JPH10171353A - 過冷却歴表示具、過高温歴表示具、過冷却・過高温歴表示具 - Google Patents

過冷却歴表示具、過高温歴表示具、過冷却・過高温歴表示具

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JPH10171353A
JPH10171353A JP35949196A JP35949196A JPH10171353A JP H10171353 A JPH10171353 A JP H10171353A JP 35949196 A JP35949196 A JP 35949196A JP 35949196 A JP35949196 A JP 35949196A JP H10171353 A JPH10171353 A JP H10171353A
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container
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Kaoru Seto
馨 瀬戸
Kunitake Amano
晋武 天野
Koji Nagata
宏二 永田
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  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 健康食品を始めとし食品、化粧品、薬品、化
学品などの収納物には、凍結したり高温下に置かれると
変質し、時には有害物に変質したり有害物を発生させる
ものがあり、容器に収納されたそれらの収納物が上記の
ような低温或は高温下に置かれた経歴の有無を目視・識
別可能な表示物の必要性が痛感されていた。 【解決手段】 請求項1記載の発明は、温度が低下し所
定温度に達すると膨張する液体と、その液体を密封状態
で収納する容器と、を備え、その容器に密封された液体
が、所定温度に達して膨張し、その液体の膨張により、
容器の少なくとも一部が破壊された後、或は、容器の少
なくとも一部に間隙が生じた後、所定温度以上に回復す
ると、液体がその破壊箇所或は間隙から漏出することに
より過冷却歴を確認可能となることを特徴とする過冷却
歴表示具。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器内に収納され
た収納物に過冷却或は過高温下に置かれた経歴の有無を
表示する過冷却歴表示具、過高温歴表示具、過冷却・過
高温歴表示具に関し、更に詳しくは、容器内に収納され
た食品、化粧品或は薬品などを始めとする収納物が氷点
下以下の低温にあい凍結し、或は常温を越えて例えば4
0゜C以上の高温にあい、そのためにそれらの収納物が
変質などにより使用不能になり或は使用不能になる可能
性があるとき、上記変質し或は変質する可能性のある容
器内の収納物が凍結し或は高温下に置かれた即ち所定の
温度以下或は以上になった経歴の有無を目視或は確認可
能に表示することにより、それらの変質収納物の使用に
よる各種危険を予防するため、それらの収納物が収納さ
れた容器、或は、その容器に取付けられた蓋或は内蓋の
近傍に取りつけることにより、それらの収納物の凍結或
は過温経歴を目視可能とし、変質した収納物の使用を回
避するための過冷却歴表示具、過高温歴表示具、過冷却
・過高温歴表示具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、凍結し或は常温を越えた高温下に
置かれ即ち所定の温度以上或は以下に置かれると変質な
どにより使用不能となる可能性のある食品、化粧品或は
薬物などを始めとした収納物Xを収納した容器Y、例え
ば健康食品、化粧品、医師や病院などから渡された薬な
どが収納された容器Yの保管は、「凍結注意」「冷所保
管」などの注意書きが表示されているのみで、それらの
管理責任は保管者に任されていた。又、それらの容器Y
としては、図16に示すように一端に開口部を有する有
底の容器本体Yaとその開口部を塞ぐ蓋Yb、又は図1
7に示すように一端に開口部を有する有底の容器本体Y
aとその開口部を塞ぐ中蓋Ycとその中蓋Ycを覆い開
口部を塞ぐ蓋Ybとからなっているのが一般的であっ
た。更に、図示しないが、容器Yとしては、袋、筺体、
筒体、管体など種々の形状のものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】一度凍結後解凍され或
は前記高温下に保管されたそれらの収納物が収納された
容器は、それらの保管者本人にも、それらを手渡された
第三者にも、そのような収納物入り容器を見ただけでは
凍結或は高温保管経歴の有無の判定は困難、否不能であ
り、ましてやそのような経歴による収納物の変質を判定
・判断することは不可能であった。従って、上記凍結さ
れ或は前記高温下に保管され収納物を使用し(人が経口
使用する場合のみならず、収納物とその使用目的次第で
種々の使用方法が考えられる)或は飲食することにより
種々障害或は健康障害を引き起こすなどの問題点があり
困っていた。即ち、健康食品を始めとした食品、、化粧
品、薬品、化学品などの収納物には、凍結或は高温即ち
所定温度以下或は以上の温度に遭遇すると変質し、時に
は有害物に変質し、或は有害物を発生させるものがあ
り、容器に収納されたそれらの収納物がそのような低温
・高温下に置かれた経歴の有無を手軽に確認可能な表示
物の必要性が痛感されていた。後述の実施例で示した容
器をポリエチレンや塩化ビニールで造った容器でテスト
を繰返したところ、その容器の肉厚(0.5〜1粍程度
でテスト)が薄い場合、液体や気体の膨張と共に容器そ
のものが膨張し(図12参照)、蓋体が抜け落ちる確実
が不十分であることが分かり、更に、テストを繰返した
ところ、液体や気体の膨張により蓋体と開口部の間に間
隙が生じ、確実に液体や気体がその間隙から漏出し、漏
出した痕跡を残すので、それらの経歴を確実に目視・確
認できる過冷却歴表示具、過高温歴表示具、過冷却・過
高温歴表示具が得られた。本発明が解決しようとする課
題は、以上のような欠点に鑑み、収納物入り容器が凍結
され、或は例えば40゜Cの常温を越えた高温下に置か
れたことの何れか一方或は両方の経歴を目視可能に表示
する不可逆性表示機能を有する過冷却歴表示具、過高温
歴表示具、過冷却・過高温歴表示具を提供することを目
的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る過冷却歴表
示具、過高温歴表示具、過冷却・過高温歴表示具は、以
上のような課題を解決するものであって、次のようなも
のである。請求項1の過冷却歴表示具は、温度が低下し
所定温度に達すると膨張する液体と、その液体を密封状
態で収納する容器と、を備え、その容器に密封された液
体が、所定温度に達して膨張し、その液体の膨張によ
り、容器の少なくとも一部が破壊された後、或は、容器
の少なくとも一部に間隙が生じた後、所定温度以上にな
ると、液体がその破壊箇所或は間隙から漏出することに
より過冷却歴を確認可能となることを特徴とする。
【0005】請求項2の過冷却歴表示具は、温度が低下
し所定温度に達すると膨張する液体と、その液体を収納
し、一端に開口部を有する容器と、その容器の開口部に
密封状態で取付けられる蓋体と、を備え、その容器に収
納され蓋体により密封された液体が、所定温度に達して
膨張し、その液体の膨張により、容器の開口部と蓋体の
間の少なくとも一部に間隙が生じた後、或は、蓋体が開
口部から脱落した後、所定温度以上になると、液体がそ
の間隙或は開口部から漏出することにより過冷却歴を確
認可能となることを特徴とする。
【0006】請求項3の過冷却歴表示具は、温度が低下
し0゜Cに達すると氷結し膨張する水或は水溶液と、そ
の水或は水溶液を収納し、一端に開口部を有する容器
と、その容器の開口部に密封状態で取付けられる蓋体
と、を備え、その容器に収納され蓋体により密封された
水或は水溶液が、温度が低下し0゜Cに達すると氷結
し、その氷結した水或は水溶液の膨張により、容器の開
口部と蓋体の間の少なくとも一部に間隙が生じた後、或
は、蓋体が開口部から脱落した後、温度が上昇し氷解し
た水或は水溶液が、間隙或は開口部から漏出することに
より過冷却歴を確認可能となることを特徴とする。
【0007】請求項4の過高温歴表示具は、温度の上昇
と共に膨張する液体或は気体と、その液体或は気体を密
封状態で収納する容器と、を備え、その容器に密封され
た液体或は気体が、所定温度に達し、その液体或は気体
の膨張により、容器の少なくとも一部が破壊され、或
は、容器の少なくとも一部に間隙が生じ、液体或は気体
がその破壊箇所或は間隙から漏出することにより過高温
歴を確認可能となることを特徴とする。
【0008】請求項5の過高温歴表示具は、温度の上昇
と共に膨張する液体或は気体と、その液体或は気体を収
納し、一端に開口部を有する容器と、その容器の開口部
に密封状態で取付けられる蓋体と、を備え、その容器に
収納され蓋体により密封された液体或は気体が、温度が
上昇し所定温度に達すると、その液体或は気体の膨張に
より、容器の開口部と蓋体の間の少なくとも一部に間隙
が生じ、或は、蓋体が開口部から脱落し、液体或は気体
がその間隙或は開口部から漏出することにより過高温歴
を確認可能となることを特徴とする。
【0009】請求項6の過高温歴表示具は、温度の上昇
と共に膨張するアルコールと、そのアルコールを収納
し、一端に開口部を有する容器と、その容器の開口部に
密封状態で取付けられる蓋体と、を備え、その容器に収
納され蓋体により密封されたアルコールが、温度が上昇
し所定温度に達すると、そのアルコールの膨張により、
容器の開口部と蓋体の間の少なくとも一部に間隙が生
じ、或は、蓋体が脱落し、アルコールがその間隙或は開
口部から漏出することにより過高温歴を確認可能となる
ことを特徴とする。
【0010】請求項7の過冷却・過高温歴表示具は、請
求項1〜3のうち1項記載の過冷却歴表示具と、請求項
4〜6のうち1項記載の過高温歴表示具と、を備えてい
ることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明に係る過冷却歴表示具、過高温歴表示
具、過冷却・過高温歴表示具は、以上のような構成を備
えるものであって、次のようなものである。請求項1の
過冷却歴表示具は、前記構成を備えているので、容器に
密封された液体は、温度が低下して所定温度に達すると
膨張し、その液体の膨張により、容器の少なくとも一部
が破壊された後、或は、容器の少なくとも一部に間隙が
生じた後、所定温度以上になるとその破壊箇所或は間隙
から液体が漏出することにより過冷却歴を確認可能とな
る。
【0012】請求項2の過冷却歴表示具は、前記構成を
備えているので、容器に収納され蓋体により密封された
液体は、温度が下がり所定温度に達すると膨張し、その
液体の膨張により、容器の開口部と蓋体の間の少なくと
も一部に間隙が生じ、或は、蓋体が開口部から脱落し、
その後、液体が所定温度以上になるとその間隙或は開口
部から液体が漏出することにより過冷却歴を確認可能と
なる。
【0013】請求項3の過冷却歴表示具は、前記構成を
備えているので、容器に収納され蓋体により密封された
水或は水溶液は、温度が低下し0゜Cに達すると氷結
し、その氷結した水或は水溶液の膨張により、容器の開
口部と蓋体の間の少なくとも一部に間隙が生じ、或は、
蓋体が開口部から脱落し、その後、温度が上昇し氷解し
た水或は水溶液が、間隙或は開口部から漏出することに
より過冷却歴を確認可能となる。
【0014】請求項4の過高温歴表示具は、前記構成を
備えているので、容器に密封された液体或は気体は、温
度の上昇と共に膨張し所定温度に達すると、液体或は気
体の膨張により、容器の少なくとも一部が破壊され、或
は、容器の少なくとも一部に間隙が生じ、液体或は気体
がその破壊箇所或は間隙から漏出することにより過高温
歴を確認可能となる。
【0015】請求項5の過高温歴表示具は、上記構成を
備えているので、容器に収納され蓋体により密封された
液体或は気体は、温度の上昇と共に膨張し所定温度に達
すると、液体或は気体の膨張により、容器の開口部と蓋
体の間の少なくとも一部に間隙が生じ、或は、蓋体が開
口部から脱落し、液体或は気体がその間隙或は開口部か
ら漏出することにより過高温歴を確認可能となる。
【0016】請求項6の過高温歴表示具は、上記構成を
備えているので、容器に収納され蓋体により密封された
アルコールは、温度の上昇と共に膨張し所定温度に達す
ると、アルコールの膨張により、容器の開口部と蓋体の
間の少なくとも一部に間隙が生じ、或は、蓋体が脱落し
た、アルコールがその間隙或は開口部から漏出すること
により過高温歴を確認可能となる。
【0017】請求項7の過冷却・過高温歴表示具は、上
記構成を備えているので、一体或は一対で形成された過
冷却歴表示具と過高温歴表示具により、過冷却歴と過高
温歴の両者を目視・確認可能となる。
【0018】
【実施例】以下に説明する本発明の実施例は、収納物を
健康飲食物(以下:健康食品という)を例に説明する
が、本発明品は、健康食品のみならず一般の食品を始め
化粧品、医薬品、化学(薬)品、その他の収納物などに
も使用でき、例えば、0゜C以下に冷却され凍結するな
ど所定温度以下になると変質し、或は常温を越えて40
゜C以上の高温になるなど所定温度以上になると変質
し、その収納物を使用すると種々の弊害が生じ或は収納
物の当初の目的・効力が得られない場合などに、後述す
る収納物保存用容器(容器本体、蓋、中蓋)の近傍に取
りつけ、前記所定温度以下或は以上になった経歴を目視
或は確認可能に表示することによりその収納物使用によ
る弊害などを予防するためのものである。
【0019】以下、本発明の実施例を、図面に基づき説
明する。図1は、本実施例の過冷却又は過高温歴表示具
の開蓋状態を示す斜視図、 図2は、本実施例の開口部
の小さい過冷却歴又は過高温歴表示具の開蓋状態を示す
斜視図、 図3は、本実施例の一部に破壊容易部分を設
けた過冷却歴又は過高温歴表示具を示す斜視図、 図4
は、本実施例に設ける一部に破壊容易部分の位置の例を
示した過冷却歴又は過高温歴表示具の縦断面説明図であ
る。
【0020】[実施例1]以下、図1に基づき説明す
る。本実施例の過冷却歴表示具は、一端に開口部1aを
設け、その開口部1aに連なる収納部1bを有する有底
筒体で形成した容器1(図では円筒体で図示している
が、角筒体や筺体などであっても良い)と、前記開口部
1aに密嵌入可能に形成した蓋体2と、前記収納部1b
に収納され、所定温度になると膨張し、或は、温度の上
昇と共に膨張する液体3(図示せず)とが備えられてい
る。この液体3は、0゜Cになると凍結し体積が膨張す
る水或は水溶液(以下、水と省略する。水の場合は0゜
Cで氷結して約1.1倍に膨張する)のように所定温度
以下になると膨張する物であれば良い。上記収納部1b
を有する容器1は、0゜Cのように所定温度以下になっ
ても膨張しない或は膨張し辛い物質が望ましく、蓋体2
は所定温度(0゜C)以下になると膨張する液体3の膨
張する圧力により押し出され抜け落ち、或は、開口部1
aと蓋体2の間に間隙が生ずるように密嵌入されてい
る。又、容器1は透視可能(透明又は半透明)な例えば
硬質塩化ビニールやガラスで形成することが望ましい。
更に、所定温度以下になると膨張する液体3としては、
着色した水が望ましい。又、蓋体2は、容器1に収納さ
れた液体3が常温では漏出しないように開口部1aに密
嵌入可能に形成してあれば良い。以上のような構成を備
えた過冷却歴表示具であるから、例えば、収納部1b内
に収納される液体3が水3の場合は、雰囲気温度が0゜
C以下になると氷結して膨張するが、容器1と蓋体2は
膨張しない或は膨張し辛い物質即ち硬質塩化ビニールや
ガラス等で形成されているので、収納部1b内の液体3
である水の膨張により蓋体1bが緩み或は押し出され、
雰囲気温度が0゜C以上になると氷結した水3は解凍さ
れて水3に戻り、その容器1の収納部1b内の水3が流
出するが、抜落或は緩んだ蓋体2は自動的に開口部1a
に嵌入することはない。従って、一度0゜C以下になっ
た過冷却歴表示具は、蓋体2が緩み開口部1aとの間に
間隙が生じ、或は、外れ、液体3である水が流失してい
るので、確実に図7〜図9に基づき次の実施例を説明す
る。図7は、本実施例の過冷却・過温目視・確認するこ
とが出来る上に、容器1を透視可能な硬質塩化ビニール
やガラスで形成し、収納部1b内の膨張する液体3を着
色すれば、外れた蓋2と着色された液体3がなくなり容
器1の内部が空になっていることの両面から目視・確認
可能である。
【0021】[実施例2]次に、再度図1に基づき本発
明の異なる実施例を説明する。尚、本実施例以下の説明
に当たって、本発明の記載済み実施例と同一構成部分に
は、同一符号を付して重複する説明は省略する。図1に
基づき説明する。前記実施例と主に異なる点は、前記実
施例の液体3である水を、例えば、アルコールのように
温度の上昇と共に大きく膨張する液体や気体4(図示せ
ず)としたことである。以上のような構成を備えたこと
を特徴とする過高温歴表示具であるから、例えば、40
°Cのような高い温度になると収納部1b内の液体或は
気体4は膨張するが、容器1は膨張しない或はし辛いの
で、前記実施例同様、収納部1bの液体或は気体4の膨
張により蓋体2が緩み或は押し出され抜落するから、収
納部1b内から液体或は気体4は流出する。しかしなが
ら、蓋体2は自動的に開口部1aに再嵌入することはな
い。従って、一度40゜C以上になった過高温歴表示具
は、蓋体2が外れているので、目視・確認することが出
来る上に、容器1を透視可能に形成し、内部の膨張する
液体4に着色したアルコールを使用すれば、蓋体2が開
口部1bからアルコール4が流出し容器1が空になるの
で目視・確認することができる。
【0022】又、実施例1、実施例2で説明した凍結又
は過高温歴表治具の容器1の形状を図2に示すように開
口部1bの小さな容器(ビン型)5とすることにより、
膨張する液体或は気体4の膨張時の圧力による押圧力を
大きく顕し、蓋体2を確実に緩ませ或は抜落させること
が出来る。更に、図3、図4に示すように容器6の一部
(全体であっても良い)に所定以上の圧力が加わると破
壊されやすい部分6aを形成し、膨張する液体或は気体
3が膨張するときの圧力(矢印方向)により、その破壊
されやすい部分6aが破壊され、破壊された部分6aか
ら膨張した液体或は気体3が流出するようにすることも
出来る。それらの液体或は気体3が流出すれば、周囲の
状況を目視し、過冷却又は過温歴の有無を確認できる。
(その破壊されやすい部分6aは、図4に示したうちの
1箇所のみ設けた方が良い) それらの容器6(1も含め)の形状は図示し説明した有
底筒体に拘ることなく、筺体や袋或はチューブその他の
形状であっても良く、膨張する液体4の膨張時の圧力に
よりその膨張する液体4が容器6から流出できる形状で
あれば如何なる形状であっても良い。
【0023】[実施例3]図5は、本実施例の過冷却歴
・過高温歴表示具として過冷却歴又は過高温歴表示具が
並列状に形成された開蓋状態を示す分解斜視図、 図5
は、本実施例の過冷却歴・過高温歴表示具として過冷却
歴又は過高温歴表示具が直列状に形成された開蓋状態を
示す分解斜視図である。図5に基づき説明する。前記実
施例と主に異なる点は、実施例1で説明した過冷却歴表
示具の容器1と、実施例2で説明した過高温歴表示具の
容器1とを並列状に形成したことである。図6に示すよ
うに実施例1で説明した過冷却歴表示具の容器1と、実
施例2で説明した過高温歴表示具の容器1とを直列状に
形成することも出来る。即ち、図5,6の過冷却歴・過
高温歴表示具は、図1で示した容器1を2数本用意し、
一方の容器1に液体3を、他方の容器1に液体4を収納
し、蓋体2により密封したことである。上記構成の過冷
却歴又は過高温歴表示具の容器1が並列状又は直列状に
形成された過冷却歴・過高温歴表示具は、所定温度以下
例えば凍結温度である0゜C以下になった経歴と、所定
温度以上例えば常温を越えた温度である40゜C以上に
なった経歴を1体の過冷却歴・過温歴表示具で知ること
が出来る。
【0024】[実施例4]歴表示具付容器の開蓋状態を
示す分解斜視図、 図8は、本実施例の過冷却・過温歴
表示具付容器の開蓋状態を示す分解斜視図、 図9は、
本実施例の過冷却・過温歴表示具付容器の開蓋状態を示
す分解斜視図である。図7〜9に基づき説明する。前記
実施例と本実施例の主に異なる点は、健康食品などの収
納物(前述のように食品、化粧品、薬品、化学品などで
も良い)を収納し保管する第2の容器11の近傍に前記
実施例3の過冷却・過温歴表示具14を取付けたことで
ある。更に詳述する。収納物を収納する開口部を一端に
有し、内部に収納部を有する収納物保存用容器11(前
記実施例1〜3の容器1同様、収納物保存用容器11の
形状は問わない。)を形成し、その開口部に着脱可能に
取付けらる第2の蓋体12を形成し、その第2の蓋体1
2の表面に前記第3の実施例の過冷却・過温歴表示具1
4を取付ける。第3の実施例の過冷却・過温歴表示具1
4の取付け位置は、図7に示すように第2の蓋体12の
表面に取付けることも出来るし、図8のように第2の蓋
体12の内面に取付けることも出来る。更に、図9に示
すように、収納物保存用容器11の外周に取付けること
もできる。過冷却・過温歴表示具14の取付け位置は、
収納物保存用容器11又は第2の蓋体12の何れかの任
意の位置即ち収納物保存用容器の近傍に取付ければ良
い。以上のような構成の過冷却・過温歴表示具付容器で
あるから、課題に記載したように、健康食品を始めとし
一般食品、化粧品、薬品、化学品などの収納物には、凍
結したり高温下に置かれると変質し、時には有害物に変
質したり有害物を発生させるものがあり、容器に収納さ
れたそれらの収納物がそのような低温・高温下に置かれ
た経歴の有無を目視・確認可能な表示物の必要性が痛感
されていたが、以上のような構成の過冷却・過温歴表示
具付容器であるから、内部に収納した収納物が、例えば
凍結温度である0゜Cなど所定温度以下の雰囲気に置か
れた経歴、或は例えば常温を越えた40゜Cなど所定温
度以上の雰囲気に置かれた経歴の有無を目視・確認でき
るので、それらの所定温度以下、所定温度以上の雰囲気
に置かれると変質する可能性のある収納物に、そのよう
な所定温度以下、所定温度以上の雰囲気に遭遇した経歴
が目視・確認可能に表示されているから、そのような変
質したような収納物を食し或は使用することにより生じ
る種々の障害を避けることが出来る表示物即ち過冷却・
過高温歴表示具付容器が得られた。尚、図示しないが、
必要に応じ、過冷却経歴のみを目視したいときは、過冷
却歴表示具を取付ければ良く、過高温経歴のみを目視し
たいときは、過高温歴表示具を取付ければ良く、その取
付け方法は接着剤で所望の位置に固着するなど任意であ
り、着脱可能に取付けることも出来る。
【0025】[実施例5]図10、図11に基づき次の
実施例を説明する。図10は、本実施例の過冷却・過高
温歴表示具付容器の開蓋状態を示す分解斜視図、 図1
1は、本実施例の過冷却・過高温歴表示具付容器の開蓋
状態を示す分解斜視図である。図10に基づき次の実施
例を説明する。前記実施例と主に異なる点は、開口部に
内蓋13を着脱可能に取りつけ、その内蓋13の表面に
前記実施例3の過冷却・過高温歴表示具14を取付けた
ことである。上記構成の過冷却・過高温歴表示具付容器
であるから実施例同様過冷却・過高温歴を目視・確認す
ることが出来、前記弊害を避けることが出来る。図11
は、内蓋13の表面に紐或は細棒状の取付部材13aを
設け、その取付部材13aの先端に前記実施例3の過冷
却・過高温歴表示具14を取付けたことである。このよ
うな構成の過冷却歴・過高温歴表示具付容器であるから
前記実施例同様の効果に加え、過冷却・過高温歴表示具
14を引っ張ることにより内蓋13が容易に取り外せる
ようになる。
【0026】[実施例6]図13〜15に基づき次の実
施例を説明する。図13は、本実施例の過冷却歴・過高
温歴表示具の分解斜視図、 図14は、本実施例の過冷
却歴・過高温歴表示具の要部拡大縦断面図(液体或は気
体漏出前)、 図15は、本実施例の過冷却歴・過高温
歴表示具の要部拡大縦断面図(液体或は気体漏出時)で
ある。図13〜15に基づき次の実施例を説明する。前
記実施例と主に異なる点は、液体3や液体或は気体4の
膨張に伴う膨張を少なくするため、肉厚の容器21を設
け、その肉厚の容器21の開口部22a内側に傾斜面2
2b(外側であっても良い)を設け、その開口部22a
を密封する蓋体23を設け、その肉厚の容器21に液体
3や液体或は気体4を収納し、その開口部22aに接着
剤により蓋体23を接着することにより密封したたこと
である。このように開口部22a内側に傾斜面22bを
設けることにより、容器21内に液体3や液体或は気体
4を確実に密封できると共に、液体3や液体或は気体4
の膨張により開口部22aから蓋体23の少なくとも一
部が引き剥がされ間隙24を生じ、その間隙24から液
体3や液体或は気体4が確実に漏出する過冷却・過高温
歴表示具が得られた。図示しないが、この傾斜面22b
を容器の開口部22aの外周に設けたり、両側に設ける
こともでき、確実に容器21の開口部22aを密封でき
る形状の傾斜面22bであって、液体3や液体或は気体
4の膨張圧により開口部22aから蓋体23の少なくと
も一部が引き剥がされ間隙24を生ずることのできる形
状であれば如何なる形状であっても良い。
【0027】上記実施例で説明した過冷却歴表示具と過
高温歴表示具の違いは、容器1,6,11,21内に密
封される液体3や液体或は気体4の違いであり、例え
ば、液体3を水や水溶液とすれば、その水が0℃となり
氷結して膨張し、その膨張圧により蓋体2が緩み或は押
し出され、或は、容器1,6,11,21の少なくとも
一部が破壊され、若しくは、容器の開口部1a,22a
と蓋体2,12,23の間の少なくとも一部に間隙24
が生じ、その開口部1a,22a、破壊部或は間隙24
から氷解した液体3である水や水溶液が流出する過冷却
歴表示具となる。一方、それらの液体3である水や水溶
液を雰囲気温度の上昇と共に膨張する液体4であるアル
コールや気体4である各種ガスとすることにより、それ
らの液体や気体4の膨張圧により、蓋体2,12,23
が緩み或は押し出され、或は、容器1,6,11,21
の少なくとも一部が破壊され、若しくは、容器の開口部
1a,22aと蓋体2,12,23の間の少なくとも一
部に間隙24が生じ、その開口部1a,22a、破壊部
或は間隙24から液体3や液体或は気体4が流出する過
高温歴表示具となる。
【0028】
【発明の効果】本発明に係る過冷却・過高温歴表示具、
過冷却歴表示具、過高温歴表示具、過冷却・過高温歴表
示具は、以上のような構成を備えているので、以下に列
記するような諸々の効果を奏する。請求項1の発明は、
前記構成を備えているので、容器に密封された液体は、
温度が低下して所定温度に達すると膨張し、その液体の
膨張圧により、容器の少なくとも一部が破壊された後、
或は、容器の少なくとも一部に間隙が生じた後、所定温
度以上になるとその破壊箇所或は間隙から液体が漏出す
るから、過冷却歴を目視・確認可能な過冷却歴表示具が
得られた。
【0029】請求項2の発明は、前記構成を備えている
ので、容器に収納され蓋体により密封された液体は、温
度が下がり所定温度に達すると膨張し、その液体の膨張
圧により、容器の開口部と蓋体の間の少なくとも一部に
間隙が生じ、或は、蓋体が開口部から脱落し、その後、
液体が所定温度以上になるとその間隙或は開口部から液
体が漏出するから、過冷却歴を目視・確認可能な過冷却
歴表示具が得られた。
【0030】請求項3の発明は、前記構成を備えている
ので、容器に収納され蓋体により密封された水或は水溶
液は、温度が低下し0゜Cに達すると氷結し、その氷結
した水或は水溶液の膨張圧により、容器の開口部と蓋体
の間の少なくとも一部に間隙が生じ、或は、蓋体が開口
部から脱落し、その後、温度が上昇し氷解した水或は水
溶液が、間隙或は開口部から漏出するから、過冷却歴を
目視・確認可能な過冷却歴表示具が得られた。
【0031】請求項4の発明は、前記構成を備えている
ので、容器に密封された液体或は気体は、温度の上昇と
共に膨張し所定温度に達すると、液体或は気体の膨張圧
により、容器の少なくとも一部が破壊され、或は、容器
の少なくとも一部に間隙が生じ、液体或は気体がその破
壊箇所或は間隙から漏出するから、過高温歴を目視・確
認可能な過高温歴表示具が得られた。
【0032】請求項5の発明は、上記構成を備えている
ので、容器に収納され蓋体により密封された液体或は気
体は、温度の上昇と共に膨張し所定温度に達すると、液
体或は気体の膨張圧により、容器の開口部と蓋体の間の
少なくとも一部に間隙が生じ、或は、蓋体が開口部から
脱落し、液体或は気体がその間隙或は開口部から漏出す
るから、過高温歴を目視・確認可能な過高温歴表示具が
得られた。
【0033】請求項6の発明は、上記構成を備えている
ので、容器に収納され蓋体により密封されたアルコール
は、温度の上昇と共に膨張し所定温度に達すると、アル
コールの膨張圧により、容器の開口部と蓋体の間の少な
くとも一部に間隙が生じ、或は、蓋体が脱落した、アル
コールがその間隙或は開口部から漏出するから、過高温
歴を目視・確認可能な過高温歴表示具が得られた。
【0034】請求項7の発明は、上記構成を備えている
ので、過冷却歴表示具と過高温歴表示具が一体或は一対
で形成されているから、過冷却歴と過高温歴の両者を目
視・確認可能な過冷却・過高温歴表示具が得られた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例の過冷却歴又は過高温歴表示具の開蓋
状態を示す分解斜視図である。
【図2】本実施例の開口部の小さい過冷却歴又は過高温
歴表示具の開蓋状態を示す分解斜視図である。
【図3】本実施例の一部に破壊容易部分を設けた過冷却
歴又は過高温歴表示具を示す斜視図である。
【図4】本実施例の過冷却歴又は過高温歴表示具の縦断
面図である。
【図5】本実施例の過冷却歴又は過高温歴表示具が並列
状に形成された開蓋状態を示す分解斜視図である。
【図6】本実施例の過冷却歴又は過高温歴表示具が直列
状に形成された開蓋状態を示す分解斜視図である。
【図7】本実施例の過冷却歴・過高温歴表示具付容器の
開蓋状態を示す分解斜視図である。
【図8】本実施例の過冷却歴・過高温歴表示具付容器の
開蓋状態を示す分解斜視図である。
【図9】本実施例の過冷却歴・過高温歴表示具付容器の
開蓋状態を示す斜視図である。
【図10】本実施例の過冷却歴・過高温歴表示具付容器
の開蓋状態を示す分解斜視図である。
【図11】本実施例の過冷却歴・過高温歴表示具付容器
の開蓋状態を示す分解斜視図である。
【図12】本実施例の過冷却歴・過高温歴表示具付容器
の容器の膨張状態を示す縦断面説明図である。
【図13】本実施例の過冷却歴・過高温歴表示具付容器
の開蓋状態を示す分解斜視図である。
【図14】本実施例の過冷却歴・過高温歴表示具付容器
の容器を示す要部拡大縦断面図である。(水などの収納
品の膨張前)
【図15】本実施例の過冷却歴・過高温歴表示具付容器
の容器を示す要部拡大縦断面図である。(水などの収納
品の膨張時)
【図16】従来例の開蓋状態を示す分解斜視図である。
【図17】従来例の開蓋状態を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1・・・・・容器 1a・・・・開
口部1a 1b・・・・収納部 2・・・・・蓋
体 3・・・・・液体(水或は水溶液) 4・・・・・液体(アルコール)或は気体 5・・・・・開口部の小さな容器 6・・・・・容
器 6a・・・・破壊されやすい部分 11・・・・第
2の容器 12・・・・第2の蓋体 13・・・・内
蓋 13a・・・・取付部材 14・・・・過
冷却・過温歴表示具 21・・・・肉厚の容器 22a・・・開
口部 22b・・・・傾斜面 23・・・・蓋
体 24・・・・間隙

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 温度が低下し所定温度に達すると膨張す
    る液体と、 その液体を密封状態で収納する容器と、 を備え、 その容器に密封された液体が、所定温度に達して膨張
    し、その液体の膨張により、容器の少なくとも一部が破
    壊された後、或は、容器の少なくとも一部に間隙が生じ
    た後、所定温度以上になると、液体がその破壊箇所或は
    間隙から漏出することにより過冷却歴を確認可能となる
    ことを特徴とする過冷却歴表示具。
  2. 【請求項2】 温度が低下し所定温度に達すると膨張す
    る液体と、 その液体を収納し、一端に開口部を有する容器と、 その容器の開口部に密封状態で取付けられる蓋体と、 を備え、 その容器に収納され蓋体により密封された液体が、所定
    温度に達して膨張し、その液体の膨張により、容器の開
    口部と蓋体の間の少なくとも一部に間隙が生じた後、或
    は、蓋体が開口部から脱落した後、所定温度以上になる
    と、液体がその間隙或は開口部から漏出することにより
    過冷却歴を確認可能となることを特徴とする過冷却歴表
    示具。
  3. 【請求項3】 温度が低下し0゜Cに達すると氷結し膨
    張する水或は水溶液と、 その水或は水溶液を収納し、一端に開口部を有する容器
    と、 その容器の開口部に密封状態で取付けられる蓋体と、 を備え、 その容器に収納され蓋体により密封された水或は水溶液
    が、温度が低下し0゜Cに達すると氷結し、その氷結し
    た水或は水溶液の膨張により、容器の開口部と蓋体の間
    の少なくとも一部に間隙が生じた後、或は、蓋体が開口
    部から脱落した後、温度が上昇し氷解した水或は水溶液
    が、間隙或は開口部から漏出することにより過冷却歴を
    確認可能となることを特徴とする過冷却歴表示具。
  4. 【請求項4】 温度の上昇と共に膨張する液体或は気体
    と、 その液体或は気体を密封状態で収納する容器と、 を備え、 その容器に密封された液体或は気体が、所定温度に達
    し、その液体或は気体の膨張により、容器の少なくとも
    一部が破壊され、或は、容器の少なくとも一部に間隙が
    生じ、液体或は気体がその破壊箇所或は間隙から漏出す
    ることにより過高温歴を確認可能となることを特徴とす
    る過高温歴表示具。
  5. 【請求項5】 温度の上昇と共に膨張する液体或は気体
    と、 その液体或は気体を収納し、一端に開口部を有する容器
    と、 その容器の開口部に密封状態で取付けられる蓋体と、 を備え、 その容器に収納され蓋体により密封された液体或は気体
    が、温度が上昇し所定温度に達すると、その液体或は気
    体の膨張により、容器の開口部と蓋体の間の少なくとも
    一部に間隙が生じ、或は、蓋体が開口部から脱落し、液
    体或は気体がその間隙或は開口部から漏出することによ
    り過高温歴を確認可能となることを特徴とする過高温歴
    表示具。
  6. 【請求項6】 温度の上昇と共に膨張するアルコール
    と、 そのアルコールを収納し、一端に開口部を有する容器
    と、 その容器の開口部に密封状態で取付けられる蓋体と、 を備え、 その容器に収納され蓋体により密封されたアルコール
    が、温度が上昇し所定温度に達すると、そのアルコール
    の膨張により、容器の開口部と蓋体の間の少なくとも一
    部に間隙が生じ、或は、蓋体が脱落し、アルコールがそ
    の間隙或は開口部から漏出することにより過高温歴を確
    認可能となることを特徴とする過高温歴表示具。
  7. 【請求項7】 請求項1〜3のうち1項記載の過冷却歴
    表示具と、 請求項4〜6のうち1項記載の過高温歴表示具と、 を備えていることを特徴とする過冷却・過高温歴表示
    具。
JP35949196A 1996-12-13 1996-12-13 過冷却歴表示具、過高温歴表示具、過冷却・過高温歴表示具 Pending JPH10171353A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7524521B2 (en) * 2001-12-13 2009-04-28 Morinaga Milk Industry Co., Ltd. Method of preserving food in a supercooled state

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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