JPH1014897A - 生体電極の製造方法 - Google Patents

生体電極の製造方法

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JPH1014897A
JPH1014897A JP8176583A JP17658396A JPH1014897A JP H1014897 A JPH1014897 A JP H1014897A JP 8176583 A JP8176583 A JP 8176583A JP 17658396 A JP17658396 A JP 17658396A JP H1014897 A JPH1014897 A JP H1014897A
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JP
Japan
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sheet
electrode element
adhesive gel
conductive adhesive
bioelectrode
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JP8176583A
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Yoshikazu Kobayashi
由和 小林
Shuichi Sasahara
秀一 笹原
Kazuhiro Yoshikawa
吉川  和宏
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Sekisui Kasei Co Ltd
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Sekisui Plastics Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 人手を要さずに、簡単にかつ安価に製造でき
る生体電極の製造方法を提供することである。 【解決手段】 非導電性の基材シートの表面に、その一
方向に連続して延びるリボン状の電極素子形成部と、こ
の電極素子形成部の側部から所定間隔で突出した端子部
とを印刷する工程と、前記基材シートに設けた電極素子
形成部に、この電極素子形成部と略同一幅の導電性粘着
ゲルのシートを重ね合わせて、前記端子部を除く前記電
極素子形成部の表面に導電性粘着ゲルのシートを貼付す
る工程と、導電性粘着ゲルのシートを貼付した基材シー
トをカットして、基材シートの表面に電極素子部と端子
部とが一体に形成されかつ電極素子部上に導電性粘着ゲ
ル層が設けられた生体電極を得る工程とを含む生体電極
の製造方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、心電図の測定、体
脂肪の測定、電気刺激治療等を行う際に、生体の皮膚面
に貼着して測定や治療を行うための生体電極の製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】心電、筋電、脳波の測定等を行うには、
人体より発する微弱な電位を検出する。一方、体脂肪の
測定や電気刺激治療等を行うときには、人体の適正箇所
に電流を流す。これらの測定や治療に際しては、外部装
置と電気的に接続された電極(生体電極)を人体の適正
位置に貼付する。
【0003】例えば心電の測定を行う場合、電極に設け
た素子部を生体の皮膚に接触させただけでは、精度よく
測定することができない。そこで、通常、生体電極の素
子部を、導電性を有するクリームやペースト(水糊に電
解質塩を含有させたもの)を介して人体の皮膚面に密着
させるようにしている。しかし、上記クリームやペース
トを人体の測定部位に予め塗布する作業が必要であるた
め、塗布作業が煩わしく、また被測定者に不快感を与え
るなどの弊害がある。
【0004】また、通常は、被測定者ごとに1つの電極
を繰り返し使用しているため、衛生上の問題や皮膚感染
のおそれ、さらには使用時に被測定者に不快感を与える
といった問題があるため、安価で使い捨てが可能な生体
電極の提供が望まれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第4,79
5,516号明細書には、生体電極を連続的にかつ低コ
ストで製造できる方法が開示されている。すなわち、こ
の方法は、基材シート上に、結着シート、電気導体、電
解質膜および剥離シートをこの順に積層し、所定形状に
カットするものである。前記電気導体は電極の素子部と
端子部とを兼ねるものである。また、前記電解質膜とし
ては、導電性ゲルおよび導電性感圧接着剤が例示されて
いる。
【0006】しかし、積層する部品点数が多いため、大
幅なコストダウンは困難であり、また工程数も多く煩雑
であるという問題がある。本発明の目的は、上述の技術
的課題を解決し、人手を要さずに、簡単にかつ安価に製
造できる生体電極の製造方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の生体電極の製造
方法は、上記課題を解決するために完成されたものであ
って、非導電性の基材シートの表面に、その一方向に連
続して延びるリボン状の電極素子形成部と、この電極素
子形成部の側部から所定間隔で突出した端子部とを印刷
する工程と、前記基材シートに設けた電極素子形成部
に、この電極素子形成部と略同一幅の導電性粘着ゲルの
シートを重ね合わせて、前記端子部を除く前記電極素子
形成部の表面に導電性粘着ゲルのシートを貼付する工程
と、導電性粘着ゲルのシートを貼付した基材シートをカ
ットして、基材シートの表面に電極素子部と端子部とが
一体に形成されかつ電極素子部上に導電性粘着ゲル層が
設けられた生体電極を得る工程とを含むことを特徴とす
る。
【0008】すなわち、本発明では、電極素子形成部お
よび端子部は基材シートの表面にあらかじめ印刷されて
いるので、この基材シートの電極素子形成部に導電性粘
着ゲルのシートを貼り合わせカットするだけでよく、従
って簡単に生体電極を製造することができる。本発明に
おいて、前記導電性粘着ゲルのシートの少なくとも片面
に表面保護フィルムを剥離可能に貼付しておくと、この
片面の表面保護フィルムを残して、前記導電性粘着ゲル
のシートを貼付した基材シートをカットすることによ
り、表面保護フィルムは、生体電極を保持する台紙とし
て使用でき、生体電極の取扱いが容易になる。
【0009】また、前記電極素子形成部は、前記基材シ
ート上に複数列にわたって形成されているのが、生産性
を高め、大量生産を行ううえで望ましい。その際、前記
複数列の電極素子形成部が、電極素子部の少なくとも2
倍の幅を有し、基材シートのカット時に所定の電極素子
部の幅にカットするように構成すると、より生産効率を
高めることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明における非導電性の基材シ
ートとしては、特に限定されるものではないが、人体皮
膚面への貼付時に複数の電極素子部の間隔を一定に保つ
ことができるように、伸縮性がなくかつ比較的腰強度の
高い合成樹脂フィルムが好ましい。このような合成樹脂
フィルムとしては、例えばポリエチレンテレフタレート
(PET)、ポリ塩化ビニル、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン、ポリ塩化ビニリデン、ポリフッ化ビニリデン、
ポリカーボネート、ポリウレタンなどがあげられる。ま
た、基材シートの厚さは10〜500μm程度が好まし
い。特に、腰強度が高く、寸法精度が高いため印刷が容
易なPETフィルムを使用するのが好ましい。
【0011】前記電極素子形成部(すなわち電極素子
部)および端子部は、所定の導電性物質を用いて印刷に
よって一体に形成される。このような導電性物質として
は、例えば銀、銀−塩化銀の混合物、ニッケル、モリブ
デンなどの金属、あるいはカーボンブラック、グラファ
イト等を単独であるいは二種以上を混合して調製した導
電性ペーストが挙げられる。
【0012】前記導電性粘着ゲルとしては、導電性を有
し、かつ皮膚に対して刺激性が少なく粘着力を有するも
のであれば、いずれも使用可能であり、特に限定される
ものではないが、例えばポリアクリルアミド、ポリアク
リル酸ナトリウム、ポリアクリル酸エステル等のポリア
クリル酸誘導体、ポリビニルピロリドン、ポリ−N−ビ
ニルアセトアミド等のポリ−N−ビニルアミド誘導体、
ポリウレタン等をマトリックスとし、これに水、電解質
塩等を含有させた導電性粘着ゲルが好適に使用可能であ
る。
【0013】本発明の方法に従って生体電極を製造する
には、まず、基材シートの表面に電極素子形成部と端子
部とを印刷する。図1はロール状に巻回した基材シート
1の表面に印刷する例を示しており、ロータリースクリ
ーン印刷機等の印刷機2にて連続的に基材シート1の表
面に、所定の電極素子形成部と端子部とからなるパター
ンを印刷し、ついで乾燥炉3にて乾燥してロール状に巻
き取る。また、図2に示すように、所定寸法の基材シー
ト1′を用いて1枚ずつスクリーン版などの版4を用い
て印刷してもよい。乾燥は、インキ中に含まれる溶剤を
完全に蒸発させると同時にインキをシート1上に定着さ
せるために行われる。また、印刷されたパターンの剥離
強度を高めるために、乾燥後に、後硬化処理を行っても
よい。
【0014】なお、パターン印刷はスクリーン印刷に限
定されるものではなく、種々の印刷方法が採用可能であ
る。また、以下の説明では、便宜上、基材シートとして
図1に示す基材シート1を代表させているが、基材シー
ト1′も同様にして適用可能である。印刷されたパター
ンの一例を図3に示す。図3に示すパターン5は、基材
シート1上に並列に形成された2つの同じパターンから
なる。図3に示す各パターン5は、基材シート1の一方
向(図3では長手方向)に連続して延びるリボン状の電
極素子形成部6と、この電極素子形成部6の側部から突
出した複数の端子部7とからなる。
【0015】各パターン5内の電極素子形成部6は、最
終的に得られる電極素子部と同じ幅かそれよりもやや大
きい幅を有する両側部6a,6aと、この両側部6a,
6a間に形成され電極素子部の少なくとも2倍の幅を有
する部分6bとからなる。そして、前記両側部6a,6
aは片側のみに端子部7が形成され、それらの間に位置
する各部分6bには両側に端子部7が形成される。
【0016】このようにしてパターン5が形成された基
材シート1,1′上に導電性粘着ゲルのシートが重ね合
わされる。このとき、図4に示すように、導電性粘着ゲ
ルのシート8は、電極素子形成部6a,6bと同じ幅を
有し、端子部7を除く電極素子形成部6の表面に貼着さ
れる。ついで、所定の生体電極9の形状にカットされ
る。カットは、例えば打抜きなどによって連続的に行う
ことができる。
【0017】図4は本発明における印刷工程A、導電性
粘着ゲル貼付工程Bおよびカット(打抜き)工程Cのそ
れぞれの内容を概略的に示したものである。具体的に
は、例えば図5に示すような工程が好適に採用される。
すなわち、図5は、ロール状に巻回された導電性粘着ゲ
ルのシート8を使用する場合の前記工程BおよびCを示
しており、さらにその下には各工程で加工される導電性
粘着ゲルのシート8の形状を示している。
【0018】使用される導電性粘着ゲルのシート8は、
図6に示すように、シート8の両面に表面保護フィルム
18,19が剥離可能に貼着されており、シート8には
導電性粘着ゲルを補強するための中間基材20が設けら
れている。表面保護フィルム18,19としては、特に
限定されるものではないが、例えばポリエステルフィル
ム、ポリ塩化ビニルフィルムなどが使用可能である。各
フィルム18,19の種類や厚さはそれぞれのフィルム
が果たす機能に応じて適宜設定される。すなわち、上面
の表面保護フィルム18は製造過程でシート8から剥離
されて除去されるため、薄く伸縮性のあるフィルムであ
るのが好ましく、厚さは5〜300μm、好ましくは1
0〜150μm程度であるのがよい。下面の表面保護フ
ィルム19は、後述のように台紙(セパレートフィル
ム)として機能するため、腰強度のあるものが好まし
く、従って、ポリエステルフィルムなどの腰強度のある
フィルムを使用すると共に、厚さも50〜500μm、
好ましくは50〜300μm程度のものを使用するのが
よい。また、中間基材20としては、例えばネット状の
シートがあげられ、このネットはポリエステル繊維のほ
か、ナイロン、ポリオレフィンなどの各種合成繊維、セ
ルロース等の天然繊維、これらの混紡、さらに不織布な
ども使用可能である。
【0019】かかる導電性粘着ゲルのシート8を用い
て、図5に示す工程で生体電極を製造するには、まず、
ロールから引き出されたシート8はスリット・ロール1
0によって各電極素子形成部6の幅に相当する幅wに裁
断され、第1の巻取りロール11によって不要なシート
8が巻き取られる。幅wは対応する電極素子形成部6
a,6bの幅と同じに設定されている。
【0020】ついで、第2の巻取りロール12によっ
て、ライン上を流れる導電性粘着ゲルのシート8から上
面の表面保護フィルム18を剥離・除去する。表面保護
フィルム18が除去されて粘着性を有するゲルが露出し
たシート8の表面に、第1図に示すようにしてパターン
5を印刷した基材シート1を重ね合わせ、一対のロール
13,13′で押圧して基材シート1を貼付する。その
際、図4に示すように、電極素子形成部6と導電性粘着
ゲルのシート8とをずれないように重ね合わせる。
【0021】基材シート1を貼付したのち、第1の打抜
きロール14とその支持ロール14′とによって基材シ
ート1および導電性粘着ゲルのシート8を打抜き、図4
に示すような生体電極9を得る。かかる打抜きは、導電
性粘着ゲルのシート8の下部に貼付された表面保護フィ
ルム19を残して、その他の部材を打ち抜く。これによ
り、表面保護フィルム19を生体電極9の台紙(セパレ
ートフィルム)として利用できる。
【0022】打抜き後、第3の巻取りロール15によっ
て、生体電極9周囲の不要部分を取り除く。ついで、第
2の打抜きロール16によって下部の表面保護フィルム
19を打抜き、搬送ベルト17にて搬送する。図7およ
び図8は、第2の打抜きロール16で打ち抜かれた生体
電極9を示しており、複数の生体電極9が台紙となる表
面保護フィルム19上に並設されている。この状態で生
体電極9は包装、運搬され、使用時には表面保護フィル
ム19から1枚ずつ生体電極9を剥がして使用する。
【0023】得られる生体電極9は、図9および図10
に示すように、短冊状の基材シート1の両端にそれぞれ
電極素子部21,21が形成され、この電極素子部2
1,21から内向きに、すなわち互いに対向する方向
に、端子部7,7がそれぞれ延設される。さらに、各電
極素子部18上には導電性粘着ゲル層24が積層されて
いる。導電性粘着ゲル層24は電極素子部21の表面全
体を覆っている。
【0024】端子部7,7の先端にはそれぞれ各素子部
21と外部機器とを接続するための接続具(図示せず)
が取付けられる。前記電極素子部21,21の間隔は、
正確な測定または治療効果を得られるように、用途に応
じて設定される。この間隔は、例えば10〜100mm
程度に設定される。
【0025】電極素子部21および端子部7は、印刷後
の乾燥状態で厚さが2〜30μm、好ましくは5〜15
μmであるのがよい。また、導電性粘着ゲル層24は、
厚さが0.1〜2.5mm、好ましくは0.2〜1.5
mmの範囲で使用される。図9,図10に示す生体電極
9を使用して心電図を測定する場合には、各端子部7に
取付けられた接続具に心電図計のリード線を接続する。
接続具5としては、特に限定されるものではないが、例
えば着脱の容易なスナップ、クリップ、わに口等があげ
られる。
【0026】なお、本発明で得られる生体電極は、端子
部7,7が内向きの形状のもののみに限定されるのでな
く、端子部7,7が互いに外向きに形成されたものであ
ってもよい。電極素子部21,21に対して端子部7,
7を外向きに設けた場合も、内向きの場合と同様にして
製造することができる。また、本発明の方法は、図9に
示すような2極型の生体電極のみでなく、それ以上の多
極型生体電極の製造にも適用可能であるし、逆に、1極
型の生体電極の製造にも適用可能である。1極型の生体
電極等を製造するには、基材シート1に印刷するパター
ン5の形状と、打ち抜きパターンとを適宜変更すればよ
い。
【0027】さらに、前述の説明では、表面保護シート
に複数個の生体電極を並設したが、表面保護シートを含
む各生体電極はそれぞれ切り離されていてもよい。つま
り、前記第1の打抜きロール14で、表面保護フィルム
19を残してその他の部材を打ち抜くのでなく、全体を
打ち抜けば、個々に切り離された生体電極が得られる。
このことは、1極型ないし多極型のいずれの場合でも、
同様である。
【0028】
【実施例】図11に示すように、縦aが500mm、横
bが600mmで厚さ100μmのポリエステルフィル
ムを基材シートとして使用し、この基材シート22の表
面に、Ag/AgClペースト(京都エレックス社製)
を用いて同図に示すパターン23をスクリーン印刷し、
90℃の乾燥炉で3分間乾燥させた後、150℃のオー
ブン中にて20分間の後硬化を行った。ついで,基材シ
ート22を図11に示す一点鎖線に沿って500mm×
300mmの大きさに裁断した。スクリーン印刷では、
300メッシュのスクリーン版を用いた。
【0029】一方、上面に厚さ38μmの透明な二軸延
伸ポリエステルフィルム(表面保護フィルム)が、下面
に厚さ100μmの透明な二軸延伸ポリエステルフィル
ム(表面保護フィルム)がそれぞれ貼着された幅225
mmの導電性粘着ゲルのシート(積水化成品工業(株)
製のテクノゲル)を、図5に示すように、スリットロー
ラ10にて連続的にスリットした。ついで、連続的に第
1の巻取ローラ11にて不要部分を取り除いた後、上面
の表面保護フィルムを剥離し、前記基材シート22を、
そのパターン23内の電極素子形成部と導電性粘着ゲル
のシートとが一致するように重ね合わせた。
【0030】前記二軸延伸ポリエステルフィルムは、反
応硬化型シリコーンコーティング処理して離型性を高め
たものである。また、導電性粘着ゲルには中間基材とし
てポリエステルネットを介在させている。次に、導電性
粘着ゲルのシートの下面の表面保護フィルムを残して、
基材シートおよび導電性粘着ゲルのシートを図4に示す
ような所定の生体電極電極9の形状に打抜いた後、下面
の表面保護フィルムを打ち抜いて、図7,図8に示すよ
うな製品を得た。
【0031】以上の工程により、パターン印刷した基材
シート(500mm×300mmの)の1枚あたり、7
2個の2極電極、すなわち144個の電極が得られた。
その結果、本発明の方法は、原材料のロスが少なく、人
手をかけずに効率的な連続生産が可能であることが確認
された。
【0032】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、連続生
産が可能となり、従って簡単にかつ安価に生体電極を製
造できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における基材シートへの印刷工程を示す
説明図である。
【図2】本発明における他の印刷工程を示す説明図であ
る。
【図3】印刷されたパターンの一例を示す平面図であ
る。
【図4】本発明における各工程の概略を示す説明図であ
る。
【図5】本発明における印刷工程より後の工程を示す説
明図である。
【図6】本発明における導電性粘着ゲルのシートの断面
図である。
【図7】本発明の方法において、台紙上に貼着された状
態で得られる生体電極の平面図である。
【図8】図7に示す生体電極の側面図である。
【図9】本発明の方法によって得られる二極電極の一例
を示す平面図である。
【図10】図9のX−X線断面図である。
【図11】実施例において、基材シート上に印刷された
パターンを示す平面図である。
【符号の説明】
1 基材シート 5 パターン 6 電極素子形成部 7 端子部 8 導電性粘着ゲルのシート 9 生体電極 18 表面保護フィルム 19 表面保護フィルム 21 電極素子部 24 導電性粘着ゲル層

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非導電性の基材シートの表面に、その一方
    向に連続して延びるリボン状の電極素子形成部と、この
    電極素子形成部の側部から所定間隔で突出した端子部と
    を印刷する工程と、 前記基材シートに設けた電極素子形成部に、この電極素
    子形成部と略同一幅の導電性粘着ゲルのシートを重ね合
    わせて、前記端子部を除く前記電極素子形成部の表面に
    導電性粘着ゲルのシートを貼付する工程と、 導電性粘着ゲルのシートを貼付した基材シートをカット
    して、基材シートの表面に電極素子部と端子部とが一体
    に形成されかつ電極素子部上に導電性粘着ゲル層が設け
    られた生体電極を得る工程とを含むことを特徴とする生
    体電極の製造方法。
  2. 【請求項2】前記導電性粘着ゲルのシートの少なくとも
    片面には表面保護フィルムが剥離可能に貼付されてお
    り、この片面の表面保護フィルムを残して、前記導電性
    粘着ゲルのシートを貼付した基材シートをカットする請
    求項1記載の製造方法。
  3. 【請求項3】前記電極素子形成部が、前記基材シート上
    に複数列にわたって形成されている請求項1または2記
    載の製造方法。
  4. 【請求項4】前記複数列の電極素子形成部が、電極素子
    部の少なくとも2倍の幅を有し、基材シートのカット時
    に所定の電極素子部の幅にカットされる請求項3記載の
    製造方法。
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