JPH10132564A - タンク形状管理用自動計測方法及びその装置 - Google Patents

タンク形状管理用自動計測方法及びその装置

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JPH10132564A
JPH10132564A JP8290654A JP29065496A JPH10132564A JP H10132564 A JPH10132564 A JP H10132564A JP 8290654 A JP8290654 A JP 8290654A JP 29065496 A JP29065496 A JP 29065496A JP H10132564 A JPH10132564 A JP H10132564A
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JP
Japan
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tank
measurement
point
measuring
points
Prior art date
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JP8290654A
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English (en)
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Hiroharu Minamide
弘治 南出
Daisuke Minamide
大介 南出
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ORIENT BUREIN KK
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ORIENT BUREIN KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 僅かな変形や経時変化の計測を可能とし、建
設や保守管理コストを安価にする。 【解決手段】 基地に設置されたタンク1の形状の変化
を管理するためのタンク形状管理用自動計測方法におい
て、タンク1上空に設置した2つの既知点より、タンク
1の計測点に設置した計測ターゲット5を走査し、各既
知点から計測点までの斜距離と高度角を計測し、該計測
点の斜距離及び高度角と前記2つの既知点間の水平距離
とから前記計測点の座標値を演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、石油、石油化学製
品、液化石油ガス、液化天然ガス等の各種の液体やガス
を収容する浮屋根式地上タンク、固定屋根式地上タン
ク、球形タンク、円筒形タンク等のタンク形状管理用自
動計測装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】基地に多数設置された石油備蓄タンク等
は、地震や地殻変動により地盤が揺れるとタンクの変形
や歪み、浮屋根の傾斜が生じ、これを放置すればタンク
の破損や漏洩、倒壊、爆発の惧れがある。また、寒冷地
では冬期降雪時に雪の吹き溜まりが生じ、これの重量に
よる浮屋根タンクの傾斜管理が重要になっている。従
来、この種のタンクの形状の管理には、各タンクを巡回
して目視により形状の変化を観察する方法や、個々のタ
ンクに対応して設けたセンサにより変形や歪みを計測す
る方法が採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、巡回者
による目視観察では、タンクの小さな変形や経時変化を
観察することが困難であり、変形の迅速な発見ができな
い。また、個々のタンクに設けたセンサによる変形の計
測では、特に石油備蓄基地のようにタンクが多数設置さ
れていると、センサの数が膨大で、配線が長くかつ複雑
になるので、建設コストが高いうえ、保守管理容易でな
い。
【0004】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たもので、僅かな変形や経時変化を計測できるうえ、建
設や保守管理コストが安価なタンク形状管理用自動計測
方法及びその装置を提供することを課題とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明は、基地に設置されたタンクの形状の変化を
管理するためのタンク形状管理用自動計測方法におい
て、タンク上空に設置した2つの既知点より、タンクの
計測点に設置した計測ターゲットを走査し、各既知点か
ら計測点までの斜距離と高度角を計測し、該計測点の斜
距離及び高度角と前記2つの既知点間の水平距離とから
前記計測点の座標値を演算するようにしている。
【0006】この発明では、2つの既知点よりタンクの
計測点の斜距離と高度角を計測するため、既知点からタ
ンクへの配線が不要となり、タンクが多数あっても、そ
れらの計測ターゲットの計測を2個所で集中して行え
る。また、計測点の斜距離及び高度角と2つの既知点間
の水平距離とから、いわゆる三辺測量によって計測点の
位置を求めるため、僅かな変形や歪みのみならずその経
時変化も求めることができる。
【0007】前記既知点の位置をGPSにより求めるこ
とが好ましい。こうすることにより、大型地震や地殻変
動等により既知点が移動しても、その位置をGPSによ
って高精度に求めることができるので、計測点の位置を
正確に計測してその座標値を演算することができる。
【0008】前記既知点を少なくとも3点設置し、計測
点と2つの既知点が形成する三角形が鋭角又は鈍角にな
らないように前記既知点のいずれか2つを計測ターゲッ
トとして選択することが好ましい。このようにすること
により、計測点と2つの既知点が形成する三角形に鈍角
や鋭角がなくなり、三辺測量の精度が向上する。
【0009】前記発明のタンク形状管理用自動計測方法
を実施するための装置としては、前記タンクの外表面の
所定の計測点に設置された複数の計測ターゲットと、前
記タンクが設置されている基地の周囲に立設された少な
くとも2つの鉄塔と、該鉄塔の頂部の既知点に設置さ
れ、前記備蓄タンクの各計測ターゲットを順次走査して
各計測点の斜距離と高度角を計測する計測手段と、該計
測手段で計測した計測点の斜距離及び高度角と前記計測
手段の既知点間の水平距離とから前記各計測ターゲット
の座標値を演算する演算手段と、から構成することがで
きる。
【0010】ここで、前記計測手段は光波を利用した計
測機を使用するのが好ましい。また、地震や地殻変動に
より既知点が移動して計測ターゲットの座標置に誤差が
生じるのを防止するために、前記計測手段の既知点の位
置をGPSにより求めるGPS受信機をさらに設けるの
が好ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。
【0012】図1は本発明にかかるタンク形状管理用自
動計測方法が適用される石油備蓄基地のタンクヤードの
概略図である。このタンクヤードには多数の石油備蓄タ
ンク1が整列して設置されている。石油備蓄タンク(以
下、単にタンクという。)1は、いわゆる浮屋根式地上
タンクで、図2に示すように、地上に敷設された底板2
と、該底板2上に立設された円筒形の側板3と、該側板
3の内部に備蓄される石油の液面に浮かぶ浮屋根4とか
らなっている。タンク1の大きさは、一般に直径80m
程度、高さ25m程度のものが多い。各タンク1の側板
3の上端の周4個所と浮屋根4上面の8個所には、計測
点としてプリズムからなる計測ターゲット5が設置され
ている。
【0013】前記タンク1群の周囲には、3基の鉄塔6
A,6B,6Cが立設されている。これらの鉄塔6A,
6B,6Cの高さは、図3に示すように、タンク1より
も高く、好ましくは55mである。鉄塔6A,6B,6
Cの頂部に設けたプラットフォーム10には、計測機7
とGPS受信機8と監視カメラ9とが設置されている。
これらの機器の設置位置は既知点となっている。
【0014】計測機7は、前記タンク1に設けた各計測
ターゲット5を遠隔で走査して、その位置を斜距離と高
度角で計測するものである。この計測機7としては、株
式会社ソキア製のリモコントータルステーションMET
2SLが使用されている。
【0015】GPS受信機8は、GPS(global posi
tion system)の受信局をなすもので、人工衛星からの
情報をアンテナで受信してそのアンテナの位置を三次元
座標値で求めるものである。このGPS受信機8として
は、株式会社ソキア製のGSSR2が使用されている。
【0016】監視カメラ9は、超高感度カラーカメラ
(0.002Lux)で、昼夜間を問わず所定範囲のタ
ンクの詳細な映像監視を行うことができるものである。
【0017】図4は、本発明のタンク形状管理用自動計
測装置のブロック図である。図において、11はタンク
形状管理装置で、各計測機7に接続された計測制御ユニ
ット12と、該計測制御ユニット12に接続された気圧
センサ13及び温度センサ14と、各GPS受信機8に
接続されたGPS制御ユニット15と、各監視カメラ9
に接続された監視カメラ制御ユニット16と、これらの
制御ユニットを一括して制御する中央制御ユニット17
とからなっている。中央制御ユニット17は地震通報シ
ステム18に接続され、地震があった場合にその地震情
報を受信するようになっている。
【0018】次に、図5及び図6を参照して、前記計測
機7と計測制御ユニット12による計測点の計測の原理
とその方法について説明する。
【0019】タンク1の計測点の座標値は三辺測量の原
理に基づいて行う。まず、2つの既知点A,Bより計測
点Mを視準し、そのときの斜距離S1,S2と高度角θ
1,θ2を求める。そして、次の式を用いて、計測した
斜距離S1,S2に対して気象補正をかけて補正斜距離
S1′,S2′を求める。この気象補正は、計測光とし
て光波を用いると大気の状態によって光波の波長が変化
し、計測距離に影響を及ぼすからである。
【0020】
【数1】k=278.96−(0.2904*P)/
(1+0.003661*T]) ここで、k:補正係数(四捨五入)[ppm] P:水蒸気圧[hPa] T:気温[度C]
【数2】S1′=S1+S1*k S2′=S2+S2*k
【0021】そして、これにより得られた補正斜距離S
1′,S2′と高度角θ1,θ2より、次の式を用いて
各辺の水平距離L1,L2を算出する。
【0022】
【数3】L1=S1′*COSθ1 L2=S2′*COSθ2
【0023】次に、上で求めた水平距離L1,L2と既
知点A,B間の基線長L0より、次の式を用いて水平角
αを求め、この水平角αより、計測点の座標値を求め
る。
【数4】α=COS-1{(L02+L12−L22)÷
(2*L0*L1)}[度]
【数5】x=L1*COSα y=L1*SINα z=S1*SINθ1
【0024】このような三辺測量を行うにあたり、2つ
の既知点と1つの計測点が形成する三角形が極端な鋭角
や鈍角になると、精度が低下する。このため、鉄塔を3
基設けて既知点を3点とし、この3つの既知点のうち、
いずれか2つを選択して、鋭角や鈍角が生じないように
する。具体的には、図1に示すように、ある計測点Mを
計測するのに鉄塔6Aの既知点と鉄塔6Bの既知点を使
用すると、これらが形成する三角形に鋭角や鈍角が含ま
れるので、鉄塔6Aの既知点の代わりに鉄塔6Cの既知
点を用いる。これにより、三角形はほぼ正三角形とな
り、計測誤差が少なくなる。このように、各計測点につ
いて、どの鉄塔の既知点を使用するかを予め設定してお
く必要がある。
【0025】次に、中央制御ユニット17による動作を
図8のフローチャートに従って説明する。
【0026】中央制御ユニット17は、各計測点の計測
に先立ち、タンク変位のない状態で既知点と計測点の全
てについてそれらの座標の初期値を計測する。まず、図
8に示すように、ステップ101において、各鉄塔6
A,6B,6Cの既知点の座標値をGPS受信機により
計測する。そして、得られた既知点の座標値に基づい
て、ステップ102で既知点間の距離を演算し、ステッ
プ103で座標系を設定する。この座標系は、図7に示
すように、3つの既知点A,B,Cのうち例えば鉄塔6
Aの既知点Aを原点とし、他の鉄塔6Bの既知点BをX
軸上におくことにより設定する。次に、ステップ104
で各計測点の座標値の初期値をマニュアル方式で計測
し、ステップ105でこれらの初期値をメモリ(不図
示)に登録する。
【0027】このように初期値の計測を終了すると、中
央制御ユニット17は、図9に示すように、2回目以降
の計測を行う。まず、ステップ201で各鉄塔6A,6
B,6Cの既知点の座標値をGPS受信機8により計測
する。既知点が移動しているかもしれないので、計測開
始時には必ずこのGPS計測を行う。次に、ステップ2
02において、GPS計測で得られた各既知点の座標値
に基づいて座標変換を行い、ステップ203で、計測制
御ユニット12に計測指令を出し、3つの鉄塔6A,6
B,6Cのうちいずれか2つの鉄塔に設けられた計測機
7を使用して、全ての計測点の計測を行う。この計測点
の計測動作は後で詳細に説明する。計測を終了すると、
ステップ204で各計測点の座標値の初期値からの変化
量を演算する。この変化量により、タンクの各計測点に
おける変形や歪み、それらの経時変化を知ることができ
る。そして、ステップ205でこの変化量に異常がある
と判断されればアラームを報知する。これにより、2次
災害を招くことなく、必要な対策を迅速にとることがで
きる。変化量に異常がなければ、ステップ201に戻っ
て次回の計測を同様のステップで繰り返す。
【0028】中央制御ユニット17は、前記計測点の計
測のほか、監視カメラ9の制御も行う。すなわち、図1
0に示すように、ステップ301で地震通報システム1
8からの地震通報があったか否かを判断し、通報なけれ
ばそのまま待機する。地震通報があれば、ステップ30
2で、監視カメラ制御ユニット16に監視カメラ作動指
令を出し、各鉄塔6A,6B,6Cに配置した監視カメ
ラ9を作動させるとともに、ステップ303で録画を行
う。各監視カメラ9はタンクヤードの予め定められた範
囲を撮影し、タンク1のスロッシング状況を自動的にモ
ニタ(不図示)に映し出す。そして、ステップ304
で、地震の通報から5時間が経過したと判断すれば、ス
テップ305で監視カメラ9をの作動を停止して、ステ
ップ301に戻り、次の地震通報があるまで待機する。
【0029】次に、計測制御ユニット12による各計測
点の計測動作を図11のフローチャートに従って説明す
る。
【0030】まず、ステップ401で中央制御ユニット
17から最初の計測点の初期値の入力を受け、ステップ
402でこの初期値を距離・角度データに変換する。そ
して、この初期値の距離・角度データに基づいて計測点
すなわち計測ターゲット(プリズム)5を視準する。こ
のとき、計測ターゲット5からの反射光がなければ、計
測点が移動しているので、ステップ405で反射光が得
られるまでサーチングを行う。反射光が得られれば、ス
テップ406で反射光の中心をスキャニングし、ステッ
プ407でその計測点における既知点からの斜距離と高
度角を計測する。そして、この計測データに基づいて、
ステップ408で斜距離の気象補正を行い、ステップ4
09で水平距離、ステップ410で水平角、ステップ4
11で座標値をそれぞれ演算する。これらの演算方法
は、前述した三辺測量の原理に従って行う。次に、ステ
ップ412で、次の計測点があるか否かを判断し、あれ
ばステップ401に戻って同様のステップを繰り返して
その計測点を計測し、座標値を演算する。
【0031】なお、前記実施の形態では、3つの鉄塔6
A,6B,6Cを設けて既知点としたが、タンク1の数
が少ないとか、2つの鉄塔の既知点6A,6Bで全ての
計測点を鋭角や鈍角を形成せずに視準できる場合には、
2つの鉄塔6A,6Bのみを設けてもよい。
【0032】また、前記実施の形態では、角計測点の計
測の前に既知点のGPS計測を行ったが、苦地点が移動
する虞れが全くないような場合には、既知点のGPS計
測を行う必要はない。
【0033】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のタンク形状管理用自動計測方法によれば、基地に設置
されたタンクの形状の変化を管理するためのタンク形状
管理用自動計測方法において、タンク上空に設置した2
つの既知点より、タンクの計測点に設置した計測ターゲ
ットを走査し、各既知点から計測点までの斜距離と高度
角を計測し、該計測点の斜距離及び高度角と前記2つの
既知点間の水平距離とから前記計測点の座標値を演算す
るようにしたので、僅かな変形や歪みのみならずその経
時変化も求めることができる。したがって、地震や地殻
変動によって生じるタンクの変形や傾きを迅速に検知す
ることができ、多大な被害に至る前に事前に対策をとる
ことができる。また、既知点からタンクへの配線が不要
となり、建設コストや保守管理コストが低減する。さら
に、タンクが多数あっても、それらの計測ターゲットの
計測を2個所で集中して行える。
【0034】また本発明は、既知点の位置をGPSによ
り求めるようにしたので、大型地震や地殻変動等により
既知点が移動しても、その位置をGPSによって高精度
に求めることができ、計測ターゲットの座標値を正確に
求めることができる。
【0035】さらに本発明は、前記既知点を少なくとも
3点設置し、計測点と2つの既知点が形成する三角形が
鋭角又は鈍角にならないように前記既知点のいずれか2
つを計測ターゲットとして選択するようにしたので、計
測ターゲットと2つの既知点が形成する三角形に鈍角や
鋭角がなくなり、三辺測量の精度が向上する。
【0036】本発明のタンク形状管理用自動計測装置も
また、前記方法と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明にかかる方法を適用する石油備蓄設備
のタンクヤードの平面図である。
【図2】 浮屋根式地上タンクの一部破断正面図であ
る。
【図3】 鉄塔の斜視図である。
【図4】 本発明の装置のブロック図である。
【図5】 計測機による計測原理を示す図である。
【図6】 三辺測量の原理を示す図である。
【図7】 計測点及び既知点の座標系を示す図である。
【図8】 初期値計測の動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】 2回目以降の計測の動作を示すフローチャー
トである。
【図10】 監視カメラ制御の動作を示すフローチャー
トである。
【図11】 計測制御の動作を示すフローチャートであ
る。
【符号の説明】
1…タンク 5…計測ターゲット 6A,6B,6C…鉄塔 7…計測機 8…GPS受信機 11…タンク形状管理装置 12…計測制御ユニット 15…GPS制御ユニット 17…中央制御ユニット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基地に設置されたタンクの形状の変化を
    管理するためのタンク形状管理用自動計測方法におい
    て、 タンク上空に設置した2つの既知点より、タンクの計測
    点に設置した計測ターゲットを走査し、 各既知点から計測点までの斜距離と高度角を計測し、 該計測点の斜距離及び高度角と前記2つの既知点間の水
    平距離とから前記計測点の座標値を演算することを特徴
    とするタンク形状管理用計測方法。
  2. 【請求項2】 前記既知点の位置をGPSにより求める
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記既知点を少なくとも3点設置し、計
    測点と2つの既知点が形成する三角形が鋭角又は鈍角に
    ならないように前記既知点のいずれか2つを計測ターゲ
    ットとして選択することを特徴とする請求項1または2
    のいずれかに記載の方法。
  4. 【請求項4】 基地に設置されたタンクの形状の変化を
    管理するためのタンク形状管理用自動計測装置におい
    て、 前記タンクの外表面の所定の計測点に設置された複数の
    計測ターゲットと、 前記タンクが設置されている基地の周囲に立設された少
    なくとも2つの鉄塔と、 該鉄塔の頂部の既知点に設置され、前記備蓄タンクの各
    計測ターゲットを順次走査して各計測点の斜距離と高度
    角を計測する計測手段と、 該計測手段で計測した計測点の斜距離及び高度角と前記
    計測手段の既知点間の水平距離とから前記各計測ターゲ
    ットの座標値を演算する演算手段とからなることを特徴
    とするタンク形状管理用計測装置。
  5. 【請求項5】 前記計測手段の既知点の位置をGPSに
    より求めるGPS受信機をさらに設けたことを特徴とす
    る請求項4に記載のタンク形状管理用計測装置。
JP8290654A 1996-10-31 1996-10-31 タンク形状管理用自動計測方法及びその装置 Pending JPH10132564A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004085568A (ja) * 2002-08-23 2004-03-18 Soldata 動きを監視するシステム
JP2006290446A (ja) * 2005-04-14 2006-10-26 Idemitsu Eng Co Ltd タンク防災システム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004085568A (ja) * 2002-08-23 2004-03-18 Soldata 動きを監視するシステム
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