JPH10167279A - 家庭用液体容器 - Google Patents
家庭用液体容器Info
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- JPH10167279A JPH10167279A JP33907696A JP33907696A JPH10167279A JP H10167279 A JPH10167279 A JP H10167279A JP 33907696 A JP33907696 A JP 33907696A JP 33907696 A JP33907696 A JP 33907696A JP H10167279 A JPH10167279 A JP H10167279A
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- liquid container
- container
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 安価で、かつ、重量が大きくても容易に運搬
可能となり、さらに、地震等の災害発生時に、老人・女
子・子供等の力の弱い者でも、飲み水等を比較的楽に運
ぶことができる家庭用液体容器の提供にある。 【解決手段】 容器本体2と、容器本体2に付設された
一対の運搬用ベルト3,3と、を有し、かつ、容器本体
2の上方の左右隅部の一方2aに吐出口4を設けると共
に他方の隅部2bに注水口5を設け、さらに、容器本体
2の前壁部6の上方に一個の首振り回転輪7と、下方に
二個の車輪8,8を付設している。
可能となり、さらに、地震等の災害発生時に、老人・女
子・子供等の力の弱い者でも、飲み水等を比較的楽に運
ぶことができる家庭用液体容器の提供にある。 【解決手段】 容器本体2と、容器本体2に付設された
一対の運搬用ベルト3,3と、を有し、かつ、容器本体
2の上方の左右隅部の一方2aに吐出口4を設けると共
に他方の隅部2bに注水口5を設け、さらに、容器本体
2の前壁部6の上方に一個の首振り回転輪7と、下方に
二個の車輪8,8を付設している。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家庭に於て、水や
灯油等の液体を収納・運搬するための家庭用液体容器に
関する。
灯油等の液体を収納・運搬するための家庭用液体容器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、家庭用液体容器は、容器本体のみ
から成っていた。また、この家庭液体容器を運搬する際
には、上壁部に設けられた把手を持って運搬するか、簡
易運搬車・台車等に載置させて運搬されていた。
から成っていた。また、この家庭液体容器を運搬する際
には、上壁部に設けられた把手を持って運搬するか、簡
易運搬車・台車等に載置させて運搬されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術では、容器本体の重量が過大な際に、把手を持
って運搬することは困難だった。また、台車等で運搬す
るには、台車等に液体容器を載置しなくてはならず、重
量が大きい場合や瓦礫等のある悪路にての運搬は一層困
難であった。さらに、家庭で、簡易運搬車・台車等を購
入するのは、高価であった。
来の技術では、容器本体の重量が過大な際に、把手を持
って運搬することは困難だった。また、台車等で運搬す
るには、台車等に液体容器を載置しなくてはならず、重
量が大きい場合や瓦礫等のある悪路にての運搬は一層困
難であった。さらに、家庭で、簡易運搬車・台車等を購
入するのは、高価であった。
【0004】そこで、本発明では、安価で、かつ、重量
が過大でも容易に運搬可能となり、さらに、地震等の災
害発生時に、老人・女子・子供等の力の弱い者でも、飲
み水等を比較的楽に運ぶことができる家庭用液体容器の
提供を目的とする。
が過大でも容易に運搬可能となり、さらに、地震等の災
害発生時に、老人・女子・子供等の力の弱い者でも、飲
み水等を比較的楽に運ぶことができる家庭用液体容器の
提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、容器本体と、該容器本体に付設された
一対の運搬用ベルトと、を有し、かつ、上記容器本体の
上方の左右隅部の一方に吐出口を設けると共に他方の隅
部に注水口を設け、さらに、上記容器本体の前壁部の上
方に少なくとも一個の首振り回転輪と、下方に複数個の
車輪を付設している。
に、本発明では、容器本体と、該容器本体に付設された
一対の運搬用ベルトと、を有し、かつ、上記容器本体の
上方の左右隅部の一方に吐出口を設けると共に他方の隅
部に注水口を設け、さらに、上記容器本体の前壁部の上
方に少なくとも一個の首振り回転輪と、下方に複数個の
車輪を付設している。
【0006】また、前壁部の上方に切欠凹部を設け、か
つ、首振り回転輪が該切欠凹部に折畳み状態で収納可能
に取付けられている。また、運搬用ベルトの両端が、前
壁部の上方及び下方に取付けられ、かつ、該運搬用ベル
トが、首振り回転輪と車輪にて運搬時には上記前壁部の
上方に一端が取付けられた引張りベルトとなり、背負い
時には上方及び下方に取付けられた背負いベルトとなる
ように切替自在となっている。
つ、首振り回転輪が該切欠凹部に折畳み状態で収納可能
に取付けられている。また、運搬用ベルトの両端が、前
壁部の上方及び下方に取付けられ、かつ、該運搬用ベル
トが、首振り回転輪と車輪にて運搬時には上記前壁部の
上方に一端が取付けられた引張りベルトとなり、背負い
時には上方及び下方に取付けられた背負いベルトとなる
ように切替自在となっている。
【0007】さらに、吐出口が、開閉弁本体と、該開閉
弁本体を開閉するための操作部と、を有する吐出ノズル
を備えているも、容器本体の吐出口側の側壁部には、複
数個の吐出姿勢保持突起部を設け、かつ、注水口側の側
壁部には、持運び用の鉛直状把手が設けられるもよい。
弁本体を開閉するための操作部と、を有する吐出ノズル
を備えているも、容器本体の吐出口側の側壁部には、複
数個の吐出姿勢保持突起部を設け、かつ、注水口側の側
壁部には、持運び用の鉛直状把手が設けられるもよい。
【0008】しかも、吐出姿勢保持突起部が、吐出口寄
りは低く、かつ、底壁部寄りは高く形成されるも、注水
姿勢から吐出姿勢への横倒途中状態で、車輪が地面等に
接触するのを防止する突条部を吐出口側の下方角部に形
成しているもよい。
りは低く、かつ、底壁部寄りは高く形成されるも、注水
姿勢から吐出姿勢への横倒途中状態で、車輪が地面等に
接触するのを防止する突条部を吐出口側の下方角部に形
成しているもよい。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、実施の形態を示す図面に基
づき、本発明を詳説する。
づき、本発明を詳説する。
【0010】図1は、本発明の家庭用液体容器の実施の
一形態の斜視図である。この家庭用液体容器1は、ブロ
ー成形等にて成形された容器本体2と一対の運搬用ベル
ト3,3とを有している。また、この容器本体2は、前
壁部6と、後壁部13と、左右側壁部34a,34bと、上壁
部37と、傾斜部38と、底壁部22と、から成る。容器本体
2の左隅部2a近傍に吐出口4を設け、右隅部2bに設
けられた傾斜部38に注水口5を設け、上壁部37の中央部
には、持運び用の水平状把手14を有している。
一形態の斜視図である。この家庭用液体容器1は、ブロ
ー成形等にて成形された容器本体2と一対の運搬用ベル
ト3,3とを有している。また、この容器本体2は、前
壁部6と、後壁部13と、左右側壁部34a,34bと、上壁
部37と、傾斜部38と、底壁部22と、から成る。容器本体
2の左隅部2a近傍に吐出口4を設け、右隅部2bに設
けられた傾斜部38に注水口5を設け、上壁部37の中央部
には、持運び用の水平状把手14を有している。
【0011】なお、この家庭用液体容器1は、注水状態
に置いた状態で、首振り回転輪7を付設した側を正面と
して、各部分の上下左右前後を呼称する。そして、容器
本体2の上方中央部2cに、一個の首振り回転輪7と、
下方両角部2d,2eに一対の車輪8,8を付設してい
る。しかも、上方中央部2cに切欠凹部9を設け、首振
り回転輪7がこの切欠凹部9に収納可能に取付けられて
いる。
に置いた状態で、首振り回転輪7を付設した側を正面と
して、各部分の上下左右前後を呼称する。そして、容器
本体2の上方中央部2cに、一個の首振り回転輪7と、
下方両角部2d,2eに一対の車輪8,8を付設してい
る。しかも、上方中央部2cに切欠凹部9を設け、首振
り回転輪7がこの切欠凹部9に収納可能に取付けられて
いる。
【0012】具体的に説明すると、図1と図2に示す如
く、切欠凹部9の外縁近傍に、一対の上方取付片12,12
を設け、切欠凹部9を橋絡する水平短軸部11をこの取付
片12,12に枢着する。この短軸部11に保持部材10を枢着
し、その先端に首振り回転輪7を付設している。即ち、
図3に示す如く、横断面C状の一対の上方取付片12,12
に矢印B方向に短軸部11を圧入して嵌込んで取付ける。
なお、この短軸部11は着脱自在に取付けられており、不
必要な際には取外しておくことができる。
く、切欠凹部9の外縁近傍に、一対の上方取付片12,12
を設け、切欠凹部9を橋絡する水平短軸部11をこの取付
片12,12に枢着する。この短軸部11に保持部材10を枢着
し、その先端に首振り回転輪7を付設している。即ち、
図3に示す如く、横断面C状の一対の上方取付片12,12
に矢印B方向に短軸部11を圧入して嵌込んで取付ける。
なお、この短軸部11は着脱自在に取付けられており、不
必要な際には取外しておくことができる。
【0013】また、首振り回転輪7は、不使用時には、
図2(a)に示す如く、切欠凹部9に折畳み状態にて収
納される。一方、使用時には、保持部材10を引張り上げ
て矢印Aの方向に約 210°〜 270°回転させ、図2
(b)の状態にする。
図2(a)に示す如く、切欠凹部9に折畳み状態にて収
納される。一方、使用時には、保持部材10を引張り上げ
て矢印Aの方向に約 210°〜 270°回転させ、図2
(b)の状態にする。
【0014】そして、下方の一対の車輪8,8は、図1
に示す如く、下方の両角部2d,2eに凹部15,15を設
け、この凹部15, 15に嵌込んで車輪8,8が邪魔となら
ないように付設されている。具体的に説明すると、一対
の車輪8,8は水平長軸部17の両端部に枢着されてお
り、前壁部6の下方両角部2d,2e寄りに設けられた
一対の下方取付片16,16に、この長軸部17を圧入して嵌
込んで、車輪8,8は着脱自在に取付けられる(図3参
照)。
に示す如く、下方の両角部2d,2eに凹部15,15を設
け、この凹部15, 15に嵌込んで車輪8,8が邪魔となら
ないように付設されている。具体的に説明すると、一対
の車輪8,8は水平長軸部17の両端部に枢着されてお
り、前壁部6の下方両角部2d,2e寄りに設けられた
一対の下方取付片16,16に、この長軸部17を圧入して嵌
込んで、車輪8,8は着脱自在に取付けられる(図3参
照)。
【0015】さらに、図1と図4に示す如く、一対の運
搬用ベルト3,3の両端が、前壁部6の上方及び下方に
取付けられている。即ち、長ベルト3a,3aの一端を
短軸部11に取着させ、かつ、短ベルト3b,3bの一端
を長軸部17に取着させる。
搬用ベルト3,3の両端が、前壁部6の上方及び下方に
取付けられている。即ち、長ベルト3a,3aの一端を
短軸部11に取着させ、かつ、短ベルト3b,3bの一端
を長軸部17に取着させる。
【0016】具体的に説明すると、図4に示す如く、ベ
ルト通し付手持部19が、長ベルト3a,3aに挿通され
て取付けられており、かつ、長ベルト3a,3aの他端
近傍にバックル20,20が固着され、このバックル20,20
にて、短ベルト3b,3bが着脱自在かつ長さ調節自在
に取付けられている。
ルト通し付手持部19が、長ベルト3a,3aに挿通され
て取付けられており、かつ、長ベルト3a,3aの他端
近傍にバックル20,20が固着され、このバックル20,20
にて、短ベルト3b,3bが着脱自在かつ長さ調節自在
に取付けられている。
【0017】しかも、後壁部13の下縁の左右端近傍に一
対のベルト係止片21,21が設けられ、ベルト3,3を脱
着した際に、短ベルト3b,3bを挿通して係止させ、
短ベルト3b,3bが地面等に接触して汚れることを防
止する。なお、底壁部22には一対の足部23,23が設けら
れている。
対のベルト係止片21,21が設けられ、ベルト3,3を脱
着した際に、短ベルト3b,3bを挿通して係止させ、
短ベルト3b,3bが地面等に接触して汚れることを防
止する。なお、底壁部22には一対の足部23,23が設けら
れている。
【0018】そして、図1と図4に示す如く、外面に雄
ねじ部が設けられた吐出口4の開口部は、内面に雌ねじ
部が設けられた衛生用蓋24にて外嵌され、注水口5の開
口部には密封蓋25が嵌込まれている。そして、この密封
蓋25には雄ねじ突出部41が形成されている。また、容器
本体2の吐出口4側側壁部34aには、二個の吐出姿勢保
持突起部35,35が設けられている。さらに、吐出口4側
の下方角部2dには、突条部36が設けられている。
ねじ部が設けられた吐出口4の開口部は、内面に雌ねじ
部が設けられた衛生用蓋24にて外嵌され、注水口5の開
口部には密封蓋25が嵌込まれている。そして、この密封
蓋25には雄ねじ突出部41が形成されている。また、容器
本体2の吐出口4側側壁部34aには、二個の吐出姿勢保
持突起部35,35が設けられている。さらに、吐出口4側
の下方角部2dには、突条部36が設けられている。
【0019】なお、吐出姿勢保持突起部35,35は、上方
が低く下方が高く設定され、(後述の)図7にて示すよ
うに、側壁部34aを下方として底面に設定したとき、側
壁部34aは吐出口4側が低くなるように傾斜する。一
方、注水口5側側壁部34bには、鉛直状把手18が設けら
れている。
が低く下方が高く設定され、(後述の)図7にて示すよ
うに、側壁部34aを下方として底面に設定したとき、側
壁部34aは吐出口4側が低くなるように傾斜する。一
方、注水口5側側壁部34bには、鉛直状把手18が設けら
れている。
【0020】次に、この家庭用液体容器1の運搬方法に
ついて説明する。図5は、首振り回転輪7と車輪8,8
にて運搬している状態を示したものである。運搬用ベル
ト3,3は、短軸部11に長ベルト3a,3aの一端を取
着させ、かつ、他端に手持部19をバックル20,20にて係
止させた状態で、この手持部19を手で掴持して進行方向
に引張ると、首振り回転輪7と車輪8,8が回転して走
行する。
ついて説明する。図5は、首振り回転輪7と車輪8,8
にて運搬している状態を示したものである。運搬用ベル
ト3,3は、短軸部11に長ベルト3a,3aの一端を取
着させ、かつ、他端に手持部19をバックル20,20にて係
止させた状態で、この手持部19を手で掴持して進行方向
に引張ると、首振り回転輪7と車輪8,8が回転して走
行する。
【0021】しかも、首振り回転輪7にて方向転換自在
に走行させることができる。なお、短ベルト3b,3b
の他端は、係止片21,21に挿通させて、走行時に短ベル
ト3b,3bが地面等に接触するのを防止する。
に走行させることができる。なお、短ベルト3b,3b
の他端は、係止片21,21に挿通させて、走行時に短ベル
ト3b,3bが地面等に接触するのを防止する。
【0022】また、図6は、地震等の災害時に破壊した
瓦礫等のため、車輪走行が難しい場所での使用方法であ
り、この家庭用液体容器1を背負った状態を示したもの
である。運搬用ベルト3,3は、長ベルト3a,3a
を、バックル20,20にて短ベルト3b,3bと連結させ
ている(図4参照)。
瓦礫等のため、車輪走行が難しい場所での使用方法であ
り、この家庭用液体容器1を背負った状態を示したもの
である。運搬用ベルト3,3は、長ベルト3a,3a
を、バックル20,20にて短ベルト3b,3bと連結させ
ている(図4参照)。
【0023】そして、図示したように、後壁部13を背中
に接触させるように背負う。この時、体型に合わせて、
運搬用ベルト3,3の長さをバックル20,20にて調節す
ることができる。しかして、運搬用ベルト3,3は、運
搬方法に合わせて切替自在となっている。
に接触させるように背負う。この時、体型に合わせて、
運搬用ベルト3,3の長さをバックル20,20にて調節す
ることができる。しかして、運搬用ベルト3,3は、運
搬方法に合わせて切替自在となっている。
【0024】図7は、吐出状態にした家庭用液体容器1
を示したものである。即ち、注水状態にあるこの容器1
の鉛直状把手18を持ち、90°回転させて吐出口4を下方
位置にする。その後、吐出口4を外嵌している衛生用蓋
24を外し、吐出可能状態にする。
を示したものである。即ち、注水状態にあるこの容器1
の鉛直状把手18を持ち、90°回転させて吐出口4を下方
位置にする。その後、吐出口4を外嵌している衛生用蓋
24を外し、吐出可能状態にする。
【0025】なお、この液体容器1は、内部に収納され
ている液体を出やすくするために、吐出姿勢保持突起部
35,35の高さの相違させ、もって、吐出口4側が低くな
るように傾斜している。また、衛生用蓋24は、吐出状態
では、雄雌ねじ部を嵌合させて、注水口5に嵌込まれて
いる密封蓋25に取付けておく。
ている液体を出やすくするために、吐出姿勢保持突起部
35,35の高さの相違させ、もって、吐出口4側が低くな
るように傾斜している。また、衛生用蓋24は、吐出状態
では、雄雌ねじ部を嵌合させて、注水口5に嵌込まれて
いる密封蓋25に取付けておく。
【0026】しかも、吐出口4の開口部には、容器本体
2の内部に収納されている液体の吐出調節のための吐出
ノズル26が備えられている。この吐出ノズル26は、図8
に示す如く、開閉弁本体27と、この開閉弁本体27を開閉
するための操作部28を有している。
2の内部に収納されている液体の吐出調節のための吐出
ノズル26が備えられている。この吐出ノズル26は、図8
に示す如く、開閉弁本体27と、この開閉弁本体27を開閉
するための操作部28を有している。
【0027】具体的に述べると、図8に示す如く、釘状
の弁棒30の端部に開閉弁本体27が固着され、弁棒30の頭
部近傍には、弾発部材42が取付けられている。そして、
短筒状の保持部材29の内面に板部43を介して弁棒保持筒
体44が設けられ、弁棒30がこの筒体44に挿入されてい
る。
の弁棒30の端部に開閉弁本体27が固着され、弁棒30の頭
部近傍には、弾発部材42が取付けられている。そして、
短筒状の保持部材29の内面に板部43を介して弁棒保持筒
体44が設けられ、弁棒30がこの筒体44に挿入されてい
る。
【0028】また、操作部28は、揺動片33にて操作され
る。即ち、吐出口4の上方外面に、長孔39を設けた支持
部材31を固着し、一方、揺動片33を軸部32に枢着する。
そして、この軸部32を長孔39に摺動自在に取付ける。
る。即ち、吐出口4の上方外面に、長孔39を設けた支持
部材31を固着し、一方、揺動片33を軸部32に枢着する。
そして、この軸部32を長孔39に摺動自在に取付ける。
【0029】次に、吐出方法について説明すると、図8
(a)に示す如く、揺動片33の端部を弁棒30の頭部に当
接させる。そして、揺動片33を矢印C方向に揺動させる
と、図8(b)に示す如く、揺動片33にて弁棒30の一端
が押圧され、弾発部材42に抗して図の左方へ移動し、開
閉弁本体27が開状態となって、内部に収納されている液
体が矢印F方向に吐出される。
(a)に示す如く、揺動片33の端部を弁棒30の頭部に当
接させる。そして、揺動片33を矢印C方向に揺動させる
と、図8(b)に示す如く、揺動片33にて弁棒30の一端
が押圧され、弾発部材42に抗して図の左方へ移動し、開
閉弁本体27が開状態となって、内部に収納されている液
体が矢印F方向に吐出される。
【0030】そして、揺動片33を弁棒30から離すと、弾
発部材42の弾発力にて開閉弁本体27が閉じ、吐出が抑止
される。なお、吐出口4は不使用時には、揺動片33を摺
動させて図7の状態とし、衛生用蓋24を吐出口4に外嵌
する。
発部材42の弾発力にて開閉弁本体27が閉じ、吐出が抑止
される。なお、吐出口4は不使用時には、揺動片33を摺
動させて図7の状態とし、衛生用蓋24を吐出口4に外嵌
する。
【0031】また、下方角部2dに設けられた突条部36
は、図9(a)に示した注水状態から、図9(b)に示
した吐出状態へ矢印G方向に横倒途中に、点線にて示さ
れた車輪8,8が地面等に接触するのを防止する。な
お、吐出姿勢保持突起部35及び突条部36は、図10に示し
た如く、容器本体2と略同一の厚みで一体成形するのが
好ましい。
は、図9(a)に示した注水状態から、図9(b)に示
した吐出状態へ矢印G方向に横倒途中に、点線にて示さ
れた車輪8,8が地面等に接触するのを防止する。な
お、吐出姿勢保持突起部35及び突条部36は、図10に示し
た如く、容器本体2と略同一の厚みで一体成形するのが
好ましい。
【0032】なお、本発明は上述の実施の形態以外にも
設計変更自由である。例えば、運搬用ベルト3,3は、
短軸部11及び長軸部17に取付けずに、一対の上方取付片
12,12及び一対の下方取付片16,16に直接取付けてもよ
い。また、衛生用蓋24の雌ねじ部及び密封蓋25の雄ねじ
部等は形成しなくてもよい(圧入着脱固定式としてもよ
い)。また、突起部35…を3個以上形成してもよいが、
このとき、順次その高さを変化させる。
設計変更自由である。例えば、運搬用ベルト3,3は、
短軸部11及び長軸部17に取付けずに、一対の上方取付片
12,12及び一対の下方取付片16,16に直接取付けてもよ
い。また、衛生用蓋24の雌ねじ部及び密封蓋25の雄ねじ
部等は形成しなくてもよい(圧入着脱固定式としてもよ
い)。また、突起部35…を3個以上形成してもよいが、
このとき、順次その高さを変化させる。
【0033】
【発明の効果】本発明は上述の構成により、次のような
著大な効果を奏する。
著大な効果を奏する。
【0034】(請求項1によれば、)運搬用ベルト3,
3と首振り回転輪7と車輪8,8を付設しているので、
重量が過大でも、運搬が容易である。特に、地震等の災
害時に水等を満杯にしても、老人・女子等でも比較的容
易に運搬可能となる。また、上方中央部2cに首振り回
転輪7が付設されているので、方向転換自在であり、至
便である。
3と首振り回転輪7と車輪8,8を付設しているので、
重量が過大でも、運搬が容易である。特に、地震等の災
害時に水等を満杯にしても、老人・女子等でも比較的容
易に運搬可能となる。また、上方中央部2cに首振り回
転輪7が付設されているので、方向転換自在であり、至
便である。
【0035】(請求項2によれば、)首振り回転輪7が
折畳まれて切欠凹部9に収納できるので、回転輪7の不
使用状態で、注水や吐出や背負い時に、他の物に当たっ
て破損することを防止でき、逆に、身体に当たって、け
がをさせることもない。また、保管する際に首振り回転
輪7が邪魔にならず、保管場所をとらない。
折畳まれて切欠凹部9に収納できるので、回転輪7の不
使用状態で、注水や吐出や背負い時に、他の物に当たっ
て破損することを防止でき、逆に、身体に当たって、け
がをさせることもない。また、保管する際に首振り回転
輪7が邪魔にならず、保管場所をとらない。
【0036】(請求項3によれば、)運搬方法により、
運搬用ベルト3,3の状態を変えることができるので、
車輪8,8等が回転しにくい悪路や瓦礫等でも容易に運
搬することができ、災害時や野外等での使用にも至便で
ある。
運搬用ベルト3,3の状態を変えることができるので、
車輪8,8等が回転しにくい悪路や瓦礫等でも容易に運
搬することができ、災害時や野外等での使用にも至便で
ある。
【0037】(請求項4によれば、)吐出口4に吐出ノ
ズル26を備えているので、所望の液体量だけ吐出させる
ことができる。また、操作部28にて開閉調節するので、
簡便に吐出口4の開閉を調節することができる。
ズル26を備えているので、所望の液体量だけ吐出させる
ことができる。また、操作部28にて開閉調節するので、
簡便に吐出口4の開閉を調節することができる。
【0038】(請求項5によれば、)鉛直状把手18が付
設されているので、簡便に注水状態から吐出状態にする
ことができる。(請求項6によれば、)液体容器1は吐
出姿勢保持突起部35,35にて傾斜状態で吐出されるの
で、内部の液体の量にかかわらず、安定して吐出させる
ことができる。
設されているので、簡便に注水状態から吐出状態にする
ことができる。(請求項6によれば、)液体容器1は吐
出姿勢保持突起部35,35にて傾斜状態で吐出されるの
で、内部の液体の量にかかわらず、安定して吐出させる
ことができる。
【0039】(請求項7によれば、)注水状態から吐出
状態への横倒途中で、車輪8,8が地面等に接触するこ
とを防止できるので、車輪8,8への衝撃等による損傷
等を防ぐことができる。
状態への横倒途中で、車輪8,8が地面等に接触するこ
とを防止できるので、車輪8,8への衝撃等による損傷
等を防ぐことができる。
【図1】本発明に係る実施の一形態の注水状態を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】要部拡大断面図である。
【図3】要部拡大断面図である。
【図4】正面図である。
【図5】使用状態の説明図である。
【図6】使用状態の説明図である。
【図7】給水状態を示す正面図である。
【図8】要部拡大断面図である。
【図9】要部拡大図である。
【図10】要部拡大断面図である。
2 容器本体 2a 隅部 2b 隅部 2d 下方角部 3 運搬用ベルト 4 吐出口 5 注水口 6 前壁部 7 首振り回転輪 8 車輪 9 切欠凹部 18 鉛直状把手 22 底壁部 26 吐出ノズル 27 開閉弁本体 28 操作部 34a 吐出口側側壁部 34b 注水口側側壁部 35 吐出姿勢保持突起部 36 突条部
Claims (7)
- 【請求項1】 容器本体2と、該容器本体2に付設され
た一対の運搬用ベルト3,3と、を有し、かつ、上記容
器本体2の上方の左右隅部の一方2aに吐出口4を設け
ると共に他方の隅部2bに注水口5を設け、さらに、上
記容器本体2の前壁部6の上方に少なくとも一個の首振
り回転輪7と、下方に複数個の車輪8…を付設したこと
を特徴とする家庭用液体容器。 - 【請求項2】 前壁部6の上方に切欠凹部9を設け、か
つ、首振り回転輪7が該切欠凹部9に折畳み状態で収納
可能に取付けられた請求項1記載の家庭用液体容器。 - 【請求項3】 運搬用ベルト3,3の両端が、前壁部6
の上方及び下方に取付けられ、かつ、該運搬用ベルト
3,3が、首振り回転輪7と車輪8…にて運搬時には上
記前壁部6の上方に一端が取付けられた引張りベルトと
なり、背負い時には上方及び下方に取付けられた背負い
ベルトとなるように切替自在となっている請求項1記載
の家庭用液体容器。 - 【請求項4】 吐出口4が、開閉弁本体27と、該開閉弁
本体27を開閉するための操作部28と、を有する吐出ノズ
ル26を備えている請求項1記載の家庭用液体容器。 - 【請求項5】 容器本体2の吐出口4側の側壁部34aに
は、複数個の吐出姿勢保持突起部35,35を設け、かつ、
注水口5側の側壁部34bには、持運び用の鉛直状把手18
が設けられた請求項1記載の家庭用液体容器。 - 【請求項6】 吐出姿勢保持突起部35,35が、吐出口4
寄りは低く、かつ、底壁部22寄りは高く形成された請求
項5記載の家庭用液体容器。 - 【請求項7】 注水姿勢から吐出姿勢への横倒途中状態
で、車輪8…が地面等に接触するのを防止する突条部36
を吐出口4側の下方角部2dに形成した請求項1,5又
は6記載の家庭用液体容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33907696A JPH10167279A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | 家庭用液体容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33907696A JPH10167279A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | 家庭用液体容器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10167279A true JPH10167279A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18324038
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33907696A Pending JPH10167279A (ja) | 1996-12-03 | 1996-12-03 | 家庭用液体容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH10167279A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016078883A (ja) * | 2014-10-15 | 2016-05-16 | 豊田鉄工株式会社 | 車輪付き容器および車輪保持具 |
JP2020183258A (ja) * | 2019-05-08 | 2020-11-12 | Necネットワーク・センサ株式会社 | 液体貯留装置および液体貯留方法 |
-
1996
- 1996-12-03 JP JP33907696A patent/JPH10167279A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016078883A (ja) * | 2014-10-15 | 2016-05-16 | 豊田鉄工株式会社 | 車輪付き容器および車輪保持具 |
JP2020183258A (ja) * | 2019-05-08 | 2020-11-12 | Necネットワーク・センサ株式会社 | 液体貯留装置および液体貯留方法 |
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