JPH10216706A - 天然鉱物を用いた改質材 - Google Patents

天然鉱物を用いた改質材

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JPH10216706A
JPH10216706A JP2789697A JP2789697A JPH10216706A JP H10216706 A JPH10216706 A JP H10216706A JP 2789697 A JP2789697 A JP 2789697A JP 2789697 A JP2789697 A JP 2789697A JP H10216706 A JPH10216706 A JP H10216706A
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charcoal
water
granite
magnetite
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Kimio Wako
亀美男 輪湖
Nagaaki Kataoka
長昭 片岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】目的・用途別に、選択的に天然材料の享有機能
を引き出すことが出来る改質材を提供する。 【解決手段】MRAを利用して各天然鉱物,金属,炭等
の材料が持つ各々の特性と、改質しようとする対象物の
特性とを調べ、該対象物の特性に応じて、前記材料の持
つ機能が最も効率良く発現されるようにそれら材料を組
み合わせる。得られた配合材料1を容器10内に充填,
密封し、これを水中に投入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は花崗岩と磁鉄鉱を主
材料とし、これにゼオライトやモンモリロナイト等の他
の天然鉱物、銀等の金属、石炭、炭等の材料を組み合わ
せてなる改質材に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、花崗岩、ゼオライト、モンモ
リロナイトのような天然鉱物が陽イオン交換作用や遠赤
外線による非熱効果を発揮すること、銀や銅等の金属イ
オンが殺菌作用を発揮すること、石炭や炭、例えば活性
炭や備長炭、竹炭等の発する遠赤外線やマイナスイオン
が消臭、生理活性機能を発揮すること等が知られてい
る。また、これらの材料が有する機能を利用した、上水
用、廃水用、土壌用等の各種の改質材も多数提案されて
いる。
【0003】ところが従来の改質材は、上記したマイナ
スイオン作用,遠赤外線作用,消臭作用,陽イオン交換
作用等により所定の効果を得るべく、天然鉱物、セラミ
ックス、石炭、炭等の材料が各々単独で取り扱われてき
たが、通例、経験則的に認められている単独の効果が時
間の経過と共に緩慢に生ずるのが一般的であった。
【0004】これに対し、例えば特開平7−20466
4号,特開平7−330422号等には、セラミックス
と天然石、或いは多数種類の原石を組み合わせ、それら
材料の持つ機能を複合的に発現させる水等の改質材が開
示されているが、これら先提案においても複数の機能が
漠然と生ずるものであって、改質しようとする対象物の
特性に応じて、最も効率良く機能が発現するとは言いに
くいものであった。
【0005】さらに従来の改質材は、天然鉱物,セラミ
ックス,炭等の材料を各々単独で取り扱うもの、それら
物質を組み合わせるものの双方ともに、改質しようとす
る対象物に直接触れるものであり、特に飲料水に適用す
る場合、天然鉱物,セラミックス,炭等が含有する不純
物や異物が溶出,滲出して直接体内に吸収される虞れも
あり、安全性の面で万全の配慮を施しているとは言い切
れないものであった。
【0006】一方、近年においては、例えば米国特許1
962565号、米国特許5,317,265号、特開
平6−130008号、特開平8−275928号等に
開示されるMRA(電磁共鳴解析器:Magnetic Resonanc
e Analyzer)によって、各種物質の品質を電磁的に解明
し数値的に評価することができるようになってきてお
り、前記特開平7−204664号に開示される上質水
製造媒体においても、このMRAを用いて数値的に効果
を確認することが記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような従
来事情に鑑みてなされたもので、上記MRAを有効に利
用して、前述した各種機能を有する天然鉱物や金属、炭
等の材料が持つ各々の特性と、改質しようとする対象物
の特性とを調査し、該対象物の特性に応じて、前記材料
の持つ機能が最も効率良く発現されるようにそれら材料
を組み合わせ、これらの材料が本来的に保有している機
能を最大限に引き出したり、目的、用途別に選択的に天
然材料の享有機能を引き出すことが出来る、天然鉱物等
を組合せてなる改質材を提供することを目的とする。
【0008】また本発明は、前述したような改質効果に
加え、止痛、消炎、化膿抑制、止痒、解毒、賦活、火傷
抑制等の生理作用をも発現し得る改質材の提供を目的と
する。さらに本発明の他の目的は、従来の改質材が直接
対象物に触れるものであることに対し、対象物に直接触
れる事なく上記の目的を達成し得るようにして、安全性
にも優れた効果を奏する改質材を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するべ
く、本発明者等は鋭意研究を重ねた結果、花崗岩と磁鉄
鉱を必須材料とし、これに石炭、炭、マラカイト、ゼオ
ライト、モンモリロナイト、石灰石、石膏、タルク、銀
から選ばれる一種又は二種以上の材料を選択的に含有す
ることで、従来の改質材では得られない顕著な改質機能
を発現することを知見し、本発明を完成するに至った。
【0010】すなわち本発明の改質材は、請求項1記載
のように、花崗岩と磁鉄鉱の粉末を主材料とし、これに
石炭、炭、マラカイト、ゼオライト、モンモリロナイ
ト、石灰石、石膏、タルク、銀から選ばれる一種又は二
種以上の材料を粉末状にして含有せしめたことを要旨と
する。ここで、粉末,粉末状とは、各材料を通常言われ
る粉末状若しくは微粉末状等にして用いることで、具体
的数値を例示すれば、例えば各材料の粒子径が最小10
μm程度〜最大5mm程度までの状態であり、通常は前
記粒子径が1〜2mm程度のものを用いる。
【0011】請求項1記載の構成とすることで、本発明
の課題に対して顕著な効果を奏する理由は必ずしも明ら
かではないが、以下のように推定出来る。すなわち、花
崗岩、磁鉄鉱、石炭、炭、ゼオライト、マラカイト、石
灰石、石膏、タルク、モンモリロナイト、銀の各材料が
持つ分子構造、及び各材料が持つ特有の結晶構造に伴う
特定の振動が複合し、その複合振動が、改質しようとす
る対象物の持つ複合振動と同調共振することにより起因
していると推定される。特に、花崗岩と磁鉄鉱を主材料
とする組み合わせにより、本発明の課題に対して有効な
複合振動が発現し、さらに石炭、炭その他の選択材料の
含有により、改質しようとする対象物に最適な複合振動
が得られるものと思われる。換言すれば本発明では、改
質しようとする対象物や改質目的によって、分子構造お
よび結晶構造の組合せを変えるべく、天然鉱物、炭、金
属等の各種材料の配合組成とその配合比率を変えること
によって、対象物を改質するための最適な複合振動を得
るものである。
【0012】また本発明は請求項2記載のように、花崗
岩、磁鉄鉱、炭、ゼオライト、銀を含有してなる配合と
することで、水の改質に極めて有用な改質材を得ること
ができる。該配合組成において、各成分の好ましい配合
比率は、花崗岩:65〜80重量%、磁鉄鉱:5〜15
重量%、炭:5〜10重量%、ゼオライト:0〜10重
量%、銀0〜5重量%の各範囲である。最も好ましい配
合比率は、花崗岩:80重量%、磁鉄鉱:10重量%、
炭:6〜10重量%、ゼオライト:0〜5重量%、銀:
0〜3重量%の各範囲である。
【0013】また本発明は請求項3記載のように、花崗
岩と磁鉄鉱に加え、炭とマラカイトのどちらか一方又は
双方を含有してなる配合とすることで、電磁波による人
体への影響緩和(電磁波対策)に極めて有用な改質材を
得ることができる。該配合組成において最も好ましい配
合比率は、花崗岩:80重量%、磁鉄鉱:10重量%、
炭:0〜10重量%、マラカイト:0〜10重量%の各
範囲である。
【0014】さらに本発明の改質材は、請求項1又は2
又は3に記載される配合組成,配合比率であれば、その
まま水中や土中に投入,散布したり、所定の粘結剤を用
いて焼結することで所定形状(例えばカード形状等)に
形成して用いたり、合成樹脂材料中に所定量含有せしめ
てビニルフィルムや器に成形したり、バインダーと混ぜ
て布地や紙製品にプリントする等の、各種の使用形態を
採ることが可能である。
【0015】しかし乍ら、上記各材料中に含まれる不純
物や異物等が、改質しようとする対象物中に溶出,浸出
することを防止して安全性の向上を図るには、上述した
配合組成となる粉末状の各材料を、上記複合振動の発現
に何等影響することなく、各材料の溶出,浸出を防止す
る容器内に密閉して用いることが好ましく、このように
構成して用いても、上記した各種使用形態と同等の作
用,効果を得ることができ、特に飲料水の改質に用いる
場合に好ましい。
【0016】本発明で用いる容器としては、ポリプロピ
レンやPET等の合成樹脂により成形されたもの、ステ
ンレス等の金属で成形されたもの、或いは、上記配合組
成とした材料を金属製の薄板または金属箔で包むように
した構造等が挙げられる。金属製の薄板または金属箔で
包むようにする場合、所定の電位差を得るべく、上記配
合組成とした材料を銅板又は銅箔で包み、その外側を紙
で包み、さらにその外側をアルミ板又はアルミ箔で包む
ようにする構造が好ましく用いられる。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の改質材における、天然鉱
物等の材料の最適な組合せを得る手順は、概ね下記
(1)〜(5)の通りである。
【0018】(1) 天然鉱物,金属,炭等の各種材料
の構成元素を、蛍光X線回析により分析する。次に、前
記各種材料の結晶構造をX線回析により分析する。本発
明で用いる各材料の構成元素、結晶構造の例は表1に示
す通りである。
【0019】
【表1】
【0020】(2) 前記各種材料が有する作用機能
を、市販のMRA(電磁共鳴解析器)により調査する。 (3) (1),(2)の分析データ,調査データの相
関関係を求める。次いで、試料として、天然鉱物等の種
類を水準として、夫々の配合比率を割り振り実験計画法
により目的特性に好ましい組合せ、配合比をMRAのデ
ータにより設定する。 (4) 該設定した組合せ、配合比の改質材試料を用
い、改質しようとする対象物を改質処理し、さらに目的
に応じて処理前と処理後の物質状態の測定、鮮度保持試
験、腐敗試験、発酵試験、パネラーを決めてモニターに
よる官能評価試験等を行う。 (5) 前記各測定,試験の結果と(1)〜(3)とを
比較照合し、目的特性を最大にするために、天然鉱物等
の配合比率、配合組成を再設定し、(4)の測定,試験
をくり返すことで、最適な組み合わせと配合比を決定す
る。
【0021】上記(1)〜(5)で説明した手順におい
て、改質しようとする対象物に対して最適な複合振動を
得るために、前述したMRA(電磁共鳴解析器)を有効
に用いる。MRAによる数値評価によれば、花崗岩は、
遠赤外線作用が大きいと共に、水道水等をミネラル水,
浄水に改質させる機能に優れていることが確認できる。
磁鉄鉱は、抗菌作用、磁化効力、磁気活性作用が大きい
と共に、水のクラスターを細分化させる機能、血液を活
性化させる機能に優れていることが確認できる。石炭、
炭は、遠赤外線作用、マイナスイオン作用、抗菌作用が
大きいと共に、消臭機能、脱塩素機能、吸着機能に優れ
ることが確認できる。ゼオライトは、遠赤外線作用、抗
菌作用、陽イオン交換作用、吸着作用が大きいと共に、
水道水等を浄水に改質させる機能、硬水を軟水に改質さ
せる機能が大きいことが確認できる。モンモリロナイト
は、遠赤外線作用、マイナスイオン作用、抗菌作用、陽
イオン交換作用が大きいことが確認できる。銀は、抗菌
作用、殺菌作用が大きいことが確認できる。また、マラ
カイトは心臓、消化器系、循環器系等が強化されると共
に、毛細管作用を増進させる機能が大きいことが確認で
きる。石灰石や磁鉄鉱、石炭は合成化学系毒素を低減す
る機能、マラカイトや石膏は重金属系毒素を低減する機
能が大きいことがわかる。タルクは、遠赤外線作用を有
することがわかる。
【0022】さらにMRAを用いて、改質しようとする
対象物に対して最適な複合振動(改質機能)を得るため
に、上記各材料の最適な組み合わせを調査する。
【0023】例えば、水道水の水質改善を図る場合を説
明すれば、上記(1),(2)の作業により、花崗岩と
磁鉄鉱の組み合わせを選択し、これら両者の好ましい配
合比率を、MRAによる細菌毒素、自律神経、腸内常在
菌、免疫、遠赤外線、マイナスイオンの各項目(コー
ド)の調査、およびクラスターの大きさを測定すること
で調査する。測定結果を図1に示す。尚、該図1および
後述する図3〜7のグラフ中、BA値は市販のMRA
((株)グリーハートインターナショナル社製のバイオ
インフォメーション アナライザー;BA)による測定
評価値、Hzは周知のNMR(ニュークリアーマグネテ
ィックリゾーナンス)分析法に基づくクラスターの大き
さの測定値を示す。
【0024】この結果から、花崗岩:65〜80重量
%、磁鉄鉱:5〜15重量%である範囲において概ね好
ましい結果が得られると推定される。次いで、花崗岩、
磁鉄鉱以外の材料として各種の材料を選択し、それらに
ついてMRAによる上記各項目調査を繰り返し行う。表
2〜4に調査結果の一部を示す。
【0025】
【表2】
【0026】
【表3】
【0027】
【表4】
【0028】上記結果から、花崗岩:65〜80重量
%、磁鉄鉱:5〜15重量%、炭(ここでは備長炭を用
いた):5〜10重量%、ゼオライト:0〜10重量
%、銀0〜5重量%とする組成が概ね好ましい結果が得
られ、この中でも、花崗岩80重量%、磁鉄鉱10重量
%の基礎組成とした場合に顕著な評価を得られることが
推定される。
【0029】さらに、炭、ゼオライト、銀の配合比率に
ついて、MRAによる自律神経項目に注目し、該調査に
おいて+12以上の評価が得られる比率を測定した。結
果を図2に示す。該図中の○印は+12以上の評価が得
られた比率、×印は得られなかった比率を示す。図2の
結果から、上記基礎組成(花崗岩80重量%、磁鉄鉱1
0重量%)で、残部が、炭:6〜10重量%、ゼオライ
ト:0〜5重量%、銀:0〜3重量%の時に所定の評価
が得られ、この中でも、炭:8重量%、ゼオライト:1
重量%、銀:1重量%の時、安定した効果が得られるこ
とが分かる。
【0030】さらにこれらの結果に対し、上記(4),
(5)の測定,試験を繰り返し行うことで、各材料の最
適な組み合わせ(配合組成)とその配合比率を確認して
決定する。
【0031】飲料水や食物の腐敗防止・鮮度保持を図る
場合も、上記同様の測定,調査を行い、花崗岩:75重
量%、磁鉄鉱:10重量%、炭:5重量%の基礎組成
で、残部(10重量%)がマラカイトとゼオライトとす
る組成が概ね好ましい評価が得られるという結果を得
た。さらにマラカイトとゼオライトの配合比率につい
て、MRAにより細菌毒素、遠赤外線、陰イオンの各項
目を調査した。結果を図3に示す。図3の結果から、上
記基礎組成(花崗岩75重量%、磁鉄鉱10重量%、炭
5重量%)で、残部が、マラカイト:3〜10重量%、
ゼオライト:0〜7重量%の時に所定の評価が得られる
ことが分かる。
【0032】電磁波による人体への影響緩和を図る場合
も、上記同様の測定,調査を行い、花崗岩:80重量
%、磁鉄鉱:10重量%の基礎組成で、残部(10重量
%)が炭とマラカイトとする組成が概ね好ましい評価が
得られるという結果を得た。さらに炭とマラカイトの配
合比率について、MRAにより脳下垂体、免疫、自律神
経、心臓、血液循環の各項目を調査した。結果を図4に
示す。図4の結果から、上記基礎組成(花崗岩80重量
%、磁鉄鉱10重量%)で、残部が、炭:0〜10重量
%、マラカイト:0〜10重量%の時に所定の評価が得
られることが分かる。
【0033】土壌の改質を図る場合も、上記同様の測
定,調査を行い、花崗岩:65重量%、磁鉄鉱:5重量
%、炭:10重量%の基礎組成で、残部(20重量%)
がゼオライトと石灰石とする組成が概ね好ましい評価が
得られるという結果を得た。さらにゼオライトと石灰石
の配合比率について、MRAにより除草剤、遠赤外線、
酵母菌の各項目の調査、およびpH値の測定を行った。
結果を図5に示す。pH値は、土壌100gに対し各種
配合比率の材料を5%添加し、それを水100gに入れ
て測定した。図5の結果から、上記基礎組成(花崗岩6
5重量%、磁鉄鉱5重量%、炭10重量%)で、残部
が、ゼオライト:8〜18重量%、石灰石:2〜12重
量%の時に所定の評価が得られることが分かる。
【0034】ガソリンの燃費向上を図る場合は、上記同
様の測定,調査を行って花崗岩と磁鉄鉱の組み合わせを
選択し、これら両者の好ましい配合比率は、該組み合わ
せで処理した水のクラスターの大きさを測定することで
選択する。図6にその測定結果を示す。この測定値か
ら、花崗岩75重量%、磁鉄鉱15重量%程度の範囲に
おいて概ね好ましい結果が得られると想定する。次い
で、花崗岩、磁鉄鉱以外の材料として各種の材料を選択
して、MRAにより各種項目調査を行い、花崗岩75重
量%、磁鉄鉱15重量%の基礎組成で、残部(10重量
%)をゼオライト、石膏とする組成が概ね好ましいこと
を確認した。
【0035】さらにゼオライト、石膏の配合比率につい
て、各種比率で処理した水のクラスターの大きさを測定
することで、最適な配合比率を選択する。図7にその測
定結果を示す。この測定値から、花崗岩75重量%、磁
鉄鉱15重量%、ゼオライト0〜8重量%、石膏:2〜
10重量%の時、所定の効果が得られることが分かる。
【0036】その他、例えば育毛促進、制菌機能の向
上、遠赤外線機能の向上等、改質しようとする対象物や
改質目的に応じて、上記同様の作業を行い、天然鉱物、
炭、金属等の各種材料の配合組成とその配合比率を変え
ることで、所望の改質効果を得ることができる。
【0037】
【実施例】以下、実施例を参照して本発明をさらに詳し
く説明するが、本発明はこれら実施例に限定されるもの
ではない。
【0038】〔実施例1〕花崗岩:80重量%、磁鉄
鉱:10重量%、炭(ここでは備長炭を用いた):8重
量%、ゼオライト:1重量%、銀:1重量%の配合比率
になるように、広葉樹の炭を平均粒径15ミクロン、銀
を平均粒径5ミクロン、他の材料を平均粒径300メッ
シュとして配合し、本発明の改質材になる配合材料を得
た。この配合材料1を、図8に示す容器10又は図9に
示す容器20中に充填、密封した。
【0039】容器10は、上記配合材料1を収容する容
器本体11と、該容器本体11の開口部11aを密閉状
に塞ぐ蓋体12からなり、それら容器本体11、蓋体1
2はポリプロピレンやPET等の合成樹脂、又はステン
レス等の金属により成形されている。13はこの容器1
0を水中等に吊り下げるための部材で、例えば合成樹脂
や繊維からなる紐、金属製のチェーン等からなる。
【0040】容器20は、上記配合材料1を銅箔21で
密封状に包み、その銅箔21の外側を紙22で包み、さ
らにその紙22の外側をアルミ箔23で包んでなる。
【0041】上記配合材料1を充填し密封した容器10
又は20を、水道水と蒸留水の各々1リットル中に投入
し、2時間ほど放置した。このようにして処理した水、
すなわち水道水の処理水(処理水A)と、処理前の水道
水のクラスターに関し、周知のNMR(ニュークリアー
マグネティックリゾーナンス)分析法によって測定を行
い、図10に示す結果を得た。(a)は処理前の水道
水、(b)は処理水Aを示し、この測定結果から計算値
によりクラスターの大きさを算出した。同様の手段で、
処理後の蒸留水(処理水B)、処理前の蒸留水,ミネラ
ル水についても各々測定を行い、表5中に記載される結
果を得た。また、それらの酸化還元電位を、市販の測定
器(東亜電波工業(株)製のRM12P)により測定
し、表5中に示す結果を得た。
【0042】
【表5】
【0043】以上の結果から、本発明の改質材により処
理した水道水(処理水A)は、クラスターの大きさ、酸
化還元電位の双方の測定項目において、市販のミネラル
水と同程度の良質な美味しい水であり、さらに水分子の
クラスターを小さくして人体に吸収されやすくし、かつ
腐りにくい等の効果があることが確認できた。また本発
明の改質材により処理した蒸留水(処理水B)は、より
顕著な改質効果が見られ、極めて良質の水が得られるこ
とを確認できた。
【0044】次に、上記処理水を、ルミノール試薬と山
葵酵素の発光分光分析試験で測定した。その結果、処理
水の酵素活性は処理前の約3倍に高まることを確認し
た。さらに該処理水を一年程度常温で保存したものを顕
微鏡で観察したところ、大腸菌,一般性細菌の増殖がみ
られず、腐敗しないことから飲料に尚も適していること
が確認できた。また、上記処理水を火傷部に塗布すると
痛みが治まり、化膿もしないことが確認できた。
【0045】また、上記処理水のカルキ分について、オ
ルトトリジンによる呈色反応試験で確認したところ、呈
色反応は認められず、十分なカルキ抜きがなされている
ことが確認できた。
【0046】また上記処理水Aと、処理前の水道水の光
の分光透過特性を測定した。図11は処理前の水道水、
図12は処理水Aの測定結果を示すグラフで、夫々
(a)は測定の全体値、(b)はその短波長側の透過率
を表す。この測定結果により上記処理水Aは、紫外線や
放射線を吸収しにくく、それらの光が水に含まれる酸素
分子,水分子に当たって、タンパク質,核酸,細胞等に
損傷を与える要因となるオキシラジカル(ラジカル分
子,例えば脂質ラジカル/アルキルパーオキシラジカ
ル)発生の可能性が低いことを確認できた。
【0047】さらに、上記配合材料1を充填し密封した
容器10又は20を、水道水1リットル中に投入し2時
間ほど放置した場合と、市販のミネラル水1リットル中
に投入し2時間ほど放置した場合との夫々において、市
販のMRA((株)グリーハートインターナショナル社
製のバイオインフォメーション アナライザー;BA)
を用い、免疫、ストレス、皮膚、アトピーの各項目に関
し、生体磁場測定調査を行った。結果を表6に示す。各
項目の調査結果(数値)の評価は、下記の基準に基づ
く。 +12〜+21:生体に対して、非常に良い情報 + 7〜+11:生体に対して、良い情報 + 1〜+ 6:生体に対して、問題のない情報 − 1〜− 6:生体に対して、好ましくない情報 − 7〜−21:生体に対して、好ましくない情報
【0048】
【表6】
【0049】以上の結果から、本発明の改質材による処
理水が、免疫、ストレス、皮膚、アトピーの全ての調査
項目において好ましい結果が得られることが確認でき
た。
【0050】また、上述した配合材料1を550℃〜8
50℃で焼結し、板状又は粒状若しくは球状等の所定形
状に成形した。この時、粘結剤としてCMC,PVA、
木節粘土、水ガラスを用いた。
【0051】この成形品を、前述の容器10又は20を
用いず、水道水1リットル中に直接投入し、2時間ほど
放置した。この処理水について上述した各種測定,調査
を行ったところ、容器10又は20に充填、密閉した上
述のものと同等程度の測定,調査結果が得られることを
確認できた。
【0052】〔実施例2〕花崗岩75重量%、磁鉄鉱1
0重量%、炭5重量%、マラカイト5重量%、ゼオライ
ト5重量%の配合比率になるよう、各材料を平均粒径3
00メッシュとして配合し、本発明の改質材になる配合
粉末を得た。この配合粉末を、ポリプロピレンモノマー
に約5重量%含有しポリマー化してマスターバッチを作
り、フィルム袋や器に成型した。その中に水や野菜、果
物、各種食品等を入れて一カ月程、常温の状態で保管し
ておいた結果、その中の水や野菜、果物、各種食品等は
いずれも腐敗していないことが確認できた。
【0053】さらにこの配合粉末を、ポリウレタン樹脂
のようなバインダーと混ぜてシャツ,パンツ,生理用シ
ョーツ等の下着、或いはTシャツ等の市販の布地にプリ
ントした。市販の生理用ショーツにプリントしたもの
を、23歳〜45歳の女性パネラー56人に着用させた
ところ、39人から「なんらかの変化を感じた」という
意見が得られた。その意見の詳細と人数を表7に示す。
また、市販のTシャツにプリントしたものを、18歳〜
46歳のパネラー50人に着用させたところ、35人か
ら「なんらかの変化を感じた」という意見が得られた。
その意見の詳細と人数を表8に示す。
【0054】
【表7】
【0055】
【表8】
【0056】これらの結果から、本発明の改質材を含有
した衣服を着用すると、肩こりや神経痛、筋肉痛、腰
痛、生理痛を緩和でき、汗臭さもない等の効果を得られ
ることが確認できた。
【0057】また上記配合粉末を焼結した成形品をトイ
レの洗浄タンクに入れ、そのタンク中に洗浄水で便器を
洗浄すれば、アンモニア臭が無くなることが確認でき
た。
【0058】〔実施例3〕花崗岩65重量%、磁鉄鉱5
重量%、炭10重量%、ゼオライト10重量%、石灰石
10重量%の配合比率になるよう、各材料を平均粒径3
00メッシュとして配合し、本発明の改質材になる配合
粉末を得た。この配合粉末を散布して土壌中に混入させ
た。この土壌を詳細に観察した結果、土壌ミネラルや土
壌細菌のバランスがよくなると共に有機物を可溶化し、
作物の生育が改善されることが確認できた。
【0059】〔実施例4〕花崗岩75重量%,磁鉄鉱1
5重量%、ゼオライト5重量%、石膏5重量%の配合比
率になるように各材料を平均粒径300メッシュとして
配合し、その配合粉末を所定温度で焼結して、板状又は
粒状若しくは球状等の所定形状に成形した。この焼結品
をディゼル車、ガソリン車の燃料タンクに200グラム
程投入し、複数の走行パターンにより燃費効率を測定し
た。得られた測定結果から、特に長距離走行において燃
費が20〜40%程度改善され、且つ排ガスからの黒煙
も軽減できることが確認できた。
【0060】〔実施例5〕花崗岩65重量%、磁鉄鉱1
5重量%、マラカイト10重量%、モンモリロナイト1
0重量%の配合比率になるように各材料を平均粒径30
0メッシュとして配合し、その配合粉末30gを市販の
育毛液750mlに添加して使用したところ、育毛効果
が認められた。さらに前記配合粉末に加えて、薬草、例
えば朝鮮人参やチャパラル等とを併用することにより、
育毛を顕著に促進することが認められた。
【0061】〔実施例6〕花崗岩80重量%、磁鉄鉱1
0重量%、マラカイト8重量%、炭(備長炭)2重量%
の配合比率になるように各材料を平均粒径300メッシ
ュとして配合し、その配合粉末をポリウレタン樹脂に練
り込み、それをアルミニウム板にライニングした樹脂成
形カードを作製した。このカードを貼り付けた携帯電話
と、貼り付けていない携帯電話を使用した場合の夫々に
おいて、前述のバイオインフォメーション アナライザ
ー(BA)を用い、パネラーの身体機能に関する各項目
について、生体磁場測定調査を行った。結果を表9に示
す。各項目の調査結果(数値)の評価は、〔0047〕
中に示す基準に基づく。
【0062】
【表9】
【0063】この結果から、本発明の改質材を含有した
樹脂成形カードを用いれば、携帯電話等の電気製品から
発する人工電磁波の人体への悪影響を緩和し得ることが
確認できた。
【0064】また上記成形カード上にタバコ、酒、コー
ヒー、お茶等を10分間程度置く処理を施し、処理前と
処理後との味覚等への影響を、パネルテストにより調べ
た。タバコについては渋味、苦味について調査し、処理
前において「渋味、苦味を感じる」という意見が10%
であるのに対し、処理後においては「渋味を感じる」…
3%、「苦味を感じる」…0%であった。酒について
は、処理前において「渋味、苦味を感じる」という意見
が30%であるのに対し、処理後においては3%に減少
し、「喉越しがマイルドになった」という意見が多数を
占めた。コーヒーについては、処理前において「渋味,
苦味を感じる」という意見が100%であるのに対し、
処理後においては3分の1に減少した。お茶について
は、処理前において「渋味、苦味を感じる」という意見
が40%であるのに対し、処理後においては25%に減
少し、「色、香りが清らかになった」という意見が多く
聞かれた。
【0065】〔実施例7〕花崗岩75重量%,磁鉄鉱1
0重量%、ゼオライト10重量%、銀5重量%、炭5重
量%の配合比率になるように各材料を平均粒径300メ
ッシュとして配合し、その配合粉末を水道水に投入して
2時間ほど放置した。その水(処理水)をセルロースス
ポンジのような多孔質プレートに含浸させた後、冷蔵庫
のなかに設置しておくと庫内での細菌の繁殖が抑えら
れ、庫内に収納された食品の鮮度を従来より長く保持で
きることが確認できた。また前記処理水を切り傷や火
傷、吹き出物等の患部にガーゼとかティッシュペーパー
で拭くと、治癒速度が高まることが確認できた。さらに
前記処理水中では鉄釘が錆びにくく、この処理水に水ガ
ラスを少量添加することにより、鉄錆は完全に抑えられ
ることが確認できた。また前記処理水を葡萄酒等のアル
コール類に使用すると、発酵熟成が促進でき、さらに前
記処理水をパンの製造に用いると、従来のイースト菌量
の85重量%で発酵しパンが製造できることが確認でき
た。
【0066】〔実施例8〕花崗岩65重量%、磁鉄鉱5
重量%、炭10重量%、マラカイト5重量%、タルク5
重量%、石灰石5重量%、石膏5重量%の配合比率にな
るように各材料を平均粒径300メッシュとして配合
し、その配合粉末を前記5重量%の石膏で固めて所定形
状の成形物を得、該成形物の遠赤外線放射特性を測定し
た。結果を図13に示す。図中Aは前記成形物、Bは本
発明になる改質材の含有若しくは処理を全く施していな
い樹脂成形品である。この測定結果によれば、本発明に
なる改質材を含有した成形物は、1〜20ミクロンの遠
赤外線領域全般にわたり、仮想黒体に対して約92重量
%の放射率を示し、多くの物質の改質に有効であること
が確認できた。
【0067】以下、上記以外の使用例と期待できる効果
を挙げる。 繊維製品(ショーツ、タオル、包帯、ガーゼ、衣料、寝
具)では、新陳代謝等の生理作用を具備できる。 紙製品(衛生ナプキン、紙おむつ、生理用ナプキン、テ
ィッシュ)では、火傷、肌荒れ防止、カブレ、痛み止め
等の生理機能を発揮できる。 合成樹脂製品(袋、容器、シート)では、消臭、鮮度保
持、乳酸菌等の微生物もしくはその酵素活性機能を高め
る。その容器に水を入れておいても腐らず、救急用の簡
易的な水となり、災害時、極めて有効である。 アルコール飲料類(洋酒、日本酒、ワイン、焼酎)では
発酵熟成が促進、まろやかな味となる。 塩加工品(味噌、醤油、ソース、魚貝類の干物)では発
酵熟成の促進、鮮度保持、塩味の軽減に有効である。 調味料(食酢、ダシ)では味が改善できる。 小麦粉製品(パン、麺類)では味が改善され、賞味期間
が長くなる。 大豆加工品(豆腐、油揚げ)では味が向上、長期保存が
可能となる。 牛乳加工製品、乳酸菌飲料でも腐敗せず、賞味期間が長
くなる。 主食米では、長期保存後でも味が変わらないか、おいし
くなる。外米でも品位が向上する。 合成洗剤類、水洗いでは、肌荒れが抑制できる。処理し
た排水は環境負荷を軽減できる。処理した水に野菜を浸
しておくと残留農薬を排出できる。 土壌改良では、処理した水を散布したり消石灰と処理し
た水とを併用することによりネマトーダー病、白菜ベド
病、いもち病を抑制できる。
【0068】〔実験例〕以下、本発明の配合組成、配合
比率になる改質材と、該配合組成、比率から外れる比較
例との、改質機能の違いを測定した実験例について説明
する。該実験例では、本発明の実施例として、水の改質
に用いた場合に有用である本発明の改質材、すなわち、
花崗岩、磁鉄鉱、炭、ゼオライト、銀を含有してなる配
合組成とし、該配合組成において、各成分の好ましい配
合比率は、花崗岩:65〜80重量%、磁鉄鉱:5〜1
5重量%、炭:5〜10重量%、ゼオライト:0〜10
重量%、銀0〜5重量%の各範囲であるものを選択し
た。表10中の試料18〜20がこれに相当する。因み
に、この場合の最も好ましい配合比率は、花崗岩:80
重量%、磁鉄鉱:10重量%、炭:6〜10重量%、ゼ
オライト:0〜5重量%、銀:0〜3重量%の各範囲で
あることは前述の通り、すでに確認済みである。試料2
1〜25は比較例で、試料21,22は花崗岩と磁鉄鉱
のどちらか一方しか配合しないもの、試料23〜25
は、多数種の天然鉱物を含有するものの、その配合組
成、比率が上記規定から外れるものである。これら各試
料を水道水1リットル中に投入し2時間ほど放置した。
夫々の処理水について、実施例1中の記載と同様の手法
でクラスターの大きさ、酸化還元電位、MRAによる各
項目の測定,調査を行った。結果を表11に示す。
【0069】
【表10】
【0070】
【表11】
【0071】以上の結果から、本発明の改質材になる試
料18〜20は顕著な改質評価,数値が得られるのに対
し、比較例では一応の向上が見られるものの、前記試料
18〜20に比べて劣ることがわかる。尚、このような
効果の確認は、〔0018〕〜〔0036〕中にて説明
したように、本発明になる材料の最適な組合せを得るた
めの手順(1)〜(5)にてなされることはいうまでも
ない。例えば、前述した実施例5は表2の試料17、実
施例6は同試料15、実施例8は同試料16に夫々該当
し、表3及び表4に示すような機能の確認がなされてい
ることは上述の通りである。
【0072】
【発明の効果】本発明の改質材は以上説明したような配
合組成としたことから、各配合材料が持つ分子構造、及
び各配合材料が持つ特有の結晶構造に伴う特定の振動が
複合し、その複合振動が、改質しようとする対象物の持
つ複合振動と同調共振することにより、その対象物の特
性を改質するものと推定する。しかも、粉末状とした各
材料を配合してなるので、例えば水道水、水道水以外の
飲料水、土壌等に直接投入,散布したり、結合剤、粘結
剤等と共に焼結して所定形状に成形したり、成形前の合
成樹脂材料中に混入して所定形状に成形したり、対象物
の成形材料中に混入させて用いる等、多種多用な使用形
態を採りながら、上記同調共振によって、改質しようと
する対象物に直接的、間接的に作用し、確実な改質効果
を得ることができる。従って、水、土壌、食品保存用物
品、繊維製品、紙製品、合成樹脂製品、その他各種製
品、物品、物質の改質、電磁波による人体への影響緩和
(電磁波対策)等に極めて有用に用いることができる。
【0073】特に請求項2の配合組成・比率とした場
合、水の改質に対し顕著な改質効果が得られ、また請求
項3の配合組成・比率とした場合、電磁波対策に対し顕
著な効果を得ることができる。
【0074】また本発明の改質材は、改質しようとする
対象物に直接触れることなく前述の効果を得ることが可
能なので、請求項4のように、上述した組成となるよう
粉末状の各材料を配合し、これを容器内に密閉して用い
ることもできる。この場合、前記各材料中に含まれる不
純物や異物等が改質しようとする対象物中に溶出,浸出
することを防止し得、極めて安全性の高い改質材として
用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る改質材の改質効果をMRAによる
評価値とクラスターの測定値で表すグラフ。
【図2】本発明に係る改質材の改質効果をMRAによる
評価値で表すグラフ。
【図3】本発明に係る改質材の改質効果をMRAによる
評価値で表すグラフ。
【図4】本発明に係る改質材の改質効果をMRAによる
評価値で表すグラフ。
【図5】本発明に係る改質材の改質効果をMRAによる
評価値とpHの測定値で表すグラフ。
【図6】本発明に係る改質材の改質効果をクラスターの
測定値で表すグラフ。
【図7】本発明に係る改質材の改質効果をクラスターの
測定値で表すグラフ。
【図8】本発明に係る改質材の実施の形態の一例を示す
縦断正面図。
【図9】本発明に係る改質材の実施の形態の一例を示す
縦断正面図。
【図10】(a)一般水道水のクラスターの測定結果を
表すグラフ。 (b)本発明に係る改質材の改質効果をクラスターの測
定結果で表すグラフ。
【図11】一般水道水の分光透過特性の測定結果を示す
グラフ。
【図12】本発明の改質材で処理した水の分光透過特性
の測定結果を示すグラフ。
【図13】本発明の改質材を含有する成形物の遠赤外線
放射特性の測定結果を示すグラフ。
【符号の説明】
1:改質材 10,20:容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI C02F 1/68 520 C02F 1/68 520L 540 540G 540A 540B C09K 17/02 C09K 17/02 H P // A61K 7/06 A61K 7/06 C09K 101:00 103:00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 花崗岩と磁鉄鉱の粉末を主材料とし、こ
    れに石炭、炭、マラカイト、ゼオライト、モンモリロナ
    イト、石灰石、石膏、タルク、銀から選ばれる材料を粉
    末状にして含有せしめてなる改質材。
  2. 【請求項2】 花崗岩、磁鉄鉱、炭、ゼオライト、銀を
    配合してなり、それら各材料の配合比率が、花崗岩:8
    0重量%、磁鉄鉱:10重量%、炭:6〜10重量%、
    ゼオライト:0〜5重量%、銀:0〜3重量%の各範囲
    である請求項1記載の改質材。
  3. 【請求項3】 花崗岩、磁鉄鉱を含有すると共に、炭と
    マラカイトのどちらか一方又は双方を含有する配合と
    し、それら各材料の配合比率が、花崗岩:80重量%、
    磁鉄鉱:10重量%、炭:0〜10重量%、マラカイ
    ト:0〜10重量%の各範囲である請求項1記載の改質
    材。
  4. 【請求項4】 上記各材料が溶出しないよう容器内に密
    閉してなる請求項1又は2又は3記載の改質材。
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