JPH10222439A - ネットワークコンピューティング方式およびプロセッサ回路 - Google Patents

ネットワークコンピューティング方式およびプロセッサ回路

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JPH10222439A
JPH10222439A JP9037166A JP3716697A JPH10222439A JP H10222439 A JPH10222439 A JP H10222439A JP 9037166 A JP9037166 A JP 9037166A JP 3716697 A JP3716697 A JP 3716697A JP H10222439 A JPH10222439 A JP H10222439A
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JP
Japan
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program
instruction
circuit
communication
decoding unit
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JP9037166A
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English (en)
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Tomoshi Shigematsu
智志 重松
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットワークコンピュータ自体の価格を低く
することができ、アプリケーション実行前のプログラム
の転送時間を短縮することができ、プログラムの著作権
等の知的財産権を保護することが容易であるネットワー
クコンピューティング方式等を提供することを目的とす
るものである。 【解決手段】 通信路を介してプログラムやデータを供
給するプログラム送信装置と通信を行う通信回路と、こ
の通信回路が受信した命令を解読する命令解読部と、こ
の解読部が解読した命令を実行する命令実行部とが順に
接続されているプロセッサ回路と、上記通信路と、上記
プログラム転送装置とを有するネットワークコンピュー
ティング方式である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークコン
ピューティング方式およびプロセッサ回路に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】近年、高速ネットワークが普及し、この
普及に伴い、高速ネットワークを介してプログラム送信
装置とコンピュータとを接続し、コンピュータで動作さ
せるアプリケーションプログラムを、プログラム送信装
置から上記コンピュータが受信、蓄積し、実行するよう
にしている。
【0003】図18は、従来のネットワークコンピュー
ティング方式NCを示すブロック図である。
【0004】ネットワークコンピューティング方式NC
におけるプロセッサ回路100は、上記コンピュータに
用いられるものであり、高速ネットワークの一例として
の通信路10を介して、プログラム送信装置200から
アプリケーションプログラムを受信し、蓄積し、実行す
るものである。
【0005】従来のネットワークコンピューティング方
式NCにおいて、通信回路20が、通信路10を介して
通信を行い、プロセッサ回路100内の命令実行部40
の入出力インタフェースの1つとして用いられている。
また、プロセッサ回路100は、命令解読部30と命令
実行部40とを有し、処理装置として従来の一般的なプ
ロセッサを用いている。
【0006】そして、ユーザがアプリケーションプログ
ラムを実行する場合、その実行を開始する前に、通信路
10から送られたアプリケーションプログラムの全部ま
たは必要なものを、命令実行部40が命令メモリ50に
転送し、蓄積し、この蓄積が終了した後に、初めて、そ
のプログラムが実行される。
【0007】上記従来例においては、所望のアプリケー
ションプログラムを、必要に応じてプログラム送信装置
200から受信すれば足りるので、様々なアプリケーシ
ョンプログラムをプロセッサ100側に予め蓄積してお
く必要がなく、したがって、プロセッサ100側には、
大規模な外部記憶装置を設ける必要がなく、プロセッサ
回路100を用いるコンピュータの低価格化等に有効で
ある。なお、プロセッサ回路100を用いるコンピュー
タは、一般にネットワークコンピュータと呼ばれてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来例に
おいては、アプリケーションの実行に必要なプログラム
の全てを、実行開始前に命令メモリ50に転送する必要
があるので、命令メモリ50に蓄積するアプリケーショ
ンプログラムの容量が大きい場合には、アプリケーショ
ンの実行前に長時間の転送時間が必要になるという問題
がある。通信路の光ファイバ化等によって通信路10や
通信回路20が高速化されても、アプリケーション実行
前のプログラムの転送速度は、命令メモリ50の動作速
度に依存するので、従来例では、アプリケーション実行
前のプログラムの転送時間を短縮することができないと
いう問題がある。
【0009】また、上記従来例においては、容量が大き
いアプリケーションプログラムに対処するために、コン
ピュータ内に搭載する命令メモリ50として、容量が大
きいメモリが必要になるので、コンピュータ自体の価格
を、実際にはそれ程、低くすることができないという問
題がある。
【0010】さらに、上記従来例においては、通信路1
0を介して、命令メモリ50に、所望のプログラムを蓄
積するようにしているので、そのプログラムを容易に複
製でき、プログラムの著作権等の知的財産権を保護する
ことが困難であるという問題がある。
【0011】本発明は、ネットワークコンピュータ自体
の価格を低くすることができ、アプリケーション実行前
のプログラムの転送時間を短縮することができ、プログ
ラムの著作権等の知的財産権を保護することが容易であ
るネットワークコンピューティング方式およびプロセッ
サ回路を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、通信路を介し
てプログラムやデータを供給するプログラム送信装置と
通信を行う通信回路と、この通信回路が受信した命令を
解読する命令解読部と、この解読部が解読した命令を実
行する命令実行部とが順に接続されている回路である。
【0013】また、本発明は、通信路を介してプログラ
ムやデータを供給するプログラム送信装置と通信を行う
通信回路と、この通信回路が受信した命令を解読する命
令解読部と、この解読部が解読した命令を実行する命令
実行部とが順に接続されているプロセッサ回路と、上記
通信路と、上記プログラム転送装置とを有するネットワ
ークコンピューティング方式である。
【0014】
【発明の実施の形態および実施例】図1は、本発明の第
1の実施例であるネットワークコンピューティング方式
NC1を示すブロック図である。
【0015】ネットワークコンピューティング方式NC
1は、プログラム送信装置200と、通信路10と、プ
ロセッサ回路101とを有する。プログラム送信装置2
00は、通信路10を介してプログラムやデータを供給
する装置である。プロセッサ回路101は、通信回路2
0と命令解読部30と命令実行部40とを有する。
【0016】通信回路20は、入出力インタフェース機
能を具備する回路であり、具体的には、通信路10を介
してプログラム送信装置200から送られてくるプログ
ラムを受信し、プログラムコードの状態にする回路であ
る。命令解読部30は、通信路10を介してプログラム
送信装置200から通信回路20に転送されたプログラ
ムコードを命令コードに変換するとともに、通信回路2
0に直接接続されているものである。命令実行部40
は、命令解読部30によって解読された命令コードに応
じて演算処理するものである。
【0017】図2は、上記実施例における通信回路20
の具体例を示す図である。
【0018】通信回路20は、入力端子INと入力バッ
ファBUF1とデマルチプレクサ回路DMX1とを有す
る。入力端子INは、通信路10に接続され、通信路1
0を経由した信号は、入力バッファBUF1によって増
幅される。この増幅された信号は、デマルチプレクサ回
路DMX1によって分離され、nビット幅の命令コード
D0〜Dnが出力される。このようにして、データ幅1
ビットで送られてきたコードを、任意のデータ幅に変換
する。
【0019】次に、ネットワークコンピューティング方
式NC1の動作について説明する。まず、通信路10を
介してプログラム送信装置200からプログラムが送ら
れてくると、このプログラムを通信回路20が受信し、
プログラムコードの状態にする。そして、命令解読部3
0は、プログラムコードを命令コードに変換し、この変
換した命令コードを用いて命令実行部40を制御する信
号を発生し、命令実行部40は、この制御信号によって
命令を実行する。
【0020】したがって、上記実施例において、プログ
ラム送信装置200は、通信路10を介して任意のプロ
グラムをプロセッサ回路101に転送することが可能で
あり、また、通信回路20は、任意のビット幅のコード
を出力するように設計可能であるので、命令解読部30
と命令実行部40とには、従来のプロセッサまたは従来
のプロセッサに用いられている回路を用いることが可能
である。さらに、上記実施例によれば、プロセッサ回路
101に対する命令コードを、ネットワークを介して、
命令メモリを経由せずに直接命令解読部30に入力でき
るので、ネートワークコンピュータにおいて大容量の命
令メモリを設ける必要がないばかりか、命令メモリその
ものを設ける必要がない。
【0021】図3は、本発明の第2の実施例であるネッ
トワークコンピューティング方式NC2を示すブロック
図である。
【0022】ネットワークコンピューティング方式NC
2は、プログラム送信装置201と、通信路10と、プ
ロセッサ回路102とを有する。プロセッサ回路102
は、通信回路20と、復号回路60と、命令解読部31
と、命令実行部40とを有する。
【0023】プログラム送信装置201は、誤り訂正符
号化回路を有し、この誤り訂正符号化回路によってプロ
グラムを符号化して送信する装置である。復号回路60
は、通信路10を介してプログラム送信装置201から
通信回路20に転送されたプログラムにおける誤り訂正
符号を復号する回路である。命令解読部31は、復号回
路60によって誤り訂正符号が復号されたプログラムを
命令コードに変換するとともに、復号回路60を介して
通信回路20に接続されているものである。
【0024】次に、ネットワークコンピューティング方
式NC2の動作について説明する。まず、アプリケーシ
ョンプログラムを供給するプログラム送信装置201に
おいて、そのアプリケーションプログラムにおける誤り
訂正符号に符号化され、通信路10に送信される。送信
されたプログラムは、通信回路20によって受信され、
上記のようにデータ幅変換され、さらに、誤り訂正符号
復号回路60によって復号され、命令コードとして命令
解読部30に入力され、命令実行部40で実行される。
【0025】ネットワークコンピューティング方式NC
2においては、ネットワークを介して、命令コードを、
命令メモリを経由せずに直接命令解読部31に入力でき
るので、ネートワークコンピュータにおいて大容量の命
令メモリを設ける必要がないことは勿論のこと、プログ
ラムの送信に誤り訂正符号を用いることによって、通信
路10や通信回路20で発生する信号の誤りを訂正する
ことができ、間違った命令コードを実行してしまうこと
を阻止することができる。さらに、送信コードの誤り耐
性が増すので、通信速度の高速化や、通信路10の経路
の延長、通信施設の低コスト化等が可能になる。
【0026】また、プログラム送信装置201において
誤り符号化回路を使用する代わりに、暗号化回路を使用
してもよく、さらに、誤り訂正符号復号回路60の代わ
りに、暗号復号回路を使用してもよく、このようにする
ことによって、送受信されるデータやプログラムを保護
することができる。
【0027】図4は、本発明の第3の実施例であるネッ
トワークコンピューティング方式NC3を示すブロック
図である。
【0028】ネットワークコンピューティング方式NC
3は、プログラム送信装置202と、通信路10と、プ
ロセッサ回路103とを有する。プロセッサ回路103
は、通信回路20と、伸張回路61と、命令解読部32
と、命令実行部40とを有する。
【0029】プログラム送信装置202は、データ圧縮
回路を含み、このデータ圧縮回路によって圧縮されたプ
ログラムを送信する装置である。伸張回路61は、通信
路10を介してプログラム送信装置202から通信回路
20に転送され、圧縮されたプログラムを伸張する回路
である。命令解読部32は、伸張回路61によって伸張
されたプログラムを命令コードに変換するとともに、伸
張回路61を介して通信回路20に接続されているもの
である。
【0030】次に、ネットワークコンピューティング方
式NC3の動作について説明する。まず、アプリケーシ
ョンプログラムを供給するプログラム送信装置202に
おいて、データ圧縮され、通信路10に送信され、送信
されたプログラムは通信回路20によって受信され、デ
ータ幅変換され、さらに、データ伸張回路61によって
復号され、命令コードとして命令解読部32に入力さ
れ、命令実行部40によって実行される。
【0031】ネットワークコンピューティング方式NC
3においては、ネットワークを介して、命令コードを、
命令メモリを経由せずに直接命令解読部32に入力でき
るので、ネートワークコンピュータにおいて大容量の命
令メモリを設ける必要がないことは勿論のこと、プログ
ラムの送信時に命令コードを圧縮するので、送信すべき
コードのデータ量を削減し、通信路10や通信回路20
の転送レートを低くすることができる。また、転送レー
トを維持したまま、より多くの命令コードを送信するこ
とも可能である。さらに、ネットワークコンピューティ
ング方式NC2の構成を併用すれば、送信装置202に
おいて、圧縮・誤り符号・暗号化等を行い、通信回路2
0で受信した後に、誤り訂正・伸張・暗号復号を行うこ
とによって、より多くの命令コードを誤りなく安全に送
信することができる。
【0032】図5は、本発明の第4の実施例であるネッ
トワークコンピューティング方式NC4を示すブロック
図である。
【0033】ネットワークコンピューティング方式NC
4は、プログラム送信装置200と、通信路10と、プ
ロセッサ回路104とを有する。プロセッサ回路104
は、通信回路21と、命令解読部33と、命令実行部4
1とを有する。
【0034】通信回路21は、入出力インタフェース機
能を具備し、プログラム送信装置200から送信される
信号からクロック信号を抽出し、生成する通信回路であ
る。命令解読部33は、通信路10を介してプログラム
送信装置200から通信回路21に転送されたプログラ
ムを、通信回路21で生成されたクロック信号を用いて
命令コードに変換するとともに、通信回路21に接続さ
れているものである。命令実行部41は、命令解読部3
3によって解読された命令コードに応じて演算処理する
とともに、通信回路21で生成されたクロック信号を用
いて上記演算処理を実行するものである。
【0035】図6は、プロセッサ回路104における通
信回路21の一例を示す回路図である。
【0036】通信回路21は、通信路10に接続される
入力端子INと、入力バッファBUF1と、デマルチプ
レクサ回路DMX1と、クロック抽出回路CD1と、分
周器DV1とを有する。
【0037】入力バッファBUF1は、通信路10から
の信号を増幅するものであり、デマルチプレクサ回路D
MX1は、入力バッファBUF1の出力信号を、nビッ
トの幅の命令コードD0〜Dnに分離するものである。
また、クロック抽出回路CD1は、入力端子INに入力
された信号からクロック信号を抽出するものであり、分
周器DV1は、入力されたクロック信号を、命令解読部
33と命令実行部41とに有効である周波数に分周し、
命令解読部33、命令実行部41へのクロック信号とし
て出力端子CKに出力するものである。
【0038】次に、ネットワークコンピューティング方
式NC4の動作について説明する。まず、通信路10か
らの信号は入力バッファBUF1によって増幅され、こ
の増幅された信号は、デマルチプレクサ回路DMX1に
よって分離され、nビットの幅の命令コードD0〜Dn
が出力される。つまり、通信路10を介して、データ幅
1ビットで送られてきたコードを任意のデータ幅に変換
する。また、命令解読部33は、変換した命令コードを
用いて、命令実行部40を制御する信号を発生し、命令
実行部40は、この制御信号によって命令を実行する。
【0039】通信路10は、任意のプログラムの転送が
可能であり、通信回路21は、任意のビット幅のコード
を出力するように設計可能であるので、命令解読部30
と命令実行部40とには、従来のプロセッサまたは従来
のプロセッサに用いられている回路を用いることが可能
である。
【0040】また、この通信回路21におけるクロック
抽出回路CD1によって、入力された信号からクロック
信号が抽出され、分周器DV1によって、命令解読部3
0と命令実行部40とに有効である周波数に、上記クロ
ック信号を分周し、命令解読部33、命令実行部40へ
のクロック信号として出力端子CKに出力する。
【0041】ネットワークコンピューティング方式NC
4においては、低速動作するプログラムを実行する場
合、プログラム送信装置200が低速にプログラムを転
送し、そのプログラム(信号)から低速なクロック信号
を抽出し、この抽出されたクロック信号を用いて、命令
解読部33や命令実行部40を動作させるので、プロセ
ッサ回路104を構成する各部を、アプリケーションに
応じた適切な速度で動作させることができ、したがっ
て、プロセッサ回路104における通信回路21、命令
解読部33、命令実行部41における消費電力の増加を
必要最小限に抑えることができる。
【0042】つまり、ユーザが実行するアプリケーショ
ンの中には、プロセッサ等の処理装置に高速な処理を要
求するものばかりでなく、処理装置を低速で動作させて
も満足できるものも存在する。このように低速に動作す
るアプリケーションに対するプログラムを高速に転送
し、高速に実行すると、プロセッサ回路における通信回
路、命令解読部、命令実行部での無駄な電力が生じる。
しかし、ネットワークコンピューティング方式NC4に
おいては、アプリケーションに応じた適切な速度で通信
回路21、命令解読部33、命令実行部41が動作する
ので、通信回路21、命令解読部33、命令実行部41
における消費電力を必要最小限に抑えることができる。
【0043】図7は、本発明の第5の実施例であるネッ
トワークコンピューティング方式NC5を示すブロック
図である。
【0044】ネットワークコンピューティング方式NC
5は、プログラム送信装置200と、通信路10と、プ
ロセッサ回路105とを有する。プロセッサ回路105
は、受信回路22と、送信回路23と、命令解読部34
と、命令実行部42とを有する。
【0045】受信回路22は、通信路10を介してプロ
グラム送信装置200からプログラムを受信する回路で
あり、命令解読部34は、通信路10を介してプログラ
ム送信装置200から受信回路22に転送されたプログ
ラムを命令コードに変換するとともに、受信回路22に
接続されているものである。また、命令実行部42は、
命令解読部34によって解読された命令コードに応じて
演算処理するものであり、送信回路23は、命令解読部
34または命令実行部42が出力する制御信号を、通信
路10を介して送信プログラム装置200に送信する回
路である。
【0046】図8は、ネットワークコンピューティング
方式NC5における受信回路22の一例を示す回路図で
ある。
【0047】受信回路22は、その入力端子INが通信
路10に接続され、通信路10から入力された信号を増
幅する入力バッファBUF2と、この増幅された信号
を、nビットの幅の命令コードD0〜Dnに分離するデ
マルチプレクサ回路DMX2とを有する。
【0048】図9は、ネットワークコンピューティング
方式NC5における送信回路23の一例を示す回路図で
ある。
【0049】送信回路23は、命令解読部30または命
令実行部40から送られたビット幅nの信号を入力する
入力端子I0〜Inと、ビット幅1のシリアル信号に変
換するマルチプレクサMX2と、マルチプレクサMX2
が出力したビット幅1のシリアル信号を増幅する出力バ
ッファBUF3と、出力バッファBUF3が出力したシ
リアル信号を、通信路10を介してプログラム送信装置
200に送出する出力端子OUTとを有する。
【0050】ネットワークコンピューティング方式NC
5においては、命令解読部34や命令実行部42が、送
信回路23を用いてプログラム送信装置200に所定信
号を送信できるので、アプリケーションプログラムの実
行時に、そのプログラムの再送や送信の停止、送信する
プログラムの変更等を指示することができ、より複雑で
多様なアプリケーションプログラムを、ユーザの要求に
合わせて実行することができる。
【0051】図10は、本発明の第6の実施例であるネ
ットワークコンピューティング方式NC6を示すブロッ
ク図である。
【0052】ネットワークコンピューティング方式NC
6は、プログラム送信装置200と、通信路10と、プ
ロセッサ回路106とを有する。プロセッサ回路106
は、通信回路20と、命令バッファ70と、命令解読部
35と、命令実行部43とを有する。
【0053】命令バッファ70は、通信路10を介して
プログラム送信装置200から通信回路20に転送され
たプログラムを一時保持するバッファであり、小規模の
メモリで構成され、最初に入力されたコードを一定時間
蓄積した後に、最初に出力するファーストイン・ファー
ストアウト構成のバッファである。
【0054】命令解読部35は、命令バッファ70が出
力したプログラムを命令コードに変換するとともに、命
令バッファ70に接続されているものである。
【0055】次に、ネットワークコンピューティング方
式NC6の動作について説明する。ネットワークコンピ
ューティング方式NC6においては、実行されるプログ
ラムコードが命令バッファ70に一時蓄積され、命令バ
ッファ70を溢れたプログラムコードが命令解読部35
へ入力され、解読される。ここで、プログラム送信装置
200や通信路10に異常が生じ、プログラムの送信が
一時的に停止した場合、バッファ70内に蓄積されてい
るプログラムコードが残っている限り、命令解読部35
にプログラムコードを出力することができ、命令実行を
停止することなく実行動作を継続することが可能とな
る。プログラム送信装置200や通信路10が復旧した
後、一定期間、プログラム送信装置200が高速にプロ
グラムコードを送信することによって、命令バッファ7
0の蓄積量を、元の状態に戻すことができる。
【0056】また、転送されたプログラムコードに繰り
返し命令が存在する場合、この繰り返し命令を解読、実
行した命令解読部30、命令実行部40からの制御信号
によって、命令バッファ70内に蓄積されているプログ
ラムコードの一部を繰り返して命令解読部30に出力す
れば、任意の回数の繰り返し命令を実行することが可能
になる。
【0057】図11は、本発明の第7の実施例であるネ
ットワークコンピューティング方式NC7を示すブロッ
ク図である。
【0058】ネットワークコンピューティング方式NC
7は、プログラム送信装置200と、通信路10と、プ
ロセッサ回路107とを有する。プロセッサ回路107
は、受信回路22と、送信回路23と、命令バッファ7
0と、命令解読部36と、命令実行部44とを有する。
【0059】ネットワークコンピューティング方式NC
7は、プロセッサ回路105と106とを併用すること
によって、プログラム送信装置200へ信号を発信する
ことが可能になり、また、上記繰り返し命令を実行して
いる期間、プログラムの送信を停止でき、通信路10の
使用率を下げることが可能になる。
【0060】図12は、本発明の第8の実施例であるネ
ットワークコンピューティング方式NC8を示すブロッ
ク図である。
【0061】ネットワークコンピューティング方式NC
8は、プログラム送信装置200と、通信路10と、プ
ロセッサ回路108とを有する。プロセッサ回路108
は、通信回路20と、制御回路71と、命令解読部37
と、命令実行部45と、入力部80とを有する。
【0062】入力装置80は、ユーザ等の要求を入力す
る装置であり、制御回路71は、入力装置80または命
令実行部45によって制御される回路であり、入力回路
80または命令実行部45によってプログラムを選択し
て出力する回路である。命令解読部37は、制御回路7
1によって選択、制御されたプログラムを命令コードに
変換するとともに、制御回路71に接続されているもの
である。
【0063】図13は、ネットワークコンピューティン
グ方式NC8において転送されるアプリケーションプロ
グラムが動作単位毎にブロックに分割される様子を説明
する図である。
【0064】ネットワークコンピューティング方式NC
8において、図13に示すように、アプリケーションプ
ログラムは動作単位毎にブロックに分割され、先頭にプ
ログラムブロックを識別するタグが付けられ、プログラ
ム送信装置200から通信路10に送信される。
【0065】送信されたプログラムは、通信回路20に
よって受信され、データ幅変換され、制御回路71に入
力される。制御回路71は、入力されたプログラムブロ
ックのタグを認識し、入力装置80や命令実行部40に
要求されたプログラムブロックを選別し、命令解読部3
7に出力する。
【0066】ネットワークコンピューティング方式NC
8において、プログラムを受信し実行するプロセッサ回
路108自身が、ユーザの動作要求に合わせて、実行す
るプログラムを選択できるので、プロセッサ回路108
の動作にあわせて、送信するプログラムをプログラム送
信装置200が切り替える必要がなく、プログラム送信
装置200は、プログラムブロックの集合を送信するだ
けで足り、プログラム送信装置200の構成が簡略化さ
れる。
【0067】図14は、本発明の第9の実施例であるネ
ットワークコンピューティング方式NC9を示すブロッ
ク図である。
【0068】ネットワークコンピューティング方式NC
9は、ネットワークコンピューティング方式NC8にお
いて、プロセッサ回路108を複数設け、これら複数の
プロセッサ回路108が、1つのプログラム送信回路2
00と1つの通信路11(通信路10と同様のもの)と
を共有するものであり、プログラム送信装置200は、
放送形式に複数のプロセッサ回路108の全てにプログ
ラムを送信する装置である。
【0069】したがって、ネットワークコンピューティ
ング方式NC9において、プログラム送信装置200
は、プログラムブロックの集合を送信するだけで、プロ
グラム送信装置200と各プロッセッサ回路108との
間で1対1の通信を行わなくても、各プロッセッサ回路
108においてユーザの要求に合わせたプログラムを実
行でき、通信回路20等を簡略化することができる、通
信設備の規模や通信コストを縮小することが可能とな
る。
【0070】さらに、プログラム送信装置200が、多
数のプログラムブロックの集合を多数のチャンネルで送
信し、プログラムを実行するプロッセッサ回路108側
で、受信するチャンネルを動作にあわせて切り替えるこ
とによって、受信できるプログラムブロックの数を大幅
に増加させ、複雑なプログラムを実行することが可能に
なる。
【0071】図15は、本発明の第10の実施例である
ネットワークコンピューティング方式NC10を示すブ
ロック図である。
【0072】ネットワークコンピューティング方式NC
10は、プログラム送信装置200と、通信路10と、
プロセッサ回路109とを有する。プロセッサ回路10
9は、通信回路20と、制御回路72と、命令解読部3
7と、命令実行部45と、入力装置80と、命令メモリ
51とを有する。命令メモリ51は、比較的容量の小さ
い命令メモリである。
【0073】ネットワークコンピューティング方式NC
10において、プロセッサ回路109は、プロセッサ回
路108と同様であり、アプリケーションプログラム
は、動作単位毎にブロックに分割され、タグが付けら
れ、通信路10に送信される。送信されたプログラム
は、通信回路20によって受信され、データ幅変換さ
れ、制御回路72に入力される。制御回路72は、入力
されたプログラムブロックのタグを認識し、入力装置8
0や命令実行部45から要求されたプログラムブロック
を選択し、命令実行部45に出力する。
【0074】ネットワークコンピューティング方式NC
10においては、キーボード等の入力装置80からの入
力データの画面表示や、日本語かな漢字変換等の様々な
アプリケーションプログラムに共通なプログラムを、命
令メモリ51に格納する。入力装置80や命令実行部4
5からの要求に対するプログラムが、命令メモリ51に
格納されていれば、制御回路72は、通信路10を介し
てプログラム送信装置200にアクセスせずに、命令メ
モリ51に格納されているプログラムを取り出し、命令
解読部30に出力し、命令が実行される。
【0075】したがって、ネットワークコンピューティ
ング方式NC10では、様々なアプリケーションに共通
なプログラムをプロッセッサ回路109内の命令メモリ
51に格納することによって、プログラム送信装置20
0が送信するプログラムの量を削減し、通信路10の使
用率を低減させることができる。
【0076】図16は、本発明の第11の実施例である
ネットワークコンピューティング方式NC11を示すブ
ロック図である。
【0077】ネットワークコンピューティング方式NC
11は、プログラム送信装置200と、通信路10と、
プロセッサ回路110とを有する。プロセッサ回路11
0は、通信回路20と、命令解読部30と、命令実行部
46と、メモリカードインタフェース91とを有する。
【0078】メモリカードインタフェース91は、命令
実行部46の周辺機器として、脱着可能なメモリカード
90を接続するインタフェースである。
【0079】ネットワークコンピューティング方式NC
11において、通信路10を介してプログラムが送信さ
れるので、ユーザ個人がプログラムを保持する必要がな
く、ユーザは、プログラム実行時に必要となる個人デー
タのみを保持していればよい。メモリカード90には、
ユーザがアプリケーションプログラムの実行時に必要と
なる個人データを格納する。このメモリカード90は、
脱着可能であるので、ユーザは個人データのみを持ち歩
くことができる。
【0080】図17は、本発明の第12の実施例である
ネットワークコンピューティング方式NC12を示すブ
ロック図である。
【0081】ネットワークコンピューティング方式NC
12は、ネットワークコンピューティング方式NC11
において、プロセッサ回路110を複数設け、これら複
数のプロセッサ回路110が、1つのプログラム送信回
路200と1つの通信路11(通信路10と同様のも
の)とを共有するものであり、プログラム送信装置20
0は、放送形式に複数のプロセッサ回路110の全てに
プログラムを送信する装置である。
【0082】したがって、ネットワークコンピューティ
ング方式NC12においては、通信路11に接続された
多くのプロッセッサ回路110を街頭に設置することに
よって、メモリカード90を持っているユーザは、公衆
電話を使用するように場所を選ぶことなく、個人のメモ
リカードを接続するだけで、所望のアプリケーションを
実行することができる。
【0083】ネットワークコンピューティング方式NC
12においては、街頭に設置するプロッセッサ回路11
0に大規模なメモリを搭載する必要がなく、またプログ
ラム自体も搭載する必要がないので、プロッセッサ回路
110を小型・安価に製造でき、防犯上の利点もあり、
このために、多くのプロッセッサ回路110を設置する
ことが可能になる。また、公衆電話のように、利用時間
や利用プログラム数に対して課金することが可能にな
り、装置メーカ、通信回線業者、プログラム作成業者が
利用料の徴収を容易に行うことが可能になる。
【0084】上記各実施例は、ホストコンピュータ等の
プログラム転送装置200から通信路10を介して送ら
れるアプリケーションプログラムを、通信回路20で受
信し、命令メモリに蓄積せずに、命令解読部で直接解読
し、その命令を命令実行部で実行する。したがって、ア
プリケーション実行前のプログラム転送のための時間を
なくすことができ、転送されたプログラムを蓄積するた
めの大規模な命令メモリも不要になる。
【0085】また、プログラムは、ユーザの動作に合わ
せて必要最低限のものが転送されるので、プログラムの
蓄積・複製が困難であり、プログラムの知的財産権の保
護が容易である。
【0086】ところで、図18に示す従来のプロセッサ
回路100において、通信回路20は一入出力回路であ
り、この通信回路20を介して転送される命令は命令メ
モリ50に一旦、格納され(この格納動作も、命令メモ
リ50に既に格納されている命令によって行われる)、
その後、命令メモリ50から命令解読部30に渡され、
実行される。つまり、通信回路20からのデータを読む
には、通信回路20からのデータを読むための命令を、
命令実行部40が実行しなければならない。
【0087】したがって、上記従来例では、読み込んだ
命令コードを直接実行することは不可能である。つま
り、上記従来例では、受信した命令を命令解読部30が
解読することによって、実行可能な信号に変更しなけれ
ば、その命令を実行することができない。換言すれば、
上記従来例では、プログラムコードを命令実行部40に
直接入力しても、そのプログラムを実行することはでき
ない。
【0088】ところが、上記各実施例では、通信回路2
0が命令解読部に直接接続されているので、受信プログ
ラムコードを命令解読部が解読し、この解読された命令
コードを命令実行部が実行でき、しかも、受信した命令
をリアルタイムに実行することができる。
【0089】上記各実施例は、ネットワークに接続され
たプロセッサが、ホストコンピュータから通信路10を
介して転送されるプログラムを蓄積せずに逐次実行する
ものであり、アプリケーションプログラムを実行する前
に記憶装置に蓄積し、受信完了後に蓄積したプログラム
を実行する構成を採用していないので、大規模な記憶装
置を必要とせず、したがって、ネットワークコンピュー
ティング方式におけるプロセッサ回路を含むコンピュー
タが安価である。
【0090】また、上記実施例では、プログラムを記憶
装置に保持しないので、プログラムの不法コピー等によ
る知的財産権の侵害を防ぐことができる。さらに、上記
実施例において、ホストコンピュータは、ネットワーク
に接続された複数のプロセッサ回路に放送形式でプログ
ラムを送信できるので、送信設備や通信路を簡略化で
き、プロセッサ回路を含むコンピュータを多量に設置す
ることが可能になり、ユーザが任意の場所で所望のプロ
グラムを実行できる環境を作り出せる。
【0091】
【発明の効果】本発明によれば、ネットワークコンピュ
ータ自体の価格を低くすることができ、アプリケーショ
ン実行前のプログラムの転送時間を短縮することがで
き、プログラムの著作権等の知的財産権を容易に保護す
ることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であるネットワークコン
ピューティング方式NC1を示すブロック図である。
【図2】上記実施例における通信回路20の具体例を示
す図である。
【図3】本発明の第2の実施例であるネットワークコン
ピューティング方式NC2を示すブロック図である。
【図4】本発明の第3の実施例であるネットワークコン
ピューティング方式NC3を示すブロック図である。
【図5】本発明の第4の実施例であるネットワークコン
ピューティング方式NC4を示すブロック図である。
【図6】プロセッサ回路104における通信回路21の
一例を示す回路図である。
【図7】本発明の第5の実施例であるネットワークコン
ピューティング方式NC5を示すブロック図である。
【図8】ネットワークコンピューティング方式NC5に
おける受信回路22の一例を示す回路図である。
【図9】ネットワークコンピューティング方式NC5に
おける送信回路23の一例を示す回路図である。
【図10】図10は、本発明の第6の実施例であるネッ
トワークコンピューティング方式NC6を示すブロック
図である。
【図11】本発明の第7の実施例であるネットワークコ
ンピューティング方式NC7を示すブロック図である。
【図12】本発明の第8の実施例であるネットワークコ
ンピューティング方式NC8を示すブロック図である。
【図13】ネットワークコンピューティング方式NC8
において、転送されるアプリケーションプログラムが、
その動作単位毎にブロックに分割される様子を説明する
図である。
【図14】本発明の第9の実施例であるネットワークコ
ンピューティング方式NC9を示すブロック図である。
【図15】本発明の第10の実施例であるネットワーク
コンピューティング方式NC10を示すブロック図であ
る。
【図16】本発明の第11の実施例であるネットワーク
コンピューティング方式NC11を示すブロック図であ
る。
【図17】本発明の第12の実施例であるネットワーク
コンピューティング方式NC12を示すブロック図であ
る。
【図18】従来のネットワークコンピューティング方式
NCを示すブロック図である。
【符号の説明】
NC1〜NC12…ネットワークコンピューティング方
式、 10、11…通信路、 20、21…通信回路、 22…受信回路、 23…送信回路、 30〜37…命令解読部、 40〜46…命令実行部、 51…命令メモリ、 60…復号回路、 61…伸張回路、 70…命令バッファ、 71…制御回路、 80…入力装置、 91…メモリカードインタフェース、 101〜110…プロセッサ回路。

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プログラムを送信するプログラム送信装
    置と;上記プログラム送信装置に接続されている通信路
    と;入出力インタフェース機能を具備する通信回路と;
    上記通信路を介して上記プログラム送信装置から上記通
    信回路に転送されたプログラムを命令コードに変換する
    とともに、上記通信回路に接続されている命令解読部
    と;上記命令解読部によって解読された命令コードに応
    じて演算処理する命令実行部と;を有することを特徴と
    するネットワークコンピューティング方式。
  2. 【請求項2】 プログラムを符号化して送信するプログ
    ラム送信装置と;上記プログラム送信装置に接続されて
    いる通信路と;入出力インタフェース機能を具備する通
    信回路と;上記通信路を介して上記プログラム送信装置
    から上記通信回路に転送されたプログラムにおける誤り
    訂正符号を復号する復号回路と;上記復号回路によって
    上記誤り訂正符号が復号されたプログラムを命令コード
    に変換するとともに、上記復号回路を介して上記通信回
    路に接続されている命令解読部と;上記命令解読部によ
    って解読された命令コードに応じて演算処理する命令実
    行部と;を有することを特徴とするネットワークコンピ
    ューティング方式。
  3. 【請求項3】 プログラムを暗号化して送信するプログ
    ラム送信装置と;上記プログラム送信装置に接続されて
    いる通信路と;入出力インタフェース機能を具備する通
    信回路と;上記通信路を介して上記プログラム送信装置
    から上記通信回路に転送されたプログラムにおける暗号
    を復号する復号回路と;上記復号回路によって上記暗号
    が復号されたプログラムを命令コードに変換するととも
    に、上記復号回路を介して上記通信回路に接続されてい
    る命令解読部と;上記命令解読部によって解読された命
    令コードに応じて演算処理する命令実行部と;を有する
    ことを特徴とするネットワークコンピューティング方
    式。
  4. 【請求項4】 プログラムを圧縮して送信するプログラ
    ム送信装置と;上記プログラム送信装置に接続されてい
    る通信路と;入出力インタフェース機能を具備する通信
    回路と;上記通信路を介して上記プログラム送信装置か
    ら上記通信回路に転送され、圧縮されたプログラムを伸
    張する伸張回路と;上記伸張回路によって伸張されたプ
    ログラムを命令コードに変換するとともに、上記伸張回
    路を介して上記通信回路に接続されている命令解読部
    と;上記命令解読部によって解読された命令コードに応
    じて演算処理する命令実行部と;を有することを特徴と
    するネットワークコンピューティング方式。
  5. 【請求項5】 プログラムを送信するプログラム送信装
    置と;上記プログラム送信装置に接続されている通信路
    と;入出力インタフェース機能を具備し、クロック信号
    を生成する通信回路と;上記通信路を介して上記プログ
    ラム送信装置から上記通信回路に転送されたプログラム
    を、上記通信回路で生成されたクロック信号を用いて命
    令コードに変換するとともに、上記通信回路に接続され
    ている命令解読部と;上記命令解読部によって解読され
    た命令コードに応じて演算処理するとともに、上記通信
    回路で生成されたクロック信号を用いて上記演算処理を
    実行する命令実行部と;を有することを特徴とするネッ
    トワークコンピューティング方式。
  6. 【請求項6】 プログラムを送信するプログラム送信装
    置と;上記プログラム送信装置に接続されている通信路
    と;上記通信路を介して上記プログラム送信装置からプ
    ログラムを受信する受信回路と;上記通信路を介して上
    記プログラム送信装置から上記受信回路に転送されたプ
    ログラムを命令コードに変換するとともに、上記受信回
    路に接続されている命令解読部と;上記命令解読部によ
    って解読された命令コードに応じて演算処理する命令実
    行部と;上記命令解読部または上記命令実行部が出力す
    る制御信号を、上記通信路を介して上記送信プログラム
    装置に送信する送信回路と;を有することを特徴とする
    ネットワークコンピューティング方式。
  7. 【請求項7】 プログラムを送信するプログラム送信装
    置と;上記プログラム送信装置に接続されている通信路
    と;入出力インタフェース機能を具備する通信回路と;
    上記通信路を介して上記プログラム送信装置から上記通
    信回路に転送されたプログラムを一時保持する命令バッ
    ファと;上記命令バッファが出力したプログラムを命令
    コードに変換するとともに、上記命令バッファに接続さ
    れている命令解読部と;上記命令解読部によって解読さ
    れた命令コードに応じて演算処理する命令実行部と;を
    有することを特徴とするネットワークコンピューティン
    グ方式。
  8. 【請求項8】 プログラムを送信するプログラム送信装
    置と;上記プログラム送信装置に接続されている通信路
    と;上記通信路を介して上記プログラム送信装置からプ
    ログラムを受信する受信回路と;上記通信路を介して上
    記プログラム送信装置から上記通信回路に転送されたプ
    ログラムを一時保持する命令バッファと;上記命令バッ
    ファが出力したプログラムを命令コードに変換するとと
    もに、上記命令バッファに接続されている命令解読部
    と;上記命令解読部によって解読された命令コードに応
    じて演算処理する命令実行部と;上記命令解読部または
    上記命令実行部が出力する制御信号を、上記通信路を介
    して上記送信プログラム装置に送信する送信回路と;を
    有することを特徴とするネットワークコンピューティン
    グ方式。
  9. 【請求項9】 プログラムを送信するプログラム送信装
    置と;上記プログラム送信装置に接続されている通信路
    と;入出力インタフェース機能を具備する通信回路と;
    外部の情報を入力する入力装置と;上記入力装置によっ
    て制御される制御回路と;上記通信路を介して上記プロ
    グラム送信装置から上記通信回路に転送され、上記制御
    回路によって選択、制御されたプログラムを命令コード
    に変換するとともに、上記制御回路に接続されている命
    令解読部と;上記命令解読部によって解読された命令コ
    ードに応じて演算処理する命令実行部と;を有し、上記
    制御回路は、上記入力装置または上記命令実行部の出力
    信号に応じて、入力した上記プログラムを選択するもの
    であることを特徴とするネットワークコンピューティン
    グ方式。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 複数の上記プロセッサ回路が、1つの上記プログラム送
    信回路と1つの上記通信路を共有し、 上記プログラム送信装置は、上記複数のプロセッサ回路
    の全てに上記プログラムを送信する装置であることを特
    徴とするネットワークコンピューティング方式。
  11. 【請求項11】 プログラムを送信するプログラム送信
    装置と;上記プログラム送信装置に接続されている通信
    路と;入出力インタフェース機能を具備する通信回路
    と;外部の情報を入力する入力装置と;上記入力装置に
    よって制御される制御回路と;上記通信路を介して上記
    プログラム送信装置から上記通信回路に転送され、上記
    制御回路によって選択、制御されたプログラムを命令コ
    ードに変換するとともに、上記制御回路に接続されてい
    る命令解読部と;上記命令解読部によって解読された命
    令コードに応じて演算処理する命令実行部と;複数のプ
    ログラムが予め書き込まれた命令メモリと;を有し、上
    記制御回路は、上記入力装置、上記命令実行部、上記命
    令メモリのいずれか1つの出力信号に応じて、入力した
    上記プログラムを選択するものであることを特徴とする
    ネットワークコンピューティング方式。
  12. 【請求項12】 プログラムを送信するプログラム送信
    装置と;上記プログラム送信装置に接続されている通信
    路と;入出力インタフェース機能を具備する通信回路
    と、上記通信路を介して上記プログラム送信装置から上
    記通信回路に転送されたプログラムを命令コードに変換
    するとともに上記通信回路に接続されている命令解読部
    と、上記命令解読部によって解読された命令コードに応
    じて演算処理する命令実行部と、脱着可能なメモリカー
    ドを装着し、上記メモリカードの内容を読み書きし、上
    記命令実行部に送受信するメモリカードインタフェース
    とを具備するプロセッサ装置と;を有することを特徴と
    するネットワークコンピューティング方式。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 複数の上記プロセッサ装置が、1つの上記プログラム送
    信回路と1つの上記通信路とを共有し、上記メモリカー
    ドにユーザ個々のデータが記憶され、上記メモリカード
    を上記メモリカードインタフェースに装着することによ
    って、複数の上記プロセッサ装置のうちの任意の装置に
    おいて所望のプログラムを実行可能であることを特徴と
    するネットワークコンピューティング方式。
  14. 【請求項14】 入出力インタフェース機能を具備する
    通信回路と;上記通信路を介してプログラム送信装置か
    ら上記通信回路に転送されたプログラムを命令コードに
    変換するとともに、上記通信回路に接続されている命令
    解読部と;上記命令解読部によって解読された命令コー
    ドに応じて演算処理する命令実行部と;を有することを
    特徴とするプロセッサ回路。
  15. 【請求項15】 入出力インタフェース機能を具備する
    通信回路と;上記通信路を介してプログラム送信装置か
    ら上記通信回路に転送されたプログラムにおける誤り訂
    正符号を復号する復号回路と;上記復号回路によって上
    記誤り訂正符号が復号されたプログラムを命令コードに
    変換するとともに、上記復号回路を介して上記通信回路
    に接続されている命令解読部と;上記命令解読部によっ
    て解読された命令コードに応じて演算処理する命令実行
    部と;を有することを特徴とするプロセッサ回路。
  16. 【請求項16】 入出力インタフェース機能を具備する
    通信回路と;上記通信路を介してプログラム送信装置か
    ら上記通信回路に転送されたプログラムにおける暗号を
    復号する復号回路と;上記復号回路によって上記暗号が
    復号されたプログラムを命令コードに変換するととも
    に、上記復号回路を介して上記通信回路に接続されてい
    る命令解読部と;上記命令解読部によって解読された命
    令コードに応じて演算処理する命令実行部と;を有する
    ことを特徴とするプロセッサ回路。
  17. 【請求項17】 入出力インタフェース機能を具備する
    通信回路と;上記通信路を介してプログラム送信装置か
    ら上記通信回路に転送され、圧縮されたプログラムを伸
    張する伸張回路と;上記伸張回路によって伸張されたプ
    ログラムを命令コードに変換するとともに、上記伸張回
    路を介して上記通信回路に接続されている命令解読部
    と;上記命令解読部によって解読された命令コードに応
    じて演算処理する命令実行部と;を有することを特徴と
    するプロセッサ回路。
  18. 【請求項18】 入出力インタフェース機能を具備し、
    クロック信号を生成する通信回路と;上記通信路を介し
    てプログラム送信装置から上記通信回路に転送されたプ
    ログラムを、上記通信回路で生成されたクロック信号を
    用いて命令コードに変換するとともに、上記通信回路に
    接続されている命令解読部と;上記命令解読部によって
    解読された命令コードに応じて演算処理するとともに、
    上記通信回路で生成されたクロック信号を用いて上記演
    算処理を実行する命令実行部と;を有することを特徴と
    するプロセッサ回路。
  19. 【請求項19】 上記通信路を介してプログラム送信装
    置からプログラムを受信する受信回路と;上記通信路を
    介してプログラム送信装置から上記受信回路に転送され
    たプログラムを命令コードに変換するとともに、上記受
    信回路に接続されている命令解読部と;上記命令解読部
    によって解読された命令コードに応じて演算処理する命
    令実行部と;上記命令解読部または上記命令実行部が出
    力する制御信号を、上記通信路を介して上記送信プログ
    ラム装置に送信する送信回路と;を有することを特徴と
    するプロセッサ回路。
  20. 【請求項20】 入出力インタフェース機能を具備する
    通信回路と;上記通信路を介してプログラム送信装置か
    ら上記通信回路に転送されたプログラムを一時保持する
    命令バッファと;上記命令バッファが出力したプログラ
    ムを命令コードに変換するとともに、上記命令バッファ
    に接続されている命令解読部と;上記命令解読部によっ
    て解読された命令コードに応じて演算処理する命令実行
    部と;を有することを特徴とするプロセッサ回路。
  21. 【請求項21】 通信路を介してプログラム送信装置か
    らプログラムを受信する受信回路と;上記通信路を介し
    てプログラム送信装置から上記通信回路に転送されたプ
    ログラムを一時保持する命令バッファと;上記命令バッ
    ファが出力したプログラムを命令コードに変換するとと
    もに、上記命令バッファに接続されている命令解読部
    と;上記命令解読部によって解読された命令コードに応
    じて演算処理する命令実行部と;上記命令解読部または
    上記命令実行部が出力する制御信号を、上記通信路を介
    して上記送信プログラム装置に送信する送信回路と;を
    有することを特徴とするプロセッサ回路。
  22. 【請求項22】 入出力インタフェース機能を具備する
    通信回路と;外部の情報を入力する入力装置によって制
    御される制御回路と;上記通信路を介してプログラム送
    信装置から上記通信回路に転送され、上記制御回路によ
    って選択、制御されたプログラムを命令コードに変換す
    るとともに、上記制御回路に接続されている命令解読部
    と;上記命令解読部によって解読された命令コードに応
    じて演算処理する命令実行部と;を有し、上記制御回路
    は、上記入力装置または上記命令実行部の出力信号に応
    じて、入力した上記プログラムを選択するものであるこ
    とを特徴とするプロセッサ回路。
  23. 【請求項23】 入出力インタフェース機能を具備する
    通信回路と;外部の情報を入力する入力装置によって制
    御される制御回路と;上記通信路を介してプログラム送
    信装置から上記通信回路に転送され、上記制御回路によ
    って選択、制御されたプログラムを命令コードに変換す
    るとともに、上記制御回路に接続されている命令解読部
    と;上記命令解読部によって解読された命令コードに応
    じて演算処理する命令実行部と;複数のプログラムが予
    め書き込まれた命令メモリと;を有し、上記制御回路
    は、上記入力装置、上記命令実行部、上記命令メモリの
    いずれか1つの出力信号に応じて、入力した上記プログ
    ラムを選択するものであることを特徴とするプロセッサ
    回路。
  24. 【請求項24】 入出力インタフェース機能を具備する
    通信回路と;上記通信路を介してプログラム送信装置か
    ら上記通信回路に転送されたプログラムを命令コードに
    変換するとともに上記通信回路に接続されている命令解
    読部と;上記命令解読部によって解読された命令コード
    に応じて演算処理する命令実行部と;脱着可能なメモリ
    カードを装着し、上記メモリカードの内容を読み書き
    し、上記命令実行部に送受信するメモリカードインタフ
    ェースと;を具備するプロセッサ装置。
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