JPH10146137A - 猫用の首輪とそれに用いる係止具 - Google Patents

猫用の首輪とそれに用いる係止具

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JPH10146137A
JPH10146137A JP30514096A JP30514096A JPH10146137A JP H10146137 A JPH10146137 A JP H10146137A JP 30514096 A JP30514096 A JP 30514096A JP 30514096 A JP30514096 A JP 30514096A JP H10146137 A JPH10146137 A JP H10146137A
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JP
Japan
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belt
collar
locking
cat
boss
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JP30514096A
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Inventor
Yoshio Inoue
義夫 井上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 より安全な猫用の首輪と、それに用いる係止
具とを提供する。 【解決手段】 首輪1は、ベルト2を輪状につなぎ止め
るとともに、所定値以上の力が加わった際に係止を解除
してベルト2の両端を開放しうる係止具3を設けたもの
である。また係止具3は、ベルト2の一端近傍に設けた
通孔21への、ボス31aの嵌入によってベルト2の一
端に着脱自在に装着されるとともに、ベルト2の他端
を、係止部34によって、所定値以上の力が加わった際
に係止を解除しうるように係止するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、猫用の首輪と、
それに用いる係止具とに関するものである。
【0002】
【従来の技術】猫好きの人は、自分が飼っている猫にき
れいなアクセサリーを付けるような気持ちで、あるいは
その猫が野良でなく飼い猫であること、より積極的には
自分の飼い猫であることを示すために首輪をつける。ま
た、ダニやノミ等の害虫を駆除したり、あるいは害虫が
付くのを防止したりするための機能を有する首輪もあ
る。
【0003】現在市販されている猫用の首輪の多くは、
従来の、犬その他の動物用のものと同様に、長尺帯状の
ベルトの両端を、尾錠金(カコ)によって輪状につなぎ
止めたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、本来的に猫
は、たとえ飼い猫であっても家の中に一日中いることは
まずなく、それぞれ独自の行動パターンをもって、人間
から見れば勝手気ままに出歩くために、前記のような従
来の首輪では、たとえば木の枝にひっかかる等した際に
猫が首吊り状態となって死んでしまうといった事故が後
を絶たない。
【0005】この発明の目的は、より安全な猫用の首輪
と、それに用いる係止具とを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の、この発明の猫用の首輪は、長尺帯状のベルトの両端
を、係止具により輪状につなぎ止めて使用するものであ
って、上記係止具が、首輪に所定値以上の力が加わった
際に係止を解除して、ベルトの両端を開放しうるように
構成されていることを特徴とする。
【0007】また、この発明の係止具は、猫用の首輪
の、長尺帯状のベルトの両端を輪状につなぎ止めるため
のものであって、ベルトの一端近傍に設けた通孔に嵌入
されて、当該係止具を、上記ベルトの一端に着脱自在に
装着するためのボスと、当該ボスによってベルトの一端
に装着された状態で、上記ベルトの他端を、首輪に所定
値以上の力が加わった際に係止を解除してベルトの両端
を開放しうるように係止する係止部とを備えることを特
徴とする。
【0008】かかるこの発明の猫用の首輪、および係止
具によれば、たとえば木の枝にひっかかる等して、首輪
に異常な外力が加わった際に、係止具による係止が解除
されて、ベルトの両端が開放されるため、猫にとっての
安全性が高い。またこの発明の係止具は、ベルトの一端
近傍に設けた通孔にボスを嵌入するだけで、ベルトに装
着できるので、組立の手間がかからないという利点もあ
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下にこの発明を、その実施の形
態の一例を示す図面を参照しつつ説明する。まず図1
(a)(b)の例について説明する。図の例の首輪1は、長尺
帯状のベルト2の両端を、係止具3によって輪状につな
ぎ止めた状態で使用されるものであって、係止具3は、
ベルトの一端に着脱自在に装着される基部31と、この
基部31に対して、軸32を介して回動自在に取り付け
られているとともに、上記軸32に外挿されたコイルば
ね33の弾性力によって、基部31との間にベルト2の
他端を挟んで係止する係止部34とを備えている。
【0010】上記のうち基部31は全体が合成樹脂によ
り一体成形されたものであって、ベルト2を輪状とした
際の曲率にあわせて湾曲させた平板状に形成されている
とともに、その内側面にボス31aが複数個(図では2
個)設けられている。そして上記ボス31aを、ベルト
2の一端近傍の複数箇所(図では3箇所)に等間隔で形
成した通孔21に嵌入させることで基部31、ひいては
係止具3が、ベルト2の一端に着脱自在に装着される。
【0011】上記のようにボス31aを通孔21に嵌入
させて、係止具3をベルト2に装着する構造によれば、
たとえば従来の尾錠金をベルトに装着する際のように、
ベルトを折り返してリベット止めする場合に比べて、前
述したように組立の手間がかからないという利点があ
る。また通孔21が形成されたベルト2の一端側の余長
部は、図にみるようにベルト2の他端より内側に入るの
で、従来の尾錠金を用いたベルトで必要な止め輪なども
省略できる。さらに着脱自在であるので、ベルト2ある
いは係止具3の交換も容易である。
【0012】なお図の例の場合、2個のボス31aの間
隔は、ベルト2のとなりあう通孔21の間隔と一致して
おり、たとえば図にみるように右端および中央の通孔2
1にそれぞれボス31aを嵌入した状態と、図示してい
ないが中央および左端の通孔21にそれぞれボス31a
を嵌入した状態とで、首輪1の長さ調整が可能となると
いう利点もある。
【0013】なお上記基部31は一体成形でなく、複数
の部品を組み合わせて形成してもよい。また基部31は
短いので、湾曲していない単なる平板状であってもとく
に支障はない。係止部34は、やはり合成樹脂により、
全体が首輪1の飾りとして花の形に一体成形されたもの
であって、その裏面の、軸32によって取り付けられた
部分と反対側の、基部31との間にベルト2の他端を挟
む位置に、当該ベルト2の他端に設けた凹部22と係合
して、ベルト2の他端を係止するための係止突起34a
が設けられている。なお上記係止部34も、複数の部品
を組み合わせて形成できる。
【0014】上記係止突起34aと凹部22との係合に
よるベルト2の他端の係止は、前述したように首輪に所
定値以上の力(猫の体重等)が加わった際には解除され
る必要があるが、猫が足で触れた程度では簡単に解除さ
れない必要もあり、そのためには、係止突起34aの高
さや、凹部22の深さ、あるいはコイルばね33の弾性
力等を調整すればよい。
【0015】なお上記係止突起34aと凹部22との係
合は、両者の位置決めのためにも機能する。上記の係止
具3によって輪状につなぎ止めて使用されるベルト2
は、従来同様に構成することができる。すなわちベルト
2としては、布地や皮革、プラスチックフィルム等で芯
材の周囲を覆ったものや、あるいは厚手のプラスチック
シートからなるもの等があげられる。
【0016】つぎに、図2(a)(b)に示した例について説
明する。図の例の首輪1は、ベルト2を輪状につなぎ止
めるための係止具3のうち基部31と係止部34とを、
両者をつなぐ接続部35とともに、合成樹脂により一体
成形したものであって、コイルばねや軸等の部品を省略
できるために部品点数を減少できるとともに、組立の手
間をさらに省略できるという利点がある。なお係止部3
4は、首輪1の飾りとしてリボンの形に形成されてい
る。
【0017】上記の係止具3においては、略コ字状に形
成された各部の持つ弾力性によって、基部31と係止部
34との間にベルト2の他端を挟んで、当該係止部34
に設けた係止突起34aと、ベルト2の他端に設けた通
孔23との係合により、ベルト2の他端が、位置決めさ
れた状態で係止される。上記の係止を、首輪に所定値以
上の力(猫の体重等)が加わった際には解除されるが、
猫が足で触れた程度では簡単に解除されないように調整
するには、係止突起34aの高さ、基部31、係止部3
4および接続部35の寸法、形状、あるいは係止具3を
構成する合成樹脂の硬度等を調整すればよい。
【0018】上記係止具3をベルト2の一端に装着する
構造は、先のものと同じである。すなわち、ベルト2を
輪状とした際の曲率にあわせて湾曲させた平板状の基部
31(この基部31は短いので、前記と同様に湾曲を省
略してもよい)の内側面に設けた複数個(図では2個)
のボス31aを、ベルト2の一端近傍の複数箇所(図で
は3箇所)に等間隔で形成した通孔21に嵌入させるこ
とで基部31、ひいては係止具3が、ベルト2の一端に
着脱自在に装着される。
【0019】ボス31aを嵌入させる通孔21を選択す
ると、首輪1の長さ調整ができる点も同様である。なお
この発明の構成は、以上で説明した各図の例に限定され
るものではない。たとえば係止具による、ベルトの他端
の係止は、上記各例における係止突起と凹部または通孔
との係合には限られない。
【0020】たとえば図3に示すようにベルト2の他端
を折り返して形成した、他より厚みの大きい部分24
を、前記図2(a)(b)のものと同様に、基部31と係止部
34と接続部35とを合成樹脂により一体成形した係止
具3の、上記係止部34の下面に設けた係止リブ34b
等によって係止するようにしてもよい。あるいは、上記
厚みの大きい部分24を、ばね等によって互いに圧接さ
せた一対のロール間を通過させて係止具内に挿入して係
止するような機構等を採用することもできる。
【0021】さらにはベルトの両端を、クリップ状の係
止具により輪状につなぎ止めてもよい。また係止具は、
合成樹脂で形成する他、アルミ板等の金属で形成しても
よい。ベルトあるいは係止具には、たとえば殺虫剤や害
虫忌避剤、超音波等によって、ダニやノミ等の害虫を駆
除したり害虫が付くのを防止したりするための機能部を
設けてもよい。
【0022】その他、この発明の要旨を変更しない範囲
で、種々の設計変更を施すことができる。
【0023】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、より安全な猫用の首輪と、それに用いる係止具とを
提供できるという特有の作用効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】同図(a) は、この発明の猫用の首輪の、実施の
形態の一例を示す斜視図、同図(b) は、上記首輪に用い
るこの発明の係止具の断面図である。
【図2】同図(a) は、この発明の猫用の首輪の、実施の
形態の他の例を示す斜視図、同図(b) は、上記首輪に用
いるこの発明の係止具の断面図である。
【図3】この発明の猫用の首輪の、実施の形態のさらに
他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 首輪 2 ベルト 21 通孔 3 係止具 31a ボス 34 係止部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】長尺帯状のベルトの両端を、係止具により
    輪状につなぎ止めて使用する猫用の首輪であって、上記
    係止具が、首輪に所定値以上の力が加わった際に係止を
    解除して、ベルトの両端を開放しうるように構成されて
    いることを特徴とする猫用の首輪。
  2. 【請求項2】猫用の首輪の、長尺帯状のベルトの両端を
    輪状につなぎ止めるための係止具であって、ベルトの一
    端近傍に設けた通孔に嵌入されて、当該係止具を、上記
    ベルトの一端に着脱自在に装着するためのボスと、当該
    ボスによってベルトの一端に装着された状態で、上記ベ
    ルトの他端を、首輪に所定値以上の力が加わった際に係
    止を解除してベルトの両端を開放しうるように係止する
    係止部とを備えることを特徴とする係止具。
JP30514096A 1996-11-15 1996-11-15 猫用の首輪とそれに用いる係止具 Pending JPH10146137A (ja)

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JP30514096A JPH10146137A (ja) 1996-11-15 1996-11-15 猫用の首輪とそれに用いる係止具

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JP30514096A JPH10146137A (ja) 1996-11-15 1996-11-15 猫用の首輪とそれに用いる係止具

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JPH10146137A true JPH10146137A (ja) 1998-06-02

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ID=17941571

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JP30514096A Pending JPH10146137A (ja) 1996-11-15 1996-11-15 猫用の首輪とそれに用いる係止具

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JP (1) JPH10146137A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100305667B1 (ko) * 1999-07-14 2001-09-24 이종윤 원형 양단 맞춤 띠의 제조 방법
JP2008061606A (ja) * 2006-09-08 2008-03-21 Taakii:Kk ベルト連結具とそれを用いた猫の首輪

Cited By (2)

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KR100305667B1 (ko) * 1999-07-14 2001-09-24 이종윤 원형 양단 맞춤 띠의 제조 방법
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