JPH10128305A - 廃棄物の分別回収方法 - Google Patents

廃棄物の分別回収方法

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JPH10128305A
JPH10128305A JP8327467A JP32746796A JPH10128305A JP H10128305 A JPH10128305 A JP H10128305A JP 8327467 A JP8327467 A JP 8327467A JP 32746796 A JP32746796 A JP 32746796A JP H10128305 A JPH10128305 A JP H10128305A
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光雄 丹生
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Abstract

(57)【要約】 【構成】製品または該製品を構成する部分品に、選別分
類すべき目的別のバーコードを予め付与しておき、該製
品または部分品が廃棄物となった時、該廃棄物のバーコ
ードを読み取り、その読み取り情報をオンラインで分別
機に同期させることによって廃棄物を迅速に選別分類
し、廃棄物処理または再生利用に供することを特徴とす
る廃棄物の分別回収方法および分別回収システム。ま
た、見えないバーコードとその読み取り装置を使用する
上記記載の廃棄物分別回収方法および分別回収システ
ム。 【効果】一定形状の廃棄物や一定のバーコードの付与の
仕方によって、バーコード読み取り機により、バーコー
ドが付与された廃棄物を素材別等の分別目的別に迅速に
区分できる。さらに読み取り機と分別機をオンラインで
同期させ、管理することにより、廃棄物を迅速、容易か
つ低コストで分別回収可能である。また、肉眼に見えな
いバーコードシステムを使用することにより、廃棄物の
分別回収適用範囲をさらに拡大し得る方法である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、廃棄物の分別回収方法
に関する。更に詳細には、製品に予め、選別分類すべき
目的別バーコードを付与しておき、該製品が廃棄物とな
った時、該廃棄物のバーコードをバーコード読み取り機
によって読み取り、廃棄物の素材別、再利用/再処理の
用途別等の範疇に分別回収し、資源の再利用や廃棄物処
理を迅速かつ容易ならしめるための方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】産業廃棄物や一般家庭等からの一般廃棄
物は、素材の種類やその形態等において千差万別であ
り、取りあえずリサイクルが叫ばれている容器包装材に
限ってもその種類はアルミ、スチール、ガラス、紙パッ
ク、段ボール、PETボトル、その他のプラスチック等
々多種多様である。したがって、これらの廃棄物を再資
源化し有効利用したり、迅速に処理、処分しようとする
場合、廃棄物を目的に応じた種類別に、迅速かつ経済的
に分別し回収する技術や方法の開発が必須である。
【0003】国はリサイクルに関する法的整備をし、地
方自治体等はこれに基ずいてごみや容器包装等の分別収
集または回収に積極性を示している。市町村の指導や一
部業界の自主活動により、一般市民による分別回収が行
われている。しかし、一般市民の判断に任されているた
め、アルミ、スチール、ガラス、プラスチック、紙パッ
ク等の大まかな分別の域を越えることは困難であり、よ
り明確な分別は期しがたい。一般市民により大まかに分
別された廃棄物は、業者等の手によってさらに精度の高
い選別がなされるが、一部の例外を除いては、応用範囲
の広い分別方法は無く、熟練者の手選別によるところが
多く、このような方法では、今後とも増え続ける廃棄物
に迅速に対応していくことは最早困難である。
【0004】上記において、一部の例外とは、例えば磁
力によるアルミニウムとスチールの分別等である。しか
し、例えばプラスチック等の非磁性物が混入した場合に
はアルミニウムとプラスチックとの分別は別の方法によ
る以外、無効である。また、プラスチック等の場合に
は、廃棄物となった製品を一定の大きさに破砕し、比重
差を利用した分別方法が開発されている。この方法によ
り、比較的比重の大きいもの(ポリスチレン、塩化ビニ
ール、PET等)と比較的比重の小さいもの(ポリエチ
レン、ポリプロピレン等)をある程度の純度で分離回収
することが可能である。しかし破砕片への気泡や異物の
付着除去等、前処理の段階における困難な問題点が多
く、一連のプロセスが大型化する反面、十分な分離回収
は期しがたい面がある。さらに、被選別物にX線、電子
線、レーザー光線等を照射し、これに対応する放出ガ
ス、イオン、電子、電磁波等の応答を即座に解析しオン
ラインで分別する装置等が考案され、一部実用化されて
いる。例えば、被選別物にX線を照射し、塩素原子の存
在を分析することによって、プラスチック中のPVCを
選別する等である。しかし、この様な方法は、機器分析
装置を含む分離回収システムが必要であり、大型で高価
な装置とならざるを得ず、費用が高価な割には適応範囲
が限られてしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】而して、増加の一途を
たどる産業的、一般的廃棄物を迅速に分別し、有用資源
の再利用等の有効活用をはかるためには、上述の通り、
現在の分別技術や方法では不十分であり、より広範に適
応でき、しかも分別のための経費が安価な分別方法の開
発が求められる。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる事情下に鑑み、本
発明者は、廃棄物全般について、より広範に適応可能で
あり、さらに分別のための経費が安価であり且つ簡便な
分別方法について鋭意検討した結果、製品が廃棄物にな
ったときのことを考慮して、予め製品に分別収集の為の
バーコードを付与しておく方法が最も有効であるとの結
論に達した。
【0007】即ち、本発明は、製品または該製品を構成
する部分品に選別分類すべき目的別のバーコードを予め
付与しておき、該製品または部分品が廃棄物となったと
き、該廃棄物のバーコードを読み取ることによって、迅
速かつ容易に、しかも安価に廃棄物を選別分類し、廃棄
物処理または再生利用に供することを目的とする廃棄物
の分別回収方法である。
【0008】以下、本発明を更に詳細に説明する。種々
の利用目的をもつ製品は、その効用の減退等による理由
で廃棄され廃棄物となる。これらの製品またはその廃棄
物は一般的に、一つ以上の部分品から構成され、それぞ
れの部分品はさらに一つ以上の部分品から作られ、最終
的には素材の略一定の部分品に至ると思われる。これら
の製品や部分品に対して、廃棄物回収時のために素材
別、回収方法別等の識別のためのバーコードを、可能な
限り、予め付与しておくことは、それ程コストを要さ
ず、十分に可能である。したがって、本発明は、製品ま
たは該製品を構成する部分品に、選別分類すべき目的別
のバーコードを予め付与しておき、該製品または部分品
が廃棄物となった時、該廃棄物のバーコードを読み取る
ことによって廃棄物を選別分類することを特徴とする廃
棄物の分別回収方法である。該製品または部分品にバー
コードを付与する方法は、特に限定されるものではない
が、一般的には、インキ、塗料等によって印刷する方法
やバーコードを印刷した紙片等を貼り付ける方法が最も
簡便である。
【0009】多種多様の形状や大きさの異なる廃棄物に
付与したバーコードを、バーコード読み取り機によっ
て、自動的に読み取り分別するためには、廃棄物毎の条
件に合った工夫が必要である。一般的には、廃棄物の大
きさや形状がほぼ一定であり、個々の廃棄物に付与した
バーコードが、バーコード読み取り機の読み取り窓に、
常に自動的にセットされるように工夫することが必要で
ある。このような条件を満足することが比較的容易にで
きるものは、例示する製品に限定されるものではない
が、種々の容器類、乾電池蓄電池類、ボール類、ボール
ペン等の文房具類、蛍光管電球類等々を挙げることがで
きる。
【0010】したがって、本発明は、ガラスビン、金属
缶、プラスチックボトル、紙パックおよびゴム製容器等
の容器類に、素材別バーコードを予め印刷しておき、該
容器類が廃棄物になった時、該廃棄物のバーコードを読
み取ることによって分別回収することを特徴とする容器
類廃棄物の分別回収方法である。また、プラスチック容
器について、本発明は、プラスチック容器に、プラスチ
ックの種類別バーコードを予め印刷しておき、該容器が
廃棄物となった時、該廃棄物のバーコードを読み取るこ
とによって分別回収することを特徴とするプラスチック
容器廃棄物の分別回収方法である。
【0011】さらに、バーコードの付与すべき位置につ
いては、廃棄物がどのような状態でバーコード読み取り
機の読み取り窓を通過しても、バーコードが隠されて読
み取り不能が起こらないような工夫が必要である。この
ような条件を満足することが比較的容易にできるもの
は、例示する製品に限るものではないが、円筒や角柱等
の筒状の製品、特に容器類や乾電池等が挙げられる。こ
れらは、筒状部の外周部の外側にリング状にバーコード
を付与することによって、この目的を達することができ
る。
【0012】したがってボトル型(筒状)プラスチック
容器では、本発明は、ボトル型プラスチック容器の筒状
部の外周部に、リング状にプラスチックの種類別バーコ
ードを予め印刷しておき、該容器が廃棄物となった時、
該廃棄物のバーコードを読み取ることによってプラスチ
ックの種類ごとに分別回収することを特徴とするボトル
型プラスチック容器の分別回収方法である。この場合、
バーコードを変えるだけで、ボトル型プラスチック容器
の素材別分類は勿論、色別、形状別その他目的に応じた
分類による分別回収が可能である。ボトル型プラスチッ
ク容器以外の廃棄物においても同様であることは言うま
でもない。
【0013】ここで言う、リング状バーコードとは、通
常の、異なる太さ(幅)および間隔を持つ平行な縦線
(バー)の組み合わせ(バーコード)を、筒の外周全体
にリング状に施したものである。この為、筒状容器の筒
方向の軸に対して、バーコード読み取り機の読み取り窓
が、ほぼ直角に位置しておれば、容器の他の方向はいか
ようであっても読み取り可能である。即ち、より具体的
には例えば、縦長のボトル型プラスチック容器が、搬送
ラインであるベルトコンベアー上に寝かされた状態で流
れており、該ベルトコンベアのほぼ直角上方にバーコー
ド読み取り機の読み取り窓が存在すれば、該プラスチッ
ク容器を直ちに判別し、プラスチックの種類別等の情報
を得ることが可能であり、この情報(信号)を分別機能
を有する装置に接続することによりボトル型プラスチッ
ク容器をオンラインで分別回収することが可能である。
以下に述べる筒状ガラスビン、筒状電池、筒状金属缶お
よび筒状紙パックにおけるリング状バーコードについて
も、上記の説明と同様の意味合いである。但し、上記の
説明から明らかなように、リング状バーコードは、筒軸
に直角な断面に沿った形状のリング(環)となることは
言うまでもない。例えば筒が四角柱である場合は、四角
リング状(四角形の環のこと)のバーコードとなる。
【0014】したがって、筒状部をもつガラスビンの場
合、本発明は、ガラスビンの筒状部の外周部に、リング
状にガラスの色別、種類別バーコードを予め印刷してお
き、該ガラスビンが廃棄物となった時、該ガラスビンの
バーコードを読み取ることによって色別、種類別に分別
回収することを特徴とするガラスビン廃棄物の分別回収
方法である。
【0015】また、筒状部をもつ金属缶の場合、本発明
は、金属缶の筒状部の外周部に、リング状に金属の種類
別バーコードを予め印刷しておき、該金属缶が廃棄物と
なった時、該金属缶のバーコードを読み取ることによっ
て分別回収することを特徴とする金属缶廃棄物の分別回
収方法である。
【0016】筒状部をもつ電池である場合には、電池の
筒状部の外周部に、リング状に電池の種類別バーコード
を予め印刷しておき、該電池が廃棄物となった時、該電
池のバーコードを読み取ることによって分別回収するこ
とを特徴とする電池廃棄物の分別回収方法である。
【0017】また、角柱状の筒状部をもつ紙パックの場
合には、本発明は、紙パックの角柱筒状部の外周部に、
角リング状に紙の種類別バーコードを予め印刷してお
き、該紙パックが廃棄物となった時、該紙パックのバー
コードを読み取ることによって分別回収することを特徴
とする紙パック廃棄物の分別回収方法である。
【0018】このような廃棄物等の使用済み資源の分別
回収のためにバーコードシステムを活用する方法は、廃
棄物素材の種類別等、分別目的別のバーコードの割り当
てについて、業界、地方自治体、国さらには地球規模で
の法や規則による規定の設定が好ましと思われる。例え
ば、PETボトルには、該ボトルメーカーの如何を問わ
ず、製品または商品の出荷時に、その筒状部の外周部に
PETボトルに割り当てられたバーコードを前述の方法
で添付、印刷する等である。
【0019】バーコードの読み取りシステムについて
は、従来の可視光を利用した白黒バーコードによる読み
取りシステムを活用することが可能である。バーコード
とは、異なる太さおよび間隔をもつ平行な縦線(バー)
の組み合わせによって数字、文字、記号等の情報を表現
する符合(コード)を言い、その表記記号一本一本のバ
ーをエレメントと呼んでいる。バーコードを構成する平
行なバーのうち、反射率の低いバーを黒バー、反射率の
高いバー(間隔部分)を白バーと呼ぶ。この黒バーは周
囲(白バー)とのコントラストを上げるために反射率を
出来るだけ低くする方が効果的であり、文字通り黒色が
用いられる。
【0020】人間の肉眼によって判別可能の、いわゆる
可視光を利用した白黒バーコードでは、光を照射し反射
光をセンサーで検出するバーコードリーダーなる情報読
み取り装置で読み取られる。光源には、ランプ、発光ダ
イオード、ガスレーザーまたは半導体レーザー等が用い
られ、検出器側のセンサーは、バーコードの白バーと黒
バーとの反射光の強度差を検出し、デコーダで解読処理
を行う。バーコードリーダーには、小売店等で見かけら
れる手でペンを持ってなぞる方式から、レーザービーム
を照射して搬送ライン上を高速で流れる対象物を自動的
に読み取る固定式の方法まで種々の形態がある。本発明
においては、例えば大量のPETボトルやガラスビン等
を搬送ライン上で処理する場合、後者に近い形態が好ま
しい。
【0021】この様な白黒バーコードを、前に述べたよ
うに、製品が廃棄物になった時、分別回収し易いように
添付するのであるが、製品によっては添付することによ
り不都合が生じる場合が考えられる。即ち、商品によっ
ては、該白黒バーコードの存在がその商品のイメージや
雰囲気をこわしてしまう場合が存在する。またバーコー
ドが付されていることを意識させない方が好ましい場合
が存在する。このような場合には、視覚的に見えない、
または見えにくいバーコードを使用すれば、この不都合
な問題は解決できる。
【0022】したがって、本発明は、バーコード読み取
り装置の光源が赤外線または紫外線光源であり、バーコ
ードを構成する物質が赤外線または紫外線には反応する
が、可視光線に対しては無色透明な物質であるバーコー
ドを用いたバーコード読み取りシステムを用いた請求項
1から請求項8に記載の廃棄物分別回収方法である。
【0023】肉眼で見えないまたは見えにくいバーコー
ドは、実用的には太陽光線下で黒等の有色でなく、可視
光線の波長域で無色透明またはそれに近いことが必要で
ありこのような条件に満足するものであれば、目的を達
することが可能である。このような方法の一つは、検出
光として可視光線ではなく赤外線や紫外線を用い、バー
コードを構成する物質としては、可視光線には無色透明
でそれぞれ赤外線や紫外線の反射体物質を用いればよ
い。また、バーコードを構成する物質として、太陽光下
で透明またはそれに近い蛍光体物質使用をする場合に
は、赤外線または紫外線の波長域の光線をバーコードに
照射し、該蛍光体物質固有の赤外線〜紫外線域の蛍光を
読み取ればよい。バーコードを構成する物質として蛍光
体物質を用いたバーコードシステムの詳細については、
特願平8−45445にその記載がある。
【0024】また、太陽光下で透明またはそれに近いバ
ーコードを用いる場合には、他の有彩顔料や染料によ
り、任意に彩色可能である。即ち、赤外線や紫外線で検
出可能なバーコードが付与、印刷してさえあれば、該バ
ーコードを含む周囲の色彩や模様は如何様であってもか
まわない。更に具体的に言えば、例えばPETボトルや
ガラスビン等に、任意に彩色や模様を施し、この上に無
色透明の赤外線反射物質や蛍光体物質を施すことによっ
て、見えないバーコードを形成できる。蛍光体物質を用
いたバーコード読み取りシステムについては、前述の特
願平8−45445に記載するところである。
【0025】さらに、本発明は、請求項9から請求項1
1に記載のバーコード読み取りシステムと該読み取り情
報をオンライン処理し、分別機の分別動作に同期させた
廃棄物分別回収システムである。この方法は、白黒バー
コードで不都合が無ければ、郵便物や荷物等において、
すでに実用化されている方法でよい。透明バーコードシ
ステムについては、廃棄物に限らず、今後活用が期待さ
れる方法である。
【0026】本発明方法の最も優れている点は、製品等
へのバーコードの付与によって、特段の経費を要するこ
となく、廃棄物の分別回収を極めて能率的に行いうる社
会的公共性のある廃棄物回収またはリサイクルシステム
を確立し得ることにある。即ち、製品等へのバーコード
の付与は、製品等に商品名やメーカー名を印刷する時
に、さほどの追加出費も無く同時に行うことができる。
また、バーコードの読み取り機は、原理的にはスーパー
マーケットのレジ等で見られるものでよく、特別な大型
設備を必要としない。その際望むべくは、製品等へのバ
ーコードの付与を社会的な制度として確立することであ
る。
【0027】
【発明の効果】以上に記述したように、増加の一途をた
どる産業的、一般的廃棄物を迅速に分別し、有用資源を
分別回収し、再利用等の有効活用をはかり、一方、有用
資源を分離した残渣の迅速な処理を行うトータルな廃棄
物分別回収システムにおいて、分別用のバーコードを製
品等に付与し、該バーコードを読み取ることによって廃
棄物をオンラインで分別回収する方法およびシステム
は、極めて有効であり、その工業的価値は頗る大であ
る。さらに、見えないバーコードを製品等に付与する方
法は、バーコード付与による廃棄物の分別回収適用範囲
をさらに拡大し得るものと考えられる。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製品または該製品を構成する部分品に、
    選別分類すべき目的別のバーコードを予め付与してお
    き、該製品または部分品が廃棄物となった時、該廃棄物
    のバーコードを読み取ることによって廃棄物を選別分類
    することを特徴とする廃棄物の分別回収方法。
  2. 【請求項2】 ガラスビン、金属缶、プラスチックボト
    ル、紙パック、ゴム製容器等の容器類に、素材別バーコ
    ードを予め印刷しておき、該容器類が廃棄物となった
    時、該廃棄物のバーコードを読み取ることによって分別
    回収することを特徴とする容器類廃棄物の分別回収方
    法。
  3. 【請求項3】 プラスチック容器に、プラスチックの種
    類別バーコードを予め印刷しておき、該容器が廃棄物と
    なった時、該廃棄物のバーコードを読み取ることによっ
    て分別回収することを特徴とするプラスチック容器廃棄
    物の分別回収方法。
  4. 【請求項4】 ボトル型プラスチック容器の筒状部の外
    周部に、リング状にプラスチックの種類別バーコードを
    予め印刷しておき、該容器が廃棄物となった時、該廃棄
    物のバーコードを読み取ることによってプラスチックの
    種類ごとに分別回収することを特徴とするボトル型プラ
    スチック容器の分別回収方法。
  5. 【請求項5】 ガラスビンの筒状部の外周部に、リング
    状にガラスの色別、種類別バーコードを予め印刷してお
    き、該ガラスビンが廃棄物となった時、該ガラスビンの
    バーコードを読み取ることによって色別、種類別に分別
    回収することを特徴とするガラスビン廃棄物の分別回収
    方法。
  6. 【請求項6】 金属缶の筒状部の外周部に、リング状に
    金属の種類別バーコードを予め印刷しておき、該金属缶
    が廃棄物となった時、該金属缶のバーコードを読み取る
    ことによって分別回収することを特徴とする金属缶廃棄
    物の分別回収方法。
  7. 【請求項7】 電池の筒状部の外周部に、リング状に電
    池の種類別バーコードを印刷しておき、該電池が廃棄物
    となった時、該電池のバーコードを読み取ることによっ
    て分別回収することを特徴とする電池廃棄物の分別回収
    方法。
  8. 【請求項8】 紙パックの角柱筒状部の外周部に、角リ
    ング状に紙の種類別バーコードを予め印刷しておき、該
    紙パックが廃棄物となった時、該紙パックのバーコード
    を読み取ることによって分別回収することを特徴とする
    紙パック廃棄物の分別回収方法。
  9. 【請求項9】 バーコード読み取り装置の光源が可視光
    線であり、バーコードが白黒バーコードであるバーコー
    ド読み取りシステムを用いた請求項1から請求項8に記
    載の方法。
  10. 【請求項10】 バーコード読み取り装置の光源が赤外
    線または紫外線光源であり、バーコードを構成する物質
    が赤外線または紫外線には反応するが、可視光線に対し
    ては無色透明な物質であるバーコードを用いたバーコー
    ド読み取りシステムを用いた請求項1から請求項8に記
    載の方法。
  11. 【請求項11】 太陽光線下で有色の顔料および染料を
    請求項10に記載の無色透明な物質に添加または重ねる
    ことにより、彩色バーコードとした請求項10に記載の
    方法。
  12. 【請求項12】 請求項9から請求項11に記載のバー
    コード読み取りシステムと該読み取り情報をオンライン
    処理し、分別機の分別動作に同期させた廃棄物分別回収
    システム。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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