JPH10128686A - ロボットマニピュレータの制御方法およびロボットマニピュレータの制御装置 - Google Patents

ロボットマニピュレータの制御方法およびロボットマニピュレータの制御装置

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JPH10128686A
JPH10128686A JP28810596A JP28810596A JPH10128686A JP H10128686 A JPH10128686 A JP H10128686A JP 28810596 A JP28810596 A JP 28810596A JP 28810596 A JP28810596 A JP 28810596A JP H10128686 A JPH10128686 A JP H10128686A
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JP28810596A
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Inventor
Ayako Takenouchi
紋子 竹野内
Naoyoshi Kanamaru
直義 金丸
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】距離画像が測定できない空間に対しても、マニ
ピュレータが入り込む空間の存在を保証するように、動
作経路を生成する手段を提供すること。 【解決手段】画像または距離画像を用いて、同一の既知
形状を有する複数の物体が乱雑に置かれた空間内から対
象物体を取り出すようにロボットマニピュレータを制御
方法である。そして、この制御方法には、画像または距
離画像に基づいて、物体が取り得る位置姿勢候補を求め
るステップと、求めた位置姿勢候補に基づいて、空間を
物体空間とそれ以外とに領域分割した環境モデルを作成
するステップと、作成された環境モデルに基づいて、対
象物体を取り出すためのロボットマニピュレータの動作
経路を生成するステップとを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、同一の既知形状を
有する複数の物体が乱雑に置かれた空間内から対象物体
を取り出すようにロボットマニピュレータを制御する方
法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ロボットマニピュレータを制御して、乱
雑に置かれた複数の物体の中から対象物体を取り出すた
めには、ロボットマニピュレータが把持する物体の位置
姿勢の推定や、物体を把持する動作を行うための経路を
算出することが必要となる。
【0003】そして、視覚センサを備えたロボットマニ
ピュレータによって、乱雑に置かれた複数の物体の中か
ら対象物体を取り出すためには、まず、物体の画像情報
を計測する視覚センサの計測結果から物体の位置姿勢を
推定し、視覚センサによる計測結果や、把持しようとす
る物体以外の物体(把持時の障害物)の存在情報である
位置姿勢の推定結果を用いて環境モデルを作成しておく
必要がある。
【0004】乱雑に置かれた物体の3次元形状を所定方
向から距離測定可能なレーザレンジファインダ(視覚セ
ンサ)による測定結果のみによって作成される環境モデ
ルは、乱雑に置かれた物体の3次元形状の各計測点が、
物体内部にある空間とそれ以外の空間との境界点を構成
するようなモデルであり、例えば、ある物体の上に他の
物体が重なることによって、このある物体がセンサの測
定不可能な領域、いわゆる死角に、入ってしまう場合に
は、この物体が存在するにも係わらず、前記他の物体に
よって測定死角となる全領域が、前記他の物体の内部の
空間として判断される。そして、従来では、このような
環境モデルを用いて、ロボットマニピュレータの経路を
決定する動作計画を行っていた。
【0005】また、乱雑に置かれた複数の物体の中から
対象物体を取り出す際には、物体の位置姿勢を推定する
ため、および、マニピュレータの動作経路付近に存在す
る物体との衝突を回避するような経路を算出するため、
物体の形状モデルが必要となる。そして、この際使用さ
れる形状モデルは、直方体、円筒等の立体の幾何形状の
組み合わせにより物体の形状を定義することや、四角
形、円等の平面の幾何形状の接続関係を記述して物体の
形状を定義することにより生成されていた。
【0006】また、従来では1つの物体モデルを用い
て、物体の位置姿勢の推定と動作計画の立案を行ってい
たが、実際には、物体の位置姿勢を推定するためには、
物体の形状を詳細かつ厳密に記述したような物体モデル
が必要となり、一方、動作計画を立案するためには、局
所的な形状ではなく、物体が空間内に占める大きさのよ
うな大局的な形状を記述した物体モデルが必要であっ
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、乱雑に置か
れた複数の物体の画像情報を視覚センサによって計測
し、この計測結果に基づいて、物体の位置姿勢の推定を
行う場合には、物体同士の重なりにより死角が多く発生
する。死角領域に存在する物体の形状情報は計測不能の
ため、死角領域に存在する物体の位置姿勢推定を行うこ
とはできなくなり、物体上に広い範囲が死角となると、
この物体の位置姿勢の推定が不可能となる。
【0008】このため、物体が乱雑に置かれた状態にあ
る物体の多くは死角の存在により、位置姿勢の推定が不
可能となっていた。したがって、従来、乱雑に置かれた
複数の物体の中から対象物体を取り出すために用いる環
境モデルの大部分は、視覚センサによる計測結果のみを
用いて作成していた。
【0009】しかしながら、視覚センサによる計測結果
のみを用いて作成した環境モデルを採用する場合には、
死角となった領域に、マニピュレータが入り込むことが
可能な空間が存在するか否かを判断できず、実際には、
死角部分にロボットマニピュレータが入り込む空間が存
在するにも係わらず、この空間を考慮したロボットマニ
ピュレータの動作計画の立案が行えなかった。
【0010】また、1つの物体モデルを用いて、物体の
位置姿勢推定と動作計画の立案の双方を行っていたた
め、物体の局所的な形状情報から大局的な形状情報まで
を1つの物体モデルで表現する物体モデルの作成が極め
て難しいといった問題もあった。
【0011】そこで、本発明は、上記課題を解決するた
めになされたものであり、その目的は、距離画像が測定
できない空間に対しても、ロボットマニピュレータが入
り込む空間の存在を保証するように動作経路を生成し、
ロボットマニピュレータを制御する手段を提供する点に
ある。
【0012】また、本発明の他の目的は、物体の局所的
な形状情報と大局的な形状情報とを表現するモデルを用
意しておき、ロボットマニピュレータの制御時における
処理速度を向上させる点にある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明によれば、画像または距離画像
を用いて、同一の既知形状を有する複数の物体が乱雑に
置かれた空間内から対象物体を取り出すようにロボット
マニピュレータを制御する方法において、画像または距
離画像に基づいて、物体が取り得る位置姿勢候補を求め
るステップと、求めた位置姿勢候補に基づいて、空間を
物体空間とそれ以外とに領域分割した環境モデルを作成
するステップと、作成された環境モデルに基づいて、対
象物体を取り出すためのロボットマニピュレータの動作
経路を生成するステップと、を含むロボットマニピュレ
ータの制御方法が提供される。
【0014】また、請求項2記載の発明によれば、画像
または距離画像を計測するセンサを有し、同一の既知形
状を有する複数の物体が乱雑に置かれた空間内から対象
物体を取り出すようにロボットマニピュレータを制御す
る装置において、前記センサの計測結果に基づいて、物
体の取り得る位置姿勢候補を算出し出力する位置姿勢候
補算出手段と、位置姿勢を一意に確定することができな
い物体の存在範囲を示す情報を出力する物体配置処理手
段と、前記位置姿勢候補算出手段および前記物体配置処
理手段の出力を参照して、空間を物体内部とそれ以外と
に領域分割した環境モデルを作成する環境モデル作成手
段と、作成された環境モデルに基づいて、対象物体を取
り出すためのロボットマニピュレータの動作経路を生成
する動作計画手段とを、備えることを特徴とするロボッ
トマニピュレータの制御装置が提供される。
【0015】また、請求項3記載の発明によれば、請求
項2において、前記物体配置処理手段は、一般化ハフ変
換のパラメータ空間を有することを特徴とするロボット
マニピュレータの制御装置が提供される。
【0016】さらに、請求項4記載の発明によれば、請
求項2において、前記位置姿勢候補算出手段は、物体表
面の形状を示す局所形状情報を用いたモデルにより位置
姿勢候補を求める手段であり、また、前記環境モデル作
成手段は、物体を内包する形状を用いたモデルにより前
記環境モデルを作成する手段である、ことを特徴とする
ロボットマニピュレータの制御装置が提供される。
【0017】さらに、請求項5記載の発明によれば、画
像または距離画像を用いて、同一の既知形状を有する複
数の物体が乱雑に置かれた空間内から対象物体を取り出
すようにロボットマニピュレータを制御する方法におい
て、画像または距離画像に基づいて、物体が取り得る位
置姿勢候補を求めるステップと、位置姿勢を一意に確定
することができない物体の存在範囲を示す情報を求める
ステップと、求められた位置姿勢候補と、物体の位置の
存在範囲を示す情報とを参照して、空間を物体内部とそ
れ以外とに領域分割した環境モデルを作成するステップ
と、作成された環境モデルに基づいて、対象物体を取り
出すためのロボットマニピュレータの動作経路を生成す
るステップと、を含むロボットマニピュレータの制御方
法が提供される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しつつ説明する。なお、公知のアルゴリズムに基づ
いた処理については、その旨を記載して詳細な説明を省
略し、本発明の理解の容易化を図るものとする。
【0019】以下の説明では、まず、図1のブロック図
を参照して本発明に係るロボットマニピュレータの制御
方法の概要を説明し、その後、具体的な実施形態を説明
する。
【0020】物体モデル部60には、位置姿勢等を求め
るための第1のモデルと、環境モデルを作成するための
第2のモデルとが予め記憶されている。まず、乱雑に置
かれた同一の既知形状を有する複数の物体の画像情報を
センサ150が計測し、計測結果を出力する。位置姿勢
候補算出部10は、この計測結果と物体モデル60に記
憶されている第1のモデルとを参照して、物体の位置姿
勢候補を算出し出力する。
【0021】そして、物体配置処理部20は、位置姿勢
を一意に確定することができる物体に対しては、その位
置姿勢候補をそのまま出力するとともに、例えば、他の
物体が障害になって形状情報が欠落し、位置姿勢を一意
に確定することができない物体に対しては、その存在範
囲を示す情報(物体配置情報)を出力する。
【0022】環境モデル作成部30は、物体配置処理部
20の出力と物体モデル部60に記憶されている第2の
モデルとを参照して、環境モデルを作成する。さらに、
動作計画部40は、ロボットマニピュレータ形状モデル
部70に記憶されている、ロボットマニピュレータの形
状を表現するモデルと作成された環境モデルとを参照し
て、ロボットマニピュレータの動作経路を生成する。
【0023】ロボットマニピュレータ50は、動作経路
が与えられると、この動作経路となるようにマニピュレ
ータの制御動作を行う。かくして、位置姿勢候補算出部
10、物体配置処理部20、環境モデル作成部30、お
よび、動作計画部40によって、乱雑に置かれた同一の
既知形状を有する複数の物体から対象物体を取り出すた
めの、マニピュレータの動作経路を生成する制御装置
(ビンピッキング装置)80が実現できる。
【0024】このように、本発明では、位置姿勢を一意
に確定することができない物体に対して、その存在範囲
を示す情報を求めることによって、センサが測定できな
い空間に対しても、ロボットマニピュレータが入り込む
空間の存在を保証するように動作経路を生成し、ロボッ
トマニピュレータを制御する点に特徴がある。
【0025】そして、位置および姿勢のいずれかが明確
でない場合に、本発明を適用することができる。但し、
後に説明する実施形態では、位置が明確でない場合につ
いて説明する。
【0026】また、本発明の他の特徴は、物体の局所的
な形状情報(第1のモデル)と大局的な形状情報とを表
現するモデル(第2のモデル)とを用意しておき、ロボ
ットマニピュレータの制御時における処理速度を向上さ
せる点にある。
【0027】次に、具体的な実施形態について説明す
る。図2は、本発明にかかる装置の構成を示すブロック
図である。本装置は、乱雑に置かれた同一の既知形状を
有する複数の物体の距離画像を計測するレーザレンジフ
ァインダ250と、対象物体を取り出すためのモデルを
記憶した物体モデル部600と、同一の既知形状を有す
る複数の物体が乱雑に置かれた空間内から対象物体を取
り出すように動作経路を生成するビンピッキング装置8
00と、ロボットマニピュレータの形状を表現したモデ
ルを記憶するロボットマニピュレータ形状モデル部70
0と、与えられた動作経路となるようにマニピュレータ
を移動させるロボットマニピュレータ500とを有して
構成される。
【0028】さらに、ビンピッキング装置800は、レ
ーザレンジファインダ250の計測結果に基づいて物体
の位置姿勢候補を算出し出力する位置姿勢候補算出部1
00と、位置姿勢を一意に確定することができない物体
に対しては、その位置の存在範囲を示す情報(物体配置
情報)を出力する物体配置処理部200と、物体配置情
報と物体モデル部600に記憶されているモデルとを参
照して、環境モデルを作成する環境モデル作成部300
と、作成された環境モデルとロボットマニピュレータ形
状モデル部700に記憶されているモデルとを参照し
て、動作経路を生成する動作計画部400とを備えてい
る。
【0029】そして、レーザレンジファインダ250と
ロボットマニピュレータ500を除く各ブロックは、例
えば、動作プログラムを内蔵したROM等の記憶媒体、
ワークエリア等として機能するRAM、および、記憶媒
体に記憶された動作プログラムを実行するCPU等の電
子デバイスにて実現可能であるため、本装置は、レーザ
レンジファインダ250とロボットマニピュレータ50
0とを備えた1台のコンピュータ装置で実現できる。
【0030】以下、本装置を構成する主要なブロックで
ある物体モデル部600、位置姿勢候補算出部100、
および、物体配置処理部200の構成や動作の概要につ
いて説明し、その後、図3のフローチャートを参照し
て、装置全体での動作を説明する。
【0031】なお、以下では、複数の平面よりなる物体
を想定し、この物体が空間内に複数個乱雑に置かれてい
て、その中から1つの対象物体を取り出す動作をロボッ
トマニピュレータが行うものとして説明する。
【0032】物体モデル部600は、位置姿勢候補算出
部100および物体配置処理部200が参照する第1の
モデルを記憶する局所的形状配置部610と、環境モデ
ル作成部300が参照する第2のモデルを記憶する大局
的概略形状部620とを備える。
【0033】図4に示すように、局所的形状配置部61
0のエリアAには、物体を構成する平面(局所形状)P
1、P2、P3、…等を表現する式1、式2、式3、…
等と、各平面の4つの頂点の座標値とが記憶されてお
り、また、エリアBには、任意の2つの平面の法線のな
す角度(θ1、θ2、…)が定義されている。
【0034】また、大局的概略形状部620には、複数
の平面よりなる物体を内包するようなモデルを定義して
いる。位置姿勢候補算出部100が備える局所形状抽出
部110は、公知のアルゴリズムを用い、レーザレンジ
ファインダ250の計測結果に基づいて、物体を構成す
る平面を検出する処理を行い、処理結果(局所的形状)
を位置姿勢算出部120に送る。具体的には、局所形状
抽出部110は検出した平面の方程式を局所的形状とし
て、位置姿勢算出部120に送る。
【0035】位置姿勢算出部120は、局所形状抽出部
110から送られてきた平面の検出結果と、局所的形状
配置部610に記憶されているモデルとを参照して位置
姿勢候補を算出する。より具体的には、平面の検出結果
に対して、公知のアルゴリズムを用いて、その法線方向
を求める。さらに、検出されたもののうち2つを選択す
る全ての組み合わせ(式の組み合わせ)に対して、平面
の法線同士の角度を求め、求めた角度の内、局所的形状
配置部610のエリアBに同一のものがある場合には、
そのものに対する1組の式(例えば、θ1の時、式1と
式2)をエリアAから獲得し、獲得した1組の式と検出
されたものに対する1組の式との間で演算を行って、3
軸回りにどれだけ回転(回転角度α、β、γ)したかを
公知のアルゴリズムを用いて求め、この回転角度を姿勢
候補とする。
【0036】そして、位置姿勢算出部120は、一般化
ハフ変換のパラメータ空間130において、求めた姿勢
候補に対する投票処理を行う。この投票処理は、図5に
示すように、回転角度α、β、γの値によって定まる、
1つの立方体で表現している投票単位を複数備えた、パ
ラメータ空間(α軸、β軸、γ軸よりなる空間)におい
て行われ、求まった(α、β、γ)の値によって定まる
投票単位に対して、1つの投票が行われる。このような
投票が、求まった(α、β、γ)の全ての組に対して行
われる。
【0037】次に、位置姿勢算出部120は、例えば、
投票数が所定数以上のものに対して位置を求める。この
位置の求め方を、図6に示すような平面T1、T2、T
3を有する物体について説明する。今、T1とT2の法
線同士のなす角度がθ1、T1とT3の法線同士のなす
角度がθ2として、ある投票単位Aに投票を行ったとす
る。
【0038】ところで、θ1に対応する平面P1、P2
の夫々と原点との距離d1、d2は、エリアAに予め記
憶されているモデル式によって求まるので、T1からd
1の距離であって、かつ、T2からd2の距離にある直
線が定まる。同様に、θ2に対応する平面P1、P3の
夫々と原点との距離d1、d3は、エリアAに予め記憶
されているモデル式によって求まるので、T1からd1
の距離であって、かつ、T3からd3の距離にある直線
が定まり、2つの直線の交点が図6に示す物体の原点と
なり、位置姿勢算出部120によりこの物体の位置が求
まる。
【0039】このようにして、各投票単位に存在する姿
勢候補の位置が求まることになり、求まったものを、位
置姿勢算出部120は位置姿勢候補として出力する。具
体的には、投票単位と、この投票単位に寄与した平面の
組と、平面の式とを対応付けて記述したテーブルを作成
しておいて、このテーブルの記述内容を参照して、投票
単位から位置を求めるようにしておけばよい。
【0040】次に、物体配置処理部200は、位置姿勢
を一意に確定することができるもの(例えば、投票数が
所定数以上のもの、投票数の多い順に所定数個等)に対
してはそのまま位置姿勢を出力し、一方、位置姿勢を一
意に確定することができないもの(例えば、投票数が所
定数未満のもの)に対しては、パラメータ空間130を
用いた処理を行う。このパラメータ空間130は、位置
姿勢候補算出部100が有するパラメータ空間130と
同一のものであり、説明の便宜上、位置姿勢候補算出部
100および物体配置処理部200の双方に存在するよ
うに図示している。
【0041】さて、物体配置処理部200は、パラメー
タ空間130を参照して、例えば、投票数が所定数未満
のものに対して、その位置を求める。ある投票単位に存
在するものに対する位置の求め方は、前記の通りであ
る。
【0042】さて、この際、物体配置処理部200は、
この投票単位に投票を行うことに寄与した平面の頂点の
座標値を局所的形状配置部610のエリアAから獲得し
て、局所的形状抽出部110により抽出された平面の存
在する範囲と前記頂点の座標値より算出される平面の存
在範囲とを比較して、平面の存在範囲を限定する。投票
に寄与した2つの平面の存在範囲を限定することによ
り、物体原点が存在する線分が算出される。この線分の
端点座標値を物体の位置の存在範囲として出力する。す
なわち、投票数が少ない物体の位置姿勢は、一意に確定
せず、ある程度の範囲(領域)を形成してしまうため、
このような物体に対して、存在範囲を示す情報を出力す
る点にこの発明の特徴がある。
【0043】次に、図3のフローチャートを参照して、
本装置全体によって行われる処理について説明する。ま
ず、ステップS300で、レーザレンジファインダ25
0が、空間内に乱雑に配置された物体の距離画像を計測
し、計測結果を位置姿勢候補算出部100の局所形状抽
出部110に送る。
【0044】ステップS302では、位置姿勢候補を算
出する。まず、局所形状抽出部110は、距離画像の情
報に基づいて、公知のアルゴリズムを用い、物体を構成
する局所形状である平面の検出を行い、検出した平面の
式(局所形状)を位置姿勢算出部120に送る。
【0045】位置姿勢算出部120は、最初に姿勢候補
を求める。位置姿勢算出部120は、局所形状と局所的
形状配置部610に記憶されているモデルとを参照し
て、姿勢候補を算出する。今、図6に示すように平面T
1、T2、T3が検出されたものとする。まず、位置姿
勢算出部120は、平面T1、平面T2の2つを選択
し、平面T1、平面T2の式(夫々L1、L2とする)
から平面T1の法線と平面T2の法線とのなす角度Xを
求め、この角度Xに等しい角度が局所的形状配置部61
0内のエリアBに存在するか否かを調べ、存在する場合
には、エリアB内に存在する角度に対応する2つの平面
の式の組をエリアAから獲得し、獲得した2つの平面の
式の組と、検出した平面T1、平面T2の式の組とを対
応させる。
【0046】例えば、前記Xがθ1のみに等しければ、
θ1に対応する2つの式1と式2の組をエリアAから獲
得し、獲得した2つの式(式1と式2)の組と、検出し
た平面T1、平面T2の式(L1、L2)の組とを対応
させる。そして、獲得した2つの式(式1と式2)の組
と検出された平面T1、平面T2の式(L1、L2)の
組とを参照し、公知のアルゴリズムを用いて、式1、式
2で定まる基準姿勢からの、平面T1、平面T2の3軸
回りの回転角度(α、β、γ)を求めて、これを姿勢候
補とする。同様に、「平面T2、平面T3」の2つを選
択して姿勢候補を算出し、さらに、「平面T3、平面T
1」の2つを選択して姿勢候補を算出する。
【0047】そして、位置姿勢算出部120は、先に図
5を参照して説明したように、一般化ハフ変換のパラメ
ータ空間130を用いた投票処理を行う。この投票に際
して、平面の組み合わせと、投票単位との対応付けを行
うために、テーブル(図示せず)に対応関係を記述して
おく。
【0048】さらに、位置姿勢算出部120は、例え
ば、所定数以上の投票が存在する投票単位に注目し、当
該投票単位に対応する平面の組み合わせを、前記テーブ
ルを参照して求める。
【0049】そして、求めた平面の組み合わせが、局所
的形状配置部610のエリアAのいずれの平面の組み合
わせに該当するかを求める。例えば、検出した「平面T
1、平面T2」が、エリアA内の平面P1、平面P2に
対応するとすれば、平面P1と原点の距離(d1)およ
び平面P2と原点の距離(d2)は、平面の式から求ま
るので、平面T1から距離d1であって、平面T2から
距離d2の位置に存在する直線を求め、同様に、「平面
T1、平面T3」が、エリアA内の平面P1、平面P3
に対応するとすれば、平面P1と原点の距離(d1)お
よび平面P3と原点の距離(d3)は、平面の式から求
まるので、平面T1から距離d1であって、平面T2か
ら距離d3の位置に存在する直線を求め、求めた2つの
直線の交点を原点として、物体の位置を求める。
【0050】このようにして、位置姿勢算出部120
は、所定数以上の投票が存在する投票単位に注目し、当
該投票単位に対応する姿勢候補の位置を求めて、位置姿
勢候補を出力する。
【0051】次に、ステップS304では、物体配置処
置部200がパラメータ空間13の投票結果と局所的形
状配置部610に記憶されている情報を参照して、物体
の配置情報を求める。
【0052】なお、位置姿勢候補算出部100で求めた
位置姿勢候補は、そのまま、環境モデル作成部300に
送られる。さて、物体配置処置部200は、例えば、所
定数以下の投票しか行われなかった投票単位に注目し、
当該投票単位に対応する平面の組み合わせを、前記テー
ブルを参照して求める。そして、前記テーブルの記述内
容と局所的形状配置部610に記憶されている情報を参
照して、求めた平面の組み合わせより、物体原点がその
上に存在し得る直線の存在範囲を求める。具体的には、
局所的形状配置部610のエリアAから、求めた平面の
組み合わせに対応する平面の各頂点の座標値を獲得し
て、獲得した座標値と局所的形状抽出部110で抽出し
た平面の存在範囲とを参照して、物体原点がその上に存
在しうる線分の端点座標値を算出し、これを出力する。
例えば、ある物体に対する位置が複数個得られると、各
位置を中心として、各頂点の座標値により大きさが定ま
る平面が空間内でどのような領域を形成するかが、公知
のアルゴリズムを用いて求められ、これが物体配置情報
となる。
【0053】次に、ステップS306において、環境モ
デル作成部300は、大局的概略形状部620に記憶さ
れている、複数の平面よりなる物体を内包するようなモ
デルを用いて、環境モデルを作成する。この処理は、位
置姿勢が定まった物体等を空間内に配置する処理であっ
て、公知のアルゴリズムを用いて行うことが可能であ
る。
【0054】環境モデル作成部300は、位置姿勢候補
算出部100から出力される位置姿勢候補に対しては、
その位置姿勢を考慮して、モデルで示される大局的概略
形状を空間に配置することを行い、一方、位置姿勢が一
意に定まらないものに対しては、物体配置処理部200
から出力される物体配置情報を参照して、存在範囲内に
存在する各位置とそこでの姿勢とを考慮して、モデルで
示される大局的概略形状を空間に配置する。
【0055】次に、ステップS308において、動作計
画部400は、ロボットマニピュレータ形状モデル70
0に記憶されているロボットマニピュレータの形状を表
現するモデルを用いて、ロボットマニピュレータが入り
込む空間が存在するか否かを判断して、公知のアルゴリ
ズムを用いて動作経路を生成する。
【0056】そして、動作経路が与えられたロボットマ
ニピュレータ500は、対象物体を取り出すように、図
示しない制御部からの指示にしたがって、マニピュレー
タの動作を制御する。
【0057】以上の実施形態では、位置が明確に定まら
ない物体についての処理について、説明してきたが、姿
勢が明確に定まらない物体についても同様に扱うことが
できる。このためには、まず、位置候補を算出して、こ
の投票結果を参照して、位置が明確に定まらない物体の
姿勢の取りうる範囲を求めるように、動作プログラムを
作成しておけばよい。なお、位置、姿勢ともに一部のパ
ラメータのみが求められた場合についても、動作プログ
ラムを変更して同様に処理を行うことができる。
【0058】以上説明してきたように、画像または距離
画像に基づいて、物体が取り得る位置姿勢候補を求め、
位置姿勢を一意に確定することができない物体の存在範
囲を示す情報を求め、さらに、求められた位置姿勢候補
と、物体の存在範囲を示す情報とを参照して、空間を物
体内部とそれ以外とに領域分割した環境モデルを作成
し、作成された環境モデルに基づいて、対象物体を取り
出すためのロボットマニピュレータの動作経路を生成す
るので、距離画像が測定できない空間に対しても、ロボ
ットマニピュレータが入り込む空間の存在を保証するよ
うに動作経路を生成し、ロボットマニピュレータを制御
することが可能になる。すなわち、死角の存在によりマ
ニピュレータの動作が不可能と誤判断される場合に対し
ても、動作計画の立案が可能となる。
【0059】また、本実施形態では、物体の局所的な形
状情報を表現するモデル(局所的形状配置部610が記
憶するモデル)と大局的な形状情報を表現するモデル
(大局的概略形状部620が記憶するモデル)を用意し
ている。これらのモデルは、それぞれの処理に必要とな
る情報を簡便な形式で記述したものであるため、ロボッ
トマニピュレータの制御時における処理速度を向上させ
ることができる。
【0060】なお、図3で示される処理ステップに対応
するプログラムをCPUが読み取り可能に、フレキシブ
ルディスク、コンパクトディスク、カード等の記憶媒体
に記憶しておき、CPUの読み取り動作によって、一連
の処理ステップが実行されるようにした記憶媒体が実現
できる。これによれば、可搬性を有する記憶媒体にロボ
ットマニピュレータの制御プログラムを記憶しておくこ
とができ、ユーザの利便性に供することになる。
【0061】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、画像または距離画像に基づいて、物体が取
り得る位置姿勢候補を求め、求めた位置姿勢候補に基づ
いて、環境モデルを作成し、作成された環境モデルに基
づいて、対象物体を取り出すためのロボットマニピュレ
ータの動作経路を生成するので、距離画像が測定できな
い空間に対しても、マニピュレータが入り込む空間の存
在を保証するように、動作経路を生成することが可能に
なるという効果が得られる。
【0062】また、請求項2に係る発明によれば、位置
姿勢候補算出手段が、物体の取り得る位置姿勢候補を算
出し、また、物体配置処理手段が位置姿勢を一意に確定
することができない物体の存在範囲を出力し、さらに、
環境モデル作成手段が、位置姿勢候補算出手段および物
体配置処理手段の出力を参照して環境モデルを作成し
て、動作計画手段が作成された環境モデルに基づいて、
対象物体を取り出すためのロボットマニピュレータの動
作経路を生成するので、距離画像が測定できない空間に
対しても、マニュピュレータが入り込む空間の存在を保
証するように、動作経路を生成することが可能になると
いう効果が得られる。
【0063】また、請求項3に係る発明によれば、請求
項2の効果に加えて、物体配置処理手段が、一般化ハフ
変換のパラメータ空間を有するので、パラメータ空間で
の投票結果を参照して、位置姿勢を一意に確定すること
ができない物体の存在範囲を確定することが容易になる
という効果が得られる。
【0064】さらに、請求項4記載の発明によれば、請
求項2の効果に加えて、位置姿勢候補算出手段は、物体
表面の形状を示す局所形状情報を用いたモデルにより位
置姿勢候補を求め、また、環境モデル作成手段は、物体
を内包する形状を用いたモデルにより前記環境モデルを
作成するので、位置姿勢候補を求める処理および環境モ
デルを生成する処理の高速化が図れるという効果が得ら
れる。
【0065】また、請求項5に係る発明によっても、位
置姿勢を一意に確定することができ物体の位置姿勢候補
を求めるとともに、位置姿勢を一意に確定することがで
きない物体の位置の存在範囲を示す情報を求め、さら
に、求められた位置姿勢候補と、物体の存在範囲を示す
情報とを参照して環境モデルを作成し、作成された環境
モデルに基づいて、対象物体を取り出すためのロボット
マニピュレータの動作経路を生成するので、距離画像が
測定できない空間に対しても、マニピュレータが入り込
む空間の存在を保証するように、動作経路を生成するこ
とが可能になるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の概要を説明するためのブロック図であ
る。
【図2】本発明に係る装置の構成を示すブロック図であ
る。
【図3】本発明の実施形態にかかる処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図4】局所的形状配置部の記憶内容の説明図である。
【図5】本発明の実施形態にかかる処理内容の説明図で
ある。
【図6】本発明の実施形態にかかる処理内容の説明図で
ある。
【符号の説明】
100…位置姿勢候補算出部 110…局所的形状抽出部 120…位置姿勢算出部 130…パラメータ空間 200…物体配置処理部 250…レーザレンジファインダ 300…環境モデル作成部 400…動作計画部 500…ロボットマニピュレータ 600…物体モデル部 610…局所的形状配置部 620…大局的概略形状部 700…ロボットマニピュレータ形状モデル部 800…ビンピッキング装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像または距離画像を用いて、同一の既
    知形状を有する複数の物体が乱雑に置かれた空間内から
    対象物体を取り出すようにロボットマニピュレータを制
    御する方法において、 画像または距離画像に基づいて、物体が取り得る位置姿
    勢候補を求めるステップと、 求めた位置姿勢候補に基づいて、空間を物体空間とそれ
    以外とに領域分割した環境モデルを作成するステップ
    と、 作成された環境モデルに基づいて、対象物体を取り出す
    ためのロボットマニピュレータの動作経路を生成するス
    テップと、を含むロボットマニピュレータの制御方法。
  2. 【請求項2】 画像または距離画像を計測するセンサを
    有し、同一の既知形状を有する複数の物体が乱雑に置か
    れた空間内から対象物体を取り出すようにロボットマニ
    ピュレータを制御する装置において、 前記センサの計測結果に基づいて、物体の取り得る位置
    姿勢候補を算出し出力する位置姿勢候補算出手段と、 位置姿勢を一意に確定することができない物体の存在範
    囲を示す情報を出力する物体配置処理手段と、 前記位置姿勢候補算出手段および前記物体配置処理手段
    の出力を参照して、空間を物体内部とそれ以外とに領域
    分割した環境モデルを作成する環境モデル作成手段と、 作成された環境モデルに基づいて、対象物体を取り出す
    ためのロボットマニピュレータの動作経路を生成する動
    作計画手段とを、備えることを特徴とするロボットマニ
    ピュレータの制御装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記物体配置処理手段は、一般化ハフ変換のパラメータ
    空間を有することを特徴とするロボットマニピュレータ
    の制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 前記位置姿勢候補算出手段は、物体表面の形状を示す局
    所形状情報を用いたモデルにより位置姿勢候補を求める
    手段であり、また、 前記環境モデル作成手段は、物体を内包する形状を用い
    たモデルにより前記環境モデルを作成する手段である、 ことを特徴とするロボットマニピュレータの制御装置。
  5. 【請求項5】 画像または距離画像を用いて、同一の既
    知形状を有する複数の物体が乱雑に置かれた空間内から
    対象物体を取り出すようにロボットマニピュレータを制
    御する方法において、 画像または距離画像に基づいて、物体が取り得る位置姿
    勢候補を求めるステップと、 位置姿勢を一意に確定することができない物体の位置の
    存在範囲を示す情報を求めるステップと、 求められた位置姿勢候補と、物体の存在範囲を示す情報
    とを参照して、空間を物体内部とそれ以外とに領域分割
    した環境モデルを作成するステップと、 作成された環境モデルに基づいて、対象物体を取り出す
    ためのロボットマニピュレータの動作経路を生成するス
    テップと、を含むロボットマニピュレータの制御方法。
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