JPH10188127A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JPH10188127A
JPH10188127A JP34728796A JP34728796A JPH10188127A JP H10188127 A JPH10188127 A JP H10188127A JP 34728796 A JP34728796 A JP 34728796A JP 34728796 A JP34728796 A JP 34728796A JP H10188127 A JPH10188127 A JP H10188127A
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Tadashi Sadahira
匡史 貞平
Hirotsugu Kamiya
洋次 上谷
Shinji Kondo
信二 近藤
Hidekazu Yamashita
秀和 山下
Hideki Omori
英樹 大森
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  • Beverage Vending Machines With Cups, And Gas Or Electricity Vending Machines (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の自動販売機は、飲料に使用する水を長
時間保温する必要があり、保温のために大きな電力を消
費するという課題を有している。 【解決手段】 工程制御手段106の指示によってカッ
プと飲み物原料と瞬速昇温手段103によって昇温した
液体とを供給して、保温の必要のない自動販売機として
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱い飲料をカップ
内に注いで提供する自動販売機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の自動販売機は、飲料に使用する水
をシーズヒータ等を用いて昇温し、タンク内で保温した
ものを使用する構成としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし前記従来の構成
の自動販売機は、飲料に使用する水を長時間保温する必
要があり、保温のために大きな電力を消費するという課
題を有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、瞬速昇温手段
によって飲料に使用する水を瞬間的に昇温使用でき、保
温の必要のない自動販売機としている。
【0005】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明は、工程
制御手段の指示によってカップと飲み物原料と瞬速昇温
手段によって昇温した液体とを供給する自動販売機とし
ている。
【0006】請求項2に記載した発明は、瞬速昇温手段
を熱交換素子と容器の外側から熱交換素子を誘導加熱す
る加熱コイルによって構成し、単位体積当たりの熱交換
面積を広く取れ、かつ均一な加熱を行うことができる効
率の高い自動販売機としている。
【0007】請求項3に記載した発明は、循環用液体移
送手段によって熱交換素子を通って液体を循環させるよ
うにして、効率の高い加熱ができる自動販売機としてい
る。
【0008】請求項4に記載した発明は、補助液体タン
クに貯えた液体を熱交換素子を通る循環経路によって加
熱保温し、供給時には保温した液体を昇温して使用し、
少ない保温電力および少ない電力で熱い飲料を連続して
供給できる自動販売機としている。
【0009】請求項5に記載した発明は、定量吐出ポン
プを用いてカップ一杯分の液体のみを熱交換素子容器内
に送って昇温し、昇温した液体を吐出弁を使用して出湯
するようにして、移送経路などに液体を残すことなく、
いつでも熱い飲料を供給できる自動販売機としている。
【0010】請求項6に記載した発明は、所望温度入力
手段に設定した温度となるように、工程制御手段が加熱
電力を調節して、購入者の所望する温度の飲料を連続し
て出湯することができる自動販売機としている。
【0011】請求項7に記載した発明は、メンテナンス
用切り替え弁を操作することによって、自動販売機内の
清掃を飲料の準備時間などに影響を与えることなくでき
る自動販売機としている。
【0012】
【実施例】
(実施例1)以下、本発明の第1の実施例について説明
する。図1は本実施例の自動販売機の構成を示すブロッ
ク図である。101はカップを供給するカップ供給手
段、102は飲物の原料を供給する飲物原料供給手段、
103は液体を昇温する瞬速昇温手段、104は昇温後
の温度を測定する温度測定手段、105は例えば一端を
水道に他端を前記瞬速昇温手段に接続した液体を移送す
るための液体移送手段、106はカップ供給手段101
と飲物原料供給手段102と瞬速昇温手段103と、液
体移送手段105に指示を出しカップ飲料の供給を制御
する工程制御手段である。
【0013】なお本実施例では、液体移送手段105と
してポンプを、工程制御手段106にはマイクロコンピ
ュータを用いている。
【0014】また本実施例では、瞬速昇温手段103は
図2・図3に示した構成のものを使用している。つまり
瞬速昇温手段103は、液体と熱交換を行う熱交換素子
201と、熱交換素子201を収容する容器202と、
容器202の外側から熱交換素子201を誘導加熱する
加熱コイル203と、加熱コイル203に高周波電力を
供給する高周波電力供給手段204によって構成してい
る。また、この熱交換素子201は図3に示すような構
成としている。つまり、全体または一部が電気的に閉回
路となるようにステンレス等の金属板によって構成して
いるものである。
【0015】以下本実施例の動作について説明する。購
入者が飲物の供給を指示すると、工程制御手段106は
この指示を受けて、カップ供給手段101を駆動して所
定位置にカップを供給する。同時に液体移送手段105
を駆動して、所定の流量で瞬速昇温手段103に例えば
水等の液体を移送する。このとき工程制御手段106は
温度測定手段104の測定値が所定温度(例えば95
[℃])になるように、高周波電力供給手段204を駆動
する。こうして所定温度に昇温された液体は、飲物原料
供給手段102で供給されたコーヒー等の飲物原料と混
ぜられて、カップに供給される。
【0016】このとき、瞬速加熱手段103は、高周波
電力供給手段204からの電力供給を受けた加熱コイル
203が発生する高周波磁界によって、熱交換素子20
1が誘導加熱されて発熱している。つまり、図3に示し
ているように、熱交換素子201を構成する金属板には
加熱コイル203が発生する高周波磁界が鎖交するもの
である。このため、熱交換素子201を構成する金属板
には渦電流が発生し、この渦電流によるジュール熱によ
って熱交換素子201は発熱する。ここで、熱交換素子
201は図3に示しているように、接続構造201aに
よって巻始めと巻終わりとを電気的に接続している。つ
まり、電気的な閉ループを形成しているものである。こ
のため、熱交換素子201には均一な渦電流が流れるも
のである。よって、発生するジュール熱も均一なものと
なり、ここを流れる液体に供給する熱量も均一なものと
なる。また渦巻き構造の間隔を狭めることによって、単
位体積あたりの熱交換面積を大きくとることができ、し
かも均一な加熱ができる熱源を実現できるものである。
なお、このように接続構造201aを用いて電気的な閉
ループを作ることによって、熱交換素子201に使用す
る金属板を非磁性ステンレスとしても大きな渦電流を流
せるものである。
【0017】ここで、熱交換面積をA、熱交換素子20
1から与えられる電力の熱量をQ、水路の構成から決ま
る定数である熱伝達率をh、熱交換素子201の温度と
熱交換後の流体の温度の差をΔTとすると、これらの関
係は、ΔT=Q/(A・h)で表せる。よって、与える
熱量Qを一定とすれば、渦巻き構造の巻数を多くして熱
交換面積を大きく取るようにすれば、ΔTを小さくする
ことができるものである。液体が水であり、沸点に近い
95[℃]の水を得たい場合には、ΔTを5[deg]以内と
なるように、熱交換面積Aを設定すれば局部沸騰が発生
しない。
【0018】以上のように本実施例によれば、瞬速昇温
手段103によって昇温した液体を供給する構成として
いるため、液体を保温する必要がなく、効率の高い自動
販売機を実現できるものである。
【0019】また、瞬速昇温手段を、液体と熱交換を行
う熱交換素子201と、熱交換素子201を収容する容
器202と、容器202の外側から熱交換素子201を
誘導加熱する加熱コイル203と、加熱コイル203に
高周波電力を供給する高周波電力供給手段204によっ
て構成し、熱交換素子201は全体または一部が電気的
に閉回路となるように形成した金属板によって構成する
ことによって、熱交換に供する単位体積当たりの熱交換
面積を広く設定でき、また局部沸騰が発生しない均一な
加熱ができる自動販売機を実現できるものである。
【0020】なお、本実施例では熱交換素子201を構
成する金属板としてステンレスを用いているが、渦電流
が発生する金属板であれば材質を特に限定する必要はな
いものである。また、液体移送手段104としてポンプ
を用いているが、蛇口の開閉による水圧を利用しても構
わないことはいうまでもない。
【0021】(実施例2)続いて本発明の第2の実施例
について図4に基づいて説明する。本実施例では図4に
示しているように、液体の流れる流路を調整する循環用
切り替え弁401と、循環用液体移送手段402を使用
している。循環用液体移送手段402としては、ポンプ
を使用している。
【0022】以下、本実施例の動作について説明する。
例えば20[℃]の水を95[℃]に昇温する場合、熱伝達
効率を100[%]であるとしても4[kW](200[V],
20[A])の加熱電力では、750[ml/min]程度の流量
になる。日本国内で一般的に用いられる100[V]コン
セント用のブレーカーでは30[A]が限界であり、特別
な工事なしで流量750[ml/min]の水を20[℃]から9
5[℃]に瞬速昇温することはエネルギー計算上不可能で
ある。
【0023】そこで本実施例では、液体を熱交換素子2
01を通るように循環させることによって、少ない電力
でも保温電力なしで熱い飲料を供給できる自動販売機と
しているものである。
【0024】つまり、購入者が飲物の供給を指示すると
工程制御手段106は、循環用切り替え弁401と、循
環用液体移送手段402を制御して、液体流路が容器2
02・循環用切り替え弁401・循環用液体移送手段4
02・循環用切り替え弁401・容器202の循環系に
切り替える。この循環の期間中は、熱交換素子201は
加熱コイル203が発生する高周波磁界によって誘導加
熱され発熱しているものである。こうして、液体の温度
が上昇し温度測定手段104の測定値が例えば95[℃]
という所定値に達すると、工程制御手段106は高周波
電力供給手段204の駆動を停止する。同時に、循環用
切り替え弁401の接続をカップへの吐出側となるよう
に切り替える。こうして、循環用液体移送手段402に
よって昇温された液体を飲物原料供給手段102に供給
する。
【0025】以上のように本実施例によれば、液体を熱
交換素子201を通るように循環させることによって、
少ない電力でも保温を必要とすることなく熱い飲料を供
給できる自動販売機を実現できるものである。
【0026】(実施例3)続いて本発明の第3の実施例
について説明する。図5は本実施例の構成を示すブロッ
ク図である。本実施例では前記各実施例の構成に加え
て、瞬速昇温手段103に、補助液体タンク501と、
第2の容器505と、第2の容器505内に収容してい
る第2の熱交換素子503と、第2の容器505の外側
から第2の熱交換素子503に高周波磁界を加える第2
の加熱コイル504と、容器202中に配置している第
2の温度測定手段502とを備えている。
【0027】以下本実施例の動作について説明する。本
実施例では飲料供給が行われていない間は、工程制御手
段106は循環用切り替え弁401の接続を、容器20
2・循環用切り替え弁401・循環用液体移送手段40
2・補助液体タンク501・循環用切り替え弁401・
容器202の循環系となるように制御している。従って
補助液体タンク501中に貯留されている液体は、循環
用液体移送手段402によって加熱コイル203による
高周波磁界を受けて発熱している熱交換素子201を通
るように循環するものである。この循環は、第2の温度
測定手段502が例えば70[℃]という所定温度に達す
るまで継続される。従って、補助液体タンク502には
所定温度の液体が貯留されるものである。また、工程制
御手段106は第2の温度測定手段502が例えば65
[℃]という所定温度を下回った温度を検知すると、再び
前記循環昇温を実行するものである。なお、自然体流に
比べ循環しながら熱交換を行う強制対流方式は、一般に
熱伝達率が非常に高くなるものであり、効率よく補助昇
温を行うことができる。また、温度の低下は外気との温
度差が大きい程生じ易いため、保温温度が70[℃]の場
合は95[℃]の場合より保温に要する電力を少なくする
ことができる。
【0028】この状態で購入者によって飲物の供給が指
示されると、工程制御手段106は循環用切り替え弁4
01の接続をカップへの吐出側に切り替え、同時に、高
周波電力供給手段204を駆動する。従って循環用液体
移送手段402は、補助液体タンク501に貯留してい
る所定温度の液体を、第2の熱交換素子503を収容し
ている第2の容器505に供給する。第2の熱交換素子
503は、高周波電力供給手段204から高周波電流の
供給を受けている第2の加熱コイル504によって誘導
加熱されており、発熱しているものである。従って第2
の容器505に入った液体は、瞬間的に加熱される。こ
のとき工程制御手段106は、温度測定手段104の測
定値が例えば95[℃]という所定温度を維持するよう
に、高周波電力供給手段204を制御しているものであ
る。従って所定温度の液体は、飲物原料供給手段102
から飲物原料とともにカップ内に供給される。
【0029】以上のように本実施例は、補助液体タンク
501に貯えた液体を熱交換素子201を通る循環経路
によって加熱保温し、供給時には保温した液体を第2の
熱交換素子503によって昇温して使用するようにして
いるものである。このため、本実施例によれば、少ない
保温電力および少ない電力で安定して熱い飲料を供給で
きるものであり、特に補助液体タンク501を使用して
いるため大量の液体を連続して供給できる自動販売機を
実現するものである。
【0030】(実施例4)続いて本発明の第4の実施例
について説明する。本実施例では、瞬速昇温手段103
を図6に示すような構成としているものである。すなわ
ち、601は例えばギヤポンプのような定量吐出ポン
プ、602は吐出弁である。
【0031】飲料供給が開始されると、工程制御手段1
06は定量吐出ポンプ601を駆動して、例えば150
[ml]という一定量の液体を熱交換素子201に供給す
る。同時に、高周波電力供給手段204を駆動して、加
熱コイル202に高周波電流を供給する。従って熱交換
素子201は誘導加熱され発熱する。こうして熱交換素
子201に供給した液体は加熱される。この加熱は、温
度測定手段104の測定温度が例えば95[℃]という所
定温度に達するまで継続される。液体の温度が所定温度
に到達すると、工程制御手段106は吐出弁602を開
いて所定温度に昇温した液体を飲物原料供給手段102
に供給する。
【0032】以上のように本実施例によれば、定量吐出
ポンプ601を用いてカップ一杯分の液体のみを熱交換
素子201を収容した容器202内に送って昇温し、昇
温された液体を吐出弁602を開いて飲物原料供給手段
102に供給するようにしているものである。このため
本実施例によれば、液体の移送経路中に未使用の液体を
残すことがなく、次回の使用時にはいつも移送経路中が
空状態となっているものである。このため、常に供給す
る飲料は所定温度の熱い飲料となっているものである。
【0033】(実施例5)続いて本発明の第5の実施例
について説明する。図7に示しているように本実施例で
は、所望の温度を入力するための所望温度入力手段70
1を設けている。
【0034】所望温度入力手段701に購入者が所望温
度を指定すると、この情報は工程制御手段106に伝達
される。工程制御手段106は、瞬速昇温手段103に
よる昇温上限を前記所望温度に制限するものである。つ
まり、温度測定手段104の測定温度が所望温度に達し
た時点で、瞬速昇温手段103による加熱を停止するも
のである。このため、本実施例によれば供給する飲料の
温度を購入者の好みに応じたものとすることができる。
【0035】(実施例6)次に本発明の第6の実施例に
ついて説明する。本実施例では、図8に示しているよう
に、メンテナンス用切り替え弁801を備えているもの
である。こうして、例えば高温の水を使用して自動販売
機内を清掃したい場合に、メンテナンス用切り替え弁8
01を外部側に接続するものである。つまり、瞬速昇温
手段103によって高温に昇温されている水を一旦自動
販売機の外部に供給して別の容器によって受けるもので
ある。こうしてこの高温の水を使用して、自動販売機内
を清掃するものである。
【0036】以上のように本実施例は、メンテナンス用
切り替え弁801によって瞬速昇温手段103によって
高温に昇温されている水を一旦自動販売機の外部に供給
するようにして、清掃用の高温の水を簡単に得ることが
できる構成としているものである。勿論この時、所望温
度入力手段701に所望温度を設定するようにすれば、
所望温度の水を得ることができるものである。
【0037】このため本実施例によれば、自動販売機の
内部を清掃する等の理由で湯が必要な場合に、メンテナ
ンス用切り替え弁801を使用することによって、飲料
の準備時間などに影響を与えることなく、必要なだけ湯
を使うことができるものである。
【0038】
【発明の効果】請求項1に記載した発明は、カップを供
給するカップ供給手段と、飲物の原料を供給する飲物原
料供給手段と、液体を昇温する瞬速昇温手段と、昇温後
の温度を測定する温度測定手段と、液体を移送するため
の液体移送手段と、カップ供給手段と飲物原料供給手段
と瞬速昇温手段および液体移送手段に指示を出しカップ
飲料の供給を制御する工程制御手段を備えた構成とし
て、飲料に使用する水を瞬間的に昇温使用でき、保温の
必要のない自動販売機を実現するものである。
【0039】請求項2に記載した発明は、瞬速昇温手段
を、液体と熱交換を行う熱交換素子と、熱交換素子を収
容する容器と、容器の外側から熱交換素子を誘導加熱す
る加熱コイルと、加熱コイルに高周波電力を供給する高
周波電力供給手段によって構成し、前記熱交換素子は全
体または一部が電気的に閉回路となるように形成した金
属板によって構成して、単位体積当たりの熱交換面積を
広く取れ、かつ均一な加熱を行うことができる効率の高
い自動販売機を実現するものである。
【0040】請求項3に記載した発明は、瞬速昇温手段
を、液体と熱交換を行う熱交換素子と、熱交換素子を収
容する容器と、容器の外側から熱交換素子を誘導加熱す
る加熱コイルと、加熱コイルに高周波電力を供給する高
周波電力供給手段と、液体の流路を調整する循環用切り
替え弁と循環用液体移送手段によって構成して、熱交換
素子を通って液体を循環させるようにして、効率の高い
加熱ができる自動販売機を実現するものである。
【0041】請求項4に記載した発明は、瞬速昇温手段
を、液体と熱交換を行う熱交換素子と、熱交換素子を収
容する容器と、容器の外側から熱交換素子を誘導加熱す
る加熱コイルと、加熱コイルに高周波電力を供給する高
周波電力供給手段と、液体の流路を調整する循環用切り
替え弁と循環用液体移送手段と、補助液体タンクと、第
2の加熱コイルと、第2の熱交換素子と、第2の容器と
によって構成して、補助液体タンクに貯えた液体を熱交
換素子を通る循環経路によって加熱保温し、供給時には
保温した液体を昇温して使用し、少ない保温電力および
少ない電力で熱い飲料を連続して供給できる自動販売機
を実現するものである。
【0042】請求項5に記載した発明は、液体移送手段
を、カップ一杯分の量の液体を送る定量吐出ポンプと、
昇温された液体を吐出する吐出弁によって構成して、移
送経路などに液体を残すことなく、いつでも熱い飲料を
供給できる自動販売機を実現するものである。
【0043】請求項6に記載した発明は、所望の温度を
入力するための所望温度入力手段を備えた構成とするこ
とによって、購入者の所望する温度の飲料を連続して出
湯することができる自動販売機を実現するものである。
【0044】請求項7に記載した発明は、自動販売機内
の清掃を行うための湯を吐出するためのメンテナンス用
切り替え弁を備えた構成として、自動販売機内の清掃を
飲料の準備時間などに影響を与えることなくできる自動
販売機を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である自動販売機の構成
を示すブロック図
【図2】同、瞬速昇温手段の構成を示すブロック図
【図3】同、熱交換素子の構成を示す斜視図
【図4】本発明の第2の実施例である自動販売機に使用
している瞬速昇温手段の構成を示すブロック図
【図5】本発明の第3の実施例である自動販売機に使用
している瞬速昇温手段の構成を示すブロック図
【図6】本発明の第4の実施例である自動販売機に使用
している瞬速昇温手段の構成を示すブロック図
【図7】本発明の第5の実施例である自動販売機の構成
を示すブロック図
【図8】本発明の第6の実施例である自動販売機の構成
を示すブロック図
【符号の説明】
101 カップ供給手段 102 飲物原料供給手段 103 瞬速昇温手段 104 温度測定手段 105 液体移送手段 106 工程制御手段 201 熱交換素子 202 容器 203 加熱コイル 204 高周波電力供給手段 401 循環用切り替え弁 402 循環用液体移送手段 501 補助液体タンク 503 第2の熱交換素子 504 第2の加熱コイル 505 第2の容器 601 定量吐出ポンプ 602 吐出弁 701 所望温度入力手段 801 メンテナンス用切り替え弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山下 秀和 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 大森 英樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カップを供給するカップ供給手段と、飲
    物の原料を供給する飲物原料供給手段と、液体を昇温す
    る瞬速昇温手段と、昇温後の温度を測定する温度測定手
    段と、液体を移送するための液体移送手段と、カップ供
    給手段と飲物原料供給手段と瞬速昇温手段および液体移
    送手段に指示を出しカップ飲料の供給を制御する工程制
    御手段を備えた自動販売機。
  2. 【請求項2】 瞬速昇温手段を、液体と熱交換を行う熱
    交換素子と、熱交換素子を収容する容器と、容器の外側
    から熱交換素子を誘導加熱する加熱コイルと、加熱コイ
    ルに高周波電力を供給する高周波電力供給手段によって
    構成し、前記熱交換素子は全体または一部が電気的に閉
    回路となるように形成した金属板によって構成した請求
    項1記載の自動販売機。
  3. 【請求項3】 瞬速昇温手段を、請求項2に記載した構
    成に加え、液体の流路を調整する循環用切り替え弁と循
    環用液体移送手段によって構成した請求項1記載の自動
    販売機。
  4. 【請求項4】 瞬速昇温手段を、請求項3に記載した構
    成に加え、補助液体タンクと、第2の加熱コイルと、第
    2の熱交換素子と、第2の容器とによって構成した請求
    項1記載の自動販売機。
  5. 【請求項5】 液体移送手段を、カップ一杯分の量の液
    体を送る定量吐出ポンプと、昇温された液体を吐出する
    吐出弁によって構成した請求項1から4のいずれか1項
    に記載した自動販売機。
  6. 【請求項6】 請求項1から5のいずれか1項に記載し
    た構成に加え、所望の温度を入力するための所望温度入
    力手段を備えた自動販売機。
  7. 【請求項7】 請求項1から6のいずれか1項に記載し
    た構成に加え、自動販売機内の清掃を行うための湯を吐
    出するためのメンテナンス用切り替え弁を備えた自動販
    売機。
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JP2011525819A (ja) * 2008-06-26 2011-09-29 ネステク ソシエテ アノニム カップ状容器を加熱する装置

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