JPH10215691A - 苗箱の運搬台 - Google Patents

苗箱の運搬台

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Publication number
JPH10215691A
JPH10215691A JP5823497A JP5823497A JPH10215691A JP H10215691 A JPH10215691 A JP H10215691A JP 5823497 A JP5823497 A JP 5823497A JP 5823497 A JP5823497 A JP 5823497A JP H10215691 A JPH10215691 A JP H10215691A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shelves
shelf
rails
parts
type
Prior art date
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Pending
Application number
JP5823497A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Igarashi
徹 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IGARASHI KIKAI KOGYO KK
Original Assignee
IGARASHI KIKAI KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by IGARASHI KIKAI KOGYO KK filed Critical IGARASHI KIKAI KOGYO KK
Priority to JP5823497A priority Critical patent/JPH10215691A/ja
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Pending legal-status Critical Current

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  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は、苗箱の運搬台に関するもの
で、製造、梱包、出荷のときの重労働から解放し、種類
の多い中でユーザーの希望の多い機種を、1機種の組み
合わせによって可能としたものである。 【構成】 棚の段数を4段にし、1列に4枚収納なる
ものを3列にし、レールとレールの間隔を10センチ以
上12センチ以内にした運搬台を形成する。また、棚を
2段ないしは3段に重ねて、更に大量輸送可能な苗箱の
運搬台を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[産業上の利用分野]この発明は、苗箱の
運搬台における棚を4段にすることで、持ちやすい大き
さとなり、製造、梱包、出荷、収納に有利な他、同じ棚
を重ねることができるため、従来のように数種類の機種
の運搬台を準備することなく、1型式で大体のユーザー
に満足が得られ、また生産計画に有利な苗箱の運搬台を
提供しようとするものである。
【0002】[従来の技術]田植え機械の普及により、
田植え用の苗はほとんど育苗箱で作られるようになって
久しいが、今までにも苗箱を運搬する色々な運搬台が開
発されてきた。本発明のような苗箱を平らに並べる平積
み形や、コーラなどを運搬するときによく見かける、斜
めに積み込まれる傾斜形、近年では箱を急傾斜に立て、
下の1部だけを支えて運搬するもの、あるいは部材をア
ルミにして軽量化を計ったものなどが出回るようになっ
てきた。
【0003】製造コスト面から見れば、断面がL字形の
レール6を必要としない傾斜形や、箱を急傾斜に立てて
運ぶものの方が有利であるが、震動等で苗が下方に縮ま
る欠点をもっていて、特に苗の根張りが悪いと顕著に現
れる。一方コスト面では不利であるが、箱を平らに並べ
る平積み形は安心して使える運搬台ではある。
【0004】[発明が解決しようとする問題点]この従
来の平積み形である苗の運搬台は、昔はトレーラーに乗
せて、耕耘機やトラクターで牽引して運搬をしていた
が、近年はほとんど軽トラックに乗せて運んでいる。軽
トラックの荷台寸法は、幅が約1,35Mで長さは約
1,85Mである。苗箱の規格は内幅で30×60セン
チと決まっているので、箱の厚み等を足しても33×6
3センチ位のものである。従って平積み形の運搬台は、
トラックの横から出し入れするので、1列に4枚ずつ入
れて2列にするか3列(荷台の後ろより多少はみでる)
にするかが決まり、あとは棚の段数を何段にするかで製
造においての機種が決定する。
【0005】従来の運搬台は、棚のレーレ6とレール6
の間隔が16センチ以上あり苗には優しいが、高さがあ
り、重くて扱いにくく、更に収納時には厄介なものであ
った。運搬台の種類には、箱の枚数が60枚収納できる
ものを型で表せば60型のように、その他64型、72
型、80型、90型、96型、108型、120型、1
60型などがあり、種類が多すぎて選定するのに苦労し
そうであるが、中でも特に好まれる機種は、1反歩に使
用する枚数が27から30枚である為、小形で扱 いや
すい約2反歩に田植えができる60型とか、協同作業の
場合によく使われる、ピストン輸送に適した量を運べる
もの、例えば100枚程度となると108型に人気があ
る。
【0006】棚には、トラック横幅1列に3枚収納でき
るものと、幅一杯の4枚収納できるものがあり、列数は
荷台長さ方向に2列と3列の2種類で、棚の段数は8
段、9段、10段の3種類がある。従って1列に3枚収
納で10段の棚であれば列数により、2列で60型及び
3列で90型ができ、同様1列に4枚収納で8段の棚で
あれば64型及び96型ができる。さらに9段にすると
72型及び108型、10段で80型及び120型がで
きる。これもメーカーが作った棚の形状により機種が決
められている。60型を作れば同様の棚を利用できる9
0型を製作することとなり、64型を作れば自ずと96
型を作らざるを得ないのである。例えば100枚積める
ものが欲しいと要望されても108型になり、ついでに
72型を生産する結果となる。農家の要望はその様な細
かな枚数を必要としていないのが現状で、全てメーカー
の棚の形状に係わってくるのである。
【0007】いずれにしても棚数が8段以上となると大
きく重く、特に中程の棚T2は、レール6の本数が両端
の棚の倍の数が付いているので更に重く、また棚の縦横
の幅が1列3枚用で約1.3×1.0メートル、1列4
枚用となると約1.3以上×1.3メートル以上もある
ので持ちずらく扱いにくい、まして両端の棚T1と中程
の棚T2を一緒に梱包したときは1人で持てるものでは
ない。ちなみに1台の重量は、鉄製で60型で約60k
g、100型で約100kg程度になり、アルミ製で約
半分程度の重量になる。また機種を多くすればする程生
産計画は勿論のこと、在庫管理も大変なものとなる。
【0008】本発明は以上のような現状を顧みて、取り
扱いが楽で、製造販売においての生産、在庫管理が楽
で、しかも低コストな、苗箱の運搬台を提供しようとす
るものである。
【0009】[課題を解決するための手段]この発明
は、その目的を達成させるために、棚の段数を都合の良
い4段にし、重いものを持ちやすい大きさは、片手で抱
えもう一方の手で支えられる幅、すなわち60センチ以
内に抑えなければならない、そのためにも箱を3列並べ
られるものとした。この発明に係わる苗箱の運搬台は、 (イ)2本の支持台1及び支持台1を平行に配置して、
その支持台1の各両端及びその中間2か所にも等間隔に
中空の受け口2を上に向けて設ける。 (ロ)下端を受け口2に嵌まる太さとした差し込み部4
を有する支柱3を、垂直に2本を平行に配置し、それら
支柱3及び支柱3に、断面が略L字形に形成したレール
6を4本接続し、4段の棚T1および棚T1と、レール
6を両面に取り付けた棚T2及びT2を形成し、それぞ
れを2本の支持台1に股がって両端に棚T1を、中間に
棚T2及び棚T2の各差し込み部4をそれぞれの各受け
口2に嵌め込む。 (ハ)左右2本の連結棒7の両端及び中間2か所に、接
続口5に嵌まる太さにした連結部8を等間隔に下に向け
て設け、それを支柱3上部先端の各接続口5に嵌め込
む。 (ニ)苗箱の運搬台を積載したトラックの荷台と、レー
ル6とレール6の間隔を各10センチ以上12センチ以
内するものとしている。
【0010】[実施例]この発明の実施例を図1及び図
2を参照しながら説明する。図1はレール6を4本取り
付けて4段とした運搬台を分解した側面図、図2は同じ
棚を2つ重ねて8段とした運搬台の全体の斜視図であ
る。2本を平行に配置した角パイプの支持台1及び支持
台1の各両端と中間の2カ所に、中空の受け口2が上に
向けて取り付けられているが、該受け口2は、支柱3の
差し込み口4が中に入る太さの角パイプを上に向け、そ
の間隔は、苗箱の長いほうが入る長さにしてあり、3列
箱が並べるよう等間隔で取り付けられている。
【0011】一方、垂直に2本を平行に配置した角パイ
プによる支柱3の下端には、受け口2に差し込める太さ
と長さとしたわずかに細い角パイプが設けてあり、それ
ら支柱3及び支柱3に、断面が略L字形に形成したレー
ル6を接続し棚を形成し、棚は、レール6を4段に連結
した棚T1及び棚T1と、レール6を両面に取り付けた
棚T2棚T2としている。ここで20kgとか30kg
以上の重い物を持つときの幅は、人にもよるが60セン
チ以上になると持ちずらく、特に片手で抱え、もう一方
の手で支える持ちかたができなくなるので、レール6と
レール6の上下の間隔は12センチ以下にしなければな
らない。また、本発明のものは、トラックの荷台に直接
苗箱を並べて1段目として使用するため、最下段のレー
ル6を荷台ギリギリ下に取り付けるのではなく、レール
6の下から荷台まで、最低10センチ以上の間隔がなけ
ればならない。従前の運搬台の棚間隔は16センチ以上
あるが、本発明のものはかなり低く、苗を痛める心配も
あるが、実際に試験した結果、苗の葉はかなり曲がって
収納されるものの、間隔が10センチ以上あれば茎が折
れる事がなく、田植えが可能なことが判明されている。
【0012】該棚を2本の支持台1に股がって両端に棚
T1及び棚T1を、また中間に棚T2及び棚T2の各差
し込み部4をそれぞれの受け口2に差し込んでいる。一
方、左右2本の角パイプによる連結棒7の両端及び中間
の2カ所に、接続口5に差し込める太さとした角パイプ
の連結部8を等間隔に下に向けて設けてあり、それらを
各接続口5に差し込んで一体の苗箱の運搬台を形成して
いる。なを、支柱3下端の差し込み部4は、支柱3より
細い物としているが、逆に上端を細くし、連結部5を太
いものにしても構わない、その場合は支持台1の受け口
2は支柱3より細いものとしなければならない。また図
示した支持台1と連結棒7は角パイプ以外に、断面が平
状のものやL字形のものであっても構わない、部材につ
いては指定するものではないが、アルミなどの軽合金を
使用すればなを都合の良い物となる。
【0013】ここで本発明の棚の段数が4段でなければ
ならないのは、まず5段以上にすると棚を持つときの一
方の幅が広くなり、片手では抱えられず持ちずらくな
り、梱包がやりにくくなる。それに苗箱の収納枚数は5
段以上にすると最低枚数が72枚で2反歩以上の枚数に
なり、更に棚を2段重ねにすると132枚と多くなり過
ぎ、目的を達成出来ず要望に答えることができない。一
方棚を3段以下にすると、収納できる枚数は、最高で4
8枚しかならないため、2反歩の苗を運ぶことはできな
い。まして3段以下にすると分割が細かくなり過ぎて、
1台当たりのコストが高く付くため、農家の要望に答え
ることはできない。
【0014】本発明の苗箱の運搬台を使用するときは、
トラックにそれを載せ、まず、苗箱を棚には入れず、荷
台に直接12枚並べる、その後に4段の棚に入れるよう
にする。従ってトラックには一度に60枚の苗箱を積む
ことができる。更に図2でも理解できるように、棚を積
み重ねることで48枚増やすことができ、計108枚、
更に3段にすれば156枚の苗箱を収納することができ
る。
【0015】[発明の効果]この発明の苗箱の運搬台に
より、ほぼ希望に添える機種が確保でき、生産計画を立
てるときに、色々な機種の計画を立てる必要がなく1種
類で対応でき、在庫管理に頭を悩ます必要もない。また
棚の1方の幅を60センチ以内にする事で、軽く取り扱
い易く、棚T1、棚T2をひとまとめに梱包しても、一
方の手で抱え、もう一方の手で支えることができ、出荷
作業を1人で行うこともできる。また、輸送費の節減、
倉庫の保管料の節減と共に同様のものを多く生産できる
ため、生産コストを下げ、ユーザーに好みの苗箱の運搬
台を提供できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例を示す分解した側面図。
【図2】この発明の棚を2段重ねた実施例を示す斜視
図。
【符号の説明】
1 支持台 2 受け口 3 支柱 4 差し込み部 5 接続口 6 レール 7 連結棒 T1 片側にレールを持つ棚 T2 両側にレールを持つ棚

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(イ)2本の支持台1及び支持台1を平行
    に配置して、その支持台1の各両端及びその中間2か所
    にも等間隔に中空の受け口2を上に向けて設ける。 (ロ)下端を受け口2に嵌まる太さとした差し込み部4
    を有する支柱3を、垂直に2本を平行に配置し、それら
    支柱3及び支柱3に、断面が略L字形に形成したレール
    6を4本接続し、4段の棚T1および棚T1と、レール
    6を両面に取り付けた棚T2及びT2を形成し、それぞ
    れを2本の支持台1に股がって両端に棚T1を、中間に
    棚T2及び棚T2の各差し込み部4をそれぞれの各受け
    口2に嵌め込む。 (ハ)左右2本の連結棒7の両端及び中間2か所に、接
    続口5に嵌まる太さにした連結部8を等間隔に下に向け
    て設け、それを支柱3上部先端の各接続口5に嵌め込
    む。 (ニ)苗箱運搬台を積載したトラックの荷台と、レール
    6とレール6の間隔を各10センチ以上12センチ以内
    する。 以上の如く構成された、苗箱の運搬台。
JP5823497A 1997-02-04 1997-02-04 苗箱の運搬台 Pending JPH10215691A (ja)

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