JPH10177643A - 画像入力装置 - Google Patents

画像入力装置

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JPH10177643A
JPH10177643A JP8353104A JP35310496A JPH10177643A JP H10177643 A JPH10177643 A JP H10177643A JP 8353104 A JP8353104 A JP 8353104A JP 35310496 A JP35310496 A JP 35310496A JP H10177643 A JPH10177643 A JP H10177643A
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JP
Japan
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image
center
lens
correction
transmittance
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JP8353104A
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English (en)
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Masaki Hiroi
正樹 廣居
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 レンズの性能が低下しても、これを補正する
ことにより今までと変わらない画質を維持することがで
きるデジタル電子スチルカメラを提供する。 【解決手段】 CCDパッケージ3は、CCD素子1と
ベース2と、カバー部材兼用の補正部材11とから構成
されている。補正部材11は、予めレンズ4の特性に合
わせて像補正することができるように凸形状となってお
り、レンズ4を通った画像情報は、補正部材11の表面
に達すると、中心から離れるほど徐々にCCD素子1の
中心側に曲げられて、像補正が行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル電子スチ
ルカメラに代表される画像入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】撮影画像をデジタルデータに変換して記
録媒体に記録するデジタル電子スチルカメラが、例えば
本出願人による特開平7−284011号公報、他に提
案されている。一般的なデジタル電子スチルカメラにお
いては、CCD(撮像素子)等によって得られた画像信
号をCDS回路(相関二重サンプリング回路)まではア
ナログ画像信号のままで処理し、CDS回路から出力さ
れた信号をA/D変換器によってデジタル画像信号に変
換し、以後のデジタルプロセスにおいて各種の信号処理
が行われる。
【0003】図14は従来のCCDパッケージの断面図
である。従来のCCDパッケージ3は、図14に示すよ
うに、CCD素子1と、このCCD素子1を固定するベ
ース2と、CCD素子1に接着されるガラス101とを
備えている。ガラス101は、CCD素子1を外部から
保護するためのものであり、平行平板状をしている。
【0004】しかしこのような構成では、かなりレンズ
特性の良いレンズでないと、図15に示したように画像
のゆがみ、図16に示したように周囲光量落ちが生じて
しまう。図15(a)は画像中心から離れるほど理想像
(点線で表示)より大きくなる正のゆがみを示すもので
あり、図15(b)は画像中心から離れるほど理想像
(点線で表示)より小さくなる負のゆがみを示すもので
ある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記したよ
うなデジタル電子スチルカメラは、これまでプロ用とし
て高画質なものは存在したが、高価なため、パーソナル
ユースには中々手が出せるものではなかった。
【0006】最近になって、パーソナルコンピュータの
普及に伴い、パーソナルユースにも求められるようにな
ってきた。実際にパーソナルユースに手の届くような価
格帯になった製品も出てきたが、未だ未だコストダウン
していく方向にある。また携帯性を考えると、もっと小
型軽量化の方向に行くと思われる。そのときに光学系も
小型、低コスト化の方向に行かざるを得ないが、小型、
低コスト化をする場合、レンズの性能低下の心配が出て
くる。特にレンズの特性による画像のゆがみ、周囲光量
落ちは顕著になることが予想される。
【0007】このような状況下において、上述した図1
4に示すように、平行平板状のガラスを装着したCCD
パッケージを用いると、画像のゆがみ、周囲光量落ちは
避けられないものとなる。
【0008】そこで本発明は、レンズの性能が低下して
も、これを補正することにより今までと変わらない画質
を維持することができる画像入力装置、具体的にはデジ
タル電子スチルカメラを提供することを目的とするもの
である。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、被写体からの光を結像する
光学レンズと、この光学レンズによって結像された被写
体像をアナログ画像信号に変換する撮像手段と、アナロ
グ画像信号を処理するアナログ信号処理手段と、アナロ
グ画像信号をデジタル画像信号に変換するアナログ/デ
ジタル変換手段と、デジタル画像信号を信号処理するデ
ジタル信号処理手段を備えた画像入力装置において、光
学レンズの光学的影響による像ゆがみを光学的に補正す
る補正部材の少なくとも1つを、撮像素子のカバー部材
と兼用したことを特徴とするものである。
【0010】また請求項2記載の発明は、請求項1記載
の発明において、補正部材は、レンズ状、または中心付
近は平面で、その周囲がレンズ状に構成されていること
を特徴とするものである。
【0011】また請求項3記載の発明は、請求項1記載
の発明において、補正部材は、その屈折率が中心から放
射状に徐々に変化する、または中心付近は屈折率一定
で、その周囲の屈折率が徐々に変化するように構成され
ていることを特徴とするものである。
【0012】また請求項4記載の発明は、被写体からの
光を結像する光学レンズと、この光学レンズによって結
像された被写体像をアナログ画像信号に変換する撮像手
段と、アナログ画像信号を処理するアナログ信号処理手
段と、アナログ画像信号をデジタル画像信号に変換する
アナログ/デジタル変換手段と、デジタル画像信号を信
号処理するデジタル信号処理手段を備えた画像入力装置
において、光学レンズの光学的影響による周囲光量落ち
を光学的に補正する補正部材の少なくとも1つを、撮像
素子のカバー部材と兼用したことを特徴とするものであ
る。
【0013】また請求項5記載の発明は、請求項4記載
の発明において、補正部材は、透過率一定の基板の上に
透過率を制御する薄膜が積層されるように構成されてい
ることを特徴とするものである。
【0014】また請求項6記載の発明は、請求項4記載
の発明において、補正部材は、透過率一定の基板の上に
透過率を制御する薄膜が部分的に塗布されるように構成
されていることを特徴とするものである。
【0015】また請求項7記載の発明は、請求項4記載
の発明において、補正部材は、その透過率が面中心から
放射状に徐々に変化する、または中心付近は透過率一定
で、その周囲の透過率が徐々に変化するように構成され
ていることを特徴とするものである。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に沿って説明する。図1はデジタル電子スチルカメ
ラの構成図である。デジタル電子スチルカメラは、光学
レンズ(以下、単にレンズと称する)4、レンズ4によ
って結像される被写体像を受けてアナログ画像信号を出
力するCCDパッケージ3、アナログ画像信号を処理す
るCDS回路(相関二重サンプリング回路)5、CDS
回路5からのアナログ画像信号を増幅する際に増幅率を
コントロールするGCA回路9、GCA回路9からのア
ナログ画像信号をデジタル画像信号に変換するA/D変
換器(アナログ/デジタル変換器)6、CCDパッケー
ジ3、CDS回路5、A/D変換器6等に同期信号を与
える同期信号発生回路7、A/D変換器6によってデジ
タル変換された信号に対して各種の処理を施す信号処理
回路8を備える。
【0017】そして、CCDパッケージ3によって得ら
れた画像信号を、CDS回路5によって相関二重サンプ
リングし、A/D変換器6でA/D変換し、信号処理回
路8で各種の信号処理を施す。
【0018】レンズ4の光学的影響による光量落ちなど
を補正するために、一般にシェーディング補正回路を設
け、シェーディング補正回路により、アナログ画像信号
の画像周辺部における光量落ちをシェーディング補正す
ることは広く行われている。本発明は、これとは別に、
像ゆがみ、光量落ちを光学的に補正する補正部材の少な
くとも1つをCCDパッケージのカバー部材と兼用させ
たものである。
【0019】以下、具体的に説明する。図2は本発明の
基本構成を示すCCDパッケージの断面図である。図2
に示すように、ベース2に、カバー部材兼用の補正部材
(像ゆがみ、光量落ち補正部材)10が固定されてい
る。補正部材10は、図3以下に述べる種々の形状、及
び屈折率特性を有することで、像ゆがみ補正及び光量補
正を行うようになっている。なお、図3以下において、
矢印線は光路を表しているが、図を見やすくするため入
射光を平行光とし、補正部材下面での屈折光路は図示し
ていない。
【0020】図3は第1の実施の形態を示すCCDパッ
ケージの断面図、図4は第2の実施の形態を示すCCD
パッケージの断面図である。図3、図4に示す第1、第
2の実施の形態に係る補正部材11,12は、前述した
図15(a)に示すように、四隅が外方に突出する像ゆ
がみを生じさせる特性を持つレンズに有効である。
【0021】図3に示す第1の実施の形態の補正部材1
1は凸状に形成されている。補正部材11の凸形状は、
予めレンズ4の特性に合わせて像補正できる程度のもの
である。レンズ4を通ってきた画像情報は、補正部材1
1の表面に達すると、そのレンズ効果により部材中心か
ら離れるほど徐々にCCD素子1の中心側に曲げられる
ため、像補正が可能となる。
【0022】図4に示す第2の実施の形態の補正部材1
2は、部材中心付近は平面で、その周囲が凸状になって
いる形状をしている。実際には画像は、中心から離れる
ほど徐々にゆがんでくるが、中心付近の像のゆがみがそ
れ程大きくなく、気にならないようなレンズ4に対して
は、部材中心付近は平面で、その周囲が凸状になってい
るもので十分補正が可能である。レンズ4を通ってきた
画像情報は、補正部材12の表面に達すると、部材中心
付近から離れた部分は、そのレンズ効果により、部材中
心から離れるほど徐々にCCD素子1の中心側に曲げら
れるため、像補正が可能となる。
【0023】図5は第3の実施の形態を示すCCDパッ
ケージの断面図、図6は第4の実施の形態を示すCCD
パッケージの断面図である。図5、図6に示す第3、第
4の実施の形態に係る補正部材13,14は、前述した
図15(b)に示すように、四隅が内側に収縮する像ゆ
がみを生じさせる特性を持つレンズに有効である。
【0024】図5に示す第3の実施の形態の補正部材1
3は凹状になっているいるものである。補正部材13の
凹形状は予めレンズ4の特性に合わせて像補正できる程
度のものである。レンズ4を通ってきた画像情報は、補
正部材13の表面に達すると、そのレンズ効果により、
部材中心から離れるほど徐々にCCD素子1の中心から
離れた方向に放射状に曲げられるため、像補正が可能と
なる。
【0025】図6に示す第4の実施の形態の補正部材1
4は、部材中心付近は平面で、その周囲が凹状になって
いる形状をしている。実際には画像は、中心から離れる
ほど徐々にゆがんでくるが、中心付近の像のゆがみがそ
れ程大きくなく、気にならないようなレンズ4に対して
は、部材中心付近は平面で、その周囲が凹状になってい
るもので十分補正が可能である。レンズ4を通ってきた
画像情報は、補正部材14の表面に達すると、部材中心
付近から離れた部分は、そのレンズ効果により、部材中
心から離れるほど徐々にCCD素子1の中心から離れた
方向に放射状に曲げられるため、像補正が可能となる。
【0026】図7は第5の実施の形態を示すCCDパッ
ケージの断面図、図8は第6の実施の形態を示すCCD
パッケージの断面図である。なお、図7、図8中、黒丸
の密度が高いほど屈折率が高いことを表している(図
9、図10においても同様)。図7、図8に示す第5、
第6の実施の形態に係る補正部材21,22は、前述し
た図15(a)の像ゆがみ特性を持つレンズに有効であ
る。
【0027】図7に示す第5の実施の形態の補正部材2
1は、その屈折率が部材中心から放射状に徐々に高くな
っているものである。補正部材21の屈折率は、予めレ
ンズ4のの特性に合わせて像補正できる分布になってい
る。レンズ4を通ってきた画像情報は、補正部材21の
表面に達すると、その屈折効果により、部材中心から離
れるほど徐々にCCD素子1の中心側に曲げられるた
め、像補正が可能となる。
【0028】図8に示す第6の実施の形態の補正部材2
2は、その部材中心付近では屈折率が一定であり、その
周囲の屈折率が部材中心から離れる方向に徐々に高くな
っているものである。実際には、像ゆがみは中心から離
れるほど徐々にゆがんでくるが、中心付近の像のゆがみ
がそれ程大きくなく、気にならないようなレンズ4に対
しては、部材中心付近は屈折率が一定で、その周囲の屈
折率が徐々に高くなっているもので十分補正が可能であ
る。レンズ4を通ってきた画像情報は、補正部材22の
表面に達すると、部材中心付近から離れた部分はそのレ
ンズ効果により、部材中心から離れるほど徐々にCCD
素子1の中心側に曲げられるため、像補正が可能とな
る。
【0029】図9は第7の実施の形態を示すCCDパッ
ケージの断面図、図10は第8の実施の形態を示すCC
Dパッケージの断面図である。図9、図10に示す第
7、第8の実施の形態に係る補正部材23,24は、前
述した図15(b)の像ゆがみ特性を持つレンズに有効
である。
【0030】図9に示す第7の実施の形態の補正部材2
3は、その屈折率が部材中心から放射状に徐々に低くな
っているものである。補正部材23の屈折率は、予めレ
ンズ4のの特性に合わせて像補正できる分布になってい
る。レンズ4を通ってきた画像情報は、補正部材23の
表面に達すると、その屈折効果により、部材中心から離
れるほど徐々にCCD素子1の中心側から離れる方向に
曲げられるため、像補正が可能となる。
【0031】図10に示す第8の実施の形態の補正部材
24は、その部材中心付近で屈折率が一定であり、その
周囲の屈折率が部材中心から離れる方向に徐々に低くな
っているものである。実際には、像は中心から離れるほ
ど徐々にゆがんでくるが、中心付近の像のゆがみがそれ
程大きくなく、気にならないようなレンズ4に対して
は、部材中心付近は屈折率が一定で、その周囲の屈折率
が徐々に低くなっているもので十分補正が可能である。
レンズ4を通ってきた画像情報は、補正部材24の表面
に達すると、部材中心付近から離れた部分は、そのレン
ズ効果により、部材中心から離れるほど徐々にCCD素
子1の中心側から離れる方向に曲げられるため、像補正
が可能となる。
【0032】図11は第9の実施の形態を示すCCDパ
ッケージの断面図である。図11に示す第9の実施の形
態は、透過率を制御する薄膜31が透過率一定の基板3
0に積層されているものである。薄膜31自体の透過率
は一定であり、その厚みによって透過率の制御を行って
いる。薄膜31の厚みは中心から離れるほど薄くなって
いるため、中心から放射状に離れるほど透過率が高くな
っている。レンズ4を通ってきた画像情報は、薄膜31
の表面に達すると、その透過率により、部材中心から離
れるほど通過しやすくなるので、周囲光量落ちの光量補
正が可能となる。
【0033】図12は第10の実施の形態を示すCCD
パッケージの断面図である。図12に示す第10の実施
の形態は、透過率を制御する薄膜32が透過率一定の基
板30の上に部分的に塗布または印刷されているもので
ある。薄膜32自体の透過率は一定であり、その塗布面
積分布により透過率の制御を行っている。薄膜32の中
心から放射状に離れるほど薄膜32の分布は疎になって
いるため、中心から離れるほど透過率が高くなってい
る。レンズ4を通ってきた画像情報は、薄膜32の表面
に達すると、その透過率により、部材中心から離れるほ
ど通過しやすくなるので、周囲光量落ちの光量補正が可
能となる。
【0034】図13は第11の実施の形態を示すCCD
パッケージの断面図である。なお、図中の黒丸の密度が
小さいほど透過率が高いことを表している。図13に示
す第11の実施の形態は、基板33の透過率が中心から
放射状に離れるほど高くなっているものである。基板3
3の中心から離れるほど透過率が高くなっているため、
中心から放射状に離れるほど透過率が高くなっている。
レンズ4を通ってきた画像情報は、基板33の表面に達
すると、その透過率により、部材中心から離れるほど通
過しやすくなるので、周囲光量落ちの光量補正が可能と
なる。
【0035】以上、各々個別に説明したきたが、各々の
発明を組み合わせてよいことは言うまでもない(例え
ば、図3に示す構造と図13に示す構造を組み合わせて
像ゆがみと光量補正を同時に行う、あるいは図7に示す
構造と図12に示す構造を組み合わせて像ゆがみと光量
補正を同時に行う等)。また、図3〜図6では補正部材
の上側のみレンズ形状になっているが、光学特性の必要
に応じて、補正部材の上側のみではなく、下側もレンズ
形状になっていてもかまわないことは言うまでもない。
【0036】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、光学レン
ズの光学的影響によるゆがみ(像ゆがみ)を光学的に補
正する補正部材の少なくとも1つは、撮像素子のカバー
部材と兼用であるため、レンズそのもので光学性能を上
げなくても済むので、光学系のコスト低減と小型化が可
能となる。
【0037】請求項2記載の発明によれば、補正部材
が、レンズ状または部材中心は平面で、その周囲がレン
ズ状になっているので、像ゆがみを補正することが可能
となる。
【0038】請求項3記載の発明によれば、補正部材の
屈折率が、部材中心から放射状に徐々に変化している、
または部材中心付近は屈折率一定で、その周囲の屈折率
が徐々に変化しているようになっているので、像ゆがみ
を補正することが可能となる。
【0039】請求項4記載の発明によれば、光学レンズ
の光学的影響による周囲光量落ちを光学的に補正する補
正部材の少なくとも1つは、撮像素子のカバー部材と兼
用であるため、レンズそのもので光学性能を上げなくて
も済むので、光学系のコスト低減と小型化が可能とな
る。
【0040】請求項5記載の発明によれば、補正部材
が、透過率一定の基板の上に透過率を制御する薄膜が積
層されている構成であるので、周囲光量落ちの光量補正
が可能となる。
【0041】請求項6記載の発明によれば、補正部材
が、透過率一定の基板の上に透過率を制御する薄膜が部
分的に積層されている構成であるので、周囲光量落ちの
光量補正が可能となる。
【0042】請求項7記載の発明によれば、補正部材自
体の透過率が、面中心から放射状に徐々に変化してい
る、または部分中心付近は一定で、その周囲が徐々に変
化しているようになっているので、周囲光量落ちの光量
補正が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】デジタル電子スチルカメラの構成図である。
【図2】本発明の基本構成を示すCCDパッケージの断
面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態を示すCCDパッケ
ージの断面図である。
【図4】本発明の第2の実施の形態を示すCCDパッケ
ージの断面図である。
【図5】本発明の第3の実施の形態を示すCCDパッケ
ージの断面図である。
【図6】本発明の第4の実施の形態を示すCCDパッケ
ージの断面図である。
【図7】本発明の第5の実施の形態を示すCCDパッケ
ージの断面図である。
【図8】本発明の第6の実施の形態を示すCCDパッケ
ージの断面図である。
【図9】本発明の第7の実施の形態を示すCCDパッケ
ージの断面図である。
【図10】本発明の第8の実施の形態を示すCCDパッ
ケージの断面図である。
【図11】本発明の第9の実施の形態を示すCCDパッ
ケージの断面図である。
【図12】本発明の第10の実施の形態を示すCCDパ
ッケージの断面図である。
【図13】本発明の第11の実施の形態を示すCCDパ
ッケージの断面図である。
【図14】従来のCCDパッケージの断面図である。
【図15】像ゆがみを示す説明図である。
【図16】光量落ちを示す説明図である。
【符号の説明】
1 CCD素子 2 ベース 3 CCDパッケージ 4 レンズ 10,11,12,13,14,21,22,23,2
4 像補正部材 30,31,32,33 光量補正部材

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体からの光を結像する光学レンズ
    と、この光学レンズによって結像された被写体像をアナ
    ログ画像信号に変換する撮像手段と、アナログ画像信号
    を処理するアナログ信号処理手段と、アナログ画像信号
    をデジタル画像信号に変換するアナログ/デジタル変換
    手段と、デジタル画像信号を信号処理するデジタル信号
    処理手段を備えた画像入力装置において、 光学レンズの光学的影響による像ゆがみを光学的に補正
    する補正部材の少なくとも1つを、撮像素子のカバー部
    材と兼用したことを特徴とする画像入力装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、 前記補正部材は、レンズ状、または中心付近は平面で、
    その周囲がレンズ状に構成されていることを特徴とする
    画像入力装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載において、 前記補正部材は、その屈折率が中心から放射状に徐々に
    変化する、または中心付近は屈折率一定で、その周囲の
    屈折率が徐々に変化するように構成されていることを特
    徴とする画像入力装置。
  4. 【請求項4】 被写体からの光を結像する光学レンズ
    と、この光学レンズによって結像された被写体像をアナ
    ログ画像信号に変換する撮像手段と、アナログ画像信号
    を処理するアナログ信号処理手段と、アナログ画像信号
    をデジタル画像信号に変換するアナログ/デジタル変換
    手段と、デジタル画像信号を信号処理するデジタル信号
    処理手段を備えた画像入力装置において、 光学レンズの光学的影響による周囲光量落ちを光学的に
    補正する補正部材の少なくとも1つを、撮像素子のカバ
    ー部材と兼用したことを特徴とする画像入力装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載において、 前記補正部材は、透過率一定の基板の上に透過率を制御
    する薄膜が積層されるように構成されていることを特徴
    とする画像入力装置。
  6. 【請求項6】 請求項4記載において、 前記補正部材は、透過率一定の基板の上に透過率を制御
    する薄膜が部分的に塗布されるように構成されているこ
    とを特徴とする画像入力装置。
  7. 【請求項7】 請求項4記載において、 前記補正部材は、その透過率が面中心から放射状に徐々
    に変化する、または中心付近は透過率一定で、その周囲
    の透過率が徐々に変化するように構成されていることを
    特徴とする画像入力装置。
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