JPH1016894A - ヘリコプターの重量、余剰馬力指数の検出装置および検出方法 - Google Patents

ヘリコプターの重量、余剰馬力指数の検出装置および検出方法

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JPH1016894A
JPH1016894A JP17233096A JP17233096A JPH1016894A JP H1016894 A JPH1016894 A JP H1016894A JP 17233096 A JP17233096 A JP 17233096A JP 17233096 A JP17233096 A JP 17233096A JP H1016894 A JPH1016894 A JP H1016894A
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JP
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weight
symbol generator
altitude
sensor
helicopter
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JP17233096A
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Inventor
Kenji Kirisawa
顕司 桐澤
Nobuhide Tsurushige
信秀 鶴重
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、パイロットがホバリングをするだけ
で、機体重量を自動的に計算し、表示することが出来る
装置を提供することを目的とする。 【解決手段】ヘリコプタにおいて、(A)センサ1と、
性能表2と、シンボル・ゼネレータ3と、表示器4を具
備し、(B)センサ1は、気圧高度と、電波高度と、外
気温度と、対地速度と、エンジン・トルクの検出信号を
シンボル・ゼネレータ3に出力し、(C)性能表2は、
シンボル・ゼネレータ3の中に内臓され、(D)前記シ
ンボル・ゼネレータ3は、センサ1からの信号と、パイ
ロットによる風速の概略値を入力するとともに、(E)
センサ1から入力した気圧高度と外気温度とから、密度
高度を計算し、(F)性能表2と、密度高度(HD)
と、エンジン・トルク(TRQ)に基づき、前記エンジ
ン・トルク(TRQ)に対するホバリング可能重量を計
算し、(G)前記重量ホバリング可能重量を、機体重量
(GW)として表示器(4)に出力することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ヘリコプタの全備
重量(以下機体重量という)、最大ホバリング可能重
量、積載余裕、余剰馬力指数などの検出装置および検出
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術を、図11に示す。従来の技
術では、 (1)ヘリコプタの機体重量(GW)の計算は、操縦士
(以下パイロットという)が飛行前に搭載物の重量を点
検し、それらを足し合わせて算出していた。 (2)最大ホバリング可能重量の計算は、パイロットが
機体の性能表とエンジン利用可能馬力(SHPAV)か
ら、求めていた。 (3)積載余裕(GWMARGIN)の計算は、パイロットが
機体の性能表とエンジン利用可能馬力(SHPAV)か
ら、ホバリング可能重量(GWH.MAX )を求め、その値
から機体重量(GW)を引き、算出していた。 (4)余剰馬力指数(PS)の計算は、パイロットが機
体の性能表から、エンジン利用可能馬力(SHPAV)と
ホバリング必要馬力(SHPREQ )の差(△SHP)を
求め、その値(△SHP)を機体重量(GW)で割るこ
とにより、算出していた。 (5)そして、飛行にともない、残燃料、外気温度、高
度等が変化するので、パイロットは、必要に応じて、そ
の都度、上記計算を実施していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術では、パイ
ロットは機体重量、最大ホバリング可能重量、積載余
裕、余剰馬力指数などを、条件が変わるごとに、計算し
なければならず、その計算のために多大な時間を費やさ
ねばならないという問題があった。本発明は、これらの
問題を解決することができる検出装置および検出方法を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
(第1の手段)本発明に係るヘリコプターの機体重量
(GW)の検出装置は、エンジン防氷装置と空気調和装
置を有するヘリコプタにおいて、(A)センサと、性能
表と、シンボル・ジェネレータと、表示器を具備し、
(B)センサは、気圧高度と、電波高度と、外気温度
と、対地速度と、エンジン・トルクの検出信号をシンボ
ル・ゼネレータに出力し、(C)性能表は、シンボル・
ジェネレータの中に内臓され、(D)前記シンボル・ゼ
ネレータは、センサからの信号と、防氷装置からのON
/OFF信号と、空気調和装置からのON/OFF信号
と、パイロットによる風速の概略値を入力するととも
に、(E)センサから入力した気圧高度と外気温度とか
ら、密度高度(HD)を計算し、(F)性能表と、密度
高度(HD)と、エンジン・トルク(TRQ)に基づ
き、前記エンジン・トルク(TRQ)に対するホバリン
グ可能重量(GWHOV )を計算し、(G)前記重量ホバ
リング可能重量(GWHOV )を、機体重量(GW)とし
て表示器に出力することを特徴とする。 (第2の手段)本発明に係るヘリコプターの最大ホバリ
ング可能重量(GWH.MAX )の検出装置は、エンジン防
氷装置と空気調和装置を有するヘリコプタにおいて、
(A)センサと、飛行特性データ(性能表)と、シンボ
ル・ジェネレータ(計算機)と、表示器を具備し、
(B)センサは、気圧高度と、電波高度と、外気温度
と、対地速度と、エンジン・トルクの検出信号をシンボ
ル・ゼネレータに出力し、(C)性能表は、シンボル・
ゼネレータの中に内臓され、(D)前記シンボル・ゼネ
レータは、センサからの信号と、防氷装置からのON/
OFF信号と、空気調和装置からのON/OFF信号
と、パイロットによる風速の概略値を入力するととも
に、(E)前記シンボル・ゼネレータは、センサから入
力した気圧高度と外気温度とから、密度高度(HD)を
計算し,(F)性能表と、密度高度(HD)と、エンジ
ン利用可能トルク(TRQAV)に基づき、前記エンジン
利用可能トルク(TRQAV)に対する最大ホバリング可
能重量(GWH.MAX )を計算し、表示器に出力すること
を特徴とする。 (第3の手段)本発明に係るヘリコプターの積載余裕の
検出装置は、エンジン防氷装置と空気調和装置を有する
ヘリコプタにおいて、(A)センサと、飛行特性データ
(性能表)と、シンボル・ジェネレータ(計算機)と、
表示器を具備し、(B)センサは、気圧高度と、電波高
度と、外気温度と、対地速度と、エンジン・トルクの検
出信号をシンボル・ゼネレータに出力し、(C)性能表
は、シンボル・ゼネレータの中に内臓され、(D)前記
シンボル・ゼネレータは、センサからの信号と、防氷装
置からのON/OFF信号と、空気調和装置からのON
/OFF信号と、パイロットによる風速の概略値を入力
するとともに、(E)シンボル・ゼネレータは、センサ
から入力した気圧高度と外気温度とから、密度高度(H
D)を計算し,(F)性能表と、密度高度(HD)と、
エンジン利用可能トルク(TRQAV)に基づき、前記エ
ンジン利用可能トルク(TRQAV)に対する最大ホバリ
ング可能重量(GWH.MAX )を計算し、(G)最大ホバ
リング可能重量(GWH.MAX )から機体重量(GW)を
引くことにより、ホバリング重量余裕、すなわち、積載
余裕(GWMARGIN)を求め、表示器に出力することを特
徴とする。 (第4の手段)本発明に係るヘリコプターの余剰馬力指
数(PS)の検出装置は、エンジン防氷装置と空気調和
装置を有するヘリコプタにおいて、(A)センサと、飛
行特性データ(性能表)と、シンボル・ジェネレータ
(計算機)と、表示器と、防氷装置と、空気調和装置を
具備し、(B)センサは、気圧高度と、電波高度と、外
気温度と、対地速度と、エンジン・トルクの検出信号を
シンボル・ゼネレータに出力し、(C)性能表は、シン
ボル・ジェネレータの中に内臓され、(D)前記シンボ
ル・ゼネレータは、センサからの信号と、防氷装置から
のON/OFF信号と、空気調和装置からのON/OF
F信号と、パイロットによる風速の概略値を入力すると
ともに、(E)前記シンボル・ゼネレータは、センサか
ら入力した気圧高度と外気温度とから、密度高度(H
D)を計算し,(F)性能表と、密度高度(HD)に基
づき、エンジン利用可能トルク(TRQAV)と、ホバリ
ングに必要なエンジン・トルク(TRQRQ)を計算し、
(G)前記トルク(TRQAV、TRQRQ)から、エンジ
ン利用可能馬力(SHPAV)とホバリング必要馬力(S
HPRQ)を求め、(H)前記馬力(SHPAV、SH
RQ)の差(△SHP)を機体重量(GW)で割ること
により、余剰馬力指数(PS)を求め、表示器に出力す
ることを特徴とする。 (第5の手段)本発明に係るヘリコプタの重量、余剰馬
力指数の検出方法は、センサと、性能表と、シンボル・
ゼネレータと、表示器を有するヘリコプタにおいて、
(A)パイロットにより、ヘリコプタでホバリングし、
(B)ヘリコプタのホバリング時の、エンジン・トルク
を、センサからシンボル・ゼネレータに入力し、(C)
シンボル・ゼネレータにより、ホバリング時のエンジン
・トルクにおけるホバリング可能重量を性能表から求め
ることにより、機体重量(GW)を求め、(D)シンボ
ル・ゼネレータにより、機体周辺条件におけるエンジン
利用可能トルクを、性能表から求め、(E)シンボル・
ゼネレータにより、(D)のエンジン利用可能トルクに
おける最大ホバリング可能重量(GWH.MAX )を、性能
表から求め、(F)シンボル・ゼネレータにより、
(E)のホバリング可能重量(GWH.MAX)と、(C)
の機体重量(GW)の差を求めることにより積載余裕
(GWMARGIN)を求め、(G)シンボル・ゼネレータに
より、(D)のエンジン利用可能トルクと、(B)のエ
ンジン・トルク(TRQ)との差(△TRQ)を求め、
このエンジン・トルクの差(△TRQ)を機体重量(G
W)で割り、余剰馬力指数(PS)を求め、(H)前記
計算結果を、表示装置に表示することを特徴とする。
【0005】すなわち、本発明に係るヘリコプタの機体
重量、積載余裕、および余剰馬力指数の検出方法は、搭
載物の重量チェック、および各種計算を、以下のように
自動化し、瞬時に表示する(図2〜図3)。 (S1)パイロットにより、ヘリコプタでホバリングす
る。 (S2)ヘリコプタのホバリング時の、エンジン・トル
クなどのデータを、センサ1からシンボル・ゼネレータ
3に入力する。 (S3)シンボル・ゼネレータ3により、(S2)のエ
ンジン・トルクにおけるホバリング可能重量を性能表2
から、補間して求める。これが機体重量(GW)とな
る。 (S4)シンボル・ゼネレータ3により、機体周辺条件
におけるエンジン利用可能トルクを、性能表2から補間
して求める。 (S5)シンボル・ゼネレータ3により、(S4)のエ
ンジン利用可能トルクにおける最大ホバリング可能重量
(GWH.MAX )を、性能表2から、補間して求める。 (S6)シンボル・ゼネレータ3により、(S5)の最
大ホバリング可能重量(GWH.MAX )と、(S3)の機
体重量(GW)の差を求める。これが積載余裕(GW
MARGIN)となる。 (S7)シンボル・ゼネレータ3により、(S4)のエ
ンジン利用可能トルクと、(S2)のエンジン・トルク
の差(△TRQ)を求め、このトルク差(△TRQ)を
機体重量(GW)で割り、余剰馬力指数(PS)を求め
る。 (S8)計算結果を、表示器(多機能表示器)4に表示
する。
【0006】したがって、次のように作用する。 (1)機体重量等の情報を必要としたとき、パイロット
はホバリングを実施する。これは、機体重量をホバリン
グ時のエンジン・トルクから求めるためである。
【0007】すなわち、そのエンジン・トルクにおける
ホバリング可能重量を性能表から、シンボル・ジェネレ
ータで求めれば、実際にホバリングしているので、それ
が機体重量となる。
【0008】従って、機体重量などを算出する際に、パ
イロットはヘリコプタでホバリングし、風速の概略値を
入力するするだけでよく、個々の搭載物の情報を入力す
る必要は、一切なくなる。 (2)そして、従来パイロットが実施していた機体重
量、積載余裕、余剰馬力指数の計算は、シンボル・ゼネ
レータが実施することになる。 (3)そのため、残燃料、外気温度、高度等が変化して
も、その場でホバリングするだけで、機体重量等の情報
をうることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
(第1の実施の形態)本発明の第1の実施の形態を図1
〜図10に示す。図1は本発明の第1の実施の形態に係
るシステムの構成を示す図。
【0010】図2は第1の実施の形態に係るシステムの
ブロック図。図3は第1の実施の形態に係るシステムの
演算フローチャート。図4は図3の演算フローチャート
の説明図(1)。
【0011】図5は図3の演算フローチャートの説明図
(2)。図6は図3の演算フローチャートの説明図
(3)。図7は図3の演算フローチャートの説明図
(4)。
【0012】図8は図3の演算フローチャートの説明図
(5)。図9本発明の第1の実施の形態に係るシステム
による表示例を示す図。図10は運動量理論によるヘリ
コプタ・ロータの推力Tの説明図である。 (主要構成機器および機能分担)図1に示すように、第
1の実施の形態に係るシステムは、センサ1と、シンボ
ル・ジェネレータ3と、多機能表示器4と、防氷装置6
と、空気調和装置7とからなる。
【0013】センサ1は、気圧高度11と、電波高度1
2と、外気温度13と、対地速度14と、エンジン・ト
ルク15を検出し、検出信号をシンボル・ジェネレータ
3へ出力する。
【0014】シンボル・ジェネレータ3は、飛行特性デ
ータ(すなわち性能表)2として、第1性能表(ホバリ
ング可能重量データ・テーブル)2Aと、第2性能表
(エンジン利用可能トルク・データ・テーブル)2Bを
有し、センサ1から入力した信号(11〜15)と、エ
ンジン防氷装置から入力したON/OFF信号(16)
と、空気調和装置から入力したON/OFF信号(1
7)と、ヘリコプタの飛行特性データ(2)に基き、ヘ
リコプタの機体重量、積載余裕、余剰馬力指数などを算
出するための各種演算を行う。
【0015】その各種演算のプロセスを、図2のブロッ
ク図に示す。そして、エンジン2発、防氷装置2台を搭
載した場合の、演算フローチャートを図3〜図8に示
す。
【0016】多機能表示器4は、シンボル・ジェネレー
タ3からの信号に基き、ヘリコプタの機体重量、積載余
裕、余剰馬力指数などを表示するチェックボタン(CH
K)5は、風速18のパイロットによる入力に用いる。
【0017】エンジン防氷装置6および空気調和装置7
は、図1には、1個しか記載していないが、エンジン防
氷装置6はエンジンの数だけ、空気調和装置7も複数個
有することもある。 (ホバリング時のヘリコプタの特性)運動量理論による
と、流体の粘性を省略し、メイン・ロータの推力は、回
転面に一様に分布し、かつ回転面上では流れの速度は一
様であるとし、メイン・ロータ面での誘導速度をνと仮
定すると、メイン・ロータの、はるか後方位置での誘導
速度は2νとなるため、ホバリング時におけるヘリコプ
タのメイン・ロータの推力T、およびパワー(馬力に比
例)Pは、図10を参照して、 T=(ロータへの流入空気量)×(ロータによる空気の誘導速度) =(ρπR2 ν)×(2ν) (1) ν=[T/(2ρπR2 )]1/2 (2) P=(T)×(ν)=(T)3/2 /(2ρπR21/2 (3) ただし ρは空気密度 Rはメインロータの半径 Vは機体の垂直上昇速度(ホバリング時には、V=0) νはロータによる空気のロータ面での誘導速度 (ロータ面での誘導速度をνとすると、 ロータの無限後方位置では2νとなる) で表すことができる。
【0018】ホバリング時におけるヘリコプタのメイン
・ロータの推力Tは、機体重量GWに等しいから、 P=(GW)×(ν)=(GW)3/2 /(2ρπR21/2 (4) となる。
【0019】従って、ホバリング時におけるヘリコプタ
のメイン・ロータのパワー(馬力に比例)Pを検出する
ことにより、ホバリング時におけるヘリコプタの機体重
量GWを求めることができる。
【0020】式(4)は、前記仮定により導き出したも
のであるが、各々のヘリコプタについての飛行特性デー
タ(性能表)を使用することにより、式(4)よりも高
精度で、ヘリコプタにおける実際のメイン・ロータの馬
力とホバリング時におけるヘリコプタの機体重量GWの
関係を知ることができる。
【0021】そのため、本発明では、各々のヘリコプタ
についての飛行特性データ(性能表)を使用することに
する。 (演算方法)図2に基づき、説明する。 (A)ホバリング状態の判定(S1) 本発明に関する演算は、ホバリング時に行うことを前提
にしている。
【0022】これは、ホバリング時が最も演算精度が良
いためである。そのため、対気速度(対地速度+風速)
が30KT以上の時は、ホバリングの状態からはずれす
ぎるため、演算を打ち切る。 (B)データ入力(S2) 演算のために、次のデータをシンボル・ジェネレータ3
に入力する。
【0023】気圧高度(HP) 11 電波高度(RALT) 12 外気温度(OAT) 13 対地速度(GS) 14 エンジン・トルク(TRQ) 15 NO.1(エンジン・トルク)TRQ1 NO.2(エンジン・トルク)TRQ2 … NO.m(エンジン・トルク)TRQN エンジン防氷装置(ANTI ICE)ON/OFF信
号 16 NO.1(ANTI ICE)ON/OFF NO.2(ANTI ICE)ON/OFF … NO.m(ANTI ICE)ON/OFF 空気調和装置(ECS)ON/OFF信号 17 NO.1(ECS)ON/OFF信号 NO.2(ECS)ON/OFF信号 … NO.n(ECS)ON/OFF信号 風速(WIND) 18 データ11〜15は、センサ1から、シンボル・ジェネ
レータ3に入力する。
【0024】データ16〜17は、防氷装置と空気調和
装置から、シンボル・ジェネレータ3に入力する。風速
18については、ホバリング中にセンサから入力する風
速値の精度が悪いので、パイロットが表示器のチェック
・ボタン(5)により概略値を入力する。 (C)演算 (a)密度高度(HD)の演算(S2) 性能表2からの演算の量を減らすために、気圧高度(H
P)と外気温度(OAT)から、式(4)により密度高
度(HD)を求め、以後の演算に使用する。
【0025】 密度高度(HD) =1.4553×105 ×[1 −(ρ/ρ00.253 ] (ft) (4) ただし (ρ/ρ0 )=[288.16/(OAT+273.16)] ×[1 −0.00198 ×HP/288.16]5.256 (5) (b)機体重量(GW)の演算(S3) 性能表2と、エンジン・トルク(TRQ)と密度高度
(HD)を使用し、ホバリング可能重量(GWHOV )を
計算する。
【0026】このようにして求めた重量(GWHOV
は、ホバリング時であれば、機体重量(GW)となる。
ここで、エンジン出力に大きな影響を与える以下の要素
も計算条件に入れる。
【0027】(1)電波高度(ホバリング高度) (2)防氷装置 ON/OFF (3)空気調和装置 ON/OFF (4)風速 そして、現在のホバリング高度における性能表2を、各
ステータスで補正する。
【0028】また、各エンジン出力の間に差がある場合
は平均値をとる。 (c)エンジン利用可能トルク(TRQAV)の演算(S
4) 性能表2と、気圧高度(HP)と外気温度(OAT)を
用いて、エンジン利用可能トルク(TRQAV)を計算す
る。
【0029】この時、以下の要素も計算条件に入れる。 (1)防氷装置 OFF (2)空気調和装置 OFF (3)風速 ここで、防氷装置をOFF、空気調和装置をOFFとす
るのは、後でエンジン利用可能トルクからホバリング可
能重量(GWH.MAX )に変換する際に、防氷装置、空気
調和装置の補正を行うためであり、2重に補正をしない
よう、OFFとしておく。
【0030】また、各エンジン出力の間に差がある場合
は平均値をとる。 (d)最大ホバリング可能重量(GWH.MAX )の演算
(S5) 現環境下における最大のホバリング可能重量(GW
H.MAX )は、次のようにして求める。
【0031】性能表2と、エンジン利用可能トルク(T
RQAV)と密度高度(HD)を用いて、最大ホバリング
可能重量(GWH.MAX )を計算する。この時、以下の要
素も計算条件に入れる。
【0032】(1)電波高度 (2)防氷装置 ON/OFF (3)空気調和装置 ON/OFF (4)風速 そして、現在のホバリング高度における性能表2を、各
ステータスで補正する。
【0033】また、各エンジン出力の間に差がある場合
は平均値をとる。 (e)積載余裕(GWMARGIN)の演算(S6) ホバリング重量余裕、すなわち、積載余裕(G
MARGIN)は、最大ホバリング可能重量(GWH.MAX
から機体重量(GW)を引くことにより、式(6)によ
り求める。
【0034】 積載余裕(GWMARGIN)=(GWH.MAX )−(GW) (6) (f)余剰馬力指数(PS)の演算(S7) まず、エンジン利用可能トルク(TRQAV)と、ホバリ
ングに必要なエンジン・トルク(TRQRQ)をそれぞれ
馬力に換算する。
【0035】次に、エンジン利用可能馬力(SHPAV
とホバリング必要馬力(SHPRQ)の差(△SHP)
を、機体重量(GW)で割り、式(7)により余剰馬力
指数(PS)を求める。
【0036】 余剰馬力指数(PS) =33000 ×[(SHPAV)−(SHPRQ)]/(GW) (ft/分) (7) ただし、 エンジン利用可能馬力(SHPAV)=28.28 ×(TRQAV) (SHP) ホバリング必要馬力 (SHPRQ)=28.28 ×(TRQRQ) (SHP) 余剰馬力指数(PS)は、ヘリコプタのホバリング時機
体重量における、可能な最大上昇率を示す。 (D)演算結果の表示(S8)。
【0037】演算結果を多機能表示器4に表示する。演
算結果の表示例を図9に示す。図9に示す表示は、演算
結果に基き、リアルタイムに変化する。
【0038】デジタル表示は、パイロットの視覚性、演
算精度を考慮し、積載余裕は100kgの単位で、余剰
馬力指数は50ft/分の単位で、表示する。センサの
異常時、および、ホバリング以外の時(すなわち対気速
度30KT以上の時)は、グラフ表示を消し、デジタル
表示には「−−−」を表示する。
【0039】
【発明の効果】本発明は前述のように構成されているの
で、以下に記載するような効果を奏する。 (1)本発明装置または方法により、パイロットはホバ
リングをし、風速の概略値を入力するだけで、機体重
量、積載余裕、余剰馬力指数などを自動的に計算し、瞬
時に表示することが出来る。 (2)そのため、パイロットは、機体重量、積載余裕、
余剰馬力指数などの計算のために費やしていた時間を削
減することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るシステムの構
成を示す図。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るシステムのブ
ロック図。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るシステムの演
算フローチャート。
【図4】図3の演算フローチャートの説明図(1)。
【図5】図3の演算フローチャートの説明図(2)。
【図6】図3の演算フローチャートの説明図(3)。
【図7】図3の演算フローチャートの説明図(4)。
【図8】図3の演算フローチャートの説明図(5)。
【図9】本発明の第1の実施の形態に係るシステムによ
る表示例を示す図。
【図10】運動量理論によるヘリコプタのメイン・ロー
タの推力Tの説明図。
【図11】従来のシステムの構成を示す図。
【符号の説明】
1…センサ 2…性能表(飛行特性データ) 2A…第1性能表(ホバリング可能重量データ・テーブ
ル) 2B…第2性能表(エンジン利用可能トルク・データ・
テーブル) 3…シンボル・ジェネレータ(計算機) 4…多機能表示器 5…チェックボタン(CHK) 6…防氷装置 7…空気調和装置 11…気圧高度(HP) 12…電波高度(RALT) 13…外気温度(OAT) 14…対地速度(GS) 15…エンジン・トルク(TRQ) NO.1(エンジン・トルク)TRQ1 NO.2(エンジン・トルク)TRQ2 … NO.m(エンジン・トルク)TRQN 16…防氷装置(ANTI ICE)ON/OFF信号 NO.1(ANTI ICE)ON/OFF信号 NO.2(ANTI ICE)ON/OFF信号 … NO.m(ANTI ICE)ON/OFF信号 17…空気調和装置(ECS)ON/OFF信号 NO.1(ECS)ON/OFF信号 NO.2(ECS)ON/OFF信号 … NO.n(ECS)ON/OFF信号 18…風速(WIND) 31…入力データ 32…対地速度(GS)<20KTか否かの判断 33…対地速度(GS)<20KTの場合の表示方法 34…密度高度 35…機体重量(GW) 36…作動エンジン・チェック 37…ホバリング可能重量(GWH.MAX ) 38…積載余裕(GWMARGIN) 39…余剰馬力指数(PS)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ヘリコプタにおいて、(A)センサ(1)
    と、飛行特性データ(以下性能表ともいう)(2)と、
    シンボル・ジェネレータ(3)と、表示器(4)を具備
    し、(B)センサ(1)は、気圧高度と、電波高度と、
    外気温度と、対地速度と、エンジン・トルクの検出信号
    をシンボル・ゼネレータ(3)に出力し、(C)性能表
    (2)は、シンボル・ゼネレータ(3)の中に内臓さ
    れ、(D)前記シンボル・ゼネレータ(3)は、 センサ(1)からの信号と、 パイロットによる風速(18)の概略値を入力するとと
    もに、(E)センサ(1)から入力した気圧高度と外気
    温度とから、密度高度(HD)を計算し、(F)性能表
    (2)と、密度高度(HD)と、エンジン・トルク(T
    RQ)に基づき、前記エンジン・トルク(TRQ)に対
    するホバリング可能重量(GWHOV)を計算し、(G)
    前記重量ホバリング可能重量(GWHOV )を、機体重量
    (GW)として表示器(4)に出力することを特徴とす
    るヘリコプターの機体重量(GW)の検出装置。
  2. 【請求項2】エンジン防氷装置と空気調和装置を有する
    ヘリコプタにおいて、(A)シンボル・ゼネレータ
    (3)は、 センサ(1)からの信号と、 エンジン防氷装置(6)からのON/OFF信号と、 空気調和装置(7)からのON/OFF信号と、 パイロットによる風速(18)の概略値を入力するとと
    もに、(B)センサ(1)から入力した気圧高度と外気
    温度とから、密度高度(HD)を計算し、(C)性能表
    (2)と、密度高度(HD)と、エンジン・トルク(T
    RQ)に基づき、前記エンジン・トルク(TRQ)に対
    するホバリング可能重量(GWHOV)を計算し、(D)
    前記重量ホバリング可能重量(GWHOV )を、機体重量
    (GW)として表示器(4)に出力することを特徴とす
    る請求項1記載のヘリコプターの機体重量(GW)の検
    出装置。
  3. 【請求項3】ヘリコプタにおいて、(A)センサ(1)
    と、性能表(2)と、シンボル・ゼネレータ(3)と、
    表示器(4)を具備し、(B)センサ(1)は、気圧高
    度と、電波高度と、外気温度と、対地速度と、エンジン
    ・トルクの検出信号をシンボル・ジェネレータ(3)に
    出力し、(C)性能表(2)は、シンボル・ゼネレータ
    (3)の中に内臓され、(D)前記シンボル・ゼネレー
    タ(3)は、 センサ(1)からの信号と、 パイロットによる風速(18)の概略値を入力するとと
    もに、(E)シンボル・ゼネレータ(3)は、センサ
    (1)から入力した気圧高度と外気温度とから、密度高
    度(HD)を計算し,(F)性能表(2)と、密度高度
    (HD)と、エンジン利用可能トルク(TRQAV)に基
    づき、前記エンジン利用可能トルク(TRQAV)に対す
    る最大ホバリング可能重量(GWH.MAX )を計算し、表
    示器(4)に出力することを特徴とするヘリコプターの
    最大ホバリング可能重量(GWH.MAX )の検出装置。
  4. 【請求項4】エンジン防氷装置と空気調和装置を有する
    ヘリコプタにおいて、(A)シンボル・ゼネレータ
    (3)は、 センサ(1)からの信号と、 エンジン防氷装置(6)からのON/OFF信号と、 空気調和装置(7)からのON/OFF信号と、 パイロットによる風速(18)の概略値を入力するとと
    もに、(B)シンボル・ゼネレータ(3)は、センサ
    (1)から入力した気圧高度と外気温度とから、密度高
    度(HD)を計算し,(C)性能表(2)と、密度高度
    (HD)と、エンジン利用可能トルク(TRQAV)に基
    づき、前記エンジン利用可能トルク(TRQAV)に対す
    る最大ホバリング可能重量(GWH.MAX )を計算し、表
    示器(4)に出力することを特徴とする請求項3記載の
    ヘリコプターの最大ホバリング可能重量(GWH.MAX
    の検出装置。
  5. 【請求項5】ヘリコプタにおいて、(A)センサ(1)
    と、性能表(2)と、シンボル・ゼネレータ(3)と、
    表示器(4)を具備し、(B)センサ(1)は、気圧高
    度と、電波高度と、外気温度と、対地速度と、エンジン
    ・トルクの検出信号をシンボル・ジェネレータ(3)に
    出力し、(C)性能表(2)は、シンボル・ゼネレータ
    (3)の中に内臓され、(D)前記シンボル・ゼネレー
    タ(3)は、 センサ(1)からの信号と、 パイロットによる風速(18)の概略値を入力するとと
    もに、(E)シンボル・ゼネレータ(3)は、センサ
    (1)から入力した気圧高度と外気温度とから、密度高
    度(HD)を計算し,(F)性能表(2)と、密度高度
    (HD)と、エンジン利用可能トルク(TRQAV)に基
    づき、前記エンジン利用可能トルク(TRQAV)に対す
    る最大ホバリング可能重量(GWH.MAX )を計算し、
    (G)最大ホバリング可能重量(GWH.MAX )から機体
    重量(GW)を引くことにより、ホバリング重量余裕、
    すなわち、積載余裕(GWMARGIN)を求め、表示器
    (4)に出力することを特徴とするヘリコプターの積載
    余裕の検出装置。
  6. 【請求項6】エンジン防氷装置と空気調和装置を有する
    ヘリコプタにおいて、(A)シンボル・ゼネレータ
    (3)は、 センサ(1)からの信号と、 エンジン防氷装置(6)からのON/OFF信号と、 空気調和装置(7)からのON/OFF信号と、 パイロットによる風速(18)の概略値を入力するとと
    もに、(B)シンボル・ゼネレータ(3)は、センサ
    (1)から入力した気圧高度と外気温度とから、密度高
    度(HD)を計算し,(C)性能表(2)と、密度高度
    (HD)と、エンジン利用可能トルク(TRQAV)に基
    づき、前記エンジン利用可能トルク(TRQAV)に対す
    る最大ホバリング可能重量(GWH.MAX )を計算し、
    (D)最大ホバリング可能重量(GWH.MAX )から機体
    重量(GW)を引くことにより、ホバリング重量余裕、
    すなわち、積載余裕(GWMARGIN)を求め、表示器
    (4)に出力することを特徴とする請求項5記載のヘリ
    コプターの積載余裕の検出装置。
  7. 【請求項7】ヘリコプタにおいて、(A)センサ(1)
    と、性能表(2)と、シンボル・ゼネレータ(3)と、
    表示器(4)を具備し、(B)センサ(1)は、気圧高
    度と、電波高度と、外気温度と、対地速度と、エンジン
    ・トルクの検出信号をシンボル・ジェネレータ(3)に
    出力し、(C)性能表(2)は、シンボル・ゼネレータ
    (3)の中に内臓され、(D)前記シンボル・ゼネレー
    タ(3)は、 センサ(1)からの信号と、 パイロットによる風速(18)の概略値を入力するとと
    もに、(E)シンボル・ゼネレータ(3)は、センサ
    (1)から入力した気圧高度と外気温度とから、密度高
    度(HD)を計算し,(F)性能表(2)と、密度高度
    (HD)に基づき、エンジン利用可能トルク(TR
    AV)と、ホバリングに必要なエンジン・トルク(TR
    RQ)を計算し、(G)前記トルク(TRQAV、TRQ
    RQ)から、エンジン利用可能馬力(SHPAV)とホバリ
    ング必要馬力(SHPRQ)を求め、(H)前記馬力(S
    HPAV、SHPRQ)の差(△SHP)を機体重量(G
    W)で割ることにより、余剰馬力指数(PS)を求め、
    表示器(4)に出力することを特徴とするヘリコプター
    の余剰馬力指数(PS)の検出装置。
  8. 【請求項8】エンジン防氷装置と空気調和装置を有する
    ヘリコプタにおいて、(A)シンボル・ゼネレータ
    (3)は、 センサ(1)からの信号と、 エンジン防氷装置(6)からのON/OFF信号と、 空気調和装置(7)からのON/OFF信号と、 パイロットによる風速(18)の概略値を入力するとと
    もに、(E)シンボル・ゼネレータ(3)は、センサ
    (1)から入力した気圧高度と外気温度とから、密度高
    度(HD)を計算し,(F)性能表(2)と、密度高度
    (HD)に基づき、エンジン利用可能トルク(TR
    AV)と、ホバリングに必要なエンジン・トルク(TR
    RQ)を計算し、(G)前記トルク(TRQAV、TRQ
    RQ)から、エンジン利用可能馬力(SHPAV)とホバリ
    ング必要馬力(SHPRQ)を求め、(H)前記馬力(S
    HPAV、SHPRQ)の差(△SHP)を機体重量(G
    W)で割ることにより、余剰馬力指数(PS)を求め、
    表示器(4)に出力することを特徴とする請求項7記載
    のヘリコプターの余剰馬力指数(PS)の検出装置。
  9. 【請求項9】センサ(1)と、性能表(2)と、シンボ
    ル・ゼネレータ(3)と、表示器(4)を有するヘリコ
    プタにおいて、(A)パイロットにより、ヘリコプタで
    ホバリングし、(B)ヘリコプタのホバリング時の、エ
    ンジン・トルク(TRQ)を、センサ(1)からシンボ
    ル・ゼネレータ(3)に入力し、(C)シンボル・ゼネ
    レータ(3)により、ホバリング時のエンジン・トルク
    (TRQ)におけるホバリング可能重量を性能表(2)
    から求めることにより、機体重量(GW)を求め、
    (D)シンボル・ゼネレータ(3)により、機体周辺条
    件におけるエンジン利用可能トルク(TRQAV)を、性
    能表(2)から求め、(E)シンボル・ゼネレータ
    (3)により、(D)のエンジン利用可能トルク(TR
    AV)における最大ホバリング可能重量(GWH.MAX
    を、性能表(2)から求め、(F)シンボル・ゼネレー
    タ(3)により、(E)のホバリング可能重量(GW
    H.MAX )と、(C)の機体重量(GW)の差を求めるこ
    とにより積載余裕(GWMARGIN)を求め、(G)シンボ
    ル・ゼネレータ(3)により、(D)のエンジン利用可
    能トルク(TRQAV)と、(B)のエンジン・トルク
    (TRQ)の差(△TRQ)を求め、このエンジン・ト
    ルクの差(△TRQ)を機体重量(GW)で割ることに
    より、余剰馬力指数(PS)を求め、(H)計算結果
    を、表示器(4)に表示することを特徴とするヘリコプ
    タの機体重量、最大ホバリング可能重量、積載余裕、ま
    たは余剰馬力指数の検出方法。
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