JPH1019108A - デファレンシャル装置 - Google Patents

デファレンシャル装置

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JPH1019108A
JPH1019108A JP8172452A JP17245296A JPH1019108A JP H1019108 A JPH1019108 A JP H1019108A JP 8172452 A JP8172452 A JP 8172452A JP 17245296 A JP17245296 A JP 17245296A JP H1019108 A JPH1019108 A JP H1019108A
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JP
Japan
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differential
pressure
clutch
actuator
oil
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Pending
Application number
JP8172452A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Nakamura
晃 中村
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GKN Driveline Japan Ltd
Original Assignee
Tochigi Fuji Sangyo KK
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Publication date
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Publication of JPH1019108A publication Critical patent/JPH1019108A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H57/00General details of gearing
    • F16H57/04Features relating to lubrication or cooling or heating
    • F16H57/048Type of gearings to be lubricated, cooled or heated
    • F16H57/0482Gearings with gears having orbital motion
    • F16H57/0483Axle or inter-axle differentials

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Retarders (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車載性を改善すると共に、圧力洩れとシール
箇所とコストとを低減し、信頼性を高める。 【解決手段】 差動機構21と、その差動制限用多板ク
ラッチ45と、クラッチ45を操作する油圧アクチュエ
ータ51と、これらを内部に収納するデフケース3と、
デフケース3の外部に配置されたオイルポンプからアク
チュエータ51に油圧を供給する油圧供給路とを備え、
デフケース3のボス部71を支承するベアリング5の径
方向外側と重なる位置に設けられた突き出し部73に前
記油圧供給路の一部をなす油路87を形成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デファレンシャ
ル装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平3−282035号公報に図2の
ようなデファレンシャル装置201と、図3のようなデ
ファレンシャル装置203が記載されている。
【0003】これらは、それぞれ差動機構205、20
7の差動を制限する摩擦クラッチ209、211を油圧
アクチュエータ213、215によって締結するように
構成されており、油圧は各デファレンシャル装置20
1、203の外部から供給される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、油圧が
外部から油圧アクチュエータ213、215に供給され
るから、各デファレンシャル装置210、203では油
圧供給路に接続部が必要である。
【0005】図2のデファレンシャル装置201では、
デフケース217にベアリング219の軸方向外側まで
伸ばした延設部221を設けて油圧供給路の接続部22
3を形成しているから、この延設部221だけデファレ
ンシャル装置201が軸方向に大型化し、車両への搭載
性が悪くなると共に、ベアリング219の組付け性も低
下する。
【0006】又、図3のデファレンシャル装置203で
は、油圧供給路が車軸225、227を介して形成され
ているから、各油圧供給路に2箇所の接続部229、2
31が必要であり、シール箇所が多い。従って、それだ
け圧力洩れが生じ易く、信頼性が低下する上に、シール
部が多いだけコスト高である。
【0007】更に、デファレンシャル装置201、20
3では、いずれも油路233、235が油圧アクチュエ
ータ213、215の径方向内側に設けられているか
ら、遠心力によってこれらの油路233、235に油圧
が生じ、油圧アクチュエータ213、215が作動して
差動が無用に制限される恐れがある。
【0008】そこで、この発明は、軸方向寸法が小さく
車載性に優れていると共に、差動制限用クラッチを操作
するアクチュエータへの圧力供給路において、圧力洩れ
とシール箇所とが少なく、信頼性が高く、低コストのデ
ファレンシャル装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1記載のデファレ
ンシャル装置は、エンジンの駆動力を車輪側に分配する
差動機構と、その差動回転を制限するクラッチと、圧力
を供給されてこのクラッチを操作するアクチュエータ
と、これらの差動機構とクラッチとアクチュエータとを
内部に収納すると共に、軸方向端部側のボス部がベアリ
ングを介してケーシングに支承され、エンジンの駆動力
を差動機構に伝達するデフケースと、デフケースの外部
に配置された圧力源から前記アクチュエータに圧力を供
給する圧力供給路とを備え、デフケースに形成されこの
圧力供給路の一部をなす圧力路が、前記ベアリングと径
方向に重なる位置に設けられたことを特徴とする。
【0010】このように、請求項1のデファレンシャル
装置では、圧力供給路の一部をなすデフケース側の圧力
路が、デフケースを支承するベアリングと径方向に重な
る位置に設けられている。
【0011】従って、ベアリングと径方向に重なるこの
デフケース側圧力路に、例えば、外部側圧力路との接続
部を設けることによって、この接続部がベアリングの軸
方向外側になることが防止される。
【0012】こうして、図2の従来例と異なり、圧力供
給路の接続部を形成するための軸方向外側への延設部を
デフケースに設ける必要がなくなり、デファレンシャル
装置がそれだけ軸方向に小型化し、車載性が向上する。
【0013】又、デフケース外部の圧力源からアクチュ
エータに圧力を供給する圧力供給路を、デファレンシャ
ル装置を収容するケーシングとデフケースとの間で形成
すれば、車軸を介して圧力供給路を形成したことによっ
て2箇所の接続部が必要な図3の従来例と異なり、接続
部が1箇所ですむから、それだけ圧力洩れが生じにく
く、信頼性が向上する上に、シール箇所の低減分だけ低
コストになる。
【0014】更に、デフケースの圧力路を、デフケース
を支承するベアリングの径方向外側に配置すれば、この
圧力路がアクチュエータの径方向外側に位置することに
なり、圧力媒体が受ける遠心力によってアクチュエータ
が作動し、差動が無用に制限されることが防止される。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載のデ
ファレンシャル装置であって、ベアリングと径方向に重
なる位置の前記圧力路に、外部側圧力路との接続部が設
けられたことを特徴とし、請求項1の構成と同等の効果
を得る。
【0016】これに加えて、圧力供給路の接続部をベア
リングと径方向に重なる位置に設けたことによって、上
記のように、圧力供給路の接続部を形成するための延設
部をデフケースに設ける必要がなく、デファレンシャル
装置がそれだけ軸方向に小型化し、車載性が向上する。
【0017】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載のデファレンシャル装置であって、デフケース
のボス部の径方向外側に重なる位置に、突き出し部が形
成され、圧力供給路の一部をなす圧力路がこの突き出し
部に設けられていることを特徴とし、請求項1又は請求
項2の構成と同等の効果を得る。
【0018】これに加えて、デフケースのボス部の径方
向外側に重なる位置に突き出し部を形成し、この突き出
し部に圧力路を設けたから、上記のように、デフケース
内部の圧力路がアクチュエータの径方向外側に配置さ
れ、圧力媒体が受ける遠心力によってアクチュエータが
作動し、差動が無用に制限される恐れがなくなる。
【0019】
【発明の実施の形態】図1によって本発明の一実施形態
を説明する。この実施形態は請求項1、2、3の特徴を
備えている。図1はフロントデフ1(エンジンの駆動力
を左右の前輪に分配するデファレンシャル装置)として
用いられたこの実施形態を示している。なお、左右の方
向は図1及びフロントデフ1を用いた車両での左右の方
向であり、符号を与えていない部材等は図示されていな
い。
【0020】図1のように、フロントデフ1のデフケー
ス3は、ベアリング5、7を介してオートマチックトラ
ンスミッションのトランスミッションケース9(ケーシ
ング)の内部に支承されている。デフケース3にはリン
グギヤ11が固定されており、このリングギヤ11はオ
ートマチックトランスミッションの出力ギヤと噛み合っ
ている。
【0021】こうして、デフケース3はエンジンの駆動
力によって回転駆動される。
【0022】デフケース3の内部にはピニオンシャフト
13が回転方向に連結されており、ピニオンシャフト1
3上にはピニオンギヤ15が回転自在に支承されてい
る。ピニオンギヤ15には左右の出力側サイドギヤ1
7、19が噛み合っている。
【0023】こうして、ベベルギヤ式の差動機構21が
構成されている。
【0024】ピニオンシャフト13はボス23を中心に
して放射状に配置されており、各端部の平面部25をデ
フケース3に形成された軸方向溝27に移動自在に係合
している。ピニオンギヤ15とデフケース3との間には
球面ワッシャ29が配置されており、ピニオンギヤ15
の遠心力及びサイドギヤ17、19との噛み合い反力と
を受けている。又、各サイドギヤ17、19とデフケー
ス3との間にはスラストワッシャ31、33が配置され
ている。
【0025】左右のサイドギヤ17、19は前車軸にそ
れぞれスプライン連結されている。又、左のサイドギヤ
17とボス23の内側には中空のスラストブロック35
が配置されており、各サイドギヤ17、19及び前車軸
はこのスラストブロック35を介して互いに付き当てら
れている。
【0026】左の前車軸とトランスミッションケース9
との間にはシール37が配置され、外部へのオイル洩れ
を防止している。又、右の前車軸はローラーベアリング
39によってデフケース3の内周に支承されていると共
に、右の前車軸とデフケース3との間にはシール41、
41が配置され、外部へのオイル洩れを防止している。
【0027】リングギヤ11からデフケース3に入力し
たエンジンの駆動力は、ピニオンギヤ15から各サイド
ギヤ17、19に分配され、前車軸を介して左右の前輪
に伝達される。
【0028】左のサイドギヤ17にはクラッチハブ部4
3が形成されており、クラッチハブ部43の外周と、デ
フケース3の内周との間には多板クラッチ45(差動制
限用クラッチ)が配置されている。
【0029】この多板クラッチ45は、クラッチハブ部
43とに軸方向移動自在に係合した内側のフリクション
プレート47と、これらと互い違いに配置され、デフケ
ース3の内周に軸方向移動自在に係合した外側のフリク
ションディスク49とから構成されている。
【0030】多板クラッチ45の左側には油圧アクチュ
エータ51(アクチュエータ)が配置されている。
【0031】この油圧アクチュエータ51のシリンダ5
3はデフケース3に形成されており、シリンダ53とピ
ストン55との間にはOリング57、59が配置され、
オイル洩れを防止している。
【0032】シリンダ53に油圧が与えられると、多板
クラッチ45はピストン55に押圧されて締結され、そ
の摩擦トルクによって差動機構21の差動回転を制限
し、あるいは差動をロックする。
【0033】差動機構21の差動回転が制限され、ある
いはロックされると、前輪は片輪の空転が防止されるか
ら、大きな駆動トルクを掛けたとき、あるいは低η路で
も駆動力を失わない。
【0034】ピストン55の移動量に対する多板クラッ
チ45のプレート47とディスク49との隙間は多板ク
ラッチ45とデフケース3との間に配置されたスペーサ
61によって最適値に調整されている。
【0035】ピストン55にはオリフィス63が形成さ
れており、シリンダ53に与えられたオイルの一部をク
ラッチハブ部43の内周側へ導く。クラッチハブ部43
の内周に入ったオイルは、遠心力及びピストン55が右
方向へ移動したときの圧力を受けて、クラッチハブ部4
3の油路65からフリクションプレート47の油路67
に与えられ、多板クラッチ45を潤滑する。
【0036】このオイルは、更に、差動機構21の摺動
部や各ギヤの噛み合い部を潤滑した後、デフケース3の
開口69から外部に排出され、トランスミッションケー
ス9のオイル溜りに戻る。
【0037】デフケース3の左端側には、ベアリング5
が装着されているボス部71の径方向外側に突き出し部
73が形成されている。トランスミッションケース9は
これらのボス部71と突き出し部73との間に形成され
た凹部75に貫入し、ベアリング5を介してボス部71
を支承している。
【0038】トランスミッションケース9には油路部材
77、79がボルト81で固定されている。油路部材7
9は凹部75に貫入したトランスミッションケース9と
突き出し部73との間に配置されている。
【0039】油路部材77、79と突き出し部73に
は、それぞれ油路83、85、87(圧力路)が形成さ
れている。突き出し部73の油路87はベアリング5の
径方向外側に重なる位置に設けられている。
【0040】更に、突き出し部73には、ベアリング5
の径方向外側に重なる位置に油路85と油路87との接
続部89が設けられており、油路部材79と突き出し部
73との摺動部にはピストンリング91、93が配置さ
れ、オイル洩れを防止している。
【0041】又、油路部材77の油路83と油路部材7
9の油路85との接続部はOリング95でオイル洩れが
防止されている。
【0042】油路部材77の油路83はバルブボックス
97の油路99に連結されており、このバルブボックス
97にはソレノイドバルブ101が取り付けられてい
る。
【0043】油圧アクチュエータ51に与えられる作動
油圧はオートマチックトランスミッション用の油圧を利
用しており、エンジンに駆動されるオイルポンプ(圧力
源)の油圧は調圧バルブにより調圧されてオートマチッ
クトランスミッションの変速クラッチなどに送られ、更
に絞りで調圧されてソレノイドバルブ101に送られ
る。
【0044】ソレノイドバルブ101はコントローラに
よって開度調整される。この開度調整により、油路9
9、83、85、87を介して油圧アクチュエータ51
に送られる油圧が変わり、多板クラッチ45による差動
制限力が制御される。
【0045】こうして、フロントデフ1が構成されてい
る。
【0046】フロントデフ1では、上記のように、ボス
部71の径方向外側に設けた突き出し部73に油圧アク
チュエータ51への油圧供給路の一部をなす油路87を
形成し、更に、外部側油路85との接続部89を設けた
から、図2の従来例と異なって、圧力供給路の接続部を
形成するための軸方向外側への延設部をデフケース3に
設ける必要がない。
【0047】従って、フロントデフ1がそれだけ軸方向
に小型化し、車載性が向上する。
【0048】又、油圧アクチュエータ51への油圧供給
路をトランスミッションケース9側とデフケース3との
間に形成したから、車軸を介して圧力供給路を形成した
図3の従来例と異なり、シール部が少なく圧力洩れが防
止され、信頼性が向上する上に、シール箇所の低減分だ
け低コストになる。
【0049】更に、デフケース3側の油路87は、ベア
リング5の径方向外側の突き出し部73に設けたことに
よって油圧アクチュエータ51の径方向外側になるか
ら、遠心力によって油圧アクチュエータ51に油圧が掛
かることが防止され、差動が無用に制限される恐れがな
くなる。
【0050】なお、本発明において、差動機構はベベル
ギヤ式差動機構以外の差動ギヤ機構でもよい。
【0051】又、差動制限用のクラッチは、多板クラッ
チ以外の摩擦クラッチでもよく、あるいは、噛み合いク
ラッチでもよい。
【0052】又、本発明のデファレンシャル装置は、フ
ロントデフに限らず、リヤデフ(エンジンの駆動力を後
輪に分配するデファレンシャル装置)やセンターデフ
(エンジンの駆動力を前輪と後輪とに分配するデファレ
ンシャル装置)にも用いられる。
【0053】
【発明の効果】請求項1記載のデファレンシャル装置で
は、例えば、ベアリングと径方向に重なるデフケース側
の圧力路に、外部側圧力路との接続部を設けることによ
って、この接続部がベアリングの軸方向外側になること
が防止されるから、図2の従来例と異なって、接続部を
形成するための延設部をデフケースに設ける必要がな
く、デファレンシャル装置がそれだけ軸方向に小型化
し、車載性が向上する。
【0054】更に、外部の圧力源からアクチュエータに
圧力を供給する圧力供給路を、デファレンシャル装置を
収容するケーシングとデフケースとの間に形成すれば、
車軸を介して圧力供給路を形成した図3の従来例と異な
って、シール箇所が減少し、圧力洩れが生じにくく、信
頼性が向上する上に、シール箇所の低減分だけ低コスト
になる。
【0055】請求項2記載の発明は、請求項1の構成と
同等の効果を得ると共に、圧力供給路の接続部をベアリ
ングと径方向に重なる位置に設けたことによって、上記
のように、圧力供給路の接続部を形成するための延設部
をデフケースに設ける必要がなく、デファレンシャル装
置がそれだけ軸方向に小型化し、車載性が向上する。
【0056】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2の構成と同等の効果を得ると共に、ボス部の径方向
外側に設けた突き出し部に圧力路を形成したから、上記
のように、デフケース側の圧力路がアクチュエータの径
方向外側になり、遠心力によるアクチュエータの作動が
防止され、差動が無用に制限される恐れがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す断面図である。
【図2】第1の従来例を示す断面図である。
【図3】第2の従来例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 フロントデフ(デファレンシャル装置) 3 デフケース 5 ベアリング 9 トランスミッションケース(ケーシング) 21 差動機構 45 多板クラッチ(差動制限用クラッチ) 51 油圧アクチュエータ(アクチュエータ) 71 ボス部 73 突き出し部 85 油路(外部側圧力路) 87 油路(突き出し部の圧力路) 89 接続部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンの駆動力を車輪側に分配する差
    動機構と、その差動回転を制限するクラッチと、圧力を
    供給されてこのクラッチを操作するアクチュエ−タと、
    これらの差動機構とクラッチとアクチュエータとを内部
    に収納すると共に、軸方向端部側のボス部がベアリング
    を介してケーシングに支承され、エンジンの駆動力を差
    動機構に伝達するデフケースと、デフケースの外部に配
    置された圧力源から前記アクチュエータに圧力を供給す
    る圧力供給路とを備え、デフケースに形成されこの圧力
    供給路の一部をなす圧力路が、前記ベアリングと径方向
    に重なる位置に設けられたことを特徴とするデファレン
    シャル装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明であって、ベアリン
    グと径方向に重なる位置の前記圧力路に、外部側圧力路
    との接続部が設けられたことを特徴とするデファレンシ
    ャル装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の発明であっ
    て、デフケースのボス部の径方向外側に重なる位置に、
    突き出し部が形成され、圧力供給路の一部をなす圧力路
    がこの突き出し部に設けられていることを特徴とするデ
    ファレンシャル装置。
JP8172452A 1996-07-02 1996-07-02 デファレンシャル装置 Pending JPH1019108A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7713159B2 (en) 2006-04-10 2010-05-11 Gkn Driveline Torque Technology Kk Power transmitting apparatus
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