JPH10192404A - 配管端末器 - Google Patents

配管端末器

Info

Publication number
JPH10192404A
JPH10192404A JP375997A JP375997A JPH10192404A JP H10192404 A JPH10192404 A JP H10192404A JP 375997 A JP375997 A JP 375997A JP 375997 A JP375997 A JP 375997A JP H10192404 A JPH10192404 A JP H10192404A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
respiratory
oxygen
piezoelectric element
gas
gas supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP375997A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3930594B2 (ja
Inventor
Masao Takahashi
正男 高橋
Masayoshi Kanazawa
正善 金沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koike Medical Co Ltd
Gunma Koike Co Ltd
Original Assignee
Koike Medical Co Ltd
Gunma Koike Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koike Medical Co Ltd, Gunma Koike Co Ltd filed Critical Koike Medical Co Ltd
Priority to JP00375997A priority Critical patent/JP3930594B2/ja
Publication of JPH10192404A publication Critical patent/JPH10192404A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3930594B2 publication Critical patent/JP3930594B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、配管を介してガス供給源から流出
するガスを呼吸に同調させて供給するように制御する呼
吸同調装置を壁内に埋設された筐体内部に組み込み、更
には筐体のフロントパネルの一部を可動手段により開閉
可能に構成することで、ガスを経済的に使用することが
出来ると共に、メンテナンスの操作性を向上させた配管
端末器を提供することを可能にすることを目的としてい
る。 【解決手段】 壁内に埋設された筐体B内部に、壁内に
敷設された配管23aにチューブ25を介して接続された呼
吸同調装置Eを設け、該呼吸同調装置Eにチューブ26を
介してソケットCが接続される。ソケットCはフロント
パネルDに対してヒンジ30により開閉可能に構成される
開閉扉27に設けられ、該開閉扉27を開放してメンテナン
スを行うように構成したことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、配管端末器に関
し、特に病院の手術室や集中治療室或いは病室に設置さ
れる医療用配管の端末器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近建設された病院では、医療用酸素、
圧縮エア、笑気ガス等のガス配管或いは吸引用の真空配
管等を建物の壁内に敷設し、手術室や集中治療室或いは
病室に配管端末器を設置することで各種ガスの集中管理
を行うと共に病室等にガスボンベを搬送する作業を排除
して労力の軽減化を図ることが多い。
【0003】従来の配管端末器は、図11に示すように、
筐体51が図示しない壁面に埋設して設置され、該筐体51
内部に壁内に敷設された配管52と接続されたベースブロ
ック53が固定されている。このベースブロック53にソケ
ット54が取り付けられており、該ベースブロック53を介
して配管52からソケット54にガスが流通し得るようにな
っている。
【0004】筐体51はカバー55によって表面が被蓋さ
れ、ソケット54はカバー55から室内側に突出するように
設けられている。また、ソケット54には通常ダストキャ
ップ56が取り付けられており、該ダストキャップ56によ
って非使用時にソケット54が汚染されることを防止して
いる。
【0005】そして、例えば、慢性呼吸疾患患者が配管
52から供給された酸素を吸入する場合、ダストキャップ
56を取り外した後、ソケット54にチューブ58の一端に取
り付けられたプラグ57を装着する。チューブ58の他端部
は蒸留水59aが入った容器59の蒸留水59a中に差し込ま
れており、該容器59の蒸留水59a上部のガス室59bには
鼻カニューラ1のチューブ端部が差し込まれている。
【0006】そして、図示しないガス供給源から配管52
を通って供給された酸素は容器59の蒸留水59aを通過し
て適当な湿度を含んで鼻カニューラ1を装着した患者に
連続的に供給されるようになっている。
【0007】また、筐体51内の機械的なメンテナンスは
ソケット54をベースブロック53から取り外した後、ビス
60を弛めてカバー55を筐体51から取り外して行うように
なっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
従来の技術では、慢性呼吸患者が酸素吸入を行う場合、
酸素を連続的に供給するため、患者に吸引されない酸素
の無駄が生じて経済的でない。また、筐体51内部のメン
テナンスを行う際にビス60を弛めてカバー55を取り外す
といった面倒さがあり、メンテナンス上の操作性が悪い
ものとなっていた。
【0009】本発明は前記課題を解決するものであり、
その目的とするところは、配管を介してガス供給源から
流出するガスを呼吸に同調させて供給するように制御す
る呼吸同調装置を壁内に埋設された筐体内部に組み込
み、更には筐体のフロントパネルの一部を可動手段によ
り開閉可能に構成することで、ガスを経済的に使用する
ことが出来ると共に、メンテナンスの操作性を向上させ
た配管端末器を提供せんとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明に係る代表的な構成は、壁内に埋設された筐体
に、壁内に敷設された配管と接続され且つ所定位置にプ
ラグを着脱可能に構成したソケットを取り付けて構成し
た配管端末器において、前記配管を介してガス供給源か
ら流出するガスを呼吸に同調させて供給するように制御
する呼吸同調装置を前記筐体内部に組み込んで構成した
ことを特徴とする配管端末器である。
【0011】本発明は、上述の如く構成したので、配管
を介してガス供給源から流出するガスを呼吸に同調させ
て供給するように制御する呼吸同調装置を壁内に埋設さ
れた筐体内部に組み込んで構成することで、ガスを経済
的に使用することが出来ると共に、室内設備の簡略化及
び単純化が図れ、操作性が良い。
【0012】また、前記呼吸同調装置は、一端または両
端が基板に支持された板状の圧電素子を該圧電素子の面
と対向する位置に形成された外気通気孔及び前記面と平
行な位置に形成された呼吸通気孔を有する容器に収容し
て構成され前記各通気孔を介して導入される空気の圧力
変化を検出して電気信号を発生する呼吸検出器と、前記
呼吸検出器の容器に形成された呼吸通気孔と接続され呼
気及び吸気が作用し且つ吸気時にガスを流通させる流通
路と、前記流通路に配設され常時閉鎖口にガス供給源を
接続した電磁弁と、前記呼吸検出器から発生した電気信
号によって吸気状態を検出したとき前記電磁弁を操作し
て一定時間ガス供給源と流通路を接続すると同時に呼吸
検出器と流通路の接続を遮断するように制御する制御部
とを有することを特徴とする。
【0013】上記構成によれば、一端又は両端が基板に
支持された板状の圧電素子を該圧電素子の面と対向する
位置に外気通気孔を形成すると共に圧電素子の面と平行
な位置に呼吸通気孔を形成した容器に収容して構成され
た呼吸検出器を用い、この呼吸検出器の呼吸通気孔に呼
気及び吸気が作用し且つ吸気時にガスを流通させる流通
路を接続したので、該流通路に呼気が作用すると、容器
内の空気は圧電素子の面と略平行に流動して外気通気孔
から外気に放出される。このため、圧電素子は小さい振
幅で振動し発生する電気信号も小さい。
【0014】また、流通路に吸気が作用すると、容器内
の空気の流通路側への流動に伴って外気通気孔から外気
が流入して圧電素子の面に略垂直に作用する。このた
め、圧電素子は大きな振幅で振動し発生する電気信号も
大きい。即ち、発生した電気信号から呼気と吸気を判別
することが出来る。
【0015】従って、制御部において呼吸検出器で発生
した電気信号から呼気と吸気を判別し、吸気に対応する
電気信号に応じて流通路とガス供給源を接続した電磁弁
を一定時間操作して流通路とガス供給源を接続すると同
時に流通路と呼吸検出器の接続を遮断するように制御す
ることで、呼吸に同調させて一定時間ガスを供給するこ
とが出来る。
【0016】また、前記呼吸同調装置のメンテナンスを
目的として前記筐体の壁面から露出したフロントパネル
の一部を可動手段により開閉可能に構成した場合には、
フロントパネルの一部を開放して呼吸同調装置の電池交
換等のメンテナンスが容易にできる。
【0017】
【発明の実施の形態】図により本発明に係る配管端末器
の一実施形態を具体的に説明する。図1は本発明に係る
配管端末器の構成を示す横断面説明図、図2は本発明に
係る配管端末器の構成を示す正面図、図3は本発明に係
る配管端末器のフロントパネルの一部を開放した様子を
示す図、図4は本発明に係る配管端末器に組み込まれた
呼吸同調装置の構成を示すブロック図、図5は制御系の
構成を示すブロック図、図6(a)は呼吸同調装置に設
けられた呼吸検出器の構成を示す斜視図、図6(b)は
呼吸検出器の構成を示す断面説明図、図7は呼吸検出器
によって検出された電気信号を示す図、図8は制御部の
同調系の構成を示すブロック図、図9は制御部の同調系
の動作を示すタイミング図、図10は呼吸同調装置をバイ
パスする配管構成を示す図である。
【0018】図1〜図3において、配管端末器Aは病院
における所定の壁内に埋設して設置され、表面が略壁面
と等しい面となるように構成されている。この配管端末
器Aは、壁内に埋設される筐体Bと、該筐体Bの表面を
被蓋するフロントパネルDと、該フロントパネルDに取
り付けられたソケットCとによって構成されている。
【0019】また、配管端末器Aには、設置場所に応じ
て壁内に敷設された医療用酸素ガス配管、笑気ガス配
管、圧縮空気配管、真空配管等と接続される1または複
数のソケットCが設けられている。筐体Bは図1に示す
ように箱型に形成された本体21と、該本体21の底面21a
に取り付けられるベースプレート22と、本体21の表面側
に設けられ、フロントパネルDを取り付けるための取付
鍔21bとによって構成されている。
【0020】本体21は図示しないボルトによって壁面に
形成された窪み内に固定されるものであり、配管端末器
Aに必要なソケットCの数に応じた長さと、ソケットC
を取り付けた時、該ソケットCの表面が略壁面と等しい
面になるような深さを持って形成されている。この本体
21の底面21a及び取付鍔21bには、一定のピッチで複数
のネジ孔21cが形成されている。
【0021】筐体B内部には、壁内に敷設された配管23
と接続されたベースブロック24が固定されており、酸素
ガスを供給する配管23aの場合には、このベースブロッ
ク24からチューブ25を介して呼吸同調装置Eに酸素が導
かれるようになっている。尚、ベースブロック24には圧
力調整機能が組み込まれている。
【0022】呼吸同調装置Eを通った酸素は湾曲自在な
チューブ26を介してフロントパネルDの一部であるメン
テナンス用の開閉扉27に取り付けられたソケットCに導
かれるようになっている。ソケットCには通常ダストキ
ャップ28が取り付けられており、該ダストキャップ28に
よって非使用時にソケットCが汚染されることを防止し
ている。
【0023】そして、例えば、慢性呼吸疾患患者が図4
に示すガス供給源2から配管23aを介して供給された酸
素を吸入する場合、ダストキャップ28を取り外した後、
ソケットCに鼻カニューラ1の一端に取り付けられたプ
ラグ29を装着し、配管23aから呼吸同調装置Eを通った
酸素がソケットC、プラグ29を介して鼻カニューラ1に
供給され該鼻カニューラ1を装着した慢性呼吸疾患患者
に酸素が供給される。
【0024】図1及び図4に示すガス供給装置は、慢性
呼吸疾患患者に酸素を吸入させるガス供給装置として構
成されており、患者の鼻に装着される鼻カニューラ1
と、配管23aの上流側に接続された酸素ガス供給源2と
を有し、ガス供給源2から流出する酸素を筐体B内部に
組み込まれた呼吸同調装置Eによって吸気と同調させて
供給し得るように構成されている。
【0025】即ち、図4に示すように、鼻カニューラ1
に作用する患者の呼気及び吸気に応じた圧力変化を呼吸
同調装置Eに設けた呼吸検出器となる微圧センサ3によ
って検出し、吸気時に対応させて電磁弁4を作動させて
ガス供給源2と鼻カニューラ1を接続することで、患者
の呼吸と同調させて酸素を供給し得るように構成されて
いる。
【0026】本実施形態では、呼気及び吸気が作用し且
つ吸気時に酸素等のガスを流通させる流通路を構成する
部品として鼻カニューラ1を用いた場合について説明す
るが、鼻カニューラ1以外に例えば、顔面を覆うマスク
或いは口にくわえるマウスピースであっても良いし、必
要に応じて他の機器を接続する場合もある。
【0027】また、患者に供給するガスとしては、特に
医療用酸素を用いている。このため、ガス供給源2は酸
素ボンベ2aと、該酸素ボンベ2aに着脱可能に装着さ
れた圧力調整器又は流量調整器等からなる調整器2bに
よって構成されている。従って、ガス供給源2から一定
の圧力を持った酸素、或いは一定流量の酸素を配管23a
に供給することが出来るようになっている。
【0028】呼吸同調装置Eは、図3及び図4に示すよ
うに、筐体B内部に固定された図示しないスタッドにビ
ス7aにより着脱可能に固定されるプリント基板7上に
微圧センサ3、増幅回路5、制御部6が夫々実装されて
おり、電磁弁4は筐体B内部の所定位置に取り付けられ
ている。
【0029】また、図3に示すように、筐体B内部に装
着されたプリント基板7の右側面部には、ガス流量調整
手段となるロータリー式の流量調整ダイアル17が設けて
あり、該流量調整ダイアル17を回転させると、該流量調
整ダイアル17と一体的に回転する流量調整器により鼻カ
ニューラ1に供給される酸素の流量が調整できるように
なっている。
【0030】この流量調整器は、流路に対応して径の異
なる孔が円盤上に多数設けられており、流量調整ダイア
ル17を回転させて所定の径の孔を選択することで、該孔
を流通する酸素の流量が調整できるようになっている。
【0031】また、流量調整ダイアル17には、該流量調
整ダイアル17の設定位置を検知する流量センサ18が設け
てあり、該流量センサ18の検知情報が図5に示して詳し
くは後述する制御部6に流量情報として伝達される。
【0032】フロントパネルDの一部である開閉扉27
は、可動手段となるヒンジ30により該フロントパネルD
に対して開閉可能に構成されており、開閉扉27をフロン
トパネルD側に押して開閉扉27に設けられた係合板バネ
31をフロントパネルD側に設けられた係止バー32に係合
して係止することで開閉扉27をフロントパネルDに対し
て閉鎖することが出来、開閉扉27に設けられた指掛け27
aに指を掛けて開閉扉27を引き出すことで、開閉扉27を
開放することが出来るようになっている。
【0033】開閉扉27の流量調整ダイアル17に対応する
位置には、該流量調整ダイアル17の外形に対応する穴27
b及び流量目盛17aを表示するための窓27cが形成され
ており、窓27cを介して流量目盛17aを目視しながら流
量調整ダイアル17を回転させて鼻カニューラ1に供給さ
れる酸素の流量を調整する。
【0034】また、開閉扉27の中央部には、詳しくは図
4に示して後述する呼吸同調装置Eの電磁弁4のINポー
ト4aに一端が接続されたチューブ26の他端に接続され
たソケットCが設けられており、該ソケットCに図1に
示すプラグ29を差し込んで接続することで呼吸同調装置
Eを介して鼻カニューラ1に酸素を供給する。
【0035】図2に示すように、開閉扉27の左側部に
は、呼吸同調装置Eの電源を投入するためのスイッチ16
が配置されており、該スイッチ16は呼吸同調装置Eの同
調制御による酸素の同調供給と酸素の連続供給とを切り
換える切換スイッチを兼ねている。
【0036】スイッチ16を連続供給に切り換えた際に
は、万一、呼吸同調装置Eの電池が無くなっても酸素を
毎分2リットルの標準状態で連続供給できるように安全
設計が施されている。また、スイッチ16を連続側に切り
換え、流量調整ダイアル17を最大目盛に設定すること
で、アウトレットバルブであるソケットCに大流量機器
を接続して使用することが出来る。
【0037】また、開閉扉27の上部には、制御部6から
出力された報知情報を文字や図形表示して報知するため
の表示パネル20が設けてある。本実施形態では、表示パ
ネル20として、比較的安価で消費電力の少ない液晶表示
装置で構成したものであるが、他の表示パネル20の構成
として、暗い場所でも報知情報を容易に確認可能なLE
D(発光ダイオード)で構成した表示装置でも良い。
【0038】表示パネル20には、流量調整ダイアル17に
より設定した流量情報や、所定の検知手段により検知し
た吸気確認や呼吸の同調状態や呼気異常、或いは呼吸同
調装置Eの電池残量等の各種の報知情報が表示出来るよ
うになっている。
【0039】また、呼吸同調装置Eにはアラーム等の図
示しない警報装置も装備されており、上述の吸気異常や
電池消耗、或いは配管23a内の酸素欠乏等を検知して患
者やその周囲に警報を発するようになっている。
【0040】また、開閉扉27の上部で表示パネル20の右
側には警報解除ボタン33が設けられており、該警報解除
ボタン33を押すことにより、前述の警報を解除する。
尚、図3中、34,35,36はプリント基板7上の電子回路
から夫々表示パネル20、警報解除ボタン33及びスイッチ
16に接続されるケーブルである。
【0041】前記制御部6は、図5に示すように、CP
U(中央演算処理装置),ROM(読み出し専用メモリ
ー),RAM(リードライトメモリー)等から構成され
ている。CPUはROMに予め記憶されたプログラム
や、一旦RAMに記憶された各種データを読み出し、必
要な演算や判断を行い、各種制御を行うものである。
【0042】ROMは読み出し専用メモリーであり、C
PUが動作するための各種プログラムや演算に必要な各
種データを格納している。RAMは所定の検知手段によ
り検知された時々刻々と変化する酸素の圧力や流量、或
いは呼吸同調装置Eの電池残量等の情報を随時記憶して
CPUに伝達する。
【0043】また、表示パネル20には、呼吸同調装置E
の同調、吸気異常、電池残量等の報知情報、或いは供給
される酸素の圧力や流量情報等を表示して報知出来るよ
うになっており、所定の検知手段により検知した検知情
報に基づいて制御部6が表示パネル20に所定の報知情報
を出力し、この報知情報に基づいて呼吸同調装置Eの同
調、吸気異常、電池残量、或いは供給される酸素の圧力
や流量情報等を表示パネル20に表示して報知する。
【0044】呼吸同調装置Eには、図4に示すように、
呼吸検出器となる微圧センサ3、電磁弁4、微圧センサ
3から発生した電気信号を増幅する増幅回路5、該増幅
回路5によって増幅された電気信号を受けて電磁弁4を
操作する制御部6が設けられている。
【0045】鼻カニューラ1を介して患者の呼吸を検知
する場合、呼吸センサは0.04Pa程度の圧力変化を
検知し得ることが必要である。このため、呼吸検出器と
なる微圧センサ3は、図6(b)に示すように、薄い板
状に形成された圧電素子3aの一端部を基板3bに支持
すると共に、該基板3bを容器3cに収容して構成され
ている。
【0046】容器3cには圧電素子3aの面と対向する
位置に外気通気孔3dが形成され、且つ圧電素子3aの
面と平行な位置に呼吸通気孔3eが形成されている。ま
た、呼吸通気孔3eには電磁弁4を介して鼻カニューラ
1と導通するチューブ8が接続されている。
【0047】上記のように構成された微圧センサ3で
は、圧電素子3aが基板3bに一端部で支持されている
ため、容器3cの内部に生じる極めて微弱で且つ低周波
の空気振動に応じて振動し、該振動に応じた電気信号を
発生することが可能であり、0.01Pa程度の圧力変
化を検知することが可能である。尚、圧電素子3aを基
板3bに支持する場合、支持位置は必ずしも該圧電素子
3aの一端部である必要はなく、両端部で支持しても良
い。
【0048】鼻カニューラ1、チューブ8に呼気が作用
した時、容器3c内の空気の流れは図6(b)の一点鎖
線で示すように、圧電素子3aの面と平行になり、外気
通気孔3dから外気に放出される。このため、圧電素子
3aは大きな振幅で振動することがなく、発生する電気
信号も小さい。
【0049】また、鼻カニューラ1を口でくわえる等の
事故が生じ、鼻カニューラ1に作用する比較的大きい圧
力が容器3cに導入された場合、この圧力変動に伴う空
気流は直接圧電素子3aの面に作用することなく、且つ
圧力変動に伴う空気流は速やかに外気通気孔3dから外
気に放出される。即ち、容器3c内の圧力が衝撃的に上
昇して保持されることがなく、微圧センサ3が破壊に至
ることがない。
【0050】鼻カニューラ1、チューブ8に吸気が作用
した時、容器3c内の空気は図6(b)の実線で示すよ
うに、チューブ8に吸引されて外気通気孔3dから外気
が流入して圧電素子3aの面と直交する方向に作用す
る。このため、圧電素子3aは大きい振幅で振動して発
生する電気信号も大きくなる。
【0051】電磁弁4としては三方弁を用いている。こ
の電磁弁4のINポート(常時開放口,ノルマルオープン
ポート)4aに鼻カニューラ1が接続され、 OUTポート
(常時開放口,ノルマルオープンポート)4bに微圧セ
ンサ3の呼吸通気孔3eに接続されたチューブ8が接続
され、EXポート(常時閉鎖口,ノルマルクローズポー
ト)4cにチューブ25を介してベースブロック24が接続
され、更に該ベースブロック24に配管23aを介してガス
供給源2が接続されている。
【0052】従って、電磁弁4が非作動状態の時、INポ
ート4aと OUTポート4bが導通し、鼻カニューラ1に
作用する呼気,吸気に伴う圧力変化が微圧センサ3に導
入される。また、電磁弁4が作動状態の時、INポート4
aと OUTポート4bが遮断されると共に、INポート4a
とEXポート4cが導通し、ガス供給源2から鼻カニュー
ラ1に酸素が供給される。
【0053】微圧センサ3から発生する電気信号は微弱
であり、増幅回路5によって増幅されて制御部6に伝達
される。この増幅回路5は増幅率70dBに設定されてい
る。また、微圧センサ3を構成する圧電素子3aの出力
が外部温度の変化に影響を受けるため、ローカットフィ
ルターを用いることが好ましく、且つ高周波ノイズの影
響を排除することを目的としてハイカットフィルターを
用いることが好ましい。そして、0.1Hz〜100Hz程
度の信号成分を増幅し得るようにバンドパスフィルター
を用いることが望ましい。
【0054】微圧センサ3は微分検出型であるため、出
力された電気信号は、鋭いピークを有している。そし
て、本実施形態では、増幅回路5によって微圧センサ3
から出力された電気信号を中心周波数30Hz,下限周波
数7Hz,上限周波数100Hzで増幅して制御部6に伝達
している。
【0055】図7は増幅回路5によって増幅した微圧セ
ンサ3の電気信号を示すものである。図7からも明らか
なように、吸気時に発生した電気信号のピーク値は呼気
時に発生したピーク値の約4倍の値を示しており、この
電気信号から呼気と吸気を判別することが容易である。
【0056】制御部6は増幅回路5から伝達された電気
信号から、患者の吸気に対応する信号を判別して電磁弁
4を一定時間作動させるように制御する機能を有してお
り、図8に示すように、比較器6aと、出力回路6b
と、マスク信号発生回路6cと、論理回路6dとを有し
て構成されている。そして、電磁弁4の作動に伴ってガ
ス供給源2から流出する酸素を鼻カニューラ1を介して
患者に供給することが可能である。
【0057】上記のように構成された呼吸同調装置Eを
適用したガス供給装置の動作について説明する。先ず、
患者は図1に示されたダストキャップ28をソケットCか
ら外して該ソケットCにプラグ29を差し込んで鼻カニュ
ーラ1を接続し、開閉扉27の表面に設けられた呼吸同調
装置Eのスイッチ16を同調側へ投入する。
【0058】そして、図2に示す流量調整ダイアル17を
用いて所望する酸素の流量に設定すると、該流量調整ダ
イアル17の設定値に対応して流量センサ18から流量情報
が制御部6に伝達されて、酸素の流量報知情報が表示パ
ネル20に伝達され、この時点で表示パネル20に該流量調
整ダイアル17の設定値に対応する現在の酸素の流量が表
示される。
【0059】また、呼吸同調装置Eに内蔵された電池の
残量が図示しない検知手段により検知され、制御部6を
介して表示パネル20に表示される。
【0060】スイッチ16により呼吸同調装置Eを同調制
御に切り換えると、電磁弁4が非作動状態である間、鼻
カニューラ1は微圧センサ3と導通し、該微圧センサ3
によって鼻カニューラ1に作用する呼気,吸気に伴う圧
力変化が検知される。この時発生した電気信号は増幅回
路5によって増幅され、制御部6に伝達される。
【0061】増幅回路5から伝達された電気信号9は、
比較器6aによって予め設定された所定の電圧レベル10
に達しているか否かが比較される。電気信号9が所定の
電圧レベル10に達している場合、周囲の状況に関わらず
比較器6aから信号11が発生する。この信号11は論理回
路6dに入力され、該論理回路6dからトリガー信号12
が発生して出力回路6bに入力される。
【0062】出力回路6bにトリガー信号12が入力する
と、該出力回路6bから予め設定された一定時間にわた
る操作信号13が発生して電磁弁4に伝達され、電磁弁4
のポートを切り換えてINポート4aとEXポート4cとを
導通することで、ガス供給源2から鼻カニューラ1に酸
素が供給される。同時にINポート4aと OUTポート4b
とが遮断されるため、供給された酸素の圧力が微圧セン
サ3に導入されることがない。
【0063】一定時間経過して操作信号13がローとなり
電磁弁4が初期状態に復帰してINポート4aとEXポート
4cとが遮断されて鼻カニューラ1に対する酸素の供給
が遮断され、同時にINポート4aと OUTポート4bとが
導通して鼻カニューラ1と微圧センサ3とが導通する。
【0064】前記操作信号13の設定時間をプリント基板
7上に配置した図示しない入力手段により入力すること
で制御部6を介して適宜変更することが出来るようにな
っており、患者の症状に応じて操作信号13の設定時間を
変更して一呼吸の間に鼻カニューラ1に供給される酸素
の供給時間を変更して流量を調整することが出来るよう
になっている。また、必要に応じて操作信号13の設定時
間を表示パネル20に表示することも出来るようになって
いる。
【0065】電磁弁4が初期状態に復帰した時、鼻カニ
ューラ1内に残留した酸素の圧力が微圧センサ3に導入
されるため、この圧力が微圧センサ3によって検知さ
れ、恰も吸気と同様の電気信号を発生することがある。
このため、操作信号13のローレベルへの移行をトリガー
としてマスク信号発生回路6cから約0.5秒のマスク
信号14を発生させて論理回路6dに入力し、該マスク信
号14が発生している間に比較器6aから信号11が発生し
た場合であっても、トリガー信号12が出力しないように
なっている。
【0066】また、他の実施形態として、図10に示すよ
うに、ソケットCに接続されるチューブ26と、配管23a
に接続された呼吸同調装置E及び該配管23aとの間に、
筐体B内部に設けられた三方弁37を接続し、切換スイッ
チ37aを操作してソケットCに通じるチューブ26に対し
て三方弁37を切り換えることで、配管23aから供給され
た酸素が呼吸同調装置Eを介してソケットCに流通する
か、または配管23aから供給された酸素が呼吸同調装置
Eを介さずにソケットCに直結されて流通するかのいず
れかが選択できるように構成しても良い。
【0067】このように、切換スイッチ37aを操作して
呼吸同調装置Eをバイパスすることによりアウトレット
バルブとなるソケットCに大流量機器を接続して呼吸同
調装置Eに関係なく使用することが出来る。
【0068】尚、呼吸同調装置Eは、AC100Vや蓄
電池や乾電池等の各種の電源手段により動作するように
構成することが出来、例えば、基本電源としてAC10
0Vで動作し、予備電源として蓄電池や乾電池により動
作するように構成しても良い。
【0069】上記構成によれば、配管端末器Aの内部に
呼吸同調装置Eを一体的に組み込んだため、配管端末器
Aに直接鼻カニューラ1を接続して使用することが出
来、室内設備の簡略化及び単純化が図れ、操作性が向上
すると共に、患者の呼吸に同調させて酸素を供給するこ
とが出来るので、前述した従来例のように、酸素を常時
連続的に供給して、患者に吸引されない酸素の無駄が生
じることがなく経済的である。
【0070】また、呼吸同調装置Eや筐体51内部のメン
テナンスを行う際には、フロントパネルDの一部である
開閉扉27を開放して容易にメンテナンスを行うことが出
来、例えば、呼吸同調装置Eの電池交換や、プリント基
板7の交換等が容易にできる。従って、図11に示して前
述した従来例のように、ビス60を弛めてカバー55を取り
外すといったメンテナンス上の面倒さがなくなり、操作
性が向上する。
【0071】また、呼吸同調装置Eの電池交換は開閉扉
27を開けて交換する以外に別に設けた電池専用の開閉扉
を開放して交換するように構成しても良い。
【0072】また、前記実施形態では、開閉扉27をフロ
ントパネルDに対して開閉可能に構成する可動手段とし
てヒンジ30を用いて構成したが、他の可動手段としてシ
ャッター機構により開閉扉27を上下或いは左右にスライ
ドして開閉可能に構成することでも良い。
【0073】また、前記実施形態では、開閉扉27にソケ
ットCやスイッチ16、表示パネル20等を配置して構成し
たが、フロントパネルDの開閉扉27でない部位にソケッ
トCやスイッチ16、表示パネル20等を配置して構成し、
開閉扉27はメンテナンスのための開閉扉だけの機能を有
するように構成しても良い。
【0074】
【発明の効果】本発明は、上述の如き構成と作用とを有
するので、配管端末器の壁内に埋設した筐体内部に呼吸
同調装置を一体的に組み込んだことにより、配管端末器
に直接鼻カニューラ等のガス吸入手段を接続して使用す
ることが出来、室内設備の簡略化及び単純化が図れ、操
作性が向上すると共に、患者の呼吸に同調させてガスを
供給出来るので、患者に吸引されないガスの無駄が生じ
ることがなく経済的である。
【0075】また、呼吸同調装置や筐体内部のメンテナ
ンスを行う際には、フロントパネルの一部である開閉扉
を可動手段により開放して容易にメンテナンスを行うこ
とが出来、例えば、呼吸同調装置の電池交換や、部品の
交換等が容易にでき、メンテナンス上の操作性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る配管端末器の構成を示す横断面説
明図である。
【図2】本発明に係る配管端末器の構成を示す正面図で
ある。
【図3】本発明に係る配管端末器のフロントパネルの一
部を開放した様子を示す図である。
【図4】本発明に係る配管端末器に組み込まれた呼吸同
調装置の構成を示すブロック図である。
【図5】制御系の構成を示すブロック図である。
【図6】(a)は呼吸同調装置に設けられた呼吸検出器
の構成を示す斜視図、(b)は呼吸検出器の構成を示す
断面説明図である。
【図7】呼吸検出器によって検出された電気信号を示す
図である。
【図8】制御部の同調系の構成を示すブロック図であ
る。
【図9】制御部の同調系の動作を示すタイミング図であ
る。
【図10】呼吸同調装置をバイパスする配管構成を示す図
である。
【図11】従来例を説明する図である。
【符号の説明】
A…配管端末器、B…筐体、C…ソケット、D…フロン
トパネル、E…呼吸同調装置、1…鼻カニューラ、2…
ガス供給源、2a…酸素ボンベ、2b…調整器、3…微
圧センサ、3a…圧電素子、3b…基板、3c…容器、
3d…外気通気孔、3e…呼吸通気孔、4…電磁弁、4
a…INポート、4b… OUTポート、4c…EXポート、5
…増幅回路、6…制御部、6a…比較器、6b…出力回
路、6c…マスク信号発生回路、6d…論理回路、7…
プリント基板、7a…ビス、8…チューブ、9…電気信
号、10…電圧レベル、11…信号、12…トリガー信号、13
…操作信号、14…マスク信号、15…信号ケーブル、16…
スイッチ、17…流量調整ダイアル、17a…流量目盛、18
…流量センサ、20…表示パネル、21…本体、21a…底
面、21b…取付鍔、21c…ネジ孔、22…ベースプレー
ト、23,23a…配管、24…ベースブロック、25,26…チ
ューブ、27…開閉扉、27a…指掛け、27b…穴、27c…
窓、28…ダストキャップ、29…プラグ、30…ヒンジ、31
…係合板バネ、32…係止バー、33…警報解除ボタン、3
4,35,36…ケーブル、37…三方弁、37a…切換スイッ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁内に埋設された筐体に、壁内に敷設さ
    れた配管と接続され且つ所定位置にプラグを着脱可能に
    構成したソケットを取り付けて構成した配管端末器にお
    いて、前記配管を介してガス供給源から流出するガスを
    呼吸に同調させて供給するように制御する呼吸同調装置
    を前記筐体内部に組み込んで構成したことを特徴とする
    配管端末器。
  2. 【請求項2】 前記呼吸同調装置は、一端または両端が
    基板に支持された板状の圧電素子を該圧電素子の面と対
    向する位置に形成された外気通気孔及び前記面と平行な
    位置に形成された呼吸通気孔を有する容器に収容して構
    成され前記各通気孔を介して導入される空気の圧力変化
    を検出して電気信号を発生する呼吸検出器と、前記呼吸
    検出器の容器に形成された呼吸通気孔と接続され呼気及
    び吸気が作用し且つ吸気時にガスを流通させる流通路
    と、前記流通路に配設され常時閉鎖口にガス供給源を接
    続した電磁弁と、前記呼吸検出器から発生した電気信号
    によって吸気状態を検出したとき前記電磁弁を操作して
    一定時間ガス供給源と流通路を接続すると同時に呼吸検
    出器と流通路の接続を遮断するように制御する制御部と
    を有することを特徴とする請求項1に記載の配管端末
    器。
  3. 【請求項3】 前記呼吸同調装置のメンテナンスを目的
    として前記筐体の壁面から露出したフロントパネルの一
    部を可動手段により開閉可能に構成したことを特徴とす
    る請求項1または請求項2に記載の配管端末器。
JP00375997A 1997-01-13 1997-01-13 配管端末器 Expired - Lifetime JP3930594B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00375997A JP3930594B2 (ja) 1997-01-13 1997-01-13 配管端末器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP00375997A JP3930594B2 (ja) 1997-01-13 1997-01-13 配管端末器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10192404A true JPH10192404A (ja) 1998-07-28
JP3930594B2 JP3930594B2 (ja) 2007-06-13

Family

ID=11566114

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP00375997A Expired - Lifetime JP3930594B2 (ja) 1997-01-13 1997-01-13 配管端末器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3930594B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105288803A (zh) * 2014-06-10 2016-02-03 绍兴市超捷医疗器械有限公司 医用气体终端控制系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105288803A (zh) * 2014-06-10 2016-02-03 绍兴市超捷医疗器械有限公司 医用气体终端控制系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP3930594B2 (ja) 2007-06-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11596752B2 (en) Breathing assistance apparatus with serviceability features
JP6974023B2 (ja) 人工呼吸器装置および方法
EP1562663B1 (en) Breathing assistance apparatus
US20110197887A1 (en) Accessory connection and data synchronication in a ventilator
EP3341062B1 (en) Modular ventilation system
JP2010518911A (ja) 人工呼吸器用気体供給ユニット
WO1997002858A1 (fr) Regulateur de synchronisation d'une alimentation en gaz avec la respiration
JP3930595B2 (ja) 配管端末器用呼吸同調装置
JPH10192404A (ja) 配管端末器
JP6967038B2 (ja) 人工呼吸器装置および方法
JPH10192405A (ja) 呼吸同調装置
WO2002034338A1 (en) Portable oxygen supplying device
US20240075239A1 (en) Respiratory device with a pneumatic conveying line
CN209809225U (zh) 雾化治疗设备
EP4247466A1 (en) Display unit for a breathing assistance apparatus
KR20120007440A (ko) 호흡기

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070109

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070306

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070309

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130316

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20160316

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term