JPH1014056A - 柱上照明灯の接続装置 - Google Patents

柱上照明灯の接続装置

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JPH1014056A
JPH1014056A JP8178455A JP17845596A JPH1014056A JP H1014056 A JPH1014056 A JP H1014056A JP 8178455 A JP8178455 A JP 8178455A JP 17845596 A JP17845596 A JP 17845596A JP H1014056 A JPH1014056 A JP H1014056A
Authority
JP
Japan
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lighting
cooling
box
temperature
joint box
Prior art date
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Pending
Application number
JP8178455A
Other languages
English (en)
Inventor
Yukio Matsubara
幸雄 松原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Electric Co Ltd
Original Assignee
Nissin Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Electric Co Ltd filed Critical Nissin Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 照明柱のジョイントボックス内を低湿度に保
持し、ボックス内の絶縁劣化及び錆の発生を防止する。 【解決手段】 道路,公園等に設置され,上部に照明灯
26が装着された照明柱1と、この照明柱1内に取り付
けられ,前記照明灯26と配電線25との間に設けら
れ,端子台9及びブレーカ10が収納されたジョイント
ボックス6と、放熱面が前記ボックス6の背板7に装着
され,冷却面に冷却フィン12が装着された電子冷却素
子11と、前記冷却フィン12の下方に設けられた除湿
水の水受18と、前記ボックス6内に設けられ,前記素
子11に直流を給電する電源13と、前記照明柱1内の
温度を検知する温度センサと、このセンサの検知温度が
規定温度に低下した時,所定時間前記素子11へ逆通電
し,前記冷却フィン12の解氷を行う解氷装置17とを
備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、道路,公園等に設
置された照明柱の照明灯と配電線とを接続する柱上照明
灯の接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の柱上照明灯の接続装置は、道路,
公園等に設置された照明柱の照明灯と配電線との間に、
端子台及びブレーカを収納したジョイントボックスが取
り付けられている。
【0003】そして、作業者が定期的に照明柱内に取り
付けられたボックス内を点検している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記装置の場
合、ジョイントボックスの端子台等の機器に湿気による
絶縁劣化及び錆が発生し、機器の故障の原因になるとい
う問題点がある。
【0005】本発明は、前記の点に留意し、照明柱のジ
ョイントボックス内を低湿度に保持し、ボックス内の端
子台等の機器の絶縁劣化及び錆の発生を防止する柱上照
明灯の接続装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の請求項1記載の柱上照明灯の接続装置は、
道路,公園等に設置され,上部に照明灯が装着された照
明柱と、この照明柱内に取り付けられ,前記照明灯と配
電線との間に設けられ,端子台及びブレーカが収納され
たジョイントボックスと、放熱面が前記ボックスの背板
に装着され,冷却面に冷却フィンが装着された電子冷却
素子と、前記冷却フィンの下方に設けられた除湿水の水
受と、前記ボックス内に設けられ,前記素子に直流を給
電する電源と、前記照明柱内の温度を検知する温度セン
サと、このセンサの検知温度が規定温度に低下した時,
所定時間前記素子へ逆通電し,前記冷却フィンの解氷を
行う解氷装置とを備えたものである。
【0007】従って、ボックス内の空気が素子の冷却フ
ィンにより冷却されて除湿されるため、ボックス内が低
湿度に保持され、ボックス内の端子台等の機器の絶縁劣
化及び錆の発生が防止される。
【0008】しかも、解氷装置により、センサの検知温
度が規定温度より低下した時、所定時間素子へ逆通電し
て冷却フィンの解氷を行うようにしたため、低温時の冷
却フィンの氷結が防止され、冷却フィンの機能が低下せ
ず、低温時の除湿が可能になる。
【0009】また、本発明の請求項2記載の接続装置
は、ジョイントボックス内に,照明灯部の地絡電流によ
り絶縁劣化を検出し,照明灯の負荷電流により前記照明
灯の不良を検出するとともに,前記検出結果を無線で監
視室に送信する照明灯監視装置を付加したものである。
【0010】従って、照明灯部の絶縁劣化及び照明灯の
不良に対し、迅速に対応でき、照明灯の保全を容易に行
うことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態につき、図1ないし図
3を参照して説明する。 (形態1)まず、形態1につき、一部切断右側面図の図
1A、切断平面図の同B及び図1の一部の切断正面図の
図2A、切断右側面図の同B、切断平面図の同Cを参照
して説明する。
【0012】それらの図において、1は道路,公園等に
設置された照明柱、2は照明柱1の前面下部に形成され
た開口、3は開口2の周縁部に突設された取付枠、4は
取付枠3に着脱自在に装着され,開口2を閉塞した蓋
板、5は照明柱1内に取り付けられた取付板、6は前面
が開口されたアルミダイキャスト製の短尺のジョイント
ボックス、7はボックス6の背板、8は背板7の上,下
を貫通した2本のボルトであり、ボルト8により取付板
5にボックス6が装着されている。
【0013】9,10は背板7の下部の左側,右側に設
けられた端子台及びブレーカ、11は放熱面が背板7の
上部の右側に装着された電子冷却素子、12は素子11
の冷却面に装着された冷却フィン、13は背板7の上部
の左側に設けられたAC/DC変換器からなる電源であ
り、素子11に直流を給電する。14は電源13の前部
にカラー15を介して設けられたプリント基板、16は
基板14に設けられたリレー、17は基板14及びリレ
ー16からなる解氷装置、18は冷却フィン12の下方
に設けられた水受であり、冷却フィン12の除湿水を集
水し、ボックス6の外部へ導く。
【0014】19は多孔質の吸水材からなる蒸発板であ
り、背板7の背面に装着され、水受18の除湿水を吸水
する。20はボックス6の上板及び下板の両側にそれぞ
れ貫設された複数個のケーブルコネクタ、21はボック
ス6の上板及び下板の前部の両側に突設された支持体、
22は両端部が両支持体21に回転自在に支持された係
止金具、23はボックス6の前面を閉塞した蓋、24は
蓋23の上縁部及び下縁部に形成された凸部であり、凸
部24に係止金具22が係脱自在に係止し、ボックス6
に蓋23を密閉性よく装着している。
【0015】25は地中から照明柱1内に引き込まれた
配電線であり、コネクタ20を貫通して端子台9及びブ
レーカ10に接続されている。26は照明柱1の上部に
設けられた照明灯、27はブレーカ10と照明灯26と
を接続した接続ケーブルである。
【0016】そして、冷却フィン12の近傍に設けられ
た温度センサの検知温度が規定温度より高い場合、素子
11への給電により冷却フィン12が冷却され、ボック
ス6の背板7が加熱されボックス6が発熱する。
【0017】ボックス6内の空気が除湿され、この除湿
水が水受18により集水され、ボックス6の外部へ導か
れ、蒸発板19により吸水される。一方、素子11の放
熱面の背板7が加熱され、その熱により蒸発板19が加
熱され、蒸発板19の水が自然蒸発する。
【0018】つぎに、寒冷地或いは低温時で使用する場
合、温度センサの検知温度が規定温度に低下した時、解
氷装置17のリレー16が作動し、素子11に逆通電を
行い、冷却フィン12を加熱して冷却フィン12の氷結
を解氷し、除湿性能の低下を防止する。例えば、12時
間毎に10分間の逆通電を行う。
【0019】(形態2)つぎに、形態2につき、切断正
面図の図3A、切断右側面図の同B、平面図の同Cを参
照して説明する。同図において、図2と同一符号は同一
もしくは相当するものを示し、異なる点は、長尺のジョ
イントボックス28の背板29の下部に照明灯監視装置
30を設けた点であり、照明灯部の地絡電流により絶縁
劣化を検出し、照明灯26の負荷電流により照明灯26
の不良を検出するとともに、検出結果を無線で監視室に
送信する。
【0020】このように、照明灯部の絶縁劣化及び照明
灯26の不良に対し、迅速に対応できる。
【0021】なお、前記形態1,2では、温度センサを
ボックス6,28内に設けるようにしたが、照明柱1内
であってもよい。
【0022】また、水受18の除湿水を蒸発板19によ
り吸水するようにしたが、ホースにより照明柱1の外部
へ排水するようにしてもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。本発明の請
求項1記載の柱上照明灯の接続装置は、道路,公園等に
設置された照明柱1内に、端子台9及びブレーカ10が
収納されたジョイントボックス6を取り付け、ボックス
6の背板7に、冷却面に冷却フィン12が装着された電
子冷却素子11の放熱面を装着し、ボックス6内に設け
られた電源13により素子11に直流を給電するように
したため、ボックス6内の空気を素子11の冷却フィン
12により冷却して除湿することができ、ボックス6内
を低湿度に保持することができ、ボックス6内の端子台
9等の機器の絶縁劣化及び錆の発生を防止することがで
きる。
【0024】しかも、温度センサにより照明柱1内の温
度を検知し、解氷装置17により、センサの検知温度が
規定温度に低下した時,所定時間素子11へ逆通電し,
冷却フィン12の解氷を行うようにしたため、冷却フィ
ン12の解氷を行うことができ、低温時の冷却フィン1
2の氷結を防止することができ、冷却フィン12の機能
の低下を防止することができ、低温時の除湿を行うこと
ができる。
【0025】また、本発明の請求項2記載の接続装置
は、ジョイントボックス6内に照明灯監視装置30を設
け、照明灯部の地絡電流により絶縁劣化を検出し、照明
灯26の負荷電流により照明灯26の不良を検出すると
ともに、前記検出結果を無線で監視室に送信するように
したため、照明灯部の絶縁劣化及び照明灯26の不良に
対し、迅速に対応することができ、照明灯26の保全を
容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aは本発明の実施の形態1の一部切断右側面
図、Bは切断平面図である。
【図2】Aは図1の一部の切断正面図、Bは切断右側面
図、Cは平面図である。
【図3】Aは本発明の実施の形態2の切断正面図、Bは
切断右側面図、Cは平面図である。
【符号の説明】
1 照明柱 6 ジョイントボックス 7 背板 9 端子台 10 ブレーカ 11 電子冷却素子 12 冷却フィン 13 電源 17 解氷装置 18 水受 25 配電線 26 照明灯 28 ジョイントボックス 29 背板 30 照明灯監視装置

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 道路,公園等に設置され,上部に照明灯
    が装着された照明柱と、 この照明柱内に取り付けられ,前記照明灯と配電線との
    間に設けられ,端子台及びブレーカが収納されたジョイ
    ントボックスと、 放熱面が前記ボックスの背板に装着され,冷却面に冷却
    フィンが装着された電子冷却素子と、 前記冷却フィンの下方に設けられた除湿水の水受と、 前記ボックス内に設けられ,前記素子に直流を給電する
    電源と、 前記照明柱内の温度を検知する温度センサと、 このセンサの検知温度が規定温度に低下した時,所定時
    間前記素子へ逆通電し,前記冷却フィンの解氷を行う解
    氷装置とを備えたことを特徴とする柱上照明灯の接続装
    置。
  2. 【請求項2】 ジョイントボックス内に,照明灯部の地
    絡電流により絶縁劣化を検出し,照明灯の負荷電流によ
    り前記照明灯の不良を検出するとともに,前記検出結果
    を無線で監視室に送信する照明灯監視装置を備えたこと
    を特徴とする請求項1記載の柱上照明灯の接続装置。
JP8178455A 1996-06-18 1996-06-18 柱上照明灯の接続装置 Pending JPH1014056A (ja)

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Cited By (6)

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