JPH10198717A - バウンダリスキャン対応集積回路の設計支援装置 - Google Patents

バウンダリスキャン対応集積回路の設計支援装置

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JPH10198717A
JPH10198717A JP9001882A JP188297A JPH10198717A JP H10198717 A JPH10198717 A JP H10198717A JP 9001882 A JP9001882 A JP 9001882A JP 188297 A JP188297 A JP 188297A JP H10198717 A JPH10198717 A JP H10198717A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レイアウトにおける配線効率が劣化しないよ
うにBSチェーン(Boundary Scan Chain)をICに組み
込み、そのBSチェーンに対応するBSDLファイルを
自動的に作成する。 【解決手段】 BSチェーン最適化部22が、ICの論
理接続情報、BSセル情報ファイル及びパッケージ端子
データを用いて、パッケージにおけるデバイスピンの配
置に合うようにBSチェーンの接続順序を変更し、その
変更を反映させたICの論理接続情報を出力する。次に
BSDLファイル作成部24が、上記変更後の論理接続
情報及びBSセル情報とパッケージ端子データ及びテス
ト命令記述ファイルの情報とをBSDLのフォーマット
に従って記述したファイルを出力する。さらにテストパ
ターン作成部26が、上記変更後の論理接続情報および
BSチェーン情報を用いて、IC内部のバウンダリスキ
ャン機構を検査するためのテストパターンを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バウンダリスキャ
ン対応集積回路の設計支援装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、PCB(Printed Circuit Board)
(印刷回路基板)の検査は主にインサーキットテスト方
法より行われてきた。インサーキットテスト方法による
検査では、PCB(以下、単に「ボード」という)上に
形成された各信号線上にテスタ用プローブピンを接触さ
せるためのテストパッドを設け、これにテスタから直接
プロービングすることにより、ボードに実装された各I
C(集積回路)の入力値の制御と出力値の観測を行う。
【0003】しかし、最近、ボード上への部品の実装の
高密度化と各部品のパッケージの多ピン化が進み、その
結果、インサーキットテスト方法におけるプロービング
が非常に困難となった。そのため、インサーキットテス
ト方法に代わるテスト法として「バウンダリスキャン(b
oundary scan)によるボードテスト法」がLSI(大規
模集積回路)のベンダの間で構成するJTAG(Joint T
est Action Groupe)によって提案され、IEEE(Insti
tute of Electrical and Electronics Engineers)にお
いて規格IEEE1149.1として標準化された。
【0004】バウンダリスキャンによるボードテスト法
では、ボード上の各ICの内部にバウンダリスキャンレ
ジスタから成るスキャンチェーン(「バウンダリスキャ
ンチェーン」と呼ばれる)を組み込んでおき、ICの外
部からバウンダリスキャンチェーンのシフト操作が行え
るようにする。そして、IC内部のバウンダリスキャン
レジスタは、入力パッドから受け取るべき信号値をロー
ドしたり、バウンダリスキャンレジスタに保持された値
を出力パッドへ直接セットできるようにする。このよう
な構成によれば、IC内部に組み込まれたバウンダリス
キャンレジスタが上記のインサーキットテスト方法にお
けるテストパッドとして機能する。したがって、バウン
ダリスキャンによるボードテスト法によれば、プローブ
ピンを物理的に接触させることなく、ボード上の信号線
のショートやオープン等の故障検査を実施できるように
なる。
【0005】ボード上の各ICに組み込まれたバウンダ
リスキャンチェーン(以下「BSチェーン」という)の
内容は、ボードテスト時にテスタからテストアクセスポ
ート(Test Access Port)(以下「TAP」という)を介
して制御し観測することが可能であり、このような機構
を利用して被試験ボードをテストするためのテストパタ
ーンが、ボードテスト用ATPG(Automatic Test Patt
ern Generator)によって生成される。このボードテスト
用ATPGによるテストパターン生成の際には、各IC
についてBSDL(Boundary Scan Description Languag
e)ファイルが必要となる。このBSDLファイルは、I
C内のバウンダリスキャンレジスタのBSチェーンの構
成を記述したものであって、ボードテスト用ATPGに
よるテストパターン生成の際にICの内部モデルの代用
となる。具体的には、ICパッケージのデバイスピンす
なわち外部端子に関する情報(入力と出力の種別、ポー
ト名とピン番号の対応など)、実施可能なバウンダリス
キャンによるボードテストの命令の命令名と命令コー
ド、および、バウンダリスキャンレジスタの接続順序と
各バウンダリスキャンレジスタが制御し観測するデバイ
スピンのポート名が記述されている。このようなBSD
LファイルはICメーカによって作成されて提供され
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし現状では、BS
DLファイルは手作業で作成される場合がほとんどであ
るため、提供されるBSDLファイルの信頼性が低く、
バウンダリスキャンレジスタの接続順序の記述が誤って
いたり、各バウンダリスキャンレジスタに対応するデバ
イスピンのポート名の記述が誤っていたりというような
単純なミスが多い。このため、ボードテスタの技術者
は、BSDLにおける記述の誤りの修正に多くの時間を
費やしている。一方、LSI設計用CAD(Computer Ai
ded Design)ツールの中には、バウンダリスキャンを設
計対象のIC内に自動的に挿入してBSDLファイルを
自動作成する機能を有するものもある。しかし、このB
SDLファイルにはICのパッケージのデバイスピンの
情報が加味されていないため、ボードテスト用ATPG
で使用するには、そのBSDLファイルを手作業で修正
する必要があり、その結果、BSDLファイルに誤りが
混入するおそれがある。
【0007】また、BSチェーンが組み込まれたICで
は、BSチェーンの接続順序がICのパッケージにおけ
るデバイスピンの配置と整合せず、レイアウトにおける
配線の効率が悪くなることがある。この場合には、BS
チェーンの組み込みによってICのコストが大きく上昇
することになる。
【0008】そこで本発明では、レイアウトにおける配
線効率が劣化しないようにBSチェーンをICに組み込
み、かつそのようなBSチェーンに対応するBSDLフ
ァイルを自動的に作成することを可能とするバウンダリ
スキャン対応集積回路の設計支援装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された本発明に係る第1の設計支援装置では、バウ
ンダリスキャン対応集積回路の設計支援装置において、
前記集積回路の論理回路としての構成を示す論理接続情
報を格納する第1格納手段と、前記集積回路に組み込ま
れたバウンダリスキャンチェーンによって実行すること
ができるボードテストの命令の命令名および命令コード
を記述したテスト命令記述ファイルを格納する第2格納
手段と、前記バウンダリスキャンチェーンを構成する各
バウンダリスキャンセルの機能および端子を記述したバ
ウンダリスキャンセル情報ファイルを格納する第3格納
手段と、前記集積回路の各外部端子のポート名およびピ
ン番号を示す情報を含むパッケージ端子データを格納す
る第4格納手段と、前記バウンダリスキャンチェーンの
接続順序が前記パッケージ端子データによって示される
前記ピン番号の順序に合致するように前記論理接続情報
を変更し、該変更後の論理接続情報を出力するバウンダ
リスキャンチェーン最適化手段と、バウンダリスキャン
チェーン最適化手段によって変更された後の前記論理接
続情報を用いて前記バウンダリスキャンチェーンの接続
関係を調べるとともに、前記テスト命令記述ファイル、
前記バウンダリスキャンセル情報ファイル、および前記
パッケージ端子データを参照することにより、前記集積
回路の外部端子のポート名およびピン番号を示す情報、
前記バウンダリスキャンチェーンで実行可能なボードテ
ストの命令の命令名および命令コードを示す情報、なら
びに、前記バウンダリスキャンチェーンを構成する各バ
ウンダリスキャンセルを該バウンダリスキャンセルの前
段または次段の入力または出力パッドに対するポート名
および該バウンダリスキャンセルの機能名とともに前記
バウンダリスキャンチェーンの接続順に示す情報を抽出
し、抽出された情報をBSDLのフォーマットで記述し
たファイルとして出力するBSDLファイル作成手段
と、を備えた構成としている。
【0010】本発明に係る第2の設計支援装置では、上
記第1の設計支援装置において、前記バウンダリスキャ
ンチェーン最適化手段によって変更された後の論理接続
情報により示されるバウンダリスキャンチェーンの接続
順序と、該バウンダリスキャンチェーンを構成する各バ
ウンダリスキャンセルの前段または次段の入力または出
力パッドに対するポート名とに基づき、前記集積回路内
部のバウンダリスキャン機構を検査するためのテストパ
ターンを生成するテストパターン生成手段を更に備える
ことを特徴としている。
【0011】
【発明の効果】本発明に係る第1の設計支援装置によれ
ば、バウンダリスキャンチェーン最適化手段により、バ
ウンダリスキャンチェーンの接続順序がパッケージ端子
データによって示されるピン番号の順序に合致するよう
に(すなわち外部端子の配置にしたがった順序となるよ
うに)ICの論理接続情報が変更されるため、そのバウ
ンダリスキャンチェーンの組み込まれるICのレイアウ
トにおいて配線効率が向上する。また、ICのパッケー
ジが変わって外部端子の配置が変更された場合であって
も、本設計支援装置により、バウンダリスキャンチェー
ンの接続順序が外部端子の配置に合ったICの論理接続
情報が容易に得られる。これらにより、ICへのバウン
ダリスキャンチェーンの組み込みによるコストの増大を
抑えることができる。さらに、本設計支援装置によれ
ば、BSDLファイル作成手段により、ICの外部端子
の情報が加味されたBSDLファイルが自動的に作成さ
れるため、従来とは異なり、BSDLファイルの手修正
が不要となる。これにより、バウンダリスキャン方式に
よるボードテストにおける作業効率が向上する。
【0012】本発明に係る第2の設計支援装置によれ
ば、テストパターン作成手段により、ICに組み込まれ
るバウンダリスキャン機構を検査するためのテストパタ
ーンが生成されるため、これを用いることにより、ボー
ドの組み立てを行う前にIC単体でバウンダリスキャン
チェーンの検査を行うことができる。また、このテスト
パターンをICの設計段階における論理検証に利用する
と、マスク改訂の回避によるコスト低減においても効果
がある。
【0013】
【発明の実施の形態】
<1 実施形態の全体構成>図2は、本発明の一実施形
態であるバウンダリスキャン対応ICの設計支援装置
(以下、単に「設計支援装置」という)のハードウェア
構成を示す概略ブロック図である。本設計支援装置のハ
ードウェアは、ワークステーションなどのコンピュータ
システムであって、プロセッサ(CPU)101とメモ
リ102と入出力コントローラ103とがバスに接続さ
れた構成となっており、入出力コントローラ103に
は、CRTディスプレイ等の表示装置104、ハードデ
ィスク装置等の外部記憶装置105、キーボードやマウ
ス等の入力装置106が接続されている。そして、メモ
リ102に格納される所定のプログラムをCPU101
が実行することにより、バウンダリスキャン方式のボー
ドテスト用のATPGによるテストパターン生成の際に
必要なBSDLファイルの作成機能や、レイアウトにお
ける配線効率の悪くならないようにBSチェーンをIC
に組み込むための機能等、バウンダリスキャン対応IC
の開発を支援するための機能が実現される。
【0014】図1は、本設計支援装置の構成を概念的に
示す機能ブロック図である。この図に示すように、本設
計支援装置は、概念的には、BSDLファイル作成の対
象となるICの論理回路としての構成を示す論理接続情
報、バウンダリスキャンセル情報ファイル、パッケージ
端子データおよびテスト命令記述ファイルをそれぞれ格
納する第1〜第4格納部11〜14と、BSチェーン最
適化部22と、BSDLファイル作成部24と、テスト
パターン作成部26と、BSチェーン最適化後のICの
論理接続情報(詳細は後述)、BSDLファイルおよび
テストパターンをそれぞれ格納するための第5〜第7格
納部31〜33とから構成される。これらのうち第1〜
第7格納部11〜14、31〜33は外部記憶装置10
5によって実現され、他の機能ブロック22、24、2
6は、メモリ102に格納される所定のプログラムによ
って実現される。
【0015】上記構成の設計支援装置は、テスト対象の
ボードに実装される各ICについての所定の情報、すな
わち、第1〜第4格納手段11〜14のそれぞれに格納
されたICの論理接続情報、バウンダリスキャンセル情
報ファイル(以下「BSセル情報ファイル」という)、
パッケージ端子データ、およびテスト命令記述ファイル
を読み込み、これらを用いて、各ICに対し、BSチェ
ーンの接続順序の最適化されたICの論理接続情報の生
成や、BSDLファイルの作成、BSチェーンによるバ
ウンダリスキャン機構を検査するためのテストパターン
の生成を行う。ここで入力データとなるICの論理接続
情報、BSセル情報ファイル、パッケージ端子データ、
およびテスト命令記述ファイルの内容は以下の通りであ
る。
【0016】ICの論理接続情報は、ボードに実装する
ICの論理回路としての構成を示す接続情報であって、
そのICの論理設計の結果として得られるものである。
この論理接続情報は、Verilog-HDLやVHDLのよう
なハードウェア記述言語で記述されたものでもよい。本
設計支援装置は、このICの論理接続情報を第1格納部
11から読み込んで、所定のデータ構造によりメモリ1
02上にデータベース化する。
【0017】BSセル情報ファイルは、i)BSチェー
ンを構成するバウンダリスキャンセル(以下「BSセ
ル」という)の入力であるスキャンインやBSセルの出
力であるスキャンアウト等の端子情報と、ii)各BSセ
ルについて、そのBSセルは入力I/Oパッドの次段に
置かれて外部から信号を入力するものであるか、出力I
/Oパッドの前段に置かれて外部へ信号を出力するもの
であるか等の機能(以下、このような機能を示す名称を
「機能名」という)を定義する情報とを記述したファイ
ルである。このBSセル情報ファイルは、例えばICの
設計者によりエディタを用いて作成される。図3に、こ
のBSセル情報ファイルの一例を示す。本設計支援装置
は、このようなBSセル情報ファイルを第2格納部12
から読み込んでメモリ102上にデータベース化し、メ
モリ102上の前記論理接続情報とリンクさせて保持す
る。図4に、BSセル情報ファイルの内容をこのように
してメモリ102上にデータベース化するためのデータ
構造の一例を示す。この例では、BSチェーンを構成す
る各BSセルに対して一つの構造体201が用意されて
いる。各構造体201は、IC内部の論理回路の接続情
報を示すデータに含まれるポインタによって指し示さ
れ、BSチェーンにおける各BSセル間の接続関係を示
す情報等を保持している(この構造体によって保持され
る情報も論理接続情報の一部であり、以下、この構造体
を「BSチェーン情報構造体」という)。すなわち、各
BSチェーン情報構造体201は、ICの外部端子のポ
ート名およびピン番号(デバイスピン番号)とともに、
BSチェーンの接続順序を示す数値であるチェーン接続
オーダと、次段のBSセルを指し示すポインタとを保持
している。また、BSセルのセル名、スキャンインの端
子名、スキャンアウトの端子名および機能名から成るB
Sセル情報を保持するための構造体202が用意されて
おり(以下、この構造体を「BSセル情報構造体」とい
う)、各BSチェーン情報構造体201は、対応するB
Sセル情報構造体202を指し示すポインタも保持して
いる。なお、上記の構造体201および202は、例え
ばC言語における「構造体」により実現することができ
る。
【0018】パッケージ端子データは、ICの外部端子
の番号(デバイスピン番号)とポート名と種類(入力ピ
ンか出力ピン)とを羅列したものである。図5に、パッ
ケージ端子データの一例を示す。例えば、パッドの配置
図や端子表を編集するためのパッケージ端子表編集装置
から、このようなパッケージ端子データをファイルとし
て出力することができる。
【0019】テスト命令記述ファイルは、バウンダリス
キャン方式によるボードテストの命令のうち対象とする
ICで使用可能な命令の命令名と命令コードを羅列した
ものであって、例えば、ICの設計者によりエディタを
用いて作成される。このテスト命令記述ファイルには、
BYPASS命令やEXTEST命令等、規格IEEE114
9.1として標準化されている命令を記述することができ
るが、これに加えてユーザ定義の命令を記述することも
できる。図6に、テスト命令記述ファイルの一例を示
す。
【0020】次に、本設計支援装置を構成する機能ブロ
ックであるBSチェーン最適化部22、BSDLファイ
ル作成部24、およびテストパターン作成部26につい
て説明する。BSチェーン最適化部22は、第1格納部
11からICの論理接続情報を、第2格納部12からB
Sセル情報ファイルを、第3格納部13からパッケージ
端子データを、それぞれ読み込み、読み込まれた情報に
基づき、効率のよいレイアウトができるようにBSチェ
ーンの接続順序を最適化すべく、ICの論理接続情報を
修正し、修正後のICの論理接続情報を「BSチェーン
最適化後の論理接続情報」として第5格納部31に出力
する。
【0021】BSDLファイル作成部24は、テスト命
令記述ファイル14を第4格納部14から読み込み、こ
れと、BSチェーン最適化部22により得られたBSチ
ェーン最適化後の論理接続情報(これにはBSセル情報
もリンクされている)と、パッケージ端子データとか
ら、そのICに対するBSDLファイルを作成し、これ
を第6格納部32に出力する。
【0022】テストパターン作成部26は、BSチェー
ン最適化部22によってメモリ102上に得られたBS
チェーン最適化後の論理接続情報に基づき、ICに組み
込まれたBSチェーンによって実現されるバウンダリス
キャン機構を検査するためのテストパターンを第7格納
部33に出力する。
【0023】<2 実施形態の動作>規格IEEE1149.1に
よれば、BSチェーンは、ICの外部からのTAP(テ
ストアクセスポート)を介してシフト操作が可能であっ
て、スキャンインのポート名を「TDI」と、スキャン
アウトのポート名を「TDO」と定めている。BSセル
は基本的に入力I/Oパッドの次段と出力I/Oパッド
の前段に挿入される。これらのBSセルは互いに接続さ
れて上記BSチェーンを構成する。このBSチェーンの
入口がポートTDIであり、出口がポートTDOであ
る。この場合の接続順序はTDOに近いものから順にカ
ウントされ、そのカウント値が「チェーン接続オーダ」
を示す数値となっている(図4参照)。
【0024】図7(a)に、このようなBSチェーンの
構成例を示す。以下では、この構成のBSチェーンが組
み込まれたICに対する論理接続情報、BSセル情報フ
ァイル、パッケージ端子データおよびテスト命令記述フ
ァイルが、予め第1〜第4格納部11〜14にそれぞれ
格納されているものとして、上記設計支援装置の動作を
説明する。なお、規格IEEE1149.1によれば、テストクロ
ックポート(TCK)やモードセレクトポート(TM
S)の他、IC内部にTAPコントローラや命令レジス
タ、BYPASSレジスタが必要であるが、図7(a)
では、実施形態の説明に最低必要となるTDI、TD
O、I/Oパッド、BSセルのみを示している。
【0025】本設計支援装置では、まずBSチェーン最
適化部22が、前述のように、図7(a)の例に対応す
るICの論理接続情報、BSセル情報ファイルおよびパ
ッケージ端子データを読み込む。これにより、ICの論
理接続情報とBSセル情報とがリンクされてメモリ10
2上にデータベース化される。このデータベース化のた
めのデータ構造の形式は図4に示した通りであり、図7
(a)に対しては図8に示すデータ構造が生成される。
図8において、P1,P2,P3はBSチェーン情報構
造体201のアドレス(ポインタ)であって、これらに
よって各BSチェーン情報構造体201がBSチェーン
の接続順序でリンクされることにより、一方向リスト
(以下「BSチェーンリスト」という)が形成される。
また、P01,P02は、BSチェーンを構成する各B
Sセルに関する情報が保持されているBSセル情報構造
体202のアドレス(ポインタ)である。
【0026】図7(a)の例では、ICの外部端子のポ
ート名をその外部端子に接続されるI/Oパッドに対応
するBSセルの接続順に並べるとB→C→Aとなり、こ
れをBSチェーンの接続順序を示すものとみなすことが
できるが、この接続順序はICのデバイスピン(外部端
子)の並びとは整合していない。しかし、ICに対する
レイアウトにおける配線効率を考慮すると、BSセルの
接続順序はI/Oパッドの接続先であるパッケージのデ
バイスピンの並びに従うことが望ましい。
【0027】<2.1 BSチェーン最適化>そこで本
設計支援装置におけるBSチェーン最適化部22は、B
Sチェーンの接続順序をパッケージのデバイスピンの並
び、すなわちICの外部端子の配置に合うように変更
し、この変更を反映させたICの論理接続情報をBSチ
ェーン最適化後の論理接続情報として第5格納部31に
ファイルとして出力する。以下、図7(a)のBSチェ
ーンを例に、BSチェーン最適化部22によるBSチェ
ーンの並び替えの手順(BSチェーンの接続順序変更の
手順)を説明する。
【0028】図9は、BSチェーン最適化部22による
BSチェーンの並び替えの手順を示すフローチャートで
ある。この図に示すように、まずステップS10におい
て、各BSチェーン情報構造体201がリンクされて形
成されるBSチェーンリストのリンクを解除する。これ
は、BSチェーンにおける隣接するBSセルのスキャン
イン端子とスキャンアウト端子との接続を切断すること
を意味する。
【0029】次にステップS20において、キューを作
成し、図10(a)に示すように、各BSチェーン情報
構造体201へのポインタをキューに格納し、ステップ
S30において、キューに格納されたポインタに対しパ
ッケージのデバイスピン番号によりソーティングを行
う。これによりキュー内のポインタは、図10(b)に
示すようにデバイスピン番号順に並ぶ。ところで、デバ
イスピン番号はパッケージにおけるデバイスピンの配置
順にカウントした値が対応している。したがって、この
ソーティングにより、各BSチェーン情報構造体201
へのポインタはパッケージにおけるデバイスピンの配置
に応じた順序でキューに格納された状態となる。なお図
10において、「head」がキューの先頭を、「tail」が
キューの最後尾をそれぞれ示している。また、各ポイン
タP1〜P3の下に記載された括弧内のアルファベット
および数値は、そのポインタで指し示されるBSチェー
ン情報構造体201に対応するBSセルに接続されるI
/Oパッドに対するポート名およびデバイスピン番号を
それぞれ示している。
【0030】上記のようなソーティングを行った後、ス
テップS40において、キューの先頭からポインタを1
個取り出し、取り出したポインタに対応するBSチェー
ン情報構造体201に、次段のBSセルへのポインタと
して空値「NULL」を設定する。これは、キューから
取り出したポインタに対応するBSセルは、接続順序変
更後のBSチェーンの先頭のBSセルであることを意味
する。したがって、その先頭のBSセルのスキャンアウ
ト端子soには、BSチェーンのスキャンアウトのポー
トTDOの端子が接続されることになる。以降、ステッ
プS50〜S80により、キューの先頭からポインタを
1個ずつ取り出し、そのポインタの指し示すBSチェー
ン情報構造体201に、直前にキューから取り出したポ
インタ(prev)を次段のBSセルへのポインタとし
て設定していく。これは、直前にキューから取り出した
ポインタに対応するBSセルのスキャンイン端子si
に、新たにキューから取り出したポインタに対応するB
Sセルのスキャンアウト端子soを接続することを意味
する。
【0031】このようにして、キューの先頭からポイン
タが一つずつ取り出されてBSチェーン情報構造体20
1がリンクされていく。そして、キューに格納されるポ
インタが無くなると、ステップS90へ進む。この時点
で、キューから最後に取り出したポインタに対応するB
Sセルは、接続順序変更後のBSチェーンの最後尾のB
Sセルである。したがって、そのポインタに対応するB
Sセルのスキャンイン端子siには、BSチェーンのス
キャンインのポートTDIの端子が接続されることにな
る。
【0032】BSチェーン最適化部22によって実行さ
れる以上のような処理により、図8に示したデータ構造
は図11に示すデータ構造に変更される。これは、図7
(a)によって示される構成のBSチェーンが図7
(b)によって示される構成に変更されたことを意味す
る。BSチェーン最適化部22は、上記のようにしてB
Sチェーンの並び替えの手順を実行した後に、図7
(b)の構成に対応する論理接続情報(図11参照)を
BSチェーン最適化後のICの論理接続情報として第5
格納部31に出力する。図7(b)からわかるように、
変更後のBSチェーンの接続順序はパッケージのデバイ
スピンの配置に対応したものとなっているため、BSチ
ェーン最適化後のICの論理接続情報に基づくICのレ
イアウトにおいて配線効率が向上する。
【0033】<2.2 BSDLファイルの作成>本設
計支援装置では、次にBSDLファイル作成部24が、
上記BSチェーン並び替え後の図11のデータ構造を参
照することにより接続順序変更後のBSチェーン(以下
「最適化BSチェーン」という)を走査して最適化BS
チェーンの接続情報を調べ、テスト命令記述ファイル、
BSセル情報ファイルおよびパッケージ端子データを参
照してBSDLファイルを作成する。
【0034】BSDLファイルは3つの部分から構成さ
れる。第1の部分は、パッケージのデバイスピン番号と
ポート名を羅列したリストであって、このリストの作成
に必要な情報はパッケージ端子データ(図5)から得る
ことができる。第2の部分は、ボードテストの命令の命
令名と命令コードを羅列したリストであって、このリス
トの作成に必要な情報はテスト命令記述ファイル(図
6)から得ることができる。第3の部分は、BSチェー
ンを構成する各BSセルを、ポートTDOからポートT
DIに向かう順に、BSセルの前段または次段のI/O
パッドの機能名(「input」や「output」など)ととも
に羅列したリストであって、このリストの作成に必要な
情報は、図11のデータ構造を参照してBSチェーンを
走査しBSチェーンの接続情報を調べることにより得る
ことができる。図11のデータ構造では、各BSチェー
ン情報構造体201がアドレスポインタによりBSチェ
ーンの接続順にリンクしているため、アドレスポインタ
によってこのリンクを辿ることにより、BSチェーンの
走査を容易に行うことができる。さらにこのデータ構造
では、BSセル情報構造体202がBSチェーン情報構
造体201にリンクしているため、BSセルの機能名も
容易に得ることができる。
【0035】BSDLファイル作成部24は、上記のよ
うにして、上記第1〜第3の部分に対応するリストの作
成に必要な情報を得た後、これらの情報をBSDLのフ
ォーマットに従って第6格納部32に出力する。図12
は、図7(b)に対応するBSチェーン最適化後のIC
の論理接続情報と、図3に示したBSセル情報ファイル
と、図5に示したパッケージ端子データと、図6に示し
たテスト命令記述ファイルとから作成されたBSDLフ
ァイルを示す。図12に示したBSDLファイルでは、
記述301が上記第1の部分に、記述302が上記第2
の部分に、記述303が上記第3の部分に、それぞれ相
当する。
【0036】<2.3 バウンダリスキャン機構検査用
テストパターンの作成>本設計支援装置では、次にテス
トパターン作成部26が、ICに組み込まれるバウンダ
リスキャン機構を検査するためのテストパターンを作成
する。ここでICは、BSチェーン最適化後のICの論
理接続情報に基づいて作製されるものである。図11の
データ構造では、各BSチェーン情報構造体201がア
ドレスポインタによりBSチェーンの接続順にリンクし
ており、各デバイスピンのポート名の参照も容易である
ため、入力用の各デバイスピン(各入力ポート)に与え
るテストパターンとBSチェーンに与えるスキャンイン
データ(ポートTDIから入力するテストパターンとし
てのデータ)とを決めれば、これに対する期待値は自明
である。例えば、EXTEST命令では、ICの入力ポ
ート(入力デバイスピン)へ与えられた信号値(以下
「パラレル入力」という)のキャプチャ(捕捉)とIC
の出力ポート(出力デバイスピン)から出力させる信号
値(以下「パラレル出力」という)のアップデータ(更
新)とをBSチェーンを使用して行う。このため、パラ
レル入力に対するスキャンアウトデータ(ポートTDO
から出力されるデータ)の期待値と、スキャンインデー
タに対するパラレル出力の期待値とは自明である。
【0037】そこでテストパターン作成部26は、パラ
レル入力とこれに対するスキャンアウトデータの期待
値、および、スキャンインデータとこれに対するパラレ
ル出力の期待値を求め、これらをテストパターン用フォ
ーマットに従って第7格納部33に出力する。このよう
にして作成されるテストパターンの一例として、図7
(b)に示したBSチェーンによるバウンダリスキャン
機構を検査するためのテストパターンの一部を図13に
示す。図13では、信号値の属性を明確にするために、
入力される信号値を「1」、「0」で表し、出力される
信号値を「H」、「L」で表している。図13に示した
例では、サイクル1〜3、5〜7においてシリアル入出
力が行われ、サイクル4、8においてパラレル入出力が
行われる。
【0038】本設計支援装置によれば、以上のようにし
て、ボードに実装するICに対するBSチェーン最適化
後のICの論理接続情報、BSDLファイル、およびバ
ウンダリスキャン機構検査用テストパターンが自動的に
作成される。そして、この論理接続情報を用いてBSチ
ェーンが組み込まれたICが作製され、このBSDLフ
ァイルを用いてボードテスト用ATPGによりテストパ
ターンが生成され、このテストパターンを用いてそのI
C内部のバウンダリスキャン機構の検査が行われる。
【0039】<3 効果>上記実施形態の設計支援装置
によれば、BSチェーン最適化部22において、BSチ
ェーンの接続順序がデバイスピン番号順となるように変
更され(図10、図11)、その変更に対応した新たな
論理接続情報としてBSチェーン最適化後のICの論理
接続情報が出力され、これに基づいてICが製造され
る。したがって、製造すべきICでは、BSチェーンの
接続順序がパッケージのデバイスピンの配置に対応した
ものとなるため(図7(b)参照)、そのICのレイア
ウトにおける配線効率が向上する。また、ICのパッケ
ージが変わってデバイスピンの配置が変更された場合で
も、本実施形態の設計支援装置により、変更後のデバイ
スピンの配置に対応したBSチェーン最適化後の論理接
続情報が容易に得られる。
【0040】また、本実施形態の設計支援装置によれ
ば、BSDLファイル作成部24において、BSチェー
ンの接続情報が調べられ、パッケージ端子データが使用
されてデバイスピン情報が加味されたBSDLファイル
が自動的に作成されるため、従来とは異なり、BSDL
ファイルの手修正が不要となる。
【0041】さらに、本実施形態の設計支援装置によれ
ば、テストパターン作成部26において、IC内部のバ
ウンダリスキャン機構を検査するためのテストパターン
が生成されるため、これを用いることにより、ボードの
組み立てを行う前にIC単体でバウンダリスキャン機構
の検査を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態であるバウンダリスキャ
ン対応ICの設計支援装置の構成を示す機能ブロック
図。
【図2】 前記実施形態のバウンダリスキャン対応IC
の設計支援装置のハードウェア構成を示すブロック図。
【図3】 BSセル情報ファイルの一例を示す図。
【図4】 BSセル情報ファイルの内容をICの論理接
続情報とリンクしてメモリ上にデータベース化するため
のデータ構造の一例を示す図。
【図5】 パッケージ端子データの一例を示す図。
【図6】 テスト命令記述ファイルの一例を示す図。
【図7】 接続順序変更前のBSチェーンの構成を示す
図(a)、および、接続順序変更後のBSチェーンの構
成を示す図(b)。
【図8】 接続順序変更前のBSチェーンに対応するデ
ータ構造を示す図。
【図9】 BSチェーンの並び替えの手順を示すフロー
チャート。
【図10】 BSチェーンの並び替えに使用されるキュ
ーを示す図。
【図11】 接続順序変更後のBSチェーンに対応する
データ構造を示す図。
【図12】 BSDLファイルの内容を示す図。
【図13】 BSチェーンに対するテストパターンの一
例を示す図。
【符号の説明】
11 …第1格納部(ICの論理接続情報の格納部) 12 …第2格納部(BSセルの格納部) 13 …第3格納部(パッケージ端子データの格納部) 14 …第4格納部(テスト命令記述ファイルの格納
部) 22 …BSチェーン最適化部 24 …BSDLファイル作成部 26 …テストパターン作成部 31 …第5格納部(BSチェーン最適化後のICの論
理接続情報の格納部) 32 …第6格納部(BSDLファイルの格納部) 33 …第7格納部(バウンダリスキャン機構検査用テ
ストパターンの格納部)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バウンダリスキャン対応集積回路の設計
    支援装置において、 前記集積回路の論理回路としての構成を示す論理接続情
    報を格納する第1格納手段と、 前記集積回路に組み込まれたバウンダリスキャンチェー
    ンによって実行することができるボードテストの命令の
    命令名および命令コードを記述したテスト命令記述ファ
    イルを格納する第2格納手段と、 前記バウンダリスキャンチェーンを構成する各バウンダ
    リスキャンセルの機能および端子を記述したバウンダリ
    スキャンセル情報ファイルを格納する第3格納手段と、 前記集積回路の各外部端子のポート名およびピン番号を
    示す情報を含むパッケージ端子データを格納する第4格
    納手段と、 前記バウンダリスキャンチェーンの接続順序が前記パッ
    ケージ端子データによって示される前記ピン番号の順序
    に合致するように前記論理接続情報を変更し、該変更後
    の論理接続情報を出力するバウンダリスキャンチェーン
    最適化手段と、 バウンダリスキャンチェーン最適化手段によって変更さ
    れた後の前記論理接続情報を用いて前記バウンダリスキ
    ャンチェーンの接続関係を調べるとともに、前記テスト
    命令記述ファイル、前記バウンダリスキャンセル情報フ
    ァイル、および前記パッケージ端子データを参照するこ
    とにより、前記集積回路の外部端子のポート名およびピ
    ン番号を示す情報、前記バウンダリスキャンチェーンで
    実行可能なボードテストの命令の命令名および命令コー
    ドを示す情報、ならびに、前記バウンダリスキャンチェ
    ーンを構成する各バウンダリスキャンセルを該バウンダ
    リスキャンセルの前段または次段の入力または出力パッ
    ドに対するポート名および該バウンダリスキャンセルの
    機能名とともに前記バウンダリスキャンチェーンの接続
    順に示す情報を抽出し、抽出された情報をBSDLのフ
    ォーマットで記述したファイルとして出力するBSDL
    ファイル作成手段と、を備えることを特徴とする設計支
    援装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の設計支援装置におい
    て、 前記バウンダリスキャンチェーン最適化手段によって変
    更された後の論理接続情報により示されるバウンダリス
    キャンチェーンの接続順序と、該バウンダリスキャンチ
    ェーンを構成する各バウンダリスキャンセルの前段また
    は次段の入力または出力パッドに対するポート名とに基
    づき、前記集積回路内部のバウンダリスキャン機構を検
    査するためのテストパターンを生成するテストパターン
    生成手段を更に備えることを特徴とする設計支援装置。
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CN110007217A (zh) * 2019-05-22 2019-07-12 哈尔滨工业大学(威海) 一种低功耗边界扫描测试方法
CN117494652A (zh) * 2023-11-14 2024-02-02 合芯科技(苏州)有限公司 Ctl和dofile文件的自动化交叉检查与优化装置、方法及终端

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