と、前記受信機出力と輝度温度との相
    関を得るため高温校正信号を発生させる高温校正源と、
    上記受信機に接続される一次放射器と、低温校正信号を
    得るため前記一次放射器のビーム方向と直交する方向並
    びに平行な位置に可動する反射鏡と、この反射鏡の方向
    を変化及び制御するための反射鏡駆動機構と、前記受信
    機、前記反射鏡、および前記一次放射器とを冷却する冷
    凍機と、前記受信機、前記反射鏡、および前記一次放射
    器と外界から熱的に遮蔽断熱するための断熱容器と、前
    記一次放射器の受信信号を切り換えるための前記高温校
    正源以外を回転させるための回転機構とを具備したこと
    を特徴とする放射計。
  2. 【請求項2】 人工衛星又は航空機等の飛翔体に搭載し
    て地球表面や大気から自然に放射される微弱な雑音電波
    を受信して受信雑音電波に比例した輝度温度を測定する
    放射計において、前記雑音電波を受信する観測用反射鏡
    と、この観測用反射鏡から入力した雑音電波に比例した
    出力を得るため受信信号を増幅並びに検波及び積分を行
    う受信機と、この受信機出力をA/D変換及び編集する
    ための信号処理器と、前記受信機出力と輝度温度との相
    関を得るため高温校正信号を発生させる第1の反射鏡
    と、前記受信機に接続される一次放射器と、前記一次放
    射器の前面に配置して低温校正信号を得るための第2の
    反射鏡と、前記第1、第2の反射鏡の方向を可変制御す
    るための反射鏡駆動機構と、前記受信機、前記第2の反
    射鏡、および前記一次放射器とを冷却する冷凍機と、前
    記受信機、前記第2の反射鏡、および前記一次放射器を
    収納して外界から熱的に遮蔽断熱するための断熱容器と
    を具備したことを特徴とする放射計。
  3. 【請求項3】 人工衛星又は航空機等の飛翔体に搭載し
    て地球表面や大気から自然に放射される微弱な雑音電波
    を受信して受信雑音電波に比例した輝度温度を測定する
    放射計において、前記雑音電波を受信する観測用反射鏡
    と、この観測用反射鏡から入力した雑音電波に比例した
    出力を得るため受信信号を増幅並びに検波及び積分を行
    う受信機と、この受信機出力をA/D変換及び編集する
    ための信号処理器と、前記受信機出力と輝度温度との相
    関を得るため第1の高温校正信号を発生させる第1の反
    射鏡と、第2の高温校正信号を発生させるメッシュ型反
    射鏡と、低温校正信号を得るための第2の反射鏡と、上
    記受信機に接続される一次放射器と、前記第1、第2の
    反射鏡の方向を変化及び制御するための反射鏡駆動機構
    と、前記メッシュ型反射鏡の方向を変化及び制御させる
    ためのメッシュ型反射鏡駆動機構と、前記受信機、前記
    第2の反射鏡、前記メッシュ型反射鏡および一次放射器
    とを冷却する冷凍機と、前記受信機、前記第2の反射
    鏡、前記メッシュ型反射鏡および前記一次放射器とを収
    納して外界から熱的に遮蔽断熱するための断熱容器とを
    具備したことを特徴とする放射計。
  4. 【請求項4】 人工衛星又は航空機等の飛翔体に搭載し
    て地球表面や大気から自然に放射される微弱な雑音電波
    を受信して受信雑音電波に比例した輝度温度を測定する
    放射計において、前記雑音電波を受信する観測用反射鏡
    と、この観測用反射鏡から入力した雑音電波に比例した
    出力を得るため受信信号を増幅並びに検波及び積分を行
    う受信機と、この受信機出力をA/D変換及び編集する
    ための信号処理器と、前記受信機出力と輝度温度との相
    関を得るための高温校正信号を発生させる反射鏡と、前
    記反射鏡の方向を変化及び制御するための反射鏡駆動機
    構と、前記受信機に接続される一次放射器と、前記一次
    放射器と、前記受信機との間に介在させて信号を切り換
    えるRFスイッチと、前記RFスイッチを制御するため
    のRFスイッチ制御器と、前記RFスイッチに接続した
    無反射終端器と、前記受信機、前記反射鏡、前記一次放
    射器および前記無反射終端器を冷却する冷凍機と、前記
    受信機、前記反射鏡、前記一次放射器および前記無反射
    終端器を収納して外界から熱的に遮蔽断熱するための断
    熱容器とを具備したことを特徴とする放射計。
  5. 【請求項5】 人工衛星又は航空機等の飛翔体に搭載し
    て地球表面や大気から自然に放射される微弱な雑音電波
    を受信して受信雑音電波に比例した輝度温度を測定する
    放射計において、前記雑音電波を受信する観測用反射鏡
    と、この観測用反射鏡から入力した雑音電波に比例した
    出力を得るため受信信号を増幅並びに検波及び積分を行
    う受信機と、この受信機出力をA/D変換及び編集する
    ための信号処理器と、前記受信機出力と輝度温度との相
    関を得るための高温校正信号を発生させる反射鏡と、前
    記反射鏡の方向を変化及び制御するための反射鏡駆動機
    構と、前記受信機に接続される一次放射器と、前記一次
    放射器と前記受信機との間に介在させて信号を切り換え
    るためのRFスイッチと、前記RFスイッチを制御する
    ためのRFスイッチ制御器と、前記RFスイッチに接続
    したホーンと、前記ホーンの前面に配置した電波吸収体
    と、前記受信機、前記反射鏡、前記一次放射器および前
    記電波吸収体を冷却する冷凍機と、前記受信機、前記反
    射鏡、前記一次放射器および前記電波吸収体を収納して
    外界から熱的に遮蔽断熱するための断熱容器とを具備し
    たことを特徴とする放射計。
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CN110850758A (zh) * 2019-09-29 2020-02-28 北京航天长征飞行器研究所 一种采编帧结构可配置的遥测系统及方法

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