JPH10224408A - 通信システム - Google Patents

通信システム

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JPH10224408A
JPH10224408A JP9021662A JP2166297A JPH10224408A JP H10224408 A JPH10224408 A JP H10224408A JP 9021662 A JP9021662 A JP 9021662A JP 2166297 A JP2166297 A JP 2166297A JP H10224408 A JPH10224408 A JP H10224408A
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修一 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】人手を必要とせず、さらにコンピュータネット
ワークを使用してデータ種別の異なる端末同士で相互通
信を行ない得る通信システムを提供する。 【解決手段】第1,第2の通信機器は、公衆網,専用線
及び内線端末を接続した複数チャネルからなる通話路ハ
イウェイを含む複数の通信回線を収容する交換手段と、
コンピュータネットワークと通話路ハイウェイとを接続
し、コンピュータネットワークと通話路ハイウェイとの
間で伝送データの形式を変換するとともに、コンピュー
タネットワークを介して相手側通信機器との間でデータ
の送受信を行なうデータ形式変換手段と、コンピュータ
ネットワークを介して相手側通信機器に対して呼制御情
報の送受を行なうとともに、発信側の端末及び着信先の
端末のデータ種別に応じて、コンピュータネットワーク
を使用した接続を行なうように交換手段及びデータ形式
変換手段を制御する交換制御手段とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、パーソナルコン
ピュータ等のコンピュータ端末を利用して電話通信やフ
ァクシミリ送信等を行なう通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、近時のパーソナルコンピ
ュータ等の装置にあっては、このPCMCIA(Persona
l Computer Memory Card International Association)
カードスロットにファックスカード,モデムカード等を
接続して、コンピュータを直接、加入者線に接続するも
のがある。この装置の場合、ファクシミリ送信やデータ
通信等の機能毎にカードを用意する必要があり、機能を
変える場合に、都度PCMCIAカードを取り換えなけ
ればならず、単機能のシステムであるといえる。
【0003】また、加入者線を1台のコンピュータが独
占してしまう欠点がある。一方、複数のコンピュータを
ローカルエリアネットワーク(インターネット)に接続
し、ファクシミリ機能を有するゲートウェイ、あるいは
データ通信機能を有するゲートウェイを介して公衆網
(PSTN)へ接続するものもある。ここでは、複数の
端末がゲートウェイに接続されているので、これらの端
末から別個に発信でき、加入者線を見かけ上共有でき
る。
【0004】しかしながら、各コンピュータ毎に電話番
号が割り振られている訳ではないので、公衆網から各コ
ンピュータ宛に直接には通信を行なうことができず、つ
まり、加入者線の共有が実現されていない。また、ゲー
トウェイもPCMCIAカードと同様に機能毎に用意す
る必要があり、つまり、このシステムも単機能である。
【0005】すなわち、上記通信システムでは、コンピ
ュータが有している種々の通信機能を加入者線、あるい
は内線を介して利用するためには、大型の複雑な設備を
必要とし、コンピュータが有している種々の通信機能が
充分活用されていない。また、加入者線あるいは内線を
多数収容し、回線の有効利用を図るシステムとして構内
交換システムが存在するが、コンピュータネットワーク
上のコンピュータ端末と加入者線、内線電話との相互通
信が行なえないという問題が生じている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
通信システムでは、データ種別の異なる端末同士で通信
を行なう場合に、端末側でユーザが機能毎にゲートウェ
イもしくはPCMCIAカードを取り換えるという煩わ
しい作業を要するという問題を有している。さらに、コ
ンピュータネットワークを用いた端末同士の相互通信を
行なうことができないという不都合を有している。
【0007】この発明の目的は、人手を必要とせず、さ
らにコンピュータネットワークを使用してデータ種別の
異なる端末もしくは同種端末同士で相互通信を行ない得
る通信システムを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係る通信シス
テムは、複数の端末を収容する公衆網または専用線を収
容するとともに、内線端末を収容する第1の通信機器
と、この第1の通信機器に一端側が接続されるととも
に、複数のコンピュータ端末を収容するコンピュータネ
ットワークと、このコンピュータネットワークの他端側
に接続され、第1の通信機器と同一機能を有する第2の
通信機器とを具備し、第1,第2の通信機器は、公衆
網,専用線及び内線端末を接続した複数チャネルからな
る通話路ハイウェイを含む複数の通信回線を収容し、各
通信回線の接続を行なう交換手段と、コンピュータネッ
トワークと通話路ハイウェイとを接続し、コンピュータ
ネットワークと通話路ハイウェイとの間で伝送データの
形式を変換するとともに、コンピュータネットワークを
介して相手側通信機器との間でデータの送受信を行なう
データ形式変換手段と、コンピュータネットワークを介
して相手側通信機器に対して少なくとも発呼及び着信応
答に関する情報を含む呼制御情報の送受を行なうととも
に、発信側の端末及び着信先の端末のデータ種別に応じ
て、コンピュータネットワークを使用した接続を行なう
ように交換手段及びデータ形式変換手段を制御する交換
制御手段とを具備し、第1の通信機器に収容された公衆
網または専用線の有する端末もしくは内線端末から第2
の通信機器に収容された公衆網または専用線の有する端
末もしくは内線端末へ発信した場合に、コンピュータネ
ットワークを介して内線端末相互間を接続することを特
徴とする。
【0009】この構成によれば、人手を介さずに通信機
器側で自動的にコンピュータネットワークへの接続を実
現でき、かつ既知の通信機器内の交換制御手段で接続を
行なっているので、別途にコンピュータネットワークを
接続するための装置を必要とせず設備が大型化すること
もなくなる。また、データ種別が異なる端末同士をコン
ピュータネットワークを介して接続し、相互通信を行な
わせることが可能となる。
【0010】また、この発明に係る通信システムは、複
数の端末を収容する公衆網,内線端末を収容するととも
に、少なくとも1台のコンピュータ端末を接続するコン
ピュータネットワークを収容する第1の通信機器と、こ
の第1の通信機器と同一機能を有する第2の通信機器
と、一端側に前記第1の通信機器を接続するとともに、
他端側に第2の通信機器を接続し、相互間で情報のやり
とりを行なわせる相互接続通信回線とを具備し、第1,
第2の通信機器は、少なくとも公衆網,内線端末を接続
した複数チャネルからなる通話路ハイウェイを含む複数
の通信回線を収容し、各通信回線の接続を行なう交換手
段と、コンピュータネットワークと通話路ハイウェイと
を接続し、コンピュータネットワークと通話路ハイウェ
イとの間で伝送データの形式を変換するデータ変換手段
と、相互接続通信回線と通話路ハイウェイとを接続する
相互接続通信回線インターフェースとを具備し、相互接
続通信回線としては、デジタル電話回線及びコンピュー
タネットワークのうち少なくとも1つを備えてなること
を特徴とする。
【0011】この構成によれば、自己通信機器に収容さ
れた端末から相手側通信機器に収容された端末へ発信、
または相手側通信機器に収容された端末からの着信時
に、交換制御手段が相手側通信機器もしくは自己通信機
器のIPアドレスを特定することにより、人手を介さず
に自己通信機器に収容された端末と相手側通信機器に収
容された端末とを相互接続通信回線を使用して接続する
ことができる。さらに、データを相手側の端末に早急に
送出するとともに、相手側の端末との接続処理に早急に
対応することが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図1は、この発明
のシステム概要を示している。図1のシステムには、サ
ービスエリア内に配置された電話機11と、この電話機
11を収容する公衆網/専用線網12と、この公衆網/
専用線網12を収容する通信機器13,14と、通信機
器13,14とLAN(Local Area Network)15,1
6,17及びインターネット18を介して接続される通
信機器19とから構成されている。
【0013】通信機器13,14,19は、内線端末2
0〜25として、標準電話機,デジタル電話機,ファク
シミリ機及びPHS(登録商標)(Personal Handy Phon
e System) 基地局等を収容している。このうち、PHS
基地局は、PHS端末と無線通信することで収容する。
また、通信機器13,14,19は、それぞれLAN1
5〜17を介してコンピュータ端末PC1〜PC3を収
容している。
【0014】また、通信機器13,14,19を接続す
るLAN15,16,17は、例えばATMを使用した
1つまたは複数のLANであり、インターネット18は
広域ネットワークである。また、LAN15,16の間
は、ゲートウェイ26で接続されているが、ゲートウェ
イ26を介さずに1つのネットワークで構成することも
可能である。この場合、LAN15,16の混雑を軽減
するために、ゲートウェイ26の代りにスイッチングハ
ブなどを接続することでネットワークを構成することが
考えられる。
【0015】また、ゲートウェイ27,28は、LAN
15,17とインターネット18を接続するためのゲー
トウェイであり、ルータで構成してもよい。さらに、ゲ
ートウェイ27,28とインターネット18との間の回
線は、ゲートウェイから直接公衆網/専用線網12を接
続しているが、通信機器13,14を内線として公衆網
/専用線網12に直接収容するようにしてもよい。
【0016】図2は、この発明の一実施の形態である通
信機器の詳細を示している。図2において、図中符号3
1はLAN及びインターネットからなるコンピュータネ
ットワークで、その一端側に通信機器32を接続してお
り、その他端側に通信機器33を接続している。
【0017】通信機器32は、内線端末34,局線35
及び専用線36を収容している。すなわち、通信機器3
2は、内線端末34の発着信に伴い、この内線端末34
と局線35との間、及び内線端末34と専用線36との
間を択一的に接続する。さらに、局線35と専用線36
との間を択一的に接続する。
【0018】また、通信機器32は、交換機能を実現す
るタイムスイッチ321と、コンピュータネットワーク
31との間で信号の授受を行なうLANインターフェー
スと、局線35を接続するトランク回路323と、専用
線36を接続するトランク回路324と、内線端末34
を接続するライン回路325と、LANインターフェー
ス322を介してコンピュータネットワーク31に接続
される回線/パケット変換装置326と、トランク回路
323,324,ライン回路325,回線/パケット変
換326及びタイムスイッチ321に制御ハイウェイ3
27を介して接続される交換制御装置328とから構成
されている。また、それぞれの回路間の通話音声は、通
話路ハイウェイ329で接続されている。
【0019】交換制御装置328は、CPU(Central P
rocessing Unit) ,ROM(Read Only Memory)及びRA
M(Random Access Memory)を内蔵しており、通信機器3
2内の各回路の制御を行なうものである。
【0020】ライン回路325は、内線端末34からの
発信信号の検出や内線端末34への着信信号の送出など
のインターフェース動作を行なう。トランク回路32
3,324は、局線35及び専用線36からの着信検出
や発信時の局線35及び専用線36の捕捉などのインタ
ーフェース動作を行なう。
【0021】タイムスイッチ321は、トランク回路3
23,324,ライン回路325及び回線/パケット変
換装置326のそれぞれの通話路を、交換制御装置32
8からの制御信号によって接続している。
【0022】ここで、コンピュータネットワーク31に
接続される回線/パケット変換装置326の個数は、1
つに限らず、複数でもよい。また、回線/パケット変換
装置326はあたかも通信機器32内の1つのライン/
トランク回路とみなされ、コンピュータネットワーク3
1に収容されるコンピュータ端末はあたかも1つの内線
端末、公衆網に接続される1つの通信端末とみなされ
る。
【0023】通話路ハイウェイ329は、複数チャネル
を有し、例えば、各64kbpsの32チャネル(タイ
ムスロット)のデータを時分割多重し2Mbpsの伝送
能力を有する。そして、タイムスイッチ321から通話
路ハイウェイ329を介して送受される64kbpsの
回線データは、回線/パケット変換装置326によって
コンピュータネットワーク31で伝送されるパケットに
変換される。
【0024】一方、通信機器33は、内線端末37,局
線38及び専用線39を収容している。そして、通信機
器33は、ライン回路331と、トランク回路332,
333と、LANインターフェース334と、回線/パ
ケット変換装置335と、タイムスイッチ336と、交
換制御装置337とから構成されている。なお、通信機
器33の各構成回路は、通信機器32の各構成回路と同
一機能であるので、説明を省略する。
【0025】以下の説明では、LANとしてイーサネッ
ト(Ethernet)を使用した一実施の形態を説明する。LA
N上の各コンピュータ端末は、TCP(Transmission Co
ntrol Protocol) /IP(Internet Protocol) 通信を行
なうとする。しかし、従来のコンピュータ端末とは異な
り、IP/TCPアドレス以外にも、通常の電話機と同
じように加入者番号(電話番号)を持っているとする。
なお、通信機能を有する(モデムを内蔵)パーソナルコ
ンピュータは、ライン回路に直接接続される。
【0026】図3は、回線/パケット変換装置326の
詳細を示している。図3において、タイムスイッチ32
1に接続される通話路ハイウェイ329がマルチプレク
サ/デマルチプレクサ326aに接続される。このた
め、通話路ハイウェイ329から供給される2Mbps
のデータが32のタイムスロット毎に各64kbpsの
データに分離され、以後、各スロットのデータがパケッ
ト化される。ここでは、タイムスロットTS00〜TS
07の回線データがコンピュータネットワーク31を介
して他の通信機器との間で送受信されているとする。
【0027】マルチプレクサ/デマルチプレクサ326
aは、シリアル/パラレル変換装置326bを接続して
おり、パケット化したデータをシリアル/パラレル変換
装置326bに出力している。シリアル/パラレル変換
装置326bは、バッファ回路326cを接続してお
り、パケット化したデータを8ビットの並列データに変
換して、バッファ回路326cに出力している。
【0028】バッファ回路326cは、シリアル/パラ
レル変換装置326bからの並列データを記憶してお
き、交換制御装置328からの指示信号に基づいて出力
する。バッファ回路326cから出力されたデータは、
パケット化回路326dにてパケットに宛先ヘッダ等が
付加され、LANドライバ326eに供給される。この
とき、パケット回路326dは、交換制御装置328か
らの指示信号に基づいて、データ変換も行なっている。
【0029】一方、LANから供給されたパケットデー
タは、LANドライバ326eを介してパケット分離回
路326fにて宛先ヘッダ等を削除され、直列データに
生成された後、バッファ回路326cを介してシリアル
/パラレル変換装置326bに供給される。
【0030】シリアル/パラレル変換装置326bから
出力される直列データは、マルチプレクサ/デマルチプ
レクサ326aに供給され、通話路ハイウェイ329を
介してタイムスイッチ321に送出される。ここで、パ
ケット化回路326dは、回線データが音声データの場
合、16Kまたは8Kの音声データに圧縮して、LAN
ドライバ326eに送出する。また、パケット分離回路
326fは、LANドライバ326eで受信された音声
パケットに対して、16Kまたは8Kの音声データを6
4Kの音声データに伸長し、無音パケットの除去を行
い、ネットワークの負荷軽減と伝送遅延の軽減を図るよ
うにしてもよい。
【0031】ここで、上記構成における通信機器32の
動作を説明する。すなわち、上述したように、LANと
してはEthernet方式が採用され、コンピュータネットワ
ーク31上の各コンピュータ端末及び通信機器はTCP
/IP通信を行なう。このTCPを補うものとして、U
DP(User Datagram Protocol)がある。IPは、伝送経
路の確立やネットワークアドレスとホストアドレスの定
義によるネットワークの論理的管理を行なう。
【0032】交換制御装置328,337は、そのRO
MまたはRAMに、図4に示すように、通信システムに
接続される内線端末及びコンピュータネットワーク31
上のコンピュータ端末に付与された電話番号と、該端末
に対して通信処理を行なう通信機器32,33のアドレ
スとを対応づけた端末管理テーブル41を記憶してい
る。
【0033】一方、この端末管理テーブル41は、図5
の端末管理テーブル42に示す如く、各通信機器に収容
される端末の電話番号の最初の何桁または市外局番の最
初の何桁かを登録し、検索に登録された最初の桁で行な
うことで、対応テーブル42を記録するのに必要なメモ
リ量の削減と検索速度を向上することも可能である。
【0034】さらに、交換制御装置328,337は、
そのROMまたはRAMに、図6,図7に示す如く、回
線/パケット変換装置326,335のそれぞれに接続
される通話路ハイウェイ329,339のタイムスロッ
ト番号TS00〜TS07毎の接続状況管理テーブル4
3,44を設けている。このうち、図6に示す接続状況
管理テーブル43は、自己通信機器に収容される端末ま
たは通信回線からコンピュータネットワーク31を介し
て収容される他の通信機器に収容される端末、通信回線
への発呼またはコンピュータネットワークを介して他の
通信機器から自己通信機器に収容する端末、通信回線へ
の着信が発生した際に、呼番号を付与した場合のテーブ
ルである。
【0035】また、図7に示す接続状況管理テーブル4
4は、他の通信機器と接続した呼毎に異なるUDPポー
トあるいはTCPポートを使用し、このポート番号を使
用したテーブルである。
【0036】図6及び図7の接続状況管理テーブル4
3,44において、いずれの場合も、使用していないT
Sの該当する欄には、未使用を意味するNONEが書き
込まれている。
【0037】図8は、通信機器32の交換制御装置32
8の動作を説明するためのフローチャートである。ここ
では、通信機器32に収容された内線端末34から通信
機器33に収容された内線端末37に着信する場合を説
明する。
【0038】すなわち、内線端末34(内線番号300
0)においてユーザが発呼操作を行ない、着信先の電話
番号として5001を入力すると(ステップS11)、
通信機器32内の交換制御装置328は、ステップS1
2で、端末管理テーブル41を検索し、着信先の端末を
収容する通信機器を検索する。
【0039】そして、交換制御装置328は、ステップ
13で、端末管理テーブル41内に着信先の端末が登録
されているか否かを検出し、登録されていない場合には
(NO)、ステップS14で、タイムスイッチ321に
対して局線35または専用線36への接続指示を行な
う。また、着信先の端末が通信機器33に収容されてい
ることを検出した場合(YES)、交換制御装置328
は、ステップS15で、通信機器33に対する発呼手順
を行なう。
【0040】この発呼手順として、ISDN(登録商
標)におけるレイヤ3で規定されている呼制御手順にお
けるQ931相当の発呼パケットを使用する。この発呼
パケットは、発呼端末と宛先と呼種類とを示す情報を有
し、コンピュータネットワーク31を介して通信機器3
3のLANインターフェース334、回線/パケット変
換装置335内のLANドライバを経由して制御ハイウ
ェイ338を通じて通信機器33内の交換制御装置33
7に供給される。
【0041】次に、交換制御装置328は、ステップS
16で、接続状況管理テーブル43,44を検索し、ス
テップS17で、通話路ハイウェイ329が全て使用中
の場合には(NO)、ステップS18で、発信端末また
は通信回線に対する切断処理またはコンピュータネット
ワーク31を介して接続された通信機器33に対する切
断処理を行なう。切断処理を行なった後、交換制御装置
328は、ステップS14で、局線35または専用線3
6への接続指示を行なう。
【0042】そして、上記接続状況管理テーブル43,
44に空きタイムスロットがある場合(YES)、交換
制御装置328は、ステップS19で、着信先の通信機
器33からの応答パケットを受信したか否かの判定を行
なう。
【0043】一方、通信機器33内の交換制御装置33
7は、通信機器32から発呼パケットを受信すると、通
信機器32内の交換制御装置328と同様、接続状況管
理テーブル43,44を検索し、空きタイムスロットを
検出した場合に、この空きタイムスロットに着信先の内
線端末37の音声パケットを接続するとともに、着信先
の内線端末37からの応答を応答パケットにして、通信
機器32へ送出する。
【0044】そして、ステップS19において、通信機
器33からの応答パケットを受信した場合(YES)、
交換制御装置328は、ステップS20で、接続状況管
理テーブル43,44内の空きタイムスロット(ここで
は、タイムスロットTS03)の接続先の通信機器のア
ドレスとポートに、通信先の通信機器のIPアドレス/
ポートアドレス(A.B.C1.D0/UDP3)を書
き込むとともに、タイムスイッチ321に対して、内線
端末34をタイムスロットTS03に接続するように指
示する。
【0045】以後、ステップS21で、内線端末34と
内線端末37との間で送受される音声データが回線/パ
ケット変換装置326,335によってパケット化さ
れ、LANインターフェース322,コンピュータネッ
トワーク31を通じて通信機器33と送受され、内線端
末34と内線端末37との間の通話が可能となる。
【0046】また、通信機器32の内線端末34とコン
ピュータネットワーク31上に収容されたコンピュータ
端末とを接続する場合も、上記の動作で行なうことが可
能である。なお、コンピュータ端末の場合、1つの機器
で音声データのほか、G3FAXデータ,G4FAXデ
ータ等の複数の種別のベアラサービスを行なうことがで
きる。このため、他の通信機器からコンピュータネット
ワーク31を介して接続要求がなされた場合、コンピュ
ータ端末とのデータ変換が必要となる。
【0047】そこで、交換制御装置328には、そのR
OMまたはRAMに図9に示す如く、電話番号,IPア
ドレス,TCP/UDPポート番号及び呼種別を対応づ
けたデータ変換管理テーブル45を設けている。すなわ
ち、交換制御装置328は、データ変換管理テーブル4
5を参照して、回線/パケット変換装置326に対して
各データ種別に応じたデータ変換を行なうように指示す
る。これにより、回線/パケット変換装置326は、内
線端末34からの発呼を、コンピュータ端末に応じたパ
ケット形式に変換して受信パケットを着信先のコンピュ
ータ端末へ送出する。
【0048】また、コンピュータ端末同士の相互間で通
信を行なう場合、コンピュータ端末は、コンピュータネ
ットワーク31を介して直接データを送受することが可
能であるため、通信機器32に対して発呼処理を行な
い、着信先端末のIPアドレスを取得した後、回線デー
タを互いに送受することで通信機器32,33を介さず
に回線データを送受することも可能である。
【0049】さらに、コンピュータネットワーク31が
インターネットに接続されている場合には、通信機器相
互間で送受される回線パケットをインターネット経由で
送出することで通信コストの低い通信システムを構築可
能であるが、音声のように伝達遅延に著しく通信品質が
低下する通信の場合、公衆網あるいは専用線を優先して
使用するように対応が必要である。
【0050】このため、着信先の端末番号,発信側の端
末番号,着信先の端末番号と発信側の端末番号とに応じ
て、コンピュータネットワーク31を使用するか公衆網
/専用線を介して発信するかという対応テーブルが必要
となる。
【0051】そこで、この発明の第2の実施の形態とし
て、交換制御装置328,337内のROMまたはRA
Mに、図10に示す如くコンピュータネットワーク31
を優先して接続するためのコンピュータネットワーク優
先テーブル46を設けている。
【0052】コンピュータネットワーク優先テーブル4
6は、これに登録された電話番号に対する発信または着
信時にコンピュータネットワーク31を介して通信する
テーブルである。この例とは逆に記載された電話番号に
対する発信または着信を公衆網/専用線を使用して通信
する構成としてもよい。また、コンピュータネットワー
ク優先テーブル46に登録する電話番号は、FAX端
末、データ通信を行なう端末が想定されるが、音声端末
を登録してもよい。さらに、データ通信を行なう場合で
も、機密保持の点からインターネットを介さずに通信す
るため、コンピュータネットワーク優先テーブル46の
登録から削除してもよい。
【0053】図11は、上記第2の実施の形態における
交換制御装置328の発信時の動作を説明するために示
すフローチャートである。すなわち、ユーザが内線端末
34(内線番号3000)において、着信先の内線端末
37(内線番号5001)へ発信すると(ステップS3
1)、通信機器32内の交換制御装置328は、ステッ
プS32で、端末管理テーブル41を検索し、着信先の
端末を収容する通信機器を検索する。ここでは、自己通
信機器に収容されていない着信先の端末を検索してい
る。
【0054】そして、交換制御装置328は、ステップ
S33で、着信先の内線端末37を収容する通信機器3
3を検索すると(YES)、ステップS34で、コンピ
ュータネットワーク優先テーブル46を検索し、ステッ
プS35で、発信側の電話番号または着信先の電話番号
が登録されているか否かの判別を行なう。ここで、登録
されていないと判定された場合(NO)、交換制御装置
328は、ステップS36で、トランク回路323,3
24に対して局線35である公衆網または専用線36へ
の接続指示を行ない、局線35または専用線36を使用
して発呼し、回線交換を行なわせる。
【0055】また、ステップS35において、登録され
ていると判定された場合(YES)、交換制御装置32
8は、ステップS37,S38で、コンピュータネット
ワーク31を介して着信先の通信機器33へ発呼パケッ
トを送出するとともに、接続状況管理テーブル43,4
4を検索する。
【0056】そして、ステップS39,S40で、通話
路ハイウェイ329に空きタイムスロットが存在し、か
つ着信先の通信機器33からの応答パケットの受信があ
った場合(YES)、交換制御装置328は、ステップ
S41で、タイムスイッチ321に対して、内線端末3
4をタイムスロットに接続するように指示し、これによ
り、回線データをパケットに変換して、通信機器33と
の間で送受を行なう。
【0057】また、ステップS39,S40で、空きタ
イムスロットがなく、着信先の通信機器33からの応答
パケットの受信がない場合(NO),交換制御装置32
8は、ステップS42で、発信端末または通信回線に対
する切断処理またはコンピュータネットワーク31を介
して接続された通信機器33に対する切断処理を行な
い、ステップS36で、局線35または専用線36を使
用して通信を行なう。
【0058】なお、交換制御装置328は、着信時にお
いても、上記と同様な動作を行なう。また、自己通信機
器に収容される端末からの発信または自己通信機器に収
容される通信回線からの着信の際に、公衆網または専用
線から発信端末の番号が送られた場合について説明す
る。
【0059】すなわち、通信機器32内の交換制御装置
328は、内線端末34が着信先に公衆網または専用線
を使用して発信した場合、端末管理テーブル41から着
信先端末を収容する通信機器を検索し、着信先端末が他
の通信機器に収容されている場合、まず発信側端末の番
号がコンピュータネットワーク優先テーブル46に登録
されているか検索する。そして、登録されている場合
に、コンピュータネットワーク31を介して他の通信機
器と通信し、登録されていない場合に、局線35または
専用線36を使用して発呼し、回線交換を行なう。な
お、内線端末34宛に着信がかけられた場合も同様であ
る。
【0060】次に、発信側端末からデータ種別が送られ
た場合の例を説明する。ここでは、交換制御装置32
8,337は、そのRAMまたはROMに、図12に示
す如く、データ種別管理テーブル47を設けている。こ
のデータ種別管理テーブル47に登録されているデータ
種別には、例えばPHSデータ,MODEMデータ,G
3FAXデータ等がある。
【0061】すなわち、交換制御装置328は、自己通
信機器に収容される端末からの発信または自己通信機器
に収容される通信回線からの着信の際に、まず、着信先
端末または相手側発信端末を端末管理テーブル41から
検索する。検索した結果、着信先端末または相手側発信
端末が他の通信機器に収容されており、自己発信端末ま
たは相手側発信端末からデータ種別の情報が送出された
場合、交換制御装置328は、データ種別管理テーブル
47から要求されたデータ種別が登録されているかを検
索する。
【0062】そして、要求されたデータ種別が登録され
ている場合、交換制御装置328は、前記手順によっ
て、コンピュータネットワーク31を介して発呼パケッ
ト、回線データをパケットに変換して、他の通信機器と
の間で送受させる。また、登録されていない場合、公衆
網、専用線を使用して発呼し、回線交換を行なわせる。
なお、データ種別だけでなく電話番号を使用した方式と
組み合わせて行なってもよい。
【0063】なお、上記の方法は、交換制御装置328
内のコンピュータネットワーク優先テーブル46に番号
が登録されていれば、この番号を有する端末が発信また
は着信した際に、自動的にコンピュータネットワーク3
1を介して接続している。
【0064】一方では、コンピュータネットワーク31
を使用した接続を規制する方法もある。これは、交換制
御装置328内のRAMまたはROMに、コンピュータ
ネットワーク31の使用を規制するためのテーブルを設
け、このテーブルに登録されている番号を有する端末に
対して、自己通信機器に収容された端末からの発信、ま
たは公衆網/専用線からの着信時に、コンピュータネッ
トワーク31を介した他の通信機器との接続を禁止する
ものである。また、端末側が発信の際に、コンピュータ
ネットワーク31を経由した接続を禁止するような情報
を同時に送出するようにしてもよい。
【0065】また、上記第2の実施の形態では、通信機
器32に収容されている内線端末34に対する発着信に
ついて説明しているが、公衆網である局線35または専
用線36に収容された端末に対しても、同様に実施でき
る。
【0066】例えば、局線35に収容された端末が、通
信機器33に収容されている端末へ発呼を送出した場
合、発信側の端末からの送信データは、近辺に位置する
通信機器32へ送出される。そして、通信機器32の交
換制御装置328は、端末管理テーブル41から発信側
及び着信先の番号を検索し、どちらも登録されている場
合に、コンピュータネットワーク優先テーブル46もし
くはデータ種別管理テーブル47を検索する。
【0067】ここで、いずれか一方が登録されている場
合に、交換制御装置328は、通信機器33へ発呼パケ
ットを送出するように、回線/パケット変換装置326
に指示を出すとともに、発信側の端末とコンピュータネ
ットワーク31とを接続するように、回線/パケット変
換装置326に指示を出す。以後、発信側の端末は、コ
ンピュータネットワーク31を介して着信先の端末へデ
ータを送信することになる。また、着信先の端末が通信
機器33近辺の局線38に収容されている場合も、同様
に実施できる。
【0068】以上のように、上記第1,第2の実施の形
態によれば、既知の通信機器32,33内の交換制御装
置328,337に端末管理テーブル41、接続状況管
理テーブル43,44を設けるようにしたので、通信機
器32に収容されている内線端末34が通信機器33の
局線35,専用線36または内線端末37へ発信、もし
くは局線35,専用線36または内線端末37からの着
信の際に、交換制御装置328内のCPUが端末管理テ
ーブル41、接続状況管理テーブル43,44を検索
し、登録され、かつ空きタイムスロットがある場合に、
内線端末34,37をコンピュータネットワーク31を
介して接続することができる。
【0069】このため、人手を介さずに通信機器側で自
動的にコンピュータネットワーク31への接続を実現で
き、かつ既知の通信機器32内の交換制御装置328で
接続を行なっているので、別途にコンピュータネットワ
ーク31を接続するための装置を必要とせず設備が大型
化することもない。
【0070】また、通信機器32,33内の交換制御装
置328,337にデータ変換管理テーブル45を設け
ているので、通信機器32に収容された内線端末が通信
機器33に収容されるコンピュータ端末へ発信、または
コンピュータ端末からの着信時に、交換制御装置328
内のCPUがデータ変換管理テーブル45を検索し、こ
の検索結果を回線/パケット変換装置326に与えるこ
とにより、回線/パケット変換装置326がデータ変換
を行なう。
【0071】このため、データ種別が異なる端末同士を
コンピュータネットワーク31を介して接続し、相互通
信を行なわせることが可能となる。さらに、通信機器3
2,33内の交換制御装置328,337にコンピュー
タネットワーク優先テーブル46及びデータ種別管理テ
ーブル47を設け、交換制御装置328,337のCP
Uがコンピュータネットワーク優先テーブル46及びデ
ータ種別管理テーブル47を検索し、この検索結果に基
づいて、発信側の端末と着信側の端末とをコンピュータ
ネットワーク31を介して接続を行なうようにしている
ので、通信コストの低い通信システムを構築することが
可能となる。さらに、コンピュータネットワーク優先テ
ーブル46及びデータ種別管理テーブル47に基づい
て、コンピュータネットワーク31を介して接続する
か、公衆網または専用線を介して接続するかを選択する
ことで、柔軟な通信システムを構築することが可能とな
る。
【0072】図13は、この発明の第3の実施の形態で
あるシステム全体を示している。ここでは、複数の通信
機器それぞれに接続されたコンピュータネットワーク上
のコンビュータ端末相互間の種々のデータ通信を行うシ
ステムを示している。
【0073】図13のシステムは、通信機器51,52
と、この通信機器51,52を接続する接続回線53と
から構成されている。通信機器51には、LANである
コンピュータネットワーク54、公衆網55、内線端末
56が接続されている。
【0074】また、通信機器51は、交換機能を実現す
るタイムスイッチ511と、コンピュータネットワーク
54との間で信号の授受を行なうLANインターフェー
ス512と、公衆網55に接続される加入者線トランク
回路513と、内線端末56に接続される内線ライン回
路514と、LANインターフェース512を介してコ
ンピュータネットワーク54に接続され、通信機器51
内の通話路ハイウェイ515上で伝送するためのHWデ
ータとLAN上で伝送するためのパケットデータとの変
換を行なう回線/パケット変換器516と、他の通信機
器52との接続を行なう接続回線53を収容する接続回
線インターフェース517と、加入者トランク回路51
3,内線ライン回路514、回線/パケット変換器51
6、接続回線インタフェース517、タイムスイッチ5
11に制御ハイウェイ518を介して接続される交換制
御装置 (CPU,ROM,RAMを内蔵する) 519と
を有する。
【0075】なお、通信機器51内の各回路において、
上記図2に示す通信機器32内の各回路と同一機能を有
するので、説明を省略する。図14は、接続回線53に
ISDNを用いた場合に、ISDNのBチャネルの64
kbps転送速度と図示しないコンピュータ端末からの
非同期式データ転送速度との速度変換方式としてV.1
10方式を採用したISDN用の接続回線インタフェー
ス517の詳細を示している。
【0076】まず、非同期インターフェースから送出さ
れた非同期データは、ISDN用の接続回線インタフェ
ース517内の速度変換部517aにてストップビット
を付加され、600bps、 1200bps、 2400
bps、 4800bps、 9600bps、19200
bpsのいずれかに近い同期速度に変換される。続い
て、同期速度に変換されたデータは、速度変換部517
bにて8Oビットのフレームの中に埋め込まれることに
より、8kbps、16kbps、32kbpsのいず
れかの速度(中間速度)に変換される。最後に、中間速
度に変換された80ビットのフレームデータは、速度変
換部517cにて中間速度が8kbps、16kbp
s、32kbpsの場合、それぞれ1、2、4ビットに
区切ってBチャネルの8ビットのいずれかに挿入するこ
とにより64kbpsの速度への変換が行なわれる。
【0077】図15は、接続回線53にOCN(登録商
標)(Open Computer Network) を用いた場合に、OCN
への1.5Mbpsアクセス用の接続回線インタフェー
ス517を含むOCNのネットワーク構成を示してい
る。
【0078】すなわち、1.5Mbpsアクセス用の接
続回線インターフェース517は、ルータ57を介して
高速系OCN網 (1.5Mbps、6Mbpsのアクセ
ス回線を収容) 58に接続される。高速系OCN網58
は、ATM網59を介して低速系OCN網(128kb
psのアクセス回線、ISDN回線等のダイアルアップ
回線を収容)60に接続されるとともに、中継ルータ6
1を介してインターネット62に接続される。高速系、
低速系OCN網58,60ともアクセス回線を収容する
加入者ルータと、この加入者ルータを束ねる中継ルータ
という基本構成からなっている。
【0079】図16は、上記図13のシステムにおける
通信機器及びコンピュータ端末にIPアドレス及び電話
番号を持たせた場合のシステム構成を示しており、図1
7は、上記交換制御装置519のRAMまたはROMに
格納される端末管理テーブル71を示している。
【0080】ここでは、コンピュータネットワークとし
てイーサネットが用いられ、各コンピュー夕端末は、T
CP/IP通信を行なうとする。また、コンピュータ端
末は、従来とは異なり、IPアドレス以外にも通常の電
話機と同じように加入者番号(内線番号)を持ってい
る。また、通信機器もIPアドレスを持っている。
【0081】そこで、通信機器51内の交換制御装置5
19は、接続通信回線35により接続された他の通信機
器52に収容されるコンピュータネットワーク上のコン
ピュータ端末の電話番号と、他の通信機器52のIPア
ドレスとを対応させて保持し、自己通信機器51に接続
されるコンピュータネットワーク54上のコンピュータ
端末の電話番号と、コンピュータ端末のデータの種類ご
とのIPアドレスとを対応させて保持するために、図1
7に示す如く端末管理テーブル71を記憶している。
【0082】なお、各端末には単一のIPアドレスが割
り当てられており、さらに呼種別毎に異なるポートアド
レスが割り当てられ、通信データの種類毎に異なるアド
レスが割り当てられることになる。
【0083】まず、この第3の実施の形態の動作とし
て、他の通信機器52から自己通信機器51に接続され
たコンピュータネットワーク54上のコンピュータ端末
へデータが送信される場合を示す。
【0084】通信機器51は、接続回線53に用いられ
るISDNの回線からV.110方式を採用したISD
N用の接続回線インタフェース、あるいはOCNから
1.5MbpsOCNアクセス用の接続回線インターフ
ェース517を介し、タイムスイッチ511に到来した
データを、交換制御装置519の制御によりデータに示
された宛先電話番号と、前記端末管理テーブル71とか
ら宛先コンピュータ端末のアドレスを特定し、このアド
レスをデータに付与して回線パケット/変換器516へ
送出する。この場合の宛先コンピュータ端末は、自己通
信機器51に収容されるコンピュータ端末である。
【0085】回線/パケット変換器516は、データの
種類に応じ、宛先のコンピュータ端末が処理可能な形式
のデータに変換する。変換されたデータは、LANイン
ターフェース512、コンピュータネットワーク54を
介して、宛先のコンピュータ端末へ到達する。
【0086】続いて、この第3の実施の形態の動作とし
て、自己通信機器51に接続されたコンピュータネット
ワーク54上のコンピュータ端末から他の通信機器52
ヘデータが送信される場合を示す。
【0087】交換制御装置519は、コンピュータネッ
トワーク54からLANインターフェース512を介
し、回線/パケット変換器516により通信機器51内
の通話路ハイウェイ515上で伝送するためのHWデー
タに変換され、タイムスイッチ511に到来したデータ
を検出し、該データに示された宛先電話番号と端末管理
テーブル71とから宛先コンピュータ端末が接続する他
の通信機器52のIPアドレスを特定し、このデータに
他の通信機器52のIPアドレスを付与する。
【0088】IPアドレスを付与されたデータは、V.
110方式を採用したISDN用の接続回線インターフ
ェース517、ISDN回線を介し、あるいは、1.5
MbpsOCNアクセス用の接続回線インターフェー
ス、OCNを介し、他の通信機器52へ到達される。
【0089】また、交換制御装置519は、コンピュー
タネットワーク54からタイムスイッチ511に到来し
たデータを検出し、宛先電話番号と端末管理テーブル7
1とから宛先コンピュータ端末自体のIPアドレスを特
定した場合、当該データに宛先コンピュータ端末のIP
アドレスを付与する。そして、タイムスイッチ511
は、IPアドレスを付与されたデータを回線/パケット
変換器516に送出する。
【0090】回線/パケット変換器516は、宛先のコ
ンピュータ端末の機能とデータの種類とに応じて、IP
アドレスを付与されたデータを宛先のコンピュータ端末
が処理可能な形式のデータに変換し、LANインターフ
ェース512及びコンピュータネットワーク54を介し
て、相手側通信機器に収容される宛先のコンピュータ端
末へ送出する。
【0091】以上のように、上記第3の実施の形態によ
れば、通信機器51内に接続回線インターフェース51
5と、交換制御装置519内に端末管理テーブル71と
を備え、接続回線インターフェース515を介して他の
通信機器52とISDN回線を使用して接続しているの
で、通信機器51に収容された端末から通信機器52に
収容された端末へ発信、または通信機器52に収容され
た端末からの着信時に、交換制御装置519内のCPU
が端末管理テーブル71を検索し、端末管理テーブル7
1から相手側通信機器もしくは自己通信機器のIPアド
レスが特定された場合に、人手を介さずに通信機器51
に収容された端末と通信機器52に収容された端末とを
ISDN回線を使用して接続することができる。また、
データを相手側の端末に早急に送出するとともに、相手
側の端末との接続処理に早急に対応することが可能とな
る。
【0092】また、自己通信機器51に収容されたコン
ピュータ端末からコンピュータネットワーク54を介し
て到来したデータに対して、交換制御装置519が端末
管理テーブル71からコンピュータ端末のIPアドレス
を検索した場合に、コンピュータネットワーク54を使
用して相手側通信機器に収容されるコンピュータ端末と
通信し、コンピュータ端末を収容した通信機器のIPア
ドレスを検索した場合に、相互接続回線53を使用して
相手側通信機器に収容されるコンピュータ端末と通信す
ることができ、これにより、検索状況に応じて、相手側
のコンピュータ端末との接続処理に早急かつ柔軟に対応
することが可能となる。
【0093】さらに、接続回線インターフェース515
を介して他の通信機器52とOCNを使用して接続して
いるので、通信機器51に収容されている例えば利用頻
度の少ない端末に対しても、通信コストの低い通信シス
テムを提供することができる。
【0094】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
人手を必要とせず、さらにコンピュータネットワークを
使用してデータ種別の異なる端末もしくは同種端末同士
で相互通信を行ない得る通信システムを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のシステム概要を示す図。
【図2】この発明の一実施の形態を示すブロック構成
図。
【図3】同実施の形態における通信機器の回線/パケッ
ト変換装置の詳細を示すブロック構成図。
【図4】同実施の形態における通信機器の交換制御装置
内に設けられた端末管理テーブルを説明するために示す
図。
【図5】同実施の形態における通信機器の交換制御装置
内に設けられた端末管理テーブルの他の例を説明するた
めに示す図。
【図6】同実施の形態における通信機器の交換制御装置
内に設けられた接続状況管理テーブルを説明するために
示す図。
【図7】同実施の形態における通信機器の交換制御装置
内に設けられた接続状況管理テーブルの他の例を説明す
るために示す図。
【図8】同実施の形態における通信機器の交換制御装置
の動作を説明するために示すフローチャート。
【図9】同実施の形態における通信機器の交換制御装置
内に設けられたデータ変換管理テーブルを説明するため
に示す図。
【図10】この発明の第2の実施の形態において、通信
機器の交換制御装置内に設けられたコンピュータネット
ワーク優先テーブルを説明するために示す図。
【図11】同第2の実施の形態における通信機器内の交
換制御装置の動作を説明するために示すフローチャー
ト。
【図12】同第2の実施の形態における通信機器の交換
制御装置内に設けられたデータ種別管理テーブルを説明
するために示す図。
【図13】この発明の第3の実施の形態を示すシステム
構成図。
【図14】同第3の実施の形態において接続回線にIS
DN回線を使用した場合の通信機器の接続回線インター
フェースの詳細を示すブロック構成図。
【図15】同第3の実施の形態において接続回線にOC
Nを使用した場合のシステム構成図。
【図16】同第3の実施の形態における通信機器及びコ
ンピュータ端末にアドレスを割り当てた場合のシステム
構成図。
【図17】同第3の実施の形態における通信機器の交換
制御装置内に設けられた端末管理テーブルを説明するた
めに示す図。
【符号の説明】
31,54…コンピュータネットワーク、 32,33,51,52…通信機器、 34,37…内線端末、 35,38…局線、 36,39…専用線、 321,336,511…タイムスイッチ、 322,334…LANインターフェース、 326,335…回線/パケット変換装置、 327,338…制御ハイウェイ、 328,337,519…交換制御装置、 329,339…通話路ハイウェイ、 41,42…端末管理テーブル、 43,44…接続状況管理テーブル、 45…データ変換管理テーブル、 46…コンピュータネットワーク優先テーブル、 47…データ種別管理テーブル、 517…接続回線インターフェース、 53…接続回線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04L 29/06 H04L 13/00 303B H04M 3/00 305B H04Q 3/545

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の端末を収容する公衆網または専用
    線を収容するとともに、内線端末を収容する第1の通信
    機器と、この第1の通信機器に一端側が接続されるとと
    もに、複数のコンピュータ端末を収容するコンピュータ
    ネットワークと、このコンピュータネットワークの他端
    側に接続され、前記第1の通信機器と同一機能を有する
    第2の通信機器とを具備し、 前記第1,第2の通信機器は、 前記公衆網,専用線及び内線端末を接続した複数チャネ
    ルからなる通話路ハイウェイを含む複数の通信回線を収
    容し、各通信回線の接続を行なう交換手段と、 前記コンピュータネットワークと前記通話路ハイウェイ
    とを接続し、前記コンピュータネットワークと前記通話
    路ハイウェイとの間で伝送データの形式を変換するとと
    もに、前記コンピュータネットワークを介して相手側通
    信機器との間でデータの送受信を行なうデータ形式変換
    手段と、 前記コンピュータネットワークを介して相手側通信機器
    に対して少なくとも発呼及び着信応答に関する情報を含
    む呼制御情報の送受を行なうとともに、発信側の端末及
    び着信先の端末のデータ種別に応じて、前記コンピュー
    タネットワークを使用した接続を行なうように前記交換
    手段及び前記データ形式変換手段を制御する交換制御手
    段とを具備し、 前記第1の通信機器に収容された公衆網または専用線の
    有する端末もしくは内線端末から前記第2の通信機器に
    収容された公衆網または専用線の有する端末もしくは内
    線端末へ発信した場合に、前記コンピュータネットワー
    クを介して内線端末相互間を接続することを特徴とする
    通信システム。
  2. 【請求項2】 前記第1,第2の通信機器と同一機能を
    有する通信機器が、前記コンピュータネットワーク上に
    複数個接続されており、それぞれ前記コンピュータネッ
    トワーク用の通信機器識別アドレスを有することを特徴
    とする請求項1記載の通信システム。
  3. 【請求項3】 前記交換制御手段は、 前記コンピュータネットワークを介して他の通信機器と
    接続された呼を一意に識別する番号を記憶しており、少
    なくとも該呼の番号及び前記通話路ハイウェイのタイム
    スロット番号を対応づけた第1の管理テーブルと、 この第1の管理テーブルを参照して前記コンピュータネ
    ットワークを使用した相手側通信機器との接続及び前記
    通話路ハイウェイとの間のデータ伝送の制御を行なうよ
    うに前記交換手段及び前記データ形式変換手段を制御す
    る手段とを具備することを特徴とする請求項1記載の通
    信システム。
  4. 【請求項4】 前記交換制御手段は、 前記通信機器に付された前記コンピュータネットワーク
    用の通信機器識別アドレスとしてIPアドレスとTCP
    ポートあるいはUDPポートとで構成し、前記コンピュ
    ータネットワークを介して他の通信機器と接続された呼
    毎に異なるポートを付与された場合に、前記呼毎に割り
    当てたTCPポート番号あるいはUDPポート番号と前
    記通話路ハイウェイのタイムスロット番号とを対応づけ
    た第2の管理テーブルと、 この第2の管理テーブルを参照して前記コンピュータネ
    ットワークを使用した相手側通信機器との接続及び前記
    通話路ハイウェイとの間のデータ伝送の制御を行なうよ
    うに前記交換手段及び前記データ形式変換手段を制御す
    る手段とを具備することを特徴とする請求項1記載の通
    信システム。
  5. 【請求項5】 前記交換制御手段は、前記コンピュータ
    ネットワークに収容された前記コンピュータ端末に与え
    られたアドレスと、前記第1または第2の管理テーブル
    に登録された各パラメータとを対応づけた第3の管理テ
    ーブルと、この第3の管理テーブルに基づいて、前記コ
    ンピュータ端末に対する交換制御を行なうように前記デ
    ータ形式変換手段を制御する手段とを具備し、 前記データ形式変換手段は、前記コンピュータネットワ
    ークを介して到来したデータを、データ種別に応じて宛
    先のコンピュータ端末が処理可能な形式のデータに変換
    して当該コンピュータ端末へ送信する手段を具備するこ
    とを特徴とする請求項1,3及び4のいずれかに記載の
    通信システム。
  6. 【請求項6】 前記データ形式変換手段は、他の通信機
    器から前記コンピュータネットワークを介して到来した
    データを、宛先の端末の機能とデータ種別とに応じて前
    記通話路ハイウェイによる伝送に適した形式に変換して
    前記交換手段へ送信することにより、宛先の端末に送出
    する手段を具備することを特徴とする請求項1記載の通
    信システム。
  7. 【請求項7】 前記交換制御手段は、 前記通信機器に収容された前記内線端末及び前記コンピ
    ュータネットワーク上の前記コンピュータ端末に付与さ
    れた電話番号と、前記内線端末及び前記コンピュータネ
    ットワーク上の前記コンピュータ端末を収容する前記通
    信機器の前記コンピュータネットワーク用の通信機器識
    別アドレスとを対応づける第4の管理テーブルと、 自己通信機器に収容された前記公衆網,前記専用線また
    は前記内線端末およびコンピュータ端末から発信した場
    合の着信先端末が、自通信機器に収容されていない場合
    には、前記第4の管理テーブルを検索し、通信機器相互
    間で前記コンピュータネットワークを使用して呼制御情
    報とデータ変換を行なった通信情報を送受する手段とを
    具備することを特徴とする請求項1記載の通信システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記交換制御手段は、着信先端末が前記
    第4の管理テーブルから特定できない場合、発信側端末
    である前記公衆網,前記専用線,前記内線端末または前
    記コンピュータ端末から送出された電話番号に基づい
    て、新たに公衆網、専用線を捕捉し、捕捉した公衆網、
    専用線に応じた呼制御情報と通信情報に変換し、変換し
    た呼制御情報と通信情報を公衆網または専用線を介して
    送受するように前記交換手段を制御する手段を具備する
    ことを特徴とする請求項7記載の通信システム。
  9. 【請求項9】 前記交換制御手段は、前記第4の管理テ
    ーブルから、通信機器に接続された内線端末および前記
    コンピュータネットワーク上のコンピュータ端末に付与
    された電話番号の先頭からの一部または市外局番または
    市外局番の先頭からの一部を記録した第5の管理テーブ
    ルを具備し、 この第5の管理テーブルに登録された内線端末およびコ
    ンピュータネットワーク上のコンピュータ端末に付与さ
    れた電話番号の先頭からの一部または市外局番または市
    外局番の先頭から一部以降の電話番号を持つ着信呼を、
    前記第5の管理テーブルに登録された通信機器との間で
    前記コンピュータネットワークを使用して呼情報とデー
    タ変換を行なった通信情報を送受することを特徴とする
    請求項7記載の通信システム。
  10. 【請求項10】 前記データ形式変換手段は、発信側端
    末および着信側端末がコンピュータネットワークを介し
    て接続される2台のコンピュータ端末である場合には、
    呼の確立後の両コンピュータ端末間のデータの伝送をコ
    ンピュータネットワークを介して直接行なわせる手段を
    有することを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  11. 【請求項11】 前記コンピュータネットワークは、複
    数のイーサネットもしくはATMを使用するローカルエ
    リアネットワークと、前記複数のローカルエリアネット
    ワークを接続するインターネットとをから構成されてな
    ることを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  12. 【請求項12】 前記交換制御手段は、前記コンピュー
    タネットワークがインターネットに収容されている状態
    で、自己通信機器に収容された通信回線または自己通信
    機器に接続された内線端末およびコンピュータ端末が自
    己通信機器に収容されていない端末に対して発信した場
    合、着信先の電話番号に応じて、前記コンピュータネッ
    トワークを介して接続するか、前記公衆網または前記専
    用線を介して接続するかを選択する手段を具備すること
    を特徴とする請求項1,7及び11のうちいずれか記載
    の通信システム。
  13. 【請求項13】 前記交換制御手段は、前記コンピュー
    タネットワークがインターネットに収容されている状態
    で、自己通信機器に収容された通信回線または自己通信
    機器に収容された内線端末およびコンピュータ端末が自
    己通信機器に収容されていない端末に対して発信した場
    合、発信側端末の電話番号に応じて、前記コンピュータ
    ネットワークを介して接続するか、前記公衆網または専
    用線を介して接続するかを選択する手段を具備すること
    を特徴とする請求項1,7及び11のうちいずれか記載
    の通信システム。
  14. 【請求項14】 前記交換制御手段は、前記コンピュー
    タネットワークがインターネットに収容されている状態
    で、自己通信機器に収容された通信回線または自己通信
    機器に収容された内線端末およびコンピュータ端末が自
    己通信機器に収容されていない端末に対して発信した場
    合、発信側端末の電話番号と着信先端末の電話番号に応
    じて、前記コンピュータネットワークを介して接続する
    か、前記公衆網または専用線を介して接続するかを選択
    する手段を具備することを特徴とする請求項1,7及び
    11のうちいずれか記載の通信システム。
  15. 【請求項15】 前記交換制御手段は、前記コンピュー
    タネットワークがインターネットに収容されている状態
    で、自己通信機器に収容された通信回線または自己通信
    機器に収容された内線端末およびコンピュータ端末が自
    己通信機器に収容されていない端末に対して発信した場
    合、発信側端末からの呼種別に応じて、前記コンピュー
    タネットワークを介して接続するか、前記公衆網または
    専用線を介して接続するかを選択する手段を具備するこ
    とを特徴とする請求項1,7及び11のうちいずれか記
    載の通信システム。
  16. 【請求項16】 前記交換制御手段は、前記コンピュー
    タネットワークがインターネットに収容されている状態
    で、自己通信機器に収容された通信回線または自己通信
    機器に収容された内線端末およびコンピュータ端末から
    自己通信機器に収容されていない端末に対して発信した
    場合、発呼端末から許容される伝送遅延などのサービス
    品質が送出された場合、送出されたサービス品質に応じ
    て、前記コンピュータネットワークを介して接続する
    か、前記公衆網または専用線を介して接続するかを選択
    する手段を具備することを特徴とする請求項1,7及び
    11のうちいずれか記載の通信システム。
  17. 【請求項17】 前記交換制御手段は、前記呼制御情報
    に前記コンピュータネットワークを経由した発信、通信
    回線への着信呼の中継を禁止する情報を検出した場合、
    自己通信機器に収容された端末からの発信、または前記
    公衆網、専用線からの着信時に、前記コンピュータネッ
    トワークを介した他の通信機器との接続を禁止する手段
    を具備することを特徴とする請求項1記載の通信システ
    ム。
  18. 【請求項18】 複数の端末を収容する公衆網,内線端
    末を収容するとともに、少なくとも1台のコンピュータ
    端末を接続するコンピュータネットワークを収容する第
    1の通信機器と、この第1の通信機器と同一機能を有す
    る第2の通信機器と、一端側に前記第1の通信機器を接
    続するとともに、他端側に前記第2の通信機器を接続
    し、通信機器相互間で情報のやりとりを行なわせる相互
    接続通信回線とを具備し、 前記第1,第2の通信機器は、 少なくとも前記公衆網,内線端末を接続した複数チャネ
    ルからなる通話路ハイウェイを含む複数の通信回線を収
    容し、各通信回線の接続を行なう交換手段と、 前記コンピュータネットワークと前記通話路ハイウェイ
    とを接続し、前記コンピュータネットワークと前記通話
    路ハイウェイとの間で伝送データの形式を変換するデー
    タ変換手段と、 前記相互接続通信回線と前記通話路ハイウェイとを接続
    する相互接続通信回線インターフェースとを具備し、 前記相互接続通信回線としては、デジタル電話回線及び
    コンピュータネットワークのうち少なくとも1つを備え
    てなることを特徴とする通信システム。
  19. 【請求項19】 前記第1,第2の通信機器と同一機能
    を有する通信機器が、前記相互接続通信回線上に複数個
    接続されており、それぞれ通信機器識別アドレスを有し
    ていることを特徴とする請求項1,7,11及び18の
    うちいずれか記載の通信システム。
  20. 【請求項20】 前記相互接続通信回線インタフェース
    は、前記相互接続通信回線がデジタル電話回線である場
    合、このデジタル電話回線の特定チャネルの所定速度と
    前記コンピュータ端末からのデータ転送速度との速度変
    換方式としてデジタル電話回線用特定の方式を含むよう
    にしたことを特徴とする請求項18記載の通信システ
    ム。
  21. 【請求項21】 前記相互接続通信回線インタフェース
    は、前記相互接続通信回線が特定のコンピュータネット
    ワークを含む場合、この特定のコンピュータネットワー
    クへのアクセス回線接続インタフェースを含むようにし
    たことを請求項18記載の通信システム。
  22. 【請求項22】 前記コンピュータ端末は、1つの電話
    番号とともに、通信するデータの種類毎のアドレスを有
    し、 前記交換制御手段は、前記相互接続通信回線により接続
    された他の前記通信機器に収容される前記コンピュータ
    ネットワーク上のコンピュータ端末の電話番号と、前記
    他の通信機器の通信機器識別アドレスと、自己通信機器
    に収容される前記コンピュータネットワーク上のコンピ
    ュータ端末の電話番号と、前記コンピュータ端末のデー
    タの種類ごとのアドレスとを対応させて示す接続用端末
    管理テーブルを有してなることを特徴とする請求項18
    記載の通信システム。
  23. 【請求項23】 前記交換制御手段は、前記相互接続通
    信回線から前記相互接続通信回線インタフェース手段を
    介して前記交換手段に到来したデータを検出するととも
    に、当該データに示された宛先電話番号と、前記接続用
    端末管理テーブルとから宛先コンピュータ端末のアドレ
    スを特定し、この特定したアドレスを当該データに重畳
    して、データ変換を前記データ変換手段に依頼する手段
    を有し、 前記データ変換手段は、宛先のコンピュータ端末の機能
    とデータの種類とに応じて宛先のコンピュータ端末が処
    理可能な形式のデータに変換し、前記コンピュータネッ
    トワークを介して、宛先のコンピュータ端末へ送出する
    手段を有してなることを特徴とする請求項18記載の通
    信システム。
  24. 【請求項24】 前記交換制御手段は、前記コンピュー
    タネットワークから前記データ変換手段を介して前記交
    換手段に到来したデータを検出するとともに、当該デー
    タに示された宛先電話番号及び前記接続用端末管理テー
    ブルに基づいて、宛先コンピュータ端末のアドレスもし
    くは宛先コンピュータ端末を収容する前記通信機器の通
    信機器識別アドレスを特定し、宛先コンピュータ端末の
    アドレスが特定された場合には、当該データに前記宛先
    コンピュータ端末のアドレスを重畳してデータ変換を前
    記データ変換手段に依頼する手段と、前記宛先コンピュ
    ータ端末が収容される前記通信機器の通信機器識別アド
    レスが特定された場合には、当該データを、前記相互接
    続通信回線インタフェース手段及び相互接続通信回線を
    介して前記宛先コンピュータ端末が収容される通信機器
    へ送出する手段とを有し、 前記データ変換手段は、宛先のコンピュータ端末の機能
    とデータの種類とに応じて宛先のコンピュータ端末が処
    理可能な形式のデータに変換し、前記コンピュータネッ
    トワークを介して、宛先のコンピュータ端末へ送出する
    手段を有してなることを特徴とする請求項18記載の通
    信システム。
  25. 【請求項25】 前記コンピュータ端末が有する通信す
    るデータの種類毎のアドレスはIPアドレスとTCPも
    しくはUDPポート番号を含み、前記通信機器が有する
    通信機器識別アドレスはIPアドレスを含むことを特徴
    とする請求項18記載の通信システム。
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