JPH10188421A - ディスク装置 - Google Patents

ディスク装置

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JPH10188421A
JPH10188421A JP28730997A JP28730997A JPH10188421A JP H10188421 A JPH10188421 A JP H10188421A JP 28730997 A JP28730997 A JP 28730997A JP 28730997 A JP28730997 A JP 28730997A JP H10188421 A JPH10188421 A JP H10188421A
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JP
Japan
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tray
head base
rotating body
gear
head
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP28730997A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshito Saji
義人 佐治
Benichi Miyazaki
弁一 宮崎
Tadashi Maeoka
正 前岡
Masayuki Shinoda
雅之 篠田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Priority to JP28730997A priority Critical patent/JPH10188421A/ja
Publication of JPH10188421A publication Critical patent/JPH10188421A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 操作者あるいは他の要因によりトレーを強制
的に止められたり押し引きされた後においても、装置が
壊れることなく正常に動作でき、さらにまた落下等の衝
撃下においても破損することなく動作できるディスク装
置を提供する。 【解決手段】 ヘッドベースユニット20の昇降動作を
司る回転体50を、トレー30排出中はトレー30およ
び駆動系から切り離す構成とし、しかも実際の設計の場
面でトレー30と噛み合うギヤ48hの歯数と回転体5
0と噛み合うギヤ48dの歯数とを同じにするのが困難
な場合でも、両者の比を整数とすることにより、また回
転体50とトレー30と、または回転体50と駆動ギヤ
48dとの再結合の際の位相合わせを、トレーから出し
た突起30cと回転体50から出した突起50cとの突
き当てによりタイミング良く行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスク装置に関
し、特に、円盤状の情報記録媒体(以下ディスクとも言
う。)への記録/再生を行う装置において、ディスクを
載置したトレーの本体内へ引き込み/排出動作、および
これに連動する記録/再生ヘッドの上昇/降下動作を、
簡単な構成で実現できるディスク装置に関する。
【0002】
【従来の技術】現在ディスクを装置内に装填して記録/
再生を行う機器においては、装置外に突出させたトレー
上にディスクを載置した後、トレーをスライドさせて装
置内に引き込み、その後回転テーブル、ディスクモータ
および光ヘッドを支持するヘッドベースユニットを上昇
させて回転テーブル上にディスクを乗せ換え、ディスク
をトレーから離間させて光ヘッドによる記録/再生動作
を行う位置までディスクを持ち上げ、またディスクの排
出に際してはこれらの逆の動作を行うディスク装置が一
般的に用いられる。
【0003】このようなディスク装置において、その動
作には大きく、トレーによるディスクの引き込みまたは
排出動作とそれに続くヘッドベースユニットの上昇また
は下降動作との2種類の動作がある。
【0004】しかしこれらの装置は、近年CDやCD−
ROM等光ディスクの急速な普及とともに、小型化、低
コスト化がより厳しく求められてきている。このため、
これら2種類の動作を単一の駆動源で行う構成が必須と
なっている。
【0005】このような構成を有するディスク装置の多
くは、特願平3−292964号公報または特開平5−
182335号公報に一例を示すごとく、従来以下のよ
うな構成であった。
【0006】すなわち、ローディング駆動源と、ヘッド
ベースユニットの先端に設けたピンと係合するカム溝を
有し正逆回転によりヘッドベースユニットを上下に昇降
する回転体と、この回転体と回転軸とを共用しローディ
ング駆動源により回転駆動される中間ギヤと、回転体の
回転軸の先端に支えされ中間ギヤと噛み合い、自転およ
び公転可能に設けられた遊星ギヤと、U字型のラックを
設けたトレーとを備え、トレー搬送の際は、遊星ギヤは
ラックの直線部分と噛み合って回転し、トレーが奥の位
置まで搬送されると、遊星ギヤはラックの湾曲部分に沿
って回転体と共に公転を開始し、この回転体の公転によ
りヘッドベースユニットを上昇させて、記録/再生可能
な状態となるディスク装置が開示されている。
【0007】また、ここではトレー搬送中に回転体が公
転しないよう、回転体をロックする構成も併せて開示さ
れている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような構成では、回転体のロックをいかに強固に構成し
ても、トレーが装置外に出ている時に、操作者あるいは
他の要因によりトレーが強制的に停止させられ、あるい
は強制的に押し引きされたときに、回転体のロックが外
れてしまう。このため、トレーがまだ奥の位置まで搬送
されていないにも係わらず回転体が公転してしまい、場
合によってはヘッドや回転テーブルがトレーと衝突す
る。この結果、ヘッドが破壊されたり、回転テーブルの
面精度が損なわれたりするという課題を有していた。
【0009】また、上記のような構成では、ヘッドベー
スユニットを、先端のピンと回転体のカム溝との係合部
において1点だけで支持している。このため、装置が落
下などにより衝撃を受けた際、この1点だけにヘッドベ
ースユニット全体の衝撃荷重が集中する。この結果、回
転体のカム溝またはヘッドベースユニットのピン部に破
損やゆがみが生じてしまうという課題をも有していた。
【0010】本願発明は、上記課題を解決し、トレーが
装置外に出ている時に、トレーがどのように強制的に操
作されても、ヘッドベースユニットの昇降動作はなんら
影響を受けず、また落下衝撃を被っても回転体やヘッド
ベースユニットに破損やゆがみが生じないディスク装置
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のディスク装置
は、記録媒体に対して記録/再生を行うヘッドを支持
し、該ヘッドが該記録媒体に近接して記録/再生を行う
第1の位置と該ヘッドが該記録媒体から離れる第2の位
置との間で移動可能なヘッドベースユニットと、所定の
方向に延びるトレーラックが設けられ、該トレーラック
に沿って、該ヘッドが該記録媒体に記録/再生を行う第
3の位置と操作者が該記録媒体を着脱することを許す第
4の位置との間でスライド可能なトレーと、駆動源と、
該駆動源によって駆動されるトレーギヤと、該駆動源に
よって駆動される回転体ギヤと、該回転体ギヤと一定角
度だけ部分的に係合する部分ギヤと、該部分ギヤの回転
に応じて正逆回転運動をすることにより該ヘッドベース
ユニットを該第1の位置と該第2の位置との間で移動さ
せる回転体と、を備え、該トレーが該第3の位置にある
場合には、該トレーギヤは、該トレーラックと離れてお
り、該回転体は、該トレーが該第3の位置から所定の位
置までの間、該トレーと係合する回転体係合部を有して
おり、該回転体は、該トレーが第3の位置から第4の位
置に移動する間に該トレーギヤが該トレーラックに係合
するように、該トレーがスライドする方向と実質的に同
一の方向に該トレーを押し出す回転体突起部をさらに有
している。これにより上記目的が達成される。
【0012】該トレーギヤの歯数は該回転体ギヤの歯数
の整数倍であってもよい。
【0013】本発明の他のディスク装置は、記録媒体に
対して記録/再生を行うヘッドとを支持し、該ヘッドが
該記録媒体に近接して記録/再生を行う第1の位置と該
ヘッドが該記録媒体から離れる第2の位置との間で移動
可能なヘッドベースユニットと、所定の方向に延びるト
レーラックが設けられ、該トレーラックに沿って、該ヘ
ッドが該記録媒体に記録/再生を行う第3の位置と操作
者が該記録媒体を着脱することを許す第4の位置との間
でスライド可能なトレーと、駆動源と、該駆動源によっ
て駆動されるトレーギヤと、該駆動源によって駆動され
る回転体ギヤと、該回転体ギヤと一定角度だけ部分的に
係合する部分ギヤと、該部分ギヤの回転に応じて正逆回
転運動をすることにより該ヘッドベースユニットを該第
1の位置と該第2の位置との間で移動させる回転体と、
該回転体に設けられ、該ヘッドベースユニットを該第2
の位置に保持した状態で該回転体の回転動作を固定する
回転体ロック部と、該トレーに設けられ、該回転体ロッ
ク部に作用して該回転体を回転可能な状態に解除するロ
ック解除部とを備えており、これにより上記目的が達成
される。
【0014】該回転体ロック部は、該回転体に一体的に
設けられた弾性部と、該弾性部の先端に設けられ、本体
に設けられた鉤部と係合/離間するロックツメとを含
み、該ロック解除部は、該トレー引き込みの際、該ロッ
クツメを押して該ロックツメと該鉤部との係合を解除し
てもよい。
【0015】該ロック解除部は、該トレー排出の際の該
ロックツメの係合の直前に、または該トレー引き込みの
際の該ロックツメの解除の直前に、該ロックツメが該鉤
部から離れる方向に、該トレーと該回転体との係合部に
おいて該回転体を回転せしめてもよい。
【0016】本発明の他の光ディスク装置は、記録媒体
に対して記録/再生を行うヘッドとを支持し、該ヘッド
が該記録媒体に近接して記録/再生を行う第1の位置と
該ヘッドが該記録媒体から離れる第2の位置との間で移
動可能なヘッドベースユニットと、所定の方向に延びる
トレーラックが設けられ、該トレーラックに沿って、該
ヘッドが該記録媒体に記録/再生を行う第3の位置と操
作者が該記録媒体を着脱することを許す第4の位置との
間でスライド可能なトレーと、該ヘッドベースユニット
を該第1の位置と該第2の位置との間で移動させる回転
体と、該回転体と一体的に、該回転体の回転軸と直交す
る平面上に設けられた回転平面と、該回転平面の一部に
設けられた凹形状の回転凹部と、該本体に設けられた凹
形状のロック凹部と、該ヘッドベースユニットを該第1
の位置で支持するヘッドベース支持体と、該ヘッドベー
ス支持体の一部に設けられ、該ヘッドベースユニットの
下に潜入し該ヘッドベースユニットを該第1の位置で支
持するヘッドベース支持面と、該ヘッドベース支持体に
設けられ、弾性を有し、本体の該ロック凹部と嵌合/離
間するロック凸部と、該ロック凸部に一体的に設けら
れ、該回転体の該回転凹部と嵌合/離間する回転凸部
と、を備え、該回転体を回転させて該ヘッドベースユニ
ットを該第2の位置から該第1の位置へ移動させる過程
では、該回転凸部が該回転平面によって押され、該ロッ
ク凸部が該ロック凹部と嵌合しているため該ヘッドベー
ス支持体は停止しており、該ヘッドベースユニットが移
動を完了したとき該回転凹部が該回転凸部と嵌合し、該
ヘッドベース支持体は該回転体と共に移動して該ヘッド
ベース支持面が該ヘッドベースユニットの下に潜入し、
該ヘッドベースユニットを支持し、これにより上記目的
が達成される。
【0017】該回転体が該ヘッドベースユニットを該第
1の位置より少し高く持ち上げた状態で該ヘッドベース
支持面が該ヘッドベースユニットの下に潜入を開始し、
その後該回転体が該ヘッドベースユニットを移動させて
該ヘッドベース支持面に乗せた後は該ヘッドベースユニ
ットは該回転体との係合が解除されるように、該ヘッド
ベースユニットと該回転体との係合を構成してもよい。
【0018】該トレーは該第2の位置では該回転体と係
合し、該回転体は、該ヘッドベースユニットを該第1の
位置から該第2の位置まで移動させた後該トレーとの係
合部を介して該トレーを一定量排出させることが可能で
あり、該回転体には、該本体の外から操作できる位置に
露出する操作レバーが設けられ、該操作レバーは該本体
と係合し、該ヘッドベース支持体の弾性力で該回転凸部
から受ける力に抗して該本体に対して規制を行う形状を
有していてもよい。
【0019】該ヘッドベース支持面のうち、該ヘッドベ
ースユニットの下に最初に潜入する部分に面取り等の誘
い込み形状を設けてもよい。
【0020】該ヘッドベースユニットの該ヘッドベース
支持面により支持される面のうち、該ヘッドベース支持
面が最初に潜入する部分に面取り等の誘い込み形状を設
けてもよい。
【0021】本発明の他のディスク装置は、記録媒体に
対して記録/再生を行うヘッドとを支持し、該ヘッドが
該記録媒体に近接して記録/再生を行う第1の位置と該
ヘッドが該記録媒体から離れる第2の位置との間で移動
可能なヘッドベースユニットと、所定の方向に延びるト
レーラックが設けられ、該トレーラックに沿って、該ヘ
ッドが該記録媒体に記録/再生を行う第3の位置と操作
者が該記録媒体を着脱することを許す第4の位置との間
でスライド可能なトレーと、該トレーにスライド方向に
長尺に設けられた第1のトレー側方規制面と、該第1の
トレー側方規制面と相対する向きで該トレーにスライド
方向に長尺に設けられた第2のトレー側方規制面と、該
第2のトレー側方規制面に1カ所設けた凹形状の側方規
制解除部と、該本体に、該トレーのスライド方向前後2
カ所に並べて設けられ、ともに該第1のトレー側方規制
面と接触する第1の側方ガイド部および第2の側方ガイ
ド部と、該本体に、該第1の側方ガイド部および該第2
の側方ガイド部の中間位置で、該トレーの該第2のトレ
ー側方規制面を押圧して該第1のトレー側方規制面を該
第1の側方ガイド部および該第2の側方ガイド部に押し
つける側方付勢部と、駆動源と、該駆動源によって駆動
されるトレーギヤと、該駆動源によって駆動される回転
体ギヤと、該回転体ギヤと一定角度だけ部分的に係合す
る部分ギヤと、該部分ギヤの回転に応じて正逆回転運動
をすることにより該ヘッドベースユニットを該第1の位
置と該第2の位置との間で移動させる回転体と、を備
え、該トレーが該第3の位置にあるとき、該側方規制解
除部の位置は、該側方付勢部の位置と一致し、該側方付
勢部による該トレーの該第2のトレー側方規制面の押圧
は解除され、該回転体ギヤにより回転駆動される該回転
体が該トレーとの係合部において該トレーを手前へ移動
せしめて該トレーラックを該トレーギヤに係合せしめる
までの排出過程において、該トレーラックが該トレーギ
ヤと係合する直前に該側方規制解除部は、該側方付勢部
から外れ、該側方付勢部が該第2のトレー側方規制面を
押圧し、これにより上記目的が達成される。
【0022】該トレーギヤの歯数は該回転体ギヤの歯数
の整数倍であってもよい。
【0023】本願発明のある局面に従えば、トレーはト
レーラックの終端がトレーギヤと離間しているため停止
している。回転体ギヤと部分ギヤの係合により回転体が
駆動源により駆動される回転ギヤにより回転駆動され、
回転体はヘッドベースユニットを第1の位置から移動さ
せる。回転体ギヤにより回転駆動される回転体に備えら
れた回転体突起部がトレーを押して、トレーを移動せし
めることにより、トレーラックをトレーギヤに係合せし
める。
【0024】トレーラックとトレーギヤとが噛み合い、
トレーがトレーギヤにより駆動され、移動を開始する。
回転体が、トレーと係合する回転体突起部および部分ギ
ヤにおいて、トレーと回転体ギヤの両方により駆動され
る。
【0025】回転体が回転体ギヤから離間し、トレーと
係合する回転体突起部においてトレーのみにより回転駆
動される。回転体とトレーとの係合が解除され、トレー
のみがトレーギヤによって第4の位置まで排出される。
【0026】従って、トレーが装置から外へ突出してい
るときは、トレー駆動系の回転体ギヤが回転体から切り
放される。このため、トレーが操作者あるいは他の要因
により強制的に停止させられ、あるいは強制的に押し引
きされたときでも、ヘッドベースユニットの移動を行う
回転体はこれらの影響を全く受けずに停止していられ
る。
【0027】本願発明の他の局面に従えば、トレーはト
レーラックの終端がトレーギヤと離間しているため停止
している。回転体ギヤと部分ギヤの係合により回転体が
駆動部により駆動される回転体ギヤにより回転駆動さ
れ、回転体はヘッドベースユニットを第1の位置から移
動させる。回転体ギヤにより回転駆動される回転体に備
えられた回転体係合部がトレー係合部を押して、トレー
を移動せしめることにより、トレーラックをトレーギヤ
に係合せしめる。
【0028】トレーラックとトレーギヤとが噛み合い、
トレーがギヤにより駆動され、移動を開始する。回転体
が、トレーと係合する回転体突起部および部分ギヤにお
いて、トレーと回転体ギヤの両方により駆動される。
【0029】回転体が回転体ギヤから離間し、トレーと
係合する回転体突起部においてトレーのみにより回転駆
動される。
【0030】回転体ロック部が、回転体の回転動作を固
定する。
【0031】回転体とトレーとの係合が解除され、トレ
ーのみがトレーギヤによって第4の位置まで排出され
る。
【0032】本願発明のさらに他の局面に従えば、回転
体がヘッドベースユニットを第2の位置から第1の位置
へ移動させる過程では、回転凸部が回転平面によって押
され、ロック凸部がロック凹部と嵌合しているためヘッ
ドベース支持体は停止している。
【0033】ヘッドベースユニットが移動を完了したと
き回転凹部が回転凸部と嵌合する。ヘッドベース支持体
は回転体と共に移動する。ヘッドベース支持面がヘッド
ベースユニットの下に潜入する。ヘッドベース支持体は
ヘッドベースユニットを支持する。
【0034】従って、回転体と間欠的に係合駆動される
ヘッドベース支持体が、2カ所のヘッドベース支持面で
ヘッドベースユニットを支持する。このため、受け面積
が拡大し、落下などの衝撃の際のダメージを大幅に低減
することができる。
【0035】本願発明のさらに他の局面に従えば、トレ
ーが第3の位置にあるとき、側方規制解除部の位置は、
側方付勢部の位置と一致する。側方付勢部によるトレー
の第2のトレー側方規制面の押圧は解除される。
【0036】回転体ギヤにより回転駆動される回転体が
トレーとの係合部においてトレーを第4の位置へ移動せ
しめる。トレーラックとトレーギヤとは係合する。トレ
ーラックがトレーギヤと係合する直前に側方規制解除部
は、側方付勢部から外れる。側方付勢部は2のトレー側
方規制面を押圧する。
【0037】従って、トレーのスライド動作中に発生す
るトレーの左右の振れを極力減らすことができる。この
結果、トレーラックの先頭歯がトレーギヤ部の正しい歯
と噛み合うようにトレーの走行を安定させることができ
る。
【0038】
【発明の実施の形態】図1、図2、及び図3は本発明の
実施の形態におけるディスク装置の部品(組立)構成の
一部を示したものである。
【0039】図2を参照して、21は光ヘッド、22は
ディスクモータ、23はディスクモータの回転軸に固定
された回転テーブルである。24は、光ヘッド21、デ
ィスクモータ22、回転テーブル23、その他図示しな
い光ヘッド移送機構を支持する第1のヘッドベースであ
り、26は振動吸収材25a〜25bを介して第1のヘ
ッドベース24を支持する第2のヘッドベースである。
27は円筒形のピンでカシメ等の方法により第2のヘッ
ドベースに固定されている。28は第2のヘッドベース
26に取り付けられた弾性体であり、好ましくは板バネ
により構成される。20は上記要素の全てにより構成さ
れるヘッドベースユニットである。
【0040】図3を参照して、10はディスク装置のベ
ースとなる本体、40はローディング駆動源であるモー
タ、42はトレー排出を検出する検出器である。43は
ヘッドベースユニット20の上の位置への上昇を検出す
る検出器、44はモータの回転軸に固定されたモータプ
ーリ、41はモータ40および検出器42および検出器
43への配線パターンを有するP板であり、本体10に
裏面から取り付けられる。
【0041】また50は本体10の軸10aに回転可能
に取り付けらた回転体で、50aはカム溝、50bは同
期突起、50cは回転突起部である。50dは回転体5
0の回転軸を中心に一定角度だけ部分的に歯が設けられ
た部分ギヤ部、50eは本体の鉤部10bと係合するロ
ックツメ、50fはロックツメ50eが矢印50A方向
に移動して鉤部10bから解除できるようたわむことの
できる弾性部である。ロックツメ50eおよび弾性部5
0fで回転体ロック部を構成する。
【0042】また50gは本体の穴部10gに入り込ん
で本体10の裏側から露出し操作者がつまむことのでき
る操作レバーである。操作レバー50gは、突出部50
hを有する。突出部50hが本体10の裏面に掛かり、
回転体50の上方向のがたつきの防止も行う。また50
iは本体10の穴部10iを通って本体10の裏面に抜
ける突起部である。突起部50iは、回転体50が50
B方向に回転したとき検出器43のレバー43aを押し
て回転停止位置を検知する。また50mは回転体50の
回転中、高さが不変の回転平面であり、、50nは回転
平面50mに続いて設けられた回転凹部である。
【0043】47は回転体50の軸50kに回転可能に
取り付けられた中間ギヤであり、48は本体の軸10d
に回転可能に取り付けられたギヤである。回転体ギヤ部
48dは回転体50の部分ギヤ部50dと時として噛み
合い、伝達ギヤ部48aは中間ギヤ47の伝達ギヤ部4
7aと噛み合う。またここで、トレーギヤ部48hの歯
数は回転体ギヤ部48dの歯数のn倍(nは整数)であ
る。
【0044】また60は矢印60Aまたは60B方向に
スライド可能に本体10に取り付けられるヘッドベース
支持体で、60aおよび60bはヘッドベース支持体6
0が矢印60A方向にスライドしたときヘッドベースユ
ニット20(図2)の第2のヘッドベース26の底面を
下からそれぞれ支持するヘッドベース支持面である。6
0nは回転体50の回転凹部50nと嵌合/離間する回
転凸部であり、60eは本体のロック凹部10eと嵌合
/離間するロック凸部である。
【0045】回転凸部60nおよびロック凸部60eは
弾性部60cにより支持されており、またヘッドベース
支持体60の矢印60B方向の規制はヘッドベース支持
体60の規制面60fと本体10の規制面10fとの接
触により行われる。また70は本体10の軸10jに回
転可能に取り付けられた排出レバーである。突起部70
aは本体10の穴(図示せず)を通って本体10の裏面
に抜け、レバー70の回転により検出器42のレバー4
2aを押す。
【0046】また、図1において45はゴムなどの弾性
材料で作られ一端をモータプーリ44に懸けられたベル
トであり、46はベルト45を懸けるプーリ部46aと
中間ギヤ47の伝達ギヤ部47bと噛み合うギヤ部46
bで構成され、本体10の軸10kに回転可能に取り付
けられたプーリギヤである。モータ40(図3)の回転
駆動力はモータプーリ44、ベルト45、プーリギヤ4
6、中間ギヤ47、ギヤ48へと常時伝達されている。
【0047】また図1に示すように、ヘッドベースユニ
ット20は弾性体28のところで本体10に固定され、
ピン27は回転体50のカム溝50aと係合する。回転
体50の回転角度が図1および図3に示す如く50Bの
方向へ回りきり、回転体50の突起部50iが検出器4
3のレバー43aを押して回転停止しているときは、ヘ
ッドベース支持体60の回転凸部60nは回転体50の
回転凹部50nにはまりこむ。よってヘッドベース支持
体60のロック凸部60eは本体10のロック凹部10
eから外れる。ヘッドベース支持体60は矢印60Aの
方向へスライドし切った位置にある。
【0048】従ってヘッドベースユニット20はヘッド
ベース支持面60aと60bの2箇所で上の位置に支持
される。この時ピン27はカム溝50aの底面が下がっ
ている箇所50xにあってわずかに浮いている。
【0049】また、図1において30は、矢印30A方
向にスライドして操作者によるディスクの着脱が行われ
る手前の位置まで移動したり、矢印30B方向にスライ
ドしてディスクへの記録/再生が行われる奥の位置まで
移動することのできるトレーである。トレー30は、丸
溝30αまたは丸溝30βにそれぞれ異なったサイズの
ディスクを載置でき、ヘッドベースユニット20が上の
位置にあるとき開口部30aから回転テーブル23や光
ヘッド21を露出する。
【0050】図1および図3を参照して、30e、30
f、30gはトレー30の裏面に突出したリブ状の突起
部である。30eはトレー30引き込み時に回転体50
のロックツメ50eを矢印50A方向に押して本体10
の鉤部10bから離間させるロック解除部である。30
fはトレー30が排出したとき排出レバー70の突起部
70fを押して排出レバー70を回転させ突起部70a
により検出器42のレバー42aを押してトレー30の
手前の位置を検知する排出突起である。30gはトレー
30が挿入したとき排出レバー70の先端部70gを押
して排出レバー70を回転させ、突起部70aによる検
出器42のレバー42aの押圧を確実に解除させるレバ
ー戻し突起である。
【0051】また30hはトレー30の裏面に突出して
おりギヤ48のトレーギヤ部48hと噛み合うトレーラ
ックである。30j,30i、30b、30cはトレー
30の裏面に設けられた一連のリブ状突起であり、回転
体50の同期突起50bおよび回転突起部50cと係合
してトレー30と回転体50との係合部を構成してい
る。30jはトレー30の引き込みに伴いロック解除部
30eが回転体50の回転ロックを解除したとき回転体
50が矢印50B方向に回転してしまうことのないよう
同期突起50bを規制する規制部であり、30iはロッ
クツメ50eが鉤部10bから離間する直前、ロックツ
メ50eの先端が鉤部10bからわずかに離れる方向に
回転体50が回転するよう同期突起50bを押すオーバ
ーシュート突起である。
【0052】30bは回転体50が矢印50B方向への
回転を行う間、同期突起50bがはまりこんでいる同期
カムである。30cはトレー30排出のために回転体5
0がギヤ48と噛み合って矢印50B方向に回転駆動さ
れている際、回転突起部50cにより矢印30A方向に
押されるトレー突起部である。これによりトレー30は
手前へ移動せられ、トレーラック30hが回転中のトレ
ーギヤ48hと噛み合う。
【0053】また30m、30nはともにトレー30の
表面に立てられた突起であり、図示しない外装の開口部
からトレー30が出ているとき、隙間からディスクや他
の異物を入れようとしても引っかかってそれより奥へ入
らなくする。
【0054】ここで、ギヤ48と回転体50の噛み合わ
せ、回転体50とトレー30の係合、トレー30とギヤ
48の噛み合わせの正しい位相は1つしかない。トレー
ギヤ部48hの歯数は回転体ギヤ部48dの歯数の3倍
である。このため、ギヤ48とトレー30だけが噛み合
う場合、位相は3通りあり、トレー30を組み立て挿入
する際はこの3位相のうちの正しい位相にトレーギヤ部
48hとトレーラック30hとの歯が噛み合うようにし
なければならない。
【0055】そこで、ギヤ48に回転体ギヤ部48dと
同じ歯数の同期ギヤ部48kを設け、トレーラックの奥
の終端に並べて同期ラック30kを設ける。組み立ての
ためトレー30を本体10に矢印30B方向へ挿入する
際、同期ラック30kが同期ギヤ部48kと噛んで、ト
レーラック30hの奥の先頭歯をトレーギヤ部48hの
正しい歯と噛み合うようギヤ48を導く位相合わせを行
う。
【0056】図4から図7は本体10とトレー30の係
合状態を示す図である。図4はトレー30の裏側の斜視
図である。図4に示すトレー30のスライド方向に長尺
に設けたガイド溝30pの前方の部分(丸印)を上から
みると、図5に示すように、第1のトレー側方規制面3
0qと、これと向かい合い平行に設けた第2のトレー側
方規制面30sと、この第2のトレー側方規制面30s
に設けた凹形状の側方規制解除部30tが存在する。
【0057】図6は本体10の斜視図である。10m、
10nはガイド突起であり、それぞれがともにトレー3
0の第1のトレー側方規制面30qと接触する第1およ
び第2の側方ガイド部10p、10qを有している。1
0rは側方付勢突起であり、薄く構成されてバネ性を有
しており、第2のトレー側方規制面30sを押圧する側
方付勢部10s(図の向こう側)を有している。
【0058】図7はトレー30が本体10に組み込まれ
一番奥の位置にあるときの状態を上から透視した図であ
る。トレー30の側方規制解除部30tの位置は本体1
0の側方付勢突起10rの位置と一致する。側方付勢部
10sによる第2のトレー側方規制面30sの押圧は解
除されている。
【0059】以上のように構成された本実施の形態にお
けるディスク装置について、以下図面を用いてその動作
を説明する。
【0060】図8〜図13は本実施の形態におけるディ
スク装置が、ディスクに対して記録/再生を行う状態か
らトレー30を排出するまでの各過程における各構成要
素の動作および状態を示す。図8(a)〜図13(a)
は上からみた全体構成を、図8(b)〜図13(b)は
回転体50とピン27との関係を、図8(c)〜図13
(c)はヘッドベース支持体60と回転体50および第
2のヘッドベース26との関係をそれぞれ表わした概略
構成図である。
【0061】また図14は図8の過程、図15は図11
の過程のそれぞれにおいて、トレー30を透視してトレ
ー30裏面の構成部品が他の部品と係合する様子を描い
た斜視図である。
【0062】まず図8および図14は初期の状態を表わ
している。図8(a)に示す如く、トレー30は奥の位
置にあってトレーラック30hはギヤ48のトレーギヤ
部48hと離間しており、側方規制解除部30tの位置
は本体10の側方付勢突起10rの位置と一致してい
る。このため側方付勢部10sによる第2のトレー側方
規制面30sの押圧は解除されている。
【0063】また回転体50は、部分ギヤ部50dがギ
ヤ48の回転体ギヤ部48dと噛み合って矢印50B方
向に最も回転した位置にある。同期突起50bはトレー
30の同期カム30bの一番奥にはまり込んでいる。突
起部50iは検出器43のレバー43aを押して回転体
50の矢印50B方向への回転停止位置を検出している
状態である。
【0064】また図8(c)に示すように、ヘッドベー
ス支持体60の回転凸部60nが回転体50の回転凹部
50nに嵌合している。このためロック凸部60eは本
体10のロック凹部10eから抜け出て矢印60A方向
に移動した状態になっている。
【0065】ヘッドベース支持体60のヘッドベース支
持面60aおよび60bは第2のヘッドベース26の下
に潜入しヘッドベースユニット20を上の位置で支持し
ている。一方、図8(b)に示すように回転体50のカ
ム溝50aはその底面が一段下がった箇所50xがピン
27の下にある。このため、ピン27はカム溝50aか
ら離間した状態にある。またレバー70の先端部70g
がレバー戻し突起30gに規制されている。このためレ
バー70の突起部70aによる検出器42のレバー42
aへの押圧が解除されている。
【0066】次に図9(a)に示す如く、ギヤ48の回
転により回転突起部50cがトレー突起部30cに当た
るまで回転体50を矢印50C方向に回転させると、図
9(c)に示すように、ヘッドベース支持体60は矢印
60B方向に移動する。ヘッドベース支持面60aおよ
び60bは第2のヘッドベース26を下から支えていた
箇所から横へ外れる。さらにロック凸部60eが本体1
0のロック凹部10eにガイドされて下降する。同時に
回転凸部60nも回転平面50mによって下へ押されて
ロック凸部60eはロック凹部10eにはまり込む。
【0067】同時にまたヘッドベース支持体60のスト
ッパ面60fが本体10のストッパ面10fと当接する
(図3)。この位置でヘッドベース支持体60は停止し
ている。
【0068】また図9(b)に示すように、ヘッドベー
スユニット20のピン27は回転体50の回転によるカ
ム溝50aの移動により下降している。今やヘッドベー
スユニット20はピン27のみにより支えられている
(第1の排出過程)。
【0069】次に図10(a)に示す如く、回転突起部
50cがトレー突起部30cに当たり、トレーラック3
0hがトレーギヤ48hと噛み合うまでトレー30を矢
印30A方向に移動させる。この時、回転中の回転突起
部50cの進行方向はトレー30の進行方向と実質的に
同一の方向である。このため、トレーギヤ部48hの正
しい歯とトレーラック30hの先頭の歯が噛み合うよ
う、トレー30を正確に搬送することができる。
【0070】また本体10の側方付勢突起10rが側方
規制解除部30tから外れる。第2のトレー側方規制面
30sが側方付勢部10sにより押圧される。第1のト
レー側方規制面30qは第1および第2の側方ガイド部
10p、10qに押しつけられる。このため、トレー3
0は本体10に対してガタのない状態となっている。
【0071】また図10(b)に示す如く、ピン27は
カム溝50aによりさらに下降を続けている。図10
(c)に示す如くヘッドベース支持体60は、ロック凸
部60eが本体10のロック凹部10eにはまり込んだ
まま、停止している(第2の排出過程)。
【0072】図10(a)から図11(a)に到る間に
2つの過程がある。最初は、トレーラック30hとトレ
ーギヤ48hの噛み合いによってトレー30がギヤ48
に駆動せられて矢印30A方向に移動開始する。これに
よりトレー30の同期カム部30bと回転体50の同期
突起50bにおいて回転体50は矢印50C方向に回転
駆動される。しかも回転体50は部分ギヤ部50dにお
いても回転体ギヤ部48dにより駆動される。このた
め、部分ギヤ部50dが回転体ギヤ部48dから離れる
まで回転体50はトレー30とギヤ48の両方により駆
動されている(第3の排出過程)。
【0073】これに続いて、回転体50がギヤ48から
離間する。トレー30の同期カム30bにより回転体5
0の同期突起50bが押される。回転体50はトレー3
0のみにより矢印50C方向に回転駆動される。(第4
の排出過程)。
【0074】次に図11(a)および図15に示すよう
に、回転体50の同期突起50bがトレー30のオーバ
シュート突起30iにより矢印50C方向に押される。
ロックツメ50eは本体10の鉤部10bに懸かる位置
よりわずかに行き過ぎており(次の過程でロックツメ5
0eがロック解除部30eから離れたとき、ロックツメ
50eの先端と、鉤部10bの先端がひっかかって止ま
ってしまわないように)、また図11(b)に示すよう
にピン27はカム溝50aにより最も低い位置まで下げ
られている。従ってヘッドベースユニット20は下の位
置に降りている。
【0075】次に図12に示すように、トレー30がさ
らに手前に出て来ると回転体50の同期突起50bはト
レー30の同期カム30bとの係合が解除され、回転体
50の動作は完全に停止し、トレー30のロック解除部
30eもまたロックツメ50eから離れるためロックツ
メ50eは本体10の鉤部10bに完全に懸かり、以降
はトレー30のみギヤ48によって手前の位置まで排出
される。
【0076】ここで同期突起50bの横には同期カム3
0bから延長された規制部30jが存在しており、ロッ
クツメ50eが鉤部10bに完全に懸かるまでになんら
かの要因で回転体50が矢印50B方向へ戻ってしまう
のを防止している。またここで回転体50の突起部50
jはトレーラック30hと第1のトレー側方規制面30
qの裏側の壁とにより構成される溝部にはまりこみトレ
ー30排出中万が一、回転体50が回転してしまうこと
を防止している(第5の排出過程)。
【0077】図13はこのようにしてトレー30を手前
の位置まで排出しきった状態を表わしており、レバー7
0の突起部70fがトレー30の排出突起30fに押さ
れ、排出レバー70が回転して突起部70aが検出器4
2のレバー42aを押してトレー30の手前の位置(排
出完了状態)を検知している。
【0078】また図10〜図13まで、この間第2のト
レー側方規制面30sが側方付勢部10sにより押圧さ
れ続け、第1のトレー側方規制面30qは第1および第
2の側方ガイド部10p、10qに押しつけられている
ので、トレー30として本体10に対してガタのない状
態となっており、トレー30の排出動作中の左右の揺れ
が防止されている。
【0079】また図11〜図13にかけてトレー30が
装置外に排出されているときは、回転体50はギヤ48
からもトレー30からも切り放された状態であり、外へ
突出しているトレー30が操作者あるいは他の要因によ
り強制的に停止させられ、あるいは強制的に押し引きさ
れたときでも、ヘッドベースユニット20の昇降を行う
回転体50はこれらの影響を全く受けずに停止していら
れる。
【0080】また、停電、故障、組み立て工程の途中な
どでディスク装置のモータ40が動作しない状態で、装
置内に引き込まれたディスクを手動により取り出したい
とするときは、本体10の裏側から露出している回転体
50の操作レバー50gをつまみ、回転体50を矢印5
0C方向に回すと、ディスク装置は図8〜図11の動作
を行い、50bが30bの傾斜部でトレー30を矢印3
0A方向に押し出すため、あとは操作者が出てきたトレ
ー30の先端をつまんで引き出し、ディスクを取り出す
ことができる。また回転体50の操作レバー50gはそ
の突出部50hが本体10の裏面に掛かるため、回転体
10の上下のがたつきが低減され、ヘッドベースユニッ
ト20を精度良く昇降動作させることができる。
【0081】以上のようにしてトレー30を手前の位置
に排出したら、操作者によりディスクがトレー30の丸
溝30αまたは丸溝30βに載せられ、さらにトレー挿
入の操作が行われると、上記した過程を逆にたどってト
レー30が奥の位置まで挿入され、回転体50を回転さ
せて、下の位置にあったヘッドベースユニット20を上
の位置まで上昇させ、ディスクへの記録/再生動作を行
う。
【0082】図8(b’)8(c’)に示すように、ピ
ン27は回転体50のカム溝50aの底面の一番高い箇
所50Yに支持され、第2のヘッドベース26の底面は
ヘッドベース支持面60aおよび60bより高い位置に
持ち上げられる。その間にヘッドベース支持体60は矢
印60A方向に進み第2のヘッドベース26の下に潜入
する。
【0083】また回転体50の取り付けガタ等により第
2のヘッドベース26がヘッドベース支持面60aおよ
び60bと同じかやや低い高さにしか上げられなかった
としても、ヘッドベース支持面60aおよび60bそれ
ぞれに設けた誘い込み形状(面取り)60iおよび60
jが、第2のヘッドベース26の端部に設けた誘い込み
形状(面取り)26iおよび26jに誘われて、第2の
ヘッドベース26の下に潜入することができる。
【0084】以上のように、本実施例によれば、トレー
が装置から外へ突出しているときは、トレー駆動系のギ
ヤが回転体から切り放されるため、トレーが操作者ある
いは他の要因により強制的に停止させられ、あるいは強
制的に押し引きされたときでも、ヘッドベースユニット
の昇降を行う回転体はこれらの影響を全く受けずに停止
していられる。
【0085】しかも回転突起部がトレーの排出方向と実
質的に同一の方向に移動しながらトレー突起部を押す構
成とすることにより、装置の小型化が可能となる。ま
た、ギヤ比の制約によってトレーギヤ部の歯数と回転体
ギヤ部の歯数が大幅に違っていてもこれらを整数比とす
るだけでトレーラックとトレーギヤ部の歯を正しく再係
合させることができる。
【0086】また回転体と間欠的に係合駆動されるヘッ
ドベース支持体を設け、ヘッドベースユニットの支持を
2カ所のヘッドベース支持面で行うことにより受け面積
を拡大し落下などの衝撃の際のダメージを大幅に低減す
ることができる。
【0087】さらに、トレー排出時においてトレーラッ
クとトレーギヤが噛み始める直前から、トレーのスライ
ド動作中に発生する左右の振れを極力減らすための側圧
を、かけ始める構成として、トレーラックの先頭歯がト
レーギヤ部の正しい歯と噛み合うようトレーの走行を安
定させることができる。
【0088】
【発明の効果】以上のように、本願発明によれば、トレ
ーが本体から外へ突出しているときは、トレー駆動系の
ギヤが回転体から切り放される。このため、トレーが操
作者あるいは他の要因により強制的に停止させられ、あ
るいは強制的に押し引きされたときでも、ヘッドベース
ユニットを第1の位置と第2の位置と移動せしめる回転
体は、これらの影響を全く受けずに停止していられる。
【0089】また、回転突起部は、トレーの排出方向と
実質的に同一の方向にトレー突起部を押す。このため、
装置の小型化やギヤ比の制約によってトレーギヤの歯数
と回転体ギヤ部の歯数が大幅に違っていても、両者の比
を整数とするだけでトレーラックとトレーギヤの歯を正
しく再係合させることができる。
【0090】さらに、回転体と間欠的に係合駆動される
ヘッドベース支持体が設けられる。ヘッドベースユニッ
トは、2カ所のヘッドベース支持面で支持される。この
ため、受け面積を拡大し落下などの衝撃の際のダメージ
を大幅に低減することができる。
【0091】さらに、トレー排出時にトレーラックとト
レーギヤとが噛み始める直前から、トレーに側圧がかけ
られ始める。このため、トレーの前後方向へのスライド
動作中に発生するトレーの左右の振れを極力減らすこと
ができる。この結果、トレーラックの先頭歯がトレーギ
ヤ部の正しい歯と噛み合うようトレーの走行を安定させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態のディスク装置の全体構成
を示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態のディスク装置のヘッドベ
ースユニットの構成を示す斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態のディスク装置のローディ
ング部品の構成を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態のディスク装置のトレーの
裏側を示す斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態のディスク装置のトレーの
ガイド溝の前方部分の形状の詳細を示す平面図である。
【図6】本発明の実施の形態のディスク装置の本体を示
す斜視図である。
【図7】本発明の実施の形態のディスク装置の本体とト
レーの係合状態を示す平面図である。
【図8】本発明の実施の形態のディスク装置の排出動作
における初期の状態を示す概要平面図である。
【図9】本発明の実施の形態のディスク装置の排出動作
における第1の排出過程の状態を示す概要平面図であ
る。
【図10】本発明の実施の形態のディスク装置の排出動
作における第2の排出過程の状態を示す概要平面図であ
る。
【図11】本発明の実施の形態のディスク装置の排出動
作における第4の排出過程の状態を示す概要平面図であ
る。
【図12】本発明の実施の形態のディスク装置の排出動
作における第5の排出過程の状態を示す概要平面図であ
る。
【図13】本発明の実施の形態のディスク装置の排出動
作における排出完了の状態を示す概要平面図である。
【図14】本発明の実施の形態のディスク装置の排出動
作における初期の状態を示す一部透視斜視図である。
【図15】本発明の実施の形態のディスク装置の排出動
作における第4の排出過程の状態を示す一部透視斜視図
である。
【符号の説明】
10 本体 10b 鉤部 10e ロック凹部 20 ヘッドベースユニット 21 光ヘッド 23 回転テーブル 26i 誘い込み形状(ヘッドベースユニット) 26j 誘い込み形状(ヘッドベースユニット) 27 ピン 30 トレー 30b 同期カム 30c トレー突起部 30e ロック解除部 30h トレーラック 30i オーバーシュート突起 30j 規制部 48 ギヤ 48d 回転体ギヤ部 48h トレーギヤ部 50 回転体 50a カム溝 50b 同期突起 50c 回転突起 50d 部分ギヤ部 50e ロックツメ 50f 弾性部 50g 操作レバー 50m 回転平面 50n 回転凹部 60 ヘッドベース支持体 60a ヘッドベース支持面 60e ロック凸部 60i 誘い込み形状(ヘッドベース支持面) 60j 誘い込み形状(ヘッドベース支持面) 60n 回転凸部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠田 雅之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録媒体に対して記録/再生を行うヘッ
    ドを支持し、該ヘッドが該記録媒体に近接して記録/再
    生を行う第1の位置と該ヘッドが該記録媒体から離れる
    第2の位置との間で移動可能なヘッドベースユニット
    と、 所定の方向に延びるトレーラックが設けられ、該トレー
    ラックに沿って、該ヘッドが該記録媒体に記録/再生を
    行う第3の位置と操作者が該記録媒体を着脱することを
    許す第4の位置との間でスライド可能なトレーと、 駆動源と、 該駆動源によって駆動されるトレーギヤと、 該駆動源によって駆動される回転体ギヤと、 該回転体ギヤと一定角度だけ部分的に係合する部分ギヤ
    と、 該部分ギヤの回転に応じて正逆回転運動をすることによ
    り該ヘッドベースユニットを該第1の位置と該第2の位
    置との間で移動させる回転体と、を備え、 該トレーが該第3の位置にある場合には、該トレーギヤ
    は、該トレーラックと離れており、 該回転体は、該トレーが該第3の位置から所定の位置ま
    での間、該トレーと係合する回転体係合部を有してお
    り、 該回転体は、該トレーが第3の位置から第4の位置に移
    動する間に該トレーギヤが該トレーラックに係合するよ
    うに、該トレーがスライドする方向と実質的に同一の方
    向に該トレーを押し出す回転体突起部をさらに有してい
    る、ディスク装置。
  2. 【請求項2】 該トレーギヤの歯数は該回転体ギヤの歯
    数の整数倍である、請求項1に記載のディスク装置。
  3. 【請求項3】 記録媒体に対して記録/再生を行うヘッ
    ドとを支持し、該ヘッドが該記録媒体に近接して記録/
    再生を行う第1の位置と該ヘッドが該記録媒体から離れ
    る第2の位置との間で移動可能なヘッドベースユニット
    と、 所定の方向に延びるトレーラックが設けられ、該トレー
    ラックに沿って、該ヘッドが該記録媒体に記録/再生を
    行う第3の位置と操作者が該記録媒体を着脱することを
    許す第4の位置との間でスライド可能なトレーと、 駆動源と、 該駆動源によって駆動されるトレーギヤと、 該駆動源によって駆動される回転体ギヤと、 該回転体ギヤと一定角度だけ部分的に係合する部分ギヤ
    と、 該部分ギヤの回転に応じて正逆回転運動をすることによ
    り該ヘッドベースユニットを該第1の位置と該第2の位
    置との間で移動させる回転体と、 該回転体に設けられ、該ヘッドベースユニットを該第2
    の位置に保持した状態で該回転体の回転動作を固定する
    回転体ロック部と、 該トレーに設けられ、該回転体ロック部に作用して該回
    転体を回転可能な状態に解除するロック解除部とを備え
    たディスク装置。
  4. 【請求項4】 該回転体ロック部は、該回転体に一体的
    に設けられた弾性部と、該弾性部の先端に設けられ、本
    体に設けられた鉤部と係合/離間するロックツメとを含
    み、 該ロック解除部は、該トレー引き込みの際、該ロックツ
    メを押して該ロックツメと該鉤部との係合を解除する、
    請求項3記載のディスク装置。
  5. 【請求項5】 該ロック解除部は、該トレー排出の際の
    該ロックツメの係合の直前に、または該トレー引き込み
    の際の該ロックツメの解除の直前に、 該ロックツメが該鉤部から離れる方向に、該トレーと該
    回転体との係合部において該回転体を回転せしめる、請
    求項3記載のディスク装置。
  6. 【請求項6】 記録媒体に対して記録/再生を行うヘッ
    ドとを支持し、該ヘッドが該記録媒体に近接して記録/
    再生を行う第1の位置と該ヘッドが該記録媒体から離れ
    る第2の位置との間で移動可能なヘッドベースユニット
    と、 所定の方向に延びるトレーラックが設けられ、該トレー
    ラックに沿って、該ヘッドが該記録媒体に記録/再生を
    行う第3の位置と操作者が該記録媒体を着脱することを
    許す第4の位置との間でスライド可能なトレーと、該ヘ
    ッドベースユニットを該第1の位置と該第2の位置との
    間で移動させる回転体と、 該回転体と一体的に、該回転体の回転軸と直交する平面
    上に設けられた回転平面と、 該回転平面の一部に設けられた凹形状の回転凹部と、 該本体に設けられた凹形状のロック凹部と、 該ヘッドベースユニットを該第1の位置で支持するヘッ
    ドベース支持体と、 該ヘッドベース支持体の一部に設けられ、該ヘッドベー
    スユニットの下に潜入し該ヘッドベースユニットを該第
    1の位置で支持するヘッドベース支持面と、 該ヘッドベース支持体に設けられ、弾性を有し、本体の
    該ロック凹部と嵌合/離間するロック凸部と、 該ロック凸部に一体的に設けられ、該回転体の該回転凹
    部と嵌合/離間する回転凸部と、を備え、 該回転体を回転させて該ヘッドベースユニットを該第2
    の位置から該第1の位置へ移動させる過程では、該回転
    凸部が該回転平面によって押され、該ロック凸部が該ロ
    ック凹部と嵌合しているため該ヘッドベース支持体は停
    止しており、 該ヘッドベースユニットが移動を完了したとき該回転凹
    部が該回転凸部と嵌合し、該ヘッドベース支持体は該回
    転体と共に移動して該ヘッドベース支持面が該ヘッドベ
    ースユニットの下に潜入し、該ヘッドベースユニットを
    支持する、ディスク装置。
  7. 【請求項7】 該回転体が該ヘッドベースユニットを該
    第1の位置より少し高く持ち上げた状態で該ヘッドベー
    ス支持面が該ヘッドベースユニットの下に潜入を開始
    し、その後該回転体が該ヘッドベースユニットを移動さ
    せて該ヘッドベース支持面に乗せた後は該ヘッドベース
    ユニットは該回転体との係合が解除されるように、該ヘ
    ッドベースユニットと該回転体との係合を構成とした、
    請求項6記載のディスク装置。
  8. 【請求項8】 該トレーは該第2の位置では該回転体と
    係合し、 該回転体は、該ヘッドベースユニットを該第1の位置か
    ら該第2の位置まで移動させた後該トレーとの係合部を
    介して該トレーを一定量排出させることが可能であり、 該回転体には、該本体の外から操作できる位置に露出す
    る操作レバーが設けられ、該操作レバーは該本体と係合
    し、該ヘッドベース支持体の弾性力で該回転凸部から受
    ける力に抗して該本体に対して規制を行う形状を有す
    る、請求項6記載のディスク装置。
  9. 【請求項9】 該ヘッドベース支持面のうち、該ヘッド
    ベースユニットの下に最初に潜入する部分に面取り等の
    誘い込み形状を設けたことを特徴とする請求項6記載の
    ディスク装置。
  10. 【請求項10】 該ヘッドベースユニットの該ヘッドベ
    ース支持面により支持される面のうち、該ヘッドベース
    支持面が最初に潜入する部分に面取り等の誘い込み形状
    を設けたことを特徴とする請求項6記載のディスク装
    置。
  11. 【請求項11】 記録媒体に対して記録/再生を行うヘ
    ッドとを支持し、該ヘッドが該記録媒体に近接して記録
    /再生を行う第1の位置と該ヘッドが該記録媒体から離
    れる第2の位置との間で移動可能なヘッドベースユニッ
    トと、 所定の方向に延びるトレーラックが設けられ、該トレー
    ラックに沿って、該ヘッドが該記録媒体に記録/再生を
    行う第3の位置と操作者が該記録媒体を着脱することを
    許す第4の位置との間でスライド可能なトレーと、 該トレーにスライド方向に長尺に設けられた第1のトレ
    ー側方規制面と、 該第1のトレー側方規制面と相対する向きで該トレーに
    スライド方向に長尺に設けられた第2のトレー側方規制
    面と、 該第2のトレー側方規制面に1カ所設けた凹形状の側方
    規制解除部と、 該本体に、該トレーのスライド方向前後2カ所に並べて
    設けられ、ともに該第1のトレー側方規制面と接触する
    第1の側方ガイド部および第2の側方ガイド部と、 該本体に、該第1の側方ガイド部および該第2の側方ガ
    イド部の中間位置で、該トレーの該第2のトレー側方規
    制面を押圧して該第1のトレー側方規制面を該第1の側
    方ガイド部および該第2の側方ガイド部に押しつける側
    方付勢部と、 駆動源と、 該駆動源によって駆動されるトレーギヤと、 該駆動源によって駆動される回転体ギヤと、 該回転体ギヤと一定角度だけ部分的に係合する部分ギヤ
    と、 該部分ギヤの回転に応じて正逆回転運動をすることによ
    り該ヘッドベースユニットを該第1の位置と該第2の位
    置との間で移動させる回転体と、を備え、 該トレーが該第3の位置にあるとき、該側方規制解除部
    の位置は、該側方付勢部の位置と一致し、該側方付勢部
    による該トレーの該第2のトレー側方規制面の押圧は解
    除され、 該回転体ギヤにより回転駆動される該回転体が該トレー
    との係合部において該トレーを手前へ移動せしめて該ト
    レーラックを該トレーギヤに係合せしめるまでの排出過
    程において、 該トレーラックが該トレーギヤと係合する直前に該側方
    規制解除部は、該側方付勢部から外れ、該側方付勢部が
    該第2のトレー側方規制面を押圧する、ディスク装置。
  12. 【請求項12】 該トレーギヤの歯数は該回転体ギヤの
    歯数の整数倍である、請求項11に記載のディスク装
    置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7492674B2 (en) 2002-08-30 2009-02-17 Ricoh Company, Ltd. Loading mechanism, drive unit, and information processing apparatus

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