JPH10202637A - コンクリート製品成形用型枠のボルト自動締緩方法 - Google Patents

コンクリート製品成形用型枠のボルト自動締緩方法

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JPH10202637A
JPH10202637A JP786397A JP786397A JPH10202637A JP H10202637 A JPH10202637 A JP H10202637A JP 786397 A JP786397 A JP 786397A JP 786397 A JP786397 A JP 786397A JP H10202637 A JPH10202637 A JP H10202637A
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JP
Japan
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tightening
mold
moving
formwork
bolt
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Application number
JP786397A
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English (en)
Inventor
Yoshio Kawazu
良雄 河津
Yoshifumi Nagasawa
吉史 長沢
Kunihiko Ayusawa
邦彦 鮎澤
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Nikko Co Ltd
Nikko KK
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Nikko Co Ltd
Nikko KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 型枠の締緩方法を改善することにより装置の
小型化と低コスト化を図るようにしたコンクリート製品
成形用型枠のボルト自動締緩方法を提供することを課題
とする。 【解決手段】 型枠1の通過地点に配設した架台8に型
枠の移動方向(X方向)、型枠1の移動方向に直交する
方向(Y方向)及び上下方向(Z方向)の各移動手段を
備えたナットランナ26を配設する。また、架台8に型
枠移動距離検出手段と回転支持体検出器40を備える。
型枠1の移動開始と共に、ナットランナ26の各軸を原
点位置にプリセットし、回転支持体検出器40により型
枠1の回転支持体5を検出すると型枠1を停止する。こ
の間に型枠移動距離検出手段により型枠1の移動距離を
検出して停止位置と原点位置との偏差量を演算し、その
偏差量に基づきX方向移動手段を駆動して所定の締緩位
置にナットランナ26を移動させて締緩する。その後、
ナットランナ26を原点位置にプリセットし、型枠1を
再び移動させて前記操作を繰り返す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パイル等のコンク
リート製品を遠心成形、或は流し込み成形する際に使用
される上下に分割可能な型枠を組み立てるためのボルト
・ナットを締緩するコンクリート製品成形用型枠のボル
ト自動締緩方法に関する。
【0002】
【従来の技術】パイル等の長尺物のコンクリート製品
は、円筒状の型枠にコンクリートを充填し、遠心機によ
り回転させてその遠心力によって充填したコンクリート
を円筒状に成形している。
【0003】この円筒状の型枠は上下に分割可能に形成
されると共に、型枠の周囲に周設したフランジに締結具
であるボルト・ナットを適宜間隔で配設し、この締結用
ボルト・ナットの締めつけ、緩めの締緩作業を型枠の組
み立て時、分解時に行っている。
【0004】この締緩作業を自動的に行う装置として
は、特公平5−41408号公報に開示されているもの
がある。この装置は、搬送される型枠の上位にボルト・
ナットを締緩する締緩具を搭載した枠体を型枠に沿って
移動自在とし、かつ移動した枠体を原点に引き戻すシリ
ンダを備えてボルト締緩機構を構成し、該ボルト締緩機
構に型枠のタイヤと呼ばれる回転支持体に係合させる係
合部を備え、型枠が前記ボルト締緩機構に臨む位置に進
んでくるとボルト締緩機構に備えた係合部を回転支持体
に係合させ、型枠の推進力によってボルト締緩機構を牽
引し、前記引き戻し用のシリンダのピストンロッドを引
き出しながらボルト締緩機構を型枠の移動速度に同期さ
せて前進させ、その間にボルト締緩機構に搭載した締緩
具により係合した回転支持体を基準に点在する所定範囲
のボルト・ナットを締緩し、所定の範囲における締緩作
業が完了すると引き出されたシリンダのピストンロッド
を縮小させてボルト締緩機構を元の位置に引き寄せる。
そして次に来る回転支持体に係合部を係合させ、再び型
枠の推進力によってボルト締緩機構を牽引させて移動す
る型枠に合わせてボルト締緩機構を移動させながら後続
のボルト・ナットを締緩するようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のように、締緩具を搭載した枠体を型枠に沿って移
動自在とし、それを型枠の回転支持体により牽引させ、
また、所定の位置まで牽引すると再びシリンダにより引
き戻したりする方法では大掛かりなボルト締緩機構を構
成する必要があり、装置が大型化し、取り付けスペース
の確保やコスト高といった問題を有している。
【0006】本発明は上記の点に鑑み、型枠の締緩方法
を改善することにより装置の小型化と低コスト化を図る
ようにしたコンクリート製品成形用型枠のボルト自動締
緩方法を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するために、コンクリート製品を成形する上下に分
割可能な型枠のフランジに配設した締結用ボルトナット
を自動的に締緩するボルト締緩具を備えたボルト自動締
緩装置において、型枠の通過地点に所定台数の前記ボル
ト締緩具を配設し、該ボルト締緩具にはボルト締緩具を
型枠の移動方向であるX方向に移動させるX方向移動手
段と、ボルト締緩具を型枠の移動方向に対する直交方向
であるY方向に移動させるY方向移動手段と、ボルト締
緩具を上下方向であるZ方向に移動させるZ方向移動手
段を備える一方、前記型枠の回転支持体を検出する回転
支持体検出器と、回転支持体の移動距離から型枠移動距
離を検出する型枠移動距離検出手段とを備えると共に、
前記手段を制御する制御装置に型枠の種別毎の形状デー
タ及び各ボルト締緩具を待機させる原点位置を予め入力
しておき、運転開始に伴い各ボルト締緩具を予め設定し
たX、Y、Z方向に対する原点位置に待機させると共
に、型枠が締緩位置に接近すると型枠移動距離検出手段
により型枠の移動距離の検出を開始し、更に回転支持体
検出器が回転支持体を検出すると型枠の移動を停止し、
前記型枠移動距離検出手段により検出した型枠の移動距
離より型枠の停止位置とボルト締緩具の原点位置との偏
差量を演算し、該偏差量に基づいて前記X方向移動手段
を駆動させ、各ボルト締緩具を所定の締緩位置に移動さ
せて締結用ボルトナットを締緩し、締緩が完了するとボ
ルト締緩具をそれぞれ前記原点に待機させると共に、型
枠の移動を開始させて前記工程を繰り返すようにしたこ
とを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明のボルト自動締緩方法によ
れば、予め締緩しようとするコンクリート製品の成形用
型枠の寸法やボルトのピッチ等を制御装置に入力してお
く。締緩しようとする型枠の種別が決まると制御装置に
その種類を入力して締緩開始操作を行う。
【0009】制御装置は入力した型枠の種別に応じてボ
ルト締緩具のY方向移動手段及びZ方向移動手段を動作
させてボルト締緩具を締緩しようとする型枠のフランジ
近傍に位置させるプリセット動作を行うと共に、X方向
移動手段を動作させて予め定めた原点位置に位置させ
る。
【0010】そして型枠の移送を開始し、型枠がボルト
締緩具に接近して回転支持体検出器が型枠の回転支持体
を検出すると型枠の移動を停止させる。型枠はその重量
のために停止開始地点より少しずれて停止する。型枠が
停止すると型枠移動距離検出手段により回転支持体検出
地点から停止位置までの距離を検出して制御装置に送り
込む。制御装置では型枠移動距離検出手段が検出した距
離から型枠の停止位置とボルト締緩具の原点との偏差量
を演算する。前記偏差量に基づいて各ボルト締緩具のX
方向移動手段を動作させ、ボルト締緩具をそれぞれの締
緩しようとする締結用ボルトの直上に移動させる。そし
てボルト締緩具を駆動して締結用ナットを締緩する。
【0011】締緩作業が終了するとボルト締緩具のX方
向移動手段を動作させて原点位置に一旦後退させると共
に、型枠の移動を再開する。回転支持体検出器が次の回
転支持体を検出すると再び型枠の移動を停止して前記操
作を繰り返して締緩作業を行う。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】図中の1はパイル等の長尺のコンクリート
製品を成形する型枠であって、型枠1は上下に分割可能
なように上部型枠1aと下部型枠1bとから成ってお
り、各型枠1a、1bの側方にはフランジ2を備えてい
る。そして、コンクリート製品の成形時には上部型枠1
aと下部型枠1bのフランジ2を互いに重ね合わせ、フ
ランジ2に配設したボルト3に螺着したナット4を締め
付けることによって上部型枠1aと下部型枠1bとを締
結し、また脱型時にはナット4を緩めて上部型枠1aと
下部型枠1bとを分解する。また、型枠1にはコンクリ
ート製品を成形する時に、型枠1を回転させて遠心成形
するための環状のタイヤと呼ばれる回転支持体5を型枠
1の長手方向に沿って所定の間隔を有して配設してい
る。
【0014】6は型枠1を搬送する型枠搬送台車であっ
て、床面に配設した走行レール7上に型枠搬送台車6を
走行自在に配設したものであり、型枠搬送台車6上に型
枠1を搭載して所定の位置まで搬送するようにしてい
る。
【0015】8は走行レール7を跨ぐように配設した架
台であって、架台8上部の両側部には走行レール7と平
行に一対の案内レール9を、また中央部付近にはラック
ギヤ10をそれぞれ走行レール7と平行に敷設してい
る。一対の案内レール9間には3基の走行梁11を走行
レール7と直交する方向に掛け渡し、案内レール9に沿
って走行自在としている。そして走行梁11の中央部付
近にはサーボモータ12を搭載し、サーボモータ12に
取り付けたピニオンギヤ13を前記ラックギヤ10に噛
合させてサーボモータ12の回転により走行梁11を案
内レール9に沿って走行するようにしてX方向移動手段
を形成している。
【0016】走行梁11の上面には走行梁11の長手方
向に沿ってスライドレール14を配設し、該スライドレ
ール14の両側には一対の摺動体15を配設すると共
に、それぞれブレーキユニットを備えたエアーシリンダ
16のピストンロッド17の伸縮により摺動体15をス
ライドレール14に沿って接近、離反する方向に横移動
させるY方向移動手段を形成している。そして、摺動体
15は図3、4に示すように走行梁11にスライドレー
ル14に沿って回転自在に張設したタイミングベルト1
8の所定位置に連結し、タイミングベルト18の一端部
には回転量から摺動体15の移動距離を検出するY方向
用エンコーダ19を備えている。
【0017】更に、摺動体15には上下方向にスライド
ガイド20を配設し、該スライドガイド20に昇降体2
1を取り付けると共に、ブレーキユニットを備えたエア
ーシリンダ22のピストンロッド23の伸縮により昇降
体21をスライドガイド20に沿って上下に昇降させる
Z方向移動手段を形成している。そして、昇降体21は
スライドガイド20に沿って回転自在に張設したタイミ
ングベルト24の所定位置に連結し、タイミングベルト
24の一端部には回転量から昇降体21の移動距離を検
出するZ方向用エンコーダ25を備えている。
【0018】この昇降体21にボルト締緩具であるナッ
トランナ26を垂直方向に取り付けてあり、該ナットラ
ンナ26の先端部に出没自在のソケット27を備えてい
る。
【0019】28は型枠の移動距離を検出する型枠移動
距離検出手段であって、架台8に走行レール7と平行に
スライドレール29を配設し、スライドレール29には
スライドレール29に沿って摺動する摺動部材30を下
方に向けて垂下させるように取り付けている。そして、
該摺動部材30はスライドレール29に沿って回転自在
に配設したタイミングベルト31の所定位置に取り付け
ると共に、タイミングベルト31の一端部に配設したエ
ンコーダ32により摺動部材30の移動距離を検出する
ようにしている。また、タイミングベルト31にはタイ
ミングベルト31を逆回転させて摺動部材30を後退さ
せる逆転モータ33を配設している。
【0020】また、摺動部材30には上下方向に案内ガ
イド34を配設し、該案内ガイド34には下端部を回転
支持体5の上端部に当接させる回転支持体当接片35を
案内ガイド34に沿って上下に昇降自在に取り付けると
共に、該回転支持体当接片35はブレーキ付きのエアー
シリンダ36のピストンロッド37の伸縮により上下方
向に昇降させるようにしている。また、案内ガイド34
に沿ってタイミングベルト38を回転自在に配設し、該
タイミングベルト38の所定位置に前記回転支持体当接
片35を取り付けると共に、タイミングベルト38の一
端部にはエンコーダ39を配設し、タイミングベルト3
8の回転から回転支持体当接片35の昇降位置を検出す
るようにしている。
【0021】また、40は型枠搬送台車6により搬送さ
れる型枠1の回転支持体5を検出する光電式の回転支持
体検出器である。なお、回転支持体検出器としては光電
式以外にリミットスイッチ等種々考えられ、締緩装置の
形状や寸法に応じて適宜選択すると良い。
【0022】41は前記ボルト締緩具のX、Y、Z方向
の各移動手段を駆動制御する制御装置であって、前記モ
ータ、エンコーダ、シリンダ、検出器といった制御機器
を接続しており、その他に各種データを入力するタッチ
パネルや各機器を操作するスイッチ類が備えられてい
る。
【0023】次に、ボルト自動締緩装置により型枠を自
動締緩する方法について図6のフローチャートに基づい
て説明する。
【0024】締緩作業に入る前に、制御装置41に型枠
の寸法やボルトのピッチあるいは型枠の種別に応じてナ
ットランナ26を待機させるX、Y、Zの各方向に対す
る原点位置などの各種データを入力しておく(S1)。
そして制御装置41のスイッチを操作して運転開始操作
を行う(S2)。運転開始操作に伴って、先ず制御装置
41は搬送する型枠の諸データを予め入力したデータよ
り読み出す(S3)。
【0025】読み出した型枠の諸データを基に3基の走
行梁11に配設したそれぞれのナットランナ26のY方
向移動手段であるエアーシリンダ16を駆動し、Y方向
用エンコーダ19により移動位置を読み取りながらナッ
トランナ26を型枠1のフランジ2、即ち締結用ボルト
・ナットの通過する位置に予め移動させるY方向のプリ
セットを行う(S4)。
【0026】また、Z方向移動手段であるエアーシリン
ダ22を駆動し、Z方向用エンコーダ25により昇降位
置を読み取りながらナットランナ26のソケット27の
位置を締結用ナットに接近する位置にプリセットする
(S5)。そして3基の走行梁11のサーボモータ12
を駆動し、それぞれボルトピッチに対応させた原点位置
にプリセットする(S6)。
【0027】更に、型枠移動距離検出手段28の逆転モ
ータ33を回転させて原点位置にプリセットする(S
7)。このとき、エアーシリンダ36のピストンロッド
37を収縮させて回転支持体当接片35を引上げて後退
させ、その後、ピストンロッド37を伸長させて回転支
持体当接片35を引き下げて型枠1の通過の際に回転支
持体5に回転支持体当接片35が当接するようにしてお
く。
【0028】型枠1の移動を開始させる(S8)と、所
定位置まで型枠1が移動した時点で回転支持体5が回転
支持体当接片35に当接し(S9)、回転支持体当接片
35を引っ掛けた状態で移動する。
【0029】そして、回転支持体検出器40が型枠1の
回転支持体5を検出する(S10)と、型枠1の移動停
止操作を行い(S11)、型枠1を停止させる(S1
2)。型枠1は相当重量があるため停止操作を行ってか
ら少しの間移動して停止する。
【0030】この間、回転支持体当接片35が型枠1に
伴って移動し、回転支持体当接片35の移動量をエンコ
ーダ39が検出しており(S13)、エンコーダ39の
検出した移動量から型枠1の停止位置とナットランナ2
6の原点位置との偏差量を演算する(S14)。
【0031】この原点からの偏差量に基づいて、3基の
走行梁11のサーボモータ12を駆動してX方向に移動
させ(S15)、ナットランナ26のソケット27を締
結用ナット4の真上に来るようにする。そして各々のナ
ットランナ26を駆動して所定の締結用ナット4の締緩
作業を同時に行う(S16)。
【0032】締緩作業が完了すると締緩作業を終了する
か否か判断し(S17)、引き続き締緩作業を行う場合
にはS6のステップに戻り、3基の走行梁11を原点位
置にプリセットし、また、回転支持体当接片35を原点
位置に後退させ、型枠1の移動を再開する。その後S1
0から前記と同様の操作を繰り返して締緩作業を進め
る。S17で締緩作業を終了する場合にはENDに進み
作業を終了する。
【0033】
【発明の効果】以上のように本発明に係るボルト締緩装
置にあっては、型枠の通過地点にボルト締緩具であるナ
ットランナを配設し、該ナットランナにはナットランナ
を型枠の移動方向であるX方向に移動させるX方向移動
手段と、型枠の移動方向に対する直交方向であるY方向
に移動させるY方向移動手段と、上下方向であるZ方向
に移動させるZ方向移動手段を備えると共に、回転支持
体検出器と型枠移動距離検出手段及び制御装置を備えた
ので、型枠の移動開始に伴いナットランナをX方向、Y
方向、Z方向の原点位置に待機させ、型枠が締緩位置に
接近すると型枠移動距離検出手段により型枠の移動距離
を検出すると共に、回転支持体検出器が回転支持体を検
出すると型枠を停止させ、その停止位置とナットランナ
の原点位置との偏差量を演算することにより、この偏差
量に基づいてナットランナをX方向に移動させて締緩す
ることができ、従来のように締緩具を搭載した枠体を牽
引しながら締緩するといった大掛かりな装置を必要とせ
ず、装置を小型化することができて低コスト化を図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のボルト自動締緩装置の一実施例を示す
正面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1の側面図である。
【図4】図3の要部拡大図である
【図5】図3の要部拡大図である。
【図6】ボルト自動締緩装置による締緩手順を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1…型枠 2…フランジ 3…ボルト 4…ナット 5…回転支持体 6…型枠搬送台
車 7…走行レール 8…架台 (X方向移動手段) 9…案内レール 10…ラックギヤ 11…走行梁 12…サーボモ
ータ 13…ピニオンギヤ (Y方向移動手段) 14…スライドレール 15…摺動体 16…エアーシリンダ (Z方向移動手段) 20…スライドガイド 21…昇降体 22…エアーシリンダ 26…ナットランナ 28…型枠移動
距離検出手段 29…スライドレール 30…摺動部材 31…タイミングベルト 32…エンコー
ダ 34…案内ガイド 35…回転支持
体当接片 36…エアーシリンダ 40…回転支持
体検出器 41…制御装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンクリート製品を成形する上下に分割可
    能な型枠のフランジに配設した締結用ボルトナットを自
    動的に締緩するボルト締緩具を備えたボルト自動締緩装
    置において、型枠の通過地点に所定台数の前記ボルト締
    緩具を配設し、該ボルト締緩具にはボルト締緩具を型枠
    の移動方向であるX方向に移動させるX方向移動手段
    と、ボルト締緩具を型枠の移動方向に対する直交方向で
    あるY方向に移動させるY方向移動手段と、ボルト締緩
    具を上下方向であるZ方向に移動させるZ方向移動手段
    を備える一方、前記型枠の回転支持体を検出する回転支
    持体検出器と、回転支持体の移動距離から型枠移動距離
    を検出する型枠移動距離検出手段とを備えると共に、前
    記手段を制御する制御装置に型枠の種別毎の形状データ
    及び各ボルト締緩具を待機させる原点位置を予め入力し
    ておき、運転開始に伴い各ボルト締緩具を予め設定した
    X、Y、Z方向に対する原点位置に待機させると共に、
    型枠が締緩位置に接近すると型枠移動距離検出手段によ
    り型枠の移動距離の検出を開始し、更に回転支持体検出
    器が回転支持体を検出すると型枠の移動を停止し、前記
    型枠移動距離検出手段により検出した型枠の移動距離よ
    り型枠の停止位置とボルト締緩具の原点位置との偏差量
    を演算し、該偏差量に基づいて前記X方向移動手段を駆
    動させ、各ボルト締緩具を所定の締緩位置に移動させて
    締結用ボルトナットを締緩し、締緩が完了するとボルト
    締緩具をそれぞれ前記原点に待機させると共に、型枠の
    移動を開始させて前記工程を繰り返すようにしたことを
    特徴とするコンクリート製品成形用型枠のボルト自動締
    緩方法。
JP786397A 1997-01-20 1997-01-20 コンクリート製品成形用型枠のボルト自動締緩方法 Pending JPH10202637A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109304806A (zh) * 2018-11-29 2019-02-05 广州德亚机械制造有限公司 用于合模机的螺栓翻转单元及合模机

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109304806A (zh) * 2018-11-29 2019-02-05 广州德亚机械制造有限公司 用于合模机的螺栓翻转单元及合模机
CN109304806B (zh) * 2018-11-29 2024-04-05 广州德亚机械制造有限公司 用于合模机的螺栓翻转单元及合模机

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