JPH1013122A - メッシュ構造アンテナ - Google Patents

メッシュ構造アンテナ

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Publication number
JPH1013122A
JPH1013122A JP16397096A JP16397096A JPH1013122A JP H1013122 A JPH1013122 A JP H1013122A JP 16397096 A JP16397096 A JP 16397096A JP 16397096 A JP16397096 A JP 16397096A JP H1013122 A JPH1013122 A JP H1013122A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
mesh
concrete wall
building
floor
Prior art date
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Pending
Application number
JP16397096A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoru Oikawa
覚 及川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
Priority to JP16397096A priority Critical patent/JPH1013122A/ja
Publication of JPH1013122A publication Critical patent/JPH1013122A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナで捕捉した電波を受信機に入力する
ことによって無線データ通信の伝送の障害を防止した。 【解決手段】 コンクリート壁の内部にメッシュ状に構
成されたアンテナ1を設ける。このアンテナ1はメッシ
ュ2の各列において、低周波から高周波に対応できるよ
うにアレイ状に配列させ、その列でループアンテナを形
成させたものである。ループアンテナの給電点を受信機
に接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、無線通信を利用
したシステムにおいて、ビルディングなどの建物内で無
線信号を伝送する際に、ビルディングなどの建物の壁に
より電波が遮られて無線信号の伝送の障害になるのを防
止するようにしたメッシュ構造アンテナに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コードレス電話、携帯電話やPH
Sなどの移動体通信や人の移動を補佐するカーナビゲー
ションなど無線通信を利用するシステムが急速に普及し
始めている。特に、上記移動体通信では、変調方式や訂
正符号など理論的に多様に研究がなされているが、ビル
ディングなどの建物の内で移動体通信を利用する際に、
ビルディングなどの建物のコンクリート壁およびその壁
内の鉄筋のために電波が遮られて通信が不可能となって
しまうための対策については何ら考慮されていない。図
7は、上述した建物のコンクリート壁および鉄筋のため
に電波が遮られてしまう様子、特に鉄筋の影響を見るた
めに行った実験に使用した地下室の構成図で、実験には
周波数2.4GHzの高周波を使用した。この結果、コンク
リート壁および鉄筋の影響による送信電波(送信電力)
は数dB減衰し、無線データ通信に誤りが生じた。な
お、送信電力は10mWである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記移動体通信におい
て、ビルディングなど建物のコンクリート壁などを隔て
て無線データ通信を行おうとすると、送信機側から送ら
れてくるデータが、コンクリート壁に遮られて、データ
が途絶えてしまう恐れがある。このような伝送障害はビ
ルディングなどの建物の1階と2階のような階層構造に
なっている場合にも、同様な動作が生じる。このこと
は、1階と2階の間に存在するコンクリート床や1階、
2階のコンクリート壁および鉄筋が存在することによる
送信電波の減衰のためである。この現象は移動体通信を
含めた無線データ通信における大きな問題点である。
【0004】この発明は上記の事情に鑑みてなされたも
ので、コンクリート壁などの電波を遮る部分に受信用の
アンテナを設け、このアンテナで捕捉した電波を受信機
に入力することによって無線データ通信の伝送の障害を
防止したメッシュ構造アンテナを提供することを課題と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を達成するために、第1発明は、建物のコンクリート壁
や床に、対象となる周波数の波長に合わせて形成された
メッシュ状のアンテナ群を設けたことを特徴とするもの
である。
【0006】第2発明は、メッシュ状のアンテナ群を、
送信側と受信側の建物のコンクリート壁や床に一定間隔
隔てて一対設けたことを特徴とするものである。
【0007】第3発明は、メッシュ状のアンテナ群は、
対象となる周波数の波長に合わせてアレイ状に形成され
たループアンテナからなることを特徴とするものであ
る。
【0008】第4発明は、送信側に位置するアンテナに
レピータを接続したことを特徴とするものである。
【0009】
【発明の実施の形態】以下この発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1はこの発明の実施の第1形態
を示す概略構成図で、図1において、1はメッシュ状に
構成されたアンテナで、このアンテナ1はメッシュ2の
各列において、低周波から高周波に対応できるようにア
レイ状に配列させ、その列で後述のようにループアンテ
ナを形成させたものである。図2は図1のメッシュ2の
拡大図で、メッシュ2の各列はループアンテナ3に形成
され、ループアンテナ3は各列ごとに所定の周波数に同
調するように構成されている。なお、ループアンテナ3
の1辺はλ/4に形成される。現在、無線データ通信が
行える周波数は、400MHz帯、1.9GHz帯および2.4
GHz帯の3波に限られているので、上記ループアンテナ
3の各辺は3つの周波数帯の波長から算出し、各々3列
に配列して構成されている。4はアンテナ1の総給電点
で、この給電点4は受信機あるいはレピータに接続され
る。
【0010】上記のようにメッシュ状に構成されたアン
テナ1は、ビルディングなどの建物を建築するときに、
図3に示すように建物のコンクリート壁5の中に埋め込
み、総給電点4をコンクリート壁5の中から室内に引き
出しておく。なお、メッシュ状のアンテナ1Aは、図4
に示すようにコンクリート壁5の壁面から減衰を考慮し
て距離tの位置に設けられ、レピータを使用するときに
は、アンテナ1Aと同様にコンクリート壁5の壁面から
距離tの位置にアンテナ1Bを配設して、後述のように
アンテナ1Bをレピータに接続し、他方のアンテナ1A
を受信機に接続する。
【0011】図5はこの発明の実施の第2形態を示す概
略構成図で、レピータ11を使用して送信機12からの
電波をコンクリート壁13に埋め込んだ図示しないアン
テナ(図4に示すアンテナ1B)に供給する。供給され
た電波は、図示しない受信用のアンテナ(図4に示すア
ンテナ1A)で捕捉され受信機14に導かれる。このよ
うにレピータ11を使用することにより、コンクリート
壁13で減衰されてデータ通信が不可能となるのを防止
できるようになる。
【0012】図6は、前記第2形態の変形例で、この変
形例は建物の上下階でデータ通信を行う場合に適用した
もので、図5と同一部分には同一符号を付してある。図
6において、15はコンクリート床で、このコンクリー
ト床15にも上記コンクリート壁3と同様なアンテナ1
A,1Bが設けられている。
【0013】上述した各形態ではアンテナ1,1A,1
Bをコンクリート壁や床内部に埋め込んだ場合について
述べて来たが、壁面や床面に沿って貼り付けてアンテナ
が歪まないように補強して構成しても良い。
【0014】
【発明の効果】以上述べたように、この発明によれば、
建物のコンクリート壁や床に対象となる周波数の波長に
合わせて形成されたメッシュ状のアンテナ群を設けたの
で、無線データ通信における伝送障害を防止することが
できる。また、コンクリート壁や床の内部に一対のメッ
シュ状のアンテナ群を設け、送信側のアンテナ群にレピ
ータを接続することにより、受信側での無線データ通信
の伝送障害を確実に防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の第1形態を示す概略構成図。
【図2】第1形態の要部の拡大図。
【図3】第1形態をコンクリート壁内に埋め込んだとき
の概略構成図。
【図4】メッシュ状のアンテナを一対コンクリート壁に
埋め込んだ時の概略断面図。
【図5】レピータを使用したときの概略構成図。
【図6】レピータを使用したときの概略構成図。
【図7】コンクリート壁内の鉄筋の影響を見るための実
験構成図。
【符号の説明】
1、1A,1B…アンテナ 2…メッシュ 3…ループアンテナ 4…総給電点 5…コンクリート壁

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建物のコンクリート壁や床に、対象とな
    る周波数の波長に合わせて形成されたメッシュ状のアン
    テナ群を設けたことを特徴とするメッシュ構造アンテ
    ナ。
  2. 【請求項2】 メッシュ状のアンテナ群を、送信側と受
    信側の建物のコンクリート壁や床に、一定間隔隔てて一
    対設けたことを特徴とするメッシュ構造アンテナ。
  3. 【請求項3】 メッシュ状のアンテナ群は、対象となる
    周波数の波長に合わせてアレイ状に形成されたループア
    ンテナからなることを特徴とする請求項1又は2記載の
    メッシュ構造アンテナ。
  4. 【請求項4】 送信側に位置するメッシュ状のアンテナ
    あるいはループアンテナにレピータを接続したことを特
    徴とする請求項2又は3記載のメッシュ構造アンテナ。
JP16397096A 1996-06-25 1996-06-25 メッシュ構造アンテナ Pending JPH1013122A (ja)

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JP16397096A JPH1013122A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 メッシュ構造アンテナ

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JP16397096A JPH1013122A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 メッシュ構造アンテナ

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Publication Number Publication Date
JPH1013122A true JPH1013122A (ja) 1998-01-16

Family

ID=15784285

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP16397096A Pending JPH1013122A (ja) 1996-06-25 1996-06-25 メッシュ構造アンテナ

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006287317A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Oki Electric Ind Co Ltd Rfidタグ用誘導アンテナ装置及びrfidタグ通信システム

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006287317A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Oki Electric Ind Co Ltd Rfidタグ用誘導アンテナ装置及びrfidタグ通信システム

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