JPH10199814A - 半導体気相成長装置 - Google Patents

半導体気相成長装置

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JPH10199814A
JPH10199814A JP154197A JP154197A JPH10199814A JP H10199814 A JPH10199814 A JP H10199814A JP 154197 A JP154197 A JP 154197A JP 154197 A JP154197 A JP 154197A JP H10199814 A JPH10199814 A JP H10199814A
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秀人 石川
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直 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体気相成長装置のより一層の操作、制御
の簡便性の向上を図り、装置の配置のレイアウトを簡略
化し、メンテナンスの安全性、作業性の向上を図る。 【解決手段】 原料供給室1と、原料供給量制御室2
と、反応室3と、排気圧力制御室4と、排ガス処理室5
の各小区割室からなる半導体気相成長装置において、各
小区割室を、それぞれ排気可能な個別小区割室とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体気相成長装
置に係わる。
【0002】
【従来の技術】例えば、LED(Light Emitting Diod
e)、HEMT(High Electron MobilityTransistor) を
始めとする種々の半導体デバイスの装置における化合物
半導体の成膜、例えばエピタキシャル成長においては、
正確で、再現性のある原料の供給制御ができる有機金属
気相成長法(MOCVD法)等の気相成長法が適してい
る。さらにこれらの方法は、非平衡状態での結晶成長を
特徴としており、液相成長法(LED)では困難な多元
系化合物半導体混晶を得ることができる。
【0003】図3に、従来における一般的な半導体気相
成長装置としての、例えば、GaAs、AlGaAs、
AlGaAsP等の化合物半導体層のエピタキシーを行
う有機金属気相成長装置(以下、MOCVD装置とす
る)の概略図を示す。
【0004】この半導体気相成長装置は、原料ガス供給
室11、原料供給量制御室12、気相成長がなされる反
応室13、排気圧力制御室14、および排ガス処理室1
5からなるものである。
【0005】また、この半導体気相成長装置の外部に
は、反応室13と気相成長がなされる半導体基板等の被
気相成長基板の出し入れがなされる開閉口を通じて連通
しているクリーンエリア17と、原料供給室11,原料
供給量制御室12,反応室13,排気圧力制御室14,
および排ガス処理室15の各室と各開閉口を通じて連通
しているメンテナンスエリア16とが設けられている。
これらのクリーンエリア17およびメンテナンスエリア
16は、隔壁18aおよび18bにより分離された構成
となっている。
【0006】ここで、原料ガス供給室11とは、原料ガ
ス例えばアルシン(AsH3 )、ホスフィン(PH3
等のV族原料ガスの高圧ガスシリンダー(ガスボンベ)
が設置されたシリンダーキャビネットから成っており、
これらのガスの供給を行うための原料ガス供給部を指称
する。
【0007】また、原料供給量制御室12とは、例えば
有機金属原料ガス供給部と、これよりの原料ガス、およ
び上記原料ガス供給室11からの原料ガスの流量を制御
するマスフローコントローラ(MFC)の配置部を指称
する。また、マスフローコントローラ(MFC)の直近
には、例えばトリメチルガリウム(TMGa)、トリメ
チルアルミニウム(TMAl)等のIII 族の有機金属原
料が充填された有機金属原料槽が配置されている。すな
わち、マスフローコントローラ(MFC)で精密に制御
されたキャリアガスをIII 族の有機金属原料槽内に供給
し、バブリングを行って有機金属原料ガス輸送がなされ
る。また、III 族の有機金属原料の供給量は、微少な量
に制御することが必要とされているため、マスフローコ
ントローラ(MFC)からIII 族の有機金属原料槽まで
の配管の距離は短く設置されている。また、有機金属原
料槽は、一般的に恒温槽等により温度制御されている。
これらの原料ガス供給室11と原料供給量制御室12
は、配管で繋がっており、これらより供給され、それぞ
れマスフローコントローラ(MFC)により流量制御が
なされたV族原料ガスおよびIII 族有機金属原料は、反
応室13に送り込まれるようになされている。
【0008】反応室13に送り込まれたIII 族有機金属
原料およびV族原料ガスは、高周波コイル等の加熱手段
(図示せず)によって、一定温度に保たれたサセプタ
(被気相成長基板の支持体)上の被気相成長基板に送り
込まれ、そこで熱分解を起こして基板上に目的とする化
合物半導体層のエピタキシャル成長を行うようになされ
ている。なお、反応室13には、多数枚の被気相成長基
板に対する半導体膜の成膜に際し、半導体膜の均一性を
向上させるためのサセプタの回転機構や、被気相成長基
板、例えば半導体基板をセッティングするための準備室
いわゆる窒素ボックスや、ロードロック機構等がある。
【0009】排気圧力制御室14は、反応室13と配管
で繋がっている。この排気圧力制御室14は、減圧ポン
プや、圧力を一定に保つ制御機器、バルブ類、圧力計
類、フィルター等により構成されている。多数枚の被気
相成長基板、例えば半導体基板に対して半導体膜を成長
させるためには、半導体基板の面内および半導体基板間
の圧力を均一にする必要があることから、半導体膜は、
通常減圧成長させる。 そこで、この排気圧力制御室1
4によって、反応室13を排気することにより反応室1
3内の圧力を減少させている。
【0010】排ガス処理室15においては、反応室13
において半導体膜の成長が行われた後に放出される排ガ
ス内に含まれる成分を所定の基準値以内にするように処
理がなされ、無害化された状態で半導体気相成長装置外
に送り出すようになされる。
【0011】一方、半導体気相成長装置の外部のクリー
ンエリア17は、反応室13において成膜した半導体膜
を取り出したり、半導体膜を成膜するための基板を反応
室13内に設置したりするためのスペースである。この
ため、このクリーンエリア17は、上述した半導体気相
成長に使用する原料等で汚染されることのないように清
浄な環境状態に保持されている。
【0012】また、メンテナンスエリア16は、原料供
給室11内から使用済みのV族原料ガスのシリンダーを
搬出したり、逆に新たなV族原料ガスのシリンダーを搬
入したり、原料供給量制御室12に、原料供給室11を
通過してIII 族有機金属原料の搬入および搬出を行った
り、反応室13内に付着した生成物の除去を行ったり、
また、排気圧力制御室14内のフィルターの取り付け等
を行ったり、排ガス処理室15の装置の交換を行ったり
するスペースである。すなわち、このメンテナンスエリ
ア16においては、原料ガスのシリンダーを半導体気相
成長装置の内外部に搬送、および搬入したり、半導体気
相成長装置自体のメンテナンスを行ったりするスペース
である。
【0013】上述したように、MOCVD装置を例とす
る半導体気相成長装置は、種々の周辺装置機器を含む総
合装置であるといえる。この装置を用いて半導体膜を成
膜させる被気相成長基板は充分清浄な環境で取り扱うこ
とが、要求される半導体膜の膜質、膜特性を保つために
は必要である。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
の構成の半導体気相成長装置においては、半導体気相成
長装置の外部に、原料ガスのシリンダーを半導体気相成
長装置の内外部に搬送、搬入したり、半導体気相成長装
置自体のメンテナンスを行ったりするメンテナンスエリ
ア16を設けた構成となっている。
【0015】このメンテナンスエリア16は、原料ガス
のシリンダーを半導体気相成長装置の内外部に搬送、搬
入する関係上、オープンスペースとすることが必要であ
るが、上述したように、原料ガスのシリンダーを半導体
気相成長装置の内外部に搬送、搬入するのみならず、反
応室13内に付着した生成物の除去を行ったり、また、
排気圧力制御室14内のフィルターの取り付け、交換等
を行ったり、排ガス処理室15の構成部の交換等を行っ
たりするような半導体気相成長装置自体のメンテナンス
を行うと、このメンテナンスエリア16は、例えば、半
導体原料の砒素、砒素化物あるいは燐化物等により汚染
される。
【0016】このような半導体原料は有毒であり、特に
有機金属は空気中で発火するおそれがある。上述した構
成の半導体気相成長装置においては、半導体材料が作業
者や搬出する物資を通して外部に飛散するおそれがあ
る。
【0017】そこで、原料ガスのシリンダーを半導体気
相成長装置の内外部に搬送、搬入するためのオープンス
ペースの部分と、半導体気相成長装置自体のメンテナン
スを行う部分とを分けた構成とし、かつ半導体気相成長
装置を構成する各室を個別に排気可能とした構成を有す
る半導体気相成長装置が必要である。
【0018】また、多数枚の半導体膜を一度に成膜する
必要があることから、装置の大規模化が進んでおり、同
一のスペースに何台もの半導体気相成長装置を設置する
必要がある。上述した従来の構成の半導体気相成長装置
を、同一のスペースに何台も設置すると、図4に示すよ
うに、クリーンエリア17とメンテナンスエリア16と
が複雑に、入り組んだ形状を呈することは避けられな
い。このため、何台もの半導体気相成長装置を、クリー
ンエリア17と、メンテナンスエリア16とが完全に分
離して配置するためには、半導体気相成長装置の配置の
レイアウト上困難を伴う。
【0019】そこで、クリーンエリア17とメンテナン
スエリア16とを分離しやすく、半導体気相成長装置の
配置のレイアウトをし易い構成の半導体気相成長装置が
望まれている。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体気相成長
装置は、原料供給室と、原料供給量制御室と、反応室
と、排気圧力制御室と、排ガス処理室の各小区割室から
なり、原料供給室、原料供給量制御室、反応室、排気圧
力制御室、排ガス処理室が、それぞれ排気可能な個別小
区割室から成るものである。
【0021】上述の本発明の半導体気相成長装置によれ
ば、半導体原料が、装置や、建物の外部に拡散すること
を効果的に回避することができる。また、何台もの半導
体気相成長装置を同一のスペースに設置する場合におい
ても、クリーンエリアと、メンテナンスエリアとを完全
に分離して配置することができるので、半導体気相成長
装置の配置のレイアウト上の困難性を大幅に軽減するこ
とができる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の半導体気相成長
装置の一実施例として、有機金属気相成長装置(MOC
VD装置)を挙げて説明する。
【0023】図1に、本発明の一般的な半導体気相成長
装置としての、例えば、GaAs、AlGaAs、Al
GaAsP等の化合物半導体層のエピタキシーを行う有
機金属気相成長装置(以下、MOCVD装置とする)の
概略図を示す。
【0024】なお、以下に示すMOCVD装置において
は、III −V族の化合物半導体膜を気相成長させる場合
において説明するが、本発明は、この例に限定されるも
のではなく、II−VI族等、種々の材料の変更が可能であ
る。
【0025】図1に示すように、この半導体気相成長装
置は、内部に原料ガス供給室1、原料供給量制御室2、
気相成長がなされる反応室3、排気圧力制御室4、排ガ
ス処理室5のみならず、メンテナンス作業エリア10を
設けたものである。これらの原料ガス供給室1、原料供
給量制御室2、反応室3、排気圧力制御室4、排ガス処
理室5は、それぞれ小区割室となっており、これらの小
区割室は、それぞれが個別に排気可能な構成となってい
る。
【0026】また、図1に示すように、原料ガス供給室
1、原料供給量制御室2、反応室3、排気圧力制御室
4、排ガス処理室5、およびメンテナンス作業エリア1
0は、全体として大区割室50を形成し、この大区割室
50は、気密室となっている。
【0027】上記メンテナンス作業エリア10は、原料
ガス供給室1、原料供給量制御室2、反応室3、排気圧
力制御室4、排ガス処理室5の各室と密閉開閉口を通じ
て連通している。
【0028】この半導体気相成長装置の外部には、反応
室3と気相成長がなされる半導体基板等の出し入れがな
される開閉口を通じて連通しているクリーンエリア7
と、原料供給室1,排気圧力制御室4,および排ガス処
理室5の各室と各開閉口を通じて連通しているメンテナ
ンスエリア6とが設けられている。これらのクリーンエ
リア7、およびメンテナンスエリア6は、隔壁8aおよ
び8bにより分離された構成となっている。
【0029】ここで、原料ガス供給室1とは、原料ガス
例えばアルシン(AsH3 )、ホスフィン(PH3 )等
のV族原料ガスの高圧ガスシリンダー(ガスボンベ)が
設置されたシリンダーキャビネットから成っており、こ
れらのガスの供給を行うための原料供給部を指称する。
【0030】また、原料供給量制御室2とは、例えば有
機金属原料ガス供給部と、これよりの原料ガスおよび原
料ガス供給室1からの原料ガスの流量を制御するマスフ
ローコントローラ(MFC)の配置部を指称する。
【0031】このマスフローコントローラ(MFC)の
直近には、例えばトリメチルガリウム(TMGa)、ト
リメチルアルミニウム(TMAl)等のIII 族の有機金
属原料が充填された有機金属原料槽が配置されている。
すなわち、マスフローコントローラ(MFC)で精密に
制御されたキャリアガスをIII 族の有機金属原料槽内に
供給し、バブリングを行って有機金属ガスの輸送がなさ
れる。
【0032】また、III 族の有機金属原料の供給量は、
微少な量に制御することが必要とされているため、マス
フローコントローラ(MFC)からIII 族の有機金属原
料槽までの配管の距離は短く設置されている。また、有
機金属原料槽は、一般的に恒温槽等により温度制御され
ている。これらの原料ガス供給室1と原料供給量制御室
2は、配管30で繋がっており、これらより供給され、
それぞれマスフローコントローラ(MFC)により流量
制御がなされたV族原料ガスおよびIII 族有機金属原料
は、配管31aおよび31bを通じて反応室3に送り込
まれるようになされている。
【0033】反応室3に送り込まれたIII 族有機金属原
料およびV族原料ガスは、高周波コイル等の加熱手段
(図示せず)によって、一定温度に保たれたサセプタ
(被気相成長基板の支持体)上の被気相成長基板に送り
込まれ、そこで熱分解を起こして基板上に目的とする化
合物半導体層のエピタキシャル成長を行うようになされ
ている。なお、反応室3には、多数枚の被気相成長基板
に対する半導体膜の成膜に際し、半導体膜の均一性を向
上させるためのサセプタの回転機構や、被気相成長基板
例えば半導体基板をセッティングするための準備室、い
わゆる窒素ボックスや、ロードロック機構等がある。
【0034】排気圧力制御室4は、反応室3と配管32
で繋がっている。この排気圧力制御室4は、減圧ポンプ
や、圧力を一定に保つ制御機器、バルブ類、圧力計類、
フィルター等により構成されている。多数枚の被気相成
長基板例えば半導体基板に対して半導体膜を成長させる
ためには、半導体基板の面内および半導体基板間の圧力
を均一にする必要があることから、半導体膜は、通常減
圧成長させる。 そこで、この排気圧力制御室4によっ
て、反応室3を排気することにより反応室3内の圧力を
減少させている。
【0035】排ガス処理室5は、配管32により反応室
3と繋がっており、この排ガス処理室5においては、反
応室3において半導体膜の成長が行われた後に放出され
る排ガス内に含まれる成分を所定の基準値以内にするよ
うに処理がなされ、無害化された状態で半導体気相成長
装置外に送り出すようになされる。
【0036】メンテナンス作業エリア10は、原料ガス
供給室1、原料供給量制御室2、反応室3、排気圧力制
御室4、排ガス処理室5の各室と密閉開閉口を通じて連
通している。このメンテナンス作業エリア10は、原料
供給室1内から使用済みのV族原料ガスのボンベを搬出
したり、原料供給量制御室2に、III 族有機金属原料の
搬入および搬出を行ったり、反応室3内に付着した生成
物の除去を行ったり、また、排気圧力制御室4内のフィ
ルターの取り付け等を行ったり、排ガス処理室5の装置
の交換を行ったりするスペースである。
【0037】すなわち、このメンテナンスエリア作業エ
リア10は、半導体気相成長装置の各室の整備、原料の
供給制御等、専ら作業者の手により作業が行われるスペ
ースである。
【0038】一方、半導体気相成長装置の外部のクリー
ンエリア7は、反応室3において成膜した半導体膜を取
り出したり、半導体膜を成膜するための基板を反応室3
内に設置したりするためのスペースである。このため、
このクリーンエリア7は、上述した半導体気相成長に使
用する原料等で汚染されることのないように清浄な環境
状態に保持されている。
【0039】半導体気相成長装置の外部のメンテナンス
エリア6は、原料ガスのシリンダーや、半導体気相成長
装置の各部品等を半導体気相成長装置の近傍まで搬入し
たり、使用済みの原料ガスのシリンダーや、古くなった
半導体気相成長装置の各部品等を搬出したりするスペー
スである。
【0040】上述したように、MOCVD装置を例とす
る半導体気相成長装置は、種々の周辺装置機器を含む総
合装置であるといえる。この装置を用いて半導体膜を成
膜させる被気相成長基板は充分清浄な環境で取り扱われ
る。
【0041】次に、本発明の半導体気相成長装置の、他
の例について説明する。図2は、本発明の半導体気相成
長装置の他の例の概略図を示す。この半導体気相成長装
置は、原料供給室21、原料供給量制御室22、反応室
23aおよび23b、排気圧力制御室24、排ガス処理
室25、およびメンテナンス作業エリア20を有し、こ
れらの原料供給量制御室22、反応室23aおよび23
b、排気圧力制御室24、排ガス処理室25は、それぞ
れ小区割室となっており、これらの小区割室はそれぞれ
が、個別に排気可能な構成となっている。
【0042】また、図2に示すように、原料供給量制御
室22、反応室23aおよび23b、排気圧力制御室2
4、排ガス処理室25、およびメンテナンス作業エリア
20は、全体として大区割室60を形成し、この大区割
室60は、気密性を有している。
【0043】また、原料供給室21は、上記大区割室6
0の外部に配置されており、原料供給量制御室22は、
他の小区割室、すなわち原料供給量制御室22、反応室
23aおよび23b、排気圧力制御室24、排ガス処理
室25、およびメンテナンス作業エリア20に、積層さ
れた構成となっている。
【0044】さらに、この半導体気相成長装置は、反応
室23aおよび23bを、2室有する構成となってい
る。
【0045】この半導体気相成長装置のメンテナンス作
業エリア20は、原料供給量制御室22、反応室23a
および23b、排気圧力制御室24、排ガス処理室25
の各室と密閉開閉口を通じて連通している。
【0046】この半導体気相成長装置の外部には、反応
室23aおよび23bと気相成長がなされる半導体基板
等の被気相成長基板の出し入れがなされる開閉口を通じ
て連通しているクリーンエリア7と、原料供給室21,
大区割室60内の排気圧力制御室24,および排ガス処
理室5の各室と各開閉口を通じて連通しているメンテナ
ンスエリア26とが設けられている。これらのクリーン
エリア27、およびメンテナンスエリア26は、隔壁2
8aおよび28bにより分離された構成となっている。
【0047】ここで、原料ガス供給室21においては、
上述した例と同様に、V族原料ガスの供給が行われる。
【0048】また、積層構造とされた原料供給量制御室
22においては、ガスの流量を制御するマスフローコン
トローラ(MFC)、およびIII 族の有機金属原料が充
填された有機金属原料槽が配置されている。すなわち、
マスフローコントローラ(MFC)によって、上記原料
ガス供給室21からの原料ガスの流量および有機金属原
料ガスの流量の制御がなされ、これらの原料ガスの輸送
がなされる。
【0049】これらの原料ガス供給室21と原料供給量
制御室22は、配管40で繋がっており、これらより供
給および流量制御がなされたV族原料ガスとIII 族有機
金属原料は、配管41aおよび41bを通じて、それぞ
れ反応室23aおよび23bに送り込まれるようになさ
れている。
【0050】反応室23aおよび23bに送り込まれた
III 族有機金属原料およびV族原料ガスは、高周波コイ
ル等の加熱手段(図示せず)によって、一定温度に保た
れたサセプタ(被気相成長基板の支持体)上の被気相成
長基板に送り込まれ、そこで熱分解を起こして基板上に
目的とする化合物半導体層のエピタキシャル成長を行う
ようになされている。
【0051】排気圧力制御室24は、反応室23aおよ
び23bと配管42aおよび42bで繋がっている。こ
の排気圧力制御室24は、減圧ポンプや、圧力を一定に
保つ制御機器、バルブ類、圧力計類、フィルター等によ
り構成されている。この排気圧力制御室24によって、
反応室23aおよび23bを排気することにより反応室
内の圧力を減少させている。
【0052】排ガス処理室25は、反応室23aおよび
23bと配管43および44で繋がっており、反応室2
3aおよび23bにおいて半導体膜の成長が行われた後
に放出される排ガス内に含まれる成分を所定の基準値以
内にするように処理がなされ、無害化された状態で半導
体気相成長装置外に送り出すようになされている。
【0053】メンテナンス作業エリア20、メンテナン
スエリア26、およびクリーンエリア27の役割につい
ては、上述した例と同様である。
【0054】このように、原料供給室21を大区割室6
0の外部に配置し、原料供給量制御室22を、他の小区
割室、すなわち原料供給量制御室22、反応室23aお
よび23b、排気圧力制御室24、排ガス処理室25に
積層した構成としたことにより、半導体気相成長装置の
高層化を図ることができ、これにより、一定スペースに
おいて、半導体気相成長装置が専有する面積を小さくす
ることができ、一定面積中に、装置の多数配置が可能と
なる。
【0055】また、この半導体気相成長装置において
は、反応室を2室設けた構成としたことにより、多数の
半導体膜を同時に成膜することが可能となり、半導体膜
の生産性の向上を図ることができた。
【0056】上述した図2に示した他の実施例の半導体
気相成長装置においては、原料供給量制御室22を、他
の小区割室に積層した構成としたが、本発明は、この例
に限定されるものではなく、原料供給量制御室22以外
の小区割室を、この他の小区割室と積層させた構成とす
ることができる。
【0057】さらに、図2に示した他の実施例の半導体
気相成長装置においては、反応室を、2室有する構成と
したが、本発明は、この例に限定されるものではなく、
半導体膜の生産性の向上に応じて、さらに多くの反応室
を配置した構成とすることができる。
【0058】また、上述した半導体気相成長装置におい
ては、III −V族の半導体膜を成膜する場合について説
明したが、本発明は、この例に限定されるものではな
く、II−VI族の半導体膜を成膜する場合等、種々の原料
の変更が可能である。
【0059】上述したように、本発明の半導体気相成長
装置は、原料供給室1,21と、原料供給量制御室2,
22と、反応室3,23a,23bと、排気圧力制御室
4,24と、排ガス処理室5,25の各小区割室からな
り、これらの各小区割室をそれぞれ個別に排気可能な構
成としたものである。
【0060】また、本発明の半導体気相成長装置は、上
述した小区割室が全体として、あるいは、上記の小区割
室のうちの一部の小区割室を除いて、気密室である大区
割室50,60を形成した構成を有するものである。
【0061】また、半導体気相成長装置の内部に、原料
ガスのシリンダーや半導体気相成長装置の各部品を半導
体気相成長装置の内外部に搬送、搬入したり、半導体気
相成長装置自体のメンテナンスを行ったりするメンテナ
ンス作業エリア10,20を設け、かつ半導体気相成長
装置を構成する各室を個別に排気可能とした構成とした
ものである。
【0062】上述したように、本発明においては、原料
供給室1,21と、原料供給量制御室2,22と、反応
室3,23a,23bと、排気圧力制御室4,24と、
排ガス処理室5,25をそれぞれ、個別に排気可能な小
区割室とし、また、これらの小区割室が全体として、あ
るいは、上記の小区割室のうちの一部の小区割室を除い
て、大区割室を形成した構成をなすものとし、また、半
導体気相成長装置の内部にメンテナンス作業エリア1
0,20を設けることにより、作業者がメンテナンス作
業エリア10,20において衣服や靴に、例えば、砒
素、砒素化物あるいは燐化物等の半導体原料が付着した
としても、装置の外部に出る際には、衣服や靴を交換す
ることにより、半導体原料が半導体気相成長装置や建物
の外部に拡散することを防止することができる。
【0063】また、メンテナンスエリア6,26は原料
ガスのシリンダーを半導体気相成長装置の近傍に搬送、
搬入する関係上、オープンスペースとすることが必要で
あるが、メンテンナンス作業エリア10,20におい
て、各小区割室から取り出した原料ガスのシリンダー
や、半導体気相成長装置の部品等を、梱包等することに
より、付着している半導体原料が、拡散しないような状
態で、メンテナンスエリア6,26に送り出すことによ
り、半導体原料が装置や、建物の外部に拡散することを
防止することができる。
【0064】また、上述した構成の本発明の半導体気相
成長装置は、半導体気相成長装置の内部にメンテナンス
作業エリア10,20を設け、メンテナンスエリア6,
26と分けた構成としたため、クリーンエリア7,27
とメンテナンスエリア6,26とを、隔壁により分離し
た単純な形状とすることができる。このため、何台もの
半導体気相成長装置を、クリーンエリアと、メンテナン
スエリアとを完全に分離して、クリーンエリアと、メン
テナンスエリアとが入り組んだ構成となることなく配置
することができ、半導体気相成長装置の配置のレイアウ
ト上の困難性を大幅に軽減することができる。
【0065】
【発明の効果】本発明の半導体気相成長装置によれば、
半導体原料が、装置や、建物の外部に拡散することを効
果的に回避することができた。
【0066】本発明の半導体気相成長装置によれば、何
台もの半導体気相成長装置を、クリーンエリアと、メン
テナンスエリアとを完全に分離して配置することがで
き、半導体気相成長装置の配置のレイアウト上の困難性
を大幅に軽減することができた。
【0067】また、本発明の半導体気相成長装置によれ
ば、半導体気相成長装置の高層化を図ることができ、こ
れにより、半導体気相成長装置が専有する面積を小さく
することができ、一定面積中に、半導体気相成長装置の
多数配置が可能となった。
【0068】このように、本発明によれば、半導体気相
成長装置のより一層の操作、制御の簡便性の向上を図
り、半導体気相成長装置の配置のレイアウトを簡略化
し、メンテナンスの安全性、作業性の向上を図ることが
できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構成の半導体気相成長装置に概略図を
示す。
【図2】本発明の他の実施例の半導体気相成長装置に概
略図を示す。
【図3】従来の構成の半導体気相成長装置に概略図を示
す。
【図4】従来の構成の半導体気相成長装置を複数個並べ
た状態図を示す。
【符号の説明】
1,11,21 原料供給室、2,12,22 原料供
給量制御室、3,1323a,23b 反応室、4,1
4,24 排気圧力制御室、5,15,25排ガス処理
室、6,16,26 メンテナンスエリア、7,17,
27 クリーンエリア、8a,8b,18a,18b,
28a,28b 隔壁、10,20メンテナンス作業エ
リア、30,31a,31b,32,40,41a,4
1b,42a,42b,43,44 配管、50,60
大区割室

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原料供給室と、原料供給量制御室と、反
    応室と、排気圧力制御室と、排ガス処理室の各小区割室
    を有し、 上記原料供給室、原料供給量制御室、反応室、排気圧力
    制御室、排ガス処理室が、それぞれ排気可能な個別小区
    割室からなることを特徴とする半導体気相成長装置。
  2. 【請求項2】 上記の小区割室が全体として、あるい
    は、上記の小区割室のうちの一部の小区割室を除いて、
    大区割室を形成し、 該大区割室が気密室とされたことを特徴とする請求項1
    に記載の半導体気相成長装置。
  3. 【請求項3】 上記大区割室内に、小区割室及びその小
    区割室間の配管のメンテンナンスを行うメンテナンス作
    業エリアを有していることを特徴とする請求項2に記載
    の半導体気相成長装置。
  4. 【請求項4】 上記原料供給室が、 原料供給量制御室と、反応室と、排気圧力制御室と、排
    ガス処理室からなる大区割室とは別室であることを特徴
    とする請求項2に記載の半導体気相成長装置。
  5. 【請求項5】 上記原料供給室が、 原料供給量制御室と、反応室と、排気圧力制御室と、排
    ガス処理室からなる大区割室とは別室であることを特徴
    とする請求項3に記載の半導体気相成長装置。
  6. 【請求項6】 上記反応室を複数有していることを特徴
    とする請求項1に記載の半導体気相成長装置。
  7. 【請求項7】 上記反応室を複数有していることを特徴
    とする請求項2に記載の半導体気相成長装置。
  8. 【請求項8】 上記反応室を複数有していることを特徴
    とする請求項3に記載の半導体気相成長装置。
  9. 【請求項9】 上記反応室を複数有していることを特徴
    とする請求項4に記載の半導体気相成長装置。
  10. 【請求項10】 上記反応室を複数有していることを特
    徴とする請求項5に記載の半導体気相成長装置。
  11. 【請求項11】 上記小区割室の内のいずれか一部の小
    区割室が、他の小区割室に積層された構成を有すること
    を特徴とする請求項2の半導体気相成長装置。
  12. 【請求項12】 上記小区割室の内のいずれか一部の小
    区割室が、他の小区割室に積層された構成を有すること
    を特徴とする請求項3の半導体気相成長装置。
  13. 【請求項13】 上記小区割室の内のいずれか一部の小
    区割室が、他の小区割室に積層された構成を有すること
    を特徴とする請求項4の半導体気相成長装置。
  14. 【請求項14】 上記小区割室の内のいずれか一部の小
    区割室が、他の小区割室に積層された構成を有すること
    を特徴とする請求項5の半導体気相成長装置。
  15. 【請求項15】 上記小区割室の内のいずれか一部の小
    区割室が、他の小区割室に積層された構成を有すること
    を特徴とする請求項6の半導体気相成長装置。
  16. 【請求項16】 上記小区割室の内のいずれか一部の小
    区割室が、他の小区割室に積層された構成を有すること
    を特徴とする請求項7の半導体気相成長装置。
  17. 【請求項17】 上記小区割室の内のいずれか一部の小
    区割室が、他の小区割室に積層された構成を有すること
    を特徴とする請求項8の半導体気相成長装置。
  18. 【請求項18】 上記小区割室の内のいずれか一部の小
    区割室が、他の小区割室に積層された構成を有すること
    を特徴とする請求項9の半導体気相成長装置。
  19. 【請求項19】 上記小区割室の内のいずれか一部の小
    区割室が、他の小区割室に積層された構成を有すること
    を特徴とする請求項10の半導体気相成長装置。
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