JPH10187922A - プリペイドカード - Google Patents

プリペイドカード

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JPH10187922A
JPH10187922A JP9196260A JP19626097A JPH10187922A JP H10187922 A JPH10187922 A JP H10187922A JP 9196260 A JP9196260 A JP 9196260A JP 19626097 A JP19626097 A JP 19626097A JP H10187922 A JPH10187922 A JP H10187922A
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JP
Japan
Prior art keywords
prepaid card
optical
input end
output end
optical waveguide
Prior art date
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Application number
JP9196260A
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English (en)
Inventor
Isao Tomomatsu
功 友松
Masayuki Iwase
正幸 岩瀬
Takafumi Kuboki
尚文 久保木
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分断された光路を光学的に再生することがで
きないプリペイドカードを提供する。 【解決手段】 プリペイドカード本体1の表面と裏面の
間に複数の光路2が並行に配置された度数情報の読み書
きができるプリペイドカードであって、複数の光路2は
所定の位置で少なくとも2回屈曲5A、5Bされてい
て、屈曲された部分5A、5Bの少なくとも一方がパン
チ孔P位置となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、度数情報の読み書
きができるプリペイドカードに関する。さらに詳しくは
変造、再生することが困難なプリペイドカードに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来のプリペイドカードは、プラスチッ
ク製のカードの表面に塗布してある磁気媒体に情報を記
録させておくことによって、カードの残度数を読みとる
ことができるようになっている。しかし、磁気媒体は、
容易に書き換えが可能なことから、偽造防止対策として
パンチ孔方式を導入して併用している。例えば、500
円のカードの場合、使用始めと残度数が300、10
0、50、10円を切るごとに新たなパンチ孔を開け
る。読みとり機械では、各パンチ孔を開けるべき位置に
孔が存在するかどうかを、光を透過させることによって
センシングする。ここで、例えば残度数が300円以下
のカードに対して、残度数が500円分になるように磁
気の書き換えを行っても、残度数300円以下を示す位
置に孔が開いていれば、読みとり装置では変造カードだ
と判断することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このパ
ンチ孔方式のカードは、単にカードに孔を開けその孔が
存在するかどうかを孔を透過した光を光センサーでセン
シングするという単純なシステムなので、パンチ孔を光
の通らないもので埋めてしまえば、読み取り機ではあた
かも新品のカードのように判断する。このため、変造カ
ードによる少なくない損害が出ている。上記の変造、再
生防止対策として、プリペイドカードの中に光導波路、
例えば光ファイバを並列して配置しておき、光ファイバ
の一方から光を入射して他方でその光を光センサーで受
光する方法が提案されている。
【0004】この方法は、使用度数に応じて打たれるパ
ンチ孔で光ファイバを分断するもので、パンチ孔で分断
された光ファイバには光が通らないからその受光できな
い光ファイバを光センサーで検知して、その検知結果を
度数情報として用いるものである。しかし、この光ファ
イバをパンチ孔で分断するプリペイドカードにあって
も、パンチ孔にマッチングオイル等の光透過性の優れた
物質を介在させると、分断された光ファイバが光学的に
接続されるために、分断された光ファイバを光センサー
で検知することができないという問題があることが分か
った。
【0005】本発明は上記の課題を解決し、分断された
光路を光学的に再生することができないプリペイドカー
ドを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために以下のような手段を有している。
【0007】本発明のうち請求項1のプリペイドカード
は、プリペイドカード本体の表面と裏面の間に複数の光
路が並行に配置された度数情報の読み書きができるプリ
ペイドカードであって、前記複数の光路は所定の位置で
少なくとも2回屈曲されていて、屈曲された部分の少な
くとも一方がパンチ孔位置となっていることを特徴とす
る。
【0008】本発明のうち請求項2のプリペイドカード
は、プリペイドカード本体の表面と裏面の間に並行に配
置された複数の光路の入力端と出力端が同じ面に設けら
れていることを特徴とする。
【0009】本発明のうち請求項3のプリペイドカード
は、プリペイドカード本体の表面と裏面の間に並行に配
置された複数の光路の入力端と出力端が異なる面に設け
られていることを特徴とする。
【0010】本発明のうち請求項4のプリペイドカード
は、屈曲された部分の少なくとも一方は光学的にハーフ
ミラーであって、前記ハーフミラーの部分がパンチ孔位
置となっていることを特徴とする。
【0011】本発明のうち請求項5のプリペイドカード
は、ハーフミラーは光学的にハーフミラーとして作用す
るグレーティングであることを特徴とする。
【0012】本発明の請求項1のプリペイドカードによ
れば、カード本体に配置された複数の光路は所定の位置
で少なくとも2回屈曲されていて、屈曲された部分の少
なくとも一方がパンチ孔位置となっているので、打ち抜
かれたパンチ孔で分断された光路の光軸はずれた状態と
なる。この打ち抜かれたパンチ孔に、例えば光透過性の
優れた物質を介在させても、分断された光路の光軸は一
致しないので光学的に接続状態にはならない。その結
果、分断された光路は光センサーで光を受光できないの
でその光路が分断されたことを検知することができ、ま
た、分断された光路は光軸が一致しないので変造、再生
が不可能なプリペイドカードとなる。光路は少なくとも
2回屈曲されているので、2回の屈曲で光路の入力端と
出力端を結ぶことができる。この結果屈曲部間の間隔を
少なくとも最少のパンチ孔径とすることができるので、
光路の長さを短くすることができ光路の伝送損失の大き
い材料であっても使用することが可能となり安価なプリ
ペイドカードとなる。
【0013】本発明の請求項2のプリペイドカードによ
れば、光路の入力端と出力端が同じ面に設けられている
ので、プリペイドカードの一方の面を他の情報の読み書
き面、例えば磁気媒体の読み書き面とすることができる
等より安全なプリペイドカードとすることができる。
【0014】本発明の請求項3のプリペイドカードによ
れば、プリペイドカード本体の表面と裏面の間に並行に
配置された複数の光路の入力端と出力端が異なる面に設
けられているので、プリペイドカードの読み取り装置の
光源や光センサーの配置の自由度が大きくなり読み取り
装置を安価に製造することが可能となる。
【0015】本発明の請求項4のプリペイドカードによ
れば、屈曲された部分の少なくとも一方は光学的にハー
フミラーであって、ハーフミラーの部分がパンチ孔位置
となっているので、打ち抜かれたパンチ孔の再生がより
困難となりより安全なプリペイドカードとなる。
【0016】本発明の請求項5のプリペイドカードによ
れば、ハーフミラーは光学的にハーフミラーとして作用
するグレーティングであるので、光導波路そのものに直
接凹凸を設けることができるので簡単に形成することが
できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係るプリペイドカ
ードの実施の形態を図1ないし図7を参照してより詳細
に説明する。
【0018】(実施の形態1)図1(イ)ないし(ニ)
において、1はプリペイドカード本体、2は光導波路で
ある。2Aは光導波路2の入力端、2Bは光導波路2の
出力端である。プリペイドカード本体1は図1(ロ)に
示す拡大断面図で明らかなように透明な樹脂、例えばポ
リカーボネイト樹脂(以下PC樹脂という)からなる並
行に配置された複数の光導波路2の両面に、例えばポリ
エチレンテレフタレート樹脂(以下PET樹脂という)
製の透明シート3A、3BがUV硬化接着剤4により張
り合わされた3層構造のラミネート構造となっている。
光導波路2を構成するPC樹脂の屈折率は1.59、光
導波路2の両側のUV硬化接着剤4の屈折率は1.46
であって、光導波路2がコア、UV硬化接着剤4がクラ
ッドとなっている。
【0019】光導波路2は図1(ハ)に示すように略台
形状の断面形状に形成され、2つの斜面2C、2Cの部
分には、例えば金メッキが施されてミラー5A、5Bが
形成されている。2つの斜面2C、2Cの角度は本実施
の形態では45°となっている。プリペイドカード本体
1の透明シート3Aの表面に設けられた光路の入力端2
Aおよび出力端2Bは、透明シート3Aに塗布された、
例えば白色塗料6に未塗装の窓を開けることによって形
成される。プリペイドカード本体1の透明シート3Bの
表面は、透明シート3Aに塗布された塗料と同様の、例
えば白色塗料6が塗布されている。勿論、プリペイドカ
ード本体1の透明シート3Aまたは透明シート3Bの表
面に磁気塗料を塗布して、磁気情報を読み書きできるよ
うにしてもよい。以上説明したように、本実施の形態の
プリペイドカードは光路の入力端2Aから出力端2Bま
での間に2回屈曲されて入力端2Aおよび出力端2Bが
同じ面に形成されている。本実施の形態では、光路の屈
曲部であるミラー5A、5Bのいずれか少なくとも一方
がパンチ孔位置となっている。
【0020】このプリペイドカードが未使用であると以
下のようになる。それぞれの入力端2Aに入力された全
ての光はそれぞれミラー5Aで直角に屈曲されて光導波
路2を伝播して、ミラー5Bで再度直角に屈曲されて出
力端2Bから全て出力される。出力端2Bから出力され
る全ての光をそれぞれ光センサーで検知した場合にはい
ずれの光路も分断されていないことが分かり未使用であ
ると判断される。ここで、図2に示すようにある光路の
入力端2Aまたは出力端2Bの少なくとも一方、例えば
入力端2Aにパンチ孔Pが打ち抜かれるとミラー5Aの
部分がなくなるので、入力端2Aの有った部分から入力
された光はそのまま裏面に透過してしまうので光導波路
2を伝播して、ミラー5Bで屈曲されて出力端2Bから
出力されることはない。
【0021】したがって、出力端2Bでは光を検知でき
ないのでこの光路が分断されたことが分かる。仮に、例
えばこのパンチ孔Pに光透過性の優れた物質を介在させ
ても、入力端2Aの有った部分から入力された光はその
まま裏面に透過してしまい出力端2Bでは光を検知でき
ないのでこの光路を復旧させることができない。
【0022】(実施の形態2)図3(イ)ないし(ハ)
において、11はプリペイドカード本体、12は光導波
路である。12Aは光導波路12の入力端、12Bは光
導波路12の出力端である。本実施の形態2の特徴は、
図3(ロ)または(ハ)に示す拡大断面図で明らかなよ
うに光導波路12の入力端12Aと出力端12Bが別の
面に設けられていることである。すなわち、透明な樹
脂、例えばPC樹脂からなる光導波路12の両面にV溝
12C、12Cが所定の間隔を有して形成されていて、
V溝12C、12Cの少なくとも対向する斜面12D、
12Dには例えば金メッキが施されてミラー15A、1
5Bが形成されている。ミラー15A、15Bが形成さ
れている斜面12D、12Dの角度は実施の形態1と同
様に45°となっている。その他の構成は実施の形態1
と同様につき同一部材には同一符号を付して詳細な説明
は省略する。
【0023】本実施の形態の場合、例えば光路の出力端
12Bが打ち抜かれるとミラー15Bがなくなる。その
結果、入力端12Aに入力された光はミラー15Aで直
角に屈曲されて光導波路2を伝播するもののミラー15
Bがないので、屈曲されて出力端12Bから出力される
ことはない。したがって、出力端12Bでは光を検知で
きないのでこの光路が分断されたことが分かる。仮に、
例えばこのパンチ孔に光透過性の優れた物質を介在させ
ても、入力端12Aに入力された光はミラー15Aで直
角に屈曲されて光導波路12を伝播するもののミラー1
5Bがないので、そのまま直進してしまい出力端12B
から出力されることはなくこの光路を復旧させることが
できない。
【0024】(実施の形態3)図4(イ)ないし(ハ)
において、21はプリペイドカード本体、22は光導波
路である。22Aは光導波路22の入力端、22Bは光
導波路22の出力端である。22Cは光源のモニター端
である。本実施の形態3の特徴は、図4(ロ)または
(ハ)に示す拡大断面図で明らかなように光導波路22
の入力端22Aと出力端22Bが実施の形態1と同様に
同じ面に設けられていて、さらに入力端22Aに対応す
る別の面に光源のモニター端22Cが設けられているこ
とである。すなわち、透明な樹脂、例えばPC樹脂から
なる光導波路22は実施の形態1と同形状のもので、2
つの斜面22C、22Dのうち入力端22Aに対応する
斜面22Cにはハーフミラ25A、出力端22Bに対応
する斜面22Dにはミラ25Bが形成されている。その
他の構成は実施の形態1と同様につき同一部材には同一
符号を付して詳細な説明は省略する。
【0025】本実施の形態では、光路の屈曲部であるハ
ーフミラー25A、ミラー25Bのいずれか少なくとも
一方がパンチ孔位置となっているがより好ましいのはハ
ーフミラー25Aがパンチ孔位置となっていることであ
る。このプリペイドカードが未使用であると以下のよう
になる。それぞれの入力端22Aに入力された全ての光
はそれぞれハーフミラー25Aで直角に屈曲される光と
そのまま直進する光に分岐される。直角に屈曲された光
は光導波路22を伝播して、ミラー25Bで再度直角に
屈曲されて出力端22Bから全て出力される。出力端2
2Bから出力される全ての光をそれぞれ光センサーで検
知した場合にはいずれの光路も分断されていないことが
分かり未使用であると判断される。
【0026】一方、ハーフミラー25Aをそのまま通過
した光はモニター端22Cから出力され、光センサーで
検知される。仮に、入力端22Aに入力される光源に異
常があって光が入力されなかった場合にその光路の出力
端22Bからは光が出力されないので、この光路はパン
チ孔で分断されたと判断されるが、モニター端22Cか
らも光出力がないことが分かれば入力側の光源に異常が
あることがわかる。また、ハーフミラー25Aがパンチ
孔位置となっているとハーフミラーの再生はミラーより
困難であるので、より安全度の高いプリペイドカードと
なる。
【0027】(実施の形態4)図5(イ)ないし(ニ)
において、31はプリペイドカード本体、32は光導波
路である。32Aは光導波路32の入力端、32Bは光
導波路32の出力端である。32Cは光源のモニター端
である。本実施の形態4の特徴は、図5(ロ)または
(ニ)に示す拡大断面図で明らかなように光導波路32
の入力端32Aと出力端32Bが実施の形態3と同様に
同じ面に設けられていて、さらに入力端32Aに対応す
る別の面に光源のモニター端32Cが設けられているこ
とである。すなわち、透明な樹脂、例えばPC樹脂から
なる光導波路32は入力端32Aに対応する位置に光学
的にハーフミラとして作用するグレーティング35Aが
形成されている。また出力端32Bに対応する位置には
同様にグレーティング35Bが形成されている。その他
の構成は実施の形態3と同様につき同一部材には同一符
号を付して詳細な説明は省略する。本実施の形態では、
その作用、効果も実施の形態3と同様につき詳細な説明
は省略する。
【0028】(その他の実施の形態)図6は他の実施の
形態を示す主要部の拡大断面図である。この実施の形態
のプリペイド本体41の特徴は光導波路43に設けられ
た光路の屈曲部を形成するミラー45A、ミラー45B
が凹面となっていること。および入力端42A、出力端
42Bがシリコーン接着剤44で形成されていること。
また入力端42A、出力端42B側のPET樹脂製の透
明シート3Aの替わりにカーボンブラックを添加した黒
色のポリプロピレンのシート43Aが用いられているこ
とである。ミラー45A、ミラー45Bが凹面となって
いると光導波路43および出力端42Bに効率よく光を
導き出力させることができる。
【0029】また、透明シート3Aの替わりにカーボン
ブラックを添加した黒色のポリプロピレンのシート43
Aを用いるとシートの表面に塗料を塗布することなくそ
のまま絵柄等を印刷することができる。図7はさらに他
の実施の形態を示すもので、上記各実施の形態にあって
は入力端と出力端を結ぶ光導波路はそれぞれ1対1の対
になっているが本実施の形態にあっては、光導波路53
は入力側の部分53Aが1本で出力側の部分53Bが2
本に分岐したものである。このように分岐した光導波路
53を用いることによって入力側の光源を半分にするこ
とができ、プリペイドカードの読み取り装置をより安価
にすることができる。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の請求項1の
プリペイドカードによれば、カード本体に配置された複
数の光路は所定の位置で少なくとも2回屈曲されてい
て、屈曲された部分の少なくとも一方がパンチ孔位置と
なっているので、打ち抜かれたパンチ孔で分断された光
路の光軸はずれた状態となる。この打ち抜かれたパンチ
孔に、例えば光透過性の優れた物質を介在させても、分
断された光路の光軸は一致しないので光学的に接続状態
にはならない。その結果、分断された光路は光センサー
で光を受光できないのでその光路が分断されたことを検
知することができ、また、分断された光路は光軸が一致
しないので変造、再生が不可能なプリペイドカードとな
る。光路は少なくとも2回屈曲されているので、2回の
屈曲で光路の入力端と出力端を結ぶことができる。この
結果屈曲部間の間隔を少なくとも最少のパンチ孔径とす
ることができるので、光路の長さを短くすることができ
光路の伝送損失の大きい材料であっても使用することが
可能となり安価なプリペイドカードとなる。
【0031】本発明の請求項2のプリペイドカードによ
れば、光路の入力端と出力端が同じ面に設けられている
ので、プリペイドカードの一方の面を他の情報の読み書
き面、例えば磁気媒体の読み書き面とすることができる
等より安全なプリペイドカードとすることができる。
【0032】本発明の請求項3のプリペイドカードによ
れば、プリペイドカード本体の表面と裏面の間に並行に
配置された複数の光路の入力端と出力端が異なる面に設
けられているので、プリペイドカードの読み取り装置の
光源や光センサーの配置の自由度が大きくなり読み取り
装置を安価に製造することが可能となる。
【0033】本発明の請求項4のプリペイドカードによ
れば、屈曲された部分の少なくとも一方は光学的にハー
フミラーであって、ハーフミラーの部分がパンチ孔位置
となっているので、打ち抜かれたパンチ孔の再生がより
困難となりより安全なプリペイドカードとなる。
【0034】本発明の請求項5のプリペイドカードによ
れば、ハーフミラーは光学的にハーフミラーとして作用
するグレーティングであるので、光導波路そのものに直
接凹凸を設けることができるので簡単に形成することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプリペイドカードの一実施の形態を示
す説明図で、(イ)は平面図、(ロ)は主要部の拡大断
面図、(ハ)は光導波路の断面図、(ニ)は光導波路の
底面図である。
【図2】図1のプリペイドカードにパンチ孔を明けた状
態を示す断面図である。
【図3】本発明のプリペイドカードの他の実施の形態を
示す説明図で、(イ)は平面図、(ロ)は主要部の拡大
断面図、(ハ)は光導波路の部分拡大断面図である。
【図4】本発明のプリペイドカードのその他の実施の形
態を示す説明図で、(イ)は平面図、(ロ)及び(ハ)
は主要部の拡大断面図である。
【図5】本発明のプリペイドカードのその他の実施の形
態を示す説明図で、(イ)は平面図、(ロ)及び(ハ)
は主要部の拡大断面図、(ニ)は光導波路の平面図であ
る。
【図6】本発明のプリペイドカードのその他の実施の形
態を示す主要部の拡大断面図である。
【図7】本発明のプリペイドカードのその他の実施の形
態を示す光導波路の平面図である。
【符号の説明】
1 プリペイドカード本体 2 光導波路 2A 光導波路の入力端 2B 光導波路の出力端 3A、3B 透明シート 4 UV硬化接着剤 5A、5B ミラー P パンチ孔

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリペイドカード本体の表面と裏面の間
    に複数の光路が並行に配置された度数情報の読み書きが
    できるプリペイドカードであって、前記複数の光路は所
    定の位置で少なくとも2回屈曲されていて、屈曲された
    部分の少なくとも一方がパンチ孔位置となっていること
    を特徴とするプリペイドカード。
  2. 【請求項2】 プリペイドカード本体の表面と裏面の間
    に並行に配置された複数の光路の入力端と出力端が同じ
    面に設けられていることを特徴とする請求項1のプリペ
    イドカード。
  3. 【請求項3】 プリペイドカード本体の表面と裏面の間
    に並行に配置された複数の光路の入力端と出力端が異な
    る面に設けられていることを特徴とする請求項1記載の
    プリペイドカード。
  4. 【請求項4】 屈曲された部分の少なくとも一方は光学
    的にハーフミラーであって、前記ハーフミラーの部分が
    パンチ孔位置となっていることを特徴とする請求項1な
    いし請求項3記載のプリペイドカード。
  5. 【請求項5】 ハーフミラーは光学的にハーフミラーと
    して作用するグレーティングであることを特徴とする請
    求項1ないし請求項4記載のプリペイドカード。
JP9196260A 1996-10-23 1997-07-23 プリペイドカード Pending JPH10187922A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006277700A (ja) * 2004-04-28 2006-10-12 Dainippon Printing Co Ltd 非接触型データキャリア用導電部材とその製造方法及び装置

Cited By (2)

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