JPH10140626A - 照明装置付き開栓器 - Google Patents

照明装置付き開栓器

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Publication number
JPH10140626A
JPH10140626A JP31858696A JP31858696A JPH10140626A JP H10140626 A JPH10140626 A JP H10140626A JP 31858696 A JP31858696 A JP 31858696A JP 31858696 A JP31858696 A JP 31858696A JP H10140626 A JPH10140626 A JP H10140626A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
main body
opener
opening
water stopcock
Prior art date
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Pending
Application number
JP31858696A
Other languages
English (en)
Inventor
Fukuo Nakamura
富久男 中村
Saburo Karima
三郎 刈間
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippo Valve Co Ltd
Original Assignee
Nippo Valve Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nippo Valve Co Ltd filed Critical Nippo Valve Co Ltd
Priority to JP31858696A priority Critical patent/JPH10140626A/ja
Publication of JPH10140626A publication Critical patent/JPH10140626A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 止水栓等の開栓作業を行う際に、開栓作業を
行いやすくするために止水栓筐内を照明できる照明装置
を備えた開栓器を提供する。 【解決手段】 開栓器11の本体13の下部に、止水栓
のハンドル等操作部材に一体回転可能に係合するハンド
ル開閉部材15を設ける。ハンドル開閉部材は二股とな
っており、止水栓のハンドルを挟むことが出来る。ハン
ドル開閉部材の上部の孔23にペンライト43のランプ
部45が臨んで配置され、押しボタン37を押すことに
よりペンライトを点灯し、下方を照射することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は止水栓等の栓を開閉する
のに使用する開栓器に関し、さらに詳細に言えば、開閉
作業を行いやすくするための照明装置の付いた開栓器に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、地中に設置される止水栓等(以
下、単に止水栓と言う。)の開閉を行うために、開栓器
を使用することがある。この止水栓は、地下数十セン
チ、寒冷地等においては時には2メートルもの深さに設
置されることもある。通常の開栓器は、棒状部材の一端
にハンドルを、他端に止水栓のハンドル或いは操作部材
の形状に合わせて、二股状、或いは異形状に形成したハ
ンドル開閉部材を備えて構成されている。
【0003】図6はそのような従来の開栓器の一例によ
る止水栓の開閉作業を示す正面図である。符号1はボー
ル型止水栓で、上部に取り付けられた操作部材としての
板状の摘み又はハンドル2を回転させることにより、内
部に収受されたボールが回転し、通、止水を行う。3は
開栓器であり、長い棒状の本体4の上端にはハンドル5
が取り付けられ、下端には、止水栓のハンドル2を両側
から挟むことのできる二股部7を備えたハンドル開閉部
材6が、ナット8を用いて取り付けられている。二股部
7で止水栓のハンドル2を挟み、これを回転させること
により、止水栓1を開閉する。
【0004】ところでこのような止水栓は、通常筐の中
に設置されており、その筐は止水栓を収納するに十分な
だけの、きわめて狭いスペースとなっている。従って、
止水栓の設置位置が深い場合には、スペースが狭い上に
内部が暗く、作業は手さぐり状態で行うこととなり、き
わめて作業がし難い。ランプ等を使用して内部を照らそ
うとしても、開栓器そのものが邪魔をしてしまい、思う
ように行かないのが実情である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
開栓器の不都合を解決することを目的とし、地中深く、
狭い筐内に設置された止水栓等の開閉作業を容易に行う
ことを可能にする開栓器を提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、長尺状の本体と、該本体の一端に備えられ
た、開閉すべき止水栓等のハンドル等操作部材に対し一
体回転可能な状態で係合可能な形状を備えたハンドル開
閉部材と、本体の他端に設けられたハンドルとを備えて
なる開栓器において、そのハンドル開閉部材には、止水
栓等の前記操作部材の周囲を少なくとも部分的に取り囲
む包囲部を設ける。そしてこの開栓器はさらに、前記包
囲部の上部に、前記包囲部の内部を介して下方を照明で
きるように配置された光源を有している。この光源によ
り、包囲部内部を介して下方を照明することができる。
【0007】
【実施の形態】以下、図面に基づき本願発明の具体的実
施の形態を説明するが、本願発明の範囲は以下に説明さ
れる実施の形態に限定されるものではない。
【0008】図1は、本発明の第1の実施の形態に係る
開栓器11の正面縦断面図であり、図2はその部分側面
断面図である。開栓器11は細長い中空円筒状の本体1
3を備えている。
【0009】本体13の下端には、止水栓(図示せず)
の操作部材としてのハンドルを開閉するためのハンドル
開閉部材15が取り付けられている。ハンドル開閉部材
15は、その上部の円筒状をした取付け部17と、下部
の本実施の形態では二股状に形成された係合部19とを
備えている。そして、取付け部17と係合部19との間
の中間部21に、取付け部17の内部空所18の底部か
ら係合部19の二つの脚20の間に通じた貫通孔23が
形成されている。孔23の中心は、本体13の中心に合
わせてある。取付け部17の内部空所18の底部には、
孔23と同心の孔26を有するパッキン25が配設され
ている。これについては後述する。取付け部17の外周
には雄ねじが設けられ、この雄ねじが、本体13の外周
上に形成された円周溝に嵌められた取付けリング27に
よって抜け止めされたナット29に螺合することによ
り、ハンドル開閉部材15は本体13に固定される。
【0010】本体13の上端部近くにはハンドル31が
本体13に直交する方向に挿通されている。本体13の
上端は、キャップ33により閉じられている。そして、
キャップ33、ハンドル31にはそれぞれ貫通孔34、
32が形成され、この貫通孔34、32を通って操作棒
35が本体13の外部から内部へと延びている。操作棒
35の上端には押しボタン37が取り付けられ、ハンド
ル31の下の位置には抜け止めリング39が取り付けら
れ、下端には、円板41が嵌められている。円板41は
操作棒35の振れ止めの作用をする。
【0011】操作棒35に取り付けられた円板41の下
方に、市販されているペン型の所謂ペンライト43が収
納されている。ペンライト43はその下端のランプ部4
5が前述のパッキン25の孔26内に進入した状態でパ
ッキン25によって受け止められ、直立した状態で配置
されている。そのランプ部45は、さらにハンドル開閉
部材15の中間部21の孔23を介して、係合部19の
二股状の脚20の間に光を放射できる。47はペンライ
ト43のスイッチボタンであり、このスイッチボタン4
7を一度押し込むとランプが点灯し、もう一度押すと消
灯する。ペンライト43内にはスイッチボタン47用の
戻しバネ(図示せず)が配設されており、この戻しバネ
により、操作棒35にも上向きの付勢力が与えられ、図
示の状態に保たれている。
【0012】以上のような構成に係る開栓器11におい
て、押しボタン37を押すと、ペンライト43は点灯さ
れ、ランプ部45から放射される光は、ハンドル開閉部
材15の二つの脚20の間から下方を照らし、何物にも
邪魔されること無く下にある止水栓のハンドルを照らし
だし、係合部19の止水栓のハンドルへの係合を容易に
行うことを可能とする。
【0013】図3は本発明の第2の実施の形態に係る開
栓器51を示している。開栓器51は金属製の本体53
を有し、この本体53は中空の円筒状であるが、径の大
きい上部筒部55と径の小さい下部筒部57とで構成さ
れている。上部筒部55内には絶縁材料で作られた電池
ケース59が収納され、その中に乾電池61が二個直列
に配置されている。本体53の上端部は、そこに取り付
けられたスイッチ装置63により閉じられている。スイ
ッチ装置63については後述する。スイッチ装置63に
下に配置されたバネ65により乾電池61は下方へ付勢
され、乾電池61の正極が電池ケース59の底部に取り
付けられた金属製端子67に押圧されている。
【0014】本体53の下部筒部57の更に下側に、ハ
ンドル開閉部材69が一体に形成されており、そのベー
ス部71の下側に、二股状の係合部73が設けられてい
る。下部筒部57の孔58はベース部71を通って係合
部73の二つの脚75の間に開いている。孔58の下端
部近傍に光源装置77が嵌め込まれている。前述の金属
端子67から光源装置77へリード線79が延びてい
る。
【0015】図4にスイッチ装置63の拡大断面図を示
す。図において、端子ボックス81が、本体53内に挿
入され、その底面が電池ケース59の上端部に乗った状
態で配置されている。83はシールリングである。端子
ボックス81の上側には空所85が形成されており、そ
の底部中央部をリード87が空所85の内側から外部ま
で貫いて伸び、その下端部は前述のバネ65に接続して
いる。リード87の上端部の接点89の両側に二つの接
点91が設けられ、これらの接点91から図示のように
リード93が、空所85内からその側壁上端を越えて側
壁外面に沿って下方へと伸び、本体53に接触してい
る。
【0016】端子ボックス81の上側にはスイッチボッ
クス95が本体53にねじ込まれて取り付けられてい
る。スイッチボックス95の空所にはスイッチ用押しボ
タン97が収受されている。98はシールリングであ
る。99は金属製のスイッチ端子であり、スイッチボッ
クスの底壁外側に位置する円板部101と、この円板部
101から上方へ伸び、その端部が押しボタン97の孔
に一体的に嵌め込まれているステム103を備えてい
る。円板部101の下面には、中央に接点89に接触可
能な接点105と、その周囲に接点91に接触可能な円
環状の接点107が形成されている。109は戻しバネ
である。
【0017】図5に光源装置77の拡大断面図を示す。
本体53の下部筒部55の孔58の下端部近くにランプ
台111が取り付けられている。ランプ台111は下側
に空所112を備え、その空所112に光源としてのL
ED113が配置されている。空所112の天井壁を貫
通してリード115が伸び、その上端は前述のリード7
9に、下端はLEDの一方の端子117にそれぞれ接続
されている。空所112内には薄い金属製円筒状の端子
部材119が配置され、これにLED113のもう一つ
の端子121が接続されている。端子部材119は空所
112の側壁を越え、該側壁の外面に沿って上に延びた
延長部123を有している。この延長部123は図示の
ように外側へ膨らんでおり、この部分を利用して光源装
置77は本体53に取り付けられている。本体53の孔
58内面にこの膨らみの対応した溝を形成してもよい。
125はシールリングである。
【0018】以上のように構成された開栓器51におい
て、押しボタン95を下方へ押すと、回路が閉じられ
て、LED113が点灯する。
【0019】以上、本発明の二つの実施の形態について
説明したが、照明装置の構成は以上のものに限定されな
い。光源が開栓器のハンドル開閉部材の上部に、ハンド
ル開閉部材の内部を通して下方を照明できるように配置
されていることが重要であり、他の部材、例えばスイッ
チ用の押しボタンの構成、配置、或いは電源の配置等は
必要に応じて適宜変更可能である。なお、スイッチ用押
しボタンは本体の上端に設けておくのが作業上便宜であ
る。この押しボタンは作業中常に押されている必要はな
く、開栓器のハンドル開閉部材を止水栓のハンドルに適
切に係合させた後は照明は不要となり、開栓器を回転さ
せればよい。又、ハンドル開閉部材の形状については二
股状のものについてのみ説明したが、止水栓の操作部材
の形状が例えば角形であれば、それに対応した形状を開
閉部材に採用する。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
開栓器のハンドル開閉部材の上部に光源を配置し、この
光源によりハンドル開閉部材の内側を介して下方を照明
出来るようにしたので、止水栓の開閉操作を行う際に、
何物にも邪魔されること無く止水栓のハンドル等操作部
材を照らすことができ、止水栓の開閉作業が極めてやり
やすくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係る開栓器の正面
断面図である。
【図2】部分側面拡大断面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係る開栓器の正面
断面図である。
【図4】光源装置の拡大断面図である。
【図5】照明装置の拡大断面図である。
【図6】従来例の開栓器による止水栓の開栓作業を示す
正面図である。
【符号の説明】
11、51 開栓器 13、53 本体 15、69 ハンドル開閉部材 19、73 係合部 31 ハンドル 43 ペンライト 45 ランプ部(光源) 113 LED(光源)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状の本体と、該本体の一端に備えら
    れた、開閉すべき止水栓等のハンドル等操作部材に対し
    一体回転可能な状態で係合可能な形状を備えたハンドル
    開閉部材と、前記本体の他端に設けられたハンドルとを
    備えてなる開栓器において、前記ハンドル開閉部材は、
    前記止水栓等の前記操作部材の周囲を少なくとも部分的
    に取り囲む包囲部を備え、前記開栓器はさらに、前記包
    囲部の上部に、前記包囲部の内部を介して下方を照明で
    きるように配置された光源を有する照明装置を備えたこ
    とを特徴とする、照明装置付き開栓器。
JP31858696A 1996-11-15 1996-11-15 照明装置付き開栓器 Pending JPH10140626A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31858696A JPH10140626A (ja) 1996-11-15 1996-11-15 照明装置付き開栓器

Applications Claiming Priority (1)

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JP31858696A JPH10140626A (ja) 1996-11-15 1996-11-15 照明装置付き開栓器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10140626A true JPH10140626A (ja) 1998-05-26

Family

ID=18100800

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31858696A Pending JPH10140626A (ja) 1996-11-15 1996-11-15 照明装置付き開栓器

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JP (1) JPH10140626A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007275692A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Furomu Kogyo:Kk ディスポーザ用ロックハンドル
CN102418793A (zh) * 2010-09-28 2012-04-18 上海良工阀门厂有限公司 截止阀的防转结构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007275692A (ja) * 2006-04-03 2007-10-25 Furomu Kogyo:Kk ディスポーザ用ロックハンドル
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