JPH1020769A - 点字生成装置 - Google Patents

点字生成装置

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JPH1020769A
JPH1020769A JP19576996A JP19576996A JPH1020769A JP H1020769 A JPH1020769 A JP H1020769A JP 19576996 A JP19576996 A JP 19576996A JP 19576996 A JP19576996 A JP 19576996A JP H1020769 A JPH1020769 A JP H1020769A
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braille
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JP19576996A
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Inventor
Hiroshi Yano
博司 矢野
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、不慣れな視覚障害者や熟練の視覚
障害者であっても、その点字操作者に応じた操作速度で
入出力操作できるようにした点字速度可変機能を有する
点字生成装置の提供を目的とする。 【解決手段】この発明は、点字の生成情報に基づいて点
字の凹凸パターンを生成する点字生成手段と、この点字
生成手段の生成時間間隔を変更する変更手段を備えたこ
とを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、自動預金支払
機、自動支払機、自動券売機、自動精算機、情報検索機
等の各種装置の接客パネルに装備されるような点字生成
装置に関し、さらに詳しくは視覚障害者の操作性能およ
び操作信頼性の高い点字生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、視覚障害者の入出力操作を可能
にした入出力装置、例えば自動預金支払機(ATM)や
自動券売機等に適用した場合、操作面に点字を出力する
触覚ディスプレイを用い、この触覚ディスプレイで出力
された電子情報を入手し、また取引情報を点字入力して
取引利用している。
【0003】しかし、この種の点字の入出力操作は点字
毎の処理速度が一定のため、点字出力内容を十分に理解
できなかったり、既知のため遅く感じたり、また入力操
作も同様に個人差が大きいため、点字の読取り速度や入
力操作速度が視覚障害者毎に大きく異なって視覚障害者
に応じた満足のいく取引操作ができなかった。
【0004】また、音声を利用した入出力操作もが考え
られるが、ATM等の利用機種によっては、暗証番号や
金額情報等の人に聞かれたくない内容が報知されること
になり、また周辺環境が騒がしいときは聞き難くなる不
具合が生じて普及に至っていないのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、不
慣れな視覚障害者や熟練の視覚障害者であっても、その
点字操作者に応じた操作速度で入出力操作できるように
した点字速度可変機能を有する点字生成装置の提供を目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
点字の生成情報に基づいて点字の凹凸パターンを生成す
る点字生成手段と、この点字生成手段の生成時間間隔を
変更する変更手段を備えたことを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、記憶手段が記憶す
るグループ毎の文字列情報に基づいて点字の凹凸パター
ンを生成する点字生成手段と、この点字生成手段が生成
する点字のグループ毎の文字列情報を選択する選択手段
を備えたことを特徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、点字の生成情報に
基づいて点字の凹凸パターンを生成する点字生成手段
と、点字操作面に接する点字利用者の指の接触位置を検
知する検知手段と、この検知手段が検知した指の接触位
置に、上記点字生成手段の点字を生成する点字位置変更
手段を備えたことを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、点字操作面上の点
字生成領域を基準の点字生成領域より広く設定した点字
生成手段を備えたことを特徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、手書き文字を入力
する手書き文字入力手段と、点字の凹凸パターンを生成
する点字生成手段と、上記手書き文字入力手段により入
力された手書き文字を上記点字生成手段で点字に生成す
ることを特徴とする。
【0011】
【作用】この発明によれば、点字の生成情報に基づいて
点字の凹凸パターンを生成する点字生成手段の生成時間
間隔を変更手段が変更する。
【0012】また、点字生成手段が生成する点字のグル
ープ毎の文字列情報を選択手段が選択する。
【0013】さらに、点字操作面に点字利用者の指が接
すると、その接触位置を検知手段が検知し、これに基づ
いて点字位置変更手段が指の接触位置に点字生成手段に
より点字を生成する。
【0014】また、基準の点字生成領域より広い領域を
持つ点字操作面上で点字生成手段が指定された位置に点
字を生成する。
【0015】さらに、手書き文字入力手段により入力さ
れた手書き文字を、点字の凹凸パターンを生成する点字
生成手段により点字に生成する。
【0016】
【発明の効果】この結果、点字操作面上で順次生成する
点字の生成時間間隔を変更できるため、点字の理解速度
や操作速度が異なる各視覚障害者に応じた点字生成速度
に変更することができる。このため、全ての視覚障害者
の操作能力に応じた能率の良い接客対応ができる。ま
た、「いらっしゃいませ」、「駅名」、「金額」等のグ
ループ毎の文字列情報で取扱えるように構成すれば、一
文字ずつ指定操作する必要がなくなり、読取り効率も向
上する。
【0017】さらに、視覚障害者が点字操作面に接して
点字利用する時、その指の接した位置に点字を生成すれ
ば、視覚障害者は点字操作面への接触と同時に点字を読
取ることができ、点字位置を探す必要がなく、能率の良
い点字利用が図れ、また点字操作面を広域に設定すれ
ば、視覚障害者が接触利用した任意の位置で直ちに対応
がとれ、視覚障害者との接客対応性に優れた操作面とな
り、さらにグループ毎に一括表現する文字列情報の生成
にも適している。
【0018】さらに、手書きした文字を点字に変換でき
るようにすれば、視覚障害者は文字や数字等の様々な情
報を入力操作できるため、健常者と同等の豊富な情報を
容易に得ることができ、視覚障害者に適した点字生成装
置として各種の自動取引機等に広く適用することができ
る。
【0019】
【実施例】この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳
述する。 [第1実施例]図1はATMに接続利用されるような視
覚障害者用の入出力装置11を示し、この視覚障害者用
の入出力装置11は縦横に配列した多数のドットピン1
2…を出没させて点字の凹凸パターンを生成する触覚デ
ィスプレイ13と、その点字生成毎の生成時間間隔を速
める加速調整キー14および生成時間間隔を遅くする減
速調整キー15とを備えて構成し、利用時には同装置1
1の操作面上に視覚障害者が指先16で触れて読取り操
作し、また読取り速度を変更する場合には調整キー1
4,15で点字の生成時間間隔を加減あるいは減速調整
して点字の出力速度を切換え、視覚障害者の読取りに適
した生成速度に調整する。
【0020】図2は視覚障害者用入出力装置11の制御
回路ブロック図を示し、CPU21はROM22に格納
されたプログラムに沿ってキーマトリックス23、触覚
ディスプレイ13、調整キー14,15、タイマ24、
バッテリ25、通信装置26の各回路装置を制御し、そ
の制御データをRAM27で読出し可能に記憶する。
【0021】キーマトリックス23は、キーマトリック
ス機能により点字出力速度の変更を許容し、またタイマ
24は加速調整キー14および減速調整キー15の調整
時間を計時すると共に、点字に変換した点字データの出
力タイミングを規定する。
【0022】通信装置26は、外部の他の通信装置28
を介して他の入出力装置29のCPU30と通信接続
し、この他のCPU30と送受信して点字に変換すべき
文字データを受信する。
【0023】また、CPU21は点字の凹凸パターンを
出力制御する際、触覚ディスプレイ13のドットピン1
2…上に指先16を軽く押圧保持させた状態でドットピ
ン12…を自動的に出没させて凹凸パターンを切換える
ことにより、視覚障害者はその指先16の感触からCP
U21が指令する点字の凹凸パターンを連続的に読取
る。
【0024】またこのとき、CPU21は点字の凹凸パ
ターンを生成する触覚ディスプレイ13の生成時間間隔
を加速あるいは減速できるため、不慣れな視覚障害者は
生成時間間隔を遅くして確実に読取れるように設定変更
でき、慣れた視覚障害者は生成時間間隔を速めて短時間
に読取ることができる。このように点字の理解速度が異
なる各視覚障害者に応じた点字生成速度に変更できるた
め、全ての視覚障害者の操作能力に適した能率の良い接
客対応ができる。
【0025】このように構成された視覚障害者用入出力
装置11の処理動作を図3のフローチャートを参照して
説明する。今、この入出力装置11の取扱いに慣れた視
覚障害者が点字生成速度を速める場合、加速調整キー1
4を押下する(ステップn1 〜n2 )。
【0026】この加速調整キー14の押下に基づいてC
PU21は点字の生成時間間隔を短くするようにタイマ
設定し(ステップn3 )、一方、CPU21は接続対応
する他の入出力装置29から表示文字コード等の点字デ
ータを取込み(ステップn4 〜n6 )、この取込んだ点
字データを、CPU21は調整された速い設定速度で点
字出力し、これを慣れた視覚障害者が短時間で能率よく
読取る(ステップn7 〜n8 )。
【0027】これに対し、不慣れな視覚障害者が点字生
成速度を遅くする場合は、減速調整キー15を押下し
(ステップn9 )、この減速調整キー15の押下に基づ
いてCPU21は点字の生成時間間隔を長くするように
タイマ設定し(ステップn10)、設定後は、調整された
比較的緩やかな設定速度で表示文字を点字出力して視覚
障害者に読取らせる(ステップn11〜n12)。
【0028】[第2実施例]図4はこの発明の他の視覚
障害者用の入出力装置41を示し、この視覚障害者用の
入出力装置41は縦横に配列した多数のドットピン42
…を出没させて点字の凹凸パターンを生成する触覚ディ
スプレイ43と、その点字生成毎の生成時間間隔を速め
る加速調整キー44および生成時間間隔を遅くする減速
調整キー45と、上下左右のエリア移動方向を指定する
カーソルキー46とを備えている。
【0029】ここに用いられる触覚ディスプレイ43は
複数の文字を組合わせた「いらっしゃいませ」等の文字
列データを一括して点字出力許容する広域の点字操作面
を有している。これにより、一括してグループ単位毎に
表現する文字列データを視覚障害者に効率よく知らせ
て、視覚障害者の読取り速度や読取り能率の向上を図
り、また加速調整キー44で点字の生成時間間隔を速め
たり、減速調整キー45で遅くして点字の読取り速度を
変更することができる。また、縦横のエリア移動方向を
指定するカーソルキー46の押下時間に基づいてX軸、
Y軸の座標位置を特定し、その座標位置の文字列データ
を点字出力させる。
【0030】図5は触覚ディスプレイ43を操作利用し
た時の指位置の検知説明図を示し、これは多数のドット
ピン42…を横書きの一括表現の文章に適した横長に配
列し、またこの横長方向に沿って発光ダイオードとフォ
トセンサとからなる指位置検知センサ47を配設して、
触覚ディスプレイ43を接触利用した視覚障害者の指先
48を光電検知する指先検知機能を備えている。
【0031】この指先48を検知することに基づいて、
その指先の接した位置に点字を生成する。これにより、
視覚障害者が触覚ディスプレイ43に接触すると同時
に、その接触位置で点字の読取りを開始でき、点字位置
を探さずに直ちに操作利用できる視覚障害者との接客対
応性に優れた操作面となる。
【0032】また、触覚ディスプレイ43を広域面積で
接触対応するように広く設定すれば、視覚障害者が接触
利用する任意の位置で直ちに対応がとれ、また伝達情報
を複数文字の集合体で一括表現する文字列データの生成
にも適している。
【0033】図6は視覚障害者用の入出力装置41に接
続利用されるATMの接客表示画面61の一例を示し、
この接客表示画面61で表示案内される文字列データが
入出力装置41に要請されて順次送信され、また送信さ
れた文字列データは入出力装置41で点字に変換されて
視覚障害者に読取り利用される。例えば、ATMの接客
表示画面61には「いらっしゃいませ」「○×銀行で
す」「支払い」「預金」「残高照会」「振込み」の6エ
リアの各文字列データ62…を表示案内しており、この
接客表示画面61の中から指定されたポインタ位置の指
定文字列データ63が呼出されて入出力装置41に出力
される。
【0034】図7は視覚障害者用の入出力装置41の制
御回路ブロック図を示し、CPU71はROM72に格
納されたプログラムに沿ってキーマトリックス73、触
覚ディスプレイ43、タイマ74、バッテリ75、調整
キー44,45、カーソルキー46、指位置検知センサ
47、通信装置76の各回路装置を制御し、その制御デ
ータをRAM77で読出し可能に記憶する。
【0035】キーマトリックス73は、キーマトリック
ス機能により点字出力速度の変更を許容し、またタイマ
74は加速調整キー44および減速調整キー45の調整
時間を計時すると共に、点字に変換した点字データの出
力タイミングを規定する。
【0036】通信装置76は、ATM78の通信装置7
9を介してATMのCPU80と通信接続し、このCP
U80と送受信して点字に変換すべき文字列データを受
信する。
【0037】次に、ATM78で取扱う文字列データの
送受信処理動作を図8のフローチャートを参照して説明
する。ATM78側は、複数の文字を集合化した文字列
データ毎の座標をCPU80が設定してデータ管理して
いる(ステップn21)。
【0038】これは、文字列データ毎のグループエリア
の設定処理と、そのグループエリアとポインタ位置との
重なりを検出するものであって、通常、複数文字の集合
体で文章として意味をなすため意味毎にグループ化し、
そのグループ毎にCPU80がエリアを設定している
(ステップn22〜n23)。
【0039】そして、データ要請時に指定されたポイン
タ位置がエリア内にある場合、そのエリアに割当てられ
ているグループの複数の文字コードを出力する(ステッ
プn24〜n26)。
【0040】このように構成された視覚障害者用の入出
力装置41の処理動作を図9のフローチャートを参照し
て説明する。今、この入出力装置41のカーソルキー4
6が押下されると、その押下方向および押下時間から指
定された文字列データの座標位置が求められ(ステップ
n31〜n33)、これをATM78に送信すると、ATM
側にあっては座標上に文字を展開しておき、この展開し
た座標上に文字があるか否かを判定し、文字があれば、
その文字列データを入出力装置41に返信する(ステッ
プn34〜n35)。
【0041】返信された文字列データをCPU71がデ
ータチェックしながら点字列データに変換して、視覚障
害者の指先が接している指の位置に点字出力する(ステ
ップn36〜n43)。
【0042】また、視覚障害者が加速調整キー44また
は減速調整キー45を操作した場合は、その視覚障害者
が要請する点字出力速度で点字出力させる(ステップn
44〜n45)。
【0043】[第3実施例]図10および図11はこの
発明の他の視覚障害者用の入出力装置101を示し、こ
の視覚障害者用の入出力装置101は縦横に配列した多
数のドットピン102…を出没させて点字の凹凸パター
ンを生成する触覚ディスプレイ103と、その点字生成
毎の生成時間間隔を速める加速調整キー104および生
成時間間隔を遅くする減速調整キー105と、上下左右
のエリア移動方向を指で指定操作するトラックボール1
06と、視覚障害者の情報を手書き入力許容するデジタ
イザ107とを備えている。
【0044】図12はトラックボール106のエリア移
動方向の検知説明図を示し、このトラックボール106
は同位置で任意の方向に回転自由に保持されており、こ
のトラックボール106を回転させることにより、X軸
方向パルス検出器108とY軸方向パルス検出器109
の検知データから特定方向のエリアを指定する。
【0045】またこの場合、触覚ディスプレイ103の
位置に人指し指や中指を対応させたとき、トラックボー
ル106の位置に親指を対応させて、そのままの対応状
態で点字操作できるように配置構成している。
【0046】図13はデジタイザ107を示し、スペー
ス110を挟んで対設した両抵抗シート111,112
に電圧をかけ、ここに手書き入力された文字や数字の押
下入力位置の接点113での抵抗分圧比をX座標検出器
114とY座標検出器115を介して手書きされた文字
を検出する。
【0047】図14は視覚障害者用の入出力装置101
の制御回路ブロック図を示し、CPU141はROM1
42に格納されたプログラムに沿ってキーマトリックス
143、触覚ディスプレイ103、タイマ144、バッ
テリ145、指位置検知センサ146、調整キー10
4,105、トラックボール106、デジタイザ10
7、通信装置147の各回路装置を制御し、その制御デ
ータをRAM148で読出し可能に記憶する。
【0048】キーマトリックス143は、文字データを
点字データに変換して触覚ディスプレイ103に出力
し、タイマ144は加速調整キー104および減速調整
キー105の調整時間を計時し、指位置検知センサ14
6は触覚ディスプレイ103を接触利用した視覚障害者
の指先の位置を検知する。
【0049】通信装置147は、外部の他の通信装置1
49を介して他の入出力装置150のCPU151と通
信接続し、この他のCPU151と送受信して点字に変
換すべき文字データを受信する。
【0050】また、CPU141は点字の凹凸パターン
を出力制御する際、デジタイザ107を用いて手書き入
力された文字を点字に変換して触覚ディスプレイ103
に出力可能に設けている。このため、視覚障害者は文字
や数字等の様々な情報を入力操作できるため、健常者と
同等の豊富な情報を容易に得ることができる。
【0051】このように構成された視覚障害者用の入出
力装置101の処理動作を図15および図16のフロー
チャートを参照して説明する。この入出力装置101の
トラックボール106が回転操作されると、その操作方
向および回転操作量から指定された文字データの座標位
置が求められ(ステップn51〜n53)、これを他の入出
力装置150に送信すると、この装置150側にあって
は座標上に文字を展開しておき、この展開した座標上に
文字があるか否かを判定し、文字があれば、その文字列
データを入出力装置101に返信する(ステップn54〜
n55)。
【0052】また、このとき視覚障害者がデジタイザ1
07を用いて入力データを手書き入力すると、この手書
き入力されたデータを他の入出力装置150に送信し、
この送信データに応じたデータ処理を施した後、再び入
出力装置101に返信する(ステップn56〜n58)。
【0053】返信された文字データをCPU141がデ
ータチェックしながら点字データに変換して、視覚障害
者の指先が接している指の位置に点字出力する(ステッ
プn59〜n66)。
【0054】また、視覚障害者が加速調整キー104ま
たは減速調整キー105を操作した場合は、その視覚障
害者が要請する点字出力速度で点字出力させる(ステッ
プn67〜n68)。
【0055】[第4実施例]図17はこの発明の他の視
覚障害者用の入出力装置171を示し、この視覚障害者
用の入出力装置171は縦横に配列した多数のドットピ
ン172…を出没させて点字の凹凸パターンを生成する
触覚ディスプレイ173と、その点字生成毎の生成時間
間隔を速める加速調整キー174および生成時間間隔を
遅くする減速調整キー175と、上下左右のエリア移動
方向を指で指定操作するトラックボール176と、視覚
障害者の情報を手書き入力許容するデジタイザ177
と、スピーカ178とを備えている。
【0056】この場合は、スピーカ178を備えること
により、補助的に音声案内したり、音色、音量を可変調
整して視覚障害者の点字操作に適した出力案内を促すこ
とができる。
【0057】上述のように、点字操作面上で順次生成す
る点字の生成時間間隔を変更できるため、点字の理解速
度や操作速度が異なる各視覚障害者に応じた点字生成速
度に変更することができる。このため、全ての視覚障害
者の操作能力に応じた能率の良い接客対応ができる。ま
た、「いらっしゃいませ」等のグループ毎の文字列デー
タで取扱えるため、一文字ずつ指定操作する必要がなく
なり、読取り効率が向上する。
【0058】さらに、視覚障害者が触覚ディスプレイに
接して点字利用する時、その指の接した位置に点字を生
成することができるため、視覚障害者は触覚ディスプレ
イへの接触と同時に点字を読取ることができ、点字位置
を探す必要がなく、能率の良い点字利用が図れる。ま
た、触覚ディスプレイを広域に設定することにより、視
覚障害者が接触利用した任意の位置で直ちに対応がと
れ、視覚障害者との接客対応性に優れた操作面となり、
さらにグループ毎に一括表現する文字列情報の生成にも
適している。さらに、手書き入力した文字を点字に変換
できるため、視覚障害者は文字や数字等の様々な情報を
入力操作できる。このため、健常者と同等の豊富な情報
を容易に得ることができ、視覚障害者に適した入出力装
置として各種の自動取引機等に広く適用することができ
る。
【0059】この発明と、上述の実施例の構成との対応
において、この発明の点字生成装置は、実施例の視覚障
害者用の入出力装置11,41,101,171に対応
し、以下同様に、点字生成手段、点字操作面および点字
生成領域は、触覚ディスプレイ13,43,103,1
73とそのドットピン12,42,102,172に対
応し、変更手段は、加速調整キー14,44,104,
174および減速調整キー15,45,105,175
に対応し、文字列情報は、文字列データ62,63に対
応し、選択手段は、カーソルキー46およびトラックボ
ール106,176に対応し、検知手段は、指位置検知
センサ47,146に対応し、点字位置変更手段は、C
PU21,71,141に対応し、手書き文字入力手段
は、デジタイザ107,177に対応するも、この発明
は上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施例の視覚障害者用の入出力
装置を示す要部平面図。
【図2】この発明の第1実施例の視覚障害者用の入出力
装置の制御回路ブロック図。
【図3】この発明の第1実施例の視覚障害者用の入出力
装置の処理動作を示すフローチャート。
【図4】この発明の第2実施例の視覚障害者用の入出力
装置を示す要部平面図。
【図5】この発明の第2実施例の触覚ディスプレイの要
部拡大平面図。
【図6】この発明の第2実施例のATMの案内表示画面
の一例を示す表示図。
【図7】この発明の第2実施例の視覚障害者用の入出力
装置の制御回路ブロック図。
【図8】この発明の第2実施例のATM側で取扱う文字
列データの送受信処理動作を示すフローチャート。
【図9】この発明の第2実施例の視覚障害者用の入出力
装置の処理動作を示すフローチャート。
【図10】この発明の第3実施例の視覚障害者用の入出
力装置を示す要部平面図。
【図11】この発明の第3実施例の視覚障害者用の入出
力装置を示す要部側面図。
【図12】この発明の第3実施例のトラックボールのエ
リア移動方向の検知説明図。
【図13】この発明の第3実施例のデジタイザの手書き
入力時の検知構成図。
【図14】この発明の第3実施例の視覚障害者用の入出
力装置の制御回路ブロック図。
【図15】この発明の第3実施例の視覚障害者用の入出
力装置の処理動作を示すフローチャート。
【図16】この発明の図15に続くフローチャート。
【図17】この発明の第4実施例の視覚障害者用の入出
力装置を示す要部平面図。
【符号の説明】
11,41,101,171…視覚障害者用の入出力装
置 12,42,102,172…ドットピン 13,43,103,173…触覚ディスプレイ 14,44,104,174…加速調整キー 15,45,105,175…減速調整キー 21,71,141…CPU 46…カーソルキー 47,146…指位置検知センサ 62,63…文字列データ 106,176…トラックボール 107,177…デジタイザ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】点字の生成情報に基づいて点字の凹凸パタ
    ーンを生成する点字生成手段と、上記点字生成手段の生
    成時間間隔を変更する変更手段を備えた点字生成装置。
  2. 【請求項2】記憶手段が記憶するグループ毎の文字列情
    報に基づいて点字の凹凸パターンを生成する点字生成手
    段と、上記点字生成手段が生成する点字のグループ毎の
    文字列情報を選択する選択手段を備えた点字生成装置。
  3. 【請求項3】点字の生成情報に基づいて点字の凹凸パタ
    ーンを生成する点字生成手段と、点字操作面に接する点
    字利用者の指の接触位置を検知する検知手段と、上記検
    知手段が検知した指の接触位置に、上記点字生成手段の
    点字を生成する点字位置変更手段を備えた点字生成装
    置。
  4. 【請求項4】点字生成手段は、点字操作面上の点字生成
    領域を基準の点字生成領域より広く設定した請求項3記
    載の点字生成装置。
  5. 【請求項5】手書き文字を入力する手書き文字入力手段
    と、点字の凹凸パターンを生成する点字生成手段と、上
    記手書き文字入力手段により入力された手書き文字を上
    記点字生成手段で点字に生成する点字生成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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