JPH10164787A - 回転電機の突極形回転子 - Google Patents

回転電機の突極形回転子

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JPH10164787A
JPH10164787A JP31491796A JP31491796A JPH10164787A JP H10164787 A JPH10164787 A JP H10164787A JP 31491796 A JP31491796 A JP 31491796A JP 31491796 A JP31491796 A JP 31491796A JP H10164787 A JPH10164787 A JP H10164787A
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JP
Japan
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damper
rotor
electric machine
bar
magnetic pole
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Pending
Application number
JP31491796A
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English (en)
Inventor
Kazuo Shima
和男 島
Kazumasa Ide
一正 井出
Miyoshi Takahashi
身佳 高橋
Yoshitaka Yoshinari
良孝 吉成
Mitsunori Yamashina
光則 山品
Keiji Saito
啓自 斎藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 磁極片の周方向端部2bを通る非同期磁束成
分のd軸成分φdptを減衰させる構造を備えた回転電機
の突極形回転子を提供する。 【解決手段】 回転子磁極鉄心2の磁極片部分2aを通
る複数本のダンパバー3とその両端部でダンパバー3を
導電的に接続するダンパセグメントとからなる制動巻線
を備えた回転電機の突極形回転子において、磁極鉄心の
胴部側壁2cに軸方向に通る溝を形成し、この溝内に導
体バー4を増設し、導体バー4の軸方向両端部を前記ダ
ンパセグメントに導電的に接続して前記制動巻線を形成
した。磁極片の周方向端部2bを通る非同期磁束成分の
d軸成分φdptを減衰させる。また、遠心力に対する磁
極片の周方向端部2bの機械的強度を高めるとともに、
磁極片の周方向端部2bの局部的な磁気飽和を緩和でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転電機の突極形
回転子に係り、特に、径方向に突出して形成される磁極
鉄心に制動巻線が巻かれた突極形回転子に関する。
【0002】
【従来の技術】回転電機の突極形回転子には、励磁電源
から直流電力を供給されて回転電機を励磁する界磁巻線
が設けられている。突極形回転子は、回転子ヨークの半
径方向に突出した磁極鉄心に界磁巻線を集中巻きした構
造になっている。
【0003】このような突極形回転子を有する回転電機
において、回転電機が不平衡状態または過渡状態にある
とき、回転子に同期する磁束成分に加えて、非同期の磁
束成分が生じる。その結果、乱調の発生,安定度の低
下,異常電圧の発生などの好ましくない現象が生じるこ
とがある。
【0004】この非同期磁束成分を減衰させるため、例
えば特公昭60-34340号公報に記載のように、回転子磁極
に数個の磁極スロットを設け、これらの磁極スロットに
ダンパバーを挿入し、ダンパバーの両端部をダンパセグ
メントによって導電的に接続し、制動巻線を形成する方
式が知られている。形成された制動巻線には電磁誘導に
よる電流が導かれるので、非同期磁束成分が減衰し、乱
調の発生などの前記好ましくない現象を軽減できる。
【0005】また、前記同様に、非同期磁束成分を減衰
させるため、特開昭59-76135号公報に記載の通り、回転
子磁極鉄心の極間接続がない制動巻線において、磁極片
の外周部のダンパバーのほかに、磁極片の周方向端部の
内周側に、ダンパバーと平行な導体バーを設け、その軸
方向の両端部をダンパセグメントで導電的に接続する方
式がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】図4は、特公昭60-343
40号公報に記載されている突極形回転子の断面構造を示
す図である。この従来例では、磁極片2aの外周部のみ
にダンパバー3が配置されている。図4のダンパバー配
置では、非同期磁束成分のうち磁極片の周方向端部2b
を通る非同期磁束成分のd軸成分φdptと鎖交する制動
巻線回路が、形成されない。このため、非同期磁束成分
のd軸成分φdptを減衰させることができず、回転電機
が不平衡状態にあるとき、非同期磁束成分を十分には打
ち消せないという問題があった。
【0007】図5は、特開昭59-76135号公報に記載され
ている突極形回転子の断面構造を示す図である。この従
来例では、磁極片2aの外周部のダンパバー3のほか
に、磁極片の周方向端部2bの内周側に、ダンパバー3
と平行な導体バー5を設けている。特開昭59-76135号公
報には、磁束成分の様子が明記されていないが、導体バ
ー5を設けると、磁極片2を通る非同期磁束成分のd軸
成分φdptと鎖交する制動巻線回路が形成され、非同期
磁束成分のd軸成分φdptを減衰させる効果が得られ
る。
【0008】しかし、特開昭59-76135号公報に記載の突
極形回転子には、次のような問題がある。磁極片の周方
向端部2bの内周側に導体バー5を設けると、磁極片の
周方向端部2bの厚みhが減少し、磁極片の周方向端部
2bの機械強度が低下する。さらに、磁極片の周方向端
部2bの部分の一部に磁束が集中し、局所的な磁気飽和
が生じる結果、磁極片の周方向端部2bの部分に起磁力
の無用な消費が生じる。
【0009】本発明の目的は、磁極片の周方向端部2b
の機械的強度を十分確保しながら、磁極片の周方向端部
2bを通る非同期磁束成分のd軸成分φdptを効果的に減
衰させる構造の回転電機の突極形回転子を提供すること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、回転電機の回転子磁極鉄心の磁極片部分
を軸方向に通る複数本のダンパバーと、前記ダンパバー
をその両端部で導電的に接続するダンパセグメントとか
らなる制動巻線を備えた回転電機の突極形回転子におい
て、磁極鉄心の胴部側壁に軸方向に通る溝を形成し、こ
の溝内に導体バーを増設し、導体バーの軸方向両端部を
前記ダンパセグメントに導電的に接続して制動巻線を形
成した回転電機の突極形回転子を提案するものである。
【0011】前記導体バーは、ダンパバーと同じ材料か
つ同じ形状の導体で形成することもできる。
【0012】本発明においては、ダンパバーによって形
成される制動巻線回路に、導体バーの回路をさらに設け
たので、磁極片の周方向端部を通る非同期磁束成分のd
軸成分φdptを減衰させるとともに、回転電機のd軸初
期過渡リアクタンスXd″の大きさを小さくできる。
【0013】また、磁極片の周方向端部に制動巻線用導
体バーを設ける必要がないために、遠心力に対する磁極
片の周方向端部の機械的強度を高めるとともに、磁極片
の周方向端部の局部的な磁気飽和を緩和できる。
【0014】導体バーをダンパバーと同じ材料かつ同じ
形状の導体で形成すると、この導体バーの増設コストお
よびこれを収納する溝の加工コストを低減できる。
【0015】
【発明の実施の形態】次に、図1〜図5を参照して、本
発明による回転電機の突極形回転子の実施例を説明す
る。
【0016】図1は、本発明による回転電機の突極形回
転子の一実施例の断面構造を示す図である。回転子ヨー
ク1と回転子磁極2とは、一体構造でもよいし、回転子
ヨーク1に回転子磁極2を取付けた構造に形成すること
もできる。回転子磁極2には界磁巻線6が巻かれてい
る。ダンパバー3は、磁極鉄心2の磁極片2aの外周部
に、軸方向に複数本貫通している。図示の例では、4本
のダンパバー3がある。ダンパバー3の両端は、ろう付
けなどの方法によって、短絡環やエンドプレートなどの
ダンパセグメントに導電的に接続され、全体として制動
巻線を形成している。なお、隣接する磁極同士のダンパ
セグメントは、導電的に接続されていても接続されてい
なくてもよい。
【0017】本実施例では、このような従来の制動巻線
に加えて、磁極鉄心の胴部側壁部2cに、軸方向に通る
溝を形成し、それぞれの溝内に導体バー4を増設し、導
体バー4の軸方向両端部を前記ダンパセグメントに導電
的に接続し、制動巻線を形成してある。導体バー4の両
端は、ろう付けなどの方法で、ダンパセグメントに導電
的に接続されており、ダンパバー3とともに、格子状の
制動巻線回路を形成している。
【0018】このような構成の本実施例では、従来の回
転子磁極鉄心の制動巻線回路に導体バー4の回路を増設
したので、磁極片部を通る非同期磁束成分のd軸成分φ
dptと鎖交する回路が形成されて、非同期磁束成分のd
軸成分φdptを大幅に減衰させる効果が得られる。
【0019】換言すれば、導体バー4の回路を増設した
ことによって、回転電機の過渡特性を表現する代表的な
定数の一つであるd軸初期過渡リアクタンスXd″を小
さくできる。d軸初期過渡リアクタンスXd″を小さく
すると、例えば、制御応答がより高速なベクトル制御を
実現できる。
【0020】さらに、図4の従来例では、ダンパバー3
aによってhが小さくなり、図5の従来例では、導体バ
ー5によってhが小さくなるのに対して、本実施例で
は、磁極鉄心の胴部側壁部2cで軸方向に通る溝内に、
導体バー4を設ける構造を採用したので、磁極片の周方
向端部2bに制動巻線用の導体バー5を設ける必要がな
くなって、周方向端部2bの厚みhを十分に厚くでき
る。
【0021】その結果、次の効果が得られる。 (1)突極形回転子が回転しているとき、磁極片の周方向
端部2bには、自重による遠心力および界磁巻線等によ
る遠心力が加わるが、磁極片の周方向端部2bの厚みh
を厚くすると、これらの遠心力に対する磁極片の周方向
端部2bの機械的強度が高くなる。 (2)周方向端部2bの厚みhを厚くすると、磁極片の周
方向端部2bの磁気飽和が緩和され、鉄心内磁束を発生
させるために必要な起磁力を低減できる。特に、q軸磁
束を発生させるために必要な起磁力を大幅に低減でき
る。 (3)一般に、磁極片の周方向端部2bの磁気飽和の変化
に応じて、突極形回転子の外周側と固定子との間のエア
ギャップでは、周方向磁束密度の分布状態が変わる。本
発明によって磁極片の周方向端部2bの磁気飽和が緩和
されると、前記分布状態の変化を小さくできる。さら
に、磁極片の周方向端部2bの磁気飽和が緩和される
と、負荷変動に伴う回転電機の各種機器定数の変化が小
さくなる。
【0022】なお、磁極片部の厚みhを厚くする代わり
に、界磁巻線6の断面積を大きくしてもよい。界磁巻線
6の断面積を大きくすれば、その電流密度を下げること
ができ、界磁電流による巻線の温度上昇を従来よりも低
減できる。
【0023】図2は、図1の実施例に示した回転電機の
突極形回転子断面におけるq軸磁束の流れの概要を示す
図である。本発明では、従来の回転子磁極鉄心の制動巻
線回路にさらに導体バー4を設けたので、図2に示すよ
うに、q軸磁束φqと鎖交する回路が形成される。した
がって、本発明によれば、隣接磁極同士のダンパバー3
を導電的に接続していない場合であっても、q軸磁束と
鎖交する制動巻線回路が得られる。
【0024】図3は、本発明による突極形回転子の断面
構造の他の実施例を示す図である。図3の実施例は、導
体バー4として、ダンパバー3と同じ材料かつ同じ形状
の導体を用いている。このようにバーを共通化すると、
突極形回転子の製造コストを下げられる。なお。図3の
実施例でも、図1の実施例と同じ効果が得られる。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、ダンパバー3等による
制動巻線回路に、導体バー4の回路を増設したので、磁
極片の周方向端部2bを通る非同期磁束成分のd軸成分
φdptを減衰させるとともに、回転電機のd軸初期過渡
リアクタンスXd″の大きさを小さくできる。
【0026】また、磁極片の周方向端部2bに制動巻線
用導体バー5を設ける必要がなくなって、遠心力に対す
る磁極片の周方向端部2bの機械的強度を高めるととも
に、磁極片の周方向端部2bの局部的な磁気飽和を緩和
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転電機の突極形回転子の一実施
例の断面構造を示す図である。
【図2】図1の実施例に示した回転電機の突極形回転子
断面におけるq軸磁束の流れの概要を示す図である。
【図3】本発明による突極形回転子の断面構造の他の実
施例を示す図である。
【図4】従来の突極形回転子の断面構造を示す図であ
る。
【図5】従来の突極形回転子の断面構造の他の例を示す
図である。
【符号の説明】
1 回転子ヨーク 2 回転子磁極 2a 磁極片 2b 磁極片の周方向端部 3 ダンパバー 4 本発明の導体バー 5 従来の導体バー 6 界磁巻線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉成 良孝 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 山品 光則 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内 (72)発明者 斎藤 啓自 茨城県日立市幸町三丁目1番1号 株式会 社日立製作所日立工場内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転電機の回転子磁極鉄心の磁極片部分
    を軸方向に通る複数本のダンパバーと、前記ダンパバー
    をその両端部で導電的に接続するダンパセグメントとか
    らなる制動巻線を備えた回転電機の突極形回転子におい
    て、 前記磁極鉄心の胴部側壁に軸方向に通る溝を形成し、前
    記溝内に導体バーを増設し、前記導体バーの軸方向両端
    部を前記ダンパセグメントに導電的に接続して前記制動
    巻線を形成したことを特徴とする回転電機の突極形回転
    子。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の回転電機の突極形回転
    子において、 前記導体バーが、前記ダンパバーと同じ材料かつ同じ形
    状の導体からなることを特徴とする回転電機の突極形回
    転子。
JP31491796A 1996-11-26 1996-11-26 回転電機の突極形回転子 Pending JPH10164787A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7816836B2 (en) * 2009-01-30 2010-10-19 Honeywell International Inc. Reduced stress generator pole tip fillet
CN103683593A (zh) * 2012-09-17 2014-03-26 现代自动车株式会社 电机的转子、具有该转子的同步电机及绕线转子同步电机
CN106208438A (zh) * 2016-07-26 2016-12-07 迪百仕电机科技(苏州)有限公司 一种电机定子铁心

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KR101382335B1 (ko) * 2012-09-17 2014-04-09 현대자동차 주식회사 모터의 회전자와 이를 포함하는 동기 모터 및 권선형 회전자 동기 모터
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040217

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02