JPH10182082A - 昇降リフト - Google Patents
昇降リフトInfo
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- JPH10182082A JPH10182082A JP9043794A JP4379497A JPH10182082A JP H10182082 A JPH10182082 A JP H10182082A JP 9043794 A JP9043794 A JP 9043794A JP 4379497 A JP4379497 A JP 4379497A JP H10182082 A JPH10182082 A JP H10182082A
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- Types And Forms Of Lifts (AREA)
Abstract
を有する人が使用するに便利な主として自動車へ乗り降
りするために簡便な昇降リフトを提供する。 【解決手段】 荷物をその上に積載する積載板1、該積
載板1の積載面を水平に保ちながら上下方向へ該積載板
1を案内する案内部材3、自動車から出た排気ガスを吸
排気することによって、該案内部材3を駆動し、これに
よって前記の積載板1を上下動自在とするエアバッグ
2、及び該エアバッグ2に設けられた吸排気管口と自動
車の排気管口9とを接続するフレキシブル配管5を含む
昇降リフトである。
Description
ィキャップを有する人が容易に携帯することができる昇
降リフトに関する。
キャップを有する人及び/又は荷物を容易に昇降できる
ようにするための昇降リフトとして、圧縮空気や油圧等
の流体圧力により流体圧シリンダを作動させる昇降リス
トが一般に知られている。
させるために、コンプレッサ等の流体圧力発生機が必要
となり、しかもこれを駆動するための電源も必要である
ために、その使用場所が限定されてしまう。また、その
重量も重くなるため、段差がある場所に固定設置されて
いるのが一般的であって、特に、ハンディキャップを有
する人又は介護者が簡単に持ち運びするということは、
困難であった。
方式に代わって、エアバッグを使用する方式が、例えば
特開平7−137995号公報等において提案されてい
る。この方式では軽量のエアバッグを用いるため、流体
圧シリンダを用いる方法に比べてリフトを軽量化でき、
しかも構造が単純であるという利点を有している。しか
しながら、前掲のリフトは、依然としてブロアやファン
のようなエアバッグへの空気の供給装置を必須とするた
め、これらの付帯装置と共に固定設置する分には問題は
少ないが、ハンディキャップを有する人又は介護者が簡
単に持ち運びできるものではなかった。
な問題に鑑み、エアバッグによる昇降リフトにおいて、
エアバッグへ空気を供給するに際して、特別な装置を必
要とすることもなく、身体にハンディキャップを有する
人又は介護者であっても、容易に持ち運びすることので
きるコンパクトでかつ携帯性に優れた昇降リフトを提供
することにある。
ば、(請求項1) 荷物をその上に積載する積載板、該
積載板の積載面を水平に保ちながら上下方向へ該積載板
を案内する案内部材、自動車から出た排気ガスを吸排気
することによって、該案内部材を駆動し、これによって
前記の積載板を上下動自在とするエアバッグ、及び該エ
アバッグに設けられた吸排気管口と自動車の排気管口と
を接続するフレキシブル配管を含む昇降リフト、(請求
項2) 前記のフレキシブル配管の途中にエア抜き弁及
び逆止弁を設けた請求項1記載の昇降リフト、(請求項
3) 前記の案内部材及びエアバッグを下方で支持する
ベース板を含む請求項1又は請求項2記載の昇降リフ
ト、(請求項4) 少なくとも前記の積載板は剛性を有
する補強材と、エアバッグの伸縮力を該補強材へ伝達す
る可撓性の膜材とからなる請求項1記載の昇降リフト、
及び(請求項5) 積載板上に載荷する荷物が車椅子で
ある請求項1〜4の何れか一項に記載の昇降リフトが提
供される。
について、以下に図面を参照しながら、その作用と共
に、更に詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例を
示した斜視図である。該図において、1は積載板、2は
エアバッグ、3は案内部材、4はベース板、5はフレキ
シブル配管、6はエア抜き弁、7は逆止弁、8はジョイ
ント、9は自動車の排気管口をそれぞれ示す。
て、積載板1は、車椅子用の剛直なガイドレール1a
(及び1a´)、可撓性の膜材1b、蝶板1c、及び剛
直な補強板1dを含んで構成されている。また、ベース
板4も積載板1と同様に、剛直部材4a(及び4a
´)、膜材4b、蝶板2c、及び剛直な補強板2dを含
んで構成され、前記の案内部材及びエアバッグを下方で
支持している。なお、該膜材1bと2bはそれぞれ剛直
な補強板1dと2dとに展延されており、その素材とし
てはポリエステル、ナイロン、アラミド等の合成樹脂か
らなる織編物あるいはフィルム等を使用することができ
る。
ィルム等の折り畳み自在の可撓性と気密性とを有する素
材で形成された一体式の筒状体である。そして、該エア
バッグ2は、二つの膜材1bと4bとに接触するように
設けられ、該エアバッグ2の伸縮に応じて膜材1bと4
bとに伸縮力を及ぼす。ここで、一方では膜材4bは剛
直な補強板4dを介して床面上に設けられているためそ
の運動の自由度はない。他方では、エアバッグ2の伸縮
運動に対応して膜材1bは自由に上下運動することがで
きるため、この運動に呼応して膜材1bが展延された補
強板1dも自由に上下運動することができる。なお、エ
アバッグ2の膨張圧力は0.1〜2kg/cm2程度であるの
で、自動車の排気ガスを有効に使用することができるの
である。
4とをそれぞれ支持する剛性部材3aと3b、該剛性部
材3aと3bとにそれぞれ係合するピン3c及び3c
´、そして同じく剛性部材3aと3bとに係合して、案
内溝を転動するローラ3d及び3d´、第1リンク片3
eと第2リンク片3f、該二つのリンク片3eと3fと
をX型に交差点において回転自在に軸支するピン3gを
含んで構成され、これら第1リンク片3eと第2リンク
片3fは一組としてX型のリンク機構を構成する。そし
て、このX型のリンク機構は左右に対として設けられ、
積載板1の積載面を床面に対して水平に保ちながら該積
載板1を上下に案内する役割を果たす。
されているため、エアバック2の伸縮に呼応して積載板
1へ伸縮力が伝達され、そして積載板1の伸縮力に呼応
して案内部材3が上下することで、積載板1を床面に平
行に保ちながら昇降させることができるのである。
車からの排ガスを充填又は排出することで、容易に上下
方向へ伸縮できる構造となっている。なお、前述のよう
にエアバッグ2のガス膨張圧力は0.1〜2kg/cm2程
度と小さいため、該エアバッグ2の受圧面積を適当に設
定することで、車椅子及び/又は人であっても自動車の
排ガスの圧力で容易に持ち上げたり、下降させたりする
ことが出来るのである。さらに、エアバッグ2には、排
ガスを給排気するためのフレキシブル配管5の一端が接
続され、他端は自動車の排気管口9にジョイント8を介
して接続される。
と気密性とを具備しており、しかも逆止弁7が設けられ
ているため、エアバッグ内の排ガスが自動車の排気管口
4へ逆流するのを防止している。このように逆止弁7に
よって、エアバッグ2内から逃げられなくなった排ガス
を抜くため、エア抜き弁6を逆止弁7とエアバッグ2の
間に設けてある。このエア抜き弁6を開閉することによ
って、エアバッグ2内の排ガスを円滑に排出することが
可能となり、エアバッグ2を折り畳む際に、容易にガス
を排出することができる。なお、ここで用いられるエア
抜き弁6としては、ボールバルブ、コック、電磁弁等が
好適に使用できる。
ある車椅子用リフトに関して、その動作を以下に詳細に
説明する。
は人を積載する。そして、図1に示すエア抜き弁6を閉
じた状態でフレキシブル配管5の開放端に設けられたジ
ョイント8を自動車の排気管口4とへ接続して、自動車
の排ガスをエアバッグ2内へ充填する。この排ガスのエ
アバッグ2内への充填に伴って、エアバッグ2は、排ガ
スの膨張圧力によって上方向へと伸長する。このとき、
案内部材3を介在させることで床面に対して平行な面を
保ちながら積載板1を所要の高さまで押し上げる。この
積載板1の押し上げが完了した時点において、フレキシ
ブル配管5を自動車の排気管口4から取り外すことによ
り、エアバッグ2への排ガスの供給を停止し、積載板1
の上昇を停止させることが出来る。なお、この際フレキ
シブル配管5に設けられたエア抜き弁6とエアバッグ2
の配管接続口との間にバルブを設けて、このバルブの閉
じるとともに、自動車から供給される排ガスをエア抜き
弁6から逃がすようにすることもできる。
き弁6を開放することにより積載板1は積載された車椅
子及び/又は人の自量により自動的に下降する。このと
き、エア抜き弁6の開度を調整することによりエアバッ
グ2内の排ガス排出流量が可変として、積載板1の下降
速度を任意に設定してもよいし、流量調整弁を新たに設
けてもよい。以上のようにしてエアバック2から排ガス
を排出しおわると、蝶板1cと4cとで積載板1とベー
ス板4をそれぞれ二つ折りにし、コンパクトに折り畳
む。
ハンディキャップを有する人及び介護者が、簡単に持ち
運びできることが好ましく、コンパクトで、かつ軽量で
あることが要求される。これに関しては、本発明の他の
実施態様を例示した図2に示す昇降リフトを参照しなが
ら詳細に説明する。なお、図2-(a)は、昇降リフトを折
り畳む前の状態、図2-(b)は、該昇降リフトを折り畳ん
だ後の状態を示した斜視図であって、図2-(c)は積載板
とベース板とにそれぞれ使用される膜体1b及び4b
と、剛性を有する補強材1d及び4dとを例示した斜視
図である。
と異なるのは、摺動自在のスライダー3hと3h´をロ
ーラ3dと3d´に代えて使用していることである。ま
た、図2の実施態様では、ストッパー3iと3i´とが
設けられており、スライダー3hと3h´の摺動位置を
規制することで積載板の上昇限度を調整自在としてい
る。さらに、ガイド板10a、10b、10a´、及び
10b´が設けられており、リフトが上昇又は下降中に
車椅子がガイドレールから脱落するのを防止するための
ストッパーの役割を果たしている(図2-(a))。そし
て、最下降位置にある場合には、該ガイド板10bと1
0b´は図図2-(b)に示すように回動させて、その一端
を床面に接触させることで車椅子が容易にガイドレール
の溝にはまり込むようにすることができる。また、8本
の固定ネジ11を緩めることでリフトを数個のパーツに
分解することもできる。
供給源をブロア、送風機とすることがなく、自動車の排
気ガスを利用でき、しかも折り畳むことも可能な軽量構
造としてあるため、持ち運びに便利であって、収納性に
優れた昇降リフトを提供できるという格別顕著な効果を
奏する。
例示した斜視図である。
した斜視図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 荷物をその上に積載する積載板、 該積載板の積載面を水平に保ちながら上下方向へ該積載
板を案内する案内部材、 自動車から出た排気ガスを吸排気することによって、該
案内部材を駆動し、これによって前記の積載板を上下動
自在とするエアバッグ、及び該エアバッグに設けられた
吸排気管口と自動車の排気管口とを接続するフレキシブ
ル配管を含む昇降リフト。 - 【請求項2】 前記のフレキシブル配管の途中にエア抜
き弁及び逆止弁を設けた請求項1記載の昇降リフト。 - 【請求項3】 前記の案内部材及びエアバッグを下方で
支持するベース板を含む請求項1又は請求項2記載の昇
降リフト。 - 【請求項4】 少なくとも前記の積載板は剛性を有する
補強材と、エアバッグの伸縮力を該補強材へ伝達する可
撓性の膜材とからなる請求項1記載の昇降リフト。 - 【請求項5】 積載板上に載荷する荷物が車椅子である
請求項1〜4の何れか一項に記載の昇降リフト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9043794A JPH10182082A (ja) | 1996-10-30 | 1997-02-27 | 昇降リフト |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28825396 | 1996-10-30 | ||
JP8-288253 | 1996-10-30 | ||
JP9043794A JPH10182082A (ja) | 1996-10-30 | 1997-02-27 | 昇降リフト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10182082A true JPH10182082A (ja) | 1998-07-07 |
Family
ID=26383624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9043794A Pending JPH10182082A (ja) | 1996-10-30 | 1997-02-27 | 昇降リフト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10182082A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105692492A (zh) * | 2016-03-14 | 2016-06-22 | 王慧敏 | 一种气囊式千斤顶 |
CN106276682A (zh) * | 2016-08-30 | 2017-01-04 | 安徽安庆市沙氏汽车配件有限公司 | 一种气囊千斤顶 |
CN114803274A (zh) * | 2022-04-18 | 2022-07-29 | 中航西安飞机工业集团股份有限公司 | 一种便携式可升降柔性运输设备及其使用方法 |
CN114890352A (zh) * | 2022-05-05 | 2022-08-12 | 贵州桥梁建设集团有限责任公司 | 一种机电安装用升降装置 |
-
1997
- 1997-02-27 JP JP9043794A patent/JPH10182082A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105692492A (zh) * | 2016-03-14 | 2016-06-22 | 王慧敏 | 一种气囊式千斤顶 |
CN106276682A (zh) * | 2016-08-30 | 2017-01-04 | 安徽安庆市沙氏汽车配件有限公司 | 一种气囊千斤顶 |
CN114803274A (zh) * | 2022-04-18 | 2022-07-29 | 中航西安飞机工业集团股份有限公司 | 一种便携式可升降柔性运输设备及其使用方法 |
CN114803274B (zh) * | 2022-04-18 | 2023-09-05 | 中航西安飞机工业集团股份有限公司 | 一种便携式可升降柔性运输设备及其使用方法 |
CN114890352A (zh) * | 2022-05-05 | 2022-08-12 | 贵州桥梁建设集团有限责任公司 | 一种机电安装用升降装置 |
CN114890352B (zh) * | 2022-05-05 | 2023-06-02 | 贵州桥梁建设集团有限责任公司 | 一种机电安装用升降装置 |
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