JPH1013290A - 固定型アンテナの実装構造 - Google Patents
固定型アンテナの実装構造Info
- Publication number
- JPH1013290A JPH1013290A JP8164266A JP16426696A JPH1013290A JP H1013290 A JPH1013290 A JP H1013290A JP 8164266 A JP8164266 A JP 8164266A JP 16426696 A JP16426696 A JP 16426696A JP H1013290 A JPH1013290 A JP H1013290A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- antenna
- case
- flange
- ring
- fixing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Transceivers (AREA)
- Telephone Set Structure (AREA)
- Details Of Aerials (AREA)
- Support Of Aerials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】アンテナと本体との接合部の隙間の発生を防止
して防水機能を向上させる。 【解決手段】環状の溝21を有するアンテナ20と、ア
ンテナ20が係合するフランジ11とフランジ11内に
孔12を有するケース10と、アンテナ固定のためのE
リング40と、ケース内壁14とEリング40の間に配
置されるゴム等の弾性材料により形成されたOリング3
0と、平ワッシャー50とにより構成され、アンテナ2
0はケース10実装された状態においては、ケース内壁
14と平ワッシャー50の間に配置されたOリング30
は、弾性変形をし、その反発力によりアンテナ20は、
ケース10にに、アンテナ外観部底面22がケースフラ
ンジ端面15に密着した状態で固定される。
して防水機能を向上させる。 【解決手段】環状の溝21を有するアンテナ20と、ア
ンテナ20が係合するフランジ11とフランジ11内に
孔12を有するケース10と、アンテナ固定のためのE
リング40と、ケース内壁14とEリング40の間に配
置されるゴム等の弾性材料により形成されたOリング3
0と、平ワッシャー50とにより構成され、アンテナ2
0はケース10実装された状態においては、ケース内壁
14と平ワッシャー50の間に配置されたOリング30
は、弾性変形をし、その反発力によりアンテナ20は、
ケース10にに、アンテナ外観部底面22がケースフラ
ンジ端面15に密着した状態で固定される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は固定型アンテナの実
装構造に関し、特に無線電話機等の防水性を持つ固定型
アンテナの実装構造に関する。
装構造に関し、特に無線電話機等の防水性を持つ固定型
アンテナの実装構造に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来の固定型アンテナの実装構
造について図面を参照して説明する。
造について図面を参照して説明する。
【0003】図4は従来の固定型アンテナの実装構造の
一例を示す分解斜視図、図5は図4に示す従来例のアン
テナ実装部分の部分拡大図、図6は図4に示す従来例の
アンテナ実装部分の部分断面図である。
一例を示す分解斜視図、図5は図4に示す従来例のアン
テナ実装部分の部分拡大図、図6は図4に示す従来例の
アンテナ実装部分の部分断面図である。
【0004】図4、図5及び図6において、従来の固定
型アンテナ実装構造は、環状の溝21aを有するアンテ
ナ20aと、アンテナ20aが係合するフランジ11a
とフランジ11a内に孔12aを有するケース10a
と、フランジ内壁13aとアンテナ20aの間に配置さ
れるゴム等の弾性材料により形成されたOリング30a
と、筺体内に配置され、アンテナの環状の溝21aと係
合するEリング40aとで構成され、アンテナ20aは
ケース10aに固定される。
型アンテナ実装構造は、環状の溝21aを有するアンテ
ナ20aと、アンテナ20aが係合するフランジ11a
とフランジ11a内に孔12aを有するケース10a
と、フランジ内壁13aとアンテナ20aの間に配置さ
れるゴム等の弾性材料により形成されたOリング30a
と、筺体内に配置され、アンテナの環状の溝21aと係
合するEリング40aとで構成され、アンテナ20aは
ケース10aに固定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この従来の固定型アン
テナの実装構造では、アンテナと筺体との接合部が、外
観部で面接触をするデザインの場合、各部品間のガタに
より、アンテナと筺体との間に隙間が発生する為、防水
性が完全でないという問題点があった。
テナの実装構造では、アンテナと筺体との接合部が、外
観部で面接触をするデザインの場合、各部品間のガタに
より、アンテナと筺体との間に隙間が発生する為、防水
性が完全でないという問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の固定型アンテナ
の実装構造は、装置の筺体にアンテナを取付る場合に、
前記アンテナの回転を防止し、且つ、前記アンテナを弾
性部材を用いて筺体間の隙間をなくし前記筺体に密着固
定される固定機構を備えている。
の実装構造は、装置の筺体にアンテナを取付る場合に、
前記アンテナの回転を防止し、且つ、前記アンテナを弾
性部材を用いて筺体間の隙間をなくし前記筺体に密着固
定される固定機構を備えている。
【0007】本発明の固定型アンテナの実装構造は、装
置の筺体を構成するケースにアンテナを固定するための
フランジと前記アンテナの回転を防止するための二つの
リブとを一体成形し、前記アンテナの先端部に前記二つ
リブ間にはさまれて回転を防止するための先端平板部
と、前記フランジで固定するための環状の溝とを有し、
前記フランジは前記アンテナの先端部を通す孔と、外側
に前記アンテナの先端部の底部と密着させるための端面
とを有し、前記アンテナの先端部を前記ケースの外側か
ら前記孔を通して前記フランジに前記端面で密着して固
定するための前記フランジの前記ケース側の内壁と前記
環状溝との間に挿入する弾性部材によるOリングと、平
ワッシャーと、前記環状溝にはめ込むEリングとを有し
ている。
置の筺体を構成するケースにアンテナを固定するための
フランジと前記アンテナの回転を防止するための二つの
リブとを一体成形し、前記アンテナの先端部に前記二つ
リブ間にはさまれて回転を防止するための先端平板部
と、前記フランジで固定するための環状の溝とを有し、
前記フランジは前記アンテナの先端部を通す孔と、外側
に前記アンテナの先端部の底部と密着させるための端面
とを有し、前記アンテナの先端部を前記ケースの外側か
ら前記孔を通して前記フランジに前記端面で密着して固
定するための前記フランジの前記ケース側の内壁と前記
環状溝との間に挿入する弾性部材によるOリングと、平
ワッシャーと、前記環状溝にはめ込むEリングとを有し
ている。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して説明する。
して説明する。
【0009】図1は本発明の一実施の形態を示す分解斜
視図、図2は図1に示す本実施の形態におけるアンテナ
実施部分の部分拡大図,図3は図1に示す本実施の形態
におけるアンテナ実装部分の部分断面図である。
視図、図2は図1に示す本実施の形態におけるアンテナ
実施部分の部分拡大図,図3は図1に示す本実施の形態
におけるアンテナ実装部分の部分断面図である。
【0010】図1,図2及び図3において、本実施の形
態の固定型アンテナの実装構造は、先端部に環状の溝2
1を有するアンテナ20と、アンテナ20が係合するフ
ランジ11と、フランジ11内にアンテナ20の先端部
が通る孔12を有するケース10と、アンテナ20の先
端部を孔20を通って固定する場合に使用するアンテナ
20をケース10内で固定するための溝21にはめ込む
Eリング40と、フランジ11に接するケース内壁14
とEリング40との間に配置されるゴム等の弾性材料に
より形成されたOリング30及び平ワッシャー50とに
より構成されている。
態の固定型アンテナの実装構造は、先端部に環状の溝2
1を有するアンテナ20と、アンテナ20が係合するフ
ランジ11と、フランジ11内にアンテナ20の先端部
が通る孔12を有するケース10と、アンテナ20の先
端部を孔20を通って固定する場合に使用するアンテナ
20をケース10内で固定するための溝21にはめ込む
Eリング40と、フランジ11に接するケース内壁14
とEリング40との間に配置されるゴム等の弾性材料に
より形成されたOリング30及び平ワッシャー50とに
より構成されている。
【0011】次に、アンテナ20をケース10に取付け
方法について、図1,図2及び図3に参照して説明す
る。
方法について、図1,図2及び図3に参照して説明す
る。
【0012】アンテナ先端部24を、装置本体の筺体を
構成するケース10と一体成形されたフランジ11をA
方向から孔12を通してB方向に挿入する。そのとき、
先端平板部23の全体がケース内壁より外側に出たとこ
ろで、Oリング30,平ワッシャー50の順にはめ込
み、先端平板部23が、ケース10と一体成形されてい
るリブ16a,16bではさまれてアンテナ20が回転
しないように、また、アンテナ外観部底部22とフラン
ジ端面15とが密着するようにケース内壁14と環状溝
21との間にOリング30と平ワッシャー50とが入る
ように環状溝21にEリング40をはめ込む。
構成するケース10と一体成形されたフランジ11をA
方向から孔12を通してB方向に挿入する。そのとき、
先端平板部23の全体がケース内壁より外側に出たとこ
ろで、Oリング30,平ワッシャー50の順にはめ込
み、先端平板部23が、ケース10と一体成形されてい
るリブ16a,16bではさまれてアンテナ20が回転
しないように、また、アンテナ外観部底部22とフラン
ジ端面15とが密着するようにケース内壁14と環状溝
21との間にOリング30と平ワッシャー50とが入る
ように環状溝21にEリング40をはめ込む。
【0013】アンテナ20がケース10に実装された状
態においては、ケース内壁14と平ワッシャー50の間
に配置されたOリング30は弾性変形をし、その反発力
によりアンテナ20はケース10に、アンテナ外観部底
面22がケースフランジ端面15に密着した状態で固定
される。
態においては、ケース内壁14と平ワッシャー50の間
に配置されたOリング30は弾性変形をし、その反発力
によりアンテナ20はケース10に、アンテナ外観部底
面22がケースフランジ端面15に密着した状態で固定
される。
【0014】また、アンテナ20はケース10内に実装
されるアンテナ先端部24に平板状の先端平板部23を
有し、この先端平板部23がケース10と一体成形され
たリブ16a、16bの間に係合することにより、アン
テナ20の回転方向の動きを抑制する。
されるアンテナ先端部24に平板状の先端平板部23を
有し、この先端平板部23がケース10と一体成形され
たリブ16a、16bの間に係合することにより、アン
テナ20の回転方向の動きを抑制する。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、装置の筺
体にアンテナを取付ける場合に、アンテナの回転を防止
し、且つ、アンテナを弾性部材を用いて筺体間の隙間を
なくし筺体に密着固定される固定機構を備えることによ
り、美観を損うことなく、従来より防水性を高めること
ができる効果がある。
体にアンテナを取付ける場合に、アンテナの回転を防止
し、且つ、アンテナを弾性部材を用いて筺体間の隙間を
なくし筺体に密着固定される固定機構を備えることによ
り、美観を損うことなく、従来より防水性を高めること
ができる効果がある。
【図1】本発明の一実施の形態を示す分解斜視図であ
る。
る。
【図2】図1に示す本実施の形態におけるアンテナ実装
部分の部分拡大図である。
部分の部分拡大図である。
【図3】図1に示す本実施の形態におけるアンテナ実装
部分の部分断面図である。
部分の部分断面図である。
【図4】従来の固定型アンテナの実装構造を示す分解斜
視図である。
視図である。
【図5】図4に示す従来例のアンテナ実装部分の部分拡
大図である。
大図である。
【図6】図4に示す従来例のアンテナ実装部分の部分断
面図である。
面図である。
10 ケース 11 フランジ 12 孔 13 フランジ内壁 14 ケース内壁 15 フランジ端面 16a リブ 16b リブ 20 アンテナ 21 環状の溝 22 アンテナ外観底面 23 先端平板部 30 Oリング 40 Eリング 50 平ワッシャー 60 カバー 70 プリント配線基板
Claims (2)
- 【請求項1】 装置の筺体にアンテナを取付る場合に、
前記アンテナの回転を防止し、且つ、前記アンテナを弾
性部材を用いて筺体間の隙間をなくし前記筺体に密着固
定される固定機構を備えることを特徴とする固定型アン
テナの実装構造。 - 【請求項2】 装置の筺体を構成するケースにアンテナ
を固定するためのフランジと前記アンテナの回転を防止
するための二つのリブとを一体成形し、前記アンテナの
先端部に前記二つリブ間にはさまれて回転を防止するた
めの先端平板部と、前記フランジで固定するための環状
の溝とを有し、前記フランジは前記アンテナの先端部を
通す孔と、外側に前記アンテナの先端部の底部と密着さ
せるための端面とを有し、前記アンテナの先端部を前記
ケースの外側から前記孔を通して前記フランジに前記端
面で密着して固定するための前記フランジの前記ケース
側の内壁と前記環状溝との間に挿入する弾性部材による
Oリングと、平ワッシャーと、前記環状溝にはめ込むE
リングとを有することを特徴とする固定型アンテナの実
装構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8164266A JP2908321B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 固定型アンテナの実装構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8164266A JP2908321B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 固定型アンテナの実装構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1013290A true JPH1013290A (ja) | 1998-01-16 |
JP2908321B2 JP2908321B2 (ja) | 1999-06-21 |
Family
ID=15789826
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8164266A Expired - Fee Related JP2908321B2 (ja) | 1996-06-25 | 1996-06-25 | 固定型アンテナの実装構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2908321B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007306449A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Rkc Instrument Inc | ポート設置形アンテナ装置 |
-
1996
- 1996-06-25 JP JP8164266A patent/JP2908321B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007306449A (ja) * | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Rkc Instrument Inc | ポート設置形アンテナ装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2908321B2 (ja) | 1999-06-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR100870375B1 (ko) | 힌지장치 및 휴대형 전자기기 | |
KR970004996A (ko) | 케이스의 시일구조 및 그 조립방법 | |
JPH08316664A (ja) | 小型電子機器のスイッチ部基板の保持構造 | |
JP4216819B2 (ja) | 回転つまみの防水構造 | |
JP2008047421A (ja) | 操作装置 | |
JP2003217734A (ja) | 防水キャップ構造 | |
JPH1013290A (ja) | 固定型アンテナの実装構造 | |
JPH06209849A (ja) | 調理器 | |
JPH07336262A (ja) | 携帯用電子機器のマイク取付け構造 | |
JP2007020085A (ja) | 携帯無線機 | |
JPH1032390A (ja) | 計器筐体の防水構造 | |
JPH01135128A (ja) | 携帯用無線機 | |
JP2002271047A (ja) | 押し釦防沫構造 | |
JPH10261336A (ja) | ラバースイッチの防水構造 | |
JPH1126952A (ja) | 携帯用通信機におけるパッキング構造 | |
JPH07333702A (ja) | 防水筐体用パッキン構造 | |
JP2005217298A (ja) | 電子機器 | |
JP2007287560A (ja) | 防水スイッチ | |
JP3565887B2 (ja) | 防滴ケース装置 | |
JPH1188975A (ja) | 携帯用電子機器におけるスピーカーの保持構造 | |
JP3733016B2 (ja) | 携帯型電子機器 | |
JPH08298386A (ja) | 防水型電子機器 | |
KR200156533Y1 (ko) | 휴대폰의 플립힌지장치 | |
JPH0419870Y2 (ja) | ||
JPH06152492A (ja) | コードレス電話機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19990223 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080402 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090402 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |