JPH1015027A - 指圧器 - Google Patents
指圧器Info
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- JPH1015027A JPH1015027A JP17042196A JP17042196A JPH1015027A JP H1015027 A JPH1015027 A JP H1015027A JP 17042196 A JP17042196 A JP 17042196A JP 17042196 A JP17042196 A JP 17042196A JP H1015027 A JPH1015027 A JP H1015027A
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- JP
- Japan
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- acupressure
- inner cylinder
- outer cylinder
- sliding inner
- thin rod
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 携行でき且つ場所を選ばずどこでも気軽に使
用できるとともに、指圧効果、もみ効果、鍼治療効果、
握力増強効果が得られると同時に、見た目に痛みを感じ
させない簡易な指圧器を提供するものである。 【解決手段】 外筒(1)内に摺動自在に弾性支持され
ている摺動内筒(2)内に先端を丸めた針状の細棒
(7)を複数本植設した指圧部(8)を上端に有する押
圧部材(9)が内装され、摺動内筒(2)の口部(2
a)に使用時に細棒(7)が突出する通孔(10)を有
する蓋を設ける。また、外筒(1)の底部(12)もし
くはキャップ(13)又は両方に指圧突起(14)を設
ける。
用できるとともに、指圧効果、もみ効果、鍼治療効果、
握力増強効果が得られると同時に、見た目に痛みを感じ
させない簡易な指圧器を提供するものである。 【解決手段】 外筒(1)内に摺動自在に弾性支持され
ている摺動内筒(2)内に先端を丸めた針状の細棒
(7)を複数本植設した指圧部(8)を上端に有する押
圧部材(9)が内装され、摺動内筒(2)の口部(2
a)に使用時に細棒(7)が突出する通孔(10)を有
する蓋を設ける。また、外筒(1)の底部(12)もし
くはキャップ(13)又は両方に指圧突起(14)を設
ける。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携行でき、且つど
こでも使用できる指圧器に関する。
こでも使用できる指圧器に関する。
【0002】
【従来の技術】肩凝りなどの筋肉の凝りや身体不調の平
癒解消のため、あるいは身体の各機能を調整して健康の
増進を図るために、身体各所のつぼや患部を適当に刺激
すると効果があることは、鍼灸、按摩、指圧等の東洋医
学で知られており、近代医学でも実証されている。
癒解消のため、あるいは身体の各機能を調整して健康の
増進を図るために、身体各所のつぼや患部を適当に刺激
すると効果があることは、鍼灸、按摩、指圧等の東洋医
学で知られており、近代医学でも実証されている。
【0003】しかしながら、鍼灸治療は、高度で専門的
な知識を必要とするため、個人で手軽にできるというも
のではなく、また、日常的にいつでも容易に受けられる
ものでもない。さらに、按摩については、按摩機がある
が、これは高価であり、一般に大型で電気を必要とする
ため、誰もがいつでもどこでも自由に使用できるという
ものではない。
な知識を必要とするため、個人で手軽にできるというも
のではなく、また、日常的にいつでも容易に受けられる
ものでもない。さらに、按摩については、按摩機がある
が、これは高価であり、一般に大型で電気を必要とする
ため、誰もがいつでもどこでも自由に使用できるという
ものではない。
【0004】そのため、携帯でき且つ比較的自由に使用
できる健康器具として、例えば、肩叩き、足踏器、磁気
健康器、指圧器等が数多く提案されており、このうち指
圧器についてみると、例えば、特許第62892号(大
正14年)で、外筒内にバネにより支持された圧迫環を
設け、別のバネにより支持された線筒内に多数の可撓性
に富む金属細線を導輪の多数の孔に嵌入し、線筒に圧迫
環を案内させるとともに、圧迫環の反対端において外筒
に圧迫頭を設けた圧戟治療器が提案されている。
できる健康器具として、例えば、肩叩き、足踏器、磁気
健康器、指圧器等が数多く提案されており、このうち指
圧器についてみると、例えば、特許第62892号(大
正14年)で、外筒内にバネにより支持された圧迫環を
設け、別のバネにより支持された線筒内に多数の可撓性
に富む金属細線を導輪の多数の孔に嵌入し、線筒に圧迫
環を案内させるとともに、圧迫環の反対端において外筒
に圧迫頭を設けた圧戟治療器が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記肩叩
き、足踏器、磁気健康器等は、必ずしも容易に携行でき
るとは限らず、また、例えば入浴中等どこでも自由に使
用できるものとは限らない。
き、足踏器、磁気健康器等は、必ずしも容易に携行でき
るとは限らず、また、例えば入浴中等どこでも自由に使
用できるものとは限らない。
【0006】さらに、前記圧戟治療器は、誰でも簡便に
使用できるが、単なる押圧式であり、且つ構造も複雑と
いう問題があり、また、直立した金属細線がむき出しの
ため、見た目に押圧すると金属細線がささり、痛いので
はないかという感じを持たせる。
使用できるが、単なる押圧式であり、且つ構造も複雑と
いう問題があり、また、直立した金属細線がむき出しの
ため、見た目に押圧すると金属細線がささり、痛いので
はないかという感じを持たせる。
【0007】そこで、本発明は、携行でき且つ場所を選
ばずどこでも気軽に使用できるとともに、指圧効果、も
み効果、鍼治療効果、握力増強効果が得られると同時
に、見た目に痛みを感じさせない簡易な指圧器を提供す
るものである。
ばずどこでも気軽に使用できるとともに、指圧効果、も
み効果、鍼治療効果、握力増強効果が得られると同時
に、見た目に痛みを感じさせない簡易な指圧器を提供す
るものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明による指圧器は、
外筒内に摺動自在に弾性支持されている摺動内筒内に先
端を丸めた針状の細棒を複数本植設した指圧部を上端に
有する押圧部材が内装され、摺動内筒の口部に使用時に
細棒が突出する通孔を有する蓋を設ける。また、外筒の
底部もしくはキャップ又は両方に指圧突起を設ける。
外筒内に摺動自在に弾性支持されている摺動内筒内に先
端を丸めた針状の細棒を複数本植設した指圧部を上端に
有する押圧部材が内装され、摺動内筒の口部に使用時に
細棒が突出する通孔を有する蓋を設ける。また、外筒の
底部もしくはキャップ又は両方に指圧突起を設ける。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明は、摺動内筒の口部に設け
る蓋は、口部に固定したものだけでなく、口部の内側の
突縁に蓋を回転自在にコイルスプリングで押圧保持して
もよい。
る蓋は、口部に固定したものだけでなく、口部の内側の
突縁に蓋を回転自在にコイルスプリングで押圧保持して
もよい。
【0010】突起を設けるキャップあるいは外筒の底部
の形状は、円筒形状だけでなく、握りやすい形状、例え
ば半球状でもよい。
の形状は、円筒形状だけでなく、握りやすい形状、例え
ば半球状でもよい。
【0011】細棒の突出は、直進だけでなく回転を伴う
ものでもよく、押圧部材を回転させる手段は、上下運動
に回転運動を付加する機構、例えば、テーパー面の摺動
構造、傾斜溝とこれに係合するボールとからなる構造等
を利用することができる。
ものでもよく、押圧部材を回転させる手段は、上下運動
に回転運動を付加する機構、例えば、テーパー面の摺動
構造、傾斜溝とこれに係合するボールとからなる構造等
を利用することができる。
【0012】また、電位差を利用して、肩凝り等の凝り
をほぐし、筋肉の痛みを和らげるために、指圧部の細棒
を異種金属で構成するか、あるいは細棒と摺動内筒を異
種金属で構成して電位差が生じるようにしてもよい。
をほぐし、筋肉の痛みを和らげるために、指圧部の細棒
を異種金属で構成するか、あるいは細棒と摺動内筒を異
種金属で構成して電位差が生じるようにしてもよい。
【0013】押圧部材は直進あるいは回転を伴う直進の
いずれでもよい。
いずれでもよい。
【0014】
実施例1 図1は、本発明による指圧器の1実施例の断面図で、図
1において、指圧器は、外筒1内に上下に摺動する摺動
内筒2を有し、摺動内筒2の上部は弾性体であるコイル
スプリング3に付勢されて外筒1の口部4から突出して
いる。摺動内筒2の上部分とこれより大径の下部分とに
より形成された段部5が外筒1の上部のストッパー段部
6に接して、摺動内筒2が外筒1から抜け出ないように
なっている。
1において、指圧器は、外筒1内に上下に摺動する摺動
内筒2を有し、摺動内筒2の上部は弾性体であるコイル
スプリング3に付勢されて外筒1の口部4から突出して
いる。摺動内筒2の上部分とこれより大径の下部分とに
より形成された段部5が外筒1の上部のストッパー段部
6に接して、摺動内筒2が外筒1から抜け出ないように
なっている。
【0015】摺動内筒2内には、先端を丸めた針状の金
属線、プラスチック、ゴム等からなる複数本の細棒7を
植設した指圧部8を上端に有する押圧部材9が設けら
れ、摺動内筒2は押圧部材9に沿って摺動する。押圧部
材9の外周には、摺動内筒2を外筒1の口部4へ付勢す
るコイルスプリング3が巻いてある。押圧部材9は、外
筒にねじこんだ底蓋9aで支持され、底蓋9aのねじ込
み量を調節することにより、押圧部材9の突出長さを自
由に調節することができる。なお、押圧部材9は外筒1
にはめ込み、ねじ込み等により直接固定してもよいし、
底蓋9aを外筒にはめ込んで押圧部材9を支持する構造
にしてもよい。
属線、プラスチック、ゴム等からなる複数本の細棒7を
植設した指圧部8を上端に有する押圧部材9が設けら
れ、摺動内筒2は押圧部材9に沿って摺動する。押圧部
材9の外周には、摺動内筒2を外筒1の口部4へ付勢す
るコイルスプリング3が巻いてある。押圧部材9は、外
筒にねじこんだ底蓋9aで支持され、底蓋9aのねじ込
み量を調節することにより、押圧部材9の突出長さを自
由に調節することができる。なお、押圧部材9は外筒1
にはめ込み、ねじ込み等により直接固定してもよいし、
底蓋9aを外筒にはめ込んで押圧部材9を支持する構造
にしてもよい。
【0016】細棒7は、電位差を利用して、肩凝り等の
凝りをほぐし、筋肉の痛みを和らげるために、例えば、
銅と鉄、ニッケルと銅等の組合せのように異種金属で構
成するか、あるいは細棒7と摺動内筒2を異種金属で構
成して電位差を生じるようにしてもよい。
凝りをほぐし、筋肉の痛みを和らげるために、例えば、
銅と鉄、ニッケルと銅等の組合せのように異種金属で構
成するか、あるいは細棒7と摺動内筒2を異種金属で構
成して電位差を生じるようにしてもよい。
【0017】図2は図1に示す摺動内筒の口部の平面図
で、摺動内筒2の口部2aには細棒7が通る通孔10を
有する蓋11が設けられており、指圧器を使用しない時
は、細棒7の先端は、通孔10の表面から突出すること
なく通孔内に収まり隠れている。蓋11は、取り外しで
きるように、口部の内側の突縁に回転自在に弾性体で押
圧保持するように構成してもよい。
で、摺動内筒2の口部2aには細棒7が通る通孔10を
有する蓋11が設けられており、指圧器を使用しない時
は、細棒7の先端は、通孔10の表面から突出すること
なく通孔内に収まり隠れている。蓋11は、取り外しで
きるように、口部の内側の突縁に回転自在に弾性体で押
圧保持するように構成してもよい。
【0018】外筒1の底部12あるいはキャップ13の
上部には、つぼを押さえるための複数の指圧突起14が
形成されている。キャップ13は、衛生上から指圧器を
使用しない時には外筒1にキャップするが、指圧時に指
圧器の底部12にキャップ可能となっている。指圧突起
14を底部12及びキャップ13の両方に設ける場合
は、突起の大きさを変えることにより異なる指圧効果が
得られる。
上部には、つぼを押さえるための複数の指圧突起14が
形成されている。キャップ13は、衛生上から指圧器を
使用しない時には外筒1にキャップするが、指圧時に指
圧器の底部12にキャップ可能となっている。指圧突起
14を底部12及びキャップ13の両方に設ける場合
は、突起の大きさを変えることにより異なる指圧効果が
得られる。
【0019】上記構成において、外筒1を握り、外筒1
の口部4から突出している摺動内筒2を指圧したい部分
に当て、外筒1を押していくと摺動内筒2が外筒1内に
押し込まれ、細棒7が通孔10を通って摺動内筒2から
突出して指圧したい部分に当たり指圧する。また、外筒
1を押していく際、外筒1の底部に形成された指圧突起
14が手のひらを押圧し、手のひらも指圧される。
の口部4から突出している摺動内筒2を指圧したい部分
に当て、外筒1を押していくと摺動内筒2が外筒1内に
押し込まれ、細棒7が通孔10を通って摺動内筒2から
突出して指圧したい部分に当たり指圧する。また、外筒
1を押していく際、外筒1の底部に形成された指圧突起
14が手のひらを押圧し、手のひらも指圧される。
【0020】また、キャップ13の指圧突起14あるい
は本体底部12の指圧突起14をつぼに当てて押すこと
により、細棒7と異なった指圧もできる。
は本体底部12の指圧突起14をつぼに当てて押すこと
により、細棒7と異なった指圧もできる。
【0021】スプリング3の付勢力を底蓋9aのねじ込
み量を調節することにより、細棒7の突出長さ及び押圧
力を自由に調節することができる。
み量を調節することにより、細棒7の突出長さ及び押圧
力を自由に調節することができる。
【0022】実施例2 図3は指圧突起を有するキャップあるいは本体底部の形
状の他の実施例の断面図で、キャップ13あるいは本体
底部12の形状を半球の形状としたものである。
状の他の実施例の断面図で、キャップ13あるいは本体
底部12の形状を半球の形状としたものである。
【0023】指圧突起14をつぼに当てて押すことによ
り指圧ができ、また、指圧突起14が形成された半球の
部分を、握ったり緩めたりを繰り返し行なうことによ
り、指圧と同時に握力の増強効果も得られる。
り指圧ができ、また、指圧突起14が形成された半球の
部分を、握ったり緩めたりを繰り返し行なうことによ
り、指圧と同時に握力の増強効果も得られる。
【0024】実施例3 図4は、本発明による指圧器の別実施例の断面図で、図
において、指圧器は、実施例1と同様に、外筒1内に上
下に摺動する摺動内筒2を有し、摺動内筒2の上部はコ
イルスプリング3に付勢されて外筒1の口部4から突出
している。摺動内筒2の上部分とこれより大径の下部分
とにより形成された段部5が外筒1の上部のストッパー
段部6に接して、摺動内筒2が外筒1から抜け出ないよ
うになっている。
において、指圧器は、実施例1と同様に、外筒1内に上
下に摺動する摺動内筒2を有し、摺動内筒2の上部はコ
イルスプリング3に付勢されて外筒1の口部4から突出
している。摺動内筒2の上部分とこれより大径の下部分
とにより形成された段部5が外筒1の上部のストッパー
段部6に接して、摺動内筒2が外筒1から抜け出ないよ
うになっている。
【0025】本実施例では、摺動内筒2が外筒1内で上
下に摺動する際に回転しないように、外筒1の内面には
係合突起15が設けられ、摺動内筒2には係合突起15
に係合する溝16が形成されている。なお、本実施例と
逆に係合突起15を摺動円筒2に、溝16を外筒1の内
面に設けてもよい。
下に摺動する際に回転しないように、外筒1の内面には
係合突起15が設けられ、摺動内筒2には係合突起15
に係合する溝16が形成されている。なお、本実施例と
逆に係合突起15を摺動円筒2に、溝16を外筒1の内
面に設けてもよい。
【0026】摺動内筒2内には、実施例1と同様に、先
端を丸めた細棒7を植設した指圧部8を上端に有する押
圧部材9が設けられ、摺動内筒2は押圧部材9に沿って
摺動し、押圧部材9の外周には、摺動内筒2を外筒1の
口部4へ付勢するコイルスプリング3が巻いてある。
端を丸めた細棒7を植設した指圧部8を上端に有する押
圧部材9が設けられ、摺動内筒2は押圧部材9に沿って
摺動し、押圧部材9の外周には、摺動内筒2を外筒1の
口部4へ付勢するコイルスプリング3が巻いてある。
【0027】細棒7は、実施例1と同様に、異種金属で
構成するか、あるいは細棒と摺動内筒を異種金属で構成
して電位差を生じるようにしてもよい。
構成するか、あるいは細棒と摺動内筒を異種金属で構成
して電位差を生じるようにしてもよい。
【0028】図5は図4のテーパー部の正面図で、押圧
部材9の下部には、摺動内筒2の下端面17と接する部
分にテーパー18が形成されており、摺動内筒2の下端
面17にもテーパー19が形成されており、摺動内筒2
の下端面17のテーパー19が押圧部材9の下部のテー
パー18に接した後、さらに摺動内筒2を摺動させる
と、摺動内筒2は突起15と溝16により回転を規制さ
れているので、押圧部材9の下部のテーパー18が摺動
内筒2の下端面17のテーパー19に沿って動き、それ
に伴って押圧部材9が回転する。
部材9の下部には、摺動内筒2の下端面17と接する部
分にテーパー18が形成されており、摺動内筒2の下端
面17にもテーパー19が形成されており、摺動内筒2
の下端面17のテーパー19が押圧部材9の下部のテー
パー18に接した後、さらに摺動内筒2を摺動させる
と、摺動内筒2は突起15と溝16により回転を規制さ
れているので、押圧部材9の下部のテーパー18が摺動
内筒2の下端面17のテーパー19に沿って動き、それ
に伴って押圧部材9が回転する。
【0029】底蓋9aと接する押圧部材9の底面は、摩
擦を少なくして回転しやすくするため、底面の中央に支
持突起9bを設けてもいるが、直接面接触させてもよ
い。
擦を少なくして回転しやすくするため、底面の中央に支
持突起9bを設けてもいるが、直接面接触させてもよ
い。
【0030】外筒1の底部12には底蓋9a、上部には
キャップ13がそれぞれ係合自在となっており、実施例
1あるいは実施例2と同様に、底蓋9aもしくはキャッ
プ13又は両方の表面に指圧突起14が形成される。
キャップ13がそれぞれ係合自在となっており、実施例
1あるいは実施例2と同様に、底蓋9aもしくはキャッ
プ13又は両方の表面に指圧突起14が形成される。
【0031】図4において、摺動内筒2の口部2aの内
側の突縁20には、細棒7が通る通孔10を有する蓋1
1が回転自在に弾性体であるコイルスプリング11aで
押圧保持されており、指圧器を使用しない時は、細棒7
の先端は、通孔10の表面から突出することなく通孔1
0内に収まっている。
側の突縁20には、細棒7が通る通孔10を有する蓋1
1が回転自在に弾性体であるコイルスプリング11aで
押圧保持されており、指圧器を使用しない時は、細棒7
の先端は、通孔10の表面から突出することなく通孔1
0内に収まっている。
【0032】指圧器の使用法について説明すると、外筒
1を握り、外筒1の口部4から突出している摺動内筒2
を指圧したい部分にあて、外筒1を押していくと摺動内
筒2が外筒1内に押し込まれ、細棒7が摺動内筒2から
突出して指圧したい部分に当たり、さらに押し込むと、
押圧部材9の下部のテーパー18が摺動内筒2の下端面
17のテーパー19に沿って動き、それに伴って押圧部
材9が回転し、指圧部8が回転するとともに、通孔10
を有する蓋11が回転し、細棒7が通孔10を通って摺
動内筒2から突出して指圧したい部分に当たり、細棒7
の指圧と回転が同時に行われる。また、外筒1を押して
いく際、外筒の底部12に形成された指圧突起14が手
のひらを押圧し、手のひらも指圧される。
1を握り、外筒1の口部4から突出している摺動内筒2
を指圧したい部分にあて、外筒1を押していくと摺動内
筒2が外筒1内に押し込まれ、細棒7が摺動内筒2から
突出して指圧したい部分に当たり、さらに押し込むと、
押圧部材9の下部のテーパー18が摺動内筒2の下端面
17のテーパー19に沿って動き、それに伴って押圧部
材9が回転し、指圧部8が回転するとともに、通孔10
を有する蓋11が回転し、細棒7が通孔10を通って摺
動内筒2から突出して指圧したい部分に当たり、細棒7
の指圧と回転が同時に行われる。また、外筒1を押して
いく際、外筒の底部12に形成された指圧突起14が手
のひらを押圧し、手のひらも指圧される。
【0033】また、キャップ13の指圧突起14あるい
は本体底部12の指圧突起14をつぼに当てて押すこと
により、指圧も可能となる。キャップ13あるいは本体
底部12が実施例2と同様に半球であってもよいことは
言うまでもない。
は本体底部12の指圧突起14をつぼに当てて押すこと
により、指圧も可能となる。キャップ13あるいは本体
底部12が実施例2と同様に半球であってもよいことは
言うまでもない。
【0034】実施例4 図6は、本発明の指圧器の別実施例の断面図であり、指
圧器は、外筒1内に上下に摺動する摺動内筒2を有し、
摺動内筒2の上部はコイルスプリング21に付勢されて
外筒1の口部4から突出している。摺動内筒2の上部分
とこれより大径の下部分とにより形成された段部5が外
筒1の上部のストッパー段部6に接して、摺動内筒2が
外筒1から抜け出ないようになっている。
圧器は、外筒1内に上下に摺動する摺動内筒2を有し、
摺動内筒2の上部はコイルスプリング21に付勢されて
外筒1の口部4から突出している。摺動内筒2の上部分
とこれより大径の下部分とにより形成された段部5が外
筒1の上部のストッパー段部6に接して、摺動内筒2が
外筒1から抜け出ないようになっている。
【0035】外筒1内には、摺動内筒2の下方に、先端
に指圧部8を有する押圧部材9がコイルスプリング22
で摺動内筒2の上方へ付勢されるとともに摺動内筒2内
を摺動自在に設けられている。
に指圧部8を有する押圧部材9がコイルスプリング22
で摺動内筒2の上方へ付勢されるとともに摺動内筒2内
を摺動自在に設けられている。
【0036】摺動内筒2の口部2aの内側の突縁20に
は、細棒7が通る通孔10を有する蓋11が回転自在に
弾性体であるコイルスプリング11aで押圧保持されて
おり、指圧器を使用しない状態の時は、細棒7の先端
は、通孔10の表面から突出することなく通孔内に収ま
っている。
は、細棒7が通る通孔10を有する蓋11が回転自在に
弾性体であるコイルスプリング11aで押圧保持されて
おり、指圧器を使用しない状態の時は、細棒7の先端
は、通孔10の表面から突出することなく通孔内に収ま
っている。
【0037】押圧部材9の外周には傾斜溝23が形成さ
れており、傾斜溝23には外筒1の孔24から挿入され
たボール25が係合している。外筒1の孔24の外周に
はボール25が外れないように、ボール25と契合する
溝26aを内周に有するリング26が設けられ、ボール
25をリング26の孔27から挿入後はリング26を回
転させてボール25がリング26の孔27に来ないよう
にする。押圧部材9の指圧部8は実施例1と同様に、先
端を丸めた針状の鋼線、プラスチック、ゴム等からなる
複数本の細棒9が植設されている。
れており、傾斜溝23には外筒1の孔24から挿入され
たボール25が係合している。外筒1の孔24の外周に
はボール25が外れないように、ボール25と契合する
溝26aを内周に有するリング26が設けられ、ボール
25をリング26の孔27から挿入後はリング26を回
転させてボール25がリング26の孔27に来ないよう
にする。押圧部材9の指圧部8は実施例1と同様に、先
端を丸めた針状の鋼線、プラスチック、ゴム等からなる
複数本の細棒9が植設されている。
【0038】上記構成において、外筒1を握り、外筒1
の口部4から突出している摺動内筒2を指圧したい部分
にあて、外筒1を押していくと摺動内筒2が外筒1内に
押し込まれ、細棒7が摺動内筒2から突出して指圧した
い部分に当たり、さらに押し込むと、押圧部材9が傾斜
溝23とボール25との係合構造により回転し、指圧部
8が回転すると同時に、通孔10を有する蓋11が回転
し、細棒7が通孔10を通って摺動内筒2から突出して
指圧したい部分に当たり、細棒7の指圧と回転が同時に
行われる。押圧部材9を付勢するスプリング21により
押圧部材9が指圧したい部分をさらに押圧する。
の口部4から突出している摺動内筒2を指圧したい部分
にあて、外筒1を押していくと摺動内筒2が外筒1内に
押し込まれ、細棒7が摺動内筒2から突出して指圧した
い部分に当たり、さらに押し込むと、押圧部材9が傾斜
溝23とボール25との係合構造により回転し、指圧部
8が回転すると同時に、通孔10を有する蓋11が回転
し、細棒7が通孔10を通って摺動内筒2から突出して
指圧したい部分に当たり、細棒7の指圧と回転が同時に
行われる。押圧部材9を付勢するスプリング21により
押圧部材9が指圧したい部分をさらに押圧する。
【0039】また、外筒1を押していく際、外筒の底部
12に被せたキャップ13に形成された指圧突起14が
手のひらを押圧し、手のひらも指圧される。
12に被せたキャップ13に形成された指圧突起14が
手のひらを押圧し、手のひらも指圧される。
【0040】さらに、キャップ13の指圧突起14ある
いは本体底部12の指圧突起14をつぼに当てて押すこ
とにより、指圧も可能となる。
いは本体底部12の指圧突起14をつぼに当てて押すこ
とにより、指圧も可能となる。
【0041】スプリング22の付勢力を底蓋9aのねじ
込み量を調節することにより、細棒7の突出長さと押圧
力を自由に調節することができる。
込み量を調節することにより、細棒7の突出長さと押圧
力を自由に調節することができる。
【0042】
(1) 指圧器の構造が簡単であり、小型で携行に便利
である。
である。
【0043】(2) 安全であり、誰でもいつでもどこ
でも、例えば、読書をしながら、歩きながら、入浴中な
どでも簡単に使用できる。
でも、例えば、読書をしながら、歩きながら、入浴中な
どでも簡単に使用できる。
【0044】(3) 摺動内筒の口部に蓋を設けたた
め、細棒が見えないので、見た目に痛みを感じさせない
指圧器が得られる。
め、細棒が見えないので、見た目に痛みを感じさせない
指圧器が得られる。
【0045】(4) キャップあるいは本体底部の指圧
突起により、鍼灸効果の他に、指圧効果、握力向上効果
が得られる。
突起により、鍼灸効果の他に、指圧効果、握力向上効果
が得られる。
【0046】(5) 細棒の押圧と回転により簡単に指
圧効果ともみ効果が得られる。
圧効果ともみ効果が得られる。
【0047】(6) 細棒の押圧と回転とによって押圧
より刺激を強くすると簡易な鍼灸治療と同等の効果が期
待できる。
より刺激を強くすると簡易な鍼灸治療と同等の効果が期
待できる。
【0048】(7) スプリングの付勢力を調節するこ
とによって押圧力を自由に調整して、刺激の強さを加減
でき、最適な一定の刺激が得られる。
とによって押圧力を自由に調整して、刺激の強さを加減
でき、最適な一定の刺激が得られる。
【0049】(8) 指圧部の細棒を異種金属で構成す
るか、あるいは細棒と摺動内筒を異種金属で構成するこ
とによって、電位差を利用して、肩凝り等の凝りをほぐ
し、筋肉の痛みを和らげることもできる。
るか、あるいは細棒と摺動内筒を異種金属で構成するこ
とによって、電位差を利用して、肩凝り等の凝りをほぐ
し、筋肉の痛みを和らげることもできる。
【図1】 本発明による指圧器の1実施例の断面図であ
る。
る。
【図2】 図1に示す摺動内筒の口部の平面図である。
【図3】 突起を有するキャップあるいは本体底部の形
状の他の実施例の断面図である。
状の他の実施例の断面図である。
【図4】 本発明による指圧器の別実施例の断面図であ
る。
る。
【図5】 図4のテーパー部の正面図である。
【図6】 本発明の指圧器の別実施例の断面図である。
1 外筒 2 摺動内筒 2a 口部 3 コイルスプリング 4 口部 5 段部 6 ストッパー段部 7 細棒 8 指圧部 9 押圧部材 9a 底蓋 9b 支持突起 10 通孔 11 蓋 11a コイルスプリング 12 底部 13 キャップ 14 指圧突起 15 係合突起 16 溝 17 摺動内筒の下端面 18 押圧部材のテーパー 19 摺動内筒の下端面のテーパー 20 突縁 21,22 コイルスプリング 23 傾斜溝 24 孔 25 ボール 26 リング 26a 溝 27 孔
Claims (8)
- 【請求項1】 外筒内に摺動自在に弾性支持されている
摺動内筒の内側に先端を丸めた針状の細棒を複数本植設
した指圧部を上端に有する押圧部材が内装され、摺動内
筒の口部に使用時に細棒が突出する通孔を有する蓋が設
けられていることを特徴とする指圧器。 - 【請求項2】 細棒が通る通孔を有する蓋が口部の内側
の突縁に回転自在に弾性体で押圧保持されていることを
特徴とする請求項1記載の指圧器。 - 【請求項3】 外筒内に摺動自在に弾性支持されている
摺動内筒の内側に先端を丸めた針状の細棒を複数本植設
した指圧部を上端に有する押圧部材が内装され、外筒の
底部もしくはキャップのいずれか又は両方に指圧突起を
設けたことを特徴とする指圧器。 - 【請求項4】 摺動内筒の口部に使用時に細棒が突出す
る通孔を有する蓋が設けられていることを特徴とする請
求項3記載の指圧器。 - 【請求項5】 細棒が通る通孔を有する蓋が口部の内側
の突縁に回転自在に弾性体で押圧保持されていることを
特徴とする請求項4記載の指圧器。 - 【請求項6】 細棒が電位差を生じさせる異種金属で構
成されることを特徴とする請求項1、2、3、4、5又
は6記載の指圧器。 - 【請求項7】 細棒と摺動内筒とが電位差を生じさせる
異種金属で構成されることを特徴とする請求項1、2、
3、4、5又は6記載の指圧器。 - 【請求項8】 押圧により押圧部材を回転させる手段が
設けられていることを特徴とする請求項2、3、5、6
又は7記載の指圧器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17042196A JPH1015027A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 指圧器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17042196A JPH1015027A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 指圧器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1015027A true JPH1015027A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=15904617
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17042196A Pending JPH1015027A (ja) | 1996-06-28 | 1996-06-28 | 指圧器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1015027A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006280722A (ja) * | 2005-04-01 | 2006-10-19 | Mitsuko Suga | 手動式マッサージ器 |
JP2010240357A (ja) * | 2009-04-04 | 2010-10-28 | Teruto Maruyama | 指圧マッサージ具 |
KR101030179B1 (ko) | 2009-03-25 | 2011-04-18 | 유태우 | 멀티형 지압기구 |
-
1996
- 1996-06-28 JP JP17042196A patent/JPH1015027A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006280722A (ja) * | 2005-04-01 | 2006-10-19 | Mitsuko Suga | 手動式マッサージ器 |
JP4634203B2 (ja) * | 2005-04-01 | 2011-02-16 | ミツ子 菅 | 手動式マッサージ器 |
KR101030179B1 (ko) | 2009-03-25 | 2011-04-18 | 유태우 | 멀티형 지압기구 |
JP2010240357A (ja) * | 2009-04-04 | 2010-10-28 | Teruto Maruyama | 指圧マッサージ具 |
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