JP2710764B2 - ヘリコプタ用超過禁止速度計算装置 - Google Patents

ヘリコプタ用超過禁止速度計算装置

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JP2710764B2
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昭二 棚瀬
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株式会社コミュータヘリコプタ先進技術研究所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、各種パラメータを用い
て超過禁止速度を算出するためのヘリコプタ用超過禁止
速度計算装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ヘリコプタの超過禁止速度VNEは、気
圧高度、外気温度などの諸条件に応じて変化するため、
従来はパイロットが飛行計器で飛行状態を読取り、操縦
室内に掲示してあるテーブルを見て、現在の超過禁止速
度VNEを読取っている。
【0003】図7は、超過禁止速度VNEのテーブルを
表す図である。飛行計器から読取った気圧高度および外
気温度を縦軸および横軸で参照し、交差した欄に1つか
ら3つの数値が記入されている。上段は離陸全備重量が
2850kg以下、中段は離陸全備重量が2850〜3
200kg、下段は離陸全備重量が3200kg以上の
場合にそれぞれ適用する数値である。なお、離陸全備重
量は離陸直前に搭載した貨物、乗員、燃料等の重量を合
計した数値をパイロットが記憶しておく。
【0004】たとえば飛行中に気圧高度が8000f
t、外気温度が0℃、離陸全備重量が3000kgであ
るとき、超過禁止速度は128ノット(1ノット=18
52m/時間)として求まり、この値を絶対超えないよ
うに飛行する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、パイロ
ットが飛行中に計器を見ながら、かつテーブルを参照す
る方法では、計器やテーブルの読取り誤認や全備重量の
記憶違いなど、人為的ミスの可能性が常に存在する。
【0006】この対策として、最近の固定翼旅客機には
超過禁止速度に対するプロテクション機能を備えるもの
がある。しかしながら、ヘリコプタではメインロータの
失速やマッハ数の制限が超過禁止速度の算定に大きく関
与するため、固定翼機の技術をそのまま応用することは
難しい。
【0007】また、最近のヘリコプタは、市街地での騒
音低減化のためにメインロータの回転数を可変に制御す
ることが研究されている。こうしたヘリコプタが実現す
ると、メインロータの回転数の要素も超過禁止速度の算
定に大きく関与するため、テーブルが極めて複雑にな
り、パイロットが速やかに超過禁止速度VNEを決定す
ることはさらに困難となる。
【0008】本発明の目的は、飛行計器や参照テーブル
を凝視しなくても、迅速かつ確実に超過禁止速度を算定
することが可能なヘリコプタ用超過禁止速度計算装置を
提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、気圧高度を計
測する気圧高度センサと、外気温度を計測する外気温度
センサと、ヘリコプタロータの回転角速度を計測するロ
ータ回転数センサと、離陸全備重量のデータを記憶する
データ記憶手段と、燃料タンクからの燃料流量を計測す
る燃料流量センサと、トランスミッションのトルクを計
測するトルクセンサと、各センサからの信号およびデー
タ記憶手段からのデータを用いて、ヘリコプタの超過禁
止速度を算出する信号処理手段とを備えることを特徴と
するヘリコプタ用超過禁止速度計算装置である。また本
発明は、算出された超過禁止速度を乗員に対して表示ま
たは音声出力するための告知手段を備えることを特徴と
する。また本発明は、算出された超過禁止速度に基づい
て、ヘリコプタの操舵量を制御する飛行制御手段を備え
ることを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明に従えば、少なくとも気圧高度センサ、
外気温度センサ、ロータ回転数センサ、離陸全備重量の
データ、燃料流量センサ、 トランスミッションのトル
クセンサからの信号およびデータ等を用いて、ヘリコプ
タの超過禁止速度を算出することによって、パイロット
への負担が軽減され、しかも信頼性の高い値が得られ
る。なお、ロータ回転数センサは、回転数可変型のロー
タに対応可能になる。燃料流量センサは、燃料消費によ
って時々刻々と変化する全備重量を計測する。トルクセ
ンサは、2つのエンジンが停止したオートローテーショ
ン状態や2つエンジンのうちの一方が停止した状態を確
実に検知できる。
【0011】また、算出された超過禁止速度を乗員に対
して表示または音声出力することによって、パイロット
への告知が確実に行える。
【0012】また、算出された超過禁止速度に基づい
て、ヘリコプタの操舵量を制御する飛行制御手段を備え
ることによって、超過禁止速度を回避する操作を自動的
に行うことができ、パイロットの操縦ミスも防止でき
る。
【0013】
【実施例】図1は、ヘリコプタの超過禁止速度を算定す
る説明図である。ヘリコプタの超過禁止速度VNEを決
定する場合、1)機体の構造強度によって定まる限界速
度V1、2)後退側ロータブレードの失速限界によって
定まる限界速度V2、3)前進側ロータブレードのマッ
ハ数によって定まる限界速度V3、という3つの限界速
度のうち最も小さい数値が超過禁止速度VNEとして採
用される。
【0014】条件1)は、超過禁止速度VNEの上限を
決定し、いかなる飛行条件下であってもこの限界速度V
1以上で飛行してはならない。もし限界速度V1を超過
すると、機体強度が保証されず空中分解の恐れが出てく
る。なお、限界速度V1はヘリコプタの機種ごとに固定
値として予め決められている。
【0015】条件2)および条件3)の限界速度V2、
V3は、飛行条件によって変化する。図1に示すよう
に、メインロータ2は機体1の前進方向に対して垂直な
回転軸を有し、機体上方からみて反時計方向に回転して
いる。ブレードの対気速度Vaは、前進側ロータブレー
ド(図1の上側)の翼端で最大となり、後退側ロータブ
レード(図1の下側)の翼端で最小となる。後退側ロー
タブレードでは失速の問題が発生し、前進側ロータブレ
ードでは翼面での衝撃波と問題が発生する。そのため、
条件2)、3)が速度制限条件として考慮される。
【0016】まず条件2)に関して、ブレードの失速は
空気密度が小さくなると起こり易いため、条件2)で定
まる限界速度V2は高温、高空で厳しくなる。また、機
体の重量が大きいほど厳しくなる。
【0017】ブレードの失速限界は、チップスピードレ
シオμという値で整理できる。図1に示すように、機体
の前進対気速度をV、メインロータブレードの回転角速
度をΩ、メインロータの半径をRとおくと、下記の式
(1)で求まる。なお、飛行中に変化するパラメータ
は、機体前進対気速度Vおよび回転角速度Ωである。
【0018】
【数1】
【0019】次に、推力係数(CT/σ)という無次元
量のパラメータを導入し、下記の式(2)で計算する。
ここで、Wは機体重量、gは重力加速度、Vtはロータ
先端速度、Fbはブレード面積(1枚分)、zはブレー
ド枚数、ρは空気密度である。なお、飛行中に変化する
パラメータは、機体重量W、ロータ先端速度Vt(=Ω
・R)、および空気密度ρである。
【0020】
【数2】
【0021】次に、チップスピードレシオμの限界値μ
neを、推力係数(CT/σ)に対する性能曲線から読
取る。
【0022】図2は、チップスピードレシオμに対する
推力係数(CT/σ)の変化を示すグラフである。グラ
フ曲線は、従来機体重量ごとに用意されているが、ロー
タ回転数可変型のヘリコプタについては、機体重量とロ
ータ回転数という2つのパラメータの組合せごとに用意
される。図2において、式(1)で計算したチップスピ
ードレシオμの値を横軸にプロットし、式(2)で計算
した推力係数(CT/σ)の値を縦軸にプロットし、両
者が交差する点を通過するグラフ曲線から限界値μne
を読取る。たとえば式(2)から計算されたCT/σの
値がC1であったとする。この値に対応するチップスピ
ードレシオμの値は、図2からμ1であることが読取れ
る。これがこの場合のμneとなる。次に、読取った限
界値μneに、メインロータブレードの回転角速度Ωお
よびメインロータ半径Rを乗算すると、限界速度V2が
求まる。
【0023】
【数3】
【0024】次に条件3)に関して、マッハ数は対気速
度を音速で割った値であり、音速は低温になるほど小さ
くなる。つまり、同じ対気速度であっても気温が下がっ
て音速が小さくなると、マッハ数は大きくなる。したが
って、条件3)の限界速度V3は低温、高空で厳しくな
る。ロータブレードの前進側先端マッハ数Mtは、下記
の式(4)で計算できる。ここで、Vsは音速である。
【0025】
【数4】
【0026】式(5)は式(4)を変形したものであ
り、ロータ回転数が可変であるヘリコプタにおいては、
その他のパラメータが同じであれば、ブレードの回転角
速度Ωが大きいほど、限界速度V3は小さくなる。
【0027】次に、エンジン停止時の限界速度を定義す
る。一般のヘリコプタは2つのエンジンを搭載した双発
型であり、1つのエンジンが故障した場合の限界速度V
4が固定値として予め決められている。また、2つのエ
ンジンが停止して、オートローテーション状態での限界
速度V5も固定値として予め決められている。
【0028】こうして各条件から定まる限界速度V1〜
V5のうち、最も小さい数値が超過禁止速度VNEとし
て採用される。
【0029】図3は、本発明の一実施例を示すブロック
図である。ヘリコプタ用超過禁止速度計算装置10は、
気圧高度Hを計測する気圧高度センサ33と、外気温度
TPを計測する外気温度センサ34と、ヘリコプタロー
タの回転角速度Ωを計測するロータ回転数センサ30
と、離陸前に入力した離陸全備重量Wiのデータを記憶
するデータメモリ32と、燃料タンクからの燃料流量Q
を計測する燃料流量センサ31と、第1エンジンのトラ
ンスミッショントルクT1を計測するトルクセンサ35
と、第2エンジンのトランスミッショントルクT2を計
測するトルクセンサ36とを備える。
【0030】まずロータ回転数センサ30から電気信号
として出力された回転角速度Ωは、乗算部11によって
所定のメインロータ半径Rと乗算され、ロータ先端速度
Vtを出力する。また、燃料流量センサ31から電気信
号として出力された燃料流量Qは、乗算部12で燃料比
重と乗算されて、単位時間当りの燃料消費重量が計算さ
れ、さらに時間積分部13に入力されて離陸時からの燃
料消費重量が計算される。そして、データメモリ32に
記憶された離陸全備重量Wiから燃料消費量が減算さ
れ、現時点の機体重量Wが計算される。
【0031】気圧高度センサ33から電気信号として出
力された気圧高度Hおよび外気温度センサ34から電気
信号として出力された外気温度TPがそれぞれ計算部1
4に入力され、所定の公式やテーブルを用いて空気密度
ρが計算される。
【0032】計算部15では、ロータ先端速度Vt、機
体重量W、空気密度ρに基づいて、前述の式(2)を用
いて推力係数(CT/σ)を計算する。参照テーブル部
16は図2のグラフを数値化したものであり、ロータ先
端速度Vt、推力係数(CT/σ)、機体重量Wに基づ
いて、チップスピードレシオμの限界値μneを出力す
る。乗算部17は、限界値μneとロータ先端速度Vt
を掛算して限界速度V2を出力する。
【0033】次に、計算部18は外気温度TPに基づい
て音速Vsを計算し、さらに乗算部19によって音速V
sとマッハ数Mtが掛算される。さらに式(5)に従っ
て、この積からロータ先端速度Vt(=Ω・R)が減算
されると、限界速度V3が計算される。なお、マッハ数
Mtは固定値であってもよく、あるいはロータ回転角速
度Ωの変化に応じて変化する関数型であってもよい。
【0034】次に、トルクセンサ35から電気信号とし
て出力されたトルクT1は、比較部20で所定閾値L1
と比較され、T1≧L1のときハイレベル、T1<L1
のときローレベルとなる2値信号B1を出力する。同様
に、トルクセンサ36から電気信号として出力されたト
ルクT2は、比較部21で所定閾値L2と比較され、T
2≧L2のときハイレベル、T2<L2のときローレベ
ルとなる2値信号B2を出力する。
【0035】2値信号B1、B2は判定部22に入力さ
れ、1)B1およびB2がともにハイレベルのとき、前
述した条件1)の限界速度V1を採用し、限界速度V6
として出力する。2)B1およびB2の一方だけがハイ
レベルのとき、エンジン単発飛行における限界速度V4
を採用し、限界速度V6として出力する。3)B1およ
びB2の両方がローレベルのとき、オートローテーショ
ンでの限界速度V5を採用して、限界速度V6として出
力する。こうしてエンジンの状態によって限界速度V6
が決定される。
【0036】次に総合判定部23は、各ブロックから出
力された限界速度V2、V3、V6のうちで最も小さい
値を当該ヘリコプタの超過禁止速度VNEとして採用し
出力する。なお、上述のような乗算部11、12、1
7、時間積分部13、計算部14、15、18、19、
参照テーブル部16、比較部20、21、判定部22、
総合判定部23が、特許請求の範囲に記載した信号処理
手段として機能する。
【0037】図4は、超過禁止速度VNEの表示部の一
例である。告知手段としての速度指示計40はコクピッ
ト内に設置され、対気速度センサ37からの出力に基づ
いて機体対気速度を示す指針41が回転するとともに、
超過禁止速度計算装置10からの出力に基づいて超過禁
止速度VNEを示す指針42が同軸で角変位するように
設けられている。パイロットは、指針41が指針42を
超過しないように操縦すればよく、図7のようなテーブ
ルを参照する方法と比べると、たいへん見やすくなり誤
認を防止できる。
【0038】図5は、超過禁止速度VNEの表示部の他
の例である。ここでは告知手段として、CRT(陰極線
管)等の表示装置43と音声警報装置44が用いられ、
超過禁止速度計算装置10からの超過禁止速度VNEお
よび対気速度センサ37からの機体対気速度がそれぞれ
入力される。表示装置43の画面には、機体対気速度お
よび超過禁止速度VNEが数値やレベルメータ等で視覚
的に見やすく表示される。また、機体対気速度が超過禁
止速度VNEに近づくと、文字を点滅表示してパイロッ
トに警告を発するとともに、音声警報装置44はサイレ
ン等の警報音を発する。また、数値や警報を人間の疑似
音声でパイロットに伝えてもよく、計器盤を見なくても
危険な状態を確実に把握することができる。
【0039】図6は、超過禁止速度VNEを用いた飛行
制御装置の構成図である。飛行制御装置45は、超過禁
止速度計算装置10からの超過禁止速度VNEから対気
速度センサ37からの機体対気速度Vを減算して差分Δ
Vを求め、この差分ΔVに基づいて修正操舵信号δyc
を計算し、操縦装置46からのピッチ軸操縦信号δyに
加算して最終操舵信号δyaを得て、ブレードピッチ角
を駆動する操舵アクチュエータ47に出力される。こう
してパイロットは超過禁止速度VNEを監視することな
く、ヘリコプタの対気速度が自動的に抑制され、安全な
飛行が可能になる。なお、図4から図6の構成は、単独
でも何れかの組合せでも使用することができる。
【0040】
【発明の効果】以上詳説したように本発明によれば、ヘ
リコプタの超過禁止速度を迅速に精度よく算出できるた
め、パイロットの負担が軽減され、誤認や誤操作を確実
に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ヘリコプタの超過禁止速度を算定する説明図で
ある。
【図2】チップスピードレシオμに対する推力係数(C
T/σ)の変化を示すグラフである。
【図3】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図4】超過禁止速度VNEの表示部の一例である。
【図5】超過禁止速度VNEの表示部の他の例である。
【図6】超過禁止速度VNEを用いた飛行制御装置の構
成図である。
【図7】超過禁止速度VNEのテーブルを表す図であ
る。
【符号の説明】
1 機体 2 メインロータ 10 超過禁止速度計算装置 11、12、17 乗算部 13 時間積分部 14、15、18、19 計算部 16 参照テーブル部 20、21 比較部 22 判定部 23 総合判定部 30 ロータ回転数センサ 31 燃料流量センサ 32 データメモリ 33 気圧高度センサ 34 外気温度センサ 35、36 トルクセンサ 40 速度指示計 41、42 指針 43 表示装置 44 音声警報装置 45 飛行制御装置 46 操縦装置 47 操縦アクチュエータ

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 気圧高度を計測する気圧高度センサと、 外気温度を計測する外気温度センサと、 ヘリコプタロータの回転角速度を計測するロータ回転数
    センサと、 離陸全備重量のデータを記憶するデータ記憶手段と、 燃料タンクからの燃料流量を計測する燃料流量センサ
    と、 トランスミッションのトルクを計測するトルクセンサ
    と、 各センサからの信号およびデータ記憶手段からのデータ
    を用いて、ヘリコプタの超過禁止速度を算出する信号処
    理手段とを備えることを特徴とするヘリコプタ用超過禁
    止速度計算装置。
  2. 【請求項2】 算出された超過禁止速度を乗員に対して
    表示または音声出力するための告知手段を備えることを
    特徴とする請求項1記載のヘリコプタ用超過禁止速度計
    算装置。
  3. 【請求項3】 算出された超過禁止速度に基づいて、ヘ
    リコプタの操舵量を制御する飛行制御手段を備えること
    を特徴とする請求項1記載のヘリコプタ用超過禁止速度
    計算装置。
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