JPH10132500A - 水中航走体 - Google Patents

水中航走体

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Publication number
JPH10132500A
JPH10132500A JP28817596A JP28817596A JPH10132500A JP H10132500 A JPH10132500 A JP H10132500A JP 28817596 A JP28817596 A JP 28817596A JP 28817596 A JP28817596 A JP 28817596A JP H10132500 A JPH10132500 A JP H10132500A
Authority
JP
Japan
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voyager
landing
impact
sea
time
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP28817596A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Takaoka
力 高岡
Toru Nishino
亨 西野
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP28817596A priority Critical patent/JPH10132500A/ja
Publication of JPH10132500A publication Critical patent/JPH10132500A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の水中航走体において、着水時に水中航
走体に加わる衝撃をより一層小さくするには衝撃を吸収
するノーズキャップの部分を大きくすればよいのである
が、飛しょう中の空気抵抗の増加や発射筒による寸法制
限などの問題があり、着水時のために大型の衝撃緩和機
構を装着することができない。 【解決手段】 空中から投下されて水中に突入する前に
航走体本体2が航走体本体2の尾部に装着したパラシュ
ート5を開傘させて着水し水中を航走する水中航走体に
おける航走体本体2の頭部にエアバッグ1が装着されパ
ラシュート5を開傘させる共通の信号により膨張して航
走体本体2の着水時の衝撃を緩和するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空中を飛しょう、
或いは空中から投下されて水中に突入し目標物に到達す
る水中航走体に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は空中を飛しょう、或いは空中から
投下されて水中に突入し目標物に到達する水中航走体の
説明図である。図において、従来の水中航走体において
は着水時の衝撃を緩和する機構として合成樹脂で造られ
たノーズキャップ6を水中航走体の先端に被せており、
このノーズキャップ6の変形などにより水中航走体の着
水時における衝撃を緩和するようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の水
中航走体において、着水時に水中航走体に加わる衝撃を
より一層小さくするには衝撃を吸収するノーズキャップ
6の部分を大きくすればよいのであるが、飛しょう中の
空気抵抗の増加や発射筒による寸法制限などの問題があ
り、着水時のために大型の衝撃緩和機構を装着すること
ができない。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明に係る水中航走体
は上記課題の解決を目的にしており、空中から投下され
て水中に突入する前に航走体本体が該航走体本体の尾部
に装着したパラシュートを開傘させて着水し水中を航走
する水中航走体における上記航走体本体の頭部にエアバ
ッグが装着され上記パラシュートを開傘させる共通の信
号により膨張して上記航走体本体の着水時の衝撃を緩和
するようになっている。このように、航走体本体の頭部
にはエアバッグが取付けられて飛しょう中は小形で収納
された状態にあるが、着水前に膨張して着水時には大型
の衝撃緩和機構となる。このように水中航走体の発射前
および飛しょう中はエアバッグが収納された状態にあっ
て小形で発射時および飛しょう中に空気抵抗の増加を生
じることがないが、着水時にはエアバッグにより高い衝
撃吸収力を得ることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態に係
る水中航走体の説明図である。図において、本実施の形
態に係る水中航走体は空中を飛しょう、或いは空中から
投下されて水中に突入し目標物に到達するもので、着水
時の衝撃を緩和する機構として航走体本体2の頭部にエ
アバッグ1が備えられており、水中航走体が着水する前
にこのエアバッグ1を膨張させることにより水中航走体
の着水時における衝撃を緩和するようになっている。こ
の着水時の衝撃を緩和するエアバッグ1は水中航走体の
発射前および飛しょう中は水中航走体のカプセル3内に
収納され、航走体本体2と共にカプセル3によって覆わ
れている。水中航走体が着水する前に誘導推進部4がカ
プセル3から分離し、パラシュート5が開傘するととも
にエアバッグ1が膨張する。航走体本体2はパラシュー
ト5によって減速され、エアバッグ1が膨張することに
よって着水時における衝撃を緩和されるようになってい
る。
【0006】エアバッグ1の膨張は、パラシュート5を
開傘する電気信号を共用することによりパラシュート5
の開傘と同時に行われる。なお、この電気信号は慣性航
法によって誘導推進部4が目標着水点に近づいたことを
検知することにより得られる。エアバッグ1を取付ける
部分は従来のノーズキャップと同様に合成樹脂で造り、
着水時の衝撃によって圧壊するようになっている。圧壊
後は、エアバッグ1と航走体本体2とは浮力が異なるた
めに自然に分離する。
【0007】エアバッグ1の大きさおよび必要な圧力を
推算すると、航走体本体2の質量を300kg、着水時の
速度を50m/s とすると着水時の衝撃は300G程度で
あるが、エアバッグ1により着水時の衝撃を1/3(1
00G)程度にするには、着水時の衝撃は速度の2乗に
比例するものとしてエアバッグ1により減速される速度
は50m/s ×(1/3)1/2 ≒29m/s でなければなら
ない。速度50m/s を29m/s まで100Gで減速する
のに必要な距離は、(502 −292 )/(2×9.8
×100)≒0.85mである。この場合、100Gの
減速加速度を発生させるために必要な圧力は、300×
100/852 ≒4kgf/cm2 となる。従って、エアバッ
グ1が装着されていない場合は航走体本体2の着水時に
おける衝撃は300G程度であるが、これを1/3(1
00G)にするには直径85cm、圧力4kgf/cm2 程度の
エアバッグ1を使用すればよい。
【0008】このように、着水時における水中航走体の
衝撃を緩和する機構としてエアバッグ1が水中航走体の
発射前および飛しょう中は水中航走体のカプセル3内に
収納された状態にあり、小形であるために飛しょう中も
空気抵抗の増加を生じることがないが、着水時にはこの
エアバッグ1により高い衝撃の吸収力を得ることができ
る。
【0009】従来の水中航走体において、着水時に水中
航走体に加わる衝撃をより一層小さくするには衝撃を吸
収するノーズキャップの部分を大きくすればよいのであ
るが、飛しょう中の空気抵抗の増加や発射筒による寸法
制限などの問題があり、着水時のために大型の衝撃緩和
機構を装着することができない。これに対し、本水中航
走体においては上述の問題を解決するために航走体本体
の頭部にエアバッグ1を取付けており、飛しょう中はエ
アバッグ1がカプセル3内に収納された状態にあるが、
着水の前に膨張して着水時には大型の衝撃緩和機構とな
る。このようにエアバッグ1が小形、軽量で、着水時に
は衝撃緩和機構として高い衝撃吸収能力を持つことによ
り、水中航走体の着水時の速度を高めることができ、こ
れによって減速に要する時間が短縮される。また、水中
航走体が着水時の衝撃により破損する度合いが低くなっ
て高い信頼性を得ることができる。
【0010】
【発明の効果】本発明に係る水中航走体は前記のように
構成されており、着水時にはエアバッグにより高い衝撃
吸収力を得ることができるので、着水時の速度を高めて
減速に要する時間を短縮することができるとともに、着
水時の衝撃による水中航走体の破損を低減させることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の実施の一形態に係る水中
航走体の断面図、同図(b)はその作用説明図である。
【図2】図2は従来の水中航走体の外観図である。
【符号の説明】
1 エアバッグ 2 航走体本体 3 カプセル 4 誘導推進部 5 パラシュート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空中から投下されて水中に突入する前に
    航走体本体が該航走体本体がの尾部に装着したパラシュ
    ートを開傘させて着水し水中を航走する水中航走体にお
    いて、上記航走体本体の頭部に装着され上記パラシュー
    トを開傘させる共通の信号により膨張して上記航走体本
    体の着水時の衝撃を緩和するエアバッグを備えたことを
    特徴とする水中航走体。
JP28817596A 1996-10-30 1996-10-30 水中航走体 Withdrawn JPH10132500A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28817596A JPH10132500A (ja) 1996-10-30 1996-10-30 水中航走体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28817596A JPH10132500A (ja) 1996-10-30 1996-10-30 水中航走体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10132500A true JPH10132500A (ja) 1998-05-22

Family

ID=17726791

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28817596A Withdrawn JPH10132500A (ja) 1996-10-30 1996-10-30 水中航走体

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JP (1) JPH10132500A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105083506A (zh) * 2015-08-25 2015-11-25 中国计量学院 水下机器人的自动上浮装置及其控制方法
CN113022840A (zh) * 2021-04-13 2021-06-25 中国人民解放军战略支援部队航天工程大学 一种用于运载火箭整流罩回收的柔性变体飞艇及回收方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20040106