JPH10181252A - 文字練習用紙 - Google Patents

文字練習用紙

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JPH10181252A
JPH10181252A JP34871996A JP34871996A JPH10181252A JP H10181252 A JPH10181252 A JP H10181252A JP 34871996 A JP34871996 A JP 34871996A JP 34871996 A JP34871996 A JP 34871996A JP H10181252 A JPH10181252 A JP H10181252A
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JP
Japan
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character
brush
kanji
line
practice
Prior art date
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Pending
Application number
JP34871996A
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English (en)
Inventor
Minoru Kiyama
稔 木山
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Individual
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明は、文字練習用紙に関する。 【解決手段】 一文字の漢字を複数の文字構成要素に分
解して、各分解した文字構成要素毎の練習型を表わして
なる文字練習用紙を提供せんとするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、文字練習用紙に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、日本語の漢字や平仮名等を正しい
型に書くためには、予め正しい型の文字を何度もなぞっ
て、いわゆる体で型を覚えるという訓練が必要とされて
いた。
【0003】従って、正しい文字が予め印刷された練習
用紙を用意し、その正しい文字の上から硬筆或は毛筆で
なぞって正しい文字の型が記憶されるようにしたものが
あったり、仮想の正しい文字型の要所にマークを付し
て、マークを目印にして正しい文字を創作しながら型を
覚えるようにした練習用紙があったり、正しい文字の型
の上面に方眼枠を付して、文字の型のバランスを覚える
ようにしたもの等各種のものがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、これらの練習
用紙は一つの文字全体を一気に完成するような練習の仕
方に構成されているため、複雑な漢字の場合は一文字を
一気に正しい型で完成することは困難であり、書き初め
部分と書き終りの部分とのバランスがとれない場合が多
く、特に複雑な一文字の漢字を構成する構成要素が多い
もの程、かかる傾向が強くなる。
【0005】また、特に毛筆の場合は、毛筆の穂先の動
きの軌跡を練習文字に表わしたものがないため、毛筆に
よる文字の太さ、すなわち線の幅員と形にのみ気をとら
れて、毛筆文字で最も大切な穂先の動きにともなう線の
太さの形成が忘れられてしまうおそれがあり、毛筆の、
いわゆる「筆の運び」が正確に練習できない欠点があっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、一文字の漢
字を複数の文字構成要素に分解して、各分解した文字構
成要素毎の練習型を表わしてなる文字練習用紙を提供せ
んとするものである。
【0007】また、練習型には、毛筆筆跡の外周縁を縁
取った縁取り線に、毛筆の筆先の運筆通過線を表記した
ことにも特徴を有する。
【0008】
【発明の実施の形態】この発明では、一文字の漢字の型
を練習する場合は、まずこの漢字を分解した文字構成要
素毎の練習型をなぞって練習し、各文字構成要素の練習
が終了した後に、各文字構成要素を組合わせて形成され
た一文字の漢字を練習することになる。
【0009】そして、毛筆で練習する場合には、毛筆の
太線に表記した毛筆の穂先の運筆通過線に沿って穂先を
なぞっていきながら太線を画くことにより文字構成要素
及び一文字の漢字の毛筆練習を行うものである。
【0010】
【実施例】この発明の実施例を図面に基づき詳説する
と、図1、図2に示すのは、本発明の文字練習用紙Aを
示すものであり、文字練習用紙Aには、例えば、「星」
という一文字の漢字1を「日」と「生」の二個の文字構
成要素2-1,2-2 に分解したものを朱色で印刷している。
【0011】文字練習用紙Aの材質は、和紙としている
が、必ずしも和紙に限らず、洋紙等でもよく、和紙、洋
紙には、通常の印刷にて漢字や文字構成要素が表わされ
ている。
【0012】文字構成要素2-1,2-2 は、それぞれ一枚の
用紙に複数個印刷されており、3は、この文字構成要素
2-1,2-2 により構成される1文字の漢字のうち、どの部
分の文字構成要素であるかを明示した文字表示部であ
り、縦長方形の用紙Pの右上隅部に表示されている。
【0013】また、例示としての「星」の漢字1の一構
成要素となる「日」の文字構成要素2-1 は、図1に示す
ように毛筆にて書した場合の毛筆筆跡の外周縁を縁取っ
た朱色の縁取り線4にて表示されている。
【0014】しかも、この縁取り線4には、毛筆の筆先
の運筆通過線5を朱色で表記しており、縁取り線4より
やや太目の線としている。
【0015】これらの、文字構成要素2-1 の縁取り線4
と運筆通過線5とにより練習型Mが形成されるものであ
り、この練習型Mは、一枚の用紙Pに6〜7個印刷表示
されている。
【0016】6は、文字構成要素2-1 において、運筆線
の間隔を表示するための破線状の円を示し、7は、の文
字構成要素2-1 の幅員の限度を示す幅線を示す。
【0017】なお、縁取り線4は、破線で表示してもよ
い。
【0018】図2に示すものは、例示としての「星」の
漢字1の他構成要素となる「生」の文字構成要素2-2 を
練習型Mとして表示したものであり、円6、幅線7は上
記した通りである。
【0019】ここで、毛筆の筆先の運筆通過線5の機能
を詳細に説明すると、毛筆Hで各文字構成要素2-1 を練
習する場合に、毛筆Hの筆先H-1 を運筆通過線5に沿っ
て当てがいながら、筆先H-1 を一定の力で押圧すること
により筆先H-1 より上部の筆肉太部H-2 を縁取り線4で
囲まれた筆跡内に押し当て収まるように運筆するもので
あり、このように筆先H-1 を運筆通過線5に沿って運筆
しながら筆肉太部H-2を縁取り線4の枠内に押し当てて
いけば、毛筆Hによる正しい筆跡H-2 が完成する。
【0020】図3に示すものは、各文字構成要素2-1,2-
2 より構成した漢字1を練習するために一枚の用紙Pに
印刷表示した漢字であり、本実施例の例示では「星」の
漢字が表示されており、この「星」の漢字も、毛筆によ
る縁取り線4と、毛筆の筆先の運筆通過線5が表示され
て、上記した各文字構成要素2-1,2-2 の毛筆による練習
と同じ方法で運筆練習が行える。
【0021】図中8は、一文字の漢字の全体バランスを
整え、学ぶために漢字の周辺に方形枠を破線で表示し、
方形枠内に対角線や中央線を破線で表示して構成した枠
線を示す。
【0022】また、図4に示すものは、例示としての一
文字の漢字1を「夜」とした場合に、この「夜」の漢字
を三個の文字構成要素2-1,2-2,2-3 に分解すると共に、
これらを合成した漢字を表示したものであり、これらの
各文字構成要素2-1,2-2,2-3は一枚の用紙Pにすべて印
刷表示されており、上記した実施例と同様に、縁取り線
4や筆先の運筆通過線5や破線による円6や幅線7や枠
線8が表示されている。
【0023】この発明の実施例は上記のように構成され
ているものであり、毛筆にて漢字1の練習を行う場合に
は、まず漢字1を構成する各文字構成要素2-1,2-2,2-3
のそれぞれから練習を始める。
【0024】すなわち、「星」の漢字の練習を毛筆にて
行う場合には、まず「日」と「生」とを別々に練習す
る。
【0025】練習に際しては、毛筆Hの筆先H-1 を運筆
通過線5に沿って運筆なしがら、筆先より上部の筆肉太
部H-2 を縁取り線4内に収まるように押圧しながら運筆
することにより正しい毛筆の漢字が完成する。
【0026】このように、各文字構成要素の運筆練習を
行った後に、全体の漢字1の運筆練習を行い、全体のバ
ランス等を考慮しながら正しい漢字運筆を習得すること
になる。
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、請求項1に示すよう
に一文字の漢字を複数の文字構成要素に分解して、各分
解した文字構成要素毎の練習を表わしたので、一気に複
雑な漢字の練習を行うよりは、漢字を構成する要素毎に
練習を行う方が習得が速く、また確実に単純な文字構成
要素の運筆を覚えることができ、後は、単にその組合わ
せの運筆を行なえば所望の漢字の筆記が完成するため、
基本的な運筆から上級の複雑な運筆という段階的な練習
が可能となる効果を有する。
【0028】また、請求項2に示すように毛筆で運筆す
る場合は、予め表示された筆先の運筆通過線をなぞるよ
うに筆先を運筆すれば、筆跡の外周縁を縁取った縁取り
線中に、毛筆の筆跡を収めやすく、毛筆による筆跡の線
の太さや、運始部分及び曲り部分の筆の留めが理解しや
すく、正確な毛筆の運筆が行える効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明文字練習用紙の実施例を示す正面図。
【図2】他の実施例を示す正面図。
【図3】他の実施例を示す正面図。
【図4】他の実施例を示す正面図。
【図5】毛筆による運筆状態を示す説明図。
【符号の説明】
A 文字練習用紙 P 用紙 M 練習型 H 毛筆 H-1 筆先 H-2 筆肉太部 1 漢字 2-1 文字構成要素 2-2 文字構成要素 3 文字表示部 4 縁取り線 5 運筆通過線 6 円 7 幅線 8 枠線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一文字の漢字を複数の文字構成要素に分
    解して、各分解した文字構成要素毎の練習型を表わして
    なる文字練習用紙。
  2. 【請求項2】 練習型には毛筆筆跡の外周縁を縁取った
    縁取り線に、毛筆の筆先の運筆通過線を表記したことを
    特徴とする文字練習用紙。
JP34871996A 1996-12-26 1996-12-26 文字練習用紙 Pending JPH10181252A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34871996A JPH10181252A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 文字練習用紙

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34871996A JPH10181252A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 文字練習用紙

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10181252A true JPH10181252A (ja) 1998-07-07

Family

ID=18398914

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34871996A Pending JPH10181252A (ja) 1996-12-26 1996-12-26 文字練習用紙

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JP (1) JPH10181252A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3130645U (ja) * 2007-01-22 2007-04-05 株式会社長門屋商店 中紙が入っているのし袋

Cited By (1)

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