JPH1013423A - Atmスイッチおよび呼輻輳制御方法 - Google Patents
Atmスイッチおよび呼輻輳制御方法Info
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- JPH1013423A JPH1013423A JP15857696A JP15857696A JPH1013423A JP H1013423 A JPH1013423 A JP H1013423A JP 15857696 A JP15857696 A JP 15857696A JP 15857696 A JP15857696 A JP 15857696A JP H1013423 A JPH1013423 A JP H1013423A
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- call
- class
- setting request
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Abstract
(57)【要約】
【課題】特定のATM機器からの多量のコネクションの
設定要求により輻輳が発生した場合でも、他のATM機
器からのコネクションの設定要求はその輻輳の影響を受
けないATMスイッチ及び呼輻輳制御方法を提供する。 【解決手段】入力された呼を交換するATMスイッチに
おいて、受け付けられた呼の設定要求をバッファ186
に保持する。カウンタ446は、バッファ186に保持
されている呼の設定要求の数をクラスごとに計数する。
呼数T(x)444は、クラスごとにあらかじめ定めら
れた、呼の設定要求の数を示している。輻輳検出処理4
10は、カウンタ446の数と呼数T(x)444の数
とが等しいクラスの輻輳を検出する。メッセージ廃棄処
理460は、輻輳が検出されたときに受け付けた呼の設
定要求が輻輳が検出されたクラスの呼の設定要求である
場合には、この受け付けた呼の設定要求を廃棄する。
設定要求により輻輳が発生した場合でも、他のATM機
器からのコネクションの設定要求はその輻輳の影響を受
けないATMスイッチ及び呼輻輳制御方法を提供する。 【解決手段】入力された呼を交換するATMスイッチに
おいて、受け付けられた呼の設定要求をバッファ186
に保持する。カウンタ446は、バッファ186に保持
されている呼の設定要求の数をクラスごとに計数する。
呼数T(x)444は、クラスごとにあらかじめ定めら
れた、呼の設定要求の数を示している。輻輳検出処理4
10は、カウンタ446の数と呼数T(x)444の数
とが等しいクラスの輻輳を検出する。メッセージ廃棄処
理460は、輻輳が検出されたときに受け付けた呼の設
定要求が輻輳が検出されたクラスの呼の設定要求である
場合には、この受け付けた呼の設定要求を廃棄する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ATM(Asynchro
nous Transfer Mode)スイッチに関し、特に、必要の都
度、各端末間を接続させるSVC(Switched Virtual C
hannel)サービスにおける呼の設定要求受付時の輻輳制
御方法に関する。
nous Transfer Mode)スイッチに関し、特に、必要の都
度、各端末間を接続させるSVC(Switched Virtual C
hannel)サービスにおける呼の設定要求受付時の輻輳制
御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】ATMスイッチはATMインタフェース
を備えており、そのATMインタフェースを介して複数
のATM端末、ATMコンセントレータ、ルータ等のA
TM機器がATMスイッチに接続されることによりネッ
トワークを構成する。
を備えており、そのATMインタフェースを介して複数
のATM端末、ATMコンセントレータ、ルータ等のA
TM機器がATMスイッチに接続されることによりネッ
トワークを構成する。
【0003】このATMスイッチにおけるSVCサービ
スでは、必要の都度、各端末間を接続させるため、発信
端末から呼(コネクション)の設定要求(SETUP)
であるシグナリングメッセージをATMスイッチに送出
し、発信端末とATMスイッチとで相手先や帯域等をネ
ゴシエーションして呼の設定を行っている。ATMスイ
ッチでは、複数のATM機器からのシグナリングメッセ
ージを処理するため、シグナリングメッセージ受信用の
バッファを備え、このバッファに複数のATM機器から
のシグナリングメッセージを一時的に保持し、バッファ
からシグナリングメッセージを取りだして順次呼設定を
行っている。
スでは、必要の都度、各端末間を接続させるため、発信
端末から呼(コネクション)の設定要求(SETUP)
であるシグナリングメッセージをATMスイッチに送出
し、発信端末とATMスイッチとで相手先や帯域等をネ
ゴシエーションして呼の設定を行っている。ATMスイ
ッチでは、複数のATM機器からのシグナリングメッセ
ージを処理するため、シグナリングメッセージ受信用の
バッファを備え、このバッファに複数のATM機器から
のシグナリングメッセージを一時的に保持し、バッファ
からシグナリングメッセージを取りだして順次呼設定を
行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したATMスイッ
チにおいて、例えば、ATM機器の一斉立上げ、高性能
なATM機器からの短時間のコネクションの設定要求、
ATM機器の誤動作/故障などにより、シグナリングメ
ッセージがATMスイッチに集中し、ATMスイッチの
シグナリング処理性能では処理仕切れないと、輻輳が発
生する可能性がある。このような場合、従来の技術にお
けるATMスイッチでは、各ATM機器からのシグナリ
ングメッセージを保持するシグナリングメッセージ受信
用のバッファがオーバフローすると、それが解消される
まで、それ以降に受信されたシグナリングメッセージ
は、セルレベルまたはパケットレベルですべて廃棄して
いる。
チにおいて、例えば、ATM機器の一斉立上げ、高性能
なATM機器からの短時間のコネクションの設定要求、
ATM機器の誤動作/故障などにより、シグナリングメ
ッセージがATMスイッチに集中し、ATMスイッチの
シグナリング処理性能では処理仕切れないと、輻輳が発
生する可能性がある。このような場合、従来の技術にお
けるATMスイッチでは、各ATM機器からのシグナリ
ングメッセージを保持するシグナリングメッセージ受信
用のバッファがオーバフローすると、それが解消される
まで、それ以降に受信されたシグナリングメッセージ
は、セルレベルまたはパケットレベルですべて廃棄して
いる。
【0005】上記従来技術の場合、シグナリングメッセ
ージ受信用のバッファ容量が大きければオーバフローの
発生する可能性は低くなる。しかし、バッファ容量が大
きいとシグナリングメッセージがバッファに保持される
時間が長くなることがある。シグナリングメッセージが
長い時間バッファ内に保持された場合に、シグナリング
メッセージを処理したときに、コネクションの設定要求
を送信したATM機器側では、シグナリングメッセージ
の送出から応答までの時間を監視しているので、タイム
アウトによりシグナリングメッセージの再送を行う可能
性がある。特に、輻輳が発生している間は、ATMスイ
ッチに接続されるすべてのATM機器からのコネクショ
ンの設定要求が廃棄され、コネクション設定要求の再送
が多発する。また、シグナリング処理性能が向上しても
限度はあるので、輻輳の問題は解決しない。
ージ受信用のバッファ容量が大きければオーバフローの
発生する可能性は低くなる。しかし、バッファ容量が大
きいとシグナリングメッセージがバッファに保持される
時間が長くなることがある。シグナリングメッセージが
長い時間バッファ内に保持された場合に、シグナリング
メッセージを処理したときに、コネクションの設定要求
を送信したATM機器側では、シグナリングメッセージ
の送出から応答までの時間を監視しているので、タイム
アウトによりシグナリングメッセージの再送を行う可能
性がある。特に、輻輳が発生している間は、ATMスイ
ッチに接続されるすべてのATM機器からのコネクショ
ンの設定要求が廃棄され、コネクション設定要求の再送
が多発する。また、シグナリング処理性能が向上しても
限度はあるので、輻輳の問題は解決しない。
【0006】本発明の目的は、特定のATM機器からの
多量のコネクションの設定要求により輻輳が発生した場
合でも、他のATM機器からのコネクションの設定要求
はその輻輳の影響を受けないATMスイッチ及び呼輻輳
制御方法を提供することにある。
多量のコネクションの設定要求により輻輳が発生した場
合でも、他のATM機器からのコネクションの設定要求
はその輻輳の影響を受けないATMスイッチ及び呼輻輳
制御方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するために、入力された呼を交換するATMスイッチ
において、前記呼の設定要求を受け付ける受付手段と、
前記受付手段により受け付けられた呼の設定要求を保持
する保持手段と、前記保持手段から、保持されている呼
の設定要求を取りだし、取りだした呼の設定要求に従っ
て呼を確立する確立手段と、前記保持手段に保持されて
いる呼の設定要求であって、前記呼の設定要求のあらか
じめ定めたクラスごとの呼の設定要求である当該呼の設
定要求の数が、前記クラスごとにあらかじめ定められ
た、呼の設定要求の数と等しい当該クラスを検出する検
出手段と、前記検出手段により当該クラスが検出された
ときに、前記受付手段で受け付けられた呼の設定要求が
前記検出手段により検出されたクラスの呼の設定要求で
ある場合には、当該受付手段で受け付けられた、当該ク
ラスの呼の設定要求を廃棄する廃棄手段とを有する。
決するために、入力された呼を交換するATMスイッチ
において、前記呼の設定要求を受け付ける受付手段と、
前記受付手段により受け付けられた呼の設定要求を保持
する保持手段と、前記保持手段から、保持されている呼
の設定要求を取りだし、取りだした呼の設定要求に従っ
て呼を確立する確立手段と、前記保持手段に保持されて
いる呼の設定要求であって、前記呼の設定要求のあらか
じめ定めたクラスごとの呼の設定要求である当該呼の設
定要求の数が、前記クラスごとにあらかじめ定められ
た、呼の設定要求の数と等しい当該クラスを検出する検
出手段と、前記検出手段により当該クラスが検出された
ときに、前記受付手段で受け付けられた呼の設定要求が
前記検出手段により検出されたクラスの呼の設定要求で
ある場合には、当該受付手段で受け付けられた、当該ク
ラスの呼の設定要求を廃棄する廃棄手段とを有する。
【0008】また、呼の設定要求を受け付け、受け付け
た呼の設定要求を保持し、保持している呼の設定要求を
取りだし、取りだした呼の設定要求に従って呼を確立す
るATMスイッチにおける呼輻輳制御方法としては、前
記保持している呼の設定要求であって、前記呼の設定要
求のあらかじめ定めたクラスごとの呼の設定要求である
当該呼の設定要求の数が、前記クラスごとにあらかじめ
定められた、呼の設定要求の数と等しい当該クラスを検
出し、当該クラスが検出されたときに、前記受け付けた
呼の設定要求が前記検出されたクラスの呼の設定要求で
ある場合には、当該受け付けた、当該クラスの呼の設定
要求を廃棄する。また、他の呼輻輳制御方法としては、
前記保持している呼の設定要求であって、前記呼の設定
要求のあらかじめ定めたクラスごとの呼の設定要求であ
る当該呼の設定要求の数が、前記クラスごとにあらかじ
め定められた、呼の設定要求の数と等しい当該クラスを
検出し、当該クラスが検出されたときに、前記保持して
いる、当該クラスの呼の設定要求を廃棄する。この場
合、廃棄する呼の設定要求は、保持している呼の設定要
求であるので、廃棄する呼の設定要求の数は、予め定め
ておくことができる。
た呼の設定要求を保持し、保持している呼の設定要求を
取りだし、取りだした呼の設定要求に従って呼を確立す
るATMスイッチにおける呼輻輳制御方法としては、前
記保持している呼の設定要求であって、前記呼の設定要
求のあらかじめ定めたクラスごとの呼の設定要求である
当該呼の設定要求の数が、前記クラスごとにあらかじめ
定められた、呼の設定要求の数と等しい当該クラスを検
出し、当該クラスが検出されたときに、前記受け付けた
呼の設定要求が前記検出されたクラスの呼の設定要求で
ある場合には、当該受け付けた、当該クラスの呼の設定
要求を廃棄する。また、他の呼輻輳制御方法としては、
前記保持している呼の設定要求であって、前記呼の設定
要求のあらかじめ定めたクラスごとの呼の設定要求であ
る当該呼の設定要求の数が、前記クラスごとにあらかじ
め定められた、呼の設定要求の数と等しい当該クラスを
検出し、当該クラスが検出されたときに、前記保持して
いる、当該クラスの呼の設定要求を廃棄する。この場
合、廃棄する呼の設定要求は、保持している呼の設定要
求であるので、廃棄する呼の設定要求の数は、予め定め
ておくことができる。
【0009】このように処理することにより、ATMス
イッチにおいて、コネクションの設定要求をポートや設
定要求メッセージの情報要素の内容でクラス分けして、
クラス毎に輻輳制御を行うことができる。例えば、接続
されるATM機器の一斉立上げ、故障や異常等により短
時間に多量のコネクションの設定要求を受信した場合で
も、輻輳が他のクラスに影響せずに、コネクションの設
定要求を受け付けることが可能となる。
イッチにおいて、コネクションの設定要求をポートや設
定要求メッセージの情報要素の内容でクラス分けして、
クラス毎に輻輳制御を行うことができる。例えば、接続
されるATM機器の一斉立上げ、故障や異常等により短
時間に多量のコネクションの設定要求を受信した場合で
も、輻輳が他のクラスに影響せずに、コネクションの設
定要求を受け付けることが可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。まず、ATMスイッチにおいて、
輻輳のクラス分けをポート単位に行った場合の呼輻輳制
御方法を示す。
を参照して説明する。まず、ATMスイッチにおいて、
輻輳のクラス分けをポート単位に行った場合の呼輻輳制
御方法を示す。
【0011】図1に、本発明が適用されるATMスイッ
チ100の構成を示す。ATMスイッチ100は、スイ
ッチの制御を行うためのスイッチ制御部110、スイッ
チ部120、及び、回線インタフェース部130の大き
く3つの部分から構成される。回線インタフェース部1
30には、様々な物理仕様を持つポートが用意され、そ
の先にATM端末140A、BおよびCやATMスイッ
チ100Bが接続される。ポートにATM端末140が
接続されている場合は、その間の接続仕様はUNI(Use
r Network Interface)に基づき、ポートにATMスイッ
チ100が接続されている場合は、その間の接続仕様は
NNI(Network Network Interface)に基づいている。
なお、これらの接続仕様の標準化は、ATM Foru
mやITU−T(International Telecommunication Uni
on-Telecommunication Standardization Sector)で行わ
れている。また、各ポートは、各ATM端末からの呼の
設定要求を受け付ける受付手段でもある。
チ100の構成を示す。ATMスイッチ100は、スイ
ッチの制御を行うためのスイッチ制御部110、スイッ
チ部120、及び、回線インタフェース部130の大き
く3つの部分から構成される。回線インタフェース部1
30には、様々な物理仕様を持つポートが用意され、そ
の先にATM端末140A、BおよびCやATMスイッ
チ100Bが接続される。ポートにATM端末140が
接続されている場合は、その間の接続仕様はUNI(Use
r Network Interface)に基づき、ポートにATMスイッ
チ100が接続されている場合は、その間の接続仕様は
NNI(Network Network Interface)に基づいている。
なお、これらの接続仕様の標準化は、ATM Foru
mやITU−T(International Telecommunication Uni
on-Telecommunication Standardization Sector)で行わ
れている。また、各ポートは、各ATM端末からの呼の
設定要求を受け付ける受付手段でもある。
【0012】また、スイッチ部120は、設定された行
き先にしたがってルーティング情報の変換を行うための
VPI(Virtual Path Identifier)/VCI(Virtual Ch
annel Identifier)変換テーブル182と、セルの分解
と組立てとを行うセル分解組立て183と、呼の交換を
行うスイッチ181とを備える。
き先にしたがってルーティング情報の変換を行うための
VPI(Virtual Path Identifier)/VCI(Virtual Ch
annel Identifier)変換テーブル182と、セルの分解
と組立てとを行うセル分解組立て183と、呼の交換を
行うスイッチ181とを備える。
【0013】スイッチ制御部110は、シグナリングメ
ッセージを保持するための保持手段であるメッセージ受
信バッファ184と、クラスごとに呼輻輳制御を行う呼
輻輳制御部157と、UNIのシグナリング処理を行う
UNIシグナリング処理153と、NNIのシグナリン
グ処理を行うNNIシグナリング処理154と、呼の制
御を行う呼制御151と、ATMアドレスと接続ポート
とを対応させて記憶しているルーティングテーブル15
2と、ルーティングテーブル152を設定するPNNI
(Private Network Network Interface)処理160
と、初期化時にATM端末に対してATMアドレスを与
えるILMI(Interim Local ManagementInterface)処
理170と、呼制御151により参照される呼管理テー
ブル156とを備える。UNIシグナリング処理153
とNNIシグナリング処理154と呼制御151とは、
呼の確立のための確立手段である。
ッセージを保持するための保持手段であるメッセージ受
信バッファ184と、クラスごとに呼輻輳制御を行う呼
輻輳制御部157と、UNIのシグナリング処理を行う
UNIシグナリング処理153と、NNIのシグナリン
グ処理を行うNNIシグナリング処理154と、呼の制
御を行う呼制御151と、ATMアドレスと接続ポート
とを対応させて記憶しているルーティングテーブル15
2と、ルーティングテーブル152を設定するPNNI
(Private Network Network Interface)処理160
と、初期化時にATM端末に対してATMアドレスを与
えるILMI(Interim Local ManagementInterface)処
理170と、呼制御151により参照される呼管理テー
ブル156とを備える。UNIシグナリング処理153
とNNIシグナリング処理154と呼制御151とは、
呼の確立のための確立手段である。
【0014】また、呼輻輳制御部157は、メッセージ
を送受信し、輻輳検出を行う検出手段を備えるメッセー
ジ送受信処理185と、受信したメッセージを一時的に
保持しているシグナリングメッセージ受信バッファ18
6と、シグナリングメッセージをUNIシグナリング処
理153およびNNIシグナリング処理154と送受信
するシグナリングメッセージ送受信処理155と、送信
するメッセージを一時的に保持するメッセージ送信バッ
ファ187と、輻輳時にメッセージを廃棄する廃棄手段
のメッセージ廃棄処理460と、シグナリングメッセー
ジ受信バッファ186に記憶可能な各クラスごとの呼数
を定義し、また、シグナリングメッセージ受信バッファ
186に記憶している各クラスごとの呼数をカウントす
る呼数設定テーブル440とを備える。シグナリングメ
ッセージ受信バッファ186は、プロトコル処理の種類
ごとに設けられる。図1においては、UNIシグナリン
グ処理153およびNNIシグナリング処理154に対
して、一つのシグナリングメッセージ受信バッファが設
けられ、PNNI処理160とILMI処理170とに
対応してそれぞれシグナリングメッセージ受信バッファ
が設けられる。メッセージ送受信処理185では、メッ
セージに含まれるメッセージタイプを検出し、メッセー
ジタイプに対応するプロトコルを判別し、対応するプロ
トコル処理のシグナリングメッセージ受信バッファにメ
ッセージを記憶させる。また、メッセージ送受信処理1
85は、シグナリングメッセージ受信バッファに記憶し
ているメッセージの数を、各クラスごと(ここでは、メ
ッセージを入力したポートごと)にカウンタにより計数
し、その計数値と予め定めた各クラスごとのメッセージ
数と比較し、それらが同じであれば輻輳検出とし、輻輳
が検出されたときには受信メッセージを廃棄するよう
に、メッセージ廃棄処理460にメッセージを渡す。
を送受信し、輻輳検出を行う検出手段を備えるメッセー
ジ送受信処理185と、受信したメッセージを一時的に
保持しているシグナリングメッセージ受信バッファ18
6と、シグナリングメッセージをUNIシグナリング処
理153およびNNIシグナリング処理154と送受信
するシグナリングメッセージ送受信処理155と、送信
するメッセージを一時的に保持するメッセージ送信バッ
ファ187と、輻輳時にメッセージを廃棄する廃棄手段
のメッセージ廃棄処理460と、シグナリングメッセー
ジ受信バッファ186に記憶可能な各クラスごとの呼数
を定義し、また、シグナリングメッセージ受信バッファ
186に記憶している各クラスごとの呼数をカウントす
る呼数設定テーブル440とを備える。シグナリングメ
ッセージ受信バッファ186は、プロトコル処理の種類
ごとに設けられる。図1においては、UNIシグナリン
グ処理153およびNNIシグナリング処理154に対
して、一つのシグナリングメッセージ受信バッファが設
けられ、PNNI処理160とILMI処理170とに
対応してそれぞれシグナリングメッセージ受信バッファ
が設けられる。メッセージ送受信処理185では、メッ
セージに含まれるメッセージタイプを検出し、メッセー
ジタイプに対応するプロトコルを判別し、対応するプロ
トコル処理のシグナリングメッセージ受信バッファにメ
ッセージを記憶させる。また、メッセージ送受信処理1
85は、シグナリングメッセージ受信バッファに記憶し
ているメッセージの数を、各クラスごと(ここでは、メ
ッセージを入力したポートごと)にカウンタにより計数
し、その計数値と予め定めた各クラスごとのメッセージ
数と比較し、それらが同じであれば輻輳検出とし、輻輳
が検出されたときには受信メッセージを廃棄するよう
に、メッセージ廃棄処理460にメッセージを渡す。
【0015】つぎに、図1を参照して、ATM端末14
0AがATM端末140BとSVCサービスを利用して
通信を行う場合の処理概要を説明する。ATM端末14
0Aおよび140Bには、あらかじめ初期化時にILM
I処理170によりATMアドレスが与えられ、PNN
I処理160によりATMアドレスと接続されるポート
との対応がルーティングテーブル152に登録される。
0AがATM端末140BとSVCサービスを利用して
通信を行う場合の処理概要を説明する。ATM端末14
0Aおよび140Bには、あらかじめ初期化時にILM
I処理170によりATMアドレスが与えられ、PNN
I処理160によりATMアドレスと接続されるポート
との対応がルーティングテーブル152に登録される。
【0016】ATM端末140Aは、ATM端末140
Bとの呼設定要求メッセージ(以下、SETUPメッセ
ージと称す)をポート毎に用意されているシグナリング
用チャネルに送信する。シグナリング用チャネルの標準
仕様のデフォルト値は、VPI/VCI=0/5となっ
ている。シグナリング用チャネルはVPI/VCI変換
テーブル182により制御用ポート188にスイッチン
グされる。制御用ポート188宛のセルは、セル分解組
立183において、メッセージ受信バッファ184に格
納され、各宛先ごとの複数のセルを一つのフレーム構成
にしたサービスデータユニットに組み立てられる。ま
た、セル分解組立183は、メッセージが入力された入
力ポート番号をメッセージ190の入力ポート番号19
3の領域に付加する。メッセージが入力された入力ポー
ト番号は、スイッチ181から指示される。メッセージ
受信バッファ184は、セルの分解組立てに利用される
ため、複数のサービスデータユニットが格納されるよう
に十分な容量が確保されている。メッセージ受信バッフ
ァ184内には、組立が完了したメッセージや組立途中
のメッセージが存在する。メッセージ受信バッファ18
4内でのメッセージ190は、図1に示す191から1
96に示すような情報で格納されているものとする。セ
ル分解組立183において、組立が完了したメッセージ
に対して組立て完了フラグ191がセットされる。メッ
セージ送受信処理185は、メッセージ受信バッファ1
84に記憶されているメッセージの組立完了フラグ19
1を見て組立が完了しているメッセージであるか否かを
確認し、組立が完了しているメッセージのメッセージタ
イプ192を検出し、メッセージタイプに対応するシグ
ナリング処理のシグナリングメッセージ受信バッファ1
86へメッセージを転送する。シグナリングメッセージ
送受信処理155は、シグナリングメッセージ受信バッ
ファ186からメッセージを取り出して、UNIシグナ
リング処理153またはNNIシグナリング処理154
にメッセージを渡す。このようにして、ATM端末14
0AからのSETUPメッセージは上述した手順で、U
NIシグナリング処理153に渡される。つぎに、呼制
御151では、ルーティングテーブル152を参照し
て、通信相手であるATM端末140BのUNIシグナ
リング処理153を特定し、呼管理テーブル156によ
り新たにコネクションを設定するのに必要なリソースが
あるか否かのチェック等を行い、リソースの確保に問題
なければ、ATM端末100AからATM端末140B
へSETUPメッセージを送信する。このような一連の
処理158により、ATM端末140AとATM端末1
40Bとの通信のためのコネクション159が設定され
る。
Bとの呼設定要求メッセージ(以下、SETUPメッセ
ージと称す)をポート毎に用意されているシグナリング
用チャネルに送信する。シグナリング用チャネルの標準
仕様のデフォルト値は、VPI/VCI=0/5となっ
ている。シグナリング用チャネルはVPI/VCI変換
テーブル182により制御用ポート188にスイッチン
グされる。制御用ポート188宛のセルは、セル分解組
立183において、メッセージ受信バッファ184に格
納され、各宛先ごとの複数のセルを一つのフレーム構成
にしたサービスデータユニットに組み立てられる。ま
た、セル分解組立183は、メッセージが入力された入
力ポート番号をメッセージ190の入力ポート番号19
3の領域に付加する。メッセージが入力された入力ポー
ト番号は、スイッチ181から指示される。メッセージ
受信バッファ184は、セルの分解組立てに利用される
ため、複数のサービスデータユニットが格納されるよう
に十分な容量が確保されている。メッセージ受信バッフ
ァ184内には、組立が完了したメッセージや組立途中
のメッセージが存在する。メッセージ受信バッファ18
4内でのメッセージ190は、図1に示す191から1
96に示すような情報で格納されているものとする。セ
ル分解組立183において、組立が完了したメッセージ
に対して組立て完了フラグ191がセットされる。メッ
セージ送受信処理185は、メッセージ受信バッファ1
84に記憶されているメッセージの組立完了フラグ19
1を見て組立が完了しているメッセージであるか否かを
確認し、組立が完了しているメッセージのメッセージタ
イプ192を検出し、メッセージタイプに対応するシグ
ナリング処理のシグナリングメッセージ受信バッファ1
86へメッセージを転送する。シグナリングメッセージ
送受信処理155は、シグナリングメッセージ受信バッ
ファ186からメッセージを取り出して、UNIシグナ
リング処理153またはNNIシグナリング処理154
にメッセージを渡す。このようにして、ATM端末14
0AからのSETUPメッセージは上述した手順で、U
NIシグナリング処理153に渡される。つぎに、呼制
御151では、ルーティングテーブル152を参照し
て、通信相手であるATM端末140BのUNIシグナ
リング処理153を特定し、呼管理テーブル156によ
り新たにコネクションを設定するのに必要なリソースが
あるか否かのチェック等を行い、リソースの確保に問題
なければ、ATM端末100AからATM端末140B
へSETUPメッセージを送信する。このような一連の
処理158により、ATM端末140AとATM端末1
40Bとの通信のためのコネクション159が設定され
る。
【0017】次に、本発明における輻輳制御動作を説明
する。以下では、ATMスイッチ100に4つのポート
がある場合であって、各ポートごとにクラスを分けた場
合、すなわち4つのクラスに分けた場合の動作について
説明する。各ポートに対応するクラスは、呼数設定テー
ブル440に予め定義しておく。
する。以下では、ATMスイッチ100に4つのポート
がある場合であって、各ポートごとにクラスを分けた場
合、すなわち4つのクラスに分けた場合の動作について
説明する。各ポートに対応するクラスは、呼数設定テー
ブル440に予め定義しておく。
【0018】図2に、図1に示す呼数設定テーブル44
0の一態様である設定呼数設定テーブル200を示す。
呼数設定テーブル200には、シグナリングメッセージ
受信バッファ186に記憶可能な各クラスごとの呼数が
予め設定される。呼数設定テーブル200は、クラス2
10と呼数220とを1組とするエントリをクラス数分
持つ。呼数220は、シグナリングメッセージ受信バッ
ファに記憶しておくことができるメッセージ数であり、
管理者が予め設定する。この例では、ポート0から3が
図1に示すATM端末140A〜140C、ATMスイ
ッチ100Bにそれぞれ対応するものとして値を設定し
ている。
0の一態様である設定呼数設定テーブル200を示す。
呼数設定テーブル200には、シグナリングメッセージ
受信バッファ186に記憶可能な各クラスごとの呼数が
予め設定される。呼数設定テーブル200は、クラス2
10と呼数220とを1組とするエントリをクラス数分
持つ。呼数220は、シグナリングメッセージ受信バッ
ファに記憶しておくことができるメッセージ数であり、
管理者が予め設定する。この例では、ポート0から3が
図1に示すATM端末140A〜140C、ATMスイ
ッチ100Bにそれぞれ対応するものとして値を設定し
ている。
【0019】図3に、図1に示す呼数設定テーブル44
0の一態様である受付カウンタ300を示す。受付カウ
ンタ300は、シグナリングメッセージ受信バッファに
記憶しているメッセージの数を、各クラスごとに計数す
る。受付カウンタ300は、クラス310とカウンタ3
20とを1組とするエントリをクラス数分持つ。カウン
タ320は初期状態では、0となっている。図2で示し
た呼数設定テーブル200のエントリにカウンタ320
を加えたエントリとして、図4に示すような呼数設定テ
ーブル440を構成するようにしてもよい。
0の一態様である受付カウンタ300を示す。受付カウ
ンタ300は、シグナリングメッセージ受信バッファに
記憶しているメッセージの数を、各クラスごとに計数す
る。受付カウンタ300は、クラス310とカウンタ3
20とを1組とするエントリをクラス数分持つ。カウン
タ320は初期状態では、0となっている。図2で示し
た呼数設定テーブル200のエントリにカウンタ320
を加えたエントリとして、図4に示すような呼数設定テ
ーブル440を構成するようにしてもよい。
【0020】図4に、本発明における呼輻輳制御部15
7の構成を示す。本発明における呼輻輳制御は、図1に
おける呼輻輳制御部157の部分において行われる。図
2および3で示した呼数設定テーブル200および受付
カウンタ300は、図4に示すように、クラスx442
と呼数T(x)444とカウンタC(x)446とを1
組とするエントリとして持つ呼数設定テーブル440と
する。メッセージ送受信処理185は、輻輳検出を行う
輻輳検出処理410、および、カウンタC(x)446
をカウントアップさせるカウントアップ処理430を備
える。輻輳を検出した場合にメッセージを廃棄するメッ
セージ廃棄処理460は輻輳検出処理410に接続され
る。シグナリングメッセージ送受信処理155には、カ
ウンタC(x)446をカウントダウンさせるカウント
ダウン処理450を備える。
7の構成を示す。本発明における呼輻輳制御は、図1に
おける呼輻輳制御部157の部分において行われる。図
2および3で示した呼数設定テーブル200および受付
カウンタ300は、図4に示すように、クラスx442
と呼数T(x)444とカウンタC(x)446とを1
組とするエントリとして持つ呼数設定テーブル440と
する。メッセージ送受信処理185は、輻輳検出を行う
輻輳検出処理410、および、カウンタC(x)446
をカウントアップさせるカウントアップ処理430を備
える。輻輳を検出した場合にメッセージを廃棄するメッ
セージ廃棄処理460は輻輳検出処理410に接続され
る。シグナリングメッセージ送受信処理155には、カ
ウンタC(x)446をカウントダウンさせるカウント
ダウン処理450を備える。
【0021】図5に、メッセージ送受信処理185にお
ける輻輳検出処理410およびカウントアップ処理43
0のフローチャートを示す。
ける輻輳検出処理410およびカウントアップ処理43
0のフローチャートを示す。
【0022】図5において、メッセージ送受信処理18
5はメッセージ受信バッファ184から、組立が完了し
たシグナリングメッセージを取り出すと同時に、SET
UPメッセージについて、メッセージ190の入力ポー
ト番号193をチェックして判別することにより入力ポ
ート番号に対応するクラスxを識別する。この場合は、
入力ポート番号に対応するクラスの識別値が同じである
ので、xにポート番号を代入し(ステップ510)、呼
数設定テーブル440のカウンタC(x)446の値と
呼数T(x)444の値とを比較し(ステップ52
0)、C(x)446の値がT(x)444の値より小
さい場合は輻輳は検出していないものとして、シグナリ
ングメッセージ受信バッファ186へメッセージを転送
し(ステップ530)、転送完了したならば(ステップ
540)、カウンタC(x)の値に1を加算してカウン
トアップ処理を行う(ステップ430)。C(x)44
6の値がT(x)444の値以上の場合は輻輳を検出し
たものとして(ステップ520)、このSETUPメッ
セージを廃棄するメッセージ廃棄処理を行う(ステップ
460A)。
5はメッセージ受信バッファ184から、組立が完了し
たシグナリングメッセージを取り出すと同時に、SET
UPメッセージについて、メッセージ190の入力ポー
ト番号193をチェックして判別することにより入力ポ
ート番号に対応するクラスxを識別する。この場合は、
入力ポート番号に対応するクラスの識別値が同じである
ので、xにポート番号を代入し(ステップ510)、呼
数設定テーブル440のカウンタC(x)446の値と
呼数T(x)444の値とを比較し(ステップ52
0)、C(x)446の値がT(x)444の値より小
さい場合は輻輳は検出していないものとして、シグナリ
ングメッセージ受信バッファ186へメッセージを転送
し(ステップ530)、転送完了したならば(ステップ
540)、カウンタC(x)の値に1を加算してカウン
トアップ処理を行う(ステップ430)。C(x)44
6の値がT(x)444の値以上の場合は輻輳を検出し
たものとして(ステップ520)、このSETUPメッ
セージを廃棄するメッセージ廃棄処理を行う(ステップ
460A)。
【0023】また、図6に、シグナリングメッセージ送
受信処理155におけるカウントダウン処理を示す。シ
グナリングメッセージ送受信処理155はシグナリング
メッセージ受信バッファ186から、シグナリングメッ
セージを取り出すと同時に、SETUPメッセージにつ
いて入力ポートをチェックし、xにポート番号を代入し
(ステップ610)、カウンタC(x)の値から1を減
算してカウントダウン処理を行う(ステップ450)。
受信処理155におけるカウントダウン処理を示す。シ
グナリングメッセージ送受信処理155はシグナリング
メッセージ受信バッファ186から、シグナリングメッ
セージを取り出すと同時に、SETUPメッセージにつ
いて入力ポートをチェックし、xにポート番号を代入し
(ステップ610)、カウンタC(x)の値から1を減
算してカウントダウン処理を行う(ステップ450)。
【0024】このように処理することにより、シグナリ
ングメッセージ受信バッファ186に記憶している呼数
をポートごとに制限することができ、輻輳をポートごと
に制御することができる。本発明によれば、特定のAT
M機器からの多量のコネクションの設定要求により輻輳
が発生した場合でも、他のATM機器からのコネクショ
ンの設定要求はその輻輳の影響を受けることがない。
ングメッセージ受信バッファ186に記憶している呼数
をポートごとに制限することができ、輻輳をポートごと
に制御することができる。本発明によれば、特定のAT
M機器からの多量のコネクションの設定要求により輻輳
が発生した場合でも、他のATM機器からのコネクショ
ンの設定要求はその輻輳の影響を受けることがない。
【0025】つぎに、本発明の第二の実施の形態を図面
を参照して説明する。第二の実施の形態では、輻輳時
に、シグナリングメッセージ受信バッファ186に記憶
しているメッセージを廃棄する場合のメッセージ廃棄処
理460Bについて示す。
を参照して説明する。第二の実施の形態では、輻輳時
に、シグナリングメッセージ受信バッファ186に記憶
しているメッセージを廃棄する場合のメッセージ廃棄処
理460Bについて示す。
【0026】図7に、シグナリングメッセージ受信バッ
ファ186の説明図(a)と、メッセージ廃棄処理46
0B(b)を示す。図7(a)は、シグナリングメッセ
ージ受信バッファ186にメッセージが格納されている
イメージを示している。M(x,y)はメッセージの配
列であり、xはクラスを示し、yはメッセージの格納順
序を示す。メッセージは最大T(x)個格納される。廃
棄の対象となるシグナリングメッセージは、SETUP
メッセージである。
ファ186の説明図(a)と、メッセージ廃棄処理46
0B(b)を示す。図7(a)は、シグナリングメッセ
ージ受信バッファ186にメッセージが格納されている
イメージを示している。M(x,y)はメッセージの配
列であり、xはクラスを示し、yはメッセージの格納順
序を示す。メッセージは最大T(x)個格納される。廃
棄の対象となるシグナリングメッセージは、SETUP
メッセージである。
【0027】次に、本発明の第二の実施の形態における
動作を説明する。以下では、輻輳時に、シグナリングメ
ッセージ受信バッファ186からメッセージを廃棄する
比率を廃棄率p(0≦p≦1)とし、呼数T(x)に廃
棄率pを乗算し、整数値に切り上げた値を廃棄呼数Dと
して動作を説明する。
動作を説明する。以下では、輻輳時に、シグナリングメ
ッセージ受信バッファ186からメッセージを廃棄する
比率を廃棄率p(0≦p≦1)とし、呼数T(x)に廃
棄率pを乗算し、整数値に切り上げた値を廃棄呼数Dと
して動作を説明する。
【0028】図7(b)にメッセージ廃棄処理460B
を示す。図7(b)においては、シグナリングメッセー
ジ受信バッファ186に格納されているSETUPメッ
セージのうち古い、すなわち到着の早いSETUPメッ
セージから廃棄呼数D分を廃棄し、残りの呼数(T
(x)−D)分のSETUPメッセージの格納順序yを
順次置き換えていく。
を示す。図7(b)においては、シグナリングメッセー
ジ受信バッファ186に格納されているSETUPメッ
セージのうち古い、すなわち到着の早いSETUPメッ
セージから廃棄呼数D分を廃棄し、残りの呼数(T
(x)−D)分のSETUPメッセージの格納順序yを
順次置き換えていく。
【0029】図5において輻輳を検出した場合(ステッ
プ520)、図7(b)において、輻輳を検出したクラ
スxにより、呼数T(x)に廃棄率pを乗算し、整数値
に切り上げた値を廃棄呼数Dに代入する(ステップ72
0)。メッセージ格納順序を示す変数yを1に初期化す
る(ステップ730)。変数yは1インクリメントしな
がら(ステップ748)、T(x)になるまで以下に示
す処理(ステップ744、746、750)をループさ
せる。変数yの値が(呼数T(x)−廃棄呼数D)の値
以下である場合は(ステップ744)、メッセージM
(x,y)をM(x,y+D)に置き換える(ステップ
746)。変数yの値が(呼数T(x)−廃棄呼数D)
の値より大きい場合は(ステップ744)、メッセージ
M(x,y)を未使用状態にする(ステップ750)。
これらの処理により、シグナリングメッセージ受信バッ
ファ186に格納するSETUPメッセージのうち到着
の早いSETUPメッセージから廃棄呼数D分のSET
UPメッセージを廃棄することになる。
プ520)、図7(b)において、輻輳を検出したクラ
スxにより、呼数T(x)に廃棄率pを乗算し、整数値
に切り上げた値を廃棄呼数Dに代入する(ステップ72
0)。メッセージ格納順序を示す変数yを1に初期化す
る(ステップ730)。変数yは1インクリメントしな
がら(ステップ748)、T(x)になるまで以下に示
す処理(ステップ744、746、750)をループさ
せる。変数yの値が(呼数T(x)−廃棄呼数D)の値
以下である場合は(ステップ744)、メッセージM
(x,y)をM(x,y+D)に置き換える(ステップ
746)。変数yの値が(呼数T(x)−廃棄呼数D)
の値より大きい場合は(ステップ744)、メッセージ
M(x,y)を未使用状態にする(ステップ750)。
これらの処理により、シグナリングメッセージ受信バッ
ファ186に格納するSETUPメッセージのうち到着
の早いSETUPメッセージから廃棄呼数D分のSET
UPメッセージを廃棄することになる。
【0030】メッセージ廃棄後は、カウンタC(x)か
ら廃棄呼数D分を減算し(ステップ760)、図5に示
す処理ステップ520を行う(ステップ550)。この
場合、輻輳を検出した時点のSETUPメッセージは、
上述したメッセージ廃棄処理460Bを行なった結果、
輻輳が解消されているのでシグナリングメッセージ受信
バッファ186へ転送できることになる。
ら廃棄呼数D分を減算し(ステップ760)、図5に示
す処理ステップ520を行う(ステップ550)。この
場合、輻輳を検出した時点のSETUPメッセージは、
上述したメッセージ廃棄処理460Bを行なった結果、
輻輳が解消されているのでシグナリングメッセージ受信
バッファ186へ転送できることになる。
【0031】このように処理することにより、輻輳時
に、シグナリングメッセージ受信バッファ186に格納
されているSETUPメッセージを廃棄することができ
る。また、到着の早いSETUPメッセージを廃棄する
代わりに、シグナリングメッセージ受信バッファ186
に格納されている他のSETUPメッセージを廃棄する
ようにしてよい。
に、シグナリングメッセージ受信バッファ186に格納
されているSETUPメッセージを廃棄することができ
る。また、到着の早いSETUPメッセージを廃棄する
代わりに、シグナリングメッセージ受信バッファ186
に格納されている他のSETUPメッセージを廃棄する
ようにしてよい。
【0032】つぎに、本発明の第三の実施の形態を図面
を参照して説明する。第三の実施の形態では、上述した
メッセージ廃棄処理460におけるメッセージ廃棄後に
メッセージ廃棄通知処理を行う場合を示している。
を参照して説明する。第三の実施の形態では、上述した
メッセージ廃棄処理460におけるメッセージ廃棄後に
メッセージ廃棄通知処理を行う場合を示している。
【0033】図8に、メッセージ廃棄通知を行うための
シグナリングメッセージの1例であるRELEASE
COMPメッセージ800のフォーマットを示す。RE
LEASE COMPメッセージ800は、シグナリン
グメッセージの共通のヘッダ(810〜840)および
廃棄理由を示す情報要素850から構成される。廃棄理
由としては、ATM Forumの標準仕様に示されて
いる理由の中から、例えば、理由番号「21」の「ca
ll rejected」、理由番号「41」の「te
mporary failure」、理由番号「47」
の「resource unavailable, u
nspecified」を使用してもよいし、上記標準
仕様に示されていない理由番号を指定してもよい。
シグナリングメッセージの1例であるRELEASE
COMPメッセージ800のフォーマットを示す。RE
LEASE COMPメッセージ800は、シグナリン
グメッセージの共通のヘッダ(810〜840)および
廃棄理由を示す情報要素850から構成される。廃棄理
由としては、ATM Forumの標準仕様に示されて
いる理由の中から、例えば、理由番号「21」の「ca
ll rejected」、理由番号「41」の「te
mporary failure」、理由番号「47」
の「resource unavailable, u
nspecified」を使用してもよいし、上記標準
仕様に示されていない理由番号を指定してもよい。
【0034】次に、本発明の第三の実施の形態の動作を
説明する。
説明する。
【0035】図9に、メッセージ廃棄処理460Aにメ
ッセージ廃棄通知を加えた処理を示す。図5で示した処
理ステップ520で輻輳検出した場合のメッセージ廃棄
処理460Aの後、図9において、RELEASE C
OMPメッセージ800を作成し(ステップ910)、
図1で示したメッセージ送信バッファ187にRELE
ASE COMPメッセージを転送し(ステップ92
0)、SETUPメッセージの送信者にRELEASE
COMPメッセージ800が送信される。
ッセージ廃棄通知を加えた処理を示す。図5で示した処
理ステップ520で輻輳検出した場合のメッセージ廃棄
処理460Aの後、図9において、RELEASE C
OMPメッセージ800を作成し(ステップ910)、
図1で示したメッセージ送信バッファ187にRELE
ASE COMPメッセージを転送し(ステップ92
0)、SETUPメッセージの送信者にRELEASE
COMPメッセージ800が送信される。
【0036】また、図10に、第二の実施の形態におけ
るメッセージ廃棄処理460Bにメッセージ廃棄通知を
加えた処理を示す。図7で示した処理ステップ744と
メッセージ廃棄処理750との処理後、図9で示した処
理と同様に、RELEASECOMPメッセージ800
を作成し(ステップ910)、図1で示したメッセージ
送信バッファ187にRELEASE COMPメッセ
ージを転送する(ステップ920)。
るメッセージ廃棄処理460Bにメッセージ廃棄通知を
加えた処理を示す。図7で示した処理ステップ744と
メッセージ廃棄処理750との処理後、図9で示した処
理と同様に、RELEASECOMPメッセージ800
を作成し(ステップ910)、図1で示したメッセージ
送信バッファ187にRELEASE COMPメッセ
ージを転送する(ステップ920)。
【0037】このように処理することにより、メッセー
ジ廃棄処理460におけるメッセージ廃棄後にメッセー
ジ廃棄通知を行うことができ、送信元のATM端末で
は、メッセージが廃棄されたことを認識することができ
る。
ジ廃棄処理460におけるメッセージ廃棄後にメッセー
ジ廃棄通知を行うことができ、送信元のATM端末で
は、メッセージが廃棄されたことを認識することができ
る。
【0038】つぎに、本発明の第四の実施の形態を図面
を参照して説明する。第四の実施の形態では、輻輳検出
処理において、輻輳検出レベルを動的に変化させる処理
について示す。
を参照して説明する。第四の実施の形態では、輻輳検出
処理において、輻輳検出レベルを動的に変化させる処理
について示す。
【0039】図11に、輻輳検出レベル変更処理を示
す。L(x)は、レベル調整変数であり、0≦L(x)
≦1の範囲でクラスx毎に異なる値をあらかじめ指定で
きる。図5で示した処理ステップ520において、呼数
設定テーブル440のカウンタC(x)446の値と呼
数T(x)444の値とを比較する代わりに、呼数T
(x)444の値にレベル調整変数L(x)を乗算した
ものとカウンタC(x)446の値とを比較する(ステ
ップ520A)。
す。L(x)は、レベル調整変数であり、0≦L(x)
≦1の範囲でクラスx毎に異なる値をあらかじめ指定で
きる。図5で示した処理ステップ520において、呼数
設定テーブル440のカウンタC(x)446の値と呼
数T(x)444の値とを比較する代わりに、呼数T
(x)444の値にレベル調整変数L(x)を乗算した
ものとカウンタC(x)446の値とを比較する(ステ
ップ520A)。
【0040】このように処理することにより、輻輳検出
レベルの変更が可能となる。例えば、シグナリング処理
タスクのCPU利用率をレベル調整変数L(x)に反映
させてもよいし、共有しているバッファのバッファ使用
率をレベル調整変数L(x)に反映させてもよい。
レベルの変更が可能となる。例えば、シグナリング処理
タスクのCPU利用率をレベル調整変数L(x)に反映
させてもよいし、共有しているバッファのバッファ使用
率をレベル調整変数L(x)に反映させてもよい。
【0041】つぎに、本発明の第五の実施の形態を図面
を参照して説明する。第五の実施の形態においては、輻
輳のクラス分けをSETUPメッセージに含まれる情報
要素にしたがって行った場合の呼輻輳制御方法を示す。
を参照して説明する。第五の実施の形態においては、輻
輳のクラス分けをSETUPメッセージに含まれる情報
要素にしたがって行った場合の呼輻輳制御方法を示す。
【0042】図12に、SETUPメッセージ1200
のフォーマットを示す。SETUPメッセージ1200
は、シグナリングメッセージの共通のヘッダ(1210
〜1240)とAAL(ATM Adaptation Layer)パラメ
ータ1250を始めとするいくつかの情報要素とを備え
る。
のフォーマットを示す。SETUPメッセージ1200
は、シグナリングメッセージの共通のヘッダ(1210
〜1240)とAAL(ATM Adaptation Layer)パラメ
ータ1250を始めとするいくつかの情報要素とを備え
る。
【0043】図13に輻輳のクラス分けをSETUPメ
ッセージ1200のAALパラメータ1250で行った
場合の、呼数設定テーブル1300を示す。AALパラ
メータ1250には、AALタイプが示されており、音
声、データ、映像等の情報を通信する場合にそれに適し
たサービスタイプを示す。ATM ForumやITU
−Tでは、AALタイプとして、タイプ1、タイプ2、
タイプ3/4、タイプ5が示されており、図13に示す
ように、このタイプ毎にクラス1310を設定すること
ができる。
ッセージ1200のAALパラメータ1250で行った
場合の、呼数設定テーブル1300を示す。AALパラ
メータ1250には、AALタイプが示されており、音
声、データ、映像等の情報を通信する場合にそれに適し
たサービスタイプを示す。ATM ForumやITU
−Tでは、AALタイプとして、タイプ1、タイプ2、
タイプ3/4、タイプ5が示されており、図13に示す
ように、このタイプ毎にクラス1310を設定すること
ができる。
【0044】この場合の動作は、上述した第1の実施の
形態におけるメッセージ送受信処理185において、S
ETUPメッセージから情報要素のAALタイプを読み
取り、AALタイプからクラスを判別する処理を加え
る。他の処理については、同様に行うことができる。
形態におけるメッセージ送受信処理185において、S
ETUPメッセージから情報要素のAALタイプを読み
取り、AALタイプからクラスを判別する処理を加え
る。他の処理については、同様に行うことができる。
【0045】また、AALタイプ以外のSETUPメッ
セージに含まれる情報要素についてあらかじめクラスを
定義するようにしてもよい。
セージに含まれる情報要素についてあらかじめクラスを
定義するようにしてもよい。
【0046】このように処理することにより、シグナリ
ングメッセージ受信バッファ186に記憶している呼数
を情報要素の内容にしたがってクラス分けし、クラスご
とに呼数を制限することができ、輻輳をクラスごとに制
御することができる。本発明によれば、特定のクラスの
多量のコネクションの設定要求により輻輳が発生した場
合でも、他のクラスのコネクションの設定要求はその輻
輳の影響を受けることがない。
ングメッセージ受信バッファ186に記憶している呼数
を情報要素の内容にしたがってクラス分けし、クラスご
とに呼数を制限することができ、輻輳をクラスごとに制
御することができる。本発明によれば、特定のクラスの
多量のコネクションの設定要求により輻輳が発生した場
合でも、他のクラスのコネクションの設定要求はその輻
輳の影響を受けることがない。
【0047】
【発明の効果】本発明によれば、ATMスイッチにおい
て、コネクションの設定要求をポートや設定要求メッセ
ージの情報要素の内容でクラス分けして、クラス毎に輻
輳制御を行うことができる。例えば、接続されるATM
機器の一斉立上げ、故障や異常等により短時間に多量の
コネクションの設定要求を受信した場合でも、輻輳が他
のクラスに影響せずに、コネクションの設定要求を受け
付けることが可能となる。
て、コネクションの設定要求をポートや設定要求メッセ
ージの情報要素の内容でクラス分けして、クラス毎に輻
輳制御を行うことができる。例えば、接続されるATM
機器の一斉立上げ、故障や異常等により短時間に多量の
コネクションの設定要求を受信した場合でも、輻輳が他
のクラスに影響せずに、コネクションの設定要求を受け
付けることが可能となる。
【図1】ATMスイッチの構成および処理概要を示す説
明図である。
明図である。
【図2】呼数設定テーブルの構成図である。
【図3】受付カウンタの構成図である。
【図4】呼輻輳制御方法の原理を示す説明図である。
【図5】輻輳検出処理のフロー図である。
【図6】カウントダウン処理のフロー図である。
【図7】(a)シグナリングメッセージ受信バッファの
メッセージが格納されているイメージを示す説明図であ
る。(b)メッセージ廃棄処理のフロー図である。
メッセージが格納されているイメージを示す説明図であ
る。(b)メッセージ廃棄処理のフロー図である。
【図8】RELEASE COMPメッセージのフォー
マットを示す図である。
マットを示す図である。
【図9】メッセージ廃棄通知処理のフロー図である。
【図10】メッセージ廃棄通知処理のフロー図である。
【図11】輻輳検出レベル変更処理のフロー図である。
【図12】SETUPメッセージのフォーマットを示す
図である。
図である。
【図13】呼設定テーブルの構成図である。
100…ATMスイッチ、140…ATM端末、200
…呼数設定テーブル、210…クラス、220…呼数、
300…受付けカウンタ、320…カウンタ、410…
輻輳検出処理、430…カウントアップ処理、450…
カウントダウン処理、460…メッセージ廃棄処理、8
00…RELEASE COMPメッセージ、1200
…SETUPメッセージ。
…呼数設定テーブル、210…クラス、220…呼数、
300…受付けカウンタ、320…カウンタ、410…
輻輳検出処理、430…カウントアップ処理、450…
カウントダウン処理、460…メッセージ廃棄処理、8
00…RELEASE COMPメッセージ、1200
…SETUPメッセージ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西島 富久 神奈川県海老名市下今泉810番地 株式会 社日立製作所オフィスシステム事業部内
Claims (9)
- 【請求項1】入力された呼を交換するATMスイッチに
おいて、 前記呼の設定要求を受け付ける受付手段と、 前記受付手段により受け付けられた呼の設定要求を保持
する保持手段と、 前記保持手段から、保持されている呼の設定要求を取り
だし、取りだした呼の設定要求に従って呼を確立する確
立手段と、 前記保持手段に保持されている呼の設定要求であって、
前記呼の設定要求のあらかじめ定めたクラスごとの呼の
設定要求である当該呼の設定要求の数が、前記クラスご
とにあらかじめ定められた、呼の設定要求の数と等しい
当該クラスを検出する検出手段と、 前記検出手段により当該クラスが検出されたときに、前
記受付手段で受け付けられた呼の設定要求が前記検出手
段により検出されたクラスの呼の設定要求である場合に
は、当該受付手段で受け付けられた、当該クラスの呼の
設定要求を廃棄する廃棄手段とを有することを特徴とす
るATMスイッチ。 - 【請求項2】請求項1において、前記受付手段は、他の
装置に各々接続される複数のポートを備え、 当該ATMスイッチは、前記呼の設定要求の入力のポー
トごとに前記クラスをあらかじめ定める定義手段と、前
記保持手段に保持されている呼の設定要求の入力のポー
トを判別する判別手段と、前記判別手段により判別され
た当該ポートに対応するクラスを識別する識別手段とを
さらに有することを特徴とするATMスイッチ。 - 【請求項3】請求項1において、前記呼の設定要求にあ
らかじめ含められているサービスタイプごとに前記クラ
スをあらかじめ定める定義手段と、前記保持手段に保持
されている呼の設定要求の前記サービスタイプを判別す
る判別手段と、前記判別手段により判別された当該サー
ビスタイプに対応するクラスを識別する識別手段とをさ
らに有することを特徴とするATMスイッチ。 - 【請求項4】請求項1において、前記検出手段は、前記
保持手段に保持されている呼の設定要求の数を前記クラ
スごとに計数する計数手段と、前記クラスごとにあらか
じめ定められた、呼の設定要求の数を記憶している記憶
手段と、前記計数手段により計数された呼の設定要求の
数と、前記記憶手段に記憶されている呼の設定要求の数
とを比較し、前記計数手段により計数された呼の設定要
求の数と、前記記憶手段に記憶されている呼の設定要求
の数とが等しいことを検出する比較手段とを備えること
を特徴とするATMスイッチ。 - 【請求項5】請求項1において、前記廃棄手段は、前記
検出手段により前記クラスが検出されたときに、前記受
付手段で受け付けられた、前記クラスの呼の設定要求を
廃棄する代わりに、前記保持手段に保持されている、当
該クラスの呼の設定要求を廃棄することを特徴とするA
TMスイッチ。 - 【請求項6】請求項1において、前記廃棄手段は、前記
廃棄を行ったときに、当該廃棄した呼の設定要求の送信
元に対して当該呼の設定要求を廃棄した旨のメッセージ
を通知することを特徴とするATMスイッチ。 - 【請求項7】請求項1において、前記検出手段は、前記
クラスごとにあらかじめ定められた、呼の設定要求の数
を変更する変更手段を備えることを特徴とするATMス
イッチ。 - 【請求項8】呼の設定要求を受け付け、受け付けた呼の
設定要求を保持し、保持している呼の設定要求を取りだ
し、取りだした呼の設定要求に従って呼を確立するAT
Mスイッチにおける呼輻輳制御方法において、 前記保持している呼の設定要求であって、前記呼の設定
要求のあらかじめ定めたクラスごとの呼の設定要求であ
る当該呼の設定要求の数が、前記クラスごとにあらかじ
め定められた、呼の設定要求の数と等しい当該クラスを
検出し、 当該クラスが検出されたときに、前記受け付けた呼の設
定要求が前記検出されたクラスの呼の設定要求である場
合には、当該受け付けた、当該クラスの呼の設定要求を
廃棄することを特徴とする呼輻輳制御方法。 - 【請求項9】呼の設定要求を受け付け、受け付けた呼の
設定要求を保持し、保持している呼の設定要求を取りだ
し、取りだした呼の設定要求に従って呼を確立するAT
Mスイッチにおける呼輻輳制御方法において、 前記保持している呼の設定要求であって、前記呼の設定
要求のあらかじめ定めたクラスごとの呼の設定要求であ
る当該呼の設定要求の数が、前記クラスごとにあらかじ
め定められた、呼の設定要求の数と等しい当該クラスを
検出し、 当該クラスが検出されたときに、前記保持している、当
該クラスの呼の設定要求を廃棄することを特徴とする呼
輻輳制御方法。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15857696A JPH1013423A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | Atmスイッチおよび呼輻輳制御方法 |
US08/878,085 US6212164B1 (en) | 1996-06-19 | 1997-06-18 | ATM switch congestion control method of connection setup requests and priority control method for receiving connection requests |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15857696A JPH1013423A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | Atmスイッチおよび呼輻輳制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1013423A true JPH1013423A (ja) | 1998-01-16 |
Family
ID=15674714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15857696A Pending JPH1013423A (ja) | 1996-06-19 | 1996-06-19 | Atmスイッチおよび呼輻輳制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1013423A (ja) |
-
1996
- 1996-06-19 JP JP15857696A patent/JPH1013423A/ja active Pending
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