JPH10173711A - マルチメディアネットワークにおける接続方式 - Google Patents
マルチメディアネットワークにおける接続方式Info
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- JPH10173711A JPH10173711A JP8330600A JP33060096A JPH10173711A JP H10173711 A JPH10173711 A JP H10173711A JP 8330600 A JP8330600 A JP 8330600A JP 33060096 A JP33060096 A JP 33060096A JP H10173711 A JPH10173711 A JP H10173711A
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- connection
- media
- network
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- Communication Control (AREA)
- Telephonic Communication Services (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は公衆網のマルチメディアの発信端末か
らの着信を内線または他の各種ネットワークのマルチメ
ディアの端末に接続させるマルチメディアネットワーク
における接続方式に関し,各種のメディアに対応する利
用者からの着信に対しても,それぞれのメディアに対応
した相手端末への接続を行うことを目的とする。 【解決手段】ネットワーク接続装置は,着信時の受信信
号を基に発信端末のメディアを信号のパターンをメディ
ア接続部で識別し,識別されたメディアにより入力され
た認証のための情報を,予め発信者に対応して登録され
た情報と照合する認証制御部を備え,認証制御部による
認証が得られると発信端末からの接続先を表すキーワー
ドを受け取ると予め,キーワードと接続先のアドレス情
報が登録されたデータベースを接続先検索制御部により
検索し,検索されたアドレスを用いて接続先へ発信端末
を自動接続制御部により接続するよう構成する。
らの着信を内線または他の各種ネットワークのマルチメ
ディアの端末に接続させるマルチメディアネットワーク
における接続方式に関し,各種のメディアに対応する利
用者からの着信に対しても,それぞれのメディアに対応
した相手端末への接続を行うことを目的とする。 【解決手段】ネットワーク接続装置は,着信時の受信信
号を基に発信端末のメディアを信号のパターンをメディ
ア接続部で識別し,識別されたメディアにより入力され
た認証のための情報を,予め発信者に対応して登録され
た情報と照合する認証制御部を備え,認証制御部による
認証が得られると発信端末からの接続先を表すキーワー
ドを受け取ると予め,キーワードと接続先のアドレス情
報が登録されたデータベースを接続先検索制御部により
検索し,検索されたアドレスを用いて接続先へ発信端末
を自動接続制御部により接続するよう構成する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はマルチメディアネッ
トワークにおける接続方式に関する。近年,携帯電話や
携帯型パソコン等の普及に伴い,音声だけでなく,デー
タやファクシミリ等の各種の形態で連絡を行うことが多
くなった。また,各種の取り引き先への連絡を行う場合
に,企業等のサーバを備えた交換装置に対し会社内から
だけでなく社外から行う場合にも,連絡形態が多様化し
ており,一つの取引先に対して音声,データ,ファクシ
ミリ等に対応して複数の宛て先が存在するようになり,
宛て先のデータベースだけでも膨大な数になってきてい
る。そのため,個人で記憶しておくアドレスも,増大し
ておりその管理のための負担が増大している。
トワークにおける接続方式に関する。近年,携帯電話や
携帯型パソコン等の普及に伴い,音声だけでなく,デー
タやファクシミリ等の各種の形態で連絡を行うことが多
くなった。また,各種の取り引き先への連絡を行う場合
に,企業等のサーバを備えた交換装置に対し会社内から
だけでなく社外から行う場合にも,連絡形態が多様化し
ており,一つの取引先に対して音声,データ,ファクシ
ミリ等に対応して複数の宛て先が存在するようになり,
宛て先のデータベースだけでも膨大な数になってきてい
る。そのため,個人で記憶しておくアドレスも,増大し
ておりその管理のための負担が増大している。
【0002】このような状況に対して各個人でデータを
管理せずに,一括でアドレスデータを管理することが望
まれている。
管理せずに,一括でアドレスデータを管理することが望
まれている。
【0003】
【従来の技術】従来,交換網を介して各種のメディアに
対応するアクセスポイントへ接続するには,電話番号案
内等により予めそのメディア(例えばファクシミリ)用
の番号を予め取得して,改めてその番号をダイヤルする
ことにより対応する端末等に接続することができた。
対応するアクセスポイントへ接続するには,電話番号案
内等により予めそのメディア(例えばファクシミリ)用
の番号を予め取得して,改めてその番号をダイヤルする
ことにより対応する端末等に接続することができた。
【0004】また,公衆網に接続されて利用者からの各
種のメディアに対応したサービスをスイッチング機能と
サーバを備えたシステム(例えば,データ処理機能を備
えたPBX等)では,各メディアに対応したポートを設
けて,それぞれのポートに適合するメディアからの呼び
出しに対して応答して,接続制御等のサービスを提供す
ることができる。すなわち,電話機等の音声による発信
に対しては,音声用ポートに着信することができ,その
他のポート(例えば,ファクシミリ用ポート)に着信し
ても受け付けられない。同様に,データ用ポートに対し
て,音声のメディアから呼び出しがあっても,データの
ための接続制御や,通信を行うことができなかった。
種のメディアに対応したサービスをスイッチング機能と
サーバを備えたシステム(例えば,データ処理機能を備
えたPBX等)では,各メディアに対応したポートを設
けて,それぞれのポートに適合するメディアからの呼び
出しに対して応答して,接続制御等のサービスを提供す
ることができる。すなわち,電話機等の音声による発信
に対しては,音声用ポートに着信することができ,その
他のポート(例えば,ファクシミリ用ポート)に着信し
ても受け付けられない。同様に,データ用ポートに対し
て,音声のメディアから呼び出しがあっても,データの
ための接続制御や,通信を行うことができなかった。
【0005】なお,電話とファクシミリとを同一番号
(ポート)で受付が可能となる場合がある(ファクシミ
リ信号を識別するとファクシミリ装置側に回線を切換え
る)が,その他の電子メールや,画像信号等は同一ポー
トでは受付けることができない。
(ポート)で受付が可能となる場合がある(ファクシミ
リ信号を識別するとファクシミリ装置側に回線を切換え
る)が,その他の電子メールや,画像信号等は同一ポー
トでは受付けることができない。
【0006】本発明は,各種のメディアに対応する利用
者からの着信に対しても,それぞれのメディアに対応し
た相手端末への接続を行うことができるマルチメディア
ネットワークにおける接続方式を提供することを目的と
する。
者からの着信に対しても,それぞれのメディアに対応し
た相手端末への接続を行うことができるマルチメディア
ネットワークにおける接続方式を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の第1の原
理構成図である。図1において,1は公衆網または専用
線網に接続されたサーバを内蔵する私設または企業等の
ネットワーク接続装置,2は符号3〜8の各部を含むサ
ーバシステム,3は受信専用のポート,4はスイッチン
グ機能を含み接続要求先に発信者を接続して通信させる
制御を行う自動接続制御部,5はメディア識別の機能及
びセキュリティ確保のための認証の機能を備えるゲート
ウェイ部,6は音声テキスト変換制御部,7は接続先検
索制御部,7aはアドレス情報データベース(DB),
8は蓄積データ送信制御部,8aは送信のための蓄積デ
ータを格納するデータベース,10は各種メディアの何
れかに対応する端末,11は公衆網(または専用線
網),12は接続先の各種のネットワーク,13はネッ
トワーク12の接続先端末,またはネットワーク接続装
置1の内線の接続先端末である。また,ゲートウェイ部
5において,5aは発信者(端末)のメディアを認識
し,発信者を認証するためのメディア制御部,5bはメ
ディア認識のためのデータを保持してメディアの認識を
行うメディア管理部,5cは発信者を認証する制御を行
う認証制御部,5dは認証のための情報を格納したデー
タベース(DB)である。
理構成図である。図1において,1は公衆網または専用
線網に接続されたサーバを内蔵する私設または企業等の
ネットワーク接続装置,2は符号3〜8の各部を含むサ
ーバシステム,3は受信専用のポート,4はスイッチン
グ機能を含み接続要求先に発信者を接続して通信させる
制御を行う自動接続制御部,5はメディア識別の機能及
びセキュリティ確保のための認証の機能を備えるゲート
ウェイ部,6は音声テキスト変換制御部,7は接続先検
索制御部,7aはアドレス情報データベース(DB),
8は蓄積データ送信制御部,8aは送信のための蓄積デ
ータを格納するデータベース,10は各種メディアの何
れかに対応する端末,11は公衆網(または専用線
網),12は接続先の各種のネットワーク,13はネッ
トワーク12の接続先端末,またはネットワーク接続装
置1の内線の接続先端末である。また,ゲートウェイ部
5において,5aは発信者(端末)のメディアを認識
し,発信者を認証するためのメディア制御部,5bはメ
ディア認識のためのデータを保持してメディアの認識を
行うメディア管理部,5cは発信者を認証する制御を行
う認証制御部,5dは認証のための情報を格納したデー
タベース(DB)である。
【0008】本発明の第1の原理構成では,サーバシス
テム2にゲートウェイ部5を内蔵し,端末10からこの
ネットワーク接続装置1への各メディアに共通する一つ
アクセス番号をダイヤルすると,公衆網(または専用線
網)11を介してネットワーク接続装置1のサーバシス
テム2の受信専用のポート3に着信すると応答(線路の
極性を反転)する。続いて,発信者側から送られてきた
信号(発信者番号,暗証番号等)の着信データ(音声,
ファクシミリ,データ用のモデムの信号等のデータ)を
自動接続制御部4で受信し,ゲートウェイ部5を起動す
る。
テム2にゲートウェイ部5を内蔵し,端末10からこの
ネットワーク接続装置1への各メディアに共通する一つ
アクセス番号をダイヤルすると,公衆網(または専用線
網)11を介してネットワーク接続装置1のサーバシス
テム2の受信専用のポート3に着信すると応答(線路の
極性を反転)する。続いて,発信者側から送られてきた
信号(発信者番号,暗証番号等)の着信データ(音声,
ファクシミリ,データ用のモデムの信号等のデータ)を
自動接続制御部4で受信し,ゲートウェイ部5を起動す
る。
【0009】ゲートウェイ部5のメディア制御部5aは
受信した着信データを基にメディア管理部5bへ着信デ
ータのメディアの問い合わせを行い,メディア管理部5
bは予め保持しているメディアパターン(例えば,音
声,FAXの信号,データのモデム信号のキャリアのパ
ターン)と着信データを比較して着信した端末のメディ
アを識別し,メディア制御部5aに通知する。メディア
制御部5aは,上記の発信側から受け取ったメディア対
応の発信者コード,暗証番号等についてデータベース
(DB)5dを用いて認証制御部5cにおいて発信者の
認証を行い,認証結果をメディア制御部5aに通知す
る。
受信した着信データを基にメディア管理部5bへ着信デ
ータのメディアの問い合わせを行い,メディア管理部5
bは予め保持しているメディアパターン(例えば,音
声,FAXの信号,データのモデム信号のキャリアのパ
ターン)と着信データを比較して着信した端末のメディ
アを識別し,メディア制御部5aに通知する。メディア
制御部5aは,上記の発信側から受け取ったメディア対
応の発信者コード,暗証番号等についてデータベース
(DB)5dを用いて認証制御部5cにおいて発信者の
認証を行い,認証結果をメディア制御部5aに通知す
る。
【0010】メディア制御部5aはこの認証結果が良好
であれば,自動接続制御部4による接続制御が開始さ
れ,発信者から接続先の情報(接続先キーワードと呼
び,会社名,部署名,個人名等がある)を受け取り,そ
の接続先情報が音声の場合(例えば,会社名,部署名,
個人名等を表す音声),音声テキスト変換制御部6によ
り音声を認識してテキスト(データ)に変換する。音声
以外のFAX,データについてはゲートウェイ部5で内
容を識別する。
であれば,自動接続制御部4による接続制御が開始さ
れ,発信者から接続先の情報(接続先キーワードと呼
び,会社名,部署名,個人名等がある)を受け取り,そ
の接続先情報が音声の場合(例えば,会社名,部署名,
個人名等を表す音声),音声テキスト変換制御部6によ
り音声を認識してテキスト(データ)に変換する。音声
以外のFAX,データについてはゲートウェイ部5で内
容を識別する。
【0011】自動接続制御部4はこの結果を受け取ると
接続先検索制御部7を起動して,変換されたテキストに
よりアドレス情報のデータベース(DB)7aを用いて
接続先を検索し,各メディア対応の接続先アドレスが得
られると自動接続制御部4は,検索された接続先アドレ
スから最適なルート(音声とFAXの場合は音声網,テ
キストの場合はデータ網)を選択し,発信者(受信ポー
ト3)とメディア対応の宛先の端末または公衆網,専用
線網等に接続する回線12を介した接続先とのパス接続
を行う。
接続先検索制御部7を起動して,変換されたテキストに
よりアドレス情報のデータベース(DB)7aを用いて
接続先を検索し,各メディア対応の接続先アドレスが得
られると自動接続制御部4は,検索された接続先アドレ
スから最適なルート(音声とFAXの場合は音声網,テ
キストの場合はデータ網)を選択し,発信者(受信ポー
ト3)とメディア対応の宛先の端末または公衆網,専用
線網等に接続する回線12を介した接続先とのパス接続
を行う。
【0012】このように,サーバシステム2において,
一つの着信ポートで一つのアクセス番号による各種メデ
ィアの着信が可能となる。また,発信端末からの音声,
データ等の指定されたメディアにより送信データを指定
時刻に指定された宛先に送信するためにデータベース
(DB)8aに蓄積し,蓄積データ送信制御部8の制御
により宛先に送信することができる。
一つの着信ポートで一つのアクセス番号による各種メデ
ィアの着信が可能となる。また,発信端末からの音声,
データ等の指定されたメディアにより送信データを指定
時刻に指定された宛先に送信するためにデータベース
(DB)8aに蓄積し,蓄積データ送信制御部8の制御
により宛先に送信することができる。
【0013】図2は本発明の第2の原理構成図である。
図2において,1はネットワーク接続装置,20はゲー
トウェイシステム,21は符号22〜25の各部を含む
サーバシステム,22は自動接続制御部(図1の4に対
応),23は音声テキスト変換制御部,24は接続先検
索制御部,24aはアドレス情報データベース(D
B),25は蓄積データ送信制御部,25aは送信のた
めのデータを蓄積するデータベース(DB)であり,送
信データ蓄積部またゲートウェイシステム20におい
て,20aはポート,20bはメディア制御部,20c
はメディア管理部,20dは認証制御部,20eは認証
のための情報を格納したデータベース(DB)である。
図2において,1はネットワーク接続装置,20はゲー
トウェイシステム,21は符号22〜25の各部を含む
サーバシステム,22は自動接続制御部(図1の4に対
応),23は音声テキスト変換制御部,24は接続先検
索制御部,24aはアドレス情報データベース(D
B),25は蓄積データ送信制御部,25aは送信のた
めのデータを蓄積するデータベース(DB)であり,送
信データ蓄積部またゲートウェイシステム20におい
て,20aはポート,20bはメディア制御部,20c
はメディア管理部,20dは認証制御部,20eは認証
のための情報を格納したデータベース(DB)である。
【0014】この図2の構成では,ネットワーク接続装
置1のサーバ機能とゲートウェイ機能が分離されている
点で上記図1と異なる。図2の構成の場合,発信端末
(図示省略)からこのネットワーク接続装置1への各メ
ディアに共通する一つアクセス番号をダイヤルすると,
公衆網(または専用線網)11を介してネットワーク接
続装置1のゲートウェイシステム20の受信専用のポー
ト20aに着信すると応答する。続いて,発信者からの
着信データについて,メディア制御部20bの制御によ
り上記図1と同様にメディア管理部20cによりメディ
アを認識し,音声の場合はサーバシステム21を起動し
て自動接続制御部22を介して音声テキスト変換制御部
23を駆動して,音声をテキストに変換する。音声以外
のデータやFAXについてはゲートウェイシステム20
で識別して,認証制御部20dで認証を行い,接続が良
好であれば接続先キーワードを発信者から受け取り,こ
れを識別してサーバシステム21の接続先検索制御部2
4において検索を行う。接続先検索制御部24はアドレ
ス情報データベース24aを用いて接続先を検索し,接
続先アドレスが得られると自動接続制御部22は,検索
された接続先アドレスから最適なルートを選択し,発信
者とメディア対応の宛先の端末または公衆網,専用線網
等に接続する回線12(図示省略)を介して宛先との接
続を行う。また,発信端末からの音声,データ等の指定
されたメディアにより送信データを指定時刻に指定され
た宛先に送信する制御が蓄積データ送信制御部25の制
御により上記図1と同様に行うことができる。
置1のサーバ機能とゲートウェイ機能が分離されている
点で上記図1と異なる。図2の構成の場合,発信端末
(図示省略)からこのネットワーク接続装置1への各メ
ディアに共通する一つアクセス番号をダイヤルすると,
公衆網(または専用線網)11を介してネットワーク接
続装置1のゲートウェイシステム20の受信専用のポー
ト20aに着信すると応答する。続いて,発信者からの
着信データについて,メディア制御部20bの制御によ
り上記図1と同様にメディア管理部20cによりメディ
アを認識し,音声の場合はサーバシステム21を起動し
て自動接続制御部22を介して音声テキスト変換制御部
23を駆動して,音声をテキストに変換する。音声以外
のデータやFAXについてはゲートウェイシステム20
で識別して,認証制御部20dで認証を行い,接続が良
好であれば接続先キーワードを発信者から受け取り,こ
れを識別してサーバシステム21の接続先検索制御部2
4において検索を行う。接続先検索制御部24はアドレ
ス情報データベース24aを用いて接続先を検索し,接
続先アドレスが得られると自動接続制御部22は,検索
された接続先アドレスから最適なルートを選択し,発信
者とメディア対応の宛先の端末または公衆網,専用線網
等に接続する回線12(図示省略)を介して宛先との接
続を行う。また,発信端末からの音声,データ等の指定
されたメディアにより送信データを指定時刻に指定され
た宛先に送信する制御が蓄積データ送信制御部25の制
御により上記図1と同様に行うことができる。
【0015】図3は本発明の第3の原理構成図である。
図3において,1はネットワーク接続装置,30はPB
X(私設交換機),31は符号31a〜31cの各部を
含むゲートウェイ部,32は符号32a〜32dの各部
を含むサーバ部である。またゲートウェイ部31の31
a〜31dは,それぞれ上記図1のゲートウェイ部5a
〜5dと同様であり説明を省略する。また,サーバ部3
2の32a〜32d及び32e,32fの各部は,それ
ぞれ上記図2のサーバシステム21の符号22〜25及
び24a,25aの各部と同じ名称であり,説明を省略
する。
図3において,1はネットワーク接続装置,30はPB
X(私設交換機),31は符号31a〜31cの各部を
含むゲートウェイ部,32は符号32a〜32dの各部
を含むサーバ部である。またゲートウェイ部31の31
a〜31dは,それぞれ上記図1のゲートウェイ部5a
〜5dと同様であり説明を省略する。また,サーバ部3
2の32a〜32d及び32e,32fの各部は,それ
ぞれ上記図2のサーバシステム21の符号22〜25及
び24a,25aの各部と同じ名称であり,説明を省略
する。
【0016】この図3の構成では,ネットワーク接続装
置1がPBX30を中心にして構成され,このPBX3
0に公衆網からの回線及びゲートウェイ部31及びサー
バ部32が接続されている。
置1がPBX30を中心にして構成され,このPBX3
0に公衆網からの回線及びゲートウェイ部31及びサー
バ部32が接続されている。
【0017】図3の構成の場合,発信端末10(図示省
略)からこのネットワーク接続装置1への各メディアに
共通する一つアクセス番号をダイヤルすると,PBX3
0はその番号の回線の着信に対し応答し,ゲートウェイ
部31と接続する。この後,上記図2の場合と同様に,
ゲートウェイ部31のメディア制御部31aの制御によ
りメディア管理部31bでメディアを認識し,音声の場
合はサーバ部32の自動接続制御部32cを介して音声
テキスト変換制御部32bを駆動して,発信者の音声
(認証用の番号)をテキストに変換し,その結果をゲー
トウェイ部31で受け取ると,認証制御部31cで認証
を行い,結果が良好であると接続先キーワードをサーバ
部32で発信者から受け取る。この接続先キーワードは
音声テキスト変換制御部32bでテキストに変換され,
接続先検索制御部32aにおいて接続先が検索され,自
動接続制御部32aは検索された接続先アドレスから最
適なルートを選択し,PBX30に対して発信者とメデ
ィア対応の宛先の端末または公衆網,専用線網等に接続
する回線12を介して宛先との接続を行う。発信端末が
FAXやデータの場合も,上記図1,図2と同様の原理
によりメディアを識別し,接続先を検索し,接続先アド
レスから最適なルートを選択し,この図3の場合は発信
者とメディア対応の宛先との接続をPBX30を介して
行う。
略)からこのネットワーク接続装置1への各メディアに
共通する一つアクセス番号をダイヤルすると,PBX3
0はその番号の回線の着信に対し応答し,ゲートウェイ
部31と接続する。この後,上記図2の場合と同様に,
ゲートウェイ部31のメディア制御部31aの制御によ
りメディア管理部31bでメディアを認識し,音声の場
合はサーバ部32の自動接続制御部32cを介して音声
テキスト変換制御部32bを駆動して,発信者の音声
(認証用の番号)をテキストに変換し,その結果をゲー
トウェイ部31で受け取ると,認証制御部31cで認証
を行い,結果が良好であると接続先キーワードをサーバ
部32で発信者から受け取る。この接続先キーワードは
音声テキスト変換制御部32bでテキストに変換され,
接続先検索制御部32aにおいて接続先が検索され,自
動接続制御部32aは検索された接続先アドレスから最
適なルートを選択し,PBX30に対して発信者とメデ
ィア対応の宛先の端末または公衆網,専用線網等に接続
する回線12を介して宛先との接続を行う。発信端末が
FAXやデータの場合も,上記図1,図2と同様の原理
によりメディアを識別し,接続先を検索し,接続先アド
レスから最適なルートを選択し,この図3の場合は発信
者とメディア対応の宛先との接続をPBX30を介して
行う。
【0018】
【発明の実施の形態】図4は実施例の構成図である。こ
の構成は上記図1に示すサーバ内にゲートウェイ部を包
含する構成に対応する。
の構成は上記図1に示すサーバ内にゲートウェイ部を包
含する構成に対応する。
【0019】図4において,1〜7,10〜13は上記
図1の同じ符号の各部に対応し,1はネットワーク接続
装置,2はサーバシステム,3は受信専用ポート,4は
自動接続制御部,5はゲートウェイ部,6は音声テキス
ト変換制御部,7は接続先検索制御部,8は接続先への
送信データを後で送信させるために蓄積する蓄積データ
送信制御部,9は発信者の認証により接続が認められな
い発信者に対して接続不可を通知する接続不可通知装
置,10a〜10cは発信側の端末であり,10aは音
声端末,10bはFAX端末,10cはデータ端末,1
1は公衆網(または専用線網),12は各種のネットワ
ーク(各種の公衆網,LAN,専用線網等及びこのネッ
トワーク接続装置1の内線端末への回線を含む),13
a〜13cは各種のネットワーク12及び内線に接続す
る着信側の端末を表し,13aは音声端末,13bはF
AX端末,13cはデータ端末である。
図1の同じ符号の各部に対応し,1はネットワーク接続
装置,2はサーバシステム,3は受信専用ポート,4は
自動接続制御部,5はゲートウェイ部,6は音声テキス
ト変換制御部,7は接続先検索制御部,8は接続先への
送信データを後で送信させるために蓄積する蓄積データ
送信制御部,9は発信者の認証により接続が認められな
い発信者に対して接続不可を通知する接続不可通知装
置,10a〜10cは発信側の端末であり,10aは音
声端末,10bはFAX端末,10cはデータ端末,1
1は公衆網(または専用線網),12は各種のネットワ
ーク(各種の公衆網,LAN,専用線網等及びこのネッ
トワーク接続装置1の内線端末への回線を含む),13
a〜13cは各種のネットワーク12及び内線に接続す
る着信側の端末を表し,13aは音声端末,13bはF
AX端末,13cはデータ端末である。
【0020】ゲートウェイ部5内の50〜52は上記図
1の5a〜5cに対応し,50はメディア制御部,51
はメディア管理部,510はメディアを識別するために
使用する登録されたメディアパターンの格納部,52は
認証制御部,520は声紋認証制御部,521は各利用
者を認証するための個人別のコード,暗証番号,声紋等
を格納した個人情報データベースである。また接続先検
索制御部7には各接続先のメディア対応のアドレスが格
納されたアドレス情報データベース70が設けられ,蓄
積データ送信制御部8には送信データを送信先に後で送
信するための送信データ蓄積データベース80が設けら
れている。
1の5a〜5cに対応し,50はメディア制御部,51
はメディア管理部,510はメディアを識別するために
使用する登録されたメディアパターンの格納部,52は
認証制御部,520は声紋認証制御部,521は各利用
者を認証するための個人別のコード,暗証番号,声紋等
を格納した個人情報データベースである。また接続先検
索制御部7には各接続先のメディア対応のアドレスが格
納されたアドレス情報データベース70が設けられ,蓄
積データ送信制御部8には送信データを送信先に後で送
信するための送信データ蓄積データベース80が設けら
れている。
【0021】受信専用ポート3は公衆網11に収容され
て特定のアクセス番号(XXX-YYY-ZZZZとする) を持つ局
線と接続され,局線に対するインタフェース制御機能を
備えた局線ボード(図示省略)に設けられている。
て特定のアクセス番号(XXX-YYY-ZZZZとする) を持つ局
線と接続され,局線に対するインタフェース制御機能を
備えた局線ボード(図示省略)に設けられている。
【0022】図5乃至図8は図4のサーバシステムの処
理フロー(その1)〜(その4)である。一つのアクセ
スポート(図4の受信専用ポート3)にマルチメディア
での着信を受付けると(図5のS1),ゲートウェイ部
5におけるメディア制御部50にて受信信号のメディア
を認識する(同S2)。次に受信信号を元にメディア管
理部51へ問い合わせを実施し(同S3),メディア管
理部51において受信信号とメディアパターン510を
照合する(同S4)。この場合,音声のパターン,FA
Xの信号パターン,データの信号パターン等の何れかで
あるかを識別する。これにより認識した着信メディアを
メディア管理部51からメディア制御部50へ通知する
(図5のS5)。通知された認識メディアが音声か判別
し(同S6),音声の場合は音声にて発信者(発信端
末)に対しメッセージで発信者コードと暗証番号の入力
を促して,これに応じて入力される音声による発信者コ
ードと暗証番号を受付ける(同S7)。
理フロー(その1)〜(その4)である。一つのアクセ
スポート(図4の受信専用ポート3)にマルチメディア
での着信を受付けると(図5のS1),ゲートウェイ部
5におけるメディア制御部50にて受信信号のメディア
を認識する(同S2)。次に受信信号を元にメディア管
理部51へ問い合わせを実施し(同S3),メディア管
理部51において受信信号とメディアパターン510を
照合する(同S4)。この場合,音声のパターン,FA
Xの信号パターン,データの信号パターン等の何れかで
あるかを識別する。これにより認識した着信メディアを
メディア管理部51からメディア制御部50へ通知する
(図5のS5)。通知された認識メディアが音声か判別
し(同S6),音声の場合は音声にて発信者(発信端
末)に対しメッセージで発信者コードと暗証番号の入力
を促して,これに応じて入力される音声による発信者コ
ードと暗証番号を受付ける(同S7)。
【0023】サーバ内の音声テキスト変換制御部6で受
信音声をテキストに変換し(図5のS8),認証制御部
52でテキストでの発信者コードと暗証番号を予め個人
情報データベース521(後述する図9のA.に構成を
示す)に登録された内容と照合する(同S9)。更に,
認証制御部52の声紋認証制御部520で予め上記個人
情報データベースに登録された声紋と認証のために照合
する(同S10)。この照合の結果について認証がOK
か判別し(図6のS11),認証が受けられない場合
の経路で後述する処理(図8のA.)に移行し,OKの
場合は接続先を音声により受付ける(同S12)。
信音声をテキストに変換し(図5のS8),認証制御部
52でテキストでの発信者コードと暗証番号を予め個人
情報データベース521(後述する図9のA.に構成を
示す)に登録された内容と照合する(同S9)。更に,
認証制御部52の声紋認証制御部520で予め上記個人
情報データベースに登録された声紋と認証のために照合
する(同S10)。この照合の結果について認証がOK
か判別し(図6のS11),認証が受けられない場合
の経路で後述する処理(図8のA.)に移行し,OKの
場合は接続先を音声により受付ける(同S12)。
【0024】受付けた接続先を表す会社名,部署または
氏名を表す音声は,音声テキスト変換制御部6に送られ
て接続先を表テキスト変換され(同S13),変換され
たテキストは接続先検索制御部7のアドレス情報データ
ベース70(後述する図9のB.に構成を示す)を用い
て接続先アドレスを検索する(同S14)。この検索に
おいて接続先アドレスがアドレス情報データベースに存
在するか判別し(図6のS15),無い場合はの経路
で後述する処理に移行し,ある場合は接続先アドレスが
音声端末か識別し(同S16),音声端末でない場合は
の経路で後述する処理(図8のB.)が実行され,音
声端末の場合は自動接続制御部にて接続先検索制御部か
ら通知された接続先へ最適ルート(音声網)により接続
して発信者と接続先とをパス接続する(同S17)。
氏名を表す音声は,音声テキスト変換制御部6に送られ
て接続先を表テキスト変換され(同S13),変換され
たテキストは接続先検索制御部7のアドレス情報データ
ベース70(後述する図9のB.に構成を示す)を用い
て接続先アドレスを検索する(同S14)。この検索に
おいて接続先アドレスがアドレス情報データベースに存
在するか判別し(図6のS15),無い場合はの経路
で後述する処理に移行し,ある場合は接続先アドレスが
音声端末か識別し(同S16),音声端末でない場合は
の経路で後述する処理(図8のB.)が実行され,音
声端末の場合は自動接続制御部にて接続先検索制御部か
ら通知された接続先へ最適ルート(音声網)により接続
して発信者と接続先とをパス接続する(同S17)。
【0025】上記図5のステップS6において,認識メ
ディアが音声でない場合(データとする),に示す経
路で図7の処理が行われ,認証制御部52でテキスト
(着信時に受信したテキストデータ)での発信者コード
と暗証番号について個人情報データベース521を用い
て照合を行う(図7のS1)。この後,認証がOKか判
別し(図7のS2),OKの場合は接続先をテキストに
て受付け(同S3),認証が認められない場合はの経
路の処理に移行する。テキストにて接続先を受付けると
接続先検索制御部7にてアドレス情報データベース70
を検索し(図7のS4),接続先アドレスが存在するか
判別する(同S5)。存在しないとの経路の処理に移
行し,存在するとテキストデータを即座に送信するか
(送信時間が指定されている場合等)判別し(同S
6),送信しない場合は後述するの処理(図8の
C.)に移行し,送信する場合は自動接続制御部で接続
先検索制御部から通知された接続先へ最適ルート(デー
タ網)により接続先アドレス対応のメディアでテキスト
データを送信して(同S7),終了する。
ディアが音声でない場合(データとする),に示す経
路で図7の処理が行われ,認証制御部52でテキスト
(着信時に受信したテキストデータ)での発信者コード
と暗証番号について個人情報データベース521を用い
て照合を行う(図7のS1)。この後,認証がOKか判
別し(図7のS2),OKの場合は接続先をテキストに
て受付け(同S3),認証が認められない場合はの経
路の処理に移行する。テキストにて接続先を受付けると
接続先検索制御部7にてアドレス情報データベース70
を検索し(図7のS4),接続先アドレスが存在するか
判別する(同S5)。存在しないとの経路の処理に移
行し,存在するとテキストデータを即座に送信するか
(送信時間が指定されている場合等)判別し(同S
6),送信しない場合は後述するの処理(図8の
C.)に移行し,送信する場合は自動接続制御部で接続
先検索制御部から通知された接続先へ最適ルート(デー
タ網)により接続先アドレス対応のメディアでテキスト
データを送信して(同S7),終了する。
【0026】上記図6のステップS11,S15,S1
6及び図7のステップS2,S5においてノーと判別さ
れた場合,図8のA.が実行され,認証制御部52より
認証NGがあることまたは接続先検索制御部7より接続
先アドレスが存在しないことを自動接続制御部4へ通知
する。
6及び図7のステップS2,S5においてノーと判別さ
れた場合,図8のA.が実行され,認証制御部52より
認証NGがあることまたは接続先検索制御部7より接続
先アドレスが存在しないことを自動接続制御部4へ通知
する。
【0027】上記図6のステップS16で音声端末では
ないと判別された場合,図8のB.に示すように接続先
への送信データを音声にて受付け,音声テキスト変換制
御部6でテキストデータに変換し,図7のS6に戻る。
ないと判別された場合,図8のB.に示すように接続先
への送信データを音声にて受付け,音声テキスト変換制
御部6でテキストデータに変換し,図7のS6に戻る。
【0028】上記図7のステップS6にて即座にデータ
を送信しないと判別された場合は,図8のC.に示す処
理が実行され,自動接続制御部4にて送信テキストデー
タがサーバ内の送信データ蓄積データベース80に接続
先と指定された送信時間と共に蓄積され,蓄積データ送
信制御部にて周期的にチェックし,送信時間になると送
信テキストデータを選択して送信する(送信時には自動
接続制御部へ接続先アドレスを通知する)。
を送信しないと判別された場合は,図8のC.に示す処
理が実行され,自動接続制御部4にて送信テキストデー
タがサーバ内の送信データ蓄積データベース80に接続
先と指定された送信時間と共に蓄積され,蓄積データ送
信制御部にて周期的にチェックし,送信時間になると送
信テキストデータを選択して送信する(送信時には自動
接続制御部へ接続先アドレスを通知する)。
【0029】図9にデータベースの構成を示す。図9の
A.は個人情報データベース(図4の521)であり,
上記図5,図6のS9〜S10の発信者の認証を行う時
に使用され,発信者コードに対応して暗証番号と声紋デ
ータが予め登録されている。図9のB.はアドレス情報
データベース(図4の70)であり,接続先のアドレス
を求める時(上記図6のS15)に使用され,発信先キ
ーワード(会社名,部署,名前等)に対応してその接続
先が備える各メディアに対応する端末のアドレスが格納
されている。また,図9のC.は送信データ蓄積データ
ベース(図4の80)であり,送信データを即座に送信
しない時に,接続先アドレスと送信データが指定された
送信日時と共に格納される。
A.は個人情報データベース(図4の521)であり,
上記図5,図6のS9〜S10の発信者の認証を行う時
に使用され,発信者コードに対応して暗証番号と声紋デ
ータが予め登録されている。図9のB.はアドレス情報
データベース(図4の70)であり,接続先のアドレス
を求める時(上記図6のS15)に使用され,発信先キ
ーワード(会社名,部署,名前等)に対応してその接続
先が備える各メディアに対応する端末のアドレスが格納
されている。また,図9のC.は送信データ蓄積データ
ベース(図4の80)であり,送信データを即座に送信
しない時に,接続先アドレスと送信データが指定された
送信日時と共に格納される。
【0030】図10,図11は上記図4の構成による,
音声端末から音声端末への通信の相互の制御シーケンス
(その1),(その2)を示し,以下に説明する。公衆
網11の発信者(音声端末10a)から一つの特定のア
クセス番号により発信すると,ネットワーク接続装置1
のサーバシステム2のアクセスポート(受信専用ポート
3)に着信する。アクセスポートで応答すると,発信者
から発信者コード,暗証番号が音声で入力される(図1
0のa),サーバシステム2は自動接続制御部4からゲ
ートウェイ部5を起動し,受信した発信者コード,暗証
番号を供給する(図10のb)。ゲートウェイ部5のメ
ディア制御部50はメディア管理部51によりメディア
パターン510を用いてメディアが音声であることを認
識し,認識結果をサーバシステム2に通知する(図10
のc)。サーバシステム2はこれを受け取ると,音声テ
キスト変換制御部6を起動して音声の発信者コード,暗
証番号を認識してテキストに変換し,ゲートウェイ部5
に変換されたテキスト及び発信者の声紋を認証のための
供給する(図10のd)。ゲートウェイ部5の認証制御
部52は個人情報データベース521を用いて発信者コ
ードと暗証番号の対応をチェックすると共に,その発信
者の声紋について声紋認証制御部520により個人情報
データベース521に登録された声紋と照合して認証を
行う。この認証結果はメディア制御部50へ通知され,
この場合認証OK(照合が一致)の例について示すが,
この結果はサーバシステム2の自動接続制御部4へ通知
される(図10のe)。
音声端末から音声端末への通信の相互の制御シーケンス
(その1),(その2)を示し,以下に説明する。公衆
網11の発信者(音声端末10a)から一つの特定のア
クセス番号により発信すると,ネットワーク接続装置1
のサーバシステム2のアクセスポート(受信専用ポート
3)に着信する。アクセスポートで応答すると,発信者
から発信者コード,暗証番号が音声で入力される(図1
0のa),サーバシステム2は自動接続制御部4からゲ
ートウェイ部5を起動し,受信した発信者コード,暗証
番号を供給する(図10のb)。ゲートウェイ部5のメ
ディア制御部50はメディア管理部51によりメディア
パターン510を用いてメディアが音声であることを認
識し,認識結果をサーバシステム2に通知する(図10
のc)。サーバシステム2はこれを受け取ると,音声テ
キスト変換制御部6を起動して音声の発信者コード,暗
証番号を認識してテキストに変換し,ゲートウェイ部5
に変換されたテキスト及び発信者の声紋を認証のための
供給する(図10のd)。ゲートウェイ部5の認証制御
部52は個人情報データベース521を用いて発信者コ
ードと暗証番号の対応をチェックすると共に,その発信
者の声紋について声紋認証制御部520により個人情報
データベース521に登録された声紋と照合して認証を
行う。この認証結果はメディア制御部50へ通知され,
この場合認証OK(照合が一致)の例について示すが,
この結果はサーバシステム2の自動接続制御部4へ通知
される(図10のe)。
【0031】この後,図10には示されないがサーバか
ら発信者に対し接続先の入力を促すメッセージ(音声)
が送られ,認証がNG(照合が不一致)の場合は接続不
可の通知が送られる。認証OKの場合,発信者から接続
先の会社名,部署,名前等を含む接続先キーワードを音
声で入力すると(図10のf),サーバシステム2の自
動接続制御部4は音声テキスト変換制御部6を起動し
て,音声からテキストへの変換を行い(同g),テキス
トに変換された接続先キーワードを基に接続先検索制御
部7を起動して(同h),その接続先キーワード(名前
等)に対応する相手のアドレスをアドレス情報データベ
ース70を用いて検索する(同i)。
ら発信者に対し接続先の入力を促すメッセージ(音声)
が送られ,認証がNG(照合が不一致)の場合は接続不
可の通知が送られる。認証OKの場合,発信者から接続
先の会社名,部署,名前等を含む接続先キーワードを音
声で入力すると(図10のf),サーバシステム2の自
動接続制御部4は音声テキスト変換制御部6を起動し
て,音声からテキストへの変換を行い(同g),テキス
トに変換された接続先キーワードを基に接続先検索制御
部7を起動して(同h),その接続先キーワード(名前
等)に対応する相手のアドレスをアドレス情報データベ
ース70を用いて検索する(同i)。
【0032】検索されたアドレスは自動接続制御部4に
通知される(図11のj)。この時複数のアドレスが有
る場合は全て通知する。自動接続制御部4はこの中から
最適なメディアのアドレスを選択する(図11のk)。
この場合,先に認識された発信者のメディア(音声)に
対応する音声端末のアドレスが求められる。次に自動接
続制御部4はそのアドレスへの最適な接続ルート(音声
網)を選択し(図11のl),ネットワーク(図4の1
2)を介してパス接続を行い(図11のm),接続され
ると発信者と接続先との間で音声による通話が可能とな
る(同n)。
通知される(図11のj)。この時複数のアドレスが有
る場合は全て通知する。自動接続制御部4はこの中から
最適なメディアのアドレスを選択する(図11のk)。
この場合,先に認識された発信者のメディア(音声)に
対応する音声端末のアドレスが求められる。次に自動接
続制御部4はそのアドレスへの最適な接続ルート(音声
網)を選択し(図11のl),ネットワーク(図4の1
2)を介してパス接続を行い(図11のm),接続され
ると発信者と接続先との間で音声による通話が可能とな
る(同n)。
【0033】上記図4の実施例の構成は上記図1に示す
サーバシステムにゲートウェイ部が含まれる構成に対応
するが,サーバシステムとゲートウェイ部が分離した場
合の実施例の構成も上記図2に示す原理により構成でき
ることは明らかであり,図12にサーバシステムとゲー
トウェイ部を分離した場合の実施例の構成を示す。
サーバシステムにゲートウェイ部が含まれる構成に対応
するが,サーバシステムとゲートウェイ部が分離した場
合の実施例の構成も上記図2に示す原理により構成でき
ることは明らかであり,図12にサーバシステムとゲー
トウェイ部を分離した場合の実施例の構成を示す。
【0034】図12において,1,20,21は上記図
2の各符号と同じであり,1はネットワーク1,20は
ゲートウェイシステム,21はサーバシステムであり,
ゲートウェイシステム20内の200は受信専用ポー
ト,201はメディア制御部,202はメディア管理
部,203は認証制御部,204は声紋認証制御部を表
し,205は個人情報データベース(サーバシステム2
1に設けられている)である。また,サーバシステム2
1内の22は自動接続制御部,23は音声テキスト変換
制御部,24は接続先検索制御部,240はアドレス情
報データベース,25は接続不可通知装置,26は蓄積
データ送信制御部,27は送信データ蓄積部である。
2の各符号と同じであり,1はネットワーク1,20は
ゲートウェイシステム,21はサーバシステムであり,
ゲートウェイシステム20内の200は受信専用ポー
ト,201はメディア制御部,202はメディア管理
部,203は認証制御部,204は声紋認証制御部を表
し,205は個人情報データベース(サーバシステム2
1に設けられている)である。また,サーバシステム2
1内の22は自動接続制御部,23は音声テキスト変換
制御部,24は接続先検索制御部,240はアドレス情
報データベース,25は接続不可通知装置,26は蓄積
データ送信制御部,27は送信データ蓄積部である。
【0035】この分離型の場合において,音声端末と音
声端末との通信を行う場合の各部の動作を図13,図1
4により説明する。図13,図14は分離型における音
声端末から音声端末への通信の相互の制御シーケンス
(その1),(その2)である。
声端末との通信を行う場合の各部の動作を図13,図1
4により説明する。図13,図14は分離型における音
声端末から音声端末への通信の相互の制御シーケンス
(その1),(その2)である。
【0036】図12のネットワーク11の発信者(音声
端末)が一つのアクセスポートに対応するアクセス番号
で発信すると,ネットワーク接続装置1のゲートウェイ
システム20の受信専用ポート200に着信し,応答す
ると,発信者から発信者コード,暗証番号が音声で入力
される(図13のa),ゲートウェイシステム20では
メディア制御部201でメディア管理部202によりメ
ディアパターンを用いたメディア認識し,メディアが音
声であることを認識結果をサーバシステム21に通知す
る(図13のb)。サーバシステム21はこれを受け取
ると,音声テキスト変換制御部23を起動して音声の発
信者コード,暗証番号を認識してテキストに変換し,ゲ
ートウェイシステム20に供給する(図13のc)。
端末)が一つのアクセスポートに対応するアクセス番号
で発信すると,ネットワーク接続装置1のゲートウェイ
システム20の受信専用ポート200に着信し,応答す
ると,発信者から発信者コード,暗証番号が音声で入力
される(図13のa),ゲートウェイシステム20では
メディア制御部201でメディア管理部202によりメ
ディアパターンを用いたメディア認識し,メディアが音
声であることを認識結果をサーバシステム21に通知す
る(図13のb)。サーバシステム21はこれを受け取
ると,音声テキスト変換制御部23を起動して音声の発
信者コード,暗証番号を認識してテキストに変換し,ゲ
ートウェイシステム20に供給する(図13のc)。
【0037】ゲートウェイシステム20ではこのテキス
ト及び声紋について認証制御部203及び声紋認証制御
部204において個人情報データベース205を用いて
認証し(図13のd),認証OKの場合,発信者からの
接続先キーワードの入力を待ち(同e),入力されると
サーバシステム21に接続先キーワードを送る(同
f)。この後,サーバシステム21では,上記図10,
図11のサーバシステム2の動作(g〜m)と同様の動
作(g〜m)が実行されて,発信者10aと接続先13
aとの間に最適なパスが接続されて通話が可能となる
(図14のn)。
ト及び声紋について認証制御部203及び声紋認証制御
部204において個人情報データベース205を用いて
認証し(図13のd),認証OKの場合,発信者からの
接続先キーワードの入力を待ち(同e),入力されると
サーバシステム21に接続先キーワードを送る(同
f)。この後,サーバシステム21では,上記図10,
図11のサーバシステム2の動作(g〜m)と同様の動
作(g〜m)が実行されて,発信者10aと接続先13
aとの間に最適なパスが接続されて通話が可能となる
(図14のn)。
【0038】上記図13,図14について説明したよう
に図12に示すサーバシステムとゲートウェイが分離さ
れたネットワーク接続装置においても,上記図11,図
12に示す制御シーケンスと同様の制御動作により接続
制御を行うことができ,同様にネットワーク接続装置に
PBXが備えられた場合にも上記図3の原理構成に基づ
く実施例の構成(図示省略)により同様の制御動作を行
うことができる。
に図12に示すサーバシステムとゲートウェイが分離さ
れたネットワーク接続装置においても,上記図11,図
12に示す制御シーケンスと同様の制御動作により接続
制御を行うことができ,同様にネットワーク接続装置に
PBXが備えられた場合にも上記図3の原理構成に基づ
く実施例の構成(図示省略)により同様の制御動作を行
うことができる。
【0039】次に音声端末からデータ端末(パーソナル
コンピュータ等)へ日時を指定した送信する場合の制御
動作を図15,図16を用いて説明する。図15,図1
6は音声端末からデータ端末への日時指定の送信の制御
シーケンス(その1),(その2)である。この例は,
ネットワーク接続装置が上記図4に示すサーバシステム
内にゲートウェイを内蔵した場合であるが,上記図12
に示す分離型の場合にも適用できる。
コンピュータ等)へ日時を指定した送信する場合の制御
動作を図15,図16を用いて説明する。図15,図1
6は音声端末からデータ端末への日時指定の送信の制御
シーケンス(その1),(その2)である。この例は,
ネットワーク接続装置が上記図4に示すサーバシステム
内にゲートウェイを内蔵した場合であるが,上記図12
に示す分離型の場合にも適用できる。
【0040】音声端末10aからマルチメディアのネッ
トワーク接続装置1へ,一つのアクセス番号により発信
すると(図15のa),サーバシステム21のアクセス
ポート(受信専用ポート3)に着信し,応答すると発信
者コード,暗証番号が発信者から入力される。サーバシ
ステム21は,次に自動接続制御部4によりゲートウェ
イ部5を起動し,発信者コード,暗証番号を供給すると
(図15のb),ゲートウェイ部5とサーバシステム2
1との間で,上記図10のc〜eと同様の制御動作が行
われ,メディア制御部より自動接続制御部に認証OKが
受け取られると,自動接続制御部は音声テキスト変換制
御部を起動する。この後,発信者から音声により接続先
キーワード(会社名,部署,名前等)を受け取り(図1
5のf),続いて発信者から音声によりメディア識別コ
ードを受け取る(同g)。
トワーク接続装置1へ,一つのアクセス番号により発信
すると(図15のa),サーバシステム21のアクセス
ポート(受信専用ポート3)に着信し,応答すると発信
者コード,暗証番号が発信者から入力される。サーバシ
ステム21は,次に自動接続制御部4によりゲートウェ
イ部5を起動し,発信者コード,暗証番号を供給すると
(図15のb),ゲートウェイ部5とサーバシステム2
1との間で,上記図10のc〜eと同様の制御動作が行
われ,メディア制御部より自動接続制御部に認証OKが
受け取られると,自動接続制御部は音声テキスト変換制
御部を起動する。この後,発信者から音声により接続先
キーワード(会社名,部署,名前等)を受け取り(図1
5のf),続いて発信者から音声によりメディア識別コ
ードを受け取る(同g)。
【0041】このメディア識別コードは,接続先の端末
のメディアを指定するコードであり,音声,FAX,デ
ータ等の何れかを表す。サーバシステム21は,音声で
受けとった接続先キーワードとメディア識別コードを音
声テキスト変換し(図15のh),接続先キーワードと
メディア識別コードを基に接続先検索制御部を起動し
(同i),接続先検索制御部は接続先キーワードでアド
レス情報データベースを検索する(同j)。検索された
アドレス(複数)よりメディア識別コードに対応するア
ドレスを自動接続制御部へ通知する(図16のk)。自
動接続制御部は選択されたアドレスがパソコンアドレス
であるか判別し(図16のl),パソコンであると自動
接続制御部から音声テキスト変換制御部を起動する(同
m)。この後,発信者に音声による送信日時と音声によ
るデータの入力を促し(図16では図示省略),発信者
から送信日時,音声データが入力されると(図16の
n),音声テキスト変換し(同o),送信日時対応にア
ドレスと送信データをセットでデータベース(上記図9
のC.参照)に蓄積する(同p)。
のメディアを指定するコードであり,音声,FAX,デ
ータ等の何れかを表す。サーバシステム21は,音声で
受けとった接続先キーワードとメディア識別コードを音
声テキスト変換し(図15のh),接続先キーワードと
メディア識別コードを基に接続先検索制御部を起動し
(同i),接続先検索制御部は接続先キーワードでアド
レス情報データベースを検索する(同j)。検索された
アドレス(複数)よりメディア識別コードに対応するア
ドレスを自動接続制御部へ通知する(図16のk)。自
動接続制御部は選択されたアドレスがパソコンアドレス
であるか判別し(図16のl),パソコンであると自動
接続制御部から音声テキスト変換制御部を起動する(同
m)。この後,発信者に音声による送信日時と音声によ
るデータの入力を促し(図16では図示省略),発信者
から送信日時,音声データが入力されると(図16の
n),音声テキスト変換し(同o),送信日時対応にア
ドレスと送信データをセットでデータベース(上記図9
のC.参照)に蓄積する(同p)。
【0042】この後,蓄積データ送信制御部より周期的
に蓄積データをチェックし(図16のq),送信日時に
なると対応する送信すべき送信データとアドレスを抽出
し(同r),自動接続制御部へ通知する(同s)。自動
接続制御部はアドレスに対応する最適なルートで接続し
(図16のt),送信データを送信する(同u)。
に蓄積データをチェックし(図16のq),送信日時に
なると対応する送信すべき送信データとアドレスを抽出
し(同r),自動接続制御部へ通知する(同s)。自動
接続制御部はアドレスに対応する最適なルートで接続し
(図16のt),送信データを送信する(同u)。
【0043】次に上記図12に示すゲートウェイ機能と
サーバ機能が分離された場合の音声端末からパソコンへ
日時指定で送信する場合の動作を説明する。図17,図
18は分離型における音声端末よりパソコンへの通信の
相互の制御シーケンス(その1),(その2)である。
サーバ機能が分離された場合の音声端末からパソコンへ
日時指定で送信する場合の動作を説明する。図17,図
18は分離型における音声端末よりパソコンへの通信の
相互の制御シーケンス(その1),(その2)である。
【0044】音声端末10aから一つのアクセス番号に
より発信すると(図17のa),ゲートウェイシステム
20のアクセスポートに着信した後,図17のb〜fに
おいて上記図13の制御シーケンスのb〜fと同じ制御
動作が発信者,ゲートウェイシステム20及びサーバシ
ステム21の間で行われる。この後,音声のメディア識
別IDコードを発信者から受信し(図17のg),続い
て送信日時,接続先へ送る音声データを音声にて受信す
る(同i,j)。ゲートウェイシステム20はサーバシ
ステム21に接続先キーワードに続いてメディア識別I
Dコード(接続先端末のメディア識別IDはデータを表
す)を送る(図17のh)。サーバシステム21は,接
続キーワード及びメディア識別IDコードを音声テキス
トに変換し(図17のk),接続先キーワードとメディ
ア識別IDコードを基に接続先検索制御部を起動し(同
l),接続先キーワードを基にアドレス情報を検索し
(同m),検索アドレス(複数)よりメディア識別ID
コード対応のアドレスを自動接続制御部へ通知する(同
n)。
より発信すると(図17のa),ゲートウェイシステム
20のアクセスポートに着信した後,図17のb〜fに
おいて上記図13の制御シーケンスのb〜fと同じ制御
動作が発信者,ゲートウェイシステム20及びサーバシ
ステム21の間で行われる。この後,音声のメディア識
別IDコードを発信者から受信し(図17のg),続い
て送信日時,接続先へ送る音声データを音声にて受信す
る(同i,j)。ゲートウェイシステム20はサーバシ
ステム21に接続先キーワードに続いてメディア識別I
Dコード(接続先端末のメディア識別IDはデータを表
す)を送る(図17のh)。サーバシステム21は,接
続キーワード及びメディア識別IDコードを音声テキス
トに変換し(図17のk),接続先キーワードとメディ
ア識別IDコードを基に接続先検索制御部を起動し(同
l),接続先キーワードを基にアドレス情報を検索し
(同m),検索アドレス(複数)よりメディア識別ID
コード対応のアドレスを自動接続制御部へ通知する(同
n)。
【0045】サーバシステム21は選択アドレスとして
パソコン(データ)アドレスが得られる(図18の
o)。この後,ゲートウェイシステム20から送信日
時,音声データを受け取ると(図18のp),これをテ
キストデータに変換し(同q),送信日時対応にアドレ
スと送信データをセットでデータベース(送信データ蓄
積データベース)に蓄積する(上記図9のC.参照)。
この後,サーバシステム21ではs〜wにおいて,上記
図16のq〜uのそれぞれと同様の制御動作を行い,発
信者の指定日時に送信データが接続先で受信される。
パソコン(データ)アドレスが得られる(図18の
o)。この後,ゲートウェイシステム20から送信日
時,音声データを受け取ると(図18のp),これをテ
キストデータに変換し(同q),送信日時対応にアドレ
スと送信データをセットでデータベース(送信データ蓄
積データベース)に蓄積する(上記図9のC.参照)。
この後,サーバシステム21ではs〜wにおいて,上記
図16のq〜uのそれぞれと同様の制御動作を行い,発
信者の指定日時に送信データが接続先で受信される。
【0046】次に発信端末が携帯情報端末である時にマ
ルチメディア端末へ送信する場合の動作を説明する。図
19は携帯情報端末からマルチメディア端末と通信する
場合の相互の制御シーケンスである。この例は,ネット
ワーク接続装置が上記図4に示すサーバシステム内にゲ
ートウェイ部が内蔵されている構成を備えているものと
する。
ルチメディア端末へ送信する場合の動作を説明する。図
19は携帯情報端末からマルチメディア端末と通信する
場合の相互の制御シーケンスである。この例は,ネット
ワーク接続装置が上記図4に示すサーバシステム内にゲ
ートウェイ部が内蔵されている構成を備えているものと
する。
【0047】発信者(携帯情報端末)から一つのアクセ
ス番号に対し発信すると,サーバシステム2のアクセス
ポートに着信し,発信者コードと暗証コードがデータ信
号により受信される(図19のa)。サーバシステム2
は自動接続制御部よりゲートウェイ部5を起動して,発
信者コードと暗証番号の信号をゲートウェイ部5に通知
する(同b)。ゲートウェイ部5ではメディア制御部で
メディアを認識し,この例ではメディアがデータである
と認識し,認識したメディア(データ)による発信者コ
ードと暗証番号をゲートウェイ部5に通知する。ゲート
ウェイシステム5は個人情報データベース(図9のA.
参照)と照合して発信者の認証を行い,認証OKである
とサーバシステム2の自動接続制御部へ通知する(同
c)。この後,発信者から接続先キーワードと送信デー
タをデータ信号により受信すると(図19のd),接続
先キーワードを基に接続先検索制御部を起動し(同
e),接続先検索制御部で接続先キーワードを基にアド
レス情報データベースによりアドレス情報の検索を行い
(同f),検索したアドレスを自動接続制御部へ通知す
る(同g)。自動接続制御部では最適なメディア(この
場合データメディア)のアドレスを選択し(図19の
h),選択したアドレスへ送信データを最適なルート
(この場合データ網)を選択して送信し(同i),接続
先では送信データを受信する。
ス番号に対し発信すると,サーバシステム2のアクセス
ポートに着信し,発信者コードと暗証コードがデータ信
号により受信される(図19のa)。サーバシステム2
は自動接続制御部よりゲートウェイ部5を起動して,発
信者コードと暗証番号の信号をゲートウェイ部5に通知
する(同b)。ゲートウェイ部5ではメディア制御部で
メディアを認識し,この例ではメディアがデータである
と認識し,認識したメディア(データ)による発信者コ
ードと暗証番号をゲートウェイ部5に通知する。ゲート
ウェイシステム5は個人情報データベース(図9のA.
参照)と照合して発信者の認証を行い,認証OKである
とサーバシステム2の自動接続制御部へ通知する(同
c)。この後,発信者から接続先キーワードと送信デー
タをデータ信号により受信すると(図19のd),接続
先キーワードを基に接続先検索制御部を起動し(同
e),接続先検索制御部で接続先キーワードを基にアド
レス情報データベースによりアドレス情報の検索を行い
(同f),検索したアドレスを自動接続制御部へ通知す
る(同g)。自動接続制御部では最適なメディア(この
場合データメディア)のアドレスを選択し(図19の
h),選択したアドレスへ送信データを最適なルート
(この場合データ網)を選択して送信し(同i),接続
先では送信データを受信する。
【0048】
【発明の効果】本発明によれば接続先(取り引き先等)
のアドレスを一元管理し,且つメディアの認識及び認証
を自動的に行うことにより,今後多様化するマルチメデ
ィア通信において一つのアクセス番号でマルチメディア
端末から企業等サーバへのアクセスサーバを可能とす
る。またマルチメディア端末の通信も,最適なメディア
の宛先のアドレスを自動的に選択して接続することが可
能となる。
のアドレスを一元管理し,且つメディアの認識及び認証
を自動的に行うことにより,今後多様化するマルチメデ
ィア通信において一つのアクセス番号でマルチメディア
端末から企業等サーバへのアクセスサーバを可能とす
る。またマルチメディア端末の通信も,最適なメディア
の宛先のアドレスを自動的に選択して接続することが可
能となる。
【0049】また,最適なメディアで最適なルートによ
る通信を自動的に選択して自動接続が,マルチメディア
に対応して行われるため,将来増加するマルチメディア
通信に対応することができる。
る通信を自動的に選択して自動接続が,マルチメディア
に対応して行われるため,将来増加するマルチメディア
通信に対応することができる。
【図1】本発明の第1の原理構成図である。
【図2】本発明の第2の原理構成図である。
【図3】本発明の第3の原理構成図である。
【図4】実施例の構成図である。
【図5】サーバシステムの処理フロー(その1)を示す
図である。
図である。
【図6】サーバシステムの処理フロー(その2)を示す
図である。
図である。
【図7】サーバシステムの処理フロー(その3)を示す
図である。
図である。
【図8】サーバシステムの処理フロー(その4)を示す
図である。
図である。
【図9】データベースの構成を示す図である。
【図10】音声端末から音声端末への通信の相互の制御
シーケンス(その1)を示す図である。
シーケンス(その1)を示す図である。
【図11】音声端末から音声端末への通信の相互の制御
シーケンス(その2)を示す図である。
シーケンス(その2)を示す図である。
【図12】サーバシステムとゲートウェイ部を分離した
場合の実施例の構成を示す図である。
場合の実施例の構成を示す図である。
【図13】分離型における音声端末から音声端末への通
信の相互の制御シーケンス(その1)を示す図である。
信の相互の制御シーケンス(その1)を示す図である。
【図14】分離型における音声端末から音声端末への通
信の相互の制御シーケンス(その2)を示す図である。
信の相互の制御シーケンス(その2)を示す図である。
【図15】音声端末からデータ端末への日時指定の送信
の制御シーケンス(その1)を示す図である。
の制御シーケンス(その1)を示す図である。
【図16】音声端末からデータ端末への日時指定の送信
の制御シーケンス(その2)を示す図である。
の制御シーケンス(その2)を示す図である。
【図17】分離型における音声端末よりパソコンへの通
信の相互の制御シーケンス(その1)である。
信の相互の制御シーケンス(その1)である。
【図18】分離型における音声端末よりパソコンへの通
信の相互の制御シーケンス(その2)である。
信の相互の制御シーケンス(その2)である。
【図19】携帯情報端末からマルチメディア端末と通信
する場合の相互の制御シーケンスを示す図である。
する場合の相互の制御シーケンスを示す図である。
1 ネットワーク接続装置 2 サーバシステム 3 受信専用のポート 4 自動接続制御部 5 ゲートウェイ部 5a メディア制御部 5b メディア管理部 5c 認証制御部 5d 認証情報のデータベース(DB) 6 音声テキスト変換制御部 7 接続先検索制御部 7a アドレス情報データベース(DB) 8 蓄積データ送信制御部 8a 蓄積データを格納するデータベース(DB) 10 端末 11 公衆網(または専用線網) 12 各種のネットワーク 13 接続先端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04L 29/06
Claims (10)
- 【請求項1】 公衆網に接続された各種メディアの端末
からの着信をネットワーク接続装置により内線または他
の各種ネットワークのマルチメディアの端末に接続させ
るマルチメディアネットワークにおける接続方式におい
て,前記ネットワーク接続装置は,公衆網から一つのア
クセス番号により着信するポートを備え,着信時の受信
信号を基に発信端末のメディアを信号のパターンを識別
して決定するメディア制御部と,決定されたメディアに
よる発信端末から入力される認証のための情報を,予め
発信者に対応して登録された認証のための情報と照合す
る認証部と,前記認証部による認証が得られると発信端
末からの接続先を表すキーワードを受け取ると予め,キ
ーワードと接続先のアドレス情報が登録されたデータベ
ースを検索する接続先検索制御部と,検索されたアドレ
スを用いて接続先へ発信端末を接続する自動接続制御部
とを備えることを特徴とするマルチメディアネットワー
クにおける接続方式。 - 【請求項2】 請求項1において,前記メディア制御部
により発信端末のメディアが音声であることを識別する
と音声をテキストに変換するために起動される音声テキ
スト変換制御部を備え,前記音声テキスト変換制御部
は,前記発信端末から入力される認証のための音声信号
をテキストデータに変換し,前記認証部による認証を行
うと共に,接続先を表すキーワードをテキストデータに
変換して,前記接続先検索制御部による検索を行うこと
を特徴とするマルチメディアネットワークにおける接続
方式。 - 【請求項3】 請求項1または2において,前記接続先
検索制御部により得られた接続先が複数のメディア対応
のアドレスである場合,前記自動接続制御部は複数のア
ドレスから,前記着信した発信端末のメディアに対応す
る最適アドレスを選択し,前記メディアに最適なネット
ワークを選択して接続先へ発信端末を接続することを特
徴とするマルチメディアネットワークにおける接続方
式。 - 【請求項4】 請求項1または2において,前記接続先
検索制御部は,検索により得られた接続先が複数のメデ
ィア対応のアドレスである場合,発信端末から接続先の
メディアを要求するメディア識別IDコードを受け付け
ると,前記複数のアドレスから要求されたメディアに対
応するアドレスを選択し,前記自動接続制御部に通知す
ることを特徴とするマルチメディアネットワークにおけ
る接続方式。 - 【請求項5】 請求項2乃至4の何れかにおいて,発信
端末からの接続先を指定する信号を受け取った後に,接
続先へ送信したい内容を表す信号と送信日時を指示する
信号を受け取ると,発信端末のメディアが音声の場合
は,前記送信したい内容を表す信号及び送信日時の信号
をそれぞれテキストデータに変換し,データの場合はそ
のデータを送信日時別に送信先の情報と共に送信データ
蓄積部に蓄積し,前記送信データ蓄積部を定期的にチェ
ックして送信日時になると送信データと送信先を前記自
動接続制御部へ通知する蓄積データ送信制御部を備え,
自動接続制御部は,通知された送信先を接続して前記送
信データ蓄積部の送信データを送信することを特徴とす
るマルチメディアネットワークにおける接続方式。 - 【請求項6】 請求項1において,前記メディア制御部
は,着信信号のメディアを予め登録された各メディアの
パターンを保持するメディア管理部を起動してメディア
を識別し,識別したメディアが音声の場合,発信端末か
ら受け取った発信者コードと暗証番号についてテキスト
データに変換して認証を行う認証制御部と声紋について
認証を行う声紋認証制御部とを備え,前記認証制御部
は,識別したメディアが音声以外の場合は,発信端末か
ら受け取った発信者コードと暗証番号を用いて認証を行
うことを特徴とするマルチメディアネットワークにおけ
る接続方式。 - 【請求項7】 請求項1または2において,前記認証制
御部において前記発信者の認証において認証結果が不良
であるか,前記接続先検索制御部において接続先アドレ
スが存在しないと前記自動接続制御部は,発信端末を接
続不可通知装置に接続して発信端末に接続不可であるこ
とを通知することを特徴とするマルチメディアネットワ
ークにおける接続方式。 - 【請求項8】 請求項1乃至7の何れかにおいて,前記
ネットワーク接続装置は,サーバシステムを備え,前記
サーバスシステムは,ネットワークからの一つのアクセ
ス番号により着信する専用ポートと,前記受信専用ポー
トと接続されると共に,接続先の内線または各種ネット
ワークと接続された自動接続制御部と,前記自動接続制
御部に対し,メディア制御部を含むゲートウェイ部,接
続先検索制御部,音声テキスト変換制御部及び蓄積デー
タ送信制御部が接続されることを特徴とするマルチメデ
ィアネットワークにおける接続方式。 - 【請求項9】 請求項1乃至7の何れかにおいて,前記
ネットワーク接続装置は,ネットワークからの一つのア
クセス番号により着信する専用ポートとメディア制御部
を含むゲートウェイシステムと,前記専用ポートと接続
され自動接続制御部を含むサーバシステムとを備え,前
記ゲートウェイシステムは発信端末からのメディアを識
別するメディア制御部を備え,メディアが音声の場合前
記サーバシステムの音声テキスト変換制御部を起動して
音声をテキストに変換し,前記サーバシステムは前記ゲ
ートウェイシステムを介して発信者からの情報を受信
し,自動接続制御部を介して接続先への接続を行うこと
を特徴とするマルチメディアネットワークにおける接続
方式。 - 【請求項10】 請求項1乃至7の何れかにおいて,前
記ネットワーク接続装置は,ネットワークからの一つの
アクセス番号により着信する私設交換機を備えると共
に,前記私設交換機に接続されてメディア制御部を含む
ゲートウェイ部及び自動接続制御部を含むサーバ部を備
え,前記ゲートウェイ部は発信端末からのメディアの識
別と認証を行い,前記サーバ部は発信端末からの接続情
報を受け取ると前記自動接続制御部により最適ルートを
選択して前記私設交換機により接続先への接続を行うこ
とを特徴とするマルチメディアネットワークにおける接
続方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8330600A JPH10173711A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | マルチメディアネットワークにおける接続方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8330600A JPH10173711A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | マルチメディアネットワークにおける接続方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10173711A true JPH10173711A (ja) | 1998-06-26 |
Family
ID=18234476
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8330600A Withdrawn JPH10173711A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | マルチメディアネットワークにおける接続方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10173711A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005012295A (ja) * | 2003-06-17 | 2005-01-13 | Aruze Corp | 情報管理システム |
JP2005020309A (ja) * | 2003-06-25 | 2005-01-20 | Aruze Corp | 情報管理システム |
JP2005020310A (ja) * | 2003-06-25 | 2005-01-20 | Aruze Corp | 情報管理システム |
US6987758B1 (en) | 1999-04-07 | 2006-01-17 | Juniper Networks, Inc. | Network switching system with asynchronous and isochronous interface |
US7024697B2 (en) | 1999-12-22 | 2006-04-04 | Nec Corporation | Access right managing system, portable terminal, gateway and contents server |
WO2006043489A1 (ja) * | 2004-10-20 | 2006-04-27 | Sanyo Electric Co., Ltd. | サーバ |
-
1996
- 1996-12-11 JP JP8330600A patent/JPH10173711A/ja not_active Withdrawn
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6987758B1 (en) | 1999-04-07 | 2006-01-17 | Juniper Networks, Inc. | Network switching system with asynchronous and isochronous interface |
US7480290B2 (en) | 1999-04-07 | 2009-01-20 | Juniper Networks, Inc. | Network switching system with asynchronous and isochronous interface |
US8249061B2 (en) | 1999-04-07 | 2012-08-21 | Juniper Networks, Inc. | Network switching system with asynchronous and isochronous interface |
US8615007B2 (en) | 1999-04-07 | 2013-12-24 | Juniper Networks, Inc. | Network switching system with asynchronous and isochronous interface |
US7024697B2 (en) | 1999-12-22 | 2006-04-04 | Nec Corporation | Access right managing system, portable terminal, gateway and contents server |
JP2005012295A (ja) * | 2003-06-17 | 2005-01-13 | Aruze Corp | 情報管理システム |
JP2005020309A (ja) * | 2003-06-25 | 2005-01-20 | Aruze Corp | 情報管理システム |
JP2005020310A (ja) * | 2003-06-25 | 2005-01-20 | Aruze Corp | 情報管理システム |
WO2006043489A1 (ja) * | 2004-10-20 | 2006-04-27 | Sanyo Electric Co., Ltd. | サーバ |
JP2006121251A (ja) * | 2004-10-20 | 2006-05-11 | Sanyo Electric Co Ltd | サーバ |
JP4568078B2 (ja) * | 2004-10-20 | 2010-10-27 | 三洋電機株式会社 | サーバ |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20040302 |