JPH10225382A - 周回式焼き機 - Google Patents

周回式焼き機

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JPH10225382A
JPH10225382A JP4725997A JP4725997A JPH10225382A JP H10225382 A JPH10225382 A JP H10225382A JP 4725997 A JP4725997 A JP 4725997A JP 4725997 A JP4725997 A JP 4725997A JP H10225382 A JPH10225382 A JP H10225382A
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JP
Japan
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plate
baking
opening
baking plate
fixing
Prior art date
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JP4725997A
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English (en)
Inventor
Tamio Arinaga
民生 有永
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】購入者の要望に応じて必要枚数の焼き物を焼く
作業が機械的に行える周回式焼き機を提供する。 【解決手段】左右の各軌条に載置された焼き板を送り側
周回路の開閉位置に移動停止して、焼き板の上側板体を
前方又は後方に開放して焼き物の仕込み作業を行う。仕
込み済みの焼き板を加熱装置で下方から加熱し、且つ、
焼き板を表裏反転して焼き物の表裏両面を焼き上げる。
焼き上げ済みの焼き板を送り側周回路の各軌条間から回
帰側周回路の各軌条間に移載して、焼き板を開閉位置に
回帰移動して、焼き上げ済みの焼き物を焼き板から取出
し、次の仕込み作業を行うので、焼き物を焼く作業が連
続して行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば、店舗、
露店或いは工場等に於いて、イカ焼き、タコ焼き、お好
み焼き等の焼き物を焼く作業に用いられる周回式焼き機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上述例のような焼き機としては、
例えば、下部加熱台の加熱面に、ペースト状に混練され
た焼き物の混練原料を塗布又は滴下し、その混練原料の
上面側にイカ等の具材を載置する仕込み業を行った後、
下部加熱台の一側縁部に枢着された上部加熱台を閉方向
に回動して、下部加熱台と上部加熱台とを互いに合致さ
せ、各加熱台で混練原料を扁平状態に加圧する。各加熱
台に内蔵されたガスバーナーの火炎により加熱して、各
加熱台で挾持した焼き物の表裏両面を焼き上げる焼き機
(通称=イカ焼き機)が一般的に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した焼き
機は、各加熱台で挾持した焼き物の表裏両面を同時に焼
くことができるが、上部加熱台に内蔵されたガスバーナ
ーの火炎を下向き又は斜め下向きに吹き出して、各加熱
台により挾持された焼き物を加熱するので、ガスバーナ
ーから吹き出される火炎の熱が上昇及び拡散してしま
い、上部加熱台に生じる熱損失が大きく、熱効率が悪く
なるため、焼き物の表裏両面を均等状態に加熱するに時
間が掛かる。且つ、下部加熱台に比べて上部加熱台の加
熱温度が若干低くなるため、焼き物の表裏両面を均等に
加熱することが困難であり、表裏両面の焼き具合が悪く
なるという問題点を有している。
【0004】また、各加熱台で挾持した各焼き物の焼き
作業が完了した後、上部加熱台を開方向に回動して、各
加熱台の間から全焼き物を取出し、続いて、次の焼き物
の仕込み作業を行うが、先に焼かれた各焼き物の取出し
作業が完了するまで、次の焼き物の仕込み作業及び焼く
作業が行えない。且つ、一回の焼き作業で焼き上げ可能
な枚数が限られており、全焼き物を焼く作業に時間が掛
かると共に、作業能率が悪く、能力的に限界があるた
め、一枚の焼き物を焼くときに要する単価が高くなると
いう問題点を有している。
【0005】この発明は上記問題に鑑み、焼き物が挾持
された焼き板を周回路に沿って周回移動させながら、焼
き板の各板体を加熱手段により下方から加熱するので、
焼き物を焼く作業が機械的に行え、作業の省力化及び能
率アップを図ることができ共に、購入者の要望に応じて
必要枚数の焼き物を連続して焼くことができる焼き機の
提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
焼き板を構成する上下の各板体間に焼き物を挾持した
後、該焼き物が挾持された各板体を加熱手段で加熱し
て、該各板体間に挾持された焼き物の表裏両面を焼き上
げる焼き機であって、上記焼き板を上下に形成したの周
回路に沿って送り方向に周回移動する搬送手段を設け、
上記焼き板に上下の各板体を互いに合致した状態に固定
する固定手段を設け、上記周回路に設定した開閉位置
に、上記各板体が合致固定される状態及び合致固定が解
除される状態に上記固定手段を動作する固定解除手段
と、該固定解除手段により固定解除された上側板体を開
閉する開閉手段とを設け、上記開閉位置後段の周回路下
部に、上記焼き板の下面側と対向して加熱手段を設けた
周回式焼き機であることを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記搬送手段の搬送側に、上記焼き板
を水平姿勢に載置又は架設した周回式焼き機であること
を特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、上記請求項1記載
の構成と併せて、上記開閉位置後段の周回路に、上記搬
送手段の搬送側に載置又は連結された焼き板を表裏反転
する反転手段を設けた周回式焼き機であることを特徴と
する。
【0009】請求項4記載の発明は、上記請求項1,2
又は3記載の構成と併せて、上記焼き板を、上記各板体
の一側縁部を前後回動可能に連結して、該各板体の他側
縁部を開閉可能に設けると共に、上記各板体の他側縁部
に、該各板体を互いに合致した状態に固定する固定手段
を設けて構成した周回式焼き機であることを特徴とす
る。
【0010】請求項5記載の発明は、上記請求項1,2
又は3記載の構成と併せて、上記焼き板を、上記各板体
の両側縁部に、該各板体の一側縁部を前後回動可能に連
結し、該各板体を互いに合致した状態に固定する固定手
段を設けて構成した周回式焼き機であることを特徴とす
る。
【0011】
【作用】請求項1記載の周回式焼き機は、適宜枚数(例
えば、複数枚、多数枚)の各焼き板を搬送手段により上
下の周回路に沿って送り方向に周回移動させ、焼き板が
開閉位置に移動されたとき、焼き板に設けた固定手段を
固定解除手段で固定解除し、焼き板の上側板体を開閉手
段で開放して焼き物の仕込み作業を行う。或いは、各板
体の間から焼き上げ済みの焼き物を取出す作業を行う。
各手段を復帰動作して、各板体を互いに合致させて焼き
物を挾持し、各板体を合致した状態に固定手段で固定し
て周回移動させ、開閉位置後段の周回路(例えば、上側
周回路及び下側周回路)に設けた加熱手段により焼き板
の各板体を下方から加熱又は予め加熱しておき、各板体
間に挾持された焼き物の表裏両面を均等に焼き上げるの
で、焼き物を焼く作業が連続的且つ機械的に行える。
【0012】請求項2記載の周回式焼き機は、上記請求
項1記載の作用と併せて、搬送手段の搬送側に焼き板を
載置して周回移動することで、例えば、作業者の手や衣
服、調理具等の障害物が焼き板に接触又は当接したと
き、搬送手段と焼き板との接触部分がスリップして、焼
き板に対して付与される搬送力が小さくするため、焼き
板を小さい力で移動阻止することができる。或いは、焼
き板が障害物を乗り越えて周回移動され、必要以上に大
きな力が障害物に付与されるのを防止することができ
る。また、搬送手段の搬送側に焼き板を架設して周回移
動することで、焼き板の送り間隔が常時一定に維持さ
れ、焼き物の仕込み作業及び取出し作業が正確に行え
る。
【0013】請求項3記載の周回式焼き機は、上記請求
項1記載の作用と併せて、焼き板全体を反転手段により
表裏反転すると共に、同手段の前後又は一方の周回路に
設けた加熱手段で焼き板を下方から加熱して、各板体間
に挾持された焼き物の表裏両面を焼き上げるので、回帰
側周回路に加熱手段を設ける必要が無く、機全体の構成
を簡素化して、小型化を図ることができる。
【0014】請求項4記載の周回式焼き機は、上記請求
項1,2又は3記載の作用と併せて、焼き板の一側縁部
に設けた固定手段を固定解除手段により固定解除し、焼
き板の他側縁部を中心として開放手段により上側板体を
一方に開放するので、焼き物の仕込み作業及び取出し作
業を同一方向から行うことができ、作業が常時安定して
行える。
【0015】請求項5記載の周回式焼き機は、上記請求
項1,2又は3記載の作用と併せて、焼き板が開閉位置
に移動されたとき、焼き板の両側縁部に設けた何れか一
方の固定手段を固定解除手段により固定解除し、同時
に、他方の固定手段により各板体を一体的に連結した状
態のまま、開閉手段により上側板体を任意方向(例え
ば、前後又は左右)に開放するので、焼き物の仕込み作
業及び取出し作業が任意方向(前後又は左右)から行う
ことができ、焼き機の設置場所及び作業状況に応じて、
焼き板の開閉方向を選択することができる。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、適宜枚数の焼き板を
搬送手段により周回移動させながら、焼き板の各板体を
加熱手段により下方から加熱して、各板体間に挾持され
た焼き物の表裏両面を均等に焼き上げるので、焼き物を
焼く作業が機械的に行えると共に、作業の省力化及び能
率アップを図ることができる。且つ、焼き板の各板体を
加熱手段により下方から加熱するので、例えば、ガスバ
ーナー、電熱ヒータ等の加熱手段による熱が焼き板の下
面側に対して効率よく伝導され、熱損失が少なく、熱効
率が良いため、焼き物の表裏両面を均等に焼き上げるこ
とができる。
【0017】しかも、上下に形成した周回路に沿って焼
き板を周回移動させるので、機全体の横幅及び全長が短
くなり、小型化することができると共に、焼き機の設置
スペースが狭くて済み、焼き機の運搬が容易に行えるた
め、例えば、店舗、露店或いは工場等に於いて、焼き物
を焼く作業に用いることができる。
【0018】さらに、搬送手段に載置又は固定される焼
き板の枚数を増減したり、或いは、任意位置の焼き板に
焼き物を仕込んだりすることで、購入者の要望に応じて
必要枚数の焼き物を焼くことができ、焼き物の枚数設定
が容易に行える。且つ、焼き物の枚数に過不足が生じる
のを防止することができ、焼き物の枚数に無駄が無く、
一枚の焼き物を焼くときに要する単価が安くなり、経費
の節減、稼働コストの低減を図ることができる。
【0019】焼き板を搬送手段に載置して周回移動する
ことで、例えば、作業者の手や衣服、調理具等が焼き板
に接触又は当接したとき、搬送手段と焼き板とがスリッ
プして、焼き板の移動が阻止される。或いは、焼き板が
障害物を乗り越えたりするため、必要以上に大きな力が
障害物に付与されず、作業者が怪我したり、焼き機や調
理具等が破損したりするのを防止することができ、焼き
作業の安全を図ることができる。また、焼き板を搬送手
段に固定して周回移動することで、焼き板の送り間隔が
常時一定に維持され、焼き物の仕込み作業及び取出し作
業が正確に行える。
【0020】さらにまた、仕込み済みの焼き板を反転手
段で表裏反転して、焼き板を加熱手段により下方から加
熱することで、回帰側周回路に加熱手段を設ける必要が
無く、機全体の構成を簡素化して、小型化を図ることが
できる。また、焼き板の一側縁部に設けた固定手段を固
定解除して、例えば、前後又は左右等の一方向に対して
上側板体を開閉動作することで、焼き物の仕込み作業及
び取出し作業が同一方向から行うことができ、作業が常
時安定して行える。或いは、焼き板の両側縁部に設けた
何れか一方の固定手段を固定解除して、例えば、前後又
は左右等の両方向に対して上側板体を開閉動作すること
で、焼き物の仕込み作業及び取出し作業が任意方向から
行うことができ、焼き機の設置場所及び作業状況に応じ
て焼き板の開閉方向を自由に選択することができる。
【0021】
【実施例】図面は購入者の要望に応じて必要枚数の焼き
物を焼く作業に用いられる第1実施例の周回式焼き機を
示し、図1に於いて、この周回式焼き機1は、機本体2
内の送り側周回路Bに沿って水平に架設した各軌条7
0,70と、その上位側の回帰側周回路Cに沿って斜め
に架設した各軌条71,71とに両開き式の各焼き板4
…を載置して送り方向に周回移動する。送り側周回路B
の開閉位置Dに焼き板4が移動されたとき、焼き板4の
前後縁部に設けた一方の固定機構5を、同位置の下部前
後に配設した一方の固定解除機構6で固定解除する。同
位置の下部左右に配設した一方の開閉機構7で焼き板4
を前方又は後方に開放して、焼き物Aの仕込み作業を行
う。各機構5,6,7を復帰動作して、焼き物Aを挾持
した状態のまま焼き板4を送り方向に周回移動させる。
送り側周回路Bの下部に配設した送り機構74で各軌条
70,70間に載置された各焼き板4…を送り方向に移
動させ、開閉位置D後方に配設した反転機構75で焼き
板4を表裏反転し、同機構の下部前後に配設した加熱装
置8で焼き板4の表裏両面を加熱して、焼き板4で挾持
した焼き物Aを焼き上げる。終端側に配設した移載機構
72で焼き板4を各軌条71,71に移載し、始端側に
配設した移載機構73で焼き板Aを各軌条70,70に
移載し、送り側周回路Bの開閉位置Dに回帰移動される
焼き板4を各機構6,7で開放して、焼き上げ済みの焼
き物Aを取出し、次の仕込み作業を行う構成である。
【0022】上述した焼き板4は、図2、図3、図4に
示すように、一対の各板体4a,4bを熱伝導性に優れ
た金属部材により形成し、各板体4a,4bを互いに合
致される大きさ及び形状に形成(実施例では四角形)
し、各板体4a,4bの中央部加熱面を焼き物Aが任意
形状に成形される大きさ及び形状(例えば、四角形、五
角形、円形、楕円形等の任意形状)であって、焼き物A
が挾持される深さに形成すると共に、板体4aの一側縁
部及び板体4bの他側縁部に、各回転体4c,4cを上
下互い違いにとなるように夫々軸支し、各板体4a,4
bの前後両端部に各回転体4d…を回転可能に軸支して
いる。また、各板体4a,4bの加熱面を、任意形状又
は形態に焼き物Aが成形される凹面形状に形成してもよ
い。且つ、各板体4a,4bの前後縁部に設けた各固定
機構5,5は、各板体4a,4bの前後縁部を前後回動
可能に連結及び又は互いに合致した状態に固定する。
【0023】前述した各固定機構5,5は同一構成であ
るので、焼き板4の後側縁部に取付けた固定機構5の構
成を図面に基づいて説明する。同機構は、焼き板4を構
成する上側板体4aの後縁側両端部に各軸部26,26
を形成し、下側板体4bの後縁側両端部に各軸部26,
26を軸受する各軸受部27,27を形成し、各軸受部
27,27の上端部に上述した軸部26の挿入が許容さ
れる切欠き部27aを夫々形成している。且つ、各軸受
部27,27の間であって、下側板体4bの後縁側中央
部に形成した支持部28に各抜止め部材29,29を互
いに重合して装着し、支持部28に固定した2本の各支
軸30,30を、各抜止め部材29,29に形成した各
ガイド孔29b,29bに挿通して、各抜止め部材2
9,29を左右移動可能に取付けている。且つ、抜止め
部材29の後端側上下縁部に各突出片29c…を互い違
いに突設すると共に、下側板体4bに形成した支持部2
8と、抜止め部材29に突設した突出片29cとの間
に、例えば、バネ部材等の耐火性及び耐熱性に優れた弾
性部材31を張架して、弾性部材31の弾性により、軸
受部27の切欠き部27aに対して抜止め部材29の前
端側上縁部に形成した抜止め部29aが係止される方向
に付勢している。
【0024】前述した各固定解除機構6,6は同一構成
であるので、何れか一方に配設した固定解除機構6の構
成を図面に基づいて説明する。同機構は、図5に示すよ
うに、焼き板4の前縁部又は後縁部に取付けた固定機構
5と対向する位置であって、焼き板4の下方に突出され
た各抜止め部材29,29の各突出片29c,29cの
間に対して係合される高さ位置に回転カム32を前後回
転可能に軸支している。且つ、回転カム32の中央部外
周面には、各抜止め部材29,29の各突出片29c,
29cの間に対して係合される形状(例えば、流線形)
に形成したカム部32aが円周方向に周設され、下部一
側に配設した回転動作器33を回転カム32の軸端部に
連結して、回転動作器33の作動により、回転カム32
を送り方向に対して正逆回転させ、各抜止め部材29,
29の各突出片29c,29cの間に回転カム32のカ
ム部32aを係合すると共に、弾性部材31に抗して、
各抜止め部材29,29を回転カム32のカム部32a
に沿って左右方向に拡張動作させ、軸受部27の切欠き
部27aに対して抜止め部材29の抜止め部29aが係
止固定又は係止解除される方向に相対移動する。
【0025】つまり、前縁側又は後縁側に形成した何れ
か一方の軸受部27の切欠き部27aに抜止め部材29
の抜止め部29aを係止して、軸受部27に挿入された
軸部26を抜止め固定することで、軸部26を中心とし
て上側板体4aが一方に対して前後回動可能に軸支され
る。軸受部27の切欠き部27aから抜止め部材29の
抜止め部29aを引き抜いて、軸受部27に挿入された
軸部26の抜止め固定を解除することで、軸部26を軸
受部27から抜き取ることができ、他方の抜止めされた
軸部26を中心として上側板体4aが他方に対して前後
回動可能に軸支される。前縁側両端部及び後縁側両端部
に形成した各軸部26…を各軸受部27…に抜止め固定
することで、各板体4a,4bが互いに合致した状態に
固定される。なお、上述した回転動作器33及び後述す
る出没動作器42を、例えば、電磁ソレノイド、ステッ
ピングモータ、或いはエアーシリンダ等の動作手段で構
成してもよい。
【0026】前述した各開閉機構7,7は同一構成であ
るので、何れか一方に配設した開閉機構7の構成を図面
に基づいて説明する。同機構は、開閉位置Dの一側部に
架設した軌条70の外側下部に、焼き板4を構成する上
側板体4aの一側縁部に軸支した回転体4cに対して係
止される長さ及び形状に形成した開閉アーム34を前後
回動可能に軸支し、同側下部に配設した減速機付き駆動
モータ35の駆動力により、各スプロケット36,37
及び駆動チェーン38を介して、開閉アーム34を前後
方向に回動すると共に、上側板体4aに軸支した回転体
4cに開閉アーム34を係止して、前縁側又は後縁側に
形成した軸部29を中心として上側板体4aを前方又は
後方に開閉回動する。
【0027】且つ、駆動チェーン38の両端部に固定し
た各操作片38a,38aと対向する位置に、例えば、
リミットスイッチ、光電センサ等で構成される各移動検
知器39,39を配設し、駆動チェーン38を正逆回転
したとき各操作片38a,38aにより各回動検知器3
9,39をスイッチ操作する。同時に、各回動検知器3
9,39から出力される信号に基づいて駆動モータ35
の回転を停止し、上側板体4aが開放される開位置(下
側板体4bと対向する向きに上側板体4aを若干傾けた
傾斜姿勢)と、閉塞される閉位置(下側板体4bに対し
て合致された上側板体4aの回転体4cよりも若干下方
に回動した水平姿勢)とに開閉アーム34を回動する。
また、例えば、電磁ソレノイド、ステッピングモータ、
或いはエアシリンダ等の回動手段(図示省略)により開
閉アーム34を回動してもよい。
【0028】開閉位置D下部には、同位置に移動される
焼き板4の下側板体4bと対向して、例えば、リミット
スイッチ、光電センサ等で構成される移動検知器40を
配設し、焼き板4が開閉位置Dに周回移動されたとき、
板体4bの下面側に突設した突起4eにより移動検知器
40がスイッチ操作される。同時に、移動検知器40か
ら出力される信号に基づいて送り用モータ81の回転を
停止し、焼き板4を開閉位置Dに停止させる。停止直
後、各機構6,7が続いて駆動される。且つ、同位置に
移動される焼き板4の前後縁部と対向してストッパ41
を出没可能に夫々設け、下部前後に配設した出没動作器
42をストッパ41の下端部に連結して、移動検知器4
0から出力される信号に基づいて出没動作器42を作動
し、前後の各ストッパ41,41で焼き板4を前後移動
不可に停止させる。
【0029】開閉位置D直後には、送り側周回路Bの一
側上部に架設した取付け枠43の一側端部に、上述の開
閉機構7により開放された焼き板4の上側板体4aに対
して当接される高さであって、上側板体4aの一側縁部
に対して当接される長さに形成した棒状の検知部材44
を水平回動可能に軸支すると共に、取付け枠43の他側
端部と検知部材44の基端部との間に、例えば、バネ部
材等の耐火性及び耐熱性に優れた弾性部材45を張架し
て、弾性部材45の弾性により、上側板体4aに対して
当接される待機姿勢に検知部材44を回動復帰する。且
つ、待機姿勢に回動復帰された検知部材44の基端部と
対向して、例えば、リミットスイッチ、光電センサ等で
構成される開放検知器46を配設しており、若し、焼き
板4の上側板体4aを開放した状態のまま移動したと
き、上側板体4aとの当接により検知部材44が水平回
動され、検知部材44を介して開放検知器46がスイッ
チ操作される。同時に、開放検知器46から出力される
信号に基づいて送り用モータ81の回転を停止させ、機
本体2又は焼き板4が破損したり、損傷したりするのを
防止する。
【0030】前述した各加熱装置8,8は同一構成であ
るので、何れか一方に配設した加熱装置8の構成を図面
に基づいて説明する。装置上方に移動される焼き板4の
下面側に対向してガスバーナー47を配設すると共に、
焼き板4の下面側に対向して火炎が吹き付けられる方向
に向けてガスバーナー47を向き固定している。且つ、
ガスバーナー47には、バルブ48及び供給管49を介
して、機内部又は機外部に配設した充填容器50(ガス
ボンベ)を接続し、例えば、LPガス、プロパンガス、
都市ガス等の予め充填されたガス燃料を供給する。或い
は、店舗や工場等に配管されたガス供給口(図示省略)
に接続してもよい。また、ガスバーナー47に代えて、
焼き物Aを焼き上げるのに必要な発熱量を有する電熱ヒ
ータ等の加熱手段(図示省略)を用いてもよい。
【0031】尚、上述した機本体2の内壁面は、例え
ば、石綿等の断熱材(図示省略)により被覆され、外壁
面に熱が伝わるのを防止している。機本体2の外壁面に
は、機全体の動作を制御するための制御ボックス51が
取付けられており、制御ボックス51の操作面には、焼
き板4の移動速度、加熱時間、開放時間を設定するため
のタイマースイッチ52と、手動又は自動に切替えるた
めの切替えスイッチ53と、機全体を起動するための起
動スイッチ54と、機全体を停止するための停止スイッ
チ55とを配設し、焼き板4の移動及び開閉を操作する
ための足踏み式のフットスイッチ56を接続している。
【0032】前述した各軌条70,70及び各軌条7
1,71は、図1にも示すように、後述する焼き板4の
前後両端部に軸支した各回転体4d…が載置され、同焼
き板4が水平姿勢に載置される間隔に隔てて送り方向に
平行して架設している。各軌条71,71は、送り側終
端部から送り側始端部に向けて低くなる角度に斜設さ
れ、各軌条71,71間に載置された焼き板4を高位側
から低位側に向けて回帰移動すると共に、各軌条71,
71の低位側に設けたストッパ71aを出没動作器71
bで出没動作して、同側に移動される焼き板4をストッ
パ71aで一旦停止させる。各軌条70,70及び7
1,71間に載置される各焼き板4…の載置枚数は、販
売される焼き物Aの枚数に応じて増減することができ
る。
【0033】前述した移載機構72,73は同一構成で
あるので、終端側に配設した移載機構72の構成を図面
に基づいて説明する。同機構は、各軌条70,70の端
部に各軌条70a,70aの一端側を上下回動可能に連
結し、各軌条70a,70aの他端側に、1枚分の焼き
板4が載置される長さに形成した各軌条70b,70b
の一端側を上下回動可能に連結し、各軌条70b,70
bの他端側には焼き板4を停止するためのストッパ70
cを架設している。且つ、下部一側に配設した減速機付
き駆動モータ76の駆動力により、小径ギャ77及び大
径ギャ78を介して、各軌条70b,70bが各軌条7
0,70に対して真っ直ぐに連結される水平角度と、各
軌条71,71に対して真っ直ぐに連結される傾斜角度
とに各軌条70a,70aを上下回動し、各軌条70
a,70aに従動して各軌条70b,70bを起伏動作
する。
【0034】一方、終端側に架設した各軌条70b,7
0bの連結側端部は、両側部に架設した弧形状の各起伏
ガイド79,79に沿って起伏方向にガイドされる。各
軌条70b,70bの連結側端部を各起伏ガイド79,
79の上位側周面部に移動したとき、各軌条70b,7
0bの連結側端部に固定した各支持突起70d,70d
が各軌条71,71の高位側端部に当接され、各支持突
起70d,70dを支点として各軌条70b,70bが
回動すると共に、各軌条71,71に対して真っ直ぐに
連結された状態に各軌条70b,70bを回動規制す
る。
【0035】前述した送り機構74は、上述した各軌条
70,70の下部両側に各可動台80,80を前後移動
可能に架設し、各可動台80,80の上面側に、焼き板
4の前後両端部に突設した各軸部4h…に対して係止さ
れる前後間隔に隔てて各送り爪80a…を取付け、焼き
板4の前後両端部に突設した各軸部4h…に対して係止
される起立姿勢と、各軸部4h…に対する係止が解除さ
れる傾倒姿勢とに前後回動可能に取付けると共に、例え
ば、弾性部材の付勢力又は重心を偏心して、各送り爪8
0a…を起立方向に回動付勢している。且つ、終端側下
部に配設した減速機付き送り用モータ81の駆動力によ
り、送りギャ82及びラック83を介して各可動台8
0,80を送り方向に往復移動させ、前進動作時に、各
可動台80,80に取付けた各送り爪80a…を焼き板
4の前後両端部に突設した各軸部4h…に係止して、各
可動台80,80の移動速度及び移動量に対応して焼き
板4を送り方向に水平移動する。後退動作時には、焼き
板4の前後両端部に突設した各軸部4h…に各送り爪8
0a…を当接して、係止解除される姿勢に回動する。
【0036】前述した反転機構75は、図6にも示すよ
うに、各軌条70,70の下部両側に軸支した各スプロ
ケット84,84と、各軌条71,71の上部両側に軸
支した各スプロケット85,85との間に、例えば、チ
ェーン、ベルト等の耐火性及び耐熱性を備えた各無端帯
86,86を張架し、各無端帯86,86の一側縁部
に、焼き板4の両側端部に突出した各軸部4h…を支持
する各支持爪87,87を取付け、下部一側に配設した
減速機付き駆動モータ88の駆動力により、各スプロケ
ット89,90及び駆動チェーン91を介して、各無端
帯86,86に取付けた各支持爪87,87を垂直方向
に上下動する。同機構下部に仕込み済みの焼き板4が水
平移動されたとき、焼き板4の前側両端部に突出された
各軸部4h…に各支持爪87,87を係止して、表裏反
転が許容される高さに焼き板4を持ち上げる。同時に、
焼き板4の後側両端部に軸支した各回転体4d,4dを
各軌条70,70に沿って送り方向に転動させ、その持
ち上げ時の勢いで焼き板4の後端側を送り方向に移動さ
せて表裏反転する。或いは、焼き板4の後側両端部に突
出した各軸部4h…に、送り機構72を構成する左右の
各送り爪80a,80aを係止して、焼き板4の後端側
を送り方向に移動させて表裏反転してもよい。
【0037】且つ、各軌条71,71の一部を、焼き板
4の上下動が許容される間隔に切欠き、その切欠き部分
(高位側端部)に各軌条71c,71cを上下回動可能
に連結すると共に、各軌条71,71の切欠き部分が閉
塞される状態と、開放される状態とに各軌条71c,7
1cを上下開閉可能に設けている。例えば、弾性部材の
付勢力又は重心を偏心して、軌条70cを常時閉方向に
回動付勢している。つまり、各軌条71,71よりも上
方に各支持爪87,87を移動したとき各軌条71c,
71cが開方向に回動される。同時に、各軌条71c,
71cの開閉側端部に固定した各フック71d,71d
を各支持爪87,87に係止して開放状態を維持し、各
軌条71c,71cで焼き板4を一旦停止する。各軌条
71,71よりも下方に各支持爪87,87を移動した
とき、各フック71d,71dの係止が解除され、各軌
条71c,71cが閉方向に回動され、各軌条71,7
1の切欠き部分が閉塞する。
【0038】図示実施例は上記の如く構成するものにし
て、以下、周回式焼き機1で必要枚数の焼き物A(例え
ば、イカ焼き)を連続して焼くときの動作を説明する。
先ず、図1に示すように、各軌条70,70間に載置さ
れた各焼き板4…を送り機構74により送り方向に移動
して、送り側周回路Bの開閉位置Dに焼き板4が周回移
動されたとき、移動検知器40による検知に基づいて各
無端搬送帯3,3を回転停止させ、各ストッパ41,4
1により焼き板Aを前後移動不可に停止させた後、図
4、図5に示すように、一方の固定解除機構6を駆動し
て、焼き板4の前後縁部に設けた一方の固定機構5を固
定解除する。つまり、固定機構5を構成する各抜止め部
材29,29を、固定解除機構6を構成する回転カム3
2により左右方向に拡張動作し、各軸受部27,27の
各切欠き部27a,27aから各抜止め部材29,29
の各抜止め部29a,29aを引き抜いて、各軸受部2
7,27に挿入された各軸部26,26の抜止めを解除
する。同時に、一方の開閉機構7を駆動して、他方の各
軸受部27,27に抜止めされた各軸部26,26を中
心として、焼き板4の上側板体4aを開閉アーム34に
より前方又は後方に回動して開放した後、焼き板4を構
成する下側板体4bの加熱面に、ペースト状に混練され
た焼き物Aの混練原料Aaを塗布又は滴下し、その混練
原料Aaの上面側にイカ等の具材を載置する仕込み作業
を行う。
【0039】次に、仕込み作業が終了した後、開閉機構
7を復帰動作させ、焼き板4を構成する上側板体4aを
閉方向に回動し、上側板体4aの各軸部26,26を下
側板体4bの各軸受部27,27に挿入して、各板体4
a,4bを互いに合致する。固定解除機構6を復帰動作
させ、各軸受部27,27の各切欠き部27a,27a
に各抜止め部材29,29の各抜止め部29a,29a
を係止し、各軸部26,26を各軸受部27,27に抜
止め固定して、図2、図3に示すように、焼き板4を構
成する各板体4a,4bを互いに合致した状態に固定す
る。
【0040】続いて、各ストッパ41,41を没入動作
して、各板体4a,4bを互いに合致した状態のまま焼
き板4を送り機構74により送り方向に移動させる。開
閉位置D後方に移動された焼き板4を反転機構75で持
上げて表裏反転すると共に、送り側周回路Bの下部に配
設した加熱装置8で焼き板4の各板体4a,4bを加熱
して、各板体4a,4bで挾持した焼き物Aの表裏両面
を焼き上げる。図6に示すように、終端側に移動される
焼き板4を移載機構72で持上げて各軌条71,71間
に移載し、各軌条71,71間に載置された焼き板4を
高位側から低位側に向けて回帰移動すると共に、加熱装
置8から放熱される余熱で各軌条71,71間に載置さ
れた焼き板4を予備加熱する。低位側に移動される焼き
板4をストッパ71aで一旦停止させ、仕込み作業に対
応して、一旦停止した焼き板4を移載機構73により降
下させて各軌条70,70間に1枚ずつ移載する。焼き
板4が開閉位置Dに回帰移動されたとき、上述と同様
に、焼き板4の前後縁部に設けた一方の固定機構5を同
側の固定解除機構6により固定解除する。焼き板4の上
側板体4aを開閉機構7により前方又は後方に開放し、
各板体4a,4bの間から焼き上げ済みの焼き物Aを取
出し、次の仕込み作業を行う。以下同様に、各焼き板4
…を送り方向に周回移動させて、焼き物Aの焼き作業を
連続して行う。
【0041】以上のように、各軌条70,70及び7
1,71間に載置された各焼き板4…を周回移動させな
がら、送り側周回路Bに設けた加熱装置8で焼き板4の
各板体4a,4bを下方から加熱して、各板体4a,4
b間に挾持された焼き物Aの表裏両面を均等に焼き上げ
るので、焼き物Aを焼く作業が機械的に行えると共に、
作業の省力化及び能率アップを図ることができる。且
つ、焼き板4の各板体4a,4bを加熱装置8により下
方から加熱するので、熱損失が少なく、熱効率が良いた
め、焼き物Aの表裏両面を均等に焼き上げることができ
る。しかも、上下周回路B,Cに沿って焼き板4を周回
移動させるので、機全体の横幅及び全長が短くなり、小
型化することができると共に、焼き機1の設置スペース
が狭くて済み、焼き機1の運搬が容易に行えるため、例
えば、店舗、露店或いは工場等に於いて、焼き物Aを焼
く作業に用いることができる。
【0042】さらに、各軌条70,70及び71,71
間に載置又は固定される焼き板4の枚数を増減したり、
或いは、任意位置の焼き板4に焼き物Aを仕込んだりす
ることで、購入者の要望に応じて必要枚数の焼き物Aを
焼くことができ、焼き物Aの枚数設定が容易に行える。
且つ、焼き物Aの枚数に過不足が生じるのを防止するこ
とができ、焼き物Aの枚数に無駄が無く、一枚の焼き物
Aを焼くときに要する単価が安くなり、経費の節減、稼
働コストの低減を図ることができる。
【0043】さらにまた、各軌条70,70間に焼き板
4を載置して周回移動することで、例えば、作業者の手
や衣服、調理具等が焼き板4に接触又は当接したとき、
各軌条70,70と焼き板4とがスリップして、焼き板
4の移動が阻止される。或いは、焼き板4が障害物を乗
り越えたりするため、必要以上に大きな力が障害物に付
与されず、作業者が怪我したり、焼き機1や調理具等が
破損したりするのを防止することができ、焼き作業の安
全を図ることができる。且つ、焼き板4の上側板体4a
を前方又は後方の任意方向に開閉できるので、焼き物A
の仕込み作業及び取出し作業が両方向から行うことがで
き、焼き板4の開閉方向が限定されず、焼き機1の設置
場所及び作業状況に応じて、焼き板4の開閉方向を自由
に選択することができる。
【0044】図7は、左右の各無端搬送帯3,3間に載
置された両開き式の各焼き板4…を送り方向に周回移動
する第2実施例の周回式焼き機1を示し、各無端搬送帯
3,3は、始端側に軸支した各スプロケット9,10
と、終端側に軸支した各スプロケット11,12との間
に張架し、始端側下部に配設した減速機付き駆動モータ
13の駆動力により、各スプロケット14,15及び駆
動チェーン16を介して、各無端搬送帯3,3を送り方
向に対して同期回転させ、図8、図9、図10に示すよ
うに、各無端搬送帯3,3の間に載置された各焼き板4
…を送り方向に対して周回移動させる。
【0045】且つ、各無端搬送帯3,3の回帰側周縁部
に沿って各無端搬送帯17,17を張架し、各無端搬送
帯17,17を、各スプロケット9,10に近接して軸
支した各スプロケット18,19と、スプロケット10
の軸端部に固定した大径のスプロケット20と、各スプ
ロケット11,12に近接して軸支した各スプロケット
21,22と、スプロケット12の軸端部に固定した大
径のスプロケット23との間に張架して、送り側周回路
Bの終端側に焼き板4が移動されたとき、各スプロケッ
ト20,20に設けた各クラッチ機構20a,20aに
より動力を伝達して、各無端搬送帯3,3と同期して各
無端搬送帯17,17を送り方向に回転すると共に、各
無端搬送帯17,17の搬送側周縁部に取付けた各支持
部17a,17aを、後述する焼き板4の両側前後部に
軸支した各回転体4d,4dに係止して送り方向に周回
移動させる。終端側上部に架設した反転ガイド24は、
各無端搬送帯3,3と各無端搬送帯17,17との間に
対して挾持される姿勢に焼き板4をガイドし、始端側上
部に架設した反転ガイド25は、各無端搬送帯3,3間
に対して載置される姿勢に焼き板4をガイドする。
【0046】つまり、送り側周回路Bの開閉位置Dに焼
き板4が移動されたとき、図11、図12に示すよう
に、焼き板4に設けた一方の固定機構5を同側の固定解
除機構6で固定解除する。一方の開閉機構7で焼き板4
を前方又は後方に開放して、焼き物Aの仕込み作業を行
う。各機構5,6,7を復帰動作して、焼き物Aを挾持
した状態のまま焼き板4を送り方向に周回移動させ、送
り側周回路B及び回帰側周回路Cの下部に配設した各加
熱装置8,8で焼き板4を加熱して、焼き板4で挾持し
た焼き物Aを焼き上げる。送り側周回路Bの開閉位置D
に回帰移動される焼き板4を各機構6,7で開放して、
焼き上げ済みの焼き物Aを取出し、次の仕込み作業を行
うので、上述した第1実施例と同様に、焼き物Aを焼く
作業が機械的に行え、必要枚数の焼き物Aを連続して焼
くことができる。また、各無端搬送帯17,17間に載
置された焼き板Aを第1実施例の反転機構75により表
裏反転してもよい。
【0047】図13は、左右の各無端搬送帯3,3間に
各焼き板4…を載置して周回移動する他の搬送例を示
し、各無端搬送帯3,3の終端側に搬送された各焼き板
4…を、同側上部に架設した反転ガイド24に沿って表
裏反転して、回帰側周回路Cに沿って斜設した左右の各
回帰ガイド57,57間に順次載置する。各回帰ガイド
57,57の高位側から低位側に向けて各焼き板4…を
回帰移動させ、各回帰ガイド57,57の低位側に設け
たストッパ57aを出没動作器57bで出没動作して、
同側に移動される焼き板4をストッパ57aで一旦停止
させ、仕込み作業に対応して、焼き板4を開閉位置Dに
1枚ずつ順次移動させる。各無端搬送帯3,3の始端側
に沿って架設した各無端搬送帯17,17により、各回
帰ガイド57,57の低位側に移動された焼き板4を1
枚ずつ持上げ、各無端搬送帯17,17により持上げら
れた焼き板4を、同側上部に架設した反転ガイド25に
沿って表裏反転して、各無端搬送帯3,3の始端側に再
び載置して送り方向に周回移動するので、上述した第1
実施例と同様に、焼き物Aを焼く作業が機械的に行え、
購入者の要望に応じて必要枚数の焼き物Aを連続して焼
くことができる。なお、各回帰ガイド57,57の低位
側に移動された焼き板4を、例えば、ネジ送り式の昇降
機構、エアーシリンダ等で構成される他の持上げ機構
(図示省略)により1枚ずつ持上げてもよい。
【0048】図14は、左右の各無端搬送帯3,3間に
架設された片開き式の各焼き板4…を周回移動する第3
実施例の周回式焼き機1を示し、各無端搬送帯3,3の
搬送側周縁部に焼き板4の両側中央縁部を連結固定する
と共に、各無端搬送帯3,3の長さ方向に対して多数枚
(例えば、8枚)の各焼き板4…を等間隔に隔てて架設
している。
【0049】上述した焼き板4は、図15、図16に示
すように、上側板体4aの前縁側両端部に形成した各連
結部4f,4fと、下側板体4bの前縁側両端部に形成
した各連結部4g,4gとに各連結軸58,58を挿入
して、各連結軸58,58を中心として、各板体4a,
4bを前後回動可能に連結すると共に、焼き板4の後側
縁部に取付けた固定機構59で各板体4a,4bを互い
に合致した状態に固定する。固定機構59は、下側板体
4bの下面側後縁部に固定レバー60を水平回動可能に
軸支すると共に、各板体4a,4bを互いに合致したと
き、固定レバー60の遊端側に形成した係止爪60aを
上側板体4aの後側縁部に係止する。上側板体4bの下
面側に突設した突出片4gと、固定レバー60の基端側
との間に、例えば、バネ部材等の耐火性及び耐熱性に優
れた弾性部材61を圧縮装填して、弾性部材61の弾性
により、上側板体4aの後側縁部に対して係止爪60a
が係止される方向に固定レバー60を回動付勢してい
る。
【0050】各無端搬送帯3,3間に架設した各焼き板
4…を送り方向に周回移動して、図17、図18に示す
ように、開閉位置Dに到達する直前に、同位置の下部直
前に設けた固定解除機構62を構成する流線形状のカム
部材62aに、固定機構59を構成する固定レバー60
の遊端側を当接しながら周回移動させ、弾性部材61に
抗して、上側板体4aの後側縁部に係止した係止爪60
aの係止が解除される方向に固定レバー60を回動す
る。固定レバー60を係止解除姿勢に回動規制した状態
のまま焼き板4を移動させ、焼き板Aを開閉位置Dに移
動停止した後、一側部に配設した開閉機構7により上側
板体4aを開方向に回動して、焼き物Aの仕込み作業を
行う。
【0051】この後、開閉機構7を復帰動作させて、上
側板体4aを閉方向に回動して、各板体4a,4bを互
いに合致する。焼き板4を送り方向に移動させて、固定
機構59の固定レバー60と固定解除機構62のカム部
材62aとの当接を解除し、弾性部材61の弾性によ
り、上側板体4aの後側縁部に対して固定レバー60の
係止爪60aを係止し、各板体4a,4bを互いに合致
した状態のまま焼き板4を送り方向に周回移動する。送
り側周回路B及び回帰側周回路Cに配設した各加熱装置
8,8で焼き板4を加熱して、各板体4a,4bで挾持
した焼き物Aの表裏両面を焼き上げる。焼き板4が開閉
位置Dに回帰移動されたとき、焼き板4の上側板体4a
を開閉機構7により開放して、各板体4a,4bの間か
ら焼き上げられた焼き物Aを取出し、次の仕込み作業を
行うので、第1実施例と同様に、焼き物Aを焼く作業が
機械的に行え、焼き物Aを連続して焼くことができる。
また、焼き板4の上側板体4aを前方に開閉するので、
焼き物Aの仕込み作業及び取出し作業が同一方向から行
うことができ、作業が常時安定して行える。各無端搬送
帯3,3に焼き板4を連結固定して周回移動するので、
焼き板4の送り間隔が常時一定に維持され、焼き物Aの
仕込み作業及び取出し作業が正確に行える。
【0052】図19は、各無端搬送帯3,3の搬送側周
縁部に焼き板4を前後回動可能に連結して周回移動する
た他の搬送例を示し、各無端搬送帯3,3の長さ方向に
対して複数枚(例えば、6枚)の各焼き板4…を表裏反
転が許容される前後間隔に隔てて架設するもよく、開閉
位置Dに移動された焼き板4を開閉機構7で開放して、
焼き物Aの仕込み作業を行った後、開閉位置D後方に移
動された焼き板4を反転機構63により表裏反転する。
同機構は、一側部に軸支した反転アーム64を、同側下
部に配設した減速機付き駆動モータ65の駆動力によ
り、各スプロケット66,67及び駆動チェーン68を
介して前後回動させ、上側板体4aに軸支した回転体4
cに反転アーム34を係止して、焼き板4全体を前方に
回動して表裏反転する。送り側周回路Bの下部前後に配
設した各加熱装置8,8で焼き板4の各板体4a,4b
を順次加熱して、各板体4a,4bで挾持した焼き物A
の表裏両面を均等に焼き上げるので、回帰側周回路Cに
加熱装置8を配設する必要が無く、機全体の構成を簡素
化して、小型化を図ることができる。以下、上述と同様
に、焼き板4が開閉位置Dに回帰移動されたとき、焼き
板4を開閉機構7により開放して、各板体4a,4bの
間から焼き上げられた焼き物Aを取出し、次の仕込み作
業を行うので、焼き物Aを連続して焼くことができる。
【0053】この発明の構成と、上述の実施例との対応
において、この発明の周回路は、実施例の周回路B,C
に対応し、以下同様に、搬送手段は、無端搬送帯3,1
7、回帰ガイド57、軌条70,71、送り機構74に
対応し、固定手段は、固定機構5,59に対応し、固定
解除手段は、固定解除機構6,62に対応し、開閉手段
は、開閉機構7に対応し、加熱手段は、加熱装置8に対
応し、反転手段は、反転機構63,75に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるもの
ではない。
【0054】上述した第1実施例の両開き式焼き板4
を、例えば、第2,3実施例の各無端搬送帯3,3間に
載置、架設、連結して周回移動させてもよい。また、第
3実施例の片開き式焼き板4を、第1実施例の各軌条7
0,70及び71,71間に載置し、第2実施例の各無
端搬送帯3,3間に載置して周回移動させてもよい。且
つ、実施例では焼き板4を前後方向に対して開閉可能に
設けているが、左右方向に対して開閉可能に設けてもよ
い。
【0055】また、第1,2,3実施例の開閉機構7
は、焼き板4の一側縁部に軸支した回転体4cに開閉ア
ーム34を係止して開閉するが、例えば、図20に示す
ように、焼き板4を構成する各板体4a,4bの両側縁
部に各切欠き部4i,4iを前後及び上下に対して互い
違いとなるように形成し、板体4bに形成した図中実線
の各切欠き部4i,4iを介して、板体4aの両側縁部
に開閉機構7を構成する長尺及び短尺の各開閉アーム3
4,34を係止して開閉する。焼き板4を表裏反転した
場合、板体4aに形成した図中仮想線の各切欠き部4
i,4iを介して、板体4bの両側縁部に各開閉アーム
34,34を係止して開閉することで、各板体4a,4
bに形成した各切欠き部4i,4iの向きが常時一定
し、各周回路B,Cの任意位置で焼き板4を表裏反転し
ても各板体4a,4bの開閉が安定して行える。各開閉
アーム34,34は、各軌条70,70に形成した切欠
き部70e,70eに予め没入しておき、焼き板4が開
閉位置Dに移動されたとき、各開閉アーム34,34を
上下回動して開閉する。
【0056】上述した両開き式の焼き板4を焼き作業に
用いた場合、送り側周回路Bの始端側に配設した開閉機
構7で焼き板4を開放して焼き物Aの仕込み作業を行
い、終端側に配設した開閉機構7で焼き板4を開放して
焼き上げられた焼き物Aを取出す作業を行うので、多数
枚の焼き物Aを連続して焼く作業が行え、各作業が独立
しているため、作業能率が向上する。
【0057】さらに、第1,2,3実施例では、イカ焼
き、お好み焼き等の焼き物Aを扁平状態に焼くときに用
いられる焼き板4を説明したが、例えば、タコ焼き、ド
ラ焼き、タイ焼き等の焼き物Aに応じた形状を有する焼
き板4に交換して作業するもよく、実施例の用途のみに
限定されるものではない。且つ、焼き板4の外観形状
を、例えば、五角形、円形、楕円形等の任意形状に形成
するもよく、実施例の四角形のみに限定されるものでは
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施例の周回式焼き機を示す側面図。
【図2】 各軌条間に載置した焼き板の搬送状態を示す
平面図。
【図3】 焼き板の閉状態を示す平面図。
【図4】 焼き板の固定機構を示す背面図。
【図5】 焼き板の開状態を示す平面図。
【図6】 焼き板の開状態を示す背面図。
【図7】 第2実施例の周回式焼き機を示す側面図。
【図8】 各軌条間に載置した焼き板の搬送状態を示す
平面図。
【図9】 焼き板の閉状態を示す平面図。
【図10】 焼き板の固定機構を示す背面図。
【図11】 焼き板の開状態を示す平面図。
【図12】 焼き板の開状態を示す背面図。
【図13】 焼き板の他の搬送例を示すを示す側面図。
【図14】 第3実施例の周回式焼き機を示す側面図。
【図15】 焼き板の閉状態を示す底面図。
【図16】 焼き板の固定機構を示す背面図。
【図17】 焼き板の開状態を示す平面図。
【図18】 焼き板の開状態を示す背面図。
【図19】 焼き板のその他の搬送例を示す側面図。
【図20】 焼き板の他の開閉例を示す平面図。
【符号の説明】
A…焼き物 B…送り側周回路 C…回帰側周回路 D…開閉位置 1…周回式焼き機 2…機本体 3,17…無端搬送帯 4…焼き板 4a,4b…板体 4f,4g…連結部 5,59…固定機構 6,62…固定解除機構 7…開閉機構 8…加熱装置 26…軸部 27…軸受部 29…抜止め部材 32…回転カム 34…開閉アーム 57…回帰ガイド 60…固定レバー 60a…係止爪 62a…カム部材 63,75…反転機構 64…反転アーム 70,71…軌条 74…送り機構 87…支持爪

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】焼き板を構成する上下の各板体間に焼き物
    を挾持した後、該焼き物が挾持された各板体を加熱手段
    で加熱して、該各板体間に挾持された焼き物の表裏両面
    を焼き上げる焼き機であって、上記焼き板を上下に形成
    した周回路に沿って送り方向に周回移動する搬送手段を
    設け、上記焼き板に上下の各板体を互いに合致した状態
    に固定する固定手段を設け、上記周回路に設定した開閉
    位置に、上記各板体が合致固定される状態及び合致固定
    が解除される状態に上記固定手段を動作する固定解除手
    段と、該固定解除手段により固定解除された上側板体を
    開閉する開閉手段とを設け、上記開閉位置後段の周回路
    下部に、上記焼き板の下面側と対向して加熱手段を設け
    た周回式焼き機。
  2. 【請求項2】上記搬送手段の搬送側に、上記焼き板を水
    平姿勢に載置又は固定した請求項1記載の周回式焼き
    機。
  3. 【請求項3】上記開閉位置後段の周回路に、上記搬送手
    段の搬送側に載置又は連結された焼き板を表裏反転する
    反転手段を設けた請求項1記載の周回式焼き機。
  4. 【請求項4】上記焼き板を、上記各板体の一側縁部を前
    後回動可能に連結して、該各板体の他側縁部を開閉可能
    に設けると共に、上記各板体の他側縁部に、該各板体を
    互いに合致した状態に固定する固定手段を設けて構成し
    た請求項1,2又は3記載の周回式焼き機。
  5. 【請求項5】上記焼き板を、上記各板体の両側縁部に、
    該各板体の一側縁部を前後回動可能に連結し、該各板体
    を互いに合致した状態に固定する固定手段を設けて構成
    した請求項1,2又は3記載の周回式焼き機。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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GB2352562A (en) * 1998-04-30 2001-01-31 Asahi Chemical Ind Functional element for electric, electronic or optical device and method for manufacturing the same
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