JPH10165381A - レーザ血流計透過型プローブ - Google Patents
レーザ血流計透過型プローブInfo
- Publication number
- JPH10165381A JPH10165381A JP8346574A JP34657496A JPH10165381A JP H10165381 A JPH10165381 A JP H10165381A JP 8346574 A JP8346574 A JP 8346574A JP 34657496 A JP34657496 A JP 34657496A JP H10165381 A JPH10165381 A JP H10165381A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- laser
- light
- living body
- blood flow
- transfer passage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【課題】レーザを用いた血流計に於いて、レーザの透過
距離、測定部位の深度情報を得、正確な血流測定を行
う。 【解決手段】送光部、受光部を対向させる等して前方散
乱光を検出するプローブを提案する。
距離、測定部位の深度情報を得、正確な血流測定を行
う。 【解決手段】送光部、受光部を対向させる等して前方散
乱光を検出するプローブを提案する。
Description
【０００１】
【本発明が利用しようとする技術分野】本発明は、レー
ザー光を使用して血流等を計測するレーザ血流計に関す
る。
ザー光を使用して血流等を計測するレーザ血流計に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】一般に、レーザ血流計は生体組織へレー
ザを照射した後、生体組織から散乱反射して戻ってきた
レーザ光を利用して血流計等を計測している。従来は、
レーザの送光と受光は一緒にプローブ先端に組み込まれ
ていた為、片側からプローブを測定部位にあてて主に後
方散乱光を受光測定するのが一般的であった。この様な
一般型では、どれくらいの深度部位の血流を測定してい
るかが明確でなく、レーザ光の透過距離も確認できない
等血流関連情報を得るには充分ではなかった。
ザを照射した後、生体組織から散乱反射して戻ってきた
レーザ光を利用して血流計等を計測している。従来は、
レーザの送光と受光は一緒にプローブ先端に組み込まれ
ていた為、片側からプローブを測定部位にあてて主に後
方散乱光を受光測定するのが一般的であった。この様な
一般型では、どれくらいの深度部位の血流を測定してい
るかが明確でなく、レーザ光の透過距離も確認できない
等血流関連情報を得るには充分ではなかった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記に鑑み本発明は、前
方散乱光を受光する為の受光部を設けることにより、測
定深度についての情報を得ることを可能とし、更に、送
光部と受光部を挟持構造とし且つ挟持時、両者の距離が
認識できるような表示部を設けることで、より正確な測
定深度、レーザ光の透過距離等の情報を得ることを実現
した。
方散乱光を受光する為の受光部を設けることにより、測
定深度についての情報を得ることを可能とし、更に、送
光部と受光部を挟持構造とし且つ挟持時、両者の距離が
認識できるような表示部を設けることで、より正確な測
定深度、レーザ光の透過距離等の情報を得ることを実現
した。
【０００５】
【実施の形態】本発明は、生体へレーザ光を照射し、生
体で散乱した前方散乱光を検出するような受光部を有す
ればよく、その配置構成は適宜選択されるものである。
前方散乱光の受光態様としては、特に限定されものでは
ないが、例えば、図１で示すようにレーザ出力伝送路２
の生体側端面（送光部）とレーザ入力伝送路３（受光
部）を別々とし、お互いに対向させる形で生体測定部位
４に配置されるもの等が示されるが、その位置は多少異
なる部位であっても良い。即ち、生体にレーザを照射し
て発生する前方散乱光はある程度散乱範囲を持つからで
ある。又、送光部と受光部を対向させ、かつその部分で
生体を挟持させた場合、その挟持距離を示す表示部を設
けたものでもよいが、その表示手段は、例えば図２で示
すようなノギス等の計測器の様な直読形式のものの他、
電子化した距離情報を計測できる手段等を配したもので
あってもよい。この様に、送光部と受光部を対向させ生
体を挟持した場合の生体の厚みはおおよそ、３２ｍｍ以
下程度のものであれば、容易に前方散乱光を測定でき
る。
体で散乱した前方散乱光を検出するような受光部を有す
ればよく、その配置構成は適宜選択されるものである。
前方散乱光の受光態様としては、特に限定されものでは
ないが、例えば、図１で示すようにレーザ出力伝送路２
の生体側端面（送光部）とレーザ入力伝送路３（受光
部）を別々とし、お互いに対向させる形で生体測定部位
４に配置されるもの等が示されるが、その位置は多少異
なる部位であっても良い。即ち、生体にレーザを照射し
て発生する前方散乱光はある程度散乱範囲を持つからで
ある。又、送光部と受光部を対向させ、かつその部分で
生体を挟持させた場合、その挟持距離を示す表示部を設
けたものでもよいが、その表示手段は、例えば図２で示
すようなノギス等の計測器の様な直読形式のものの他、
電子化した距離情報を計測できる手段等を配したもので
あってもよい。この様に、送光部と受光部を対向させ生
体を挟持した場合の生体の厚みはおおよそ、３２ｍｍ以
下程度のものであれば、容易に前方散乱光を測定でき
る。
【０００６】
【実施例】図１に本発明の一実施例を示す。１は、血流
計本体であって内部に、レーザ発光ダイオード、ドップ
ラーシフトに基づく血流速度、血流量等を演算し、表示
する演算表示手段、電源等が組み込まれている。２は、
レーザ出力伝送路であり、主に光ファイバーで形成さ
れ、本体１の発光ダイオードの発光部と接続し、レーザ
光を生体測定部位迄伝送する為のものである。レーザ出
力伝送路の生体側端面（送光部）は、反射戻り光等を低
減する為に傾斜形状を有するものが好ましく、又この端
面は、図１では生体と接触した状態を示しめしている
が、偏光部材、ピンホール部材を介在させた場合等は非
接触状態でも良い。３は、レーザ入力伝送路であり、光
ファイバー等で形成され、本体の光電変換部と接続して
いる。レーザ入力伝送路３の生体側端面（受光部）は、
生体と接触する他、偏光部材、ピンホール部材を介在さ
せる場合等は非接触状態であってもよい。４は、測定部
位であって、耳たぶ、つまみ上げた皮膚、指先、舌、歯
肉部等の部分である。図１では、送光部と受光部を別々
にし生体測定部位を挟んで対向させて使用することが記
載されているに留まるものであるが、これを、一般に耳
たぶに装着して用いている赤外線発光乃至受光部が対向
するように装着した洗濯はさみ状の脈波検出器と同様の
構成にしてもよい。
計本体であって内部に、レーザ発光ダイオード、ドップ
ラーシフトに基づく血流速度、血流量等を演算し、表示
する演算表示手段、電源等が組み込まれている。２は、
レーザ出力伝送路であり、主に光ファイバーで形成さ
れ、本体１の発光ダイオードの発光部と接続し、レーザ
光を生体測定部位迄伝送する為のものである。レーザ出
力伝送路の生体側端面（送光部）は、反射戻り光等を低
減する為に傾斜形状を有するものが好ましく、又この端
面は、図１では生体と接触した状態を示しめしている
が、偏光部材、ピンホール部材を介在させた場合等は非
接触状態でも良い。３は、レーザ入力伝送路であり、光
ファイバー等で形成され、本体の光電変換部と接続して
いる。レーザ入力伝送路３の生体側端面（受光部）は、
生体と接触する他、偏光部材、ピンホール部材を介在さ
せる場合等は非接触状態であってもよい。４は、測定部
位であって、耳たぶ、つまみ上げた皮膚、指先、舌、歯
肉部等の部分である。図１では、送光部と受光部を別々
にし生体測定部位を挟んで対向させて使用することが記
載されているに留まるものであるが、これを、一般に耳
たぶに装着して用いている赤外線発光乃至受光部が対向
するように装着した洗濯はさみ状の脈波検出器と同様の
構成にしてもよい。
【０００７】次に図２について説明する。１〜４迄は図
１と同様の構成をしめすので説明は省略する。５は、伝
送路体であり、レーザ出力伝送路２とレーザ入力伝送路
３を同心状或いは束状に一つにまとめられた形で構成さ
れている。６は、目盛り７を付した支持部材であり、８
は、支持部材６の一部で固定された挟持側部Ａ、９は、
支持部材６上で、止めネジ１０を回す等して操作するこ
とにより、固定或いは目盛り７上を摺動可能とし且つ目
盛りが付された挟持側部Ｂである。支持部材６の目盛り
７と挟持側部Ｂの目盛りとは、いわゆるノギス状に挟持
間隔を計ることが可能な状態に形成されている。挟持側
部Ａ内をレーザ出力伝送路２が通じており、その端面と
なる送光部１１が挟持側部Ａの一部に突出している。又
挟持側部Ａ内をレーザ入力伝送路３が通じており、その
端面となる受光部１２が挟持側部Ｂの一部に、送光部１
１と対向する形で突出している。使用時、止めネジ１０
を操作し、挟持側部Ｂを摺動可能とすることで、送光部
１１と受光部１２の間に生体測定部４を軽く接触する程
度に挟み込む。次に止めネジ１０を操作して挟持側部Ｂ
を固定する。この状態で、挟持側部Ｂのメモリと支持部
材６の目盛りからその透過距離を精度よく計ることがで
きる。
１と同様の構成をしめすので説明は省略する。５は、伝
送路体であり、レーザ出力伝送路２とレーザ入力伝送路
３を同心状或いは束状に一つにまとめられた形で構成さ
れている。６は、目盛り７を付した支持部材であり、８
は、支持部材６の一部で固定された挟持側部Ａ、９は、
支持部材６上で、止めネジ１０を回す等して操作するこ
とにより、固定或いは目盛り７上を摺動可能とし且つ目
盛りが付された挟持側部Ｂである。支持部材６の目盛り
７と挟持側部Ｂの目盛りとは、いわゆるノギス状に挟持
間隔を計ることが可能な状態に形成されている。挟持側
部Ａ内をレーザ出力伝送路２が通じており、その端面と
なる送光部１１が挟持側部Ａの一部に突出している。又
挟持側部Ａ内をレーザ入力伝送路３が通じており、その
端面となる受光部１２が挟持側部Ｂの一部に、送光部１
１と対向する形で突出している。使用時、止めネジ１０
を操作し、挟持側部Ｂを摺動可能とすることで、送光部
１１と受光部１２の間に生体測定部４を軽く接触する程
度に挟み込む。次に止めネジ１０を操作して挟持側部Ｂ
を固定する。この状態で、挟持側部Ｂのメモリと支持部
材６の目盛りからその透過距離を精度よく計ることがで
きる。
【０００８】
【発明の効果】以上詳述の如く本発明は、生体深度を考
慮した血流情報が得られると共に透過距離等の血流測定
関連情報を正確に得ることができる等の効果を有する。
慮した血流情報が得られると共に透過距離等の血流測定
関連情報を正確に得ることができる等の効果を有する。
【図１】本発明の一実施例を示す図。
【図２】本発明の他の実施例を示す図。
１ レーザ血流計本体 ２ レーザ出力伝送路 ３ レーザ入力伝送路 ４ 生体測定部位 ５ 伝送路体 ６ 支持部材 ７ 目盛り ８ 挟持側部Ａ ９ 挟時側部Ｂ １０ 止めネジ １１ 送光部 １２ 受光部
Claims (3)
- 【請求項１】前方散乱光を受光する受光部を有するレー
ザ血流計透過型プローブ。 - 【請求項２】送光部及び受光部が対向してなる請求項１
に記載のレーザ血流計透過型プローブ。 - 【請求項３】送光部と受光部とで生体を挟持した際両者
の挟持距離を表示する表示手段を有する請求項１に記載
のレーザ血流計透過型プローブ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8346574A JPH10165381A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | レーザ血流計透過型プローブ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8346574A JPH10165381A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | レーザ血流計透過型プローブ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH10165381A true JPH10165381A (ja) | 1998-06-23 |
Family
ID=18384349
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8346574A Pending JPH10165381A (ja) | 1996-12-11 | 1996-12-11 | レーザ血流計透過型プローブ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH10165381A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1484010A2 (en) * | 2003-06-02 | 2004-12-08 | Cyberfirm Inc. | Laser blood-flow meter and system for monitoring bio-data |
| CN103932662A (zh) * | 2011-12-30 | 2014-07-23 | 广州宝胆医疗器械科技有限公司 | 多普勒激光气管镜系统 |
-
1996
- 1996-12-11 JP JP8346574A patent/JPH10165381A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1484010A2 (en) * | 2003-06-02 | 2004-12-08 | Cyberfirm Inc. | Laser blood-flow meter and system for monitoring bio-data |
| EP1484010A3 (en) * | 2003-06-02 | 2005-02-09 | Cyberfirm Inc. | Laser blood-flow meter and system for monitoring bio-data |
| US7096058B2 (en) | 2003-06-02 | 2006-08-22 | Cyberfirm Inc. | Laser blood-flow meter and system for monitoring bio-data |
| CN103932662A (zh) * | 2011-12-30 | 2014-07-23 | 广州宝胆医疗器械科技有限公司 | 多普勒激光气管镜系统 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4538618A (en) | Fluid flow detector particularly useful for microvascular monitoring | |
| TWI468688B (zh) | 決定分析物濃度的光學感應器 | |
| US7386333B1 (en) | Test subject monitoring device | |
| EP0501283B1 (en) | Optical organism measuring apparatus | |
| ATE208036T1 (de) | Genaue hochgeschwindigkeitstemperaturmessvorrichtung | |
| KR960009970A (ko) | 생체 정보 계측 장치 및 팔목 장착형 맥파동 계측 장치 | |
| EP1254631A4 (en) | PROBE FOR CAPTURING BIOLOGICAL INFORMATION, DEVICE FOR MEASURING BIOLOGICAL INFORMATION, METHOD FOR PRODUCING A PROBE FOR RECORDING BIOLOGICAL INFORMATION AND METHOD FOR MEASURING BIOLOGICAL INFORMATION | |
| JPH11123196A (ja) | 生体組織の測定方法及び装置 | |
| US20110125004A1 (en) | Analysis by photo acoustic displacement and interferometryl | |
| US4510941A (en) | Temperature, pulse and respiration mouthpiece probe | |
| EP0163645A1 (en) | Optical probe to measure the depth of a cavity | |
| JPH10165381A (ja) | レーザ血流計透過型プローブ | |
| CN201505128U (zh) | 医用级红外测温仪 | |
| JP4739878B2 (ja) | 脳循環血流測定装置 | |
| JPH11137525A (ja) | 皮膚状態測定装置 | |
| JPH0586304U (ja) | 光生体計測装置用粘着パッド | |
| JP2001046348A (ja) | 血流計用プローブ | |
| JP2019533509A (ja) | 生理学的パラメータ検出のためのデバイス及び方法 | |
| JPH10155775A (ja) | 血糖計 | |
| JP3091269B2 (ja) | 表面血流測定装置 | |
| JPH0113852B2 (ja) | ||
| Christensen | A review of current optical techniques for biomedical physical measurements | |
| JPS6397146A (ja) | 血流計測用プロ−ブ | |
| JP2002248080A (ja) | 皮膚の透明度測定装置 | |
| JP3328035B2 (ja) | レーザ血流計用プローブアダプタ |