JPH10191609A - ブラシレスモータ - Google Patents

ブラシレスモータ

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JPH10191609A
JPH10191609A JP34297696A JP34297696A JPH10191609A JP H10191609 A JPH10191609 A JP H10191609A JP 34297696 A JP34297696 A JP 34297696A JP 34297696 A JP34297696 A JP 34297696A JP H10191609 A JPH10191609 A JP H10191609A
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Hiroyoshi Toyoshima
弘祥 豊島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ブラケットの大きさに占める開口部の大きさ
の割合は大きく、ブラケットの機械剛性が低下するのを
解決し、フレキシブルプリント基板の組立を容易にする
ことを目的とする。 【解決手段】 モータ内部は略半円弧形状部を有したフ
レキシブルプリント基板にすることにより、取り出し口
から挿入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、磁気ディスク装
置,光磁気ディスク装置,多面鏡駆動装置などのOA装
置駆動用ブラシレスモータでフレキシブルプリント基板
を使用するブラシレスモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近では、マルチメディアを意識したオ
ールインパソコンが市場に出回り、マルチメディアが流
行し始めてきた。大容量のマルチメディアソースのリー
ド・ライトや加工、流布などが関係で書き込み可能な光
磁気ディスク装置やディスクトップに使用される磁気デ
ィスク装置の高容量化が求められている。その反面、ノ
ートサイズのパソコンの普及に伴って、磁気ディスク装
置は小型軽量で高容量化へ進む傾向にあり、光磁気ディ
スクも小型化への期待が大きい。その小型装置に使用す
るブラシレスモータも小型化,薄型化への対応が避けら
れない。
【0003】磁気ディスク駆動モータではフレキシブル
プリント基板を積極的に使用してきた。装置組立の合理
化などで、コネクタに半田付けされたフレキシブルプリ
ント基板を使用する場合が多くなってきて、小型モータ
の組立の合理化には、このコネクタが支障となっている
ことが多くなった。
【0004】従来、磁気ディスクの回転駆動装置用のブ
ラシレスモータは、特開平6−292342号公報に記
されているように、モータシャフトの中空部からリード
線をモータの外部に出し、ブラケットの外部側に貼った
フレキシブル回路基板(またはフレキシブルプリント基
板)のランド部にリード線の端部を半田付する。また、
特開平6−251497号公報に記されているように、
リード線の取り出しをモータベース(本発明で使用する
ブラケットのこと)の底面部の一カ所の穴を開け、その
穴からリード線をブラケットの外側に引き出し、ブラケ
ット底面に貼られたフレキシブル配線板(本発明で使用
するフレキシブルプリント基板)にそのリード線の端子
を半田付けする。
【0005】リード線が1束でモータ外へ取り出される
ので、個々のリード線の仕様が区別することができな
い。
【0006】上記の従来例に個々の穴からリード線が出
るように穴をあけた工夫を施した、一従来例を以下に示
す。以下、従来例の図を参照しながら説明する。
【0007】(従来例1)図8は従来例の磁気ディスク
駆動装置用ブラシレスモータの断面図である。
【0008】図8において、101はブラケット、10
2はスリーブ、103はスラスト板、104はシャフ
ト、105は鉄心、106はインシュレータ、107は
コイル、108はフレキシブルプリント基板、109は
コネクタ、110はハブ、111はロータフレーム、1
12は界磁マグネット、113は絶縁チューブである。
【0009】ブラケット101はフランジ部101a
と、その内側に位置する外周壁部101bと、その外周
壁部101bの内方下部に形成された環状の底面部10
1cと、その底面部に設けられた内周壁部101dとを
有している。その内周壁部101dの内側には円筒形状
のスリーブ102が取り付けられて、さらに、スリーブ
102の端部にはスラスト板103が固定されいる。ス
リーブ102にはラジアル軸受のへリングボーン溝が形
成されて、スラスト板103にはスラスト軸受のスパイ
ラルグルーブ溝が形成されていて、動圧流体軸受を構成
して、流体を介してシャフト104を動圧支承してい
る。
【0010】鉄心105の外周にはニットルなど防錆膜
が施され、成形インシュレータ106で絶縁して、コイ
ル107が巻装されている。ブラケット101の底面部
101cは一段肉厚を薄くした薄底面部101eにフレ
キシブルプリント基板108が粘着剤で貼り付けられて
いる。そのフレキシブルプリント基板108の端にはコ
ネクタ109が半田付けされている。ブラケット薄底面
部101eに設けた穴に絶縁チューブ113を入れ、コ
イル107の端末を前記絶縁チューブ113の中を通し
てモータ外部のフレキシブルプリント基板108のラン
ドに半田付けする。それによって、モータ外部のフレキ
シブルプリント基板108にコイルを導通処理したこと
になる。
【0011】磁気ディスクの場合は内部との気密性維持
のために、モータ外部に通したコイル線を紫外線硬化形
の接着剤で密閉する。
【0012】ハブ110はディスク受け面110aとデ
ィスクの内径規制の円筒部110bからなるカップ形状
をしている。上記のハブ110のディスク受け面部10
1aの逆面側にロータフレーム111がかしめ固定され
ている。そのロータフレーム111の内周面側には周方
向にN極,S極を交互に着磁した円筒状の界磁マグネッ
ト112が固着されている。
【0013】以上のように構成されたディスク駆動装置
について、図を参照しながら、以下その動作について説
明する。
【0014】ハブ110のディスク受け面110aには
磁気ディスク(図示せず)が搭載される。ラジアルタイ
プのブラシレスモータであり、コイル107に電流が通
電され、鉄心105の突極に磁界が発生し、鉄心105
に対向した界磁マグネット112との間で、トルクを発
生させ、シャフト104で支承されたハブ110に結合
され可動する部分(以下ロータ部という)が回転する。
よって、ハブ110にクランプした磁気ディスクもロー
タ部の回転に伴って回転する。
【0015】シャフト104が回転するとスリーブ10
2の内側円筒部に設けられたヘリングボーン溝の作用
で、オイルを介して動圧を発生しシャフト104は浮上
し非接触で回転する。また、スラスト方向に対してもス
ラスト板103のスパイラルグルーブの作用で、シャフ
ト104はスラスト板103の上を非接触で回転する。
【0016】(従来例2)図9は従来例の磁気ディスク
駆動装置用ブラシレスモータの半断面図である。図10
は従来例におけるフレキシブルプリント基板図である。
【0017】ブラケット121はフランジ部と、その内
側に位置する外周壁部と、その外周壁部の内方下部に形
成された底面部121bと、その底面部121bに設け
られた内周軸部121aとを有している。その内周軸1
21aにはボール軸受124,125が固着されてい
て、さらにブラケットの内周軸部121aのボール軸受
124,125に回転支承されたハブ125にロータフ
レーム123が固着され、そのロータフレーム123に
マグネットが固定されている。回転するハブ122は、
磁気ディスクを受ける受け面122aと磁気ディスク円
筒部122bがあり、磁気ディスクを所定の位置にクラ
ンプしている。また、ハブ122にはロータフレーム1
23を固定するための外周円筒部122cがある。
【0018】積層されたコア126の外周には防錆膜が
施され、主要部を粉体塗装で絶縁して、コイル127が
巻装されている。ブラケット121の底面部121bに
は円筒部を設けて、その円筒部に巻配されたコア組立体
を接着固定する。ブラケット121の底面部121bに
取り出し口121cが開けられて、フレキシブルプリン
ト基板129をモータ内部から外部へ引き出している。
そのフレキシブルプリント基板129のモータ外部端部
129bにコネクタ130が半田付けされている。ま
た、フレキシブルプリント基板129のモータ内部端部
は半円弧形状をしており、その半円弧の中央部にモータ
外部での接続部がある。フレキシブルプリント基板12
9のモータ内部端部にはモータのコイルを半田付け部1
29aに半田付けしている。
【0019】磁気ディスクの場合は内部との気密性維持
のために、モータ外部に通したフレキシシブルプリント
基板があるブラケットの取り出し口121cを紫外線硬
化形の接着剤で密閉する。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら特開平6
−292342号公報、特開平6−2514897号公
報の場合はリード線をまとめて取り出すので個々のリー
ド線の識別が大変であり、従来例1のように個々のリー
ド線を一つ一つ単独で穴に通しているので、リード線を
識別できるが、まだ以下のような課題がある。
【0021】(従来例1)では、コイルをモータ外部に
ブラケットの穴から通すために、コイル線がブラケット
の穴のエッジ部で絶縁不良になりやすい。コアのスロッ
ト角度と数個の穴の角度が異なる場合は、絶縁チューブ
だけではコイル線が穴部のエッジ部が接触する可能性が
高い。穴部エッジとコイル線の接触の状況はフランジ型
のブラケットのため、外から見ることができない。ま
た、コイルの端末線を穴から引き出して、半田付するた
め組立時の作業性が悪い。
【0022】HDDなどの場合はコイルを通した穴部を
紫外線硬化型の接着剤などで封止する、絶縁不良が発生
するとモータ全体が不良となる。
【0023】(従来例2)では、フレキシブルプリント
基板にコネクタを半田取付した状態で組立作業をするた
めに、ブラケットの開口部の大きさは、コネクタ部分が
挿入可能なような大きさか、モータ内部側のフレキシブ
ルプリント基板の大きさ以上でないと挿入組立ができな
い。従って、ブラケットの大きさに占める開口部の大き
さの割合は大きく、ブラケットの機械剛性が低下するう
えに、密閉する場合、密閉材料の塗布などの行程に時間
がかかり、作業性が低下する。
【0024】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、フレキシブルプリント基板をモータ内部まで導入
し、内部で半田付けする構成でのブラシレスモータを提
供することを目的にする。
【0025】
【課題を解決するための手段】 (1)モータ内部は略半円弧形状部を有したフレキシブ
ルプリント基板で構成する。
【0026】(2)モータ内部のフレキシブルプリント
基板を屈曲し、略半円弧形状にしたフレキシブルプリン
ト基板で構成する。
【0027】以上の構成により、フレキシブルプリント
基板の略半円弧先端からモータ内部に挿入できるので、
フレキシブルプリント基板の取り出し口が小さくでき、
密閉することが容易になり、さらにブラケットの機械剛
性が低下せず、組立作業が容易にできる。
【0028】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、ロータと、ステータコアと、このステータコアに設
けられたブラケットとを備え、前記ステータコアに設け
られた複数個の駆動コイル線の各端末部を前記ステータ
コアと前記ブラケットの間に設けたフレキシブルプリン
ト基板に半田付けして、前記フレキシブルプリント基板
をブラケットに設けた空間からモータの外部に引き出
し、外部に接続するブラシレスモータにおいて、ブラケ
ットの空間の大きさに対して、モータ外部のフレキシブ
ルプリント基板にコネクタが取付られ、ブラケットの空
間の大きさに対して、モータ外部の前記コネクタの大き
さが大きく、かつ、モータ内部は略半円弧形状部を有し
た前記フレキシブルプリント基板で構成されたことを特
徴とするブラシレスモータとしたものであり、フレキシ
ブルプリント基板の取り出し口が小さくでき、密閉する
ことが容易であり、さらにブラケットの機械剛性が低下
せず、組立作業が容易にできるという作用を有する。
【0029】請求項2に記載の発明は、ロータと、ステ
ータコアと、このステータコアに設けられたブラケット
とを備え、前記ステータコアに設けられた複数個の駆動
コイル線の各端末部を前記ステータコアと前記ブラケッ
トの間に設けたフレキシブルプリント基板に半田付けし
て、前記フレキシブルプリント基板をブラケットに設け
た空間からモータの外部に引き出し、外部に接続するブ
ラシレスモータにおいて、ブラケットの空間の大きさに
対して、モータ外部のフレキシブルプリント基板の大き
さが大きく、かつ、モータ内部は略半円弧形状部を有し
たフレキシブルプリント基板で構成されたことを特徴と
するブラシレスモータとしたものであり、フレキシブル
プリント基板の取り出し口が小さくでき、密閉すること
が容易であり、さらにブラケットの機械剛性が低下せ
ず、組立作業が容易にできるという作用を有する。
【0030】請求項3に記載の発明は、モータ内部のフ
レキシブルプリント基板を屈曲し、略半円弧形状部にし
たものであり、フレキシブルプリント基板の取り出し口
が小さくでき、モータ部の内部のフレキシブルプリント
基板の強度がアップし、さらに半田面を一定な面にする
ことができるので安価なフレキシブルプリント基板が供
給できるという作用を有する。
【0031】
【実施例】以下、本発明の磁気ディスク駆動用ブラシレ
スモータの実施例について、図面を参照しながら説明す
る。
【0032】(実施例1)本発明を、軸回転型流体動圧
軸受を利用した磁気ディスク駆動用ブラシレスモータに
適用した第1の実施例について、図1,図2,図3を参
照して説明する。
【0033】図1は本発明のフレキシブルプリント基板
の出口穴のあるブラケットを使用した磁気ディスク駆動
用動圧軸受ブラシレスモータの断面図である。図2はフ
レキシブルプリント基板である。図3はブラケットに開
けたフレキシブルプリント基板部の取り出し口とフレキ
シブルプリント基板の寸法関係を説明した斜視図であ
る。
【0034】モータのブラケット1はプレス加工で成形
したもので、中央円筒部1aと外周円筒部1bとフラン
ジ部1cを有し、フランジ部1cの外周は磁気ディスク
駆動装置のシャーシに取り付けられる。中央円筒部1a
の内側にはスリーブ2が取り付けられ、中央円筒部1a
の外周にはコイル3が巻配されたステータコア4が固着
されている。ハブ5はディスク受け面5aとディスクの
内径規制の円筒部5bを有するカップ形状をしている。
このハブ5を主体としたモータのロータ部は、カップ状
のハブ5の中央に固定されたモータのシャフト6を中心
にして回転する。ハブ5に固定されたロータフレーム7
の円筒部内周には周方向にN極,S極を交互に着磁した
円筒状のマグネット8が固着されている。
【0035】このモータのロータ部とブラケット1を具
備したモータは、ラジアルタイプのブラシレスモータで
あり、コイル3に電流が通電され、ステータコア4の突
極に磁界が発生し、ステータコア4に対向した界磁用の
マグネット8との間でトルクが発生し、モータロータが
回転する。よって、ハブ5のディスク受け面5aにクラ
ンプした磁気ディスク(図示せず)が回転する。
【0036】モータのブラケット1の内周部の中央円筒
部1aに固定されたスリーブ部2内は潤滑油があり、ス
ラスト方向はスラスト板9とシャフト6の端面で動圧を
発生させる軸受となっていて、スラスト板9にはスパイ
ラル状の溝がある。スリーブ部2側に間隔を置いた2箇
所に、へリングボーン型のグルーブ溝が設けられていて
ラジアル方向の動圧軸受を構成している。
【0037】モータのハブ5が衝撃などでスラスト方向
に移動した場合、スリーブ2に設けた突起2aにハブ5
に固定された止め具10が当接するので、ハブは抜けな
い構造になっている。
【0038】プレス加工で成形されたブラケット1の底
面部に1個の細長い取り出し口11にフレキシブルプリ
ント基板12を通し、モータ内部側のフレキシブルプリ
ント基板12のランド部にコイル端末線を半田付けし、
モータ外部にはフレキシブルプリント基板12を介して
配線される。フレキシブルプリント基板12の取り出し
口11は内部との密閉のために紫外線硬化型の接着剤で
硬化密閉される。
【0039】フレキシブルプリント基板12は図2に示
すような円弧形状をしていて、図2(a)はモータ内部
面側からみたフレキシブルプリント基板図であり、図2
(b)はその側面図であり、図2(b)にはブラケット
1に接着する粘着剤13が付けられている。フレキシブ
ルプリント基板12の装置接続側の接続基板部14には
コネクタ15が設けられている。またフレキシブルプリ
ント基板12のモータ内部側は略半円弧形状をしてい
て、円弧先端部16と円弧付け根部17はほぼ同心円弧
部からなっている。また、円弧部には、モータのコイル
を半田付けするランド部が四つ設けられている。
【0040】モータ内部にフレキシブルプリント基板1
2がブラケットに設けられた取り出し口11からモータ
内部に挿入されて、取り付けられているところを表す斜
視図を図3に示す。フレキシブルプリント基板12の装
着方法は、フレキシブルプリント基板12の略半円弧形
状の円弧先端部16から挿入するので、略半円弧形状の
フレキシブルプリント基板の幅が取り出し口11の幅以
下になる必要がある。入りやすいようにフレキシブルプ
リント基板を動かす必要がある。
【0041】モータブラケットの設けられた取り出し口
の大きさをaとすると、コネクタの大きさをbとする
と、a<bの関係になるコネクタをフレキシブルプリン
ト基板に半田付けされている。
【0042】(実施例2)図4は本発明のブラシレスモ
ータのフレキシブルプリント基板の実施例である。実施
例1と類似な磁気ディスク駆動装置用ブラシレスモータ
でのフレキシブルプリント基板の使用であるので、実施
例2ではモータの説明は省略する。実施例1に使用した
符号をモータの説明には使用する。
【0043】フレキシブルプリント基板18は図4に示
すような円弧形状をしていて、図4はモータ内部面側か
らみたフレキシブルプリント基板図である。フレキシブ
ルプリント基板18の装置接続側の接続基板部19には
位置決め用の四角形な穴20が設けられ、回りに通電用
のランドが四つ設けられている。またフレキシブルプリ
ント基板18のモータ内部側は略半円弧形状をしてい
て、円弧先端部21と円弧付け根部22はほぼ同心円弧
部からなっている。また、円弧部には、モータのコイル
を半田付けするランド部が四つ設けられている。
【0044】モータ内部にフレキシブルプリント基板1
8がブラケット1に設けられた取り出し口11からモー
タ内部に挿入されて、取り付けられているところを表す
斜視図を図5に示す。フレキシブルプリント基板18の
装着方法は、フレキシブルプリント基板18の略半円弧
形状の円弧先端部21から挿入するので、略半円弧形状
のフレキシブルプリント基板の幅が取り出し口11の幅
以下になる必要がある。よって、モータ外部のフレキシ
ブルプリント基板には、ブラケットに設けた取り出し口
よりも大きな形状部がある。
【0045】取り出し口11の大きさcとすると、装置
接続側の接続基板部19の大きさをdとすると、c<d
の関係になるフレキシブルプリント基板である。
【0046】フレキシブルプリント基板18の銅箔部は
ポリイミドなどで絶縁されているので、ブラケットの取
り出し口11のエッジで絶縁不良にはならない。
【0047】(実施例3)図6は本発明のブラシレスモ
ータのフレキシブルプリント基板の実施例である。実施
例3は実施例2と類似であるので、異なるところだけを
説明する。
【0048】図6は、フレキシブルプリント基板23を
示し、モータ内部の半田ランド24の面とモータ外部の
半田ランド25の面は同一であるが、線f−fでフレキ
シブルプリント基板を折り曲げると図7になる。
【0049】図7はフレキシブルプリント基板23を折
り曲げた時の基板であり、図7(a)はモータのブラケ
ットからみたフレキシブルプリント基板図を表し、図7
(b)はモータの外部からみたフレキシブルプリント基
板図を表す。モータ内部の半田ランド24の面とモータ
外部の半田ランド面25は逆面になり、実施例2のフレ
キシブルプリント基板の形状とは類似であるが、半田ラ
ンドの面の向きが異なる。半田ランド面の仕様は装置と
の接続の仕方によって異なるので、実施例2か実施例3
のフレキシブルプリント基板を選択するとよい。
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、フレキシ
ブルプリント基板の取り出し口が小さくても、その取り
出し口に比べて大きなコネクタの付いたフレキシブルプ
リント基板やその取り出し口に比べて大きな幅を持つフ
レキシブルプリント基板を装着でき、密閉することが容
易であり、作業効率がよい。さらに、ブラケットの機械
剛性が低下せず、組立作業が容易にできるという有利な
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気ディスク駆動用動圧軸受スピンド
ルブラシレスモータの断面図
【図2】(a)本発明の実施例におけるフレキシブルプ
リント基板図 (b)本発明の実施例におけるフレキシブルプリント基
板側面図
【図3】本発明のモータ内部にフレキシブルプリント基
板が取り付けられているところを表す斜視図
【図4】本発明の実施例2におけるフレキシブルプリン
ト基板図
【図5】本発明の実施例2におけるフレキシブルプリン
ト基板が取り付けられているところを表す斜視図
【図6】本発明の実施例3におけるフレキシブルプリン
ト基板図
【図7】(a)本発明の実施例3における折り畳んだフ
レキシブルプリント基板の底面図 (b)本発明の実施例3における折り畳んだフレキシブ
ルプリント基板の上面図
【図8】従来例の磁気ディスク駆動装置用スピンドルブ
ラシレスモータの断面図
【図9】従来例の磁気ディスク駆動装置用スピンドルブ
ラシレスモータの半断面図
【図10】従来例のフレキシブルプリント基板図
【符号の説明】
1 ブラケット 1a 中央円筒部 1b 外周円筒部 1c フランジ部 2 スリーブ 3 コイル 4 ステータコア 5 ハブ 5a ディスク受け面 5b ディスク内径規制の円筒部 6 シャフト 7 ロータフレーム 8 マグネット 9 スラスト板 10 止め具 11 取り出し口

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロータと、ステータコアと、このステータ
    コアに設けられたブラケットとを備え、前記ステータコ
    アに設けられた複数個の駆動コイル線の各端末部を前記
    ステータコアと前記ブラケットの間に設けたフレキシブ
    ルプリント基板に半田付けして、前記フレキシブルプリ
    ント基板をブラケットに設けた空間からモータの外部に
    引き出し、外部に接続するブラシレスモータにおいて、
    ブラケットの空間の大きさに対して、モータ外部のフレ
    キシブルプリント基板にコネクタが取付られ、ブラケッ
    トの空間の大きさに対して、モータ外部の前記コネクタ
    の大きさが大きく、かつ、モータ内部は略半円弧形状部
    を有した前記フレキシブルプリント基板で構成されたこ
    とを特徴とするブラシレスモータ。
  2. 【請求項2】ロータと、ステータコアと、このステータ
    コアに設けられたブラケットとを備え、前記ステータコ
    アに設けられた複数個の駆動コイル線の各端末部を前記
    ステータコアと前記ブラケットの間に設けたフレキシブ
    ルプリント基板に半田付けして、前記フレキシブルプリ
    ント基板をブラケットに設けた空間からモータの外部に
    引き出し、外部に接続するブラシレスモータにおいて、
    ブラケットの空間の大きさに対して、モータ外部のフレ
    キシブルプリント基板の大きさが大きく、かつ、モータ
    内部は略半円弧形状部を有したフレキシブルプリント基
    板で構成されたことを特徴とするブラシレスモータ。
  3. 【請求項3】モータ内部のフレキシブルプリント基板を
    屈曲し、略半円弧形状部にしたことを特徴とする請求項
    1または請求項2記載のブラシレスモータ。
JP34297696A 1996-12-24 1996-12-24 ブラシレスモータ Expired - Fee Related JP3503379B2 (ja)

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