JPH10214195A - 複数のジョブステップを並列に実行するジョブ制御文生 成装置、ジョブ制御文生成方法およびジョブ制御文生成 プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

複数のジョブステップを並列に実行するジョブ制御文生 成装置、ジョブ制御文生成方法およびジョブ制御文生成 プログラムを記録した記録媒体

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JPH10214195A
JPH10214195A JP1659997A JP1659997A JPH10214195A JP H10214195 A JPH10214195 A JP H10214195A JP 1659997 A JP1659997 A JP 1659997A JP 1659997 A JP1659997 A JP 1659997A JP H10214195 A JPH10214195 A JP H10214195A
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JP
Japan
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job
job step
control statement
data
control
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Application number
JP1659997A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Suzuki
良尚 鈴木
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】あるジョブ内の元々逐次実行されていた複数の
ジョブステップを並列に実行するためのジョブ制御文を
自動的に生成する。 【解決手段】ジョブ実行履歴情報抽出手段11が、ジョ
ブ実行履歴ファイル3からジョブ実行情報31、ジョブ
ステップ実行情報32およびデータアクセス情報33を
抽出し、ジョブステップ間相関関係解析手段12が、ジ
ョブ、ジョブステップおよびデータアクセス情報の関係
を定義し、ジョブステップネットワーク形成手段13
が、入出力処理を行うジョブステップと該ジョブステッ
プより先に実行されるジョブステップとの対応を示すジ
ョブステップネットワーク情報91を作成し、並列実行
型ジョブ制御言語生成手段14が、ジョブステップネッ
トワーク情報91に示される順序で、ジョブ制御文2に
含まれている複数のジョブステップを並列実行するよう
に変換し、ジョブ制御文2’を生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、元々逐次実行され
ていたジョブステップを並列に実行することができるジ
ョブ制御文を生成する、複数のジョブステップを並列に
実行するジョブ制御文生成装置、ジョブ制御文生成方法
およびジョブ制御文生成プログラムを記録した記録媒体
に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平7−225692号公報には、並
列実行する複数のジョブの各ジョブ制御文に並列実行に
関する情報を記述しておくことにより、該ジョブ群の起
動スケジュールを制御し、並列にジョブを実行する技術
が開示されている。
【0003】さらに、特開平6−202881号公報に
は、ジョブ制御文のジョブステップ実行要求に同一ジョ
ブ内の他ジョブステップの実行中に自ジョブステップを
並列に実行することができるか否かを指定することがで
きるようにする技術が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】特開平7−22569
2号公報記載の技術には、逐次実行されていたジョブを
並列に実行されるジョブに変換する場合には、該ジョブ
を並列に実行することができるように、利用者がジョブ
制御文を再構築しなければならないという問題点があ
る。
【0005】特開平6−202881号公報記載の技術
には、ジョブステップを並列に実行するために、利用者
が該ジョブステップが並列実行可能なジョブステップで
あることをジョブ制御文に指定しなければならないとい
う問題点がある。
【0006】本発明の目的は、あるジョブ内の元々逐次
実行されていた複数のジョブステップを並列に実行する
ためのジョブ制御文を自動的に生成することができるよ
うにすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の複数のジ
ョブステップを並列に実行するジョブ制御文生成装置
は、ジョブ制御文に含まれる複数のジョブステップ制御
文について、並列に実行できるジョブステップ制御文と
逐次に実行しなければならないジョブステップ制御文と
を決定するジョブステップネットワーク形成手段と、前
記ジョブステップネットワーク形成手段による決定にし
たがって前記ジョブ制御文を構成する複数の前記ジョブ
ステップ制御文の配列を再構成し、新たなジョブ制御文
を生成する並列実行型ジョブ制御言語生成手段とを備え
たことを特徴とする。
【0008】本発明の第2の複数のジョブステップを並
列に実行するジョブ制御文生成装置は、ジョブ実行履歴
ファイルに記録されているジョブおよびジョブステップ
の実行履歴情報と該ジョブステップによるデータアクセ
ス情報とを抽出するジョブ実行履歴情報抽出手段と、前
記ジョブ実行履歴情報抽出手段が抽出したジョブおよび
ジョブステップの実行履歴情報と該ジョブステップによ
るデータアクセス情報とに基づいて、ジョブステップ間
の相関関係を検出するジョブステップ間相関関係解析手
段と、前記ジョブステップ間相関関係解析手段が検出し
たジョブステップ間の相関関係に基づいて、ジョブ制御
文に含まれる複数のジョブステップ制御文について、並
列に実行できるジョブステップ制御文と逐次に実行しな
ければならないジョブステップ制御文とを決定するジョ
ブステップネットワーク形成手段と、前記ジョブステッ
プネットワーク形成手段による決定にしたがって前記ジ
ョブ制御文を構成する複数の前記ジョブステップ制御文
の配列を再構成し、新たなジョブ制御文を生成する並列
実行型ジョブ制御言語生成手段とを備えたことを特徴と
する。
【0009】本発明の第3の複数のジョブステップを並
列に実行するジョブ制御文生成装置は、ジョブの開始お
よび終了時に該ジョブの実行情報を採取し、ジョブステ
ップの開始および終了時に該ジョブステップの実行情報
を採取してジョブ実行履歴ファイルに出力するジョブ管
理機能部と、前記ジョブステップにおいて実行されるユ
ーザプログラムのデータアクセスに係る情報を前記ジョ
ブ実行履歴ファイルに出力するデータ管理機能部と、前
記ジョブ実行履歴ファイルに記録されているジョブおよ
びジョブステップの実行履歴情報と該ジョブステップに
よるデータアクセス情報とを抽出するジョブ実行履歴情
報抽出手段と、前記ジョブ実行履歴情報抽出手段が抽出
したジョブおよびジョブステップの実行履歴情報と該ジ
ョブステップによるデータアクセス情報とに基づいて、
ジョブステップ間の相関関係を検出するジョブステップ
間相関関係解析手段と、前記ジョブステップ間相関関係
解析手段が検出したジョブステップ間の相関関係に基づ
いて、ジョブ制御文に含まれる複数のジョブステップ制
御文について、並列に実行できるジョブステップ制御文
と逐次に実行しなければならないジョブステップ制御文
とを決定するジョブステップネットワーク形成手段と、
前記ジョブステップネットワーク形成手段による決定に
したがって前記ジョブ制御文を構成する複数の前記ジョ
ブステップ制御文の配列を再構成し、新たなジョブ制御
文を生成する並列実行型ジョブ制御言語生成手段とを備
えたことを特徴とする。
【0010】本発明の第4の複数のジョブステップを並
列に実行するジョブ制御文生成装置は、第1〜第3のい
ずれかの複数のジョブステップを並列に実行するジョブ
制御文生成装置において、前記ジョブステップネットワ
ーク形成手段が、前記ジョブステップ制御文のそれぞれ
について、該ジョブステップ制御文に係るジョブステッ
プがデータのアクセスを行わない場合には、該ジョブス
テップ制御文を並列に実行できると決定することを特徴
とする。
【0011】本発明の第5の複数のジョブステップを並
列に実行するジョブ制御文生成装置は、第4の複数のジ
ョブステップを並列に実行するジョブ制御文生成装置に
おいて、前記ジョブステップネットワーク形成手段が、
さらに、前記ジョブステップ制御文のそれぞれについ
て、該ジョブステップ制御文に係るジョブステップがデ
ータのアクセスを行うが、該データを該ジョブステップ
に先行してアクセスする他のジョブステップがない場合
には、該ジョブステップ制御文を並列に実行できると決
定することを特徴とする。
【0012】本発明の第6の複数のジョブステップを並
列に実行するジョブ制御文生成装置は、第5の複数のジ
ョブステップを並列に実行するジョブ制御文生成装置に
おいて、前記ジョブステップネットワーク形成手段が、
さらに、前記ジョブステップ制御文のそれぞれについ
て、該ジョブステップ制御文に係るジョブステップがデ
ータの入力を行い、該データを該ジョブステップに先行
してアクセスする他のジョブステップが該データの入力
を行う場合には、該ジョブステップ制御文を並列に実行
できると決定することを特徴とする。
【0013】本発明の第7の複数のジョブステップを並
列に実行するジョブ制御文生成装置は、第6の複数のジ
ョブステップを並列に実行するジョブ制御文生成装置に
おいて、前記ジョブステップネットワーク形成手段が、
さらに、前記ジョブステップ制御文のそれぞれについ
て、該ジョブステップ制御文に係るジョブステップがデ
ータの出力を行い、該データを該ジョブステップに先行
してアクセスする他のジョブステップがある場合には、
該ジョブステップ制御文を逐次に実行しなければならな
いと決定することを特徴とする。
【0014】本発明の第8の複数のジョブステップを並
列に実行するジョブ制御文生成装置は、第7の複数のジ
ョブステップを並列に実行するジョブ制御文生成装置に
おいて、前記ジョブステップネットワーク形成手段が、
さらに、前記ジョブステップ制御文のそれぞれについ
て、該ジョブステップ制御文に係るジョブステップがデ
ータの入力を行い、該データを該ジョブステップに先行
してアクセスする他のジョブステップが該データの出力
を行う場合において、該データを同期的にアクセスでき
る場合には該ジョブステップ制御文を並列に実行できる
と決定し、該データを同期的にアクセスできない場合に
は該ジョブステップ制御文を逐次に実行しなければなら
ないと決定することを特徴とする。
【0015】本発明の第1の複数のジョブステップを並
列に実行するジョブ制御文生成方法は、ジョブ制御文に
含まれる複数のジョブステップ制御文について、並列に
実行できるジョブステップ制御文と逐次に実行しなけれ
ばならないジョブステップ制御文とを決定する第5の手
順と、前記第5の手順における決定にしたがって前記ジ
ョブ制御文を構成する複数の前記ジョブステップ制御文
の配列を再構成し、新たなジョブ制御文を生成する第6
の手順とを含むことを特徴とする。
【0016】本発明の第2の複数のジョブステップを並
列に実行するジョブ制御文生成方法は、ジョブ実行履歴
ファイルに記録されているジョブおよびジョブステップ
の実行履歴情報と該ジョブステップによるデータアクセ
ス情報とを抽出する第3の手順と、前記第3の手順にお
いて抽出したジョブおよびジョブステップの実行履歴情
報と該ジョブステップによるデータアクセス情報とに基
づいて、ジョブステップ間の相関関係を検出する第4の
手順と、前記第4の手順において検出したジョブステッ
プ間の相関関係に基づいて、ジョブ制御文に含まれる複
数のジョブステップ制御文について、並列に実行できる
ジョブステップ制御文と逐次に実行しなければならない
ジョブステップ制御文とを決定する第5の手順と、前記
第5の手順における決定にしたがって前記ジョブ制御文
を構成する複数の前記ジョブステップ制御文の配列を再
構成し、新たなジョブ制御文を生成する第6の手順とを
含むことを特徴とする。
【0017】本発明の第3の複数のジョブステップを並
列に実行するジョブ制御文生成方法は、ジョブの開始お
よび終了時に該ジョブの実行情報を採取し、ジョブステ
ップの開始および終了時に該ジョブステップの実行情報
を採取してジョブ実行履歴ファイルに出力する第1の手
順と、前記ジョブステップにおいて実行されるユーザプ
ログラムのデータアクセスに係る情報を前記ジョブ実行
履歴ファイルに出力する第2の手順と、前記ジョブ実行
履歴ファイルに記録されているジョブおよびジョブステ
ップの実行履歴情報と該ジョブステップによるデータア
クセス情報とを抽出する第3の手順と、前記第3の手順
において抽出したジョブおよびジョブステップの実行履
歴情報と該ジョブステップによるデータアクセス情報と
に基づいて、ジョブステップ間の相関関係を検出する第
4の手順と、前記第4の手順において検出したジョブス
テップ間の相関関係に基づいて、ジョブ制御文に含まれ
る複数のジョブステップ制御文について、並列に実行で
きるジョブステップ制御文と逐次に実行しなければなら
ないジョブステップ制御文とを決定する第5の手順と、
前記第5の手順における決定にしたがって前記ジョブ制
御文を構成する複数の前記ジョブステップ制御文の配列
を再構成し、新たなジョブ制御文を生成する第6の手順
とを含むことを特徴とする。
【0018】本発明の第4の複数のジョブステップを並
列に実行するジョブ制御文生成方法は、第1〜第3のい
ずれかの複数のジョブステップを並列に実行するジョブ
制御文生成方法において、前記第5の手順が、前記ジョ
ブステップ制御文のそれぞれについて、該ジョブステッ
プ制御文に係るジョブステップがデータのアクセスを行
わない場合には、該ジョブステップ制御文を並列に実行
できると決定することを特徴とする。
【0019】本発明の第5の複数のジョブステップを並
列に実行するジョブ制御文生成方法は、第4の複数のジ
ョブステップを並列に実行するジョブ制御文生成方法に
おいて、前記第5の手順が、さらに、前記ジョブステッ
プ制御文のそれぞれについて、該ジョブステップ制御文
に係るジョブステップがデータのアクセスを行うが、該
データを該ジョブステップに先行してアクセスする他の
ジョブステップがない場合には、該ジョブステップ制御
文を並列に実行できると決定することを特徴とする。
【0020】本発明の第6の複数のジョブステップを並
列に実行するジョブ制御文生成方法は、第5の複数のジ
ョブステップを並列に実行するジョブ制御文生成方法に
おいて、前記第5の手順が、さらに、前記ジョブステッ
プ制御文のそれぞれについて、該ジョブステップ制御文
に係るジョブステップがデータの入力を行い、該データ
を該ジョブステップに先行してアクセスする他のジョブ
ステップが該データの入力を行う場合には、該ジョブス
テップ制御文を並列に実行できると決定することを特徴
とする。
【0021】本発明の第7の複数のジョブステップを並
列に実行するジョブ制御文生成方法は、第6の複数のジ
ョブステップを並列に実行するジョブ制御文生成方法に
おいて、前記第5の手順が、さらに、前記ジョブステッ
プ制御文のそれぞれについて、該ジョブステップ制御文
に係るジョブステップがデータの出力を行い、該データ
を該ジョブステップに先行してアクセスする他のジョブ
ステップがある場合には、該ジョブステップ制御文を逐
次に実行しなければならないと決定することを特徴とす
る。
【0022】本発明の第8の複数のジョブステップを並
列に実行するジョブ制御文生成方法は、第7の複数のジ
ョブステップを並列に実行するジョブ制御文生成方法に
おいて、前記第5の手順が、さらに、前記ジョブステッ
プ制御文のそれぞれについて、該ジョブステップ制御文
に係るジョブステップがデータの入力を行い、該データ
を該ジョブステップに先行してアクセスする他のジョブ
ステップが該データの出力を行う場合において、該デー
タを同期的にアクセスできる場合には該ジョブステップ
制御文を並列に実行できると決定し、該データを同期的
にアクセスできない場合には該ジョブステップ制御文を
逐次に実行しなければならないと決定することを特徴と
する。
【0023】本発明の第1の記録媒体は、ジョブ制御文
に含まれる複数のジョブステップ制御文について、並列
に実行できるジョブステップ制御文と逐次に実行しなけ
ればならないジョブステップ制御文とを決定する第5の
処理と、前記第5の処理における決定にしたがって前記
ジョブ制御文を構成する複数の前記ジョブステップ制御
文の配列を再構成し、新たなジョブ制御文を生成する第
6の処理とをコンピュータに行わせるためのプログラム
を記録したことを特徴とする。
【0024】本発明の第2の記録媒体は、ジョブ実行履
歴ファイルに記録されているジョブおよびジョブステッ
プの実行履歴情報と該ジョブステップによるデータアク
セス情報とを抽出する第3の処理と、前記第3の処理に
おいて抽出したジョブおよびジョブステップの実行履歴
情報と該ジョブステップによるデータアクセス情報とに
基づいて、ジョブステップ間の相関関係を検出する第4
の処理と、前記第4の処理において検出したジョブステ
ップ間の相関関係に基づいて、ジョブ制御文に含まれる
複数のジョブステップ制御文について、並列に実行でき
るジョブステップ制御文と逐次に実行しなければならな
いジョブステップ制御文とを決定する第5の処理と、前
記第5の処理における決定にしたがって前記ジョブ制御
文を構成する複数の前記ジョブステップ制御文の配列を
再構成し、新たなジョブ制御文を生成する第6の処理と
をコンピュータに行わせるためのプログラムを記録した
ことを特徴とする。
【0025】本発明の第3の記録媒体は、ジョブの開始
および終了時に該ジョブの実行情報を採取し、ジョブス
テップの開始および終了時に該ジョブステップの実行情
報を採取してジョブ実行履歴ファイルに出力する第1の
処理と、前記ジョブステップにおいて実行されるユーザ
プログラムのデータアクセスに係る情報を前記ジョブ実
行履歴ファイルに出力する第2の処理と、前記ジョブ実
行履歴ファイルに記録されているジョブおよびジョブス
テップの実行履歴情報と該ジョブステップによるデータ
アクセス情報とを抽出する第3の処理と、前記第3の処
理において抽出したジョブおよびジョブステップの実行
履歴情報と該ジョブステップによるデータアクセス情報
とに基づいて、ジョブステップ間の相関関係を検出する
第4の処理と、前記第4の処理において検出したジョブ
ステップ間の相関関係に基づいて、ジョブ制御文に含ま
れる複数のジョブステップ制御文について、並列に実行
できるジョブステップ制御文と逐次に実行しなければな
らないジョブステップ制御文とを決定する第5の処理
と、前記第5の処理における決定にしたがって前記ジョ
ブ制御文を構成する複数の前記ジョブステップ制御文の
配列を再構成し、新たなジョブ制御文を生成する第6の
処理とをコンピュータに行わせるためのプログラムを記
録したことを特徴とする。
【0026】本発明の第4の記録媒体は、第1〜第3の
記録媒体のいずれかにおいて、前記第5の処理が、前記
ジョブステップ制御文のそれぞれについて、該ジョブス
テップ制御文に係るジョブステップがデータのアクセス
を行わない場合には、該ジョブステップ制御文を並列に
実行できると決定することを特徴とする。
【0027】本発明の第5の記録媒体は、第4の記録媒
体において、前記第5の処理が、さらに、前記ジョブス
テップ制御文のそれぞれについて、該ジョブステップ制
御文に係るジョブステップがデータのアクセスを行う
が、該データを該ジョブステップに先行してアクセスす
る他のジョブステップがない場合には、該ジョブステッ
プ制御文を並列に実行できると決定することを特徴とす
る。
【0028】本発明の第6の記録媒体は、第5の記録媒
体において、前記第5の処理が、さらに、前記ジョブス
テップ制御文のそれぞれについて、該ジョブステップ制
御文に係るジョブステップがデータの入力を行い、該デ
ータを該ジョブステップに先行してアクセスする他のジ
ョブステップが該データの入力を行う場合には、該ジョ
ブステップ制御文を並列に実行できると決定することを
特徴とする。
【0029】本発明の第7の記録媒体は、第6の記録媒
体において、前記第5の処理が、さらに、前記ジョブス
テップ制御文のそれぞれについて、該ジョブステップ制
御文に係るジョブステップがデータの出力を行い、該デ
ータを該ジョブステップに先行してアクセスする他のジ
ョブステップがある場合には、該ジョブステップ制御文
を逐次に実行しなければならないと決定することを特徴
とする。
【0030】本発明の第8の記録媒体は、第7の記録媒
体において、前記第5の処理が、さらに、前記ジョブス
テップ制御文のそれぞれについて、該ジョブステップ制
御文に係るジョブステップがデータの入力を行い、該デ
ータを該ジョブステップに先行してアクセスする他のジ
ョブステップが該データの出力を行う場合において、該
データを同期的にアクセスできる場合には該ジョブステ
ップ制御文を並列に実行できると決定し、該データを同
期的にアクセスできない場合には該ジョブステップ制御
文を逐次に実行しなければならないと決定することを特
徴とする。
【0031】
【発明の実施の形態】次に本発明の第1の実施の形態に
ついて図面を参照して詳細に説明する。
【0032】図1を参照すると、本発明の第1の実施の
形態は、プログラム制御により動作する中央処理装置
と、主記憶装置と、および2次記憶装置とから構成さ
れ、ジョブ制御文を生成するための情報の収集処理を行
う。
【0033】主記憶装置はジョブ実行制御テーブル1を
含み、2次記憶装置はジョブ制御文2およびジョブ実行
履歴ファイル3を含み、中央処理装置はジョブの実行を
管理するジョブ管理機能部4、データの入出力を管理す
るデータ管理機能部5および実際にジョブステップとし
て実行されるユーザプログラム6を含む。
【0034】図2を参照すると、ジョブ実行制御テーブ
ル1は、ジョブ生起番号、ジョブ認識情報(ジョブ名、
利用者名、課金単位名)、ジョブ開始日時、ジョブステ
ップ開始日時、ジョブステップ番号およびその他のジョ
ブ制御情報を含む。
【0035】図3を参照すると、ジョブ実行履歴ファイ
ル3は、ジョブ実行情報31、ジョブステップ実行情報
32およびデータアクセス情報33を含む。
【0036】ジョブ実行情報31は、ジョブ生起番号、
ジョブ認識情報、ジョブ開始日時、ジョブ終了日時およ
びその他のジョブ実行情報を含む。
【0037】ジョブステップ実行情報32は、ジョブ生
起番号、ジョブステップ番号、プログラム名、ジョブス
テップ開始日時、ジョブステップ終了日時およびその他
のジョブステップ実行情報を含む。
【0038】データアクセス情報33は、ジョブ生起番
号、ジョブステップ番号、データアクセス日時、データ
アクセス種別(読み込み・書き込み)およびその他のデ
ータアクセス情報を含む。
【0039】次に、本発明の第1の実施の形態の動作に
ついて、図1〜図5を参照して詳細に説明する。
【0040】ジョブ管理機能部4は、ジョブの実行要求
に応じて、ジョブ制御文2を読み込み、ジョブ実行制御
テーブル1を作成し、ジョブを実行し、ジョブ実行履歴
情報をジョブ実行履歴ファイル3に出力する。
【0041】また、データ管理機能5は、ユーザプログ
ラム6からデータの入出力が行われた場合、データの入
出力を行い、データアクセス情報をジョブ実行履歴ファ
イル3に出力する。
【0042】図4を参照すると、ジョブ管理機能部4
は、ジョブ制御言語を読み込み(ステップS401)、
該ジョブのジョブ生起番号を取得する(ステップS40
2)。ジョブ生起番号の取得後、ジョブ制御文の翻訳を
行い(ステップS403)、ジョブをスケジュールし
(ステップS404)、スケジュールしたジョブの実行
を開始する(ステップS405)。
【0043】より詳細には、ジョブ管理機能部4は、翻
訳されたジョブ制御文を解析し(ステップS451)、
ジョブ制御文が「ジョブ開始文」であるか判定し(ステ
ップS452)、「ジョブ開始文」である場合には、ジ
ョブ開始処理を行い(ステップS455)、主記憶装置
上にジョブ実行制御テーブル1の領域を確保して、ジョ
ブ生起番号、ジョブ認識情報およびジョブ開始日時の設
定を行う(ステップS456)。ジョブ管理機能部4
は、ステップS456終了後、ステップS451に戻り
次のジョブ制御文の解析を行う。
【0044】ジョブ管理機能部4は、ステップS452
においてジョブ制御文が「ジョブ開始文」でないと判定
した場合には、該ジョブ制御文が「ジョブステップ開始
文」であるか判定し(ステップS453)、「ジョブス
テップ開始文」である場合には、ジョブステップの開始
処理を行い(ステップS456)、ジョブ実行制御テー
ブル1のジョブステップ開始日時および起動するプログ
ラム名の設定およびジョブステップ番号の更新を行い
(ステップS458)、ユーザプログラム6を起動する
(ステップS459)。
【0045】ジョブ管理機能部4は、ユーザプログラム
の終了通知を受けると、ジョブステップ終了処理を行い
(ステップS460)、ジョブ実行制御テーブル1のジ
ョブ生起番号、ジョブステップ番号、プログラム名およ
びジョブステップ開始日時を元にしてジョブステップ実
行情報32を作成するとともにジョブステップ終了日時
を設定し(ステップS461)、ジョブステップ実行情
報32をジョブ実行履歴ファイル3に出力する(ステッ
プS462)。ジョブ管理機能部4は、ステップS46
2終了後、ステップS451に戻り次のジョブ制御文の
解析を行う。
【0046】ジョブ管理機能部4は、ステップS453
においてジョブ制御文が「ジョブステップ開始文」でな
いと判定した場合には、該ジョブ制御文が「ジョブ終了
文」であるか判定し(ステップS454)、「ジョブ終
了文」である場合には、ジョブの終了処理を行い(ステ
ップS463)、ジョブ実行制御テーブル1のジョブ生
起番号、ジョブ認識情報およびジョブ開始日時を元にし
てジョブ実行情報31を作成するとともにジョブ終了日
時を設定し(ステップS464)、ジョブ実行情報31
をジョブ実行履歴ファイル3に出力する(ステップS4
65)。ジョブ管理機能部4は、ステップS465終了
後、ジョブ実行制御テーブルの領域を開放する(ステッ
プS466)。
【0047】データ管理機能部5は、ユーザプログラム
6によるデータの入出力要求に応じて、処理日時の取得
を行い(ステップS501)、アクセス種別を判定する
(ステップS502)。アクセス種別が「読み込み」で
あった場合には、2次記憶装置上の共有データからデー
タを読み込む(ステップS503)。アクセス種別が
「書き込み」であった場合には、2次記憶装置上の共有
データにデータを書き込む(ステップS504)。
【0048】次にデータ管理機能部5は、ジョブ実行制
御テーブル1のジョブ生起番号、ジョブステップ番号を
元にしてデータアクセス情報の作成および処理日時とデ
ータアクセス種別の設定を行い(ステップS505)、
ジョブ実行履歴ファイル3にデータアクセス情報33を
出力する(ステップS506)。
【0049】以上により、本発明の第1の実施の形態に
係るジョブ制御文を生成するための情報の収集処理が完
了する。
【0050】本発明の第1の実施の形態は、ジョブ管理
機能部4により、ジョブおよびジョブステップの開始お
よび終了時に、該ジョブおよびジョブステップの実行に
係る情報をジョブ実行情報およびジョブステップ実行情
報としてジョブ実行履歴ファイル3に出力することがで
き、データ管理機能5によりユーザプログラム6の入出
力処理に係る情報をデータアクセス情報としてジョブ実
行履歴ファイル3に出力することができる効果を有して
いる。
【0051】図6を参照すると、本発明の第2の実施の
形態は、プログラム制御により動作する中央処理装置
と、主記憶装置と、2次記憶装置と、および入出力装置
とから構成され、ジョブ制御文を自動的に生成する処理
を行う。
【0052】主記憶装置はジョブ実行履歴情報テーブル
7、ジョブステップ間相関関係テーブル8およびジョブ
ステップネットワーク情報テーブル9を含み、2次記憶
装置はジョブ制御文2およびジョブ実行履歴ファイル3
を含み、入出力装置はジョブの条件を指定する処理条件
指定手段10を含み、中央処理装置はジョブ実行履歴情
報ファイル3から処理条件指定手段10にて指定された
条件に合致するジョブの実行履歴情報を抽出しジョブ実
行履歴情報テーブル7に格納するジョブ実行履歴情報抽
出手段11、ジョブ制御文2とジョブ実行履歴情報テー
ブル7とから各ジョブステップ間の相関関係を解析し、
解析結果をジョブステップ間相関関係テーブル8に出力
するジョブステップ間相関関係解析手段12、ジョブス
テップ間相関関係テーブル8から各ジョブステップの実
行順序関係を解析してジョブステップネットワーク情報
テーブル9に格納するジョブステップネットワーク形成
手段13、およびジョブ制御文2とジョブステップネッ
トワーク情報テーブル9とから並列実行可能となるよう
なジョブ制御文を形成し、ジョブ制御文2’として出力
する並列実行型ジョブ制御文形成手段14を含む。
【0053】図7を参照すると、ジョブ実行履歴情報テ
ーブル7は、ジョブ表エントリ71および実行情報エン
トリ部72を含む。ジョブエントリ表71は、ジョブ毎
のジョブ生起番号、実行情報エントリ部72のジョブ実
行情報へのリンク、先頭のジョブステップ実行情報への
リンクおよび先頭のデータアクセス情報へのリンクを含
み、実行情報エントリ部72は、ジョブ実行情報31、
ジョブステップ実行情報32およびデータアクセス情報
33を含む。
【0054】図8を参照すると、ジョブステップ間相関
関係テーブル8は、ジョブ情報表81、ジョブステップ
情報表82およびデータアクセス情報表83を含む。ジ
ョブ情報表81は、ジョブ生起番号、ジョブステップ情
報表へのリンクおよびデータアクセス情報表へのリンク
を含み、ジョブステップ情報表82は、ジョブステップ
番号、当該ジョブステップ内でのデータアクセス数、当
該ジョブステップ内でのデータアクセスの情報(アクセ
ス種別およびデータアクセス情報表エントリへのリン
ク)を含み、データアクセス情報表83は、当該データ
にアクセスするジョブステップ数および当該データにア
クセスするジョブステップの情報(ジョブステップ番号
およびアクセス種別)を含む。
【0055】図9を参照すると、ジョブステップネット
ワーク情報テーブル9は、ジョブステップネットワーク
情報91を含む。ジョブステップネットワーク情報91
は、ジョブ生起番号、ジョブステップ数、複数のジョブ
ステップエントリを含み、該ジョブステップエントリ
は、ジョブステップ番号、先行ジョブステップ番号、複
数のデータアクセス数およびデータアクセス情報(デー
タアクセス種別および同期アクセス使用フラグ)を含
む。
【0056】次に、本発明の第2の実施の形態の動作に
ついて、図6〜図13を参照して詳細に説明する。
【0057】ジョブ実行履歴情報抽出手段11は、ジョ
ブ実行履歴ファイル3から1レコードを抽出し(ステッ
プS1101)、抽出したレコードが処理条件指定手段
10により指定されたジョブの条件に合致しているかを
ジョブ生起番号・ジョブ認識情報等から判断し(ステッ
プS1102)、合致している場合には当該ジョブがジ
ョブエントリ表に登録されているか判断し(ステップS
1103)、当該ジョブがジョブエントリ表に未登録の
場合には、ジョブ実行履歴情報テーブル7のジョブエン
トリ表71に登録する(ステップS1104)。
【0058】次にジョブ実行履歴情報抽出手段11は、
ステップS1103において当該ジョブがジョブエント
リ表に登録されていると判断した場合には、抽出したレ
コードがどの情報かを判断する(ステップS1105、
ステップS1107、ステップS1109)。抽出レコ
ードが「ジョブ実行情報」である場合には、実行情報エ
ントリ部72にジョブ実行情報31として登録し、「ジ
ョブステップ実行情報」である場合には、ジョブステッ
プ実行情報32として登録し、「データアクセス情報」
である場合には、データアクセス情報33として登録す
る。
【0059】最後にジョブ実行履歴情報抽出手段11
は、全てのレコードを抽出したか判断し(ステップS1
111)、抽出していない場合にはステップS1101
へ戻る。
【0060】続いて、ジョブステップ間相関関係解析手
段12は、ジョブ実行履歴情報テーブル7の実行情報エ
ントリ部72からジョブ実行情報31を取得(ステップ
S1201)し、該ジョブ実行情報31をもとにジョブ
ステップ間相関関係テーブル8へジョブ情報表81を作
成する(ステップS1202)。次にジョブステップ間
相関関係解析手段12は、当該ジョブのすべてのジョブ
ステップ実行情報32を取得し(ステップS120
3)、それらのジョブステップ実行情報32をジョブス
テップ実行番号の順に並べ替えた後、該ジョブステップ
実行情報32をもとにジョブステップ情報表82を作成
する(ステップS1204)。次にジョブステップ間相
関関係解析手段12は、ジョブ実行履歴情報テーブル7
から、当該ジョブのデータアクセス情報33を1エント
リ取得し(ステップS1206)、該データアクセス情
報33のジョブステップ番号とデータアクセス種別とか
らデータアクセス情報表83を作成し、ジョブステップ
情報表82と対応させる(ステップS1206)。
【0061】ジョブステップ間相関関係解析手段12
は、当該ジョブに関するすべてのデータアクセス情報3
3を入力したか判断し(ステップS1207)、未だ入
力していないデータアクセス情報33がある場合にはス
テップS1205へ戻る。また、ジョブステップ間相関
関係解析手段12は、すべてのジョブ実行情報31を入
力したか判断し(ステップS1208)、未だ入力して
いないジョブ実行情報31がある場合には、ステップS
1201へ戻る。
【0062】続いて、ジョブステップネットワーク形成
手段13は、ジョブステップ間相関関係テーブル8から
1つのジョブの各ジョブステップ情報表82を取得し
(ステップS1301)、ジョブステップネットワーク
情報91を作成する(先行ジョブステップ番号は「な
し」とする)(ステップS1302)。次に、当該ジョ
ブステップがデータの入出力を行うか判断し(ステップ
S1303)、入出力を行う場合には、入出力対象のデ
ータを当該ジョブステップよりも先に入出力する(ジョ
ブステップ番号が前の)ジョブステップ(以下、先行ジ
ョブステップとする)のジョブステップ情報表82を取
得する(ステップS1304)。
【0063】次にジョブステップネットワーク形成手段
13は、当該ジョブステップと先行ジョブステップとの
並列実行の可否を判断する。
【0064】まず、ジョブステップネットワーク形成手
段13は、当該ジョブステップのデータアクセスが入力
か判断し(ステップS1307)、入力であると判断し
た場合には、先行ジョブステップが同データに対して出
力を行うか判断し(ステップS1308)、出力しない
と判断した場合には、当該ジョブステップと先行ジョブ
ステップとを並列に実行することができるため、ジョブ
ステップネットワーク情報91内の先行ジョブステップ
番号を更新せずに、ステップS1306へ戻り、次の先
行ジョブステップについて処理を行う。
【0065】ジョブステップネットワーク形成手段13
は、ステップS1308において、先行ジョブステップ
が同データに対して出力を行うと判断した場合には、ア
クセスしているデータに対して、2つ(あるいはそれ以
上)のジョブステップで同期型アクセス機能が使用可能
か判断し(ステップS1309)、使用可能であると判
断した場合には、ジョブステップネットワーク情報91
内の同期型アクセス使用フラグをオンにし(ステップS
1311)、ジョブステップネットワーク情報91内の
先行ジョブステップ番号を更新せずに、ステップS13
06へ戻り、次の先行ジョブステップについて処理を行
う。
【0066】ここで、同期型アクセス機能とは、先行ジ
ョブステップがファイル内の全てのレコードの出力処理
を完了するのを後続のジョブステップが待ち合わせて入
力するというものではなく、先行ジョブステップが1レ
コードを出力した時点で後続のジョブステップが該1レ
コードを入力するという機能である。該同期型アクセス
機能によれば、後続のジョブステップが1レコードを入
力している際に先行ジョブステップが次レコードを出力
することができるので、複数のジョブステップでデータ
を並列にアクセスすることができる。
【0067】ジョブステップネットワーク形成手段13
は、ステップS1309において、同期型アクセス機能
が使用不可能であると判断した場合には、先行ジョブス
テップとの並列実行は不可能であるため、先行ジョブス
テップのジョブステップ番号で、ジョブステップネット
ワーク情報91内の先行ジョブステップ番号を更新し
(ステップS1312)、ステップS1306へ戻り、
次の先行ジョブステップについて処理を行う。
【0068】ジョブステップネットワーク形成手段13
は、ステップS1307において、当該ジョブステップ
のデータアクセスが入力でないと判断した場合には、先
行ジョブステップが同一データに対してアクセスを行っ
ているか判断し(ステップS1310)、アクセスして
いると判断した場合には、先行ジョブステップとの並列
実行は不可能であるため、先行ジョブステップのジョブ
ステップ番号で、ジョブステップネットワーク情報91
内の先行ジョブステップ番号を更新し(ステップS13
12)、ステップS1306へ戻り、次の先行ジョブス
テップについて処理を行う。
【0069】ジョブステップネットワーク形成手段13
は、ステップS1310において、先行ジョブステップ
が同一データに対するアクセスを行っていないと判断し
た場合には、当該ジョブステップと先行ジョブステップ
とを並列に実行することができるため、ジョブステップ
ネットワーク情報91内の先行ジョブステップ番号を更
新せずに、ステップS1306へ戻り、次の先行ジョブ
ステップについて処理を行う。
【0070】ジョブステップネットワーク形成手段13
は、ステップS1306において、当該ジョブステップ
に対して全ての先行ステップとの対比処理が完了したと
判断した場合には、次のデータアクセス情報の処理を行
う。また、ジョブステップネットワーク形成手段13
は、ステップS1305において、当該ジョブステップ
に関する全てのデータアクセス情報の処理が完了した場
合には、当該ジョブステップに関する処理を終了し、次
のジョブステップに対して同様の処理を行う。
【0071】続いて、並列実行型ジョブ制御言語生成手
段14は、ジョブステップネットワーク情報テーブル9
からジョブ毎のジョブステップネットワーク情報91を
取得する(ステップS1401)とともに、当該ジョブ
のジョブ制御文2を読み込む(ステップS1402)。
次に、並列実行型ジョブ制御言語生成手段14は、読み
込んだジョブ制御文から順にジョブステップ制御文を抽
出し(ステップS1403)、当該ジョブステップが並
列実行するようなジョブステップ制御文を生成し(ステ
ップS1404)、ジョブステップネットワーク情報9
1で示される実行位置にジョブステップ制御文を配置す
る(ステップS1405)。当該ジョブステップが同期
型アクセス機能を使用するか判定し(ステップS140
6)、使用するならば、ステップS1405で配置した
ジョブステップ制御文および同一データに対してアクセ
スを行う先行ジョブステップのジョブステップ制御文を
同期型アクセス機能を使用するように更新する(ステッ
プS1407)。次に、並列実行型ジョブ制御言語生成
手段14は、当該ジョブの全ジョブステップ制御文を生
成したか判定し(ステップS1408)、生成した場合
には、生成したジョブ制御文2’を2次記憶装置へ出力
する(ステップS1409)。
【0072】以上により、本発明の第2の実施の形態に
係るジョブ制御文を自動的に生成する処理が完了する。
【0073】本発明の第2の実施の形態は、ジョブ実行
履歴情報抽出手段11により、ジョブ実行履歴ファイル
3から抽出したレコードをジョブ実行情報31、ジョブ
ステップ実行情報32およびデータアクセス情報33に
区分し、これらの情報をもとに、ジョブステップ間相関
関係解析手段12により、ジョブ、ジョブステップおよ
びデータアクセス情報の関係を示すジョブ情報表81、
ジョブステップ情報表82およびデータアクセス情報表
83を作成し、ジョブステップネットワーク形成手段1
3により、ジョブステップ情報表82を参照し、入出力
処理を行うジョブステップと該ジョブステップより先に
実行されなくてはならないジョブステップとの対応関係
を示すジョブステップネットワーク情報91を作成し、
並列実行型ジョブ制御言語生成手段14により、ジョブ
ステップネットワーク情報91に示される順序で、ジョ
ブ制御文2に含まれている複数のジョブステップを並列
実行するように変換し、ジョブ制御文2’を生成するよ
うにしたことにより、あるジョブ内の複数のジョブステ
ップを並列に実行するためのジョブ制御文を自動的に生
成することができることができる効果を有している。
【0074】次に、本発明の第3の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0075】図1を参照すると、本発明の他の実施の形
態は、第1の実施の形態に加えて、ジョブ制御文を生成
するための情報を収集するためのプログラムを記録した
記録媒体15を備える。
【0076】該プログラムは、記録媒体15から中央処
理装置に読み込まれ、該中央処理装置の動作を制御す
る。中央処理装置は、該プログラムの制御により、第1
の実施の形態における中央処理装置による処理、すなわ
ちジョブ管理機能部4、データ管理機能部5およびユー
ザプログラム6と同一の処理を実行する。
【0077】以上により、第3の実施の形態の処理が完
了する。
【0078】次に、本発明の第4の実施の形態について
図面を参照して詳細に説明する。
【0079】図6を参照すると、本発明の他の実施の形
態は、第2の実施の形態に加えて、自動的にジョブ制御
文を生成するためのプログラムを記録した記録媒体16
を備える。
【0080】該プログラムは、記録媒体16から中央処
理装置に読み込まれ、該中央処理装置の動作を制御す
る。中央処理装置は、該プログラムの制御により、第2
の実施の形態における中央処理装置による処理、すなわ
ちジョブ実行履歴情報抽出手段11、ジョブステップ間
相関関係解析手段12、ジョブステップネットワーク形
成手段13および並列実行型ジョブ制御文形成手段14
と同一の処理を実行する。
【0081】以上により、第4の実施の形態の処理が完
了する。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、あるジ
ョブ内の元々逐次実行されていた複数のジョブステップ
を並列に実行するためのジョブ制御文を自動的に生成す
ることができる効果を有している。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1および第3の実施の形態を示すブ
ロック図である。
【図2】本発明の第1および第3の実施の形態における
ジョブ実行制御テーブル1の内容を示す図である。
【図3】本発明の第1および第3の実施の形態における
ジョブ実行履歴ファイル3の内容を示す図である。
【図4】本発明の第1および第3の実施の形態における
ジョブ管理機能部4の処理を示す流れ図である。
【図5】本発明の第1および第3の実施の形態における
データ管理機能部5の処理を示す流れ図である。
【図6】本発明の第2および第4の実施の形態を示すブ
ロック図である。
【図7】本発明の第2および第4の実施の形態における
ジョブ実行履歴情報テーブル7の内容を示す図である。
【図8】本発明の第2および第4の実施の形態における
ジョブステップ間相関関係テーブル8の内容を示す図で
ある。
【図9】本発明の第2および第4の実施の形態における
ジョブステップネットワーク情報テーブル9の内容を示
す図である。
【図10】本発明の第2および第4の実施の形態におけ
るジョブステップ実行情報抽出手段11の処理を示す流
れ図である。
【図11】本発明の第2および第4の実施の形態におけ
るジョブステップ間相関関係解析手段の処理12を示す
流れ図である。
【図12】本発明の第2および第4の実施の形態におけ
るジョブステップネットワーク形成手段13の処理を示
す流れ図である。
【図13】本発明の第2および第4の実施の形態におけ
る並列実行型ジョブ制御文生成手段14の処理を示す流
れ図である。
【符号の説明】
1 ジョブ実行制御テーブル 2 ジョブ制御文 3 ジョブ実行履歴ファイル 4 ジョブ管理機能部 5 データ管理機能部 6 ユーザプログラム 7 ジョブ実行履歴情報テーブル 8 ジョブステップ間相関関係テーブル 9 ジョブステップネットワーク情報テーブル 10 処理条件指定手段 11 ジョブ実行履歴情報抽出手段 12 ジョブステップ間相関関係解析手段 13 ジョブステップネットワーク形成手段 14 並列実行型ジョブ制御文生成手段 15 記録媒体 16 記録媒体 31 ジョブ実行情報 32 ジョブステップ実行情報 33 データアクセス情報 71 ジョブエントリ表 72 実行情報エントリ部 81 ジョブ情報表 82 ジョブステップ情報表 83 データアクセス情報表 91 ジョブステップネットワーク情報

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ジョブ制御文に含まれる複数のジョブス
    テップ制御文について、並列に実行できるジョブステッ
    プ制御文と逐次に実行しなければならないジョブステッ
    プ制御文とを決定するジョブステップネットワーク形成
    手段と、 前記ジョブステップネットワーク形成手段による決定に
    したがって前記ジョブ制御文を構成する複数の前記ジョ
    ブステップ制御文の配列を再構成し、新たなジョブ制御
    文を生成する並列実行型ジョブ制御言語生成手段とを備
    えたことを特徴とする複数のジョブステップを並列に実
    行するジョブ制御文生成装置。
  2. 【請求項2】 ジョブ実行履歴ファイルに記録されてい
    るジョブおよびジョブステップの実行履歴情報と該ジョ
    ブステップによるデータアクセス情報とを抽出するジョ
    ブ実行履歴情報抽出手段と、 前記ジョブ実行履歴情報抽出手段が抽出したジョブおよ
    びジョブステップの実行履歴情報と該ジョブステップに
    よるデータアクセス情報とに基づいて、ジョブステップ
    間の相関関係を検出するジョブステップ間相関関係解析
    手段と、 前記ジョブステップ間相関関係解析手段が検出したジョ
    ブステップ間の相関関係に基づいて、ジョブ制御文に含
    まれる複数のジョブステップ制御文について、並列に実
    行できるジョブステップ制御文と逐次に実行しなければ
    ならないジョブステップ制御文とを決定するジョブステ
    ップネットワーク形成手段と、 前記ジョブステップネットワーク形成手段による決定に
    したがって前記ジョブ制御文を構成する複数の前記ジョ
    ブステップ制御文の配列を再構成し、新たなジョブ制御
    文を生成する並列実行型ジョブ制御言語生成手段とを備
    えたことを特徴とする複数のジョブステップを並列に実
    行するジョブ制御文生成装置。
  3. 【請求項3】 ジョブの開始および終了時に該ジョブの
    実行情報を採取し、ジョブステップの開始および終了時
    に該ジョブステップの実行情報を採取してジョブ実行履
    歴ファイルに出力するジョブ管理機能部と、 前記ジョブステップにおいて実行されるユーザプログラ
    ムのデータアクセスに係る情報を前記ジョブ実行履歴フ
    ァイルに出力するデータ管理機能部と、 前記ジョブ実行履歴ファイルに記録されているジョブお
    よびジョブステップの実行履歴情報と該ジョブステップ
    によるデータアクセス情報とを抽出するジョブ実行履歴
    情報抽出手段と、 前記ジョブ実行履歴情報抽出手段が抽出したジョブおよ
    びジョブステップの実行履歴情報と該ジョブステップに
    よるデータアクセス情報とに基づいて、ジョブステップ
    間の相関関係を検出するジョブステップ間相関関係解析
    手段と、 前記ジョブステップ間相関関係解析手段が検出したジョ
    ブステップ間の相関関係に基づいて、ジョブ制御文に含
    まれる複数のジョブステップ制御文について、並列に実
    行できるジョブステップ制御文と逐次に実行しなければ
    ならないジョブステップ制御文とを決定するジョブステ
    ップネットワーク形成手段と、 前記ジョブステップネットワーク形成手段による決定に
    したがって前記ジョブ制御文を構成する複数の前記ジョ
    ブステップ制御文の配列を再構成し、新たなジョブ制御
    文を生成する並列実行型ジョブ制御言語生成手段とを備
    えたことを特徴とする複数のジョブステップを並列に実
    行するジョブ制御文生成装置。
  4. 【請求項4】 前記ジョブステップネットワーク形成手
    段が、 前記ジョブステップ制御文のそれぞれについて、該ジョ
    ブステップ制御文に係るジョブステップがデータのアク
    セスを行わない場合には、該ジョブステップ制御文を並
    列に実行できると決定することを特徴とする請求項1〜
    3のいずれかに記載の複数のジョブステップを並列に実
    行するジョブ制御文生成装置。
  5. 【請求項5】 前記ジョブステップネットワーク形成手
    段が、さらに、 前記ジョブステップ制御文のそれぞれについて、該ジョ
    ブステップ制御文に係るジョブステップがデータのアク
    セスを行うが、該データを該ジョブステップに先行して
    アクセスする他のジョブステップがない場合には、該ジ
    ョブステップ制御文を並列に実行できると決定すること
    を特徴とする請求項4記載の複数のジョブステップを並
    列に実行するジョブ制御文生成装置。
  6. 【請求項6】 前記ジョブステップネットワーク形成手
    段が、さらに、 前記ジョブステップ制御文のそれぞれについて、該ジョ
    ブステップ制御文に係るジョブステップがデータの入力
    を行い、該データを該ジョブステップに先行してアクセ
    スする他のジョブステップが該データの入力を行う場合
    には、該ジョブステップ制御文を並列に実行できると決
    定することを特徴とする請求項5記載の複数のジョブス
    テップを並列に実行するジョブ制御文生成装置。
  7. 【請求項7】 前記ジョブステップネットワーク形成手
    段が、さらに、 前記ジョブステップ制御文のそれぞれについて、該ジョ
    ブステップ制御文に係るジョブステップがデータの出力
    を行い、該データを該ジョブステップに先行してアクセ
    スする他のジョブステップがある場合には、該ジョブス
    テップ制御文を逐次に実行しなければならないと決定す
    ることを特徴とする請求項6記載の複数のジョブステッ
    プを並列に実行するジョブ制御文生成装置。
  8. 【請求項8】 前記ジョブステップネットワーク形成手
    段が、さらに、 前記ジョブステップ制御文のそれぞれについて、該ジョ
    ブステップ制御文に係るジョブステップがデータの入力
    を行い、該データを該ジョブステップに先行してアクセ
    スする他のジョブステップが該データの出力を行う場合
    において、該データを同期的にアクセスできる場合には
    該ジョブステップ制御文を並列に実行できると決定し、
    該データを同期的にアクセスできない場合には該ジョブ
    ステップ制御文を逐次に実行しなければならないと決定
    することを特徴とする請求項7記載の複数のジョブステ
    ップを並列に実行するジョブ制御文生成装置。
  9. 【請求項9】 ジョブ制御文に含まれる複数のジョブス
    テップ制御文について、並列に実行できるジョブステッ
    プ制御文と逐次に実行しなければならないジョブステッ
    プ制御文とを決定する第5の手順と、 前記第5の手順における決定にしたがって前記ジョブ制
    御文を構成する複数の前記ジョブステップ制御文の配列
    を再構成し、新たなジョブ制御文を生成する第6の手順
    とを含むことを特徴とする複数のジョブステップを並列
    に実行するジョブ制御文生成方法。
  10. 【請求項10】 ジョブ実行履歴ファイルに記録されて
    いるジョブおよびジョブステップの実行履歴情報と該ジ
    ョブステップによるデータアクセス情報とを抽出する第
    3の手順と、 前記第3の手順において抽出したジョブおよびジョブス
    テップの実行履歴情報と該ジョブステップによるデータ
    アクセス情報とに基づいて、ジョブステップ間の相関関
    係を検出する第4の手順と、 前記第4の手順において検出したジョブステップ間の相
    関関係に基づいて、ジョブ制御文に含まれる複数のジョ
    ブステップ制御文について、並列に実行できるジョブス
    テップ制御文と逐次に実行しなければならないジョブス
    テップ制御文とを決定する第5の手順と、 前記第5の手順における決定にしたがって前記ジョブ制
    御文を構成する複数の前記ジョブステップ制御文の配列
    を再構成し、新たなジョブ制御文を生成する第6の手順
    とを含むことを特徴とする複数のジョブステップを並列
    に実行するジョブ制御文生成方法。
  11. 【請求項11】 ジョブの開始および終了時に該ジョブ
    の実行情報を採取し、ジョブステップの開始および終了
    時に該ジョブステップの実行情報を採取してジョブ実行
    履歴ファイルに出力する第1の手順と、 前記ジョブステップにおいて実行されるユーザプログラ
    ムのデータアクセスに係る情報を前記ジョブ実行履歴フ
    ァイルに出力する第2の手順と、 前記ジョブ実行履歴ファイルに記録されているジョブお
    よびジョブステップの実行履歴情報と該ジョブステップ
    によるデータアクセス情報とを抽出する第3の手順と、 前記第3の手順において抽出したジョブおよびジョブス
    テップの実行履歴情報と該ジョブステップによるデータ
    アクセス情報とに基づいて、ジョブステップ間の相関関
    係を検出する第4の手順と、 前記第4の手順において検出したジョブステップ間の相
    関関係に基づいて、ジョブ制御文に含まれる複数のジョ
    ブステップ制御文について、並列に実行できるジョブス
    テップ制御文と逐次に実行しなければならないジョブス
    テップ制御文とを決定する第5の手順と、 前記第5の手順における決定にしたがって前記ジョブ制
    御文を構成する複数の前記ジョブステップ制御文の配列
    を再構成し、新たなジョブ制御文を生成する第6の手順
    とを含むことを特徴とする複数のジョブステップを並列
    に実行するジョブ制御文生成方法。
  12. 【請求項12】 前記第5の手順が、前記ジョブステッ
    プ制御文のそれぞれについて、該ジョブステップ制御文
    に係るジョブステップがデータのアクセスを行わない場
    合には、該ジョブステップ制御文を並列に実行できると
    決定することを特徴とする請求項9〜11のいずれかに
    記載の複数のジョブステップを並列に実行するジョブ制
    御文生成方法。
  13. 【請求項13】 前記第5の手順が、さらに、前記ジョ
    ブステップ制御文のそれぞれについて、該ジョブステッ
    プ制御文に係るジョブステップがデータのアクセスを行
    うが、該データを該ジョブステップに先行してアクセス
    する他のジョブステップがない場合には、該ジョブステ
    ップ制御文を並列に実行できると決定することを特徴と
    する請求項12記載の複数のジョブステップを並列に実
    行するジョブ制御文生成方法。
  14. 【請求項14】 前記第5の手順が、さらに、前記ジョ
    ブステップ制御文のそれぞれについて、該ジョブステッ
    プ制御文に係るジョブステップがデータの入力を行い、
    該データを該ジョブステップに先行してアクセスする他
    のジョブステップが該データの入力を行う場合には、該
    ジョブステップ制御文を並列に実行できると決定するこ
    とを特徴とする請求項13記載の複数のジョブステップ
    を並列に実行するジョブ制御文生成方法。
  15. 【請求項15】 前記第5の手順が、さらに、前記ジョ
    ブステップ制御文のそれぞれについて、該ジョブステッ
    プ制御文に係るジョブステップがデータの出力を行い、
    該データを該ジョブステップに先行してアクセスする他
    のジョブステップがある場合には、該ジョブステップ制
    御文を逐次に実行しなければならないと決定することを
    特徴とする請求項14記載の複数のジョブステップを並
    列に実行するジョブ制御文生成方法。
  16. 【請求項16】 前記第5の手順が、さらに、前記ジョ
    ブステップ制御文のそれぞれについて、該ジョブステッ
    プ制御文に係るジョブステップがデータの入力を行い、
    該データを該ジョブステップに先行してアクセスする他
    のジョブステップが該データの出力を行う場合におい
    て、該データを同期的にアクセスできる場合には該ジョ
    ブステップ制御文を並列に実行できると決定し、該デー
    タを同期的にアクセスできない場合には該ジョブステッ
    プ制御文を逐次に実行しなければならないと決定するこ
    とを特徴とする請求項15記載の複数のジョブステップ
    を並列に実行するジョブ制御文生成方法。
  17. 【請求項17】 ジョブ制御文に含まれる複数のジョブ
    ステップ制御文について、並列に実行できるジョブステ
    ップ制御文と逐次に実行しなければならないジョブステ
    ップ制御文とを決定する第5の処理と、 前記第5の処理における決定にしたがって前記ジョブ制
    御文を構成する複数の前記ジョブステップ制御文の配列
    を再構成し、新たなジョブ制御文を生成する第6の処理
    とをコンピュータに行わせるためのプログラムを記録し
    たことを特徴とする記録媒体。
  18. 【請求項18】 ジョブ実行履歴ファイルに記録されて
    いるジョブおよびジョブステップの実行履歴情報と該ジ
    ョブステップによるデータアクセス情報とを抽出する第
    3の処理と、 前記第3の処理において抽出したジョブおよびジョブス
    テップの実行履歴情報と該ジョブステップによるデータ
    アクセス情報とに基づいて、ジョブステップ間の相関関
    係を検出する第4の処理と、 前記第4の処理において検出したジョブステップ間の相
    関関係に基づいて、ジョブ制御文に含まれる複数のジョ
    ブステップ制御文について、並列に実行できるジョブス
    テップ制御文と逐次に実行しなければならないジョブス
    テップ制御文とを決定する第5の処理と、 前記第5の処理における決定にしたがって前記ジョブ制
    御文を構成する複数の前記ジョブステップ制御文の配列
    を再構成し、新たなジョブ制御文を生成する第6の処理
    とをコンピュータに行わせるためのプログラムを記録し
    たことを特徴とする記録媒体。
  19. 【請求項19】 ジョブの開始および終了時に該ジョブ
    の実行情報を採取し、ジョブステップの開始および終了
    時に該ジョブステップの実行情報を採取してジョブ実行
    履歴ファイルに出力する第1の処理と、 前記ジョブステップにおいて実行されるユーザプログラ
    ムのデータアクセスに係る情報を前記ジョブ実行履歴フ
    ァイルに出力する第2の処理と、 前記ジョブ実行履歴ファイルに記録されているジョブお
    よびジョブステップの実行履歴情報と該ジョブステップ
    によるデータアクセス情報とを抽出する第3の処理と、 前記第3の処理において抽出したジョブおよびジョブス
    テップの実行履歴情報と該ジョブステップによるデータ
    アクセス情報とに基づいて、ジョブステップ間の相関関
    係を検出する第4の処理と、 前記第4の処理において検出したジョブステップ間の相
    関関係に基づいて、ジョブ制御文に含まれる複数のジョ
    ブステップ制御文について、並列に実行できるジョブス
    テップ制御文と逐次に実行しなければならないジョブス
    テップ制御文とを決定する第5の処理と、 前記第5の処理における決定にしたがって前記ジョブ制
    御文を構成する複数の前記ジョブステップ制御文の配列
    を再構成し、新たなジョブ制御文を生成する第6の処理
    とをコンピュータに行わせるためのプログラムを記録し
    たことを特徴とする記録媒体。
  20. 【請求項20】 前記第5の処理が、前記ジョブステッ
    プ制御文のそれぞれについて、該ジョブステップ制御文
    に係るジョブステップがデータのアクセスを行わない場
    合には、該ジョブステップ制御文を並列に実行できると
    決定することを特徴とする請求項17〜19のいずれか
    に記載の記録媒体。
  21. 【請求項21】 前記第5の処理が、さらに、前記ジョ
    ブステップ制御文のそれぞれについて、該ジョブステッ
    プ制御文に係るジョブステップがデータのアクセスを行
    うが、該データを該ジョブステップに先行してアクセス
    する他のジョブステップがない場合には、該ジョブステ
    ップ制御文を並列に実行できると決定することを特徴と
    する請求項20記載の記録媒体。
  22. 【請求項22】 前記第5の処理が、さらに、前記ジョ
    ブステップ制御文のそれぞれについて、該ジョブステッ
    プ制御文に係るジョブステップがデータの入力を行い、
    該データを該ジョブステップに先行してアクセスする他
    のジョブステップが該データの入力を行う場合には、該
    ジョブステップ制御文を並列に実行できると決定するこ
    とを特徴とする請求項21記載の記録媒体。
  23. 【請求項23】 前記第5の処理が、さらに、前記ジョ
    ブステップ制御文のそれぞれについて、該ジョブステッ
    プ制御文に係るジョブステップがデータの出力を行い、
    該データを該ジョブステップに先行してアクセスする他
    のジョブステップがある場合には、該ジョブステップ制
    御文を逐次に実行しなければならないと決定することを
    特徴とする請求項22記載の記録媒体。
  24. 【請求項24】 前記第5の処理が、さらに、前記ジョ
    ブステップ制御文のそれぞれについて、該ジョブステッ
    プ制御文に係るジョブステップがデータの入力を行い、
    該データを該ジョブステップに先行してアクセスする他
    のジョブステップが該データの出力を行う場合におい
    て、該データを同期的にアクセスできる場合には該ジョ
    ブステップ制御文を並列に実行できると決定し、該デー
    タを同期的にアクセスできない場合には該ジョブステッ
    プ制御文を逐次に実行しなければならないと決定するこ
    とを特徴とする請求項23記載の記録媒体。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009230584A (ja) * 2008-03-24 2009-10-08 Nomura Research Institute Ltd ジョブ処理システムおよびジョブ管理方法
JP5172009B2 (ja) * 2009-03-31 2013-03-27 三菱電機株式会社 実行順序決定装置
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US8645713B2 (en) 2011-03-22 2014-02-04 Fujitsu Limited Encrypting method, recording medium of encrypting program, decrypting method, and recording medium of decrypting program
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JP2016085546A (ja) * 2014-10-24 2016-05-19 株式会社野村総合研究所 データフローの自動並列化システム

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