JPH10192255A - 閉構造磁気共鳴イメージング・マグネット及び開構造磁気共鳴イメージング・マグネット - Google Patents

閉構造磁気共鳴イメージング・マグネット及び開構造磁気共鳴イメージング・マグネット

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JPH10192255A
JPH10192255A JP9226187A JP22618797A JPH10192255A JP H10192255 A JPH10192255 A JP H10192255A JP 9226187 A JP9226187 A JP 9226187A JP 22618797 A JP22618797 A JP 22618797A JP H10192255 A JPH10192255 A JP H10192255A
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JP
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superconducting
coil
coils
magnet
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JP9226187A
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Bizhan Dorri
ビザン・ドーリ
Evangelos Trifon Laskaris
エヴァンゲロス・トリフォン・ラスカリス
Michele Dollar Ogle
マイケル・ダラー・オーグル
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General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
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    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
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    • G01R33/3806Open magnet assemblies for improved access to the sample, e.g. C-type or U-type magnets
    • GPHYSICS
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    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
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    • G01R33/28Details of apparatus provided for in groups G01R33/44 - G01R33/64
    • G01R33/38Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field
    • G01R33/381Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field using electromagnets
    • G01R33/3815Systems for generation, homogenisation or stabilisation of the main or gradient magnetic field using electromagnets with superconducting coils, e.g. power supply therefor

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 イメージング空間内に高度に一様な磁場を発
生することのできる閉構造及び開構造磁気共鳴イメージ
ング・マグネットを提供する。 【解決手段】 閉構造磁気共鳴マグネット10は、極低
温流体30用デュワー容器28を収納したコイル・ハウ
ジング14を含んでいる超伝導コイル・アセンブリ12
を有している。容器28は、縦方向に最も外側に位置し
ている含浸された一対の超伝導主コイル32、34と、
少なくとも1つの極低温達成可能な追加の超伝導コイル
36、38、42、44、46、48とを収納してい
る。追加の超伝導コイルは、一対の追加の主コイル4
2、44、一対のバッキング・コイル36、38及び一
対の遮蔽コイル46、48である。開構造磁気共鳴マグ
ネットは、2つの離隔した超伝導コイル・アセンブリ
と、イメージング空間とを有している。各々のコイル・
アセンブリは、極低温達成可能な超伝導主コイルと、イ
メージング空間の中心に最も近付いた超伝導コイルであ
る含浸されたバッキング・コイルとを有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的には磁気共鳴イ
メージング(MRI)システムの一部として高磁場を発
生するために用いられる開構造(オープン)超伝導マグ
ネット又は閉構造(クローズド)超伝導マグネット(限
定ではなく例として、ヘリウム冷却式超伝導マグネット
及び/又はクライオ(極低温)クーラ冷却式超伝導マグ
ネット)に関し、より具体的には、コンパクトな設計を
有していると共に、そのイメージング空間内に均一な
(即ち、一様な)磁場を有している上述のようなマグネ
ットに関する。
【0002】
【従来の技術】超伝導マグネット又はその他の形式のマ
グネットを採用しているMRIシステムは、医療診断等
の様々な分野で用いられている。公知の超伝導マグネッ
トに、液体ヘリウム冷却式超伝導マグネット及びクライ
オ(極低温)クーラ冷却式超伝導マグネットがある。典
型的には、ヘリウム冷却式マグネットでは、超伝導コイ
ル・アセンブリは、ヘリウム・デュワー容器に収納され
た液体ヘリウムに少なくとも部分的に浸漬されている超
伝導主コイルを含んでいる。ヘリウム・デュワー容器は
二重の断熱体によって包囲されており、二重の熱シール
ドは真空のエンクロージャによって包囲されている。従
来のクライオクーラ冷却式マグネットでは、超伝導主コ
イルは、真空のエンクロージャによって包囲されている
熱シールドによって包囲されており、真空のエンクロー
ジャには、クライオクーラの低温ヘッド(coldhead)が
外部から装着されている。このとき、低温ヘッドの第1
段は熱シールドと熱的に接触していると共に、低温ヘッ
ドの第2段は超伝導主コイルと熱的に接触している状態
になっている。Nb−Ti超伝導コイルは典型的には、
大体4K(ケルビン)の温度で動作し、Nb−Sn超伝
導コイルは典型的には、大体10Kの温度で動作する。
【0003】いくつかの液体ヘリウム冷却式超伝導マグ
ネットでは、超伝導コイルは、極低温達成可能な(cryo
stable)(即ち、含浸されていない)形式のものであ
り、典型的には多孔質の螺旋巻きされた電気絶縁体を介
して、液体ヘリウムによって全体的に完全に接触されて
いる超伝導巻き線を有している。このような極低温達成
可能なコイルは、支持用の巻き型(coil form)上に巻
き付けられていなければならない。他の液体ヘリウム冷
却式超伝導マグネットでは、超伝導コイルは、(例え
ば、エポキシで)含浸されている形式のものであり、超
伝導体の全長に沿って、エポキシを介して内部熱伝導に
よって冷却される超伝導巻き線を有している。このよう
な含浸されている形式のコイルは、自立しており、支持
用の巻き型を要求しない。
【0004】公知の超伝導マグネット設計には、閉構造
マグネットと、開構造マグネットとがある。閉構造マグ
ネットは典型的には、ボア(中孔)を備えた単一の管形
状の超伝導コイル・アセンブリを有している。超伝導コ
イル・アセンブリは、半径方向に整列していると共に縦
方向に離隔しているいくつかの超伝導主コイルを含んで
おり、各々のコイルは、同一の方向に同一の大電流を流
している。このように、超伝導主コイルは、イメージン
グされるべき物体が配置されるマグネットのボア内に中
心を有している球状のイメージング空間内で、高度の一
様性を備えた磁場を発生するように設計されている。
【0005】マグネットは、イメージング空間内に高度
に一様な磁場を有するように設計されているが、マグネ
ットの製造許容差、及びマグネットの使用現場での環境
によって引き起こされる磁場障害のせいで、マグネット
は、このような磁場内の軽微な不規則性について使用現
場で補正されることが通常要求される。典型的には、マ
グネットは、鉄片を用いることにより、又は液体ヘリウ
ムによって冷却されるNb−Ti超伝導マグネットの場
合には多数のNb−Ti超伝導補正コイルを用いること
により、使用現場でシムされる。補正コイルは、主コイ
ルの半径方向について近くで、且つ半径方向内側で、超
伝導コイル内に配置されている。各々の補正コイルは、
主コイル内を流れる電流の方向とは反対の方向を含めた
任意の所要の方向に、異なる電流であるが低い電流を流
す。又、多数の抵抗DCシム・コイルを用いることによ
り閉構造マグネットをシムすることも公知であり、これ
らの抵抗DCシム・コイルはすべて、ボア内の真空エン
クロージャ(即ち、コイル・ハウジング)の外側に配置
されている。抵抗DCシム・コイルは、時間的に一定の
磁場をそれぞれ発生しており、又、縦軸と同軸状に整列
している単一のシム・コイルをそれぞれ含んでいてもよ
い。この単一のシム・コイルは、超伝導主コイルの電流
の方向と反対の方向に電流を流して、製造許容差及び/
又は現場での障害に起因するイメージング空間内の磁場
における対称的な不均一性の高調波(harmonic)を補正
するものである。特記しておくと、時間で変化する磁場
勾配コイルは典型的には、MRIイメージング用のマグ
ネットのボア内に配置されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】閉構造MRIマグネッ
トは、均一なイメージング空間を完成するのに必要な数
の主超伝導コイルを収容するために、比較的長い軸方向
(即ち、縦方向)の長さを有している傾向にあり、これ
により、全身型マグネットの場合に特に言えることであ
るが、患者に閉所恐怖症的感覚を起こさせる傾向があ
る。
【0007】開構造マグネットは典型的には、2つの離
隔した超伝導コイル・アセンブリを用いており、これら
のアセンブリの間に開放空間があるので、MRIイメー
ジング中に施療者が外科手術又は他の医療的処置のため
に接近することが可能になっている。患者は、その空間
内に配置されていてもよいし、又はトロイド形状のコイ
ル・アセンブリのボア内に配置されていてもよい。開放
空間があると、閉構造マグネット設計で経験されること
のある閉所恐怖症的なあらゆる感覚を患者が克服する助
けになる。超伝導主コイルの半径方向内側に設けられて
いる超伝導バッキング・コイル(bucking coil)を用い
て、超伝導コイル・アセンブリの間に開放空間があるこ
とにより発生されるイメージング空間内の磁場における
全体の歪みを補正する開構造マグネットが知られてい
る。これらのようなバッキング・コイルは、主コイルが
流している電流と大体同一のアンペア数であるが、反対
方向に電流を流す。特記しておくと、開構造マグネット
は、イメージング空間内の磁場の強度が同一である場合
には、閉構造マグネットよりも高価である。
【0008】必要とされているのは、患者の閉所恐怖症
的感覚を克服すると共に、患者に医師をより接近し易く
させるために、その単一の超伝導コイル・アセンブリが
比較的短い軸方向(即ち、縦方向)長さを有しているよ
うな閉構造MRIマグネットと、その2つの超伝導コイ
ル・アセンブリの間に大きな軸方向間隙を有しているよ
うな開構造MRIマグネットとであり、又、鮮明な医用
画像を提供するようにそのイメージング空間内に高度に
一様な磁場を有するように設計されている上述のような
開構造MRIマグネット及び閉構造MRIマグネットで
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、超伝導
MRIマグネットを提供することにある。第1の実施例
では、本発明の閉構造MRIマグネットは、単一の超伝
導コイル・アセンブリを有している。単一の超伝導コイ
ル・アセンブリは、全体的にトロイド(円環)形状のコ
イル・ハウジングを含んでおり、コイル・ハウジング
は、ボアを包囲していると共に、全体的に縦方向に伸び
ている軸線を有している。単一の超伝導コイル・アセン
ブリは更に、デュワー容器を含んでおり、デュワー容器
は、コイル・ハウジング内に配設されていると共に、極
低温流体を収納している。単一の超伝導コイル・アセン
ブリは又、一対の全体的に環状の超伝導主コイルと、少
なくとも1つの追加の超伝導コイルとを含んでいる。一
対の超伝導主コイルは、離隔して縦方向に最も外側に位
置しており、全体的に同一である。少なくとも1つの追
加の超伝導コイルは、軸線と全体的に同軸状にそれぞれ
整列していると共に、デュワー容器内にそれぞれ配置さ
れている。この少なくとも1つの追加の超伝導コイル
は、外側表面が極低温流体によって全体的に完全に接触
されている状態にある超伝導体を有している極低温達成
可能な超伝導コイルであり、上述の一対の超伝導主コイ
ルは、外側表面が含浸物によって覆われて全体的に含浸
物のみが極低温流体によって接触された状態にある超伝
導体を有している一対の含浸された超伝導コイルであ
る。
【0010】第2の実施例では、本発明の開構造MRI
マグネットは、第1の超伝導コイル・アセンブリを有し
ており、第1の超伝導コイル・アセンブリは、第1のコ
イル・ハウジングと、第1のコイル・ハウジング内に配
置されている第1のデュワー容器と、第1のデュワー容
器内に配置されていると共に互いに反対の方向に電流を
流している第1の超伝導主コイル及び第1の超伝導バッ
キング・コイルとを含んでいる。第1の超伝導バッキン
グ・コイルは、第1の含浸された超伝導コイルであり、
第1の超伝導主コイルは、第1の極低温達成可能な超伝
導コイルである。この開構造MRIマグネットは又、第
2の超伝導コイル・アセンブリを含んでおり、第2の超
伝導コイル・アセンブリは、第1のコイル・ハウジング
から縦方向に離隔している第2のコイル・ハウジング
と、第2のコイル・ハウジング内に配置されている第2
のデュワー容器と、第2のデュワー容器内に配置されて
いると共に互いに反対の方向に電流を流している第2の
超伝導主コイル及び第2の超伝導バッキング・コイルと
を含んでいる。第2の超伝導バッキング・コイルは、第
2の含浸された超伝導コイルであり、第2の超伝導主コ
イルは、第2の極低温達成可能な超伝導コイルである。
この開構造MRIマグネットは更に、第1のコイル・ハ
ウジングと第2のコイル・ハウジングとの間に縦方向に
位置していると共にこれらのコイル・ハウジングの半径
方向内側に位置しているイメージング空間を含んでい
る。第1の超伝導バッキング・コイルは、イメージング
空間の中心に対して、第1のコイル・ハウジング内で最
も近付いた超伝導コイルであり、第2の超伝導バッキン
グ・コイルは、イメージング空間の中心に対して、第2
のコイル・ハウジング内で最も近付いた超伝導コイルで
ある。
【0011】本発明から、多くの長所及び利点が導き出
される。超伝導コイルは典型的には、安定剤として銅を
含んでいる。極低温達成可能な(即ち、含浸されていな
い)超伝導コイルは、含浸されているコイルよりもクエ
ンチ(即ち、高温のため超伝導性を失うこと)を起こし
難い。しかしながら、クエンチを防止するために、含浸
されていないコイルは、含浸されているコイルに比較し
て少なくとも2倍量の銅を要求し、この余分の銅は、含
浸されていないコイルの電磁動作によって発生される余
分の熱を除去するために必要とされている。出願人の閉
構造マグネット設計によれば、縦方向に最も外側に位置
している超伝導主コイルのみを含浸されているコイルに
すれば済むので、含浸されているコイルを支持するのに
巻き型が必要でないという理由と、含浸されているコイ
ルでは極低温達成可能なコイルよりも少ない銅しか必要
でないという理由とから、閉構造マグネットの全体的な
軸方向(即ち、縦方向)長さが短縮され、一方、他の超
伝導コイルのうちの少なくとも1つ(及び好ましくは残
余のもの)を、クエンチへの耐久性がよりよい極低温達
成可能なコイルにすることができる。出願人の開構造マ
グネット設計によれば、各々のコイル・アセンブリの縦
方向に最も内側に位置しているバッキング・コイルのみ
を含浸されているコイルにすれば済むので、これによ
り、各々のコイル・アセンブリの縦方向内側の寸法が短
縮され(巻き型は必要でないし、より少ない銅しか必要
でないので)、従って、2つのコイル・アセンブリの間
の軸方向の間隔が増大し、一方、各々のコイル・アセン
ブリ内の主超伝導コイル(及び好ましくは他のすべての
超伝導コイル)を、クエンチへの耐久性がよりよい極低
温達成可能なコイルにすることができる。
【0012】
【実施例】図面は、本発明の2つの好ましい実施例を示
している。ここで図面を参照すると、図1は、本発明の
第1の好ましい実施例を示している。床装着台11によ
って支持されている閉構造磁気共鳴イメージング(MR
I)マグネット10が、単一の超伝導コイル・アセンブ
リ12を有しているものとして示されている。単一の超
伝導コイル・アセンブリ12は、全体的にトロイド(円
環)形状のコイル・ハウジング14を含んでおり、コイ
ル・ハウジング14は、ボア16を包囲していると共
に、全体的に縦方向に伸びている軸線18を有してい
る。コイル・ハウジング14は、離隔していると共に全
体的に円筒形状を成している半径方向内側の外壁20及
び半径方向外側の外壁22を含んでいる。コイル・ハウ
ジング14は又、離隔していると共に縦方向に最も外側
に位置している末端壁24及び26を含んでいる。縦方
向に最も外側に位置している末端壁24及び26の各々
は好ましくは、全体的に環状の外側表面である。典型的
には、コイル・ハウジング14は、真空エンクロージャ
を画定している。
【0013】単一の超伝導コイル・アセンブリ12は更
に、デュワー容器28を含んでおり、デュワー容器28
は、コイル・ハウジング14内に配設されていると共
に、極低温流体30を収納している。極低温流体30の
好ましい一選択肢は、液体ヘリウムである。1つ又はそ
れ以上の熱シールドを、デュワー容器28とコイル・ハ
ウジング14との間に、且つこれらから離隔して配置す
ることができるが、このような熱シールド及びスペーサ
は、明瞭にするために図面から省いてある。
【0014】単一の超伝導コイル・アセンブリ12は
又、全体的に環形状の一対の超伝導主コイル32及び3
4を含んでおり、一対の超伝導主コイル32及び34
は、離隔して縦方向に最も外側に位置しており、全体的
に同一である。超伝導主コイル32及び34は、軸線1
8と全体的に同軸状にそれぞれ整列していると共に、デ
ュワー容器28内にそれぞれ配設されている。一対の超
伝導主コイル32及び34は、一対の含浸された超伝導
コイルであって、外側表面が含浸物35(図1では超伝
導主コイル32及び34の斑点付き表面によって示され
ている)によって覆われて(直接的又は間接的のいずれ
かで)、全体的に含浸物35のみが極低温流体30によ
って接触されている(下方にある外側表面は接触されな
い)状態にある超伝導体を有している。好ましくは、超
伝導主コイル32及び34は、デュワー容器28及びコ
イル・ハウジング14内で唯一の含浸された超伝導コイ
ルであり、エポキシで含浸された超伝導コイルであると
共に、半径方向外側の外壁22よりも半径方向内側の外
壁20に一層近付いてそれぞれ半径方向に配設されてい
る。含浸された超伝導主コイル32及び34は、自立し
ていると共に、スペーサによってデュワー容器28から
離隔して設けられていてもよく、その際、巻き型上に直
接的に支持されているか、又は好ましくは、最も近付い
たデュワー容器壁によって直接的に支持されているが、
このようなスペーサ及び直接的な支持体は、明瞭にする
ために図面から省いてある。1つの好ましい構成では、
含浸された超伝導主コイル32及び34は、大体1〜2
の銅対超伝導体比をそれぞれ有している。
【0015】特記しておくと、一対の超伝導主コイル3
2及び34はそれぞれ、同一の第1の電流の方向に、大
体時間的に一定で且つ大体同一の電流を流すDC(直流
電流)コイルである。第1の電流の方向は、軸線18の
周りで時計回り又は反時計回りの円周の方向のいずれか
であるものとして定義されるが、電流の方向の縦方向の
微小成分は一切無視されている。従って、一対の超伝導
主コイル32及び34の各々は、軸線18に全体的に平
行なボア16内で大体同一の第1の磁場方向を有してい
る大体時間的に一定で且つ大体同一の磁場を発生する。
【0016】超伝導主コイル32及び34の各々に用い
られている超伝導体は典型的には、超伝導線又は超伝導
テープであり、これらの超伝導線又は超伝導テープは、
各々の超伝導主コイル32及び34の縦方向の長さ(ex
tension)と半径方向の長さ(即ち、半径方向の厚み)
とが、超伝導線又は超伝導テープの対応する各寸法より
も遥かに大きくなるようにして巻き付けられている。
【0017】単一の超伝導コイル・アセンブリ12は更
に、少なくとも1つの追加の超伝導コイル36、38、
42、44、46及び48を含んでおり、少なくとも1
つの追加の超伝導コイル36、38、42、44、46
及び48は、軸線18と全体的に同軸状に整列している
と共に、デュワー容器28内に配設されている。少なく
とも1つの追加の超伝導コイル36、38、42、4
4、46及び48は、極低温達成可能な(即ち、含浸さ
れていない)超伝導コイルであり、外側表面が極低温流
体30によって全体的に完全に接触されている状態にあ
る(周囲を取り巻いている多孔質電気絶縁体を介する
か、又は多孔質電気絶縁体内のギャップを介するかのい
ずれかで)超伝導体を有している。少なくとも1つの追
加の超伝導コイル36、38、42、44、46及び4
8は、超伝導主コイル32及び34によって流されてい
る電流と好ましくはアンペア数が大体等しく大体時間的
に一定の電流を流すDCコイルである。好ましくは、極
低温達成可能な少なくとも1つの追加の超伝導コイル3
6、38、42、44、46及び48は、少なくとも大
体5の銅対超伝導体比を有している。
【0018】好ましい実施例では、少なくとも1つの追
加の超伝導コイル36、38、42、44、46及び4
8は、全体的に環形状の一対の超伝導バッキング・コイ
ル36及び38を含んでおり、一対の超伝導バッキング
・コイル36及び38は、縦方向に離隔して大体同一で
あると共に、第1の電流の方向と反対の方向に大体同一
の電流をそれぞれ流していると共に、一対の超伝導主コ
イル32及び34の縦方向内側にそれぞれ配設されてい
る。超伝導バッキング・コイル36及び38は、縦方向
外側の超伝導主コイルが軸方向内側に移動させられて、
閉構造マグネット10の軸方向長さが短縮されるとき
に、均一なイメージング空間40を維持するのを助け
る。軸方向長さが短縮されると、患者の閉所恐怖症的感
覚が減少すると共に、医師が患者により接近することが
できるようになる。一対の超伝導バッキング・コイル3
6及び38は、半径方向外側の外壁22よりも半径方向
内側の外壁20に一層近付いてそれぞれ半径方向に配設
されている。
【0019】典型的には、少なくとも1つの超伝導コイ
ル36、38、42、44、46及び48は、全体的に
環形状の一対の追加の超伝導主コイル42及び44を含
んでおり、一対の追加の超伝導主コイル42及び44
は、縦方向に離隔して全体的に同一であると共に、一対
の超伝導主コイル32及び34に流れる電流とアンペア
数及び方向が等しい電流をそれぞれ流していると共に、
一対の超伝導バッキング・コイル36及び38の縦方向
内側にそれぞれ配設されている。追加の超伝導主コイル
42及び44(並びにその他の主コイル、明瞭にするた
めに省いてある)は通常、当業者に公知のように、コイ
ル内に用いられている超伝導体の臨界電流密度を超えな
いようにして、マグネットのイメージング空間40内で
高磁場強度を達成するために必要とされている。追加の
超伝導主コイルを、単一で、単一の対で、又はより多
く、必要とするか否かについては、特定のマグネット設
計について技術者によって決定され得る。一対の追加の
超伝導主コイル42及び44は、半径方向外側の外壁2
2よりも半径方向内側の外壁20に一層近付いてそれぞ
れ半径方向に配設されている。
【0020】例示的な一実施例では、少なくとも1つの
追加の超伝導コイル36、38、42、44、46及び
48は、全体的に環形状の一対の超伝導遮蔽コイル46
及び48を含んでおり、一対の超伝導遮蔽コイル46及
び48は、縦方向に離隔して全体的に同一である。超伝
導遮蔽コイル46及び48は、第1の電流の方向と反対
の方向に大体同一の電流をそれぞれ流していると共に、
一対の超伝導主コイル32及び34の半径方向外側にそ
れぞれ配設されている。超伝導遮蔽コイル46及び48
は、超伝導主コイル32及び34、並びに追加の超伝導
主コイル42及び44に由来するあらゆる迷走磁場を抑
制するのを助ける。このような遮蔽により、当業者には
理解され得るであろうが、マグネットの迷走磁場によっ
て適正な動作が妨げられるような電子機器を収納してい
る病院の部屋に閉構造マグネット10を設置すること
が、より容易になる。一対の超伝導遮蔽コイル46及び
48は、半径方向内側の外壁20よりも半径方向外側の
外壁22に一層近付いてそれぞれ半径方向に配設されて
いる。
【0021】出願人の評価によると、1.5テスラの閉
構造マグネットは、一対の超伝導主コイル32及び34
をデュワー容器28及びコイル・ハウジング14内で唯
一の含浸されたコイルとすることにより、その軸方向
(即ち、縦方向)の長さが、大体67インチから大体5
5インチまで短縮され得る。デュワー容器28は、超伝
導コイル32、34、36、38、42、44、46及
び48のすべてを収納している単一のユニットであって
もよい(図1に示されている)し、又はデュワー容器2
8は、これらのような超伝導コイルのうちのいくつかの
みをそれぞれ収納している2つ又はそれ以上のサブ・デ
ュワー容器を含んでいてもよい(図1に示されていな
い)ことを特記しておく。単一の超伝導コイル・アセン
ブリ12について、超伝導バッキング・コイル36及び
38のすべてに由来するイメージング空間40の中心に
おける磁場の合計は、超伝導主コイル32及び34、並
びに追加の超伝導主コイル42及び44のすべてに由来
するイメージング空間40の中心における磁場の合計の
大体20%よりも常に小さいことを特記しておく。単一
の超伝導コイル・アセンブリ12について、超伝導遮蔽
コイル46及び48のすべてに由来するイメージング空
間40の中心における磁場の合計は、超伝導主コイル3
2及び34、並びに追加の超伝導主コイル42及び44
のすべてに由来するイメージング空間40の中心におけ
る磁場の合計の大体50%よりも常に小さいことも特記
しておく。
【0022】再び図面を参照すると、図2は、本発明の
第2の好ましい実施例を示している。床装着台51によ
って支持されている開構造磁気共鳴イメージング(MR
I)マグネット50が、第1の超伝導コイル・アセンブ
リ52と、第2の超伝導コイル・アセンブリ54と、イ
メージング空間56とを有しているものとして示されて
いる。第1の超伝導コイル・アセンブリ52は、全体的
にトロイド形状の第1のコイル・ハウジング58と、第
1のデュワー容器60と、全体的に環形状の第1の超伝
導主コイル62と、全体的に環形状の第1の超伝導バッ
キング・コイル64とを含んでいる。第1のコイル・ハ
ウジング58は、第1のボア66を包囲していると共
に、全体的に縦方向に伸びている第1の軸線68を有し
ている。第1のデュワー容器60は、第1のコイル・ハ
ウジング58内に配設されていると共に、第1の極低温
流体70を収納している。第1の超伝導主コイル62
は、第1の軸線68と全体的に同軸状に整列していると
共に、第1のデュワー容器60内に配設されており、第
1の電流の方向に第1の主電流を流している。第1の超
伝導バッキング・コイル64は、第1の軸線68と全体
的に同軸状に整列していると共に、第1のデュワー容器
60内に配設されており、第1の電流の方向と反対の方
向に第1のバッキング電流を流している。第1の超伝導
主コイル62は、第1の極低温達成可能な超伝導コイル
であって、外側表面が第1の極低温流体70によって全
体的に完全に接触されている状態にある(周囲を取り巻
いている多孔質電気絶縁体を介するか、又は多孔質電気
絶縁体内のギャップを介するかのいずれかで)超伝導体
を有している。又、第1の超伝導バッキング・コイル6
4は、第1の含浸された超伝導コイルであって、外側表
面が第1の含浸物71(図2では第1の超伝導バッキン
グ・コイル64の斑点付き表面によって示されている)
によって覆われて(直接的又は間接的のいずれかで)、
全体的に第1の含浸物71のみが第1の極低温流体70
によって接触されている(下方にある外側表面は接触さ
れない)状態にある超伝導体を有している。好ましく
は、第1の超伝導バッキング・コイル64は、第1のデ
ュワー容器60及び第1のコイル・ハウジング58内で
唯一の含浸された超伝導コイルである。
【0023】第2の超伝導コイル・アセンブリ54は、
全体的にトロイド形状の第2のコイル・ハウジング72
と、第2のデュワー容器74と、全体的に環形状の第2
の超伝導主コイル76と、全体的に環形状の第2の超伝
導バッキング・コイル78とを含んでいる。第2のコイ
ル・ハウジング72は、(構造支柱80等によって)第
1のコイル・ハウジング58から縦方向に離隔して設け
られており、第2のボア82を包囲している。第2のコ
イル・ハウジング72は、第1の軸線68と全体的に同
軸状に整列して全体的に縦方向に伸びている第2の軸線
84を有している。第2のデュワー容器74は、第2の
コイル・ハウジング72内に配設されていると共に、第
2の極低温流体86を収納している。特記しておくと、
第2のデュワー容器74は、第1のデュワー容器60と
流体として独立であってもよいし、又は第2のデュワー
容器74は、1つ又はそれ以上の構造支柱80を介して
第1のデュワー容器60と流体として連通していてもよ
い。第2の超伝導主コイル76は、第2の軸線84と全
体的に同軸状に整列していると共に、第2のデュワー容
器74内に配設されており、第1の電流の方向に第2の
主電流を流している。第2の超伝導バッキング・コイル
78は、第2の軸線84と全体的に同軸状に整列してい
ると共に、第2のデュワー容器74内に配設されてお
り、第1の電流の方向と反対の方向に第2のバッキング
電流を流している。第2の超伝導主コイル76は、第2
の極低温達成可能な超伝導コイルであって、外側表面が
第2の極低温流体86によって全体的に完全に接触され
ている状態にある(周囲を取り巻いている多孔質電気絶
縁体を介するか、又は多孔質電気絶縁体内のギャップを
介するかのいずれかで)超伝導体を有している。又、第
2の超伝導バッキング・コイル78は、第2の含浸され
た超伝導コイルであって、外側表面が第2の含浸物87
(図2では第2の超伝導バッキング・コイル78の斑点
付き表面によって示されている)によって覆われて(直
接的又は間接的のいずれかで)、全体的に第2の含浸物
87のみが第2の極低温流体86によって接触されてい
る(下方にある外側表面は接触されない)状態にある超
伝導体を有している。好ましくは、第2の超伝導バッキ
ング・コイル78は、第2のデュワー容器74及び第2
のコイル・ハウジング72内で唯一の含浸された超伝導
コイルである。
【0024】イメージング空間56は、中心88と、第
1及び第2の超伝導主コイル62及び76によって、並
びに第1及び第2の超伝導バッキング・コイル64及び
78によって少なくとも部分的に発生されている磁場と
を有している。イメージング空間56は、第1のコイル
・ハウジング58と第2のコイル・ハウジング72との
間に縦方向に配設されていると共に、これらのコイル・
ハウジングの半径方向内側に配設されている。第1の超
伝導バッキング・コイル64は、イメージング空間56
の中心88に対して、第1のコイル・ハウジング58内
で最も近付いた超伝導コイルであり、第2の超伝導バッ
キング・コイル78は、イメージング空間56の中心8
8に対して、第2のコイル・ハウジング72内で最も近
付いた超伝導コイルである。好ましい実施例では、第1
のコイル・ハウジング58は、離隔していると共に全体
的に円筒形状を成している第1の半径方向内側の外壁9
0及び第1の半径方向外側の外壁92を有しており、第
1の超伝導主コイル62及び第1の超伝導バッキング・
コイル64は、第1の半径方向外側の外壁92よりも第
1の半径方向内側の外壁90に一層近付いて半径方向に
配設されている。同様に、第2のコイル・ハウジング7
2は、離隔していると共に全体的に円筒形状を成してい
る第2の半径方向内側の外壁94及び第2の半径方向外
側の外壁96を有しており、第2の超伝導主コイル76
及び第2の超伝導バッキング・コイル78は、第2の半
径方向外側の外壁96よりも第2の半径方向内側の外壁
94に一層近付いて半径方向に配設されている。
【0025】例示的な一実施例では、第1の超伝導コイ
ル・アセンブリ52は又、第1の超伝導遮蔽コイル98
を含んでおり、第1の超伝導遮蔽コイル98は、第1の
デュワー容器60内で、第1の超伝導主コイル62及び
第1の超伝導バッキング・コイル64の半径方向外側に
配設されており、第1の電流の方向と反対の方向に電流
を流している。同様に、第2の超伝導コイル・アセンブ
リ54も又、第2の超伝導遮蔽コイル100を含んでお
り、第2の超伝導遮蔽コイル100は、第2のデュワー
容器74内で、第2の超伝導主コイル76及び第2の超
伝導バッキング・コイル78の半径方向外側に配設され
ており、第1の電流の方向と反対の方向に電流を流して
いる。第1の超伝導遮蔽コイル98は、第1の半径方向
内側の外壁90よりも第1の半径方向外側の外壁92に
一層近付いて半径方向に配設されており、第2の超伝導
遮蔽コイル100は、第2の半径方向内側の外壁94よ
りも第2の半径方向外側の外壁96に一層近付いて半径
方向に配設されている。
【0026】1つの例示的な構成では、第1及び第2の
含浸された超伝導コイル(即ち、第1及び第2の超伝導
バッキング・コイル64及び78)は、大体1〜2の銅
対超伝導体比をそれぞれ有している。第1及び第2の極
低温達成可能な超伝導コイル(即ち、第1及び第2の超
伝導主コイル62及び76)は、少なくとも大体7の銅
対超伝導体比をそれぞれ有している。好ましくは、第1
及び第2の含浸された超伝導コイル(即ち、第1及び第
2の超伝導バッキング・コイル64及び78)はそれぞ
れ、エポキシで含浸された超伝導コイルである。
【0027】出願人の評価によると、第1の超伝導バッ
キング・コイル64を第1のデュワー容器60及び第1
のコイル・ハウジング58内で唯一の含浸されたコイル
とすると共に、第2の超伝導バッキング・コイル78を
第2のデュワー容器74及び第2のコイル・ハウジング
72内で唯一の含浸されたコイルとすることにより、
0.5テスラの開構造マグネットにおいて、コイル・ア
センブリ間の軸方向(即ち、縦方向)間隙102を大体
22インチから大体24インチまで拡張することができ
る。
【0028】以上の本発明の様々な好ましい実施例につ
いての記載は、説明の目的のために提示されている。こ
れは、開示された厳密な形態として発明を網羅したり限
定したりすることを意図しているのではなく、明らか
に、以上の教示に照らして、多くの改変及び変形を行う
ことが可能である。本発明の要旨は、特許請求の範囲に
よって定義されているものとする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のMRIマグネットの好ましい閉構造マ
グネット形式の実施例の側断面概略図である。
【図2】本発明のMRIマグネットの好ましい開構造マ
グネット形式の実施例の側断面概略図である。
【符号の説明】
10 閉構造磁気共鳴イメージング・マグネット 11、51 床装着台 12、52、54 超伝導コイル・アセンブリ 14、58、72 コイル・ハウジング 16、66、82 ボア 18、68、84 軸線 20、90、94 半径方向内側の外壁 22、92、96 半径方向外側の外壁 24、26 末端壁 28、60、74 デュワー容器 30、70、86 極低温流体 32、34、62、76 超伝導主コイル 35、71、87 含浸物 36、38、42、44、46、48 追加の超伝導コ
イル 40、56 イメージング空間 50 開構造磁気共鳴イメージング・マグネット 64、78 超伝導バッキング・コイル 80 構造支柱 88 イメージング空間の中心 98、100 超伝導遮蔽コイル 102 コイル・アセンブリ間の軸方向間隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 エヴァンゲロス・トリフォン・ラスカリス アメリカ合衆国、ニューヨーク州、スケネ クタデイ、クリムソン・オーク・コート、 15番 (72)発明者 マイケル・ダラー・オーグル アメリカ合衆国、ニューヨーク州、バーン ト・ヒルズ、ジェンキンス・ロード、84番

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 (a) ボアを包囲していると共に、全
    体的に縦方向に伸びている軸線を有している全体的にト
    ロイド形状のコイル・ハウジングと、 (b) 該コイル・ハウジング内に設けられていると共
    に、極低温流体を収納しているデュワー容器と、 (c) 離隔して縦方向に最も外側に位置しており、全
    体的に同一であると共に、全体的に環形状の一対の超伝
    導主コイルであって、前記軸線と全体的に同軸にそれぞ
    れ整列していると共に、前記デュワー容器内にそれぞれ
    設けられている一対の超伝導主コイルと、 (d) 前記軸線と全体的に同軸に整列していると共
    に、前記デュワー容器内に設けられている少なくとも1
    つの追加の超伝導コイルとを含んでいる単一の超伝導コ
    イル・アセンブリを備えた閉構造磁気共鳴イメージング
    ・マグネットであって、 前記少なくとも1つの追加の超伝導コイルは、外側表面
    が前記極低温流体により全体的に完全に接触されている
    状態にある超伝導体を有している極低温達成可能な超伝
    導コイルであり、前記一対の超伝導主コイルは、外側表
    面が含浸物により覆われて全体的に該含浸物のみが前記
    極低温流体により接触されている状態にある超伝導体を
    有している一対の含浸された超伝導コイルである閉構造
    磁気共鳴イメージング・マグネット。
  2. 【請求項2】 前記一対の超伝導主コイルは、前記デュ
    ワー容器内で唯一の含浸された超伝導コイルである請求
    項1に記載の閉構造磁気共鳴イメージング・マグネッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記一対の超伝導主コイルは、同一の第
    1の電流方向に大体同一の電流をそれぞれ流しており、
    前記少なくとも1つの追加の超伝導コイルは、それぞれ
    が前記第1の電流方向と反対の方向に大体同一の電流を
    流していると共に前記一対の超伝導主コイルの縦方向内
    側に設けられている一対の超伝導バッキング・コイルを
    含んでいる請求項2に記載の閉構造磁気共鳴イメージン
    グ・マグネット。
  4. 【請求項4】 前記少なくとも1つの追加の超伝導コイ
    ルは、それぞれが前記第1の電流方向に大体同一の電流
    を流していると共に前記一対の超伝導バッキング・コイ
    ルの縦方向内側に設けられている一対の追加の超伝導主
    コイルを含んでいる請求項3に記載の閉構造磁気共鳴イ
    メージング・マグネット。
  5. 【請求項5】 前記コイル・ハウジングは、離隔してい
    ると共に全体的に円筒形状を成している半径方向内側の
    外壁と半径方向外側の外壁とを有しており、前記一対の
    超伝導主コイル、前記一対の超伝導バッキング・コイル
    及び前記一対の追加の超伝導主コイルの各々は、前記半
    径方向外側の外壁よりも前記半径方向内側の外壁に一層
    近付いて半径方向に設けられている請求項4に記載の閉
    構造磁気共鳴イメージング・マグネット。
  6. 【請求項6】 前記少なくとも1つの追加の超伝導コイ
    ルは、それぞれが前記反対の方向に大体同一の電流を流
    していると共に前記一対の超伝導主コイルの半径方向外
    側に設けられている一対の超伝導遮蔽コイルを含んでい
    る請求項5に記載の閉構造磁気共鳴イメージング・マグ
    ネット。
  7. 【請求項7】 前記一対の超伝導遮蔽コイルの各々は、
    前記半径方向内側の外壁よりも前記半径方向外側の外壁
    に一層近付いて半径方向に設けられている請求項6に記
    載の閉構造磁気共鳴イメージング・マグネット。
  8. 【請求項8】 前記含浸された超伝導コイルの各々は、
    大体1〜2の銅対超伝導体比を有しており、前記極低温
    達成可能な超伝導コイルは、少なくとも大体5の銅対超
    伝導体比を有している請求項1に記載の閉構造磁気共鳴
    イメージング・マグネット。
  9. 【請求項9】 前記含浸された超伝導コイルは、エポキ
    シで含浸された超伝導コイルである請求項8に記載の閉
    構造磁気共鳴イメージング・マグネット。
  10. 【請求項10】 (a)(1) 第1のボアを包囲して
    いると共に、全体的に縦方向に伸びている第1の軸線を
    有している全体的にトロイド形状の第1のコイル・ハウ
    ジングと、(2) 該第1のコイル・ハウジング内に設
    けられていると共に、第1の極低温流体を収納している
    第1のデュワー容器と、(3) 全体的に環形状の第1
    の超伝導主コイルであって、前記第1の軸線と全体的に
    同軸に整列しており、前記第1のデュワー容器内に設け
    られていると共に、第1の電流方向に第1の主電流を流
    している第1の超伝導主コイルと、(4) 全体的に環
    形状の第1の超伝導バッキング・コイルであって、前記
    第1の軸線と全体的に同軸に整列しており、前記第1の
    デュワー容器内に設けられていると共に、前記第1の電
    流方向と反対の方向に第1のバッキング電流を流してい
    る第1の超伝導バッキング・コイルとを含んでいる第1
    の超伝導コイル・アセンブリであって、前記第1の超伝
    導主コイルは、外側表面が前記第1の極低温流体により
    全体的に完全に接触されている状態にある超伝導体を有
    している第1の極低温達成可能な超伝導コイルであり、
    前記第1の超伝導バッキング・コイルは、外側表面が第
    1の含浸物により覆われて全体的に該第1の含浸物のみ
    が前記第1の極低温流体により接触されている状態にあ
    る超伝導体を有している第1の含浸された超伝導コイル
    である、第1の超伝導コイル・アセンブリと、 (b)(1) 全体的にトロイド形状の第2のコイル・
    ハウジングであって、前記第1のコイル・ハウジングか
    ら縦方向に離隔しており、第2のボアを包囲していると
    共に、前記第1の軸線と全体的に同軸に整列した全体的
    に縦方向に伸びている第2の軸線を有している第2のコ
    イル・ハウジングと、(2) 該第2のコイル・ハウジ
    ング内に設けられていると共に、第2の極低温流体を収
    納している第2のデュワー容器と、(3) 全体的に環
    形状の第2の超伝導主コイルであって、前記第2の軸線
    と全体的に同軸に整列しており、前記第2のデュワー容
    器内に設けられていると共に、前記第1の電流方向に第
    2の主電流を流している第2の超伝導主コイルと、
    (4) 全体的に環形状の第2の超伝導バッキング・コ
    イルであって、前記第2の軸線と全体的に同軸に整列し
    ており、前記第2のデュワー容器内に設けられていると
    共に、前記反対の方向に第2のバッキング電流を流して
    いる第2の超伝導バッキング・コイルとを含んでいる第
    2のコイル・アセンブリであって、前記第2の超伝導主
    コイルは、外側表面が前記第2の極低温流体により全体
    的に完全に接触されている状態にある超伝導体を有して
    いる第2の極低温達成可能な超伝導コイルであり、前記
    第2の超伝導バッキング・コイルは、外側表面が第2の
    含浸物により覆われて全体的に該第2の含浸物のみが前
    記第2の極低温流体により接触されている状態にある超
    伝導体を有している第2の含浸された超伝導コイルであ
    る、第2の超伝導コイル・アセンブリと、 (c) 中心と、前記第1及び第2の超伝導主コイルに
    より並びに前記第1及び第2の超伝導バッキング・コイ
    ルにより少なくとも部分的に発生されている磁場とを有
    しているイメージング空間であって、該イメージング空
    間は、前記第1のコイル・ハウジングと前記第2のコイ
    ル・ハウジングとの間に縦方向に設けられていると共に
    該第1及び第2のコイル・ハウジングの半径方向内側に
    設けられており、前記第1の超伝導バッキング・コイル
    は、前記イメージング空間の前記中心に対して前記第1
    のコイル・ハウジング内で最も近付いた超伝導コイルで
    あり、前記第2の超伝導バッキング・コイルは、前記イ
    メージング空間の前記中心に対して前記第2のコイル・
    ハウジング内で最も近付いた超伝導コイルである、イメ
    ージング空間とを備えた開構造磁気共鳴イメージング・
    マグネット。
  11. 【請求項11】 前記第1の超伝導バッキング・コイル
    は、前記第1のデュワー容器内で唯一の含浸された超伝
    導コイルであり、前記第2の超伝導バッキング・コイル
    は、前記第2のデュワー容器内で唯一の含浸された超伝
    導コイルである請求項10に記載の開構造磁気共鳴イメ
    ージング・マグネット。
  12. 【請求項12】 前記第1のコイル・ハウジングは、離
    隔していると共に全体的に円筒形状を成している第1の
    半径方向内側の外壁と第1の半径方向外側の外壁とを有
    しており、前記第1の超伝導主コイル及び前記第1の超
    伝導バッキング・コイルは、前記第1の半径方向外側の
    外壁よりも前記第1の半径方向内側の外壁に一層近付い
    て半径方向に設けられており、前記第2のコイル・ハウ
    ジングは、離隔していると共に全体的に円筒形状を成し
    ている第2の半径方向内側の外壁と第2の半径方向外側
    の外壁とを有しており、前記第2の超伝導主コイル及び
    前記第2の超伝導バッキング・コイルは、前記第2の半
    径方向外側の外壁よりも前記第2の半径方向内側の外壁
    に一層近付いて半径方向に設けられている請求項10に
    記載の開構造磁気共鳴イメージング・マグネット。
  13. 【請求項13】 前記第1の超伝導コイル・アセンブリ
    は又、第1の超伝導遮蔽コイルを含んでおり、該第1の
    超伝導遮蔽コイルは、前記反対の方向に電流を流してい
    ると共に、前記第1のデュワー容器内で、前記第1の超
    伝導主コイル及び前記第1の超伝導バッキング・コイル
    の半径方向外側に設けられており、前記第2の超伝導コ
    イル・アセンブリは更に、第2の超伝導遮蔽コイルを含
    んでおり、該第2の超伝導遮蔽コイルは、前記反対の方
    向に電流を流していると共に、前記第2のデュワー容器
    内で、前記第2の超伝導主コイル及び前記第2の超伝導
    バッキング・コイルの半径方向外側に設けられている請
    求項12に記載の開構造磁気共鳴イメージング・マグネ
    ット。
  14. 【請求項14】 前記第1の超伝導遮蔽コイルは、前記
    第1の半径方向内側の外壁よりも前記第1の半径方向外
    側の外壁に一層近付いて半径方向に設けられており、前
    記第2の超伝導遮蔽コイルは、前記第2の半径方向内側
    の外壁よりも前記第2の半径方向外側の外壁に一層近付
    いて半径方向に設けられている請求項13に記載の開構
    造磁気共鳴イメージング・マグネット。
  15. 【請求項15】 前記第1及び第2の含浸された超伝導
    コイルの各々は、大体1〜2の銅対超伝導体比を有して
    おり、前記第1及び第2の極低温達成可能な超伝導コイ
    ルの各々は、少なくとも大体5の銅対超伝導体比を有し
    ている請求項10に記載の開構造磁気共鳴イメージング
    ・マグネット。
  16. 【請求項16】 前記第1及び第2の含浸された超伝導
    コイルの各々は、第1及び第2のエポキシで含浸された
    超伝導コイルである請求項15に記載の開構造磁気共鳴
    イメージング・マグネット。
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