JPH10190119A - 自由空間光通信用レーザシステムの操作方法および装置 - Google Patents

自由空間光通信用レーザシステムの操作方法および装置

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JPH10190119A
JPH10190119A JP9352981A JP35298197A JPH10190119A JP H10190119 A JPH10190119 A JP H10190119A JP 9352981 A JP9352981 A JP 9352981A JP 35298197 A JP35298197 A JP 35298197A JP H10190119 A JPH10190119 A JP H10190119A
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laser
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light beam
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Jean-Michel Mayor
ジャン−ミシェル・マヨール
Thomas Graf
トーマス・グラフ
Juerg Balmer
イェルク・バルマー
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Oerlikon Contraves AG
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光学的自由空間通信、特に、外部空間の条件
下で増幅レーザ光の生成に対するレーザシステムを動作
させる装置及び方法を提供する。 【解決手段】 レーザシステムにおいて、増幅される光
学ビームは偏光ビームスプリッタ71を介してファラデ
イ回転子70に導かれ、さらにそこからネオジウム結晶
68まで導かれる。光ビームは、反射、適当な回折及び
1/4波長板67中の通過により、ネオジウム結晶68
中を多数回、通過し、これにより増幅される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自由空間光通信用
レーザシステムを動作させる方法、とりわけ外部空間内
における条件下で増幅レーザ光を生成する方法に関す
る。本発明はさらに本方法を実施する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近い将来、衛星と衛星および地上局との
間の自由空間光通信は、衛星への搭載重量を軽減できる
等の利点から現存するマイクロ波技術の重要な代替手段
となるであろう。所謂、光学端末は対向局に向かう方向
で光受信器の視野の角度領域を制限するとともに送信さ
れるべき信号の方向性ビームの見る1つもしくはそれ以
上の望遠鏡を備えている。さらに、数個の可動ミラーが
設けられ、それらによって送受信方向の整合が計られ
る。送信方法を構成する対向局の送信器の光出力の直接
の検出に加え、局所レーザ発振器の同一周波数の光によ
る受信光のコヒーレント重畳は、検出されるべき信号に
関する高い感度に加えて、背景に存在する他の光源によ
る干渉に対する不感性が重要であるので、重要な役割を
有する。
【0003】以下に述べる方法の全てに関して、複数の
レーザが必要となる。1つは光送信器の光出力を与える
とともに、所謂ビーコンのための光出力を生成するため
に必要となる。これは、対向局が送信ビームを受信器に
整合させることを可能とするため、変調されてはいない
が、より広い空間角度に亘る通信のための送信器からよ
り増幅された光出力で発光する光送信器である。
【0004】コヒーレント方式では、さらに局所発振レ
ーザが必要とされ、受信器の光検出器内において受信光
がレーザ光に重畳される。レーザの共振器は特別な手段
を用いることなしに一連の等間隔の周波数において共振
を示すけれども、ガスレーザは光利得の所謂均一スペク
トル振幅の故に単一の周波数で発光が得られるという利
点を与える。しかしながら、外部空間への応用に関し
て、このタイプのレーザは全体として不適当な寿命と依
存性を有する。光ファイバ通信における広い応用のため
高度の開発段階にあるレーザダイオードは、少なくとも
強度変調で動作する簡単なシステムに関しては有力な手
段であり、スペースと重量を軽減することができるが、
崇高く付加的に結合された共振器を備えた複雑な構造を
別として、単一の周波数のみで駆動されるにも拘わら
ず、この種のレーザは一般的にいってコヒーレント送信
に適していない。一つの理由は、この単一の発光周波数
が依然大きすぎるスペクトル幅を有することである。光
ファイバコヒーレント送信システムは、市販されている
レーザダイオードを用いて動作させることができるが、
ラインに限定された送信のため比較的に高い光出力で検
出が行われる必要がある。
【0005】自由空間送信に干渉するとともに受信信号
のきわめて低い出力をもたらす現存の背景光源は、変調
バンド幅より相当に狭い非変調信号のバンド幅を必要と
する。これらのことは、小サイズと低重量とともに、レ
ーザダイオードポンプ固体レーザによって最適であるた
めの判断条件である。自由空間光通信のための端末の作
動に必要なレーザシステムを構築する現存の試みは、カ
ールソン等(Carlsonet al.)とマーシャレク等(Marsh
alek et al.)によって記述されている(アール.テ
ィ.カールソン エトアル著“モノリシック ガラス
ブロック レーザコム端末:コンセプトとテスト結果の
ハードウエア検証(Monolithic Glass Block Lasercom
Terminal:Hardware Proof of Concept and Test Result
s),SPIE,vol.2381 pp.90-102;アール.ジィ.マーシ
ャレク エト アル著“低地球軌道人工衛星のための軽
量高データレートレーザ通信端末(Lightweight,High-D
ata-Rate Laser Communications Terminal for Low-Ear
th Orbit Satellite Constellalions)",SPIE vol.2381,
Free space Laser Communication Technologies VII,Fe
b.7-8,1995,San Jose,CA,pp.72 to 82)。
【0006】上記2つの論文の著者は、いずれも端末の
光学系に機械的に結合され、発光を平行ビームとして光
学装置に導くレーザシステムを開示している。しかしな
がら、この従来例では、レーザダイオードが使用されて
いる。
【0007】ダイオードレーザポンプ型固体レーザは、
より大きな体積と低い効率を有しており、そのため、レ
ーザダイオードより多量熱を発生する。光学システムの
近傍において多量の発熱があると、光学システムの非干
渉動作におけるリスクを伴う。
【0008】レーザダイオードポンプ型固体レーザの不
十分な変調特性はいま一つの問題を招来する。即ち、レ
ーザダイオードと対照的に、光利得を生成する媒体はポ
ンプエネルギーが供給された後、比較的長い時間、励起
状態にある。さらに、この種のレーザの共振器は、レー
ザダイオードのそれに比して相当に崇高い。したがっ
て、振幅変調については、例えば約100kHzのカッ
トオフ周波数が決められている。このため必要となる外
部変調は、低カットオフ周波数を持った電気−光変調器
の採用が必要となるような高光出力を用いなければなら
ないので、極めて困難である。
【0009】レーザ光の外部変調は、変調された電圧を
伝導する電極間の短い距離とそれゆえ減少した変調電圧
を許容する導波管内を光が導かれる変調器内において高
いカットオフ周波数で実現することができる。この方法
は、導波管の小さい断面積による光パワー密度の大幅な
向上によって低光出力を許容するので、変調された光信
号を増幅する必要がある。このための試みの一つとし
て、ファイバ拘束光通信において、例えば、エルビウム
をドープしたファイバ増幅器の手段によって変調された
光信号を増幅する方法と装置が提案されている(ティ.
アラキ,エム.ヤジマ,エス.ナカモリ,ワイ.ヒサダ
著“高データレート軌道間光通信のためのレーザ送信器
システム(Laser Transmitter System for High-Data-R
ate Optical Inter-Orbit Communications)",SPIE vo
l.2381,Free space Laser Communication Technologies
VII,Feb.7-8,1995,San Jose,CA,pp.264 to 272)。
【0010】ダイオードレーザポンプ型固体レーザに加
えて、適当な進行波増幅器が用いられ、そこでは同じ手
法で動作されるレーザ光の増幅にとりわけ適した素子、
とりわけダイオードレーザポンプ型ネオジウム−YAG
固体レーザはその狭いスペクトル幅の故に自由空間光通
信にとりわけ便利で効率的に用いることができる。増幅
されるべき光は増幅用結晶体内に導かれ、その内部で光
ビームの光子は物質の特性の故、光学的に比較的安定し
たある光励起状態にある原子と衝突する。この状態の相
対的な安定性は原子の励起状態と基底状態との間の差に
等しいエネルギーの光子によって遷移され、このプロセ
スにおいて各原子は同じエネルギーのすなわち同じ波長
と位相を有する光子を放出する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】原子の励起状態はいわ
ゆるポンプ光によって与えられ、そのポンプ光は増幅さ
れるべき光より短い波長を有し、光子のエネルギーに対
応する励起状態に原子を励起し、その状態から比較的安
定な状態に移行し、そのエネルギー差は増幅されるべき
光の光子の励起されていないエネルギーの基底状態に対
応する。光の大幅な増幅は増幅されるべき光の光子が増
幅媒体を通過する過程で、多数の励起原子と衝突するこ
とによって達成される。したがって、励起原子の体積密
度は高くなければならない。しかしながら、励起原子の
ある部分は励起状態の平均寿命が限られているためある
時間単位で基底状態に復帰するが、この過程で放出され
た光子は光の増幅に使われるので、媒体内に高い出力で
ポンプ光を連続的に複写することが励起状態の原子の高
い体積密度を実現するために必要であり、例え増幅すべ
き光がないとしても、そのような素子の効率が高い増幅
率に対して著しく貧弱であるので、常に励起原子を生成
する必要がある。もしも、増幅されるべき光が高強度を
持つ、すなわち、増幅用媒体を光子が大きな平均の割合
で通過し、かつ、励起原子の密度が付加的な光子の同期
した放出の高い割合のため、低い場合には極めて低い増
幅率しか得られない。
【0012】ポンプ光の光子によって励起された各原子
は、増幅されるべき光の光子によって、ある平均的な短
い時間の後基底状態に復帰する。励起原子の比較的長い
平均寿命では、短時間のそれ故用いることのできない基
底状態への遷移の確率が比較的低くなり、したがって低
い増幅率で効率をあげることができる。
【0013】高い増幅率およびそれと同時に基底状態へ
の高い遷移確率を達成するためには、増幅用媒体におけ
る励起原子の低い密度にもかかわらず、励起原子の基底
状態への遷移によって光子を高い平均数で発生すること
を保証する必要がある。多くの場合、このことは増幅さ
れる光がポンプ光によって照射される増幅用媒体の領域
をできるだけ多くの経路にそって導かれることによって
達成される。この手段によって、励起原子の比較的一定
した体積密度で増幅されるべき光の各々光子を結合した
付加的な光子を発生する単一の通路の確率を通路の数に
対応して、多重化することができる。
【0014】低いポンプ出力にもかかわらず、驚異的な
増幅率を達成することが可能となる。しかしながら、従
来の素子は大きなスペースと重量を必要として、それ
故、空間を移動する特定の要求にはほとんど適合するこ
とのできない複数の要素から構成されている。ある設計
では、不十分な機械的荷重容量の危険性を内包する(T.
J.Kane,E.A.P.Cheng,B.Nguyen“Diode-Pumped ND:YAG A
mplifier with 52 dB Gain",SPIE vol.2381,Free space
Laser Communication Technologies VII,Feb.7-8,199
5,San Jose,CA,pp.273 to 284;T.E.Olson,T.J.Kane,W.
M.Grossmann,H.Plaessmann,“Multipass Diode-Pumped
ND:YAG Optical Amplifiers at 1.06 mm and1.32 mm",O
ptics Letters,vol.6,No.5,May 1994,pp.605 to 60
8)。
【0015】空間移動への応用についてはポンプ光を発
生するために採用されレーザダイオードが限られた寿命
を有するという問題が更にある。したがって、各ダイオ
ードレーザポンプ固体レーザに対して、及びダイオード
レーザポンプ型光増幅器に対して、いつでも代替できる
ように多くの予備レーザダイオードを用意しておく必要
がある。
【0016】そこで、以下に述べる発明の目的は、上記
従来技術の不具合を解消するとともに、光端末の作動の
ためレーザにより変調され、並びに変調されていない光
レーザ出力の十分な生成を保証することである。
【0017】
【課題を解決するための手段および発明の効果】請求項
1および2に記載の特徴にしたがって、本発明は光端末
の手段によって、光情報送信に適した変調および非変調
のレーザ光を生成する目的で複数のレーザを駆動する方
法、及びそのための装置構成に関するものである。
【0018】光学ホモダイン受信機を作動させる非変調
光は、分離されたネオジウム−YAGレーザ内において
生成され、光分離器に導かれ、光分離器はレーザを通し
て、反対方向に広がる反射光を減衰する特性を有し、そ
れ故、光出力の安定性ならびに放出レーザの光周波数の
安定性を損なうレーザの反応を阻止する。次いで、光は
偏光保持単一モードファイバを介して、実際の受信機に
導かれる。低い光出力で、駆動される今一つのダイオー
ドレーザポンプ型ネオジウム−YAGレーザの光は広い
帯域の通信信号でその位相が変調されるように、分離器
を通った後、導波管変調器に結合される。変調された信
号の光学的増幅はその後において生じ、ダイオードレー
ザポンプ型増幅器、もしくはドープされた光ファイバ内
において行われる。光ファイバはガラス製であり、通
常、使用されているエルビュームドープファイバとは異
なってネオジウムでドープされる。更に、非偏光保持フ
ァイバを去る増幅光の偏光の自動調節手段が設けられ
る。ダイオードレーザポンプ型増幅器は、レーザダイオ
ードからのポンプ光である2つのビームに沿って体積が
増大されたネオジウム−YAG結晶体からなる。増幅さ
れるべき光は結晶体から出て行く前に増幅されるよう結
晶体内に結合され、ポンプ光が充満するビーム整形ゾー
ンに沿って結晶体を数回通るように移動し、複数の偏光
選択性反射層において反射され、結晶体の水平側面に直
接に印加されるか、結晶体から離れて開口する1/4波
長板の側面に入射され、1/4波長板のそれぞれは結晶
体の表面のごく近傍にそれぞれ配置されている。
【0019】本発明にしたがった配置構成では、偏光ビ
ームスプリッタとの関係で重量のあるいわゆるファラデ
イ回転子を結晶体の内部および外部へ異なった方向に移
動する光ビームの分離のために必要とはしない。なぜな
らば、結晶体の表面のごく近くに配置されたミラーは増
幅されるべき光ビームの入射方向に関してあるわずかな
角度をもって配置されており、したがって、結晶から出
て来るビームは入射光ビームに関して横方向にわずかに
オフセットされており、この横方向のオフセットは光ビ
ームの直径より小さい。結晶体の表面に配置された傾い
た反射ミラーの傾斜した反射の故に、2つのビームが互
いに隣接するような小さい鋭角を与えることによって結
晶の対応する表面からある限られた距離で互いにごく接
近して進行するビームの分離を可能とする。
【0020】このコンセプトの一つの発展系は偏光反射
層によって、分離された2つの結晶体からなる補強媒体
を含んでおり、この構成では増幅されるべき光はポンプ
光によって満たされた結晶の領域を10回折り返し、さ
らに他の結晶体で6回折り返すようになる。ここで、2
つの1/4波長板が用いられ、2つの波長板の一方は、
入射する光ビームを反射することはないが、ある小さい
角度だけ屈折させ、それによって結晶から出て来る光ビ
ームは単なるミラーによって、侵入する光ビームから分
離することができる。
【0021】両方のネオジウム−YAGレーザはレーザ
ダイオードによるポンプ光が供給される。ポンプ光は多
重モード光ファイバ内において、複数の予備として備え
られたレーザダイオードによって、ガイドされ、その出
口においてビーム整形光学素子を介して増幅器である結
晶体に導かれる。809nmの波長で生成されるダイオ
ードレーザ光が光ビーコン送信機を駆動するのに用いら
れる場合、光ビーコン送信機は実際の通信に使用される
送信機より相当に大きな光出力を有する必要があり、そ
れ故、大きな角度範囲にわたって非同調信号を発生する
と共に、2つの端末間の接続を達成する間、互いの方向
を見付け出すことを可能にするため使用され、このビー
コン送信機を駆動するために必要で、レーザダイオード
によって生成される光は2つの局が互いに接続関係を樹
立した後、光送信機内にあるネオジウム−YAG増幅器
内に再び戻すことができる。
【0022】複数個のレーザダイオードの重複使用に関
してのコンセプトでは、光学ベンチ上における数個のレ
ーザダイオードのアセンブリと個別整列構成が含まれ、
レーザダイオードの平行ビームは偏光ビームスプリッタ
を介してビームを結晶体内において結像する光学装置に
ガイドされる。偏光ビームスプリッタの直線配列の一個
の偏光ビームスプリッタ手段によって、各ダイオードレ
ーザは、上記配列の端部に配置された結晶体の方向に反
射され、結晶体に至る経路上で通過されるべき残りの偏
光ビームスプリッタは、各偏光ビームスプリッタの平行
ビームを反射することは許されないようになっている。
このことは、最初の2つの偏光ビームスプリッタ間に各
偏光ビームスプリッタについて平行ビームが通過する所
謂1/2波長板を挿入することによって達成され、それ
によって、各偏光ビームスプリッタを通過した偏光ビー
ムスプリッタによって反射された光ビームは、上記挿入
された1/2波長板が光ビームの偏光面を90°だけ回
転させるので、次段のおよび他の全ての偏光ビームスプ
リッタを反射されることなしにその経路に沿って通過す
る。
【0023】本発明にしたがって変調されたおよび非変
調のレーザ光を生成する方法は、光学ユニットの機能を
阻害する発熱を光学ユニット近傍に放出することなし
に、ダイオードレーザポンプ型ネオジウム−YAGレー
ザによる多量の光出力を生成し、変調することを可能に
する利点を有する。光学ユニットに搭載されるダイオー
ドレーザポンプ型増幅器を採用する場合、必要なポンプ
出力は増幅器の結晶体内に多重モードファイバを通して
導かれ、主としてレーザダイオード内に放出される熱は
遠隔した位置で発生される。
【0024】多重モード光ファイバを通して増幅器に必
要なポンプ出力を供給する方法に使用される素子の利点
は、電気−機械ファイバ光学転換器内での発散によっ
て、この光を光ビーコン送信器を作動させるのに使用で
きることにある。
【0025】偏光ビームスプリッタとの関連において、
光学ベンチ上にポンプ光を生成するレーザダイオードの
多段の重複配置のさらなる利点は、1/2波長板は、面
平行な板であって、屈折能を持たず、光ビームが正確に
は垂直でない場合に光ビームを僅かに横方向にオフセッ
トさせるだけであるので、いま一つのレーザダイオード
の光ビームに対して転換する経路内において動かしうる
唯一の要素としての1/2波長板の位置に関して絶対的
な正確さを必要としないことにある。
【0026】ダイオードレーザポンプ型ネオジウム−Y
AGレーザ結晶において光ビームを増幅する素子のさら
なる利点は、結晶体それ自身の内部においてポンプ光で
充満された利得生成媒体の領域の多重の通路にあり、例
えば、画像生成光学装置のような、多重通路の同一の原
理によって作動する光増幅器では通常必要となる出費の
必要なしに上記のことが達成され、その結果、小さいサ
イズ、軽量および強い加速に対する大きな耐性をもたら
すことができる。
【0027】本発明のさらに詳しい特徴と利点は請求項
およびそれら自身又は組み合わせによってそれから導出
された諸特徴のみならず、好ましい実施例の以下の記述
からも明らかにされるであろう。
【0028】
【発明の実施の形態】以下に、添付の図面を参照して本
発明に係るレーザシステムの実施の形態を説明する。
【0029】非変調レーザ光の発生が図1の流れ図に表
されている。その工程において、レーザ1から発せられ
た光はビーム整形光学装置2によって平行ビームL1
変換される。平行ビームL1は、その伝搬方向に対して
垂直に配置された投影面上に丸い点を生成する。このビ
ームは、光を一方向にのみ流す性質を有する光分離器3
を通過させられる。従って、反射光が、その性質に悪影
響を及ぼすレーザ1に戻されることはない。結合光学装
置4はビームを、コヒーレント光学受信機に結ばれた単
一モード偏光保持光ファイバ5に通す。
【0030】変調光を発生する同様の構成が図2に表さ
れている。第2レーザ6が光L2を第2ビーム整形光学
装置7に発する。第2光分離器8と第2結合光学装置9
が第2ビーム整形光学装置7に続き、第2結合光学装置
9は、光ビームを電気光学進行波位相変調器10に送
る。進行波位相変調器10の導波管から、位相変調光
が、光学送信機で終結する単一モード偏光保持光ファイ
バ11に直接到達する。
【0031】図2に表された本発明にかかる方法の原理
の変形例として、図3は、変調光が光学増幅器で高出力
にされる例を表す。第3レーザ12からの非変調レーザ
光が、単一モード偏光保持光ファイバ13を介して、第
3進行波位相変調器14に送られ、その後、単一モード
偏光保持光ファイバ15を介して、ユニット16に送ら
れる。光分離器と光学焦点合わせ装置から成るユニット
16は、単一モード偏光保持光ファイバ15からの光を
平行ビーム17に変換し、平行ビーム17は光学増幅器
18の結晶に運ばれる。次に、ビーム17は、光分離器
とビーム整形光学装置から成る別のユニット19に運ば
れて、最後に、光学ターミナルの光学送信機から放射さ
れる。
【0032】図1、図2と図3に示した方法に使用され
るレーザ1、6と12の取り得る具体例が図4に示され
ている。互いに直角に偏光させたダイオードレーザ20
と第2ダイオードレーザ21が、夫々、第1レンズ22
と第2レンズ23を介して偏光ビームスプリッタ24に
放射する。このようにして1本のビームに結合されたビ
ームは第3レンズ25によってビーム26に変換され、
ビーム26はレーザ結晶27に指向される。共振器とし
て実施される結晶27からミラー28を介して部分的に
光ビーム29として射出されるビーム26は、レーザ結
晶27において、光学振動用のポンプ光源として働く。
【0033】偏光ビームスプリッタ24によって互いに
独立にレーザ結晶27に導かれ、従って、互いに冗長に
作用する2個のダイオードレーザ20と21の構成は特
異な特徴と言うべきである。
【0034】比較的信頼性に欠けるダイオードレーザの
冗長度を増加させた例が図5に表されている。複数のダ
イオードレーザ30からなるセットが、レンズ31、偏
光ビームスプリッタ32とレンズ33を介して、レーザ
結晶34に接続されている。偏光ビームスプリッタ32
は、図5に斜線で示される境界面において水平偏光光ビ
ーム36を反射すると共に、垂直偏光光ビーム37を透
過させる性質を有する。従って、光ビーム37の伝搬方
向と干渉しないがその偏光方向を90度だけ回転する1
/2波長板35を2個の偏光ビームスプリッタ32の間
に挿入することができる。偏光ビームスプリッタ32の
境界面において垂直偏光光ビーム37の方向に反射され
ると共に、配設した1/2波長板35によってその偏光
方向と整合させられる水平偏光光ビーム36から、この
ようにして垂直偏光光ビーム37を生成できる。
【0035】図5に示す装置の左端に位置するダイオー
ドレーザ30は、それに最近傍の偏光ビームスプリッタ
32に垂直偏光を放射する。この装置によって、ダイオ
ードレーザ30からの放射をレーザ結晶34に案内する
ことが原理的に可能である。装置を操作する前に、夫々
のダイオードレーザを操作すると共に、照射すべき第1
偏光ビームスプリッタの右側に位置する1/2波長板3
5をビーム径路に押込むことによって、全てのダイオー
ドレーザの光ビームが順にレーザ結晶34上で焦点合わ
せされる。次に、夫々のレンズを移動することによっ
て、心合せが行われる。装置の操作中、任意のレーザ3
0のスイッチを入れて、その光ビームを、適当な1/2
波長板35を挿入することによってレーザ結晶34に指
向させることができる。1/2波長板35は平坦且つ平
行に設計されているので、偏光が回転する光ビームの回
折は無く、又、光ビームに対して正確に直角ではない1
/2波長板35は、光ビーム37の僅かな平行な偏りを
生じるだけである。
【0036】光をダイオードレーザから多重モード光学
導波管に通す代案がある。図6は、ダイオードレーザ3
8の放射が、レンズ39によって平行ビームに変換され
て、レンズ40を介して多重モードファイバ41に結合
される状態を表す略図である。多重モードファイバ41
は、全てがファイバ断面表面上の光強度の異なる進行を
生じる多数のいわゆるモードで光を伝送する。しかし、
多重モードファイバ41のすべてのモード間で光出力は
結合されるから、ファイバ内の短かい距離の後、全ての
モードは大略同一量の光出力を伝送する。この理由によ
り、各ダイオードレーザ38の光が多重モードファイバ
41の最初において異なるモードで結合された異なるダ
イオードレーザ38を個々に操作することができる。多
重モードファイバ41の途中において光出力は全てのモ
ードに均一に分配されるので、ファイバ断面表面上の光
強度の進行は、多重モードファイバ41の最初に操作さ
れるダイオードレーザの関数として変化しない。これに
より、ダイオードレーザの多重冗長度を確保することも
できる。
【0037】図7は、低光学出力の光波を高遮断周波数
における低変調電圧で位相変調し得る進行波位相変調器
を示す。この装置は、ドーピングのために、長方形のチ
ャンネル43が回りの材料よりも少し高い屈折率を有す
るニオブ酸リチウムブロック42から成る。これにより
形成される光学導波管は、ニオブ酸リチウムブロック4
2の表面に張られた2個の電極44に囲まれている。両
電極44は、この高周波ラインの波抵抗に対応する抵抗
器45によって反射なしで閉鎖される高周波導波管を構
成する。対に配置された電極44の抵抗器45と接続さ
れない端部に供給される高周波変調電圧Umodが、長方
形チャンネル43へ同方向に結合される光波46と同じ
位相速度で移動するのを確実にする努力がなされてい
る。これにより、電極44の長さLに沿う運転時間中、
変調電圧が光学フィールドに作用し得るから、光学フィ
ールドが位相変調光波47に変換される。
【0038】ダイオードレーザ48と半導体光増幅器4
9とを含む構成が、図8に示されている。ダイオードレ
ーザ48の光波は利得生成領域51で生成され、利得生
成領域51は電流52が供給される半導体接続部を有す
る。左側に隣接する単一モード導波管50は、1つの光
学周波数のみの放出を保証するために要求される構造を
有する。ダイオードレーザ48と右側で隣接する半導体
光増幅器49は利得生成構造53に組み込まれて、利得
生成領域53は、増幅される光の伝搬方向に指数関数的
に広がっていて、フィード電流54が供給された利得生
成領域53は、指数関数的に広がる導波管に沿って一定
の光出力密度を保証し、その出力55は非点収差が補正
された増幅された光ビームを射出する。
【0039】導波管内部の光波を増幅する別のオプショ
ンが図9に示されている。単一モードファイバに導かれ
ている光波56は、2つの接続部間で光を一方向にのみ
通過させる特性を有する光分離器57を介して導かれ
る。反対方向に向く光は減衰される。その後、光波56
は、単一モードファイバ58を介して波長マルチプレク
サ59に導かれる。波長マルチプレクサ59は互いに接
近する距離で配置された2つの導波管からなる。定義さ
れた波長の光は、互いに平行に配置された2つの導波管
の一方を通過する際に、隣の導波管に移行することがで
きる。光波56はまだ導波管中にある。ポンプ光源58
で引き起こされ、別の単一モードファイバ64を経由し
て波長マルチプレクサ59の第2の導波管に導かれるポ
ンプ光波は、光波の導波管56に移行し、単一モードフ
ァイバ60のコアに導入されているエルビウムイオンを
励起状態にするために用いられる。その後で、エルビウ
ムイオンは、光波56の光子により衝撃を与えられるま
さにそのときに、光波56の光子を放出し、非励起状態
に戻る。このようにして、光波56の光子の増加は、達
成された光波56の光増幅を示すものである。その後、
増幅された光波62として出力部で利用できるように、
光波56は別の分離器61を介して導かれる。光分離器
57と61はともに、自然光振動に向かう傾向を抑制す
るために、増幅器の外側に配置されている反射点を有す
るレーザ空洞の配置を防止するのに利用される。
【0040】図10にダイオードレーザでポンピングさ
れた光固体増幅器を示す。最初に増幅される光ビーム7
2は、光ビーム72が別の方向に反射することなく偏光
ビームスプリッタ72透過することができる偏光子にお
いて、偏光ビームスプリッタ71に衝突する。続いて、
光ビーム72はファラデイ回転子70を通過し、ファラ
デイ回転子70中で、光ビームは45度回転させられ
る。このことがファラデー回転子70で完了され、ファ
ラデイ回転子では電界が媒体の電荷キャリアに結合して
いる原子に逆らって光ビーム72を移動させ、その媒体
を介して、与えられた光ビーム72の周波数の静磁界の
影響により光ビーム72が光ビーム72の伝搬方向に放
出される。電荷キャリアの移動は偏光を引き起こし、次
に偏光が電界を引き起こし、ローレンツ力に従って、動
光電界に対して垂直な静磁界によってリーク成分が発生
させられる。このため、光ビームが媒体を通過中に、ゆ
っくりとした偏光回転が引き起こされる。45度回転さ
せられた光ビーム72の偏光は、次にネオジウム−YA
G結晶68の偏光選択性コーティング69に衝突し、ネ
オジウム−YAG結晶68の表面に最っとも近接して配
置された1/4波長板67の方向に導かれる。直線偏光
された光ビーム72が2つの成分に分離されるように1
/4波長板67が配置される。2つの成分は互いに直交
するように偏光され、1/4波長板67を透過する際に
90度の位相差を有する。それゆえ、結合においては、
回転偏光された光波が、1/4波長板67の外側に付さ
れた誘電体コーティングでの完全な反射が反対方向に二
度通過した後で、生成される。そのため、光ビーム72
の2つの成分間に180度の位相差が発生する。それら
2つの成分は同じ大きさであり、互いに直角に偏光され
ている。それにより、光ビーム72は直線偏光である
が、直角に偏光されている光ビームに再び結合される。
【0041】直角に偏光された光ビーム72は、偏光選
択性コーティング69で反射され、ネオジウム−YAG
結晶68の表面に向かって伝達され、そこで反対方向に
全反射される。偏光選択性コーティング69での更なる
反射に続いて、直角に偏光された光ビーム72は、もう
一度1/4波長板67を通過し、その外面において完全
な反射が生じる。光ビーム72は、いま再びその元の偏
光状態にあり、偏光反射性コーティング69によって反
射されず、ファラディ回転子70を反対方向に通過し、
その偏光はもう一度45度だけ回転され、したがって、
それは、偏光ビームスプリッタ71においてビーム73
の方向に反射される。このようにして、光ビーム72
は、ネオジウム−YAG結晶のポンプ領域を6回通過す
る。
【0042】この過程において、光ビーム72の光子が
光学的に励起された原子に衝突し、その原子は、今度は
光ビーム72によって刺激され、非励起状態へと遷移す
るときに同じ波長の光子を放出することで、光ビーム7
2は光学的に増幅される。ネオジウム−YAG結晶68
の適当な原子の励起状態は所定のより短い波長の光波の
光子により生じ、これらの光子はポンプビーム65、6
6において結晶の中へ導かれる。この場合、光ビーム7
2とは対照的にビーム65および66が反射されないよ
うに、表面74のみならず1/4波長板67の外面の誘
電性コーティングが実施される。光ビーム72が、高密
度の励起原子を有するネオジウム−YAG結晶68に衝
突すれば、弱い光ビーム72の若干の光子がそれぞれ多
くの更なる光子を発生させる、すなわち、それら光子が
大きい率で増幅される。しかし、この場合、新たに発生
する光子の絶対数は、ネオジウム−YAG結晶68にお
ける高密度の励起原子に比べれば少ない。所定長さの時
間後にそれらの原子は非励起状態に戻るため、ポンプ光
の高い出力により一定の復元を提供する必要がある。ネ
オジウム−YAG結晶に入射する光ビーム72の高い出
力は、多数の光子が励起原子に衝突するが、このために
励起原子の密度が激烈に低下し、したがって光ビーム7
2の個々の光子がネオジウム−YAG結晶68に入射し
て所定数の更なる光子を発生させる確率が低くなる、と
いうことを意味する。今や、支配的な複数の励起原子
は、もはや自発的には非励起状態に遷移せず、他の光子
によって刺激されることにより遷移し、これにより、増
幅に使用される光子を生成する。
【0043】したがって、光ビーム72の強い増幅は、
使用されるポンプ光についての高い効率に反することに
なる。この矛盾は、一方では、刺激するポンプ光と消費
する光ビーム72とがネオジウム−YAG結晶68にお
いて可能な限り併存し、他方では、光ビーム72が、図
10に示されている装置の場合のように、励起原子を含
むネオジウム−YAG結晶68の体積部を多数回通過す
ることで、部分的に克服され得るものである。
【0044】図10に表されている光学増幅器の更なる
発展は図11に記載されている。(1.06ミクロンの
波長における)ファラディ回転子は宇宙での利用におい
て過大な大きさであるため、僅かに傾斜した反射により
装置に対して入射および出射する光ビームの分離を達成
するのがより有利である。増幅されるべき光ビーム75
は、偏光反射性コーティング76を経てネオジウム−Y
AG結晶84に入射し、それを通過した後に、1/4波
長板78の外面上の点77で反射される。ここで、反射
された光ビーム75は、その偏光が今や90度だけ回転
されており、その最初の入射位置における偏光選択性コ
ーティング76で反射して、ネオジウム−YAG結晶8
4の中へ入り、そのネオジウム−YAG結晶の直近に配
置されたミラー79の方向へ進む。ミラー79は、入射
光ビーム75に直角な方向に対して狭い角度80で僅か
に傾けられており、その結果、極性が変わらないでミラ
ー79で反射される光ビーム75は、偏光選択性コーテ
ィング76により点81で反射されて1/4波長板78
へ向かう方向へと進む。1/4波長板78の外面上の点
82での更なる反射に続いて、光ビーム75は、入射光
ビーム75の方向に対して角度85で伝達されるように
するために、偏光選択性コーティング76を点83にお
いて通過する。好都合なことに、コーティング76は、
それぞれブリュースター角の値に近い値を、点83にお
いて、出射光ビームについてだけでなく入射光ビーム7
5についても有している。特にネオジウム−YAGレー
ザ結晶84における点83から出射する光ビームの部分
反射は、最小化されなければならない。小さいミラー8
8によって出射光ビームの分離を行うことを可能とする
ために、距離86において、入射光ビーム75からの充
分な横方向の間隔87が作り出される。ポンプ光は、図
10に表されているものと同じ経路上に供給される。
【0045】ミラー79の反射層だけでなく1/4波長
板78の外面も、また、ポンプ光が反射されないよう
に、コーティングされ又はそれぞれ構成される。
【0046】この説明された図11による装置では、光
ビーム75はネオジウム−YAG結晶84のポンプ領域
を6回通過する。
【0047】2片のネオジウム結晶を有する別のデバイ
スが図12に表されている。点91において光ビーム9
0はネオジウム−YAG結晶93に入射し、点94で偏
光選択性層95に突き当たる。それにより適切に偏光さ
れた光ビーム90は隣接するネオジウム−YAG結晶9
6の中を通過させられる。1/4波長板98を通過し、
ネオジウム−YAG結晶96から離れて面する、1/4
波長板98の反射コーティングされた側の点97で反射
された後で、それは1/4波長板98を二度通過し、2
つの直交する構成部品の180度の反対位相のずれのた
め、前の偏光に対して直角の偏光が与えられ、それゆ
え、偏光選択性層95の点94で第2の1/4波長板1
00に向かう方向に反射される。点94の方向から進入
する光ビームの正確な角度に対して1/4波長板100
の微小角度101のため、光ビーム90は、点99での
反射のため1/4波長板100を2度通過し、再び、偏
光選択性層95を介して回転偏光され、反射層101の
点102まで通過する。本装置を最適化するため、概し
て別のポンプ光源(明白であるため図示せず)が点10
2に接続される。その後、光ビーム90は偏光されず、
再度、偏光選択性層95を1/4波長板100に向かう
方向に通過する。ネオジウム−YAG結晶から離れた側
の1/4波長板100上では、点103にて反射され
る。点103は点99の横に配置され、これにより、光
ビームは、1/4波長板100を二度通過するため、9
0度の回転偏光を伴って、1/4波長板98に向かう方
向に偏光選択性層95の点104で反射される。点97
の横側に配置された点105において4分の1波長板9
8の外面上での反射の後、光ビーム90(それは1/4
波長板98を二度通過するため再度90度の回転偏光さ
れる)は偏光選択性コーティング95を通過し、点91
の横側に配置された点106でネオジウム−YAG結晶
93を出ていく。光ビーム90は今、反対方向に伝播
し、さらに距離108に沿う小さな角度107だけ回転
される。ここで、光ビームは、入射に対して十分な距離
109に達しており、鏡110と出力ビーム111によ
ってそれを分離させる。ポンプ光は2つの1/4波長板
98と100を介して供給され、光ビーム90と対比し
て、1/4波長板98と100のネオジウム−YAG結
晶96から離れて面する側はポンピングされた光を反射
せずに通過させる。偏光選択性層95はまた、ポンプ光
をその偏光と無関係に通過させ、それにより、ネオジウ
ム−YAG結晶93はまたポンプ光を受ける。このよう
に、ネオジウム−YAG結晶93は2つの経路に沿って
通過され、また、ネオジウム−YAG結晶96はポンプ
領域において8つの経路に沿って通過される。
【0048】前述した説明は、好ましい実施の形態に過
ぎず、それに対して本発明は明らかに制限されず、その
かわり、とりわけ等方性利得物体を有するレーザ装置を
含むものを意図している。
【0049】特に、請求項1に係る方法または請求項2
ないし請求項10のいずれか1つに係る装置は、さら
に、以下の特徴の中の少なくとも1つを含むことができ
る:
【0050】−少なくとも1つの偏光ビームスプリッタ
32が複数用いられ、それは、固体増幅器34上の3つ
の偏光されたダイオードレーザ30の照射を少なくとも
正確に整列させるために、少なくとも1つの移動可能な
1/2波長板35に接続される;
【0051】−結晶68は、ダイオードレーザ65、6
6によってポンピングされた固体増幅器18において増
幅媒体として用いられ、その外面上に偏光選択性コーテ
ィング69、反射層74及び1/4波長板67を備え、
光の複数の通過が利得生成媒体68を介して増幅される
ようにする;
【0052】−光学的にポンピングされた固体増幅器1
8は、それを介していくつかの通過が増幅サイクルの枠
組みの中で行われる、利得生成媒体18Mを含む。
【0053】−光学周波数で放射するダイオードレーザ
30の放射は、光固体増幅器34に供給される前にいく
つかのダイオードレーザ30に選択的に接続され得る;
【0054】−位相変調は進行波位相変調器の導波管に
おいて施され、その後、ネオジウムがドーピングされた
光ファイバにおいて増幅される;
【0055】−光学周波数で放射するダイオードレーザ
38の放射は、ポンプ光をマルチモード光ファイバ41
を介して、光ユニット上に隔離して配列されたダイオー
ドレーザ38の総体からポンプ光を受信する;
【0056】−光学周波数で放射するダイオードレーザ
30の放射は、少なくとも2つのダイオードレーザ2
0、21から起こり、それは偏光ビームスプリッタ24
を介して増幅レーザ結晶27に供給される。
【0057】好ましくは、請求項2ないし請求項7のい
ずれか1つに係る結晶68(これは増幅体として利用で
きる)は、ネオジウム−YAG結晶である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 光学導波管内で伝導される非変調レーザ光を
生成する方法の流れダイアグラムを示す。
【図2】 光学導波管内で伝導される変調レーザ光を生
成する方法の流れダイアグラムを示す。
【図3】 平行化ビーム内において光増幅された変調レ
ーザ光を生成する方法の流れダイアグラムを示す。
【図4】 ダイオードレーザポンプ型固体レーザのダイ
アグラムを示す。
【図5】 複数のレーザダイオードの発光を多重化する
装置のダイアグラムを示す。
【図6】 多重モード光学光波ガイドに複数のレーザダ
イオードからの発光を結合する状態を表わす。
【図7】 電気−光進行波位置変調器を示す。
【図8】 半導体光増幅器を備えたレーザダイオードを
示す。
【図9】 ファイバ光増幅器を示す。
【図10】 ダイオードレーザポンプ型固体光増幅器を
示す。
【図11】 光分離器なしのダイオードレーザポンプ型
固体光増幅器を示す。
【図12】 利得生成媒体内の複数の伝搬経路を備え
た、光分離器なしのダイオードレーザポンプ型固体光増
幅器を示す。
【符号の説明】
12…ダイオードポンプ型固体レーザ、 14…位相変
調器、 16…光分離器、 17…平行ビーム、 18
…光学増幅器、 18A…光ファイバ、 19…光学分
離器とビーム整形光学装置とからなるユニット、 3
2,71…偏光ビームスプリッタ、 35…1/2波長
板、 65,66…レーザダイオード、67,98,1
00…1/4波長板、 68…結晶、 69…偏光選択
コーティング、 70…ファラディ回転子、 75…光
ビーム、 79…反射ミラー、84,93,96…結晶
体、 111…出力ビーム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 トーマス・グラフ スイス、ツェーハー3012ベルン、アーホル ンヴェーク9番 (72)発明者 イェルク・バルマー スイス、ツェーハー−2503ビール、トゥラ ヴェーク10番

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自由空間光通信用レーザシステムの操
    作、とりわけ外部空間条件下における増幅レーザ光の生
    成の方法であって、ある光学周波数で発光する非変調ダ
    イオード又はダイオードポンプ型固体レーザ(12)の
    発光は、位相変調(14)が施され、次いで光ポンプ型
    の固体増幅器(18)内の平行化されたビーム(17)
    は光ファイバ(18A)を介して光ビーム整形素子(1
    9)に伝達されるものにおいて、 偏光ビームスプリッタ(32)又は利得生成物体(6
    8)の境界面の領域において有効である波長板(35,
    67)を用いることを特徴とする増幅レーザ生成方法。
  2. 【請求項2】 請求項1の方法を実施する装置であっ
    て、非変調のレーザ光(12)を生成する手段は、非変
    調レーザ光の偏光状態を保持して送る手段(13)に連
    結されるとともに、電気光学変調器(14)と変調され
    たレーザ光(18)を光分離器(16)に送る手段とに
    連結されたものにおいて、 上記光分離器(16)は、自由な平行化ビーム(17)
    の型式の変調レーザ光を光ポンプ型式の固体増幅器(1
    8)内に伝導し、該固体増幅器には光ビーム整形素子を
    備えたいま一つの光分離器(19)が連結されているこ
    と、および偏光ビームスプリッタ(32)又は利得生成
    物体(68)の境界面の領域で効果的な波長板(35,
    67)を備えたことを特徴とする装置。
  3. 【請求項3】 上記偏光ビームスプリッタ(32)は複
    数個設けられるとともに、各偏光ビームスプリッタは少
    なくとも1つの可動1/2波長板(35)に連結され、
    これら手段によって3個の偏光ダイオードレーザ(3
    0)からの発光が上記固体増幅器(34)で正確に整列
    されるようになったことを特徴とする、請求項2に記載
    の装置。
  4. 【請求項4】 レーザダイオード(65,66)によっ
    てポンプされる光固体増幅器(18)は増幅物体として
    使用される結晶体(68)からなり、該結晶体はその外
    表面上に偏光選択性コーティング(69)と反射層(7
    4)並びに1/4波長板(67)を備え、かかる構成に
    より、利得生成媒体(68)を通して増幅されるべき光
    の多重通路を形成することを特徴とする、請求項2又は
    3に記載の装置。
  5. 【請求項5】 偏光ビームスプリッタ(24)が2つの
    ポンプ型光源(20,21)からの2つの直交する偏光
    から非変調のレーザ光(12)を生成するための手段の
    下流に配置され、これら手段によって単一ビーム(2
    6)が光ポンプ型固体増幅器(レーザ結晶体)(27)
    に供給されることを特徴とする、請求項2から4のいず
    れか一に記載の装置。
  6. 【請求項6】 調整用レンズ(22,23,31)がポ
    ンプ型光源(20,21,30)の個々の光経路に設け
    られていることを特徴とする、請求項2から5のいずれ
    か一に記載の装置。
  7. 【請求項7】 レーザダイオード(65,66)によっ
    てポンプされる固体増幅器(18)は、ファラデイ回転
    子(70)、偏光選択性コーティング(69)および偏
    光ビームスプリッタ(71)からなる構造(69,7
    0,71)を有し、かかる構造が光分離器(16,1
    9)として利用されることを特徴とする、請求項2から
    6のいずれか一に記載の装置。
  8. 【請求項8】 傾斜反射ミラー(79)が結晶体(8
    4)に付加的に設けられ、該ミラーは増幅されるべき光
    ビーム(75)の第1出口点の下方において利得生成物
    体として使用され、増幅されるべき入力光ビームと出力
    光ビーム(75)とを別のファラデイ回転子および偏光
    ビームスプリッタを付加することなしに分離することを
    特徴とする、請求項4から7のいずれか一に記載の装
    置。
  9. 【請求項9】 利得生成物体は、互いに隣合って配置さ
    れた2つの結晶体(93,96)で形成され、2つの結
    晶体は各一面が偏光選択性層(95)を介して互いに結
    合されていることを特徴とする、請求項4から8のいず
    れか一に記載の装置。
  10. 【請求項10】 2個の結晶体(93,96)の利得生
    成物体を通して入力光ビーム(90)から増幅された出
    力ビーム(111)への光ビーム屈折は2つの1/4波
    長板(98,100)によって達成される、請求項4か
    ら9のいずれか一に記載の装置。
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