JPH10199017A - 光ディスク装置及び光ディスク装置の立ち上げ方法 - Google Patents

光ディスク装置及び光ディスク装置の立ち上げ方法

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JPH10199017A
JPH10199017A JP9002644A JP264497A JPH10199017A JP H10199017 A JPH10199017 A JP H10199017A JP 9002644 A JP9002644 A JP 9002644A JP 264497 A JP264497 A JP 264497A JP H10199017 A JPH10199017 A JP H10199017A
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JP
Japan
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optical disk
error signal
optical disc
optical
demodulation
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JP9002644A
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English (en)
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Takashi Ishida
隆 石田
Shinji Kubota
真司 久保田
Shunji Ohara
俊次 大原
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスクの種類によりフォーカスの焦点位
置、トラッキング方法、ピット形状、変調方式が異なる
場合や、記録か未記録かでトラックの状態が変わる場合
には識別が非常に困難であり、光ディスク装置の立ち上
げに時間がかかる。 【解決手段】 本発明の光ディスク装置は、光ヘッドを
コントロールデータ領域近傍に移動させ、光ビームを第
1の焦点位置にフォーカスさせ、位相差トラッキング誤
差信号によりトラッキングさせ、8−16復調手段でエ
ラー信号がなく正常に信号を復調する場合には8−16
変調方式のDVDと識別する識別手段と、8−16変調
方式のDVDと識別した場合には、コントロールデータ
に基づきDVDの種類を識別する識別手段と、8−16
復調手段でエラー信号がある場合には、光ビームを第2
の焦点位置にフォーカスさせ、位相差トラッキング誤差
信号によりトラッキングさせ、8−14復調手段でエラ
ー信号がない場合には光ディスクが8−14変調方式の
音楽CDと識別する識別手段とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ディスクの種類
を識別する光ディスク装置および光ディスク装置の立ち
上げ方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】広く普及した音楽CDあるいはCD−R
OMなどの再生専用型の光ディスクに加えて、最近では
記録が1回だけ可能なライトワンス型のCD−Rも普及
し出している。さらにはコンピュータの外部記憶装置と
して、同じディスク形状で、書き換え可能な相変化型光
ディスクを用いたPD(Phase Change D
ual)も普及し始めている(以降は単にPDと呼
ぶ。)。
【0003】一方で、記録密度をさらに高め、ディジタ
ル化して圧縮した映像や音声を再生可能あるいは記録可
能な光ディスクがDVD(Digatal Video
Disc)として提案されている(以降は単にDVD
と呼ぶ。)。DVDには、その記録方式により、再生専
用型のDVD−ROM、ライトワンス型のDVD−W/
O、DVD−R、書き換え可能なDVD−RAMと大き
く3種類ある。
【0004】図17に、再生専用型のDVD−ROMの
光ディスクの外形を示す。1は光ディスク、2は中心
穴、3はデータが凹凸のプリピットで記録されたデータ
エリアである。4は凹凸のプリピットで記録されたリー
ドインエリアで、5は光ディスクの各種の詳細な情報を
表すコントロールデータ領域である。コントロールデー
タ領域には、少なくとも光ディスクの種類が記述されて
いる。
【0005】図18に、音楽CDと、再生専用のDVD
−ROMと書き換え可能なDVD−RAMのデータエリ
アにおけるトラックと記録ピットの様子を示す。
【0006】(a)は音楽CDの記録ピットである。記
録密度を表す最短記録ピット長PT1は0.87μm、
ディスク径方向の隣のピット間の間隔であるトラックピ
ッチTP1はおよそ1.6μmである。記録ピットがあ
るところと無いところが、凹凸のピットでEFM(8−
14)変調方式で記録されている(以降EFM変調方式
を単に8−14変調方式と呼ぶ。)。
【0007】ディスクを断面aで切断した様子を切断面
aで示す。切断面aにおいて、12はCD−のディスク
基板で、厚みがおよそ1.2mmである。10は記録ピ
ットがあるところ、11は記録ピットがない部分を示
す。
【0008】(b)は再生専用のDVD−ROMの記録
ピットである。記録密度を表す最短記録ピット長PT2
は0.40μm、ディスク径方向の隣のピット間の間隔
であるトラックピッチTP2はおよそ0.74μmであ
る。DVD−ROMの最短記録ピットと、トラックピッ
チは、CDのおよそ半分である。記録ピットがあるとこ
ろと無いところが、凹凸のピットで、CDの8−14変
調方式とは異なる8−16変調方式で記録されている。
【0009】ディスクを断面bで切断した様子を切断面
bで示す。切断面bにおいて、15はDVD−ROMの
ディスク基板で、厚みがおよそ0.6mmである。13
は記録ピットがあるところ、14は記録ピットがない部
分を示す。
【0010】実際の再生専用のDVD−ROMでは、デ
ィスク厚さ0.6mmのディスクを2枚貼り合わせて、
ディスクがそりにくい構造としている。
【0011】(c)は書き換え可能なDVD−RAMの
記録ピットである。記録密度を表す最短記録ピット長P
T3は0.40μm、トラックピッチTP3はおよそ0.
74μmである。DVD−RAMの最短記録ピットと、
トラックピッチは、CDのおよそ、半分である。DVD
−RAMには、ランド17とグルーブ18で、スパイラ
ル状、あるいは同心円状にトラックが形成されている。
記録マークの部分16は、凹凸のピットでなく、相変化
形の材料の場合、反射率が低いアモルファスとなる。ま
た記録マークでないところは、反射率が高い結晶とな
る。レーザビームの光出力を変調することで、アモルフ
ァスと結晶が可逆的に変化して、8−16変調方式で書
き換え可能な記録が行われる。
【0012】ディスクを断面cで切断した様子を切断面
cで示す。切断面cにおいて、19はDVD−RAMの
ディスク基板で、厚みがおよそ0.6mmである。17
はグルーブ、18はランドを示す。記録マークのあり無
しに関わらず、均一の溝であるグルーブが形成されてい
る。またDVD−RAMにおいてはCDあるいはDVD
−ROMのような凹凸の記録ピットはデータエリアでは
存在しない。
【0013】さらに図示はしないが、PDでは、相変化
形の材料を用いて、最短ピット長が0.67μm、トラ
ックピッチが1.2μmで、2−7変調方式を用いて信
号の記録再生を行っている。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で説明した
ように、音楽CD、書き換え可能なPD、複数種類のD
VDにおいては、ディスク基板、フォーカス焦点位置、
トラックピッチ、最短記録ピット、変調方式などが異な
るため、これらの光ディスクを1台の光ディスク装置で
再生あるいは記録するには、フォーカスサーボでの焦点
位置の切り換え、トラッキングサーボ方式の切換、変調
方式の切換などのために、光ディスク装置の立ち上げ時
に、これらの光ディスクの種類を識別する必要がある。
【0015】カートリッジの識別孔により、光ディスク
の種類を識別することも可能であるが、音楽CD、再生
専用のDVD−ROMなどはカートリッジに入っていな
い。またカートリッジの中身のディスクが別の種類の光
ディスクに置き換えられることも考えられる。このた
め、カートリッジによる識別だけでは、複数種類の光デ
ィスクを識別することは不可能である。
【0016】また、光ディスクからの再生信号の反射率
の差で光ディスクの種類を識別することも考えられる。
しかしながら、記録可能な光ディスクでは記録した部分
と未記録の部分で反射率の差があり、識別を失敗する恐
れがある。また、パーシャルROMと呼ばれる光ディス
クでは、半径方向で、再生専用の領域と記録可能な領域
とが混在することもあり、反射率で識別する事は不可能
である。
【0017】このように、従来のカートリッジあるい
は、再生信号の反射率の差を用いた光ディスクの識別方
法では、光ディスクの種類が複数で、かつ記録か未記録
かで状態が変わる光ディスクの場合には識別が非常に困
難である。
【0018】さらには再生専用DVD−ROMと、書き
換え可能なDVD−RAMでは、ユーザデータ記録領域
のセクタフォーマットが異なっている。このため光ディ
スクを識別する際に、コントロールデータ領域が、光デ
ィスクのどの場所に、どのような記録方式で記録されて
いるかが問題となる。
【0019】また、CDとDVDでは、光ディスクの基
板厚みが1.2mmと0.6mmとまったく異なり、立
ち上げ時には、フォーカスの焦点位置をずらすことにも
対応する必要があるため従来の光ディスク装置よりも立
ち上げ時間がかかってしまう。
【0020】このため、光ディスクの識別方法が複雑で
あると、さらに立ち上げ時間がかかり、絵や音が出るま
でユーザが待つ時間が長くなり問題となる。
【0021】本発明は、かかる点に鑑み、CD、DVD
−ROM、DVD−RAM、PDなどの複数の光ディス
クの種類を確実にかつ高速に識別する光ディスク装置お
よび光ディスク装置の立ち上げ方法を提供することを目
的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明の光ディスク装置
は、8−16変調方式により少なくとも光ディスクの種
類を凹凸のピット列により記録したコントロールデータ
領域を備えた光ディスクを用いて信号の記録および/あ
るいは再生を行いうる光ディスク装置であって、前記光
ディスクから再生した信号を8−16復調し出力すると
共に、復調が正常でない場合には第1のエラー信号を出
力する8−16復調手段と、前記8−16復調手段で前
記第1のエラー信号がなく正常に信号を復調する場合に
は前記光ディスクが8−16変調方式の光ディスクと識
別する第1の光ディスク識別手段とを備えている。
【0023】また、本発明の光ディスク装置は、8−1
6変調方式により少なくとも光ディスクの種類を凹凸の
ピット列により記録したコントロールデータ領域を備え
た光ディスクを用いて信号の記録および/あるいは再生
を行いうる光ディスク装置であって、前記光ディスクか
ら再生した信号を8−16復調し出力すると共に、復調
が正常でない場合には第1のエラー信号を出力する8−
16復調手段と、前記光ディスクから再生した信号を8
−14復調し出力すると共に、復調が正常でない場合に
は第2のエラー信号を出力する8−14復調手段と、前
記8−16復調手段で前記第1のエラー信号がなく正常
に信号を復調する場合には前記光ディスクが8−16変
調方式の光ディスクと識別する第1の光ディスク識別手
段と、前記第1の光ディスク識別手段で8−16変調方
式の光ディスクと識別した場合には、前記コントロール
データ領域のコントロールデータに基づき前記8−16
変調方式と識別した光ディスクの種類を識別する第2の
光ディスク識別手段と、前記8−14復調手段で前記第
2のエラー信号がなく正常に信号を復調する場合には前
記光ディスクが8−14変調方式の光ディスクと識別す
る第3の光ディスク識別手段とを備えている。
【0024】また、本発明の光ディスク装置は、光ディ
スクに光ビームを放射する光源手段と、前記光ビームを
前記光ディスク上の複数の焦点位置に収束させる光学手
段と、前記光ビームの前記光ディスクからの反射光を受
光する光検出手段とを備えた光ヘッドと、前記光検出手
段の信号から前記複数の焦点位置に対応するフォーカス
誤差信号を発生するフォーカス誤差信号発生手段と、前
記複数の焦点位置に対応するフォーカス誤差信号を用い
て前記光ビームを前記光ディスク上の複数の焦点位置の
一つの焦点位置にフォーカスさせるフォーカス手段と、
前記光検出手段の信号から少なくとも位相差法によるト
ラッキング誤差信号とプッシュプル法によるトラッキン
グ誤差信号を発生するトラッキング誤差信号発生手段
と、前記トラッキング誤差信号発生手段の出力を用いて
前記光ビームを前記光ディスクのトラックに追随させる
トラッキング手段と、前記光ディスクから再生した信号
を8−16復調し出力すると共に、復調が正常でない場
合には第1のエラー信号を出力する8−16復調手段
と、前記光ディスクから再生した信号を8−14復調し
出力すると共に、復調が正常でない場合には第2のエラ
ー信号を出力する8−14復調手段と、前記光ヘッドを
前記コントロールデータ領域近傍に移動させ、前記光ビ
ームを前記複数の焦点位置の中から第1の焦点位置にフ
ォーカスさせ、前記位相差トラッキング誤差信号により
トラッキングさせ、前記8−16復調手段で前記第1の
エラー信号がなく正常に信号を復調する場合には前記光
ディスクが8−16変調方式の光ディスクと識別する第
1の光ディスク識別手段と、前記第1の光ディスク識別
手段で8−16変調方式の光ディスクと識別した場合に
は、前記コントロールデータ領域のコントロールデータ
に基づき前記8−16変調方式と識別した光ディスクの
種類を識別する第2の光ディスク識別手段と、前記8−
16復調手段で前記第1のエラー信号があり正常に信号
を復調しない場合には、前記光ビームを前記複数の焦点
位置の中から第2の焦点位置にフォーカスさせ、前記位
相差トラッキング誤差信号によりトラッキングさせ、前
記8−14復調手段で前記第2のエラー信号がなく正常
に信号を復調する場合には前記光ディスクが8−14変
調方式の音楽CDあるいはCD−ROMの光ディスクと
識別する第3の光ディスク識別手段とを備えている。
【0025】また、本発明の光ディスク装置は、ユーザ
データ領域よりも内周近傍に8−16変調方式を用いて
少なくとも光ディスクの種類を記録したコントロールデ
ータ領域を備え、前記ユーザデータ領域及び前記コント
ロールデータ領域が凹凸のピット列により記録された再
生専用の光ディスクと、前記再生専用の光ディスクとほ
ぼ同じ領域に凹凸のピット列により記録された前記コン
トロールデータ領域と、前記コントロールデータ領域の
外周側にスパイラル状に形成されたトラックのランドと
グルーブの片方あるいは両方にデータを記録可能な記録
領域とを備えた記録可能な光ディスクを用いて信号の記
録および/あるいは再生を行いうる光ディスク装置であ
って、前記光ディスクから再生した信号を8−16復調
し出力すると共に、復調が正常でない場合には第1のエ
ラー信号を出力する8−16復調手段と、前記光ディス
クから再生した信号を8−14復調し出力すると共に、
復調が正常でない場合には第2のエラー信号を出力する
8−14復調手段と、前記光ヘッドを前記コントロール
データ領域近傍に移動させ、光ビームを第1の焦点位置
にフォーカスさせ、前記8−16復調手段で前記第1の
エラー信号がなく正常に信号を復調する場合には前記光
ディスクが8−16変調方式の再生専用あるいは記録可
能な光ディスクと識別する第1の光ディスク識別手段
と、前記第1の光ディスク識別手段で8−16変調方式
の光ディスクと識別した場合には、前記コントロールデ
ータ領域のコントロールデータに基づき前記8−16変
調方式と識別した再生専用あるいは記録可能な光ディス
クの種類を識別する第2の光ディスク識別手段と、前記
8−16復調手段で前記第1のエラー信号があり正常に
信号を復調しない場合には、前記光ビームを第2の焦点
位置にフォーカスさせ、前記8−14復調手段で前記第
2のエラー信号がなく正常に信号を復調する場合には前
記光ディスクが8−14変調方式の音楽CDあるいはC
D−ROMの光ディスクと識別する第3の光ディスク識
別手段とを備えている。
【0026】また、本発明の光ディスク装置は、光ディ
スクから再生した信号を2−7復調し出力すると共に、
復調が正常でない場合には第3のエラー信号を出力する
2−7復調手段と、8−14復調手段で第2のエラー信
号があり正常に信号を復調しない場合に、前記2−7復
調手段で前記第3のエラー信号がなく正常に信号を復調
する場合には前記光ディスクが2−7変調方式の光ディ
スクと識別する第4の光ディスク識別手段とを備えてい
る。
【0027】また、本発明の光ディスク装置は、複数の
焦点位置において、8−16変調方式を用いた光ディス
クに対応する第1の焦点位置は、光ディスクの基板厚み
が0.6mm近傍に対応し、EFM(8−14)変調方
式あるいは2−7変調方式を用いた光ディスクに対応す
る第2の焦点位置は、光ディスクの基板厚みが1.2m
m近傍に対応していることを特徴とする。
【0028】また、本発明の光ディスク装置は、第2の
光ディスク識別手段で識別する光ディスクの種類が、D
VD−ROM、DVD−RAM、DVD−W/O、DV
D−Rを含むことを特徴とする。
【0029】また、本発明の光ディスク装置は、第2の
光ディスク識別手段および/あるいは第3の光ディスク
識別手段で識別した光ディスクの種類を表示する表示手
段を備えている。
【0030】また、本発明の光ディスク装置は、第4の
光ディスク識別手段で識別した光ディスクの種類を表示
する表示手段を備えている。
【0031】また、本発明の光ディスク装置は、2−7
復調手段で光ディスクから再生した信号を正常に復調し
ない場合には、前記光ディスクを光ディスク装置から排
除する排除手段を備えている。
【0032】また、本発明の光ディスク装置の立ち上げ
方法は、8−16変調方式により少なくとも光ディスク
の種類を凹凸のピット列により記録したコントロールデ
ータ領域を備えた光ディスクを用い、光ヘッドを前記コ
ントロールデータ領域近傍に移動させるステップと、前
記光ディスクの第1の焦点位置に光ビームをフォーカス
させるステップと、位相差法によるトラッキング誤差信
号を用いて前記光ビームを前記光ディスクの凹凸のピッ
ト列に追随させるステップと、8−16復調手段により
前記光ディスクから再生した信号を8−16復調し、復
調が正常でない場合には第1のエラー信号を出力するス
テップと、前記8−16復調手段で前記第1のエラー信
号がない場合には、第1の光ディスク識別手段により、
前記光ディスクが8−16変調方式の光ディスクと識別
するステップと、前記第1の光ディスク識別手段で8−
16変調方式の光ディスクと識別した場合には、第2の
光ディスク識別手段により、前記コントロールデータ領
域のコントロールデータに基づき前記8−16変調方式
と識別した光ディスクの種類を識別するステップと、第
3の光ディスク識別手段により、前記8−16復調手段
で前記第1のエラー信号がある場合には、前記光ディス
クの第2の焦点位置に前記光ビームをフォーカスさせる
ステップと、位相差法によるトラッキング誤差信号を用
いて前記光ビームを前記光ディスクの凹凸のピット列に
追随させるステップと、8−14復調手段により前記光
ディスクから再生した信号を8−14復調し、復調が正
常でない場合には第2のエラー信号を出力するステップ
と、前記8−14復調手段で前記第2のエラー信号がな
い場合には、第3の光ディスク識別手段により、前記光
ディスクが8−14変調方式の光ディスクと識別するス
テップとから成っている。
【0033】また、本発明の光ディスク装置の立ち上げ
方法は、8−16変調方式により少なくとも光ディスク
の種類を凹凸のピット列により記録したコントロールデ
ータ領域を備えた光ディスクを用い、光ヘッドを前記コ
ントロールデータ領域近傍に移動させるステップと、前
記光ディスクの第1の焦点位置に光ビームをフォーカス
させるステップと、位相差法によるトラッキング誤差信
号を用いて前記光ビームを前記光ディスクの凹凸のピッ
ト列に追随させるステップと、8−16復調手段により
前記光ディスクから再生した信号を8−16復調し、復
調が正常でない場合には第1のエラー信号を出力するス
テップと、前記8−16復調手段で前記第1のエラー信
号がない場合には、第1の光ディスク識別手段により、
前記光ディスクが8−16変調方式の光ディスクと識別
するステップと、前記第1の光ディスク識別手段で8−
16変調方式の光ディスクと識別した場合には、第2の
光ディスク識別手段により、前記コントロールデータ領
域のコントロールデータに基づき前記8−16変調方式
と識別した光ディスクの種類を識別するステップと、前
記8−16復調手段で前記第1のエラー信号がある場合
には、前記光ディスクの第2の焦点位置に前記光ビーム
をフォーカスさせるステップと、位相差法によるトラッ
キング誤差信号を用いて前記光ビームを前記光ディスク
のトラックに追随させるステップと、8−14復調手段
により前記光ディスクから再生した信号を8−14復調
し、復調が正常でない場合には第2のエラー信号を出力
するステップと、前記8−14復調手段で前記第2のエ
ラー信号がない場合には、第3の光ディスク識別手段に
より、前記光ディスクが8−14変調方式の光ディスク
と識別するステップと、前記8−14復調手段で前記第
2のエラー信号がある場合には、2−7復調手段により
前記光ディスクから再生した信号を2−7復調し、復調
が正常でない場合には第3のエラー信号を出力するステ
ップと、前記2−7復調手段で前記第3のエラー信号が
ない場合には、第4の光ディスク識別手段により、前記
光ディスクが2−7変調方式の光ディスクと識別するス
テップとから成っている。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面を参照しながら説明する。
【0035】図1に、本発明の第1の実施例における光
ディスク装置の構成図を示す。図1において、100は
光ディスクを回転させるモータ、101は光ディスク、
102は信号の記録再生を行う光ヘッド、103は光源
となる半導体レーザ、104はビームスプリッタ、10
5は光ビームを平行光にする集光レンズ、106は光ビ
ームを絞る対物レンズ、107は絞られた光ビーム、1
08は光ディスクからの反射光を受光する光検出器、1
09は対物レンズ106を動かして、光ビーム107を
光ディスク101のトラック上に焦点を合わせたり(フ
ォーカス)、トラッキングさせたりするアクチュエータ
である。110はトラック移動手段で、光ヘッド102
をトラック方向に移動させる。111はフォーカス誤差
信号発生手段、112はフォーカス誤差信号を用いて前
記光ビーム107を光ディスクの記録面にフォーカスさ
せるフォーカス手段である。113はトラッキング誤差
信号発生手段で、前記光検出器108の出力を演算し
て、位相差法によるトラッキング誤差信号TEdとプッ
シュプル法によるトラッキング誤差信号TEpとを発生
する。114は選択手段で、前記位相差法によるトラッ
キング誤差信号TEdとプッシュプル法によるトラッキ
ング誤差信号TEpとを選択し、トラッキング手段11
5に出力する。116は8−16復調手段で、光ディス
ク101から再生した信号を8−16復調して、エラー
があれば、エラー信号ER1を出力する。通常は、この
エラー信号ER1は、同期信号エラーで代用される。1
17は第1の光ディスク識別手段で、エラー信号ER1
から光ディスクの種類を識別する。第1の光ディスク識
別手段117は、エラー信号ER1が無いときには、光
ディスクが8−16変調方式の光ディスクである、DV
D−ROM、DVD−RAMと識別する。120はコン
トロールデータ再生手段、121は第2の光ディスク識
別手段で、8−16変調方式と識別した光ディスクの種
類を、前記コントロールデータを基に更に詳細に識別す
る。
【0036】次に図2のフローチャートを用いて、本発
明の第1の実施例における光ディスク装置の立ち上げ方
法を説明する。
【0037】200のステップで、光ディスク装置に光
ディスク101が挿入され、光ディスク101の識別及
び光ディスク装置の立ち上げを開始する。201のステ
ップで光ヘッド102が、光ディスクの識別情報が記録
されたコントロールデータ領域5近傍に移動する。通常
コントロールデータ領域5は、光ディスク101の内周
側に記録されている。この時には、フォーカスが入って
おらず、アドレスも読めないため、機械精度で内周側に
大まかに移動する。202のステップで、半導体レーザ
103を再生パワーに発光させ、フォーカスをオンす
る。フォーカスが入ると、トラッキング誤差信号が発生
する。203のステップで、位相差法によるトラッキン
グ誤差信号TEdとプッシュプル法によるトラッキング
誤差信号TEpのなかから、位相差法によるトラッキン
グ誤差信号TEdが選択される。コントロールデータ領
域5近傍は凹凸のピット列で記録されているため、位相
差法によるトラッキング誤差信号TEdの信号が必ず発
生する。しかしながら、機械精度で光ヘッド102をコ
ントロールデータ領域に移動させているため、フォーカ
スオン後に位相差法によるトラッキング誤差信号TEd
の信号振幅が十分でない場合には、光ヘッド102をさ
らに内周側に移動させ、確実に凹凸のピット列の記録領
域で、位相差法によるトラッキング誤差信号TEdを出
力させる。DVD、CD、PDのすべての光ディスク
は、内周に凹凸のピット列で記録した領域が存在してお
り、204のステップで、トラッキングが入る。トラッ
キングをオンした後、光ディスク101から再生した信
号を8−16復調手段116で、8−16復調する。
【0038】205のステップで、8−16復調手段1
16のエラー信号ER1により、光ディスク101の種
類を識別する。エラー信号ER1が無い場合には、20
6のステップで、光ディスク101は8−16変調方式
の光ディスクであると識別される。これらの光ディスク
として、DVD−ROMやDVD−RAMなどのDVD
に関係する光ディスクが含まれる。207のステップ
で、コントロールデータ領域5にアクセスする。8−1
6復調が正常なため、アドレス信号が再生可能であり、
コントロールデータ領域5にアクセスすることが出来
る。コントロールデータ領域5にアクセスした後、コン
トロールデータが再生される。208のステップで、再
生されたコントロールデータを基にして、8−16変調
方式と識別された光ディスク101のさらに詳細な種類
が識別される。具体的には、再生専用のDVD−ROM
か、ライトワンス形のDVD−R、DVD−W/O、書
き換え可能なDVD−RAMであるかが識別される。
【0039】209のステップで、光ディスクの識別と
光ディスク装置の立ち上げが終了する。識別した光ディ
スクの種類に基づき、光ディスク装置の信号処理系、サ
ーボ系が切換られる。
【0040】210のステップでは、8−16復調手段
116のエラー信号ER1が存在する場合で、光ディス
ク101は8−16変調方式以外の光ディスクであると
識別される。これらの光ディスクとして、8−14変調
方式の音楽CDやCD−ROM、あるいは2−7変調方
式のPDなどの光ディスクが含まれる。本発明の第1の
実施例における光ディスク装置では、8−16復調手段
116しか備えていないため、210のステップを通る
場合の光ディスクについては、光ディスク装置として再
生などは行わない。
【0041】以上説明したように、本発明の第1の実施
例における光ディスク装置では、コントロールデータ領
域5近傍でフォーカスオンし、内周で共通に凹凸のピッ
ト列が存在するのを利用して位相差法によるトラッキン
グ誤差信号TEdでトラッキングをかけ、8−16復調
手段で復調したエラーを基に、8−16変調方式のDV
Dに代表される光ディスクであるかを識別することによ
り、光ディスクの識別を確実にかつ高速に行う事が出来
る。また8−16変調方式の光ディスクと識別した後
に、コントロールデータ領域5にアクセスして、コント
ロールデータを基にすることにより、8−16変調方式
であるDVDの種類を正確に識別する事ができる。
【0042】図3に、本発明の第2の実施例における光
ディスク装置の構成図を示す。先に説明した、第1の実
施例である図1の構成図に追加した部分を説明する。1
22は8−14復調手段で、光ディスク101から再生
した信号を8−14復調し、エラーがあればエラー信号
ER2を出力する。123は第3の光ディスク識別手段
で、エラー信号ER2から光ディスクの種類を識別す
る。第3の光ディスク識別手段123は、エラー信号E
R2が無いときには、光ディスクが8−14変調方式の
光ディスクである、音楽CD、CD−ROMと識別す
る。124は、フォーカスの焦点位置を、光ディスクの
基板厚み0.6mmと1.2mmに対応して切り換える
フォーカス切換手段である。125は、ホログラムで、
光ビームを回折光として分岐させ、従来の焦点位置が短
い光ビーム107に加えて、焦点位置が長い光ビーム1
26を発生させる。短い焦点位置の光ビーム107と、
長い焦点位置の光ビーム126とは、前記フォーカス切
換手段124で選択される。
【0043】次に図4を用いて、ホログラムによる短い
焦点位置の光ビーム107と、長い焦点位置の光ビーム
126について説明する。
【0044】図4において、ホログラム125を通過し
て回折した光は一次回折光として焦点位置が長い光ビー
ム126を形成する。ホログラム125の回折の影響を
受けない直進光は0次光として、焦点位置が短くよく絞
られた光ビーム107を形成する。このようにホログラ
ム125の回折効果を用いて、2焦点の光ビームを形成
することが出来る。
【0045】図4の(a)は光ディスク101がDVD
である場合を示す。DVDでは、光ディスクの基板厚さ
が0.6mmのものを2枚貼り合わせて、全体で1.2
mmの厚さの光ディスクとしている。DVDでは、高密
度を達成するためレンズの開口(NA)を0.6近傍に
上げており、NAが大きいことによるチルトの影響を少
なくするため、光ディスクの基板厚さを0.6mm近傍
に設定している。DVDの記録膜は、ディスク厚さ0.
6mmのところにあり、焦点位置が短く、光スポット径
が小さな光ビーム107で再生される。
【0046】図4の(b)は光ディスク101が音楽C
Dである場合を示す。音楽CDでは、光ディスクの基板
厚さが1.2mmのものを用いており、記録膜はディス
ク厚さ1.2mmのところにある。このため音楽CD
は、光ビーム107より光スポット径が大きく、焦点位
置が長い光ビーム126で再生される。
【0047】次に図5のフローチャートを用いて、本発
明の第2の実施例における光ディスク装置の立ち上げ方
法を説明する。先に説明した第1の実施例の立ち上げ方
法のフローチャート図2に追加変更した部分は、ステッ
プ300からステップ307である。以下に、追加変更
した部分を主に説明する。
【0048】200のステップで、光ディスク101の
識別及び光ディスク装置の立ち上げを開始する。201
のステップで光ヘッド102が、光ディスクの識別情報
が記録された内周側のコントロールデータ領域5に機械
精度で移動する。300のステップで、半導体レーザ1
03を再生パワーに発光させ、DVDの光ディスクの基
板厚さ0.6mmに相当する第1に焦点位置にフォーカ
スをオンする。第1の焦点位置は、前記フォーカス切換
手段124で設定される。203のステップで、位相差
法によるトラッキング誤差信号TEdが選択される。2
04のステップで、トラッキングオンして、光ディスク
101から再生した信号が8−16復調手段116で、
8−16復調される。
【0049】205のステップで、8−16復調手段1
16のエラー信号ER1により、光ディスク101の種
類が識別される。光ディスク101が8−16変調方式
でないCDなどの場合には、変調方式の違いに加えて、
ディスク基板厚さの違いによるデフォーカスの要素が加
わり、確実にエラーER1が発生する。エラー信号ER1
が無い場合には、206のステップで、光ディスク10
1は8−16変調方式の光ディスクであると識別され
る。207のステップで、コントロールデータが再生さ
れる。208のステップで、再生されたコントロールデ
ータを基にして、8−16変調方式と識別された光ディ
スク101のさらに詳細な種類が識別される。具体的に
は、再生専用のDVD−ROMか、ライトワンス形のD
VD−R、DVD−W/O、書き換え可能なDVD−R
AMであるかが識別される。
【0050】209のステップで、光ディスクの識別と
光ディスク装置の立ち上げが終了する。識別した光ディ
スクの種類に基づき、光ディスク装置の信号処理系、サ
ーボ系が切換られる。
【0051】301のステップは、8−16復調手段1
16のエラー信号ER1が存在する場合で、光ディスク
101は8−16変調方式以外の光ディスクであると識
別される。光ディスクの基板厚さ1.2mmに相当する
第2の焦点位置にフォーカスを入れ直すために、フォー
カス、トラッキングがオフにされる。302のステップ
で、前記フォーカス切換手段124でフォーカス位置が
1.2mmに切り換えられ、第2の焦点位置にフォーカ
スが入れられる。303のステップで、位相差法による
トラッキング誤差信号TEdが選択される。304のス
テップで、トラッキングオンして、光ディスク101か
ら再生した信号を8−14復調手段122で、8−14
復調する。
【0052】305のステップで、8−14復調手段1
22のエラー信号ER2により、光ディスク101の種
類を識別する。エラー信号ER2が無い場合には、30
6のステップで、光ディスク101は8−14変調方式
の光ディスクであると識別される。これらの光ディスク
として、音楽CD、CD−ROMなど含まれる。エラー
信号ER2が存在する場合には、307のステップで、
光ディスク101は8−14変調方式以外の光ディスク
であると識別される。これらの光ディスクとして、2−
7変調方式を用いたPDが含まれる。本発明の第2の実
施例における光ディスク装置では、8−16復調手段1
16と8−14復調手段122しか備えていないため、
307のステップを通る場合の光ディスクについては、
光ディスク装置として再生などは行わない。
【0053】以上説明したように、本発明の第2の実施
例における光ディスク装置では、コントロールデータ領
域5近傍でDVDの光ディスクの基板厚さ0.6mmに
対応する第1の焦点位置でフォーカスオンし、内周で共
通に凹凸のピット列が存在するのを利用して位相差法に
よるトラッキング誤差信号TEdでトラッキングをか
け、8−16復調手段で復調したエラーER1を基に、
8−16変調方式のDVDであるかを識別することによ
り、光ディスクの識別を確実にかつ高速に行う事が出来
る。変調方式の違いに加えて、ディスク基板厚さの差が
あり、光ディスクの識別が一層確実になる。また8−1
6変調方式のDVDと識別した後に、コントロールデー
タ領域5にアクセスして、コントロールデータを基にす
ることにより、8−16変調方式であるDVDの種類を
正確に識別する事ができる。さらに、8−16変調方式
以外の光ディスクと識別した後に、DVD以外の光ディ
スクの基板厚さ1.2mmに対応する第2の焦点位置に
切り換えてフォーカスオンし、8−14復調手段で復調
したエラーER2を基に、8−14変調方式の音楽CD
に代表される光ディスクであるかを識別することによ
り、8−14変調方式の光ディスクの識別を確実にかつ
高速に行う事が出来る。
【0054】図6に、本発明の第3の実施例における光
ディスク装置の構成図を示す。先に説明した、第2の実
施例である図3の構成図に追加した部分を説明する。1
30は2−7復調手段で、光ディスク101から再生し
た信号を2−7復調し、エラーがあればエラー信号ER
3を出力する。131は第4の光ディスク識別手段で、
エラー信号ER3から光ディスクの種類を識別する。第
4の光ディスク識別手段131は、エラー信号ER3が
無いときには、光ディスクが2−7変調方式の光ディス
クであるPDと識別する。
【0055】次に図7のフローチャートを用いて、本発
明の第3の実施例における光ディスク装置の立ち上げ方
法を説明する。先に説明した第2の実施例の立ち上げ方
法のフローチャート図5に追加変更した部分は、ステッ
プ400からステップ403である。以下に、追加変更
した部分を主に説明する。
【0056】200のステップで、光ディスク101の
識別及び光ディスク装置の立ち上げを開始する。205
のステップで、エラー信号ER1がある場合には、光デ
ィスクの基板厚さ1.2mmに相当する第2の焦点位置
にフォーカスが入れられ、位相差法によるトラッキング
誤差信号TEdによりトラッキングオンして、光ディス
ク101から再生した信号が8−14復調手段122
で、8−14復調される。
【0057】305のステップで、8−14復調手段1
22のエラー信号ER2が存在する場合には、400の
ステップで、光ディスク101から再生した信号が2−
7復調手段130で、2−7復調される。401のステ
ップで、2−7復調手段130のエラー信号ER3によ
り、光ディスク101の種類を識別する。エラー信号E
R3が無い場合には、402のステップで、光ディスク
101は2−7変調方式のPDと識別される。エラー信
号ER3が存在する場合には、光ディスク101は、8
−16変調方式、8−14変調方式、2−7変調方式の
いずれにも属さないものと識別される。
【0058】以上説明したように、本発明の第3の実施
例における光ディスク装置では、コントロールデータ領
域5近傍でDVDの光ディスクの基板厚さ0.6mmに
対応する第1の焦点位置でフォーカスオンし、8−16
復調手段で復調したエラーER1を基に、8−16変調
方式のDVDであるかを識別することにより、光ディス
クの識別を確実にかつ高速に行う事が出来る。また8−
16変調方式のDVDと識別した後に、コントロールデ
ータを基に8−16変調方式であるDVDの種類を正確
に識別する事ができる。さらに、8−16変調方式以外
の光ディスクと識別した後に、光ディスクの基板厚さ
1.2mmに対応する第2の焦点位置に切り換えてフォ
ーカスオンし、8−14復調手段で復調したエラーER
2を基に、8−14変調方式の光ディスクの識別を確実
にかつ高速に行う事が出来る。さらに、8−14変調方
式以外の光ディスクと識別した後に、2−7復調手段で
復調したエラーER3を基に、2−7変調方式であるP
Dの識別を確実にかつ高速に行う事が出来る。
【0059】次に図8を用いて、再生専用光ディスクで
あるDVD−ROMのセクタフォーマットの一例を示
す。映像や音声などの情報データを2048バイト(以
降はバイトを単にBと略す。)単位で1つのセクタに記
録する。これを第1のデータ信号と呼ぶ。セクタ番号な
どのアドレスを示すデータIDを4B,データIDのエ
ラー検出を行うIEDを2B、予備領域としてRSVを
6B付加し、これら全体のエラー検出を行うため、4B
のEDCを付加する。これらをまとめて第1のデータユ
ニットと呼ぶ。この構成を図7(a)に示す。このデー
タ長は、2048+4+2+6+4=2064(B)と
なる。
【0060】この1セクタのデータユニットに、スクラ
ンブル処理、リードソロモン符号による誤り訂正符号、
インターリーブ、8ビットから16チャンネルビットに
変換する8/16変調が実行される。また、再生時の同
期をとるため、91Bごとに2Bの同期コードが挿入さ
れて93Bのシンクフレームが26個構成され、1セク
タのデータは2418Bとなる。
【0061】信号を記録した面が単層のDVD−ROM
ディスクでは、このセクタフォーマットに従い、内周部
から外周部に向かい線速度を一定(CLV駆動する)と
して凹凸のピット列を形成することにより記録してい
く。また、信号を記録した面が2層のディスクも提案さ
れているが、説明を省略する。
【0062】図9を用いて、書換型の光ディスクである
DVD−RAMディスクのセクタフォーマットを説明す
る。データを記録および再生する単位として、トラック
を複数のセクタ領域に区切り、各セクタにアドレス情報
を付加することにより、必要な情報データの位置を管理
し、データの検索が高速にできるようにしている。セク
タ領域の先頭には、セクタのアドレス情報を表すID信
号を含む128Bのヘッダー領域80を設ける。
【0063】再生専用DVD−ROMと互換性を確保す
るため、1セクタのデータを2418B(第2のデータ
信号)にして,データ領域81に記録する。データ領域
81の前後にポストアンブル領域82、バイト同期をと
るためにプリシンク信号を記録するPS領域83を設け
る。PS領域83の前にVFO領域84、VFO領域8
4の前に第1のガードデータ領域85,PA領域82の
後ろに第2のガードデータ領域86を設ける。記録の繰
り返しによる記録始端および終端の部分での劣化を防ぐ
ため、第1のガードデータ領域として15B、第2のガ
ードデータ領域として45Bが設定される。
【0064】また、レーザーパワーの設定を行うための
ギャップ領域87、モータの回転変動を吸収するバッフ
ァ領域88、ミラー領域89を設ける。以上のように、
書換型DVD−RAMの1セクタの長さは、データ信号
2567B+ミラー領域2B+ヘッダー領域128B=
2697Bとなる。
【0065】ここで、DVDの光ディスク装置では、D
VD−ROMとDVD−RAMとを記録あるいは再生す
る互換性が必要である。先に説明したように、DVD−
ROMとDVD−RAMではセクタフォーマットが異な
る。コントロールデータ領域のコントロールデータを再
生すれば、光ディスクの種類を識別する事が出来る。こ
のデータを読みとるには、物理的なフォーマット、ある
いは論理的なフォーマットが共通であるほうが、コント
ロールデータの記録位置を光ディスク装置の立ち上げ時
に探して読み出すことが容易となる。また、DVD−R
AMではセクタにおける記録容量が1割程度増加するた
め、コントロールデータ領域を凹凸のピット列で記録
し、DVD−RAMのフォーマットをDVD−ROMと
同じにするのは、冗長度が減りフォーマット効率が改善
される。このようなDVD−ROMとDVD−RAMと
で、内周におけるコントロールデータ領域の物理的な位
置と、物理フォーマット、論理フォーマットとを揃えた
フォーマットを、図10と図11を用いて説明する。
【0066】図10は、DVD−ROMでの記録信号エ
リアの配置である。ディスクの最内周部にリードインエ
リアがあり、半径22.6mmから始まる。映像や音声などの
情報データを記録したデータエリアは、半径24.0mmから
始まり、最大で半径58.0mmまで続く。データエリアに続
きリードアウトエリアを設ける。リードアウトエリアの
最大半径は58.5mmである。データエリアの先頭のセクタ
を16進数で30000番地(3000hと表す)とし、外周に向か
って1セクタ毎に1h増加させる。リードインエリアは内
周に向かって1セクタ毎に1h減少させる。
【0067】コントロールデータなどの制御情報は、リ
ードインエリアに前記したセクタフォーマットで記録す
る。リードインエリアでは、セクタ番号が02F000h番地
から02F020h番地までリファレンスコードを記録する。
リファレンスコードは、ディスク製造者での識別や調整
などに使われる。セクタ番号が02F200h番地から02FE00h
番地までの192セクタにコントロールデータを記録す
る。リードインエリアのその他のセクタには、情報デー
タを00hとして同じセクタフォーマットで記録する。
【0068】図11は、DVD−ROMのコントロール
データ領域と同じ物理位置、同じ論理とフォーマットを
備えたDVD−RAMの記録信号エリアの配置である。
ディスクの最内周部にリードインエリアがあり、半径2
2.6mmから24.18mmまで存在する。このリードインエリア
のうち、凹凸のピット列で記録された再生専用のエリア
が半径22.6mmから24.0mmまで存在する。またリードイン
エリアのうち、書き換え可能なエリアが半径24.0mmから
始まる。映像や音声などの情報データを記録可能なデー
タエリアは、半径24.18mmから始まり、最大で半径57.53
mmまで続く。データエリアのうち、データエリアに続き
リードアウトエリアを設ける。リードアウトエリアの最
大半径は58.6mmである。
【0069】コントロールデータなどの制御情報は、再
生専用エリアに凹凸のピット列により前記したDVD−
ROMと同じセクタフォーマットで記録されている。セ
クタ番号が02F200h番地から02FE00h番地までの192セク
タに、DVD−ROMと同じようにコントロールデータ
が記録されている。再生専用エリアのその他のセクタに
は、情報データを00hとして同じセクタフォーマットで
記録する。
【0070】以上のように、内周のコントロールデータ
領域を同じ物理位置、同じ論理フォーマットで構成した
DVD−ROMとDVD−RAMとを用いて、光ディス
クの識別を行う本発明の第4の実施例の光ディスク装置
の構成は、本発明の第3の実施例である図6と同じであ
り、説明は省略する。本発明の第4の実施例の光ディス
ク装置の立ち上げ方法を、図12のフローチャートを用
いて説明する。
【0071】先に説明した第3の実施例の立ち上げ方法
のフローチャート図7に追加変更した部分は、ステップ
500とステップ501である。以下に、追加変更した
部分を主に説明する。
【0072】200のステップで、光ディスク101の
識別及び光ディスク装置の立ち上げを開始する。
【0073】500のステップで光ヘッド102が、最
内周側のコントロールデータ領域5近傍に機械精度で移
動する。先に説明したように、DVD−ROMとDVD
−RAMでは、半径位置22.60mmから24.00mmまでは、共
通に凹凸のピット列で、共通の論理フォーマットで再生
専用エリアとなって、コントロールデータなどが記録さ
れている。このため、ステップ300で光ヘッド102
はフォーカスオンした後、安定に凹凸のピット列で位相
差によるトラッキング誤差信号TEdが発生する。ステ
ップ204でトラッキングオンし、8−16復調手段1
16により光ディスク101から再生した信号が8−1
6復調される。205のステップで、エラー信号ER1
が無い場合には、206のステップで、光ディスク10
1は8−16変調方式の光ディスクであるDVDと識別
される。207のステップで、コントロールデータが再
生され、501のステップで、再生されたコントロール
データを基にして、8−16変調方式と識別されたDV
Dが、DVD−ROMあるいはDVD−RAMか詳細に
種類が識別される。209のステップで、光ディスクの
識別と光ディスク装置の立ち上げが終了する。
【0074】205のステップで、エラー信号ER1が
有る場合は、図7のフローチャートと全く同様であり説
明は省略する。
【0075】以上説明したように、本発明の第4の実施
例における光ディスク装置では、同じ物理位置に、同じ
論理フォーマットで、凹凸のピット列で記録したコント
ロールデータ領域を備えたDVD−ROMとDVD−R
AMを用いることにより、光ディスク装置の立ち上げに
おいて、共通の最内周に光ヘッドを持って行った後に、
コントロールデータ直ぐに読みとることが出来、光ディ
スクの識別を高速に実行することが可能である。
【0076】図13に、本発明の第5の実施例における
光ディスク装置の構成図を示す。先に説明した、第3の
実施例である図6の構成図に追加した部分を説明する。
140は表示手段で、第2の光ディスク識別手段121
や、第3の光ディスク識別手段123や、第4の光ディ
スク識別手段131で識別した光ディスクの種類を表示
する。
【0077】次に図14のフローチャートを用いて、本
発明の第5の実施例における光ディスク装置の立ち上げ
方法を説明する。先に説明した第3の実施例の立ち上げ
方法のフローチャート図7に追加変更した部分は、ステ
ップ600である。以下に、追加変更した部分を主に説
明する。
【0078】200のステップで、光ディスク101の
識別及び光ディスク装置の立ち上げを開始する。DVD
の光ディスクの基板厚さ0.6mmに相当する第1に焦
点位置にフォーカスがオンされ、204のステップで、
トラッキングオンして、光ディスク101から再生した
信号が8−16復調手段116で、8−16復調され
る。
【0079】205のステップで、エラー信号ER1が
無い場合には、206のステップで、光ディスク101
は8−16変調方式の光ディスクであるDVDと識別さ
れる。208のステップで、再生されたコントロールデ
ータを基にして、8−16変調方式と識別されたDVD
のさらに詳細な種類が識別される。
【0080】8−16復調手段116のエラー信号ER
1が存在する場合には、光ディスクの基板厚さ1.2m
mに相当する第2の焦点位置にフォーカスがオンされ、
光ディスク101から再生した信号が8−14復調手段
122で、8−14復調される。
【0081】8−14復調手段122のエラー信号ER
2が無い場合には、306のステップで、光ディスク1
01は8−14変調方式の音楽CD、CD−ROMと識
別される。エラー信号ER2が存在する場合には、40
0のステップで、光ディスク101から再生した信号が
2−7復調手段130で、2−7復調される。エラー信
号ER3が無い場合には、402のステップで、光ディ
スク101は2−7変調方式のPDと識別される。エラ
ー信号ER3が存在する場合には、光ディスク101
は、8−16変調方式、8−14変調方式、2−7変調
方式のいずれにも属さないものと識別される。
【0082】以上説明した光ディスク識別のステップを
通った後、ステップ600で、識別された光ディスクの
種類が表示される。表示方法は、光ディスク装置の液晶
ディスプレイや、あるいはパーソナルコンピュータと接
続した場合にはCRTなどが考えられる。
【0083】以上説明したように、本発明の第5の実施
例における光ディスク装置では、識別した光ディスクの
種類を表示する手段を設けることにより、ユーザが確実
に光ディスクの種類を確認することが出来る。また光デ
ィスク装置で再生できない種類の光ディスクを挿入した
場合にも、ユーザが表示手段の情報を確認することによ
り、正しい種類の光ディスクを入れ直すことを直ぐに判
断出来る。
【0084】図15に、本発明の第6の実施例における
光ディスク装置の構成図を示す。先に説明した、第5の
実施例である図13の構成図に追加した部分を説明す
る。150は排除手段で、第4の光ディスク識別手段1
31で、2−7変調方式でないと識別された光ディスク
を光ディスク装置から排除する。
【0085】次に図16のフローチャートを用いて、本
発明の第6の実施例における光ディスク装置の立ち上げ
方法を説明する。先に説明した第5の実施例の立ち上げ
方法のフローチャート図14に追加変更した部分は、ス
テップ700である。以下に、追加変更した部分を主に
説明する。
【0086】200のステップで、光ディスク101の
識別及び光ディスク装置の立ち上げを開始する。8−1
4復調手段122でエラー信号ER2が存在する場合に
は、400のステップで、光ディスク101から再生し
た信号が2−7復調手段130で、2−7復調される。
エラー信号ER3が無い場合には、402のステップ
で、光ディスク101は2−7変調方式のPDと識別さ
れる。エラー信号ER3が存在する場合には、光ディス
ク101は、8−16変調方式、8−14変調方式、2
−7変調方式のいずれにも属さないものと識別される。
ステップ700で、光ディスク101は、光ディスク装
置から排除される。
【0087】以上説明した光ディスク識別のステップを
通った後、ステップ600で、識別された光ディスクの
種類が表示される。
【0088】以上説明したように、本発明の第6の実施
例における光ディスク装置では、8−16変調方式、8
−14変調方式、2−7変調方式のいずれにも属さない
ものと識別された光ディスクを排除する手段を設けるこ
とにより、光ディスク装置で再生できない種類の光ディ
スクを挿入した場合に、ユーザが光ディスクが排除され
るのを確認することで、再生可能な正しい種類の光ディ
スクを入れ直すことが出来る。
【0089】なお、本発明の実施例では、第1の焦点位
置と第2の焦点位置にフォーカスを切り換えるのに、ホ
ログラムによる2焦点光ヘッドを用いたが、これは異な
る焦点位置を持つ2種類の対物レンズを切り換えても構
わない。
【0090】さらには、第1の焦点位置と第2の焦点位
置にフォーカスを切り換えるのに、異なる2つの焦点位
置を持つ2種類の光ヘッドを切り換えてももちろん構わ
ない。
【0091】さらには、第1の焦点位置と第2の焦点位
置にフォーカスを切り換えるのに、液晶シャッターを備
え、開口制限をして実現しても構わない。
【0092】さらには、本発明の実施例では、第1の焦
点位置と第2の焦点位置の2種類を切換えたが、これは
2種類以上でももちろん本発明は適用することが出来
る。
【0093】さらにはフォーカスを入れて位相差法によ
るトラッキング誤差信号TEdの振幅が出ているかを確
認するのに、位相差法によるトラッキング誤差信号TE
dとプッシュプルによるトラッキング誤差信号TEpの振
幅を比較しても実現できる。
【0094】さらにはフォーカスを入れて位相差法によ
るトラッキング誤差信号TEdの振幅が出ているかを確
認するのに、位相差法によるトラッキング誤差信号TE
dを所定の基準値と比較しても構わない。
【0095】なお、本発明の実施例では、復調手段のブ
ロックを8−16復調手段、8−14復調手段、2−7
復調手段と明確に分けて構成したが、これはソフトウェ
アで処理すれば、ひとつの演算手段とソフトウエアで構
成しても構わない。
【0096】さらには、本発明の実施例では、復調手段
の後段のエラー訂正手段、アドレス再生手段などは明記
しなかったが、先に説明したように、ソフトウェアで処
理すれば、ひとつの演算手段とソフトウエアで構成する
ことが出来る。
【0097】さらには、本発明の実施例では、第1の焦
点位置から、第2の焦点位置にフォーカスを切り換える
際に、再生パワーの切換は明示しなかったが、これは第
2の焦点位置に対応する光ディスクの種類に応じて、再
生パワーを切り換えることは言うまでもない。
【0098】
【発明の効果】本発明の光ディスク装置は、光ヘッドを
コントロールデータ領域近傍に移動させ、光ビームを第
1の焦点位置にフォーカスさせ、位相差トラッキング誤
差信号によりトラッキングさせ、8−16復調手段で第
1のエラー信号がなく正常に信号を復調する場合には前
記光ディスクが8−16変調方式の光ディスクと識別す
る第1の光ディスク識別手段と、前記第1の光ディスク
識別手段で8−16変調方式の光ディスクと識別した場
合には、前記コントロールデータ領域のコントロールデ
ータに基づき前記8−16変調方式と識別した光ディス
クの種類を識別する第2の光ディスク識別手段と、前記
8−16復調手段で前記第1のエラー信号があり正常に
信号を復調しない場合には、前記光ビームを第2の焦点
位置にフォーカスさせ、前記位相差トラッキング誤差信
号によりトラッキングさせ、8−14復調手段で第2の
エラー信号がなく正常に信号を復調する場合には前記光
ディスクが8−14変調方式の音楽CDあるいはCD−
ROMの光ディスクと識別する第3の光ディスク識別手
段とを備えることにより、8−16変調方式のDVD、
DVDの種類、8−14変調方式の音楽CD、2−7変
調方式のPDなどの光ディスクの種類を確実にかつ高速
に識別することが出来る。また光ディスクの種類を高速
に識別することで、光ディスク装置の立ち上げ時間を短
縮することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における光ディスク装置
の構成図
【図2】本発明の第1の実施例における光ディスク装置
の立ち上げ時のフローチャート
【図3】本発明の第2の実施例における光ディスク装置
の構成図
【図4】2焦点光ヘッドの原理を説明するための図
【図5】本発明の第2の実施例における光ディスク装置
の立ち上げ時のフローチャート
【図6】本発明の第3の実施例における光ディスク装置
の構成図
【図7】本発明の第3の実施例における光ディスク装置
の立ち上げ時のフローチャート
【図8】再生専用DVD−ROMのセクターフォーマッ
トを示す図
【図9】書き換え可能なDVD−RAMのセクターフォ
ーマットを示す図
【図10】再生専用DVD−ROMの各エリアのレイア
ウトを示す図
【図11】書き換え可能なDVD−RAMの各エリアの
レイアウトを示す図
【図12】本発明の第4の実施例における光ディスク装
置の立ち上げ時のフローチャート
【図13】本発明の第5の実施例における光ディスク装
置の構成図
【図14】本発明の第5の実施例における光ディスク装
置の立ち上げ時のフローチャート
【図15】本発明の第6の実施例における光ディスク装
置の構成図
【図16】本発明の第6の実施例における光ディスク装
置の立ち上げ時のフローチャート
【図17】再生専用DVD−ROMの光ディスクの外形
【図18】CD、DVD−ROM、DVD−RAMのト
ラックと記録ピットを説明するための図
【符号の説明】
1 光ディスク 2 中心穴 3 データエリア 4 リードインエリア 5 コントロールデータ領域 10 記録ピット 12 ディスク基板 13 記録ピット 15 ディスク基板 17 グルーブ 18 ランド 100 モータ 101 光ディスク 102 光ヘッド 103 半導体レーザ 104 ビームスプリッタ 105 集光レンズ 106 対物レンズ 107 光ビーム 108 光検出器 109 アクチュエータ 110 トラック移動手段 111 フォーカス誤差信号発生手段 112 フォーカス手段 113 トラッキング誤差信号発生手段 114 選択手段 115 トラッキング手段 116 8−16復調手段 117 第1の光ディスク識別手段 120 コントロールデータ再生手段 121 第2の光ディスク識別手段 122 8−14復調手段 123 第3の光ディスク識別手段 124 フォーカス切換手段 125 ホログラム 126 光ビーム 130 2−7復調手段 131 第4の光ディスク識別手段 140 表示手段 150 排除手段

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 8−16変調方式により少なくとも光デ
    ィスクの種類を凹凸のピット列により記録したコントロ
    ールデータ領域を備えた光ディスクを用いて信号の記録
    および/あるいは再生を行いうる光ディスク装置であっ
    て、 前記光ディスクから再生した信号を8−16復調し出力
    すると共に、復調が正常でない場合には第1のエラー信
    号を出力する8−16復調手段と、 前記8−16復調手段で前記第1のエラー信号がなく正
    常に信号を復調する場合には前記光ディスクが8−16
    変調方式の光ディスクと識別する第1の光ディスク識別
    手段とを備えた光ディスク装置。
  2. 【請求項2】 8−16変調方式により少なくとも光デ
    ィスクの種類を凹凸のピット列により記録したコントロ
    ールデータ領域を備えた光ディスクを用いて信号の記録
    および/あるいは再生を行いうる光ディスク装置であっ
    て、 前記光ディスクから再生した信号を8−16復調し出力
    すると共に、復調が正常でない場合には第1のエラー信
    号を出力する8−16復調手段と、 前記光ディスクから再生した信号をEFM(8−14)
    復調し出力すると共に、復調が正常でない場合には第2
    のエラー信号を出力するEFM(8−14)復調手段
    と、 前記8−16復調手段で前記第1のエラー信号がなく正
    常に信号を復調する場合には前記光ディスクが8−16
    変調方式の光ディスクと識別する第1の光ディスク識別
    手段と、 前記第1の光ディスク識別手段で8−16変調方式の光
    ディスクと識別した場合には、前記コントロールデータ
    領域のコントロールデータに基づき前記8−16変調方
    式と識別した光ディスクの種類を識別する第2の光ディ
    スク識別手段と前記EFM(8−14)復調手段で前記
    第2のエラー信号がなく正常に信号を復調する場合には
    前記光ディスクがEFM(8−14)変調方式の光ディ
    スクと識別する第3の光ディスク識別手段とを備えた光
    ディスク装置。
  3. 【請求項3】 8−16変調方式により少なくとも光デ
    ィスクの種類を凹凸のピット列により記録したコントロ
    ールデータ領域を備えた光ディスクを用いて信号の記録
    および/あるいは再生を行いうる光ディスク装置であっ
    て、 前記光ディスクに光ビームを放射する光源手段と、前記
    光ビームを前記光ディスク上の複数の焦点位置に収束さ
    せる光学手段と、前記光ビームの前記光ディスクからの
    反射光を受光する光検出手段とを備えた光ヘッドと、 前記光検出手段の信号から前記複数の焦点位置に対応す
    るフォーカス誤差信号を発生するフォーカス誤差信号発
    生手段と、 前記複数の焦点位置に対応するフォーカス誤差信号を用
    いて前記光ビームを前記光ディスク上の複数の焦点位置
    の一つの焦点位置にフォーカスさせるフォーカス手段
    と、 前記光検出手段の信号から少なくとも位相差法によるト
    ラッキング誤差信号とプッシュプル法によるトラッキン
    グ誤差信号を発生するトラッキング誤差信号発生手段
    と、 前記トラッキング誤差信号発生手段の出力を用いて前記
    光ビームを前記光ディスクの凹凸のピット列あるいはト
    ラックに追随させるトラッキング手段と、 前記光ディスクから再生した信号を8−16復調し出力
    すると共に、復調が正常でない場合には第1のエラー信
    号を出力する8−16復調手段と、 前記光ディスクから再生した信号をEFM(8−14)
    復調し出力すると共に、復調が正常でない場合には第2
    のエラー信号を出力するEFM(8−14)復調手段
    と、 前記光ヘッドを前記コントロールデータ領域近傍に移動
    させ、前記光ビームを前記複数の焦点位置の中から第1
    の焦点位置にフォーカスさせ、前記位相差トラッキング
    誤差信号によりトラッキングさせ、前記8−16復調手
    段で前記第1のエラー信号がなく正常に信号を復調する
    場合には前記光ディスクが8−16変調方式の光ディス
    クと識別する第1の光ディスク識別手段と、 前記第1の光ディスク識別手段で8−16変調方式の光
    ディスクと識別した場合には、前記コントロールデータ
    領域のコントロールデータに基づき前記8−16変調方
    式と識別した光ディスクの種類を識別する第2の光ディ
    スク識別手段と、 前記8−16復調手段で前記第1のエラー信号があり正
    常に信号を復調しない場合には、前記光ビームを前記複
    数の焦点位置の中から第2の焦点位置にフォーカスさ
    せ、前記位相差トラッキング誤差信号によりトラッキン
    グさせ、前記EFM(8−14)復調手段で前記第2の
    エラー信号がなく正常に信号を復調する場合には前記光
    ディスクがEFM(8−14)変調方式の音楽CDある
    いはCD−ROMの光ディスクと識別する第3の光ディ
    スク識別手段とを備えた光ディスク装置。
  4. 【請求項4】 ユーザデータ領域よりも内周近傍に8−
    16変調方式を用いて少なくとも光ディスクの種類を記
    録したコントロールデータ領域を備え、前記ユーザデー
    タ領域及び前記コントロールデータ領域が凹凸のピット
    列により記録された再生専用の光ディスクと、 前記再生専用の光ディスクとほぼ同じ領域に凹凸のピッ
    ト列により記録された前記コントロールデータ領域と、
    前記コントロールデータ領域の外周側にスパイラル状に
    形成されたトラックのランドとグルーブの片方あるいは
    両方にデータを記録可能な記録領域とを備えた記録可能
    な光ディスクを用いて信号の記録および/あるいは再生
    を行いうる光ディスク装置であって、 前記光ディスクに光ビームを放射する光源手段と、前記
    光ビームを前記光ディスク上の複数の焦点位置に収束さ
    せる光学手段と、前記光ビームの前記光ディスクからの
    反射光を受光する光検出手段とを備えた光ヘッドと、 前記光検出手段の信号から前記複数の焦点位置に対応す
    るフォーカス誤差信号を発生するフォーカス誤差信号発
    生手段と、 前記複数の焦点位置に対応するフォーカス誤差信号を用
    いて前記光ビームを前記光ディスク上の複数の焦点位置
    の一つの焦点位置にフォーカスさせるフォーカス手段
    と、 前記光検出手段の信号から少なくとも位相差法によるト
    ラッキング誤差信号とプッシュプル法によるトラッキン
    グ誤差信号を発生するトラッキング誤差信号発生手段と
    前記トラッキング誤差信号発生手段の出力を用いて前記
    光ビームを前記光ディスクの凹凸のピット列あるいはト
    ラックに追随させるトラッキング手段と、 前記光ディスクから再生した信号を8−16復調し出力
    すると共に、復調が正常でない場合には第1のエラー信
    号を出力する8−16復調手段と、 前記光ディスクから再生した信号をEFM(8−14)
    復調し出力すると共に、復調が正常でない場合には第2
    のエラー信号を出力するEFM(8−14)復調手段
    と、 前記光ヘッドを前記コントロールデータ領域近傍に移動
    させ、前記光ビームを前記複数の焦点位置の中から第1
    の焦点位置にフォーカスさせ、前記位相差トラッキング
    誤差信号によりトラッキングさせ、前記8−16復調手
    段で前記第1のエラー信号がなく正常に信号を復調する
    場合には前記光ディスクが8−16変調方式の再生専用
    あるいは記録可能な光ディスクと識別する第1の光ディ
    スク識別手段と、 前記第1の光ディスク識別手段で8−16変調方式の光
    ディスクと識別した場合には、前記コントロールデータ
    領域のコントロールデータに基づき前記8−16変調方
    式と識別した再生専用あるいは記録可能な光ディスクの
    種類を識別する第2の光ディスク識別手段と、 前記8−16復調手段で前記第1のエラー信号があり正
    常に信号を復調しない場合には、前記光ビームを前記複
    数の焦点位置の中から第2の焦点位置にフォーカスさ
    せ、前記位相差トラッキング誤差信号によりトラッキン
    グさせ、前記EFM(8−14)復調手段で前記第2の
    エラー信号がなく正常に信号を復調する場合には前記光
    ディスクがEFM(8−14)変調方式の音楽CDある
    いはCD−ROMの光ディスクと識別する第3の光ディ
    スク識別手段とを備えた光ディスク装置。
  5. 【請求項5】 光ディスクから再生した信号を2−7復
    調し出力すると共に、復調が正常でない場合には第3の
    エラー信号を出力する2−7復調手段と、 前記EFM(8−14)復調手段で前記第2のエラー信
    号があり正常に信号を復調しない場合に、前記2−7復
    調手段で前記第3のエラー信号がなく正常に信号を復調
    する場合には前記光ディスクが2−7変調方式の光ディ
    スクと識別する第4の光ディスク識別手段とを備えた請
    求項2あるいは3あるいは4記載の光ディスク装置。
  6. 【請求項6】 複数の焦点位置において、8−16変調
    方式を用いた光ディスクに対応する第1の焦点位置は、
    光ディスクの基板厚みが0.6mm近傍に対応し、EF
    M(8−14)変調方式あるいは2−7変調方式を用い
    た光ディスクに対応する第2の焦点位置は、光ディスク
    の基板厚みが1.2mm近傍に対応することを特徴とす
    る請求項3あるいは4記載の光ディスク装置。
  7. 【請求項7】 第2の光ディスク識別手段で識別する光
    ディスクの種類は、DVD(Digital Vide
    o Discの略)−ROM、DVD−RAM、DVD
    −W/O、DVD−Rを含むことを特徴とする請求項2
    あるいは3あるいは4記載の光ディスク装置。
  8. 【請求項8】 第2の光ディスク識別手段および/ある
    いは第3の光ディスク識別手段で識別した光ディスクの
    種類を表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求
    項2あるいは3あるいは4記載の光ディスク装置。
  9. 【請求項9】 第4の光ディスク識別手段で識別した光
    ディスクの種類を表示する表示手段を備えたことを特徴
    とする請求項5記載の光ディスク装置。
  10. 【請求項10】 2−7復調手段で光ディスクから再生
    した信号を正常に復調しない場合には、前記光ディスク
    を光ディスク装置から排除する排除手段を備えた請求項
    5記載の光ディスク装置。
  11. 【請求項11】 8−16変調方式により少なくとも光
    ディスクの種類を凹凸のピット列により記録したコント
    ロールデータ領域を備えた光ディスクを用い、 光ビームを放射し光検出手段により前記光ビームの前記
    光ディスクからの反射光を受光する光ヘッドを、前記コ
    ントロールデータ領域近傍に移動させるステップと、 フォーカス誤差信号発生手段により発生したフォーカス
    誤差信号を用いて、前記光ディスクの第1の焦点位置に
    前記光ビームをフォーカスさせるステップと、 トラッキング誤差信号発生手段により発生した位相差法
    によるトラッキング誤差信号を用いて前記光ビームを前
    記光ディスクの凹凸のピット列に追随させるステップ
    と、 8−16復調手段により前記光ディスクから再生した信
    号を8−16復調し、復調が正常でない場合には第1の
    エラー信号を出力するステップと、 前記8−16復調手段で前記第1のエラー信号がない場
    合には、第1の光ディスク識別手段により、前記光ディ
    スクが8−16変調方式の光ディスクと識別するステッ
    プと、 前記第1の光ディスク識別手段で8−16変調方式の光
    ディスクと識別した場合には、第2の光ディスク識別手
    段により、前記コントロールデータ領域のコントロール
    データに基づき前記8−16変調方式と識別した光ディ
    スクの種類を識別するステップと、 前記8−16復調手段で前記第1のエラー信号がある場
    合には、前記フォーカス誤差信号発生手段により発生し
    たフォーカス誤差信号を用いて、前記光ディスクの第2
    の焦点位置に前記光ビームをフォーカスさせるステップ
    と、 前記トラッキング誤差信号発生手段により発生した位相
    差法によるトラッキング誤差信号を用いて前記光ビーム
    を前記光ディスクの凹凸のピット列に追随させるステッ
    プと、 EFM(8−14)復調手段により前記光ディスクから
    再生した信号を8−14復調し、復調が正常でない場合
    には第2のエラー信号を出力するステップと、 前記EFM(8−14)復調手段で前記第2のエラー信
    号がない場合には、第3の光ディスク識別手段により、
    前記光ディスクがEFM(8−14)変調方式の光ディ
    スクと識別するステップとから成る光ディスク装置の立
    ち上げ方法。
  12. 【請求項12】 8−16変調方式により少なくとも光
    ディスクの種類を凹凸のピット列により記録したコント
    ロールデータ領域を備えた光ディスクを用い、 光ビームを放射し光検出手段により前記光ビームの前記
    光ディスクからの反射光を受光する光ヘッドを、前記コ
    ントロールデータ領域近傍に移動させるステップと、 フォーカス誤差信号発生手段により発生したフォーカス
    誤差信号を用いて、前記光ディスクの第1の焦点位置に
    前記光ビームをフォーカスさせるステップと、 トラッキング誤差信号発生手段により発生した位相差法
    によるトラッキング誤差信号を用いて前記光ビームを前
    記光ディスクの凹凸のピット列に追随させるステップ
    と、 8−16復調手段により前記光ディスクから再生した信
    号を8−16復調し、復調が正常でない場合には第1の
    エラー信号を出力するステップと、 前記8−16復調手段で前記第1のエラー信号がない場
    合には、第1の光ディスク識別手段により、前記光ディ
    スクが8−16変調方式の光ディスクと識別するステッ
    プと、 前記第1の光ディスク識別手段で8−16変調方式の光
    ディスクと識別した場合には、第2の光ディスク識別手
    段により、前記コントロールデータ領域のコントロール
    データに基づき前記8−16変調方式と識別した光ディ
    スクの種類を識別するステップと、 前記8−16復調手段で前記第1のエラー信号がある場
    合には、前記フォーカス誤差信号発生手段により発生し
    たフォーカス誤差信号を用いて、前記光ディスクの第2
    の焦点位置に前記光ビームをフォーカスさせるステップ
    と、 前記トラッキング誤差信号発生手段により発生した位相
    差法によるトラッキング誤差信号を用いて前記光ビーム
    を前記光ディスクの凹凸のピット列に追随させるステッ
    プと、 EFM(8−14)復調手段により前記光ディスクから
    再生した信号を8−14復調し、復調が正常でない場合
    には第2のエラー信号を出力するステップと、前記EF
    M(8−14)復調手段で前記第2のエラー信号がない
    場合には、第3の光ディスク識別手段により、前記光デ
    ィスクがEFM(8−14)変調方式の光ディスクと識
    別するステップと、 前記EFM(8−14)復調手段で前記第2のエラー信
    号がある場合には、2−7復調手段により前記光ディス
    クから再生した信号を2−7復調し、復調が正常でない
    場合には第3のエラー信号を出力するステップと前記2
    −7復調手段で前記第3のエラー信号がない場合には、
    第4の光ディスク識別手段により、前記光ディスクが2
    −7変調方式の光ディスクと識別するステップとから成
    る光ディスク装置の立ち上げ方法。
  13. 【請求項13】 第2の光ディスク識別手段および/あ
    るいは第3の光ディスク識別手段で識別した光ディスク
    の種類を表示手段により表示するステップを加えたこと
    を特徴とする請求項11あるいは12記載の光ディスク
    装置の立ち上げ方法。
  14. 【請求項14】 第4の光ディスク識別手段で識別した
    光ディスクの種類を表示手段により表示するステップを
    加えたことを特徴とする請求項12記載の光ディスク装
    置の立ち上げ方法。
  15. 【請求項15】 2−7復調手段で光ディスクから再生
    した信号を正常に復調しない場合には、排除手段により
    前記光ディスクを光ディスク装置から排除するステップ
    を加えたことを特徴とする請求項12記載の光ディスク
    装置の立ち上げ方法。
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