JPH10200471A - 移動体との無線通信網におけるドプラー効果の補正方法 - Google Patents
移動体との無線通信網におけるドプラー効果の補正方法Info
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- JPH10200471A JPH10200471A JP9343205A JP34320597A JPH10200471A JP H10200471 A JPH10200471 A JP H10200471A JP 9343205 A JP9343205 A JP 9343205A JP 34320597 A JP34320597 A JP 34320597A JP H10200471 A JPH10200471 A JP H10200471A
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- H04L25/00—Baseband systems
- H04L25/02—Details ; arrangements for supplying electrical power along data transmission lines
- H04L25/03—Shaping networks in transmitter or receiver, e.g. adaptive shaping networks
- H04L25/03006—Arrangements for removing intersymbol interference
- H04L25/03343—Arrangements at the transmitter end
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Cable Transmission Systems, Equalization Of Radio And Reduction Of Echo (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 移動体との無線通信網におけるドプラー効果
のある補正方法を提供する。 【解決手段】 この方法は下記ステップを含んでいるこ
とを特徴とする。 − あるカレント基地局(B1)とあるモバイル(M)
との間のある往復周波数偏移(2・ΔFD1±ΔFM)
のそのカレント基地局による測定。 − 前記周波数偏移(2・ΔFD1±ΔFM)の関数で
あるところのある周波数補正値の、モバイル(M)に向
けての前記カレント基地局(B1)からの送信。 − 前記周波数補正値に応じたあるローカル周波数基準
の、モバイル(M)による補正。
のある補正方法を提供する。 【解決手段】 この方法は下記ステップを含んでいるこ
とを特徴とする。 − あるカレント基地局(B1)とあるモバイル(M)
との間のある往復周波数偏移(2・ΔFD1±ΔFM)
のそのカレント基地局による測定。 − 前記周波数偏移(2・ΔFD1±ΔFM)の関数で
あるところのある周波数補正値の、モバイル(M)に向
けての前記カレント基地局(B1)からの送信。 − 前記周波数補正値に応じたあるローカル周波数基準
の、モバイル(M)による補正。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般的に、地上あ
るいは衛星を問わず、移動体とのあらゆる種類の無線通
信網において実施され得る、移動体との無線通信網にお
けるドプラー効果の補正方法ならびにこの方法を実施す
るための基地局とターミナルに関する。
るいは衛星を問わず、移動体とのあらゆる種類の無線通
信網において実施され得る、移動体との無線通信網にお
けるドプラー効果の補正方法ならびにこの方法を実施す
るための基地局とターミナルに関する。
【0002】
【従来の技術】ドプラー効果は、移動しているあるモバ
イルターミナルまたはモバイルに向けて送信される、あ
るいはそれから受信されるあらゆる形の電波に適用され
る。図1を参照すれば、もしFが送信された電波の周波
数であるならば、ドプラー効果は、受信時において、こ
の送信された電波の周波数を下記量だけシフトさせる。
イルターミナルまたはモバイルに向けて送信される、あ
るいはそれから受信されるあらゆる形の電波に適用され
る。図1を参照すれば、もしFが送信された電波の周波
数であるならば、ドプラー効果は、受信時において、こ
の送信された電波の周波数を下記量だけシフトさせる。
【0003】ΔF=F・(V/C)・cos(α) ここにVはモバイルの速度、cは電波の伝搬速度、αは
モバイルの速度ベクトル
モバイルの速度ベクトル
【0004】
【数1】
【0005】と送信された電波の伝搬ベクトル
【0006】
【数2】
【0007】との角度である。
【0008】ドプラー効果によって発生するこの周波数
シフトは、モバイルの速度の関数として増加し、モバイ
ルによるデータの良好な受信を保証するために有利に補
償されなければならない。
シフトは、モバイルの速度の関数として増加し、モバイ
ルによるデータの良好な受信を保証するために有利に補
償されなければならない。
【0009】ドプラー効果によって発生する周波数シフ
ト問題を説明するため、今ここで図2を参照する。実際
のところ、GSM(Global System for Mobile communi
cations)等の移動体とのいくつかの無線通信網は、各
通信のために二つの周波数に頼っている。第一の周波数
は基地局B1あるいはB2に向けてモバイルMから送信
されたデータの変調に割り当てられる周波数であり、第
二の周波数はモバイルMに向けて基地局B1あるいはB
2から送信されたデータの変調に割り当てられる周波数
である。しかしながら、図2においては、Fで示されて
いる周波数だけが基地局B1とモバイルMとの上りおよ
び下り接続と基地局B2とモバイルMとの上りおよび下
り接続の両方に使用されるものと仮定される。従って、
(a)二つの隣接する基地局によってそれぞれ生じる、
二つの受信周波数間ならびに二つの送信周波数間におけ
る規定差(この規定差はGSMの枠内では200kHz
の倍数である)、ならびに、(b)ある同一基地局につ
いて受信周波数と送信周波数との間における規定差(こ
の規定差はGSMの枠内では45MHzである)は考慮
されない。これは、モバイルMと基地局B1およびB2
間のデータ交換における周波数偏移を周波数Fである唯
一の基準に対してしか考慮しないことによって表現を単
純化する目的を有している。
ト問題を説明するため、今ここで図2を参照する。実際
のところ、GSM(Global System for Mobile communi
cations)等の移動体とのいくつかの無線通信網は、各
通信のために二つの周波数に頼っている。第一の周波数
は基地局B1あるいはB2に向けてモバイルMから送信
されたデータの変調に割り当てられる周波数であり、第
二の周波数はモバイルMに向けて基地局B1あるいはB
2から送信されたデータの変調に割り当てられる周波数
である。しかしながら、図2においては、Fで示されて
いる周波数だけが基地局B1とモバイルMとの上りおよ
び下り接続と基地局B2とモバイルMとの上りおよび下
り接続の両方に使用されるものと仮定される。従って、
(a)二つの隣接する基地局によってそれぞれ生じる、
二つの受信周波数間ならびに二つの送信周波数間におけ
る規定差(この規定差はGSMの枠内では200kHz
の倍数である)、ならびに、(b)ある同一基地局につ
いて受信周波数と送信周波数との間における規定差(こ
の規定差はGSMの枠内では45MHzである)は考慮
されない。これは、モバイルMと基地局B1およびB2
間のデータ交換における周波数偏移を周波数Fである唯
一の基準に対してしか考慮しないことによって表現を単
純化する目的を有している。
【0010】よく留意する必要があるが、図2は周波数
偏移の問題だけに関しては、たとえGSMタイプのネッ
トワークについてであっても完全に表現している。なぜ
ならば、モバイルは無線接続される基地局によって課せ
られたある周波数に相当しているある周波数基準に応じ
てローカル周波数を発生させるからである。それ故に、
二つの別個の周波数がそれぞれ送信周波数および受信周
波数として使用されるということとは無関係に、周波数
偏移が付け加わる。
偏移の問題だけに関しては、たとえGSMタイプのネッ
トワークについてであっても完全に表現している。なぜ
ならば、モバイルは無線接続される基地局によって課せ
られたある周波数に相当しているある周波数基準に応じ
てローカル周波数を発生させるからである。それ故に、
二つの別個の周波数がそれぞれ送信周波数および受信周
波数として使用されるということとは無関係に、周波数
偏移が付け加わる。
【0011】理論周波数または規定周波数Fに対して、
カレント基地局B1はある周波数(F±ΔFB1)でモ
バイルに向けて送信する。ここに、ΔFB1は基地局B
1に内在する周波数偏差に相当する。この周波数偏差は
典型的には基地局内の発振器の不完全な特性に起因して
いる。基地局B1に対するモバイルMの移動から発生す
るドプラー効果は、基地局B1の送信周波数(F±ΔF
B1)の、モバイルMによる受信時に、周波数並進を引
き起こす。従って、モバイルMは(F±ΔFB1+ΔF
D1)という周波数を受信する。ここに、ΔFD1はド
プラー効果によって引き起こされた周波数偏移に相当す
る。送信時においては、受信周波数(F±ΔFB1+Δ
FD1)に対して送信周波数をフィードバック制御した
モバイルMは(F±ΔFB1+ΔFD1±ΔFM)によ
って規定された周波数で送信することになる。ここに、
ΔFMはモバイルM内の発振器の周波数偏移を規定す
る。ドプラー効果の結果として、基地局は周波数(F±
ΔFB1+ΔFD1±ΔFM)でモバイルから送信され
た信号を周波数(F±ΔFB1+2・ΔFD1±ΔF
M)で受信する。なお、基地局B1に向けてターミナル
Mから送信された信号に適用されるドプラー効果ΔFD
1は、ターミナルMに向けて基地局B1から送信された
信号に適用されるドプラー効果ΔFD1に等しい。
カレント基地局B1はある周波数(F±ΔFB1)でモ
バイルに向けて送信する。ここに、ΔFB1は基地局B
1に内在する周波数偏差に相当する。この周波数偏差は
典型的には基地局内の発振器の不完全な特性に起因して
いる。基地局B1に対するモバイルMの移動から発生す
るドプラー効果は、基地局B1の送信周波数(F±ΔF
B1)の、モバイルMによる受信時に、周波数並進を引
き起こす。従って、モバイルMは(F±ΔFB1+ΔF
D1)という周波数を受信する。ここに、ΔFD1はド
プラー効果によって引き起こされた周波数偏移に相当す
る。送信時においては、受信周波数(F±ΔFB1+Δ
FD1)に対して送信周波数をフィードバック制御した
モバイルMは(F±ΔFB1+ΔFD1±ΔFM)によ
って規定された周波数で送信することになる。ここに、
ΔFMはモバイルM内の発振器の周波数偏移を規定す
る。ドプラー効果の結果として、基地局は周波数(F±
ΔFB1+ΔFD1±ΔFM)でモバイルから送信され
た信号を周波数(F±ΔFB1+2・ΔFD1±ΔF
M)で受信する。なお、基地局B1に向けてターミナル
Mから送信された信号に適用されるドプラー効果ΔFD
1は、ターミナルMに向けて基地局B1から送信された
信号に適用されるドプラー効果ΔFD1に等しい。
【0012】それ故に、結果として、基地局から見た合
計往復周波数偏移は(2・ΔFD1±ΔFM)に等し
い。
計往復周波数偏移は(2・ΔFD1±ΔFM)に等し
い。
【0013】GSMの枠内では、セルチェンジ又はハン
ドオーバ手順は次のとおりである。モバイルMはB1と
の確立されている通信チャンネルに関連した信号表示チ
ャンネルでセルチェンジコマンド情報を受信する。この
セルチェンジコマンド情報は、次の基地局B2との一乃
至複数の新しいデータ交換周波数をモバイルMに示す。
この結果として、モバイルMは自分のカレントローカル
周波数基準に対して、すなわち図2の表示において周波
数(F+ΔFB1+ΔFD1)に対して自分の送信/受
信周波数を変更する。周波数(F±ΔFB2・ΔFD
2)で次の基地局B2から送信された信号を受信するモ
バイルMは、自分のローカル基準周波数がすでにあらか
じめ(ΔFD1±ΔFB1±ΔFM)の偏移を有してい
ることが分かっているので、自分の発振器の周波数を、
フィードバック制御により、値(ΔFD1±ΔFB1±
ΔFB2+ΔFD2)だけ変更しなければならない。項
ΔFB1、ΔFMおよびΔFB2を無視すれば、ターミ
ナルMによって補償されるべき周波数偏移は従って(Δ
FD1+ΔFD2)に等しい。
ドオーバ手順は次のとおりである。モバイルMはB1と
の確立されている通信チャンネルに関連した信号表示チ
ャンネルでセルチェンジコマンド情報を受信する。この
セルチェンジコマンド情報は、次の基地局B2との一乃
至複数の新しいデータ交換周波数をモバイルMに示す。
この結果として、モバイルMは自分のカレントローカル
周波数基準に対して、すなわち図2の表示において周波
数(F+ΔFB1+ΔFD1)に対して自分の送信/受
信周波数を変更する。周波数(F±ΔFB2・ΔFD
2)で次の基地局B2から送信された信号を受信するモ
バイルMは、自分のローカル基準周波数がすでにあらか
じめ(ΔFD1±ΔFB1±ΔFM)の偏移を有してい
ることが分かっているので、自分の発振器の周波数を、
フィードバック制御により、値(ΔFD1±ΔFB1±
ΔFB2+ΔFD2)だけ変更しなければならない。項
ΔFB1、ΔFMおよびΔFB2を無視すれば、ターミ
ナルMによって補償されるべき周波数偏移は従って(Δ
FD1+ΔFD2)に等しい。
【0014】これらの二つの項ΔFD1とΔFD2は、
ターミナルから見てドプラー効果は対応する基地局から
送信された周波数を、ターミナルがこの基地局に近づく
につれて高くする傾向があり、ターミナルがこの基地局
から遠ざかるにつれて低くする傾向があることが分かっ
ているので、補償されることなく付け加わる。
ターミナルから見てドプラー効果は対応する基地局から
送信された周波数を、ターミナルがこの基地局に近づく
につれて高くする傾向があり、ターミナルがこの基地局
から遠ざかるにつれて低くする傾向があることが分かっ
ているので、補償されることなく付け加わる。
【0015】従前の技術によれば、高速で移動するモバ
イルについてはセルチェンジの際にクリティカルになり
うるドプラー効果のこの補正はターミナルMによって補
償される。留意すべきことであるが、通信転送の場合、
ターミナルは周波数偏移(ΔFD1+ΔFB1±ΔFB
2+ΔFD2)を考慮しなければならない。ターミナル
は、このため、ターミナルの移動可能速度が高ければ高
いほどより高性能かつ複雑な計算手段を備えている。こ
のことはターミナルの技術的実現性の難しさを増大させ
ている。
イルについてはセルチェンジの際にクリティカルになり
うるドプラー効果のこの補正はターミナルMによって補
償される。留意すべきことであるが、通信転送の場合、
ターミナルは周波数偏移(ΔFD1+ΔFB1±ΔFB
2+ΔFD2)を考慮しなければならない。ターミナル
は、このため、ターミナルの移動可能速度が高ければ高
いほどより高性能かつ複雑な計算手段を備えている。こ
のことはターミナルの技術的実現性の難しさを増大させ
ている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】本発明の第一の目的
は、とりわけターミナルの複雑性を低減するために、モ
バイルとの無線通信網におけるドプラー効果の特に有利
な補正方法を提供することによって、上述の欠点を直す
ことである。発明によれば、基地局がモバイルにその基
地局の周波数基準を課すようにこの周波数シフトを連続
的に補正することが見込まれるか、もしくは、セルチェ
ンジまたはハンドオーバーの際にクリティカルになりう
る、また進行中の通信の喪失を引き起こしうるこのドプ
ラー効果が、あるカレント基地局から次の基地局への通
信転送の前においてのみ補正される。
は、とりわけターミナルの複雑性を低減するために、モ
バイルとの無線通信網におけるドプラー効果の特に有利
な補正方法を提供することによって、上述の欠点を直す
ことである。発明によれば、基地局がモバイルにその基
地局の周波数基準を課すようにこの周波数シフトを連続
的に補正することが見込まれるか、もしくは、セルチェ
ンジまたはハンドオーバーの際にクリティカルになりう
る、また進行中の通信の喪失を引き起こしうるこのドプ
ラー効果が、あるカレント基地局から次の基地局への通
信転送の前においてのみ補正される。
【0017】本発明の第二の目的は、通信転送の枠内で
この方法のある特別な実施を提供することである。
この方法のある特別な実施を提供することである。
【0018】本発明の第三の目的は、この方法の実施の
ためのある基地局を提供することである。
ためのある基地局を提供することである。
【0019】また、発明の別の目的は、発明の方法を実
施する無線通信網において使用されるのに適したある無
線通信ターミナルを提供することである。
施する無線通信網において使用されるのに適したある無
線通信ターミナルを提供することである。
【0020】
【課題を解決するための手段】そのために、モバイルと
の無線通信網におけるドプラー効果の補正方法は、その
方法が下記ステップを含んでいることで発明により特徴
づけられる。
の無線通信網におけるドプラー効果の補正方法は、その
方法が下記ステップを含んでいることで発明により特徴
づけられる。
【0021】− あるカレント基地局とあるモバイルと
の間のある往復周波数偏移をそのカレント基地局で測定
するステップと、 − 前記周波数偏移の関数であるところのある周波数補
正値を、カレント基地局からモバイルに向けて送信する
ステップと、 − 前記周波数補正値に応じたあるローカル周波数基準
をモバイルによって補正するステップ。
の間のある往復周波数偏移をそのカレント基地局で測定
するステップと、 − 前記周波数偏移の関数であるところのある周波数補
正値を、カレント基地局からモバイルに向けて送信する
ステップと、 − 前記周波数補正値に応じたあるローカル周波数基準
をモバイルによって補正するステップ。
【0022】典型的には、測定は、一方において、ある
ローカル周波数基準に応じてアプリオリに発生されなけ
ればならない受信周波数の関数として、また他方におい
て、モバイルから実際に受信される前記受信周波数の関
数として行われる。
ローカル周波数基準に応じてアプリオリに発生されなけ
ればならない受信周波数の関数として、また他方におい
て、モバイルから実際に受信される前記受信周波数の関
数として行われる。
【0023】ある応用形によれば、周波数補正値に応じ
たローカル周波数基準のモバイルによる補正ステップ
は、カレント基地局から次の基地局への通信転送に続
く、この次の基地局とのデータ交換の前に実施される。
また、モバイルのローカル周波数基準のモバイルによる
補正ステップは、そのローカル周波数基準から、測定さ
れた周波数偏移のほぼ二分の一を減算するステップを含
んでいる。
たローカル周波数基準のモバイルによる補正ステップ
は、カレント基地局から次の基地局への通信転送に続
く、この次の基地局とのデータ交換の前に実施される。
また、モバイルのローカル周波数基準のモバイルによる
補正ステップは、そのローカル周波数基準から、測定さ
れた周波数偏移のほぼ二分の一を減算するステップを含
んでいる。
【0024】たとえば、周波数補正値はモバイルに向け
て前記カレント基地局から信号表示チャンネルで送信さ
れる。
て前記カレント基地局から信号表示チャンネルで送信さ
れる。
【0025】受信されたデータの変調周波数に対して発
振器の周波数をスレービング又はコントロールする制御
手段を持つ、ある方法の実施のためのある基地局は、そ
の基地局が下記手段を持つことで特徴づけられる。
振器の周波数をスレービング又はコントロールする制御
手段を持つ、ある方法の実施のためのある基地局は、そ
の基地局が下記手段を持つことで特徴づけられる。
【0026】− 前記往復周波数偏移に関する情報をキ
ャッチするために、この周波数制御手段と協力する手
段。
ャッチするために、この周波数制御手段と協力する手
段。
【0027】− 往復周波数偏移の関数である前記周波
数補正値をモバイルに向けて送信するための手段。
数補正値をモバイルに向けて送信するための手段。
【0028】方法の実施のためのあるターミナルは、そ
のターミナルが受信された周波数補正値に応じてあるロ
ーカル周波数基準を補正するための手段を持つことで特
徴づけられる。
のターミナルが受信された周波数補正値に応じてあるロ
ーカル周波数基準を補正するための手段を持つことで特
徴づけられる。
【0029】本発明のその他の特徴および利点は、対応
する添付図を参照しながら以下の記述を読み進むに従っ
てより良く理解されるであろう
する添付図を参照しながら以下の記述を読み進むに従っ
てより良く理解されるであろう
【0030】
【発明の実施の形態】発明によるドプラー効果の補正方
法は、カレント基地局B1がその基地局自身とモバイル
Mとの間のある往復周波数偏移を、一方において、ある
ローカル周波数基準に応じて、また他方においてモバイ
ルMからの受信周波数(F±ΔFB1+2・ΔFD1±
ΔFM)に応じて測定することを見込んでいる。図2に
示されているように、基地局B1におけるローカル周波
数基準は、ある理論周波数または規定周波数Fに対して
±FB1の偏移を提示する周波数に相当している。
法は、カレント基地局B1がその基地局自身とモバイル
Mとの間のある往復周波数偏移を、一方において、ある
ローカル周波数基準に応じて、また他方においてモバイ
ルMからの受信周波数(F±ΔFB1+2・ΔFD1±
ΔFM)に応じて測定することを見込んでいる。図2に
示されているように、基地局B1におけるローカル周波
数基準は、ある理論周波数または規定周波数Fに対して
±FB1の偏移を提示する周波数に相当している。
【0031】図3に示され、また例として与えられてい
るある実施形態によれば、基地局B1は、受信されたデ
ータの変調周波数に対して発振器の周波数をスレービン
グする制御装置を使用して、この往復周波数偏移を測定
する。その周波数制御装置は、相比較器30と、ループ
フィルタ31と、電圧で制御可能な発振器32を持つ。
相比較器30は受信周波数(F±ΔFB1+2・ΔFD
1±ΔFM)で変調されたデータ信号d(t)を受信す
る。発振器32は、基地局B1に固有のある周波数基準
に応じてアプリオリに発生されなければならないある受
信周波数で信号c(t)を発生させるために信号COM
によって当初制御される。それ故に、当初、信号c
(t)の周波数は従って発生されるべき規定周波数に対
して(±ΔFB1)の周波数偏移を有する。この種の周
波数制御装置で知られている方法により、ループフィル
タ31の出力側で発生された信号s(t)は、受信され
た信号d(t)の周波数−ここでは(F±ΔFB1+2
・ΔFD1±ΔFM)に等しい−と発振器32によって
発生された信号の周波数との周波数の差に比例してい
る。それ故に、ループの初期化時点からのこの信号s
(t)を34で積分すれば、(2・ΔFD1±ΔFM)
に比例した信号s’(t)が得られる。
るある実施形態によれば、基地局B1は、受信されたデ
ータの変調周波数に対して発振器の周波数をスレービン
グする制御装置を使用して、この往復周波数偏移を測定
する。その周波数制御装置は、相比較器30と、ループ
フィルタ31と、電圧で制御可能な発振器32を持つ。
相比較器30は受信周波数(F±ΔFB1+2・ΔFD
1±ΔFM)で変調されたデータ信号d(t)を受信す
る。発振器32は、基地局B1に固有のある周波数基準
に応じてアプリオリに発生されなければならないある受
信周波数で信号c(t)を発生させるために信号COM
によって当初制御される。それ故に、当初、信号c
(t)の周波数は従って発生されるべき規定周波数に対
して(±ΔFB1)の周波数偏移を有する。この種の周
波数制御装置で知られている方法により、ループフィル
タ31の出力側で発生された信号s(t)は、受信され
た信号d(t)の周波数−ここでは(F±ΔFB1+2
・ΔFD1±ΔFM)に等しい−と発振器32によって
発生された信号の周波数との周波数の差に比例してい
る。それ故に、ループの初期化時点からのこの信号s
(t)を34で積分すれば、(2・ΔFD1±ΔFM)
に比例した信号s’(t)が得られる。
【0032】信号s’(t)の値はキャッチされ、基地
局B1とモバイルMとの間の往復周波数偏移情報を構成
する。基地局B1は、送信装置33を通して、モバイル
Mに向けて、この周波数偏移情報の関数である周波数補
正値Sを送信する。ある実施例によれば、この周波数補
正値Sはカレント基地局B1とモバイルMとの間で確立
されている通信チャンネルに関連した信号表示チャンネ
ルで送信される。
局B1とモバイルMとの間の往復周波数偏移情報を構成
する。基地局B1は、送信装置33を通して、モバイル
Mに向けて、この周波数偏移情報の関数である周波数補
正値Sを送信する。ある実施例によれば、この周波数補
正値Sはカレント基地局B1とモバイルMとの間で確立
されている通信チャンネルに関連した信号表示チャンネ
ルで送信される。
【0033】第一の応用形によれば、ドプラー効果に起
因した周波数偏移のモバイルMによる補正は、カレント
基地局から次の基地局へのあらゆる通信転送とは無関係
に実現され得る。この場合、周期的に、カレント基地局
B1はモバイルMに向けて、モバイルMが自分のローカ
ル周波数基準をカレント基地局B1の周波数基準に連続
的に合わせるように、(2・ΔFD1±FM)に等しい
値を取る周波数補正値Sを送信する。典型的には、モバ
イルは、自分のローカル周波数基準がカレント基地局B
1の周波数基準と一致するように、(2・ΔFD1±F
M)の二分の一にほぼ等しい値だけ自分の周波数基準を
修正する。
因した周波数偏移のモバイルMによる補正は、カレント
基地局から次の基地局へのあらゆる通信転送とは無関係
に実現され得る。この場合、周期的に、カレント基地局
B1はモバイルMに向けて、モバイルMが自分のローカ
ル周波数基準をカレント基地局B1の周波数基準に連続
的に合わせるように、(2・ΔFD1±FM)に等しい
値を取る周波数補正値Sを送信する。典型的には、モバ
イルは、自分のローカル周波数基準がカレント基地局B
1の周波数基準と一致するように、(2・ΔFD1±F
M)の二分の一にほぼ等しい値だけ自分の周波数基準を
修正する。
【0034】別の応用形によれば、モバイルがカレント
基地局B1から次の基地局B2への通信転送に続く、こ
の次の基地局B2とのデータ交換に先だってのみ自分の
ローカル周波数基準を補正することが見込まれ得る。こ
の場合、モバイルMはこの通信転送に先立ちカレント基
地局B1から受信した周波数補正値Sに応じて自分のロ
ーカル周波数基準を補正する。
基地局B1から次の基地局B2への通信転送に続く、こ
の次の基地局B2とのデータ交換に先だってのみ自分の
ローカル周波数基準を補正することが見込まれ得る。こ
の場合、モバイルMはこの通信転送に先立ちカレント基
地局B1から受信した周波数補正値Sに応じて自分のロ
ーカル周波数基準を補正する。
【0035】図4に示されているように、モバイルMは
出力が変調器/復調器の入力部に印加される発振器40
と、発振器制御ユニット41を備えている。ターミナル
Mにおいて、ローカル周波数基準はカレント基地局B1
との進行中の通信に使用されている一乃至複数のカレン
ト送信・受信周波数によって規定される。モバイルMが
セルチェンジの直前に自分の送信・受信周波数を修正す
ると、新たな値COM’が発振器制御ユニット41の入
力部に印加される。この値COM’はローカル周波数基
準に応じて、すなわちカレント基地局B1とのデータ交
換のために採用されているカレント値COM’に応じて
規定される。発振器制御ユニット41は従ってこの新た
な値COM’と、さらに、カレント基地局B1から受信
した周波数補正値Sを受け取る。発振器制御ユニット4
0は、その結果、周波数補正値Sに応じたモバイルMの
ローカル周波数基準の補正器として働く。
出力が変調器/復調器の入力部に印加される発振器40
と、発振器制御ユニット41を備えている。ターミナル
Mにおいて、ローカル周波数基準はカレント基地局B1
との進行中の通信に使用されている一乃至複数のカレン
ト送信・受信周波数によって規定される。モバイルMが
セルチェンジの直前に自分の送信・受信周波数を修正す
ると、新たな値COM’が発振器制御ユニット41の入
力部に印加される。この値COM’はローカル周波数基
準に応じて、すなわちカレント基地局B1とのデータ交
換のために採用されているカレント値COM’に応じて
規定される。発振器制御ユニット41は従ってこの新た
な値COM’と、さらに、カレント基地局B1から受信
した周波数補正値Sを受け取る。発振器制御ユニット4
0は、その結果、周波数補正値Sに応じたモバイルMの
ローカル周波数基準の補正器として働く。
【0036】図2に戻って、基地局B1からのモバイル
による受信周波数は(F±ΔFB1+ΔFD1)によっ
て与えられるとともに、この周波数は次の基地局B2か
らの受信周波数(F±ΔFB2・ΔFD2)の発生のた
めのモバイルのローカル周波数基準を規定する。B1か
らの受信周波数とB2からの受信周波数との規定差(G
SMの枠内では200kHzの倍数である)を考慮に入
れなければ、モバイルがある高速を有している場合に禁
止的になりうる周波数偏移(ΔFD1±ΔFB1±ΔF
B2+ΔFD2)をモバイルが補償しなければならない
ことが分かる。
による受信周波数は(F±ΔFB1+ΔFD1)によっ
て与えられるとともに、この周波数は次の基地局B2か
らの受信周波数(F±ΔFB2・ΔFD2)の発生のた
めのモバイルのローカル周波数基準を規定する。B1か
らの受信周波数とB2からの受信周波数との規定差(G
SMの枠内では200kHzの倍数である)を考慮に入
れなければ、モバイルがある高速を有している場合に禁
止的になりうる周波数偏移(ΔFD1±ΔFB1±ΔF
B2+ΔFD2)をモバイルが補償しなければならない
ことが分かる。
【0037】発明によれば、周波数補正値Sのモバイル
による考慮は、いうなれば、モバイルが自分のローカル
周波数基準を補正することを可能にする。有利なこと
に、次の基地局B2とのデータ交換に先立ってモバイル
が自分のローカル周波数基準を補正する場合、この補正
は、(±ΔFB1+ΔFD1)の偏移を提示しているカ
レントローカル周波数基準から、測定された往復周波数
偏移(2・ΔFD1±ΔFM)のほぼ二分の一を減算す
ることによって行われる。
による考慮は、いうなれば、モバイルが自分のローカル
周波数基準を補正することを可能にする。有利なこと
に、次の基地局B2とのデータ交換に先立ってモバイル
が自分のローカル周波数基準を補正する場合、この補正
は、(±ΔFB1+ΔFD1)の偏移を提示しているカ
レントローカル周波数基準から、測定された往復周波数
偏移(2・ΔFD1±ΔFM)のほぼ二分の一を減算す
ることによって行われる。
【0038】従って、その結果、モバイルMのローカル
周波数基準は、その際、規定理論周波数に対して(±Δ
FB1±ΔFM/2)の偏移を有する。基地局B1に対
して存在するドプラー効果は、その際、モバイルによっ
て考慮されるので、モバイルは従って、もし項ΔFB
1、ΔFMおよびΔFB2を無視するならば、アプリオ
リに知られていない次の基地局B2との存在するドプラ
ー効果によって引き起こされる周波数偏移だけをもはや
補償すればよい。
周波数基準は、その際、規定理論周波数に対して(±Δ
FB1±ΔFM/2)の偏移を有する。基地局B1に対
して存在するドプラー効果は、その際、モバイルによっ
て考慮されるので、モバイルは従って、もし項ΔFB
1、ΔFMおよびΔFB2を無視するならば、アプリオ
リに知られていない次の基地局B2との存在するドプラ
ー効果によって引き起こされる周波数偏移だけをもはや
補償すればよい。
【図1】ドプラー効果によって引き起こされる周波数偏
移の計算を示したベクトルダイアグラム。
移の計算を示したベクトルダイアグラム。
【図2】あるターミナルとカレント基地局および次の基
地局との間でのデータ交換において適用されるさまざま
な周波数偏移を示した周波数ダイアグラム。
地局との間でのデータ交換において適用されるさまざま
な周波数偏移を示した周波数ダイアグラム。
【図3】発明による方法の実施のためのある基地局にお
ける周波数フィードバック制御回路のブロックダイアグ
ラムである。
ける周波数フィードバック制御回路のブロックダイアグ
ラムである。
【図4】発明によるあるターミナルにおける振動回路の
ブロックダイアグラムである。
ブロックダイアグラムである。
B1 カレント基地局 M モバイルまたはターミナル B2 次の基地局
Claims (6)
- 【請求項1】 移動体との無線通信網におけるドプラー
効果を補正する方法であって、 あるカレント基地局(B1)とあるモバイル(M)との
間のある往復周波数偏移(2・ΔFD1±ΔFM)をそ
のカレント基地局で測定するステップと、 前記周波数偏移(2・ΔFD1±ΔFM)の関数である
ところのある周波数補正値(S)を前記カレント基地局
(B1)からモバイル(M)に向けて送信するステップ
と、 前記周波数補正値に応じたあるローカル周波数基準をモ
バイル(M)によって補正するステップとを含む方法。 - 【請求項2】 前記測定が、一方において、アプリオリ
に発生されなければならないある受信周波数(F±ΔF
B1)に応じて、また他方において、モバイル(M)か
ら実際に受信される前記受信周波数(F±ΔFB1+2
・ΔFD1±ΔFM)に応じて得られることを特徴とす
る請求項1に記載の方法。 - 【請求項3】 前記周波数補正値に応じたローカル周波
数基準のモバイル(M)による前記補正ステップが、カ
レント基地局(B1)から次の基地局(B2)への通信
転送に続いて、この次の基地局(B2)とのデータ交換
の前に実施され、また、モバイル(M)による自分のロ
ーカル周波数基準の補正ステップが、前記ローカル周波
数基準から測定された周波数偏移(2・ΔFD1±ΔF
M)のほぼ二分の一を減算するステップを含んでいるこ
とを特徴とする請求項1または2に記載の方法。 - 【請求項4】 前記周波数補正値(S)がモバイルに向
けて前記カレント基地局から信号表示チャンネルで送信
されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項
に記載の方法。 - 【請求項5】 受信されたデータ(d(t))の変調周
波数に対して発振器の周波数をスレービングする制御手
段(30、31、32)を持つ、請求項1から4のいず
れか一項に記載のある方法を実施するための基地局(B
1)であって、 前記往復周波数偏移に関する情報(s’(t))をキャ
ッチするために、前記周波数制御手段と協働する手段
と、 往復周波数偏移の関数である前記周波数補正値(S)を
モバイルに向けて送信する手段(33)とを備える基地
局。 - 【請求項6】 請求項1から4のうちの任意の一項に記
載の方法を実施するための無線通信モバイルターミナル
であって、前記受信した周波数補正値(S)に応じてあ
るローカル周波数基準を補正する手段(41)を持つこ
とを特徴とするターミナル。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
FR9615269 | 1996-12-12 | ||
FR9615269A FR2757339B1 (fr) | 1996-12-12 | 1996-12-12 | Procede de correction de l'effet doppler dans un reseau de radiocommunications avec les mobiles |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10200471A true JPH10200471A (ja) | 1998-07-31 |
Family
ID=9498591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9343205A Pending JPH10200471A (ja) | 1996-12-12 | 1997-12-12 | 移動体との無線通信網におけるドプラー効果の補正方法 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0848509A1 (ja) |
JP (1) | JPH10200471A (ja) |
CA (1) | CA2222408A1 (ja) |
FR (1) | FR2757339B1 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2007015394A1 (ja) * | 2005-08-01 | 2007-02-08 | Mitsubishi Electric Corporation | 自動周波数制御方法 |
EP1764968A2 (en) | 2005-09-15 | 2007-03-21 | Fujitsu Ltd. | Transceiver with precompensation of Doppler shifts |
JPWO2008096408A1 (ja) * | 2007-02-05 | 2010-05-20 | 富士通株式会社 | 無線端末装置 |
JP2011101438A (ja) * | 2011-02-14 | 2011-05-19 | Fujitsu Ltd | 移動通信システム、並びに移動通信システムにおいて使用される基地局装置および移動局装置 |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1052788A1 (en) * | 1999-05-13 | 2000-11-15 | ICO Services Ltd. | Broadcast control channel reception in a mobile satellite telephone system |
EP1094622A1 (en) * | 1999-10-18 | 2001-04-25 | Sait Devlonics N.V. | Method for determining the frequency error on a local oscillator of a terminal |
WO2021033085A1 (en) * | 2019-08-16 | 2021-02-25 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Frequency adjustment for non-terrestrial networks |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US3593138A (en) * | 1968-07-31 | 1971-07-13 | Nasa | Satellite interlace synchronization system |
JPH0422225A (ja) * | 1990-05-17 | 1992-01-27 | Sony Corp | 通信方式 |
GB2277232B (en) * | 1993-03-20 | 1997-06-11 | Motorola Inc | A communications system and a mobile radio |
GB2285198B (en) * | 1993-12-22 | 1998-03-04 | Nokia Mobile Phones Ltd | Multi-mode radio telephone |
US5742908A (en) * | 1994-09-14 | 1998-04-21 | Ericsson Inc. | Frequency error correction in a satellite-mobile communications system |
ES2107340B1 (es) * | 1994-09-29 | 1998-07-01 | Alcatel Espacio Sa | Demodulador digital con correccion de frecuencia. |
-
1996
- 1996-12-12 FR FR9615269A patent/FR2757339B1/fr not_active Expired - Fee Related
-
1997
- 1997-12-08 EP EP97402961A patent/EP0848509A1/fr not_active Withdrawn
- 1997-12-11 CA CA002222408A patent/CA2222408A1/fr not_active Abandoned
- 1997-12-12 JP JP9343205A patent/JPH10200471A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2007015394A1 (ja) * | 2005-08-01 | 2007-02-08 | Mitsubishi Electric Corporation | 自動周波数制御方法 |
JPWO2007015394A1 (ja) * | 2005-08-01 | 2009-02-19 | 三菱電機株式会社 | 自動周波数制御方法 |
JP4629108B2 (ja) * | 2005-08-01 | 2011-02-09 | 三菱電機株式会社 | 自動周波数制御方法 |
EP1764968A2 (en) | 2005-09-15 | 2007-03-21 | Fujitsu Ltd. | Transceiver with precompensation of Doppler shifts |
JP2007081952A (ja) * | 2005-09-15 | 2007-03-29 | Fujitsu Ltd | 移動通信システム、並びに移動通信システムにおいて使用される基地局装置および移動局装置 |
US8179926B2 (en) | 2005-09-15 | 2012-05-15 | Fujitsu Limited | Mobile communication system, and base transceiver station apparatus and mobile station apparatus used in mobile communication system |
JPWO2008096408A1 (ja) * | 2007-02-05 | 2010-05-20 | 富士通株式会社 | 無線端末装置 |
JP2011101438A (ja) * | 2011-02-14 | 2011-05-19 | Fujitsu Ltd | 移動通信システム、並びに移動通信システムにおいて使用される基地局装置および移動局装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0848509A1 (fr) | 1998-06-17 |
FR2757339B1 (fr) | 1999-01-08 |
FR2757339A1 (fr) | 1998-06-19 |
CA2222408A1 (fr) | 1998-06-12 |
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